Click Here!

ネット版旅の手帳HP。日本全国の宿、及び沖縄ツアーの情報も。

Click Here!

格安航空券多数。沖縄格安ツアー情報も。見てね。

 

ひとりごと

スピッツ

 

2005/10/28

いい天気になって夏のような陽気になる日もあれば、

北風の強さに寒さで震える日も出てきました。

沖縄本島は季節の変わり目。

夏から冬へ。

南国の秋はとんと短い。

夏場には十分明るかった18時ごろが、

すでに真っ暗け。

 

昨日は飛び入りで体験ダイビングのお客様が4名入ったのだが、

1984年生まれの女性達でした。

生年月日を見て、感慨深いものがありました。

1984年といえば、私は14歳で詰襟の学生服を着、

ステージの上ではヴァン・ヘレンがジャンプを歌い、

1984というタイトルのアルバムを出していた時代だ。

そんな時に生まれた子供がもう成人しているのかー・・・・。

 

やれやれ。

 

私も歳を取るというものだ。

みなさんも、年を取るというものだ。

モルディブで働いていた当時は、21歳だったので、

接するお客様ほぼすべてが年上。

失礼なことも多々あったと思うが、

若気の至りで済ませられる年頃でしたな。

まだ海外で働いていた日本人ダイビングインストラクターが少ない時代だったので、

お客様にもちやほやされてかわいがっていただきました。

その頃モルディブで働いていて、いまもダイビングしてるのを知っている人って、

現在ブルーシャークを経営しているキヨリンと・・・・、いや、

キヨリンぐらいか・・・・。

 

それがいつのまにか、同年代がお客様になり、

今では年下をガイドすることも全然珍しくない。

オジサンになったものだ。

周囲を見回せば、やはり若いガイドさんが多い。

 

若いガイドさんと私のようなおじさんのガイドさん、

違いはどこに現れるべきであろうか?

もちろんガイド中の落ち着きという点では、負けるわけにはいかないだろうけれど、

テンションという面ではなかなか若者にはついていけなくなってしまう。

何について書くか?

ふむ。ガイド中の落ち着きか・・・・。

 

私だって新米ガイドの時は、ガイドが慌しかったからねー・・・。

串本でガイドしている時は、透明度も悪かったし、

まずボートまで無事に帰ってくることに必死だった。

コースの確認に四苦八苦で生物なんて二の次になってしまう。

モルディブに飛んで、今度は激流にてんてこまい。

ドリフトダイビングだからボートに戻る必要はないのだけれど、

一緒に潜っているグールプがはぐれないかどうか・・・、

その管理に右往左往・・・・。

しかし右往左往しつつも横を大物が通過していくのが

モルディブの海だったので、なんとかガイドは成立していました。

 

でもモルディブでガイドして、その後串本などでガイドすると、

やっぱり初めのころより落ち着いてガイドできているんですよね。

実感としてそれがわかる。

海の中での感覚が鋭くなっているとでもいいましょうか?

以前よりもボートの場所が明確に頭の中で描けたし、

ポイントの地図を頭の中に広く俯瞰に描れました。

その中で自分のガイドコースをつなげていけたし、

お客様のエアー消費なども計算に入れつつ、

コースを選べた。

 

違う海での経験というのはとても大切なのだ。

恩納村だけで潜っているよりは、

たくさんの海で未体験の流れに遭遇し、いろんな環境で潜り、

異なる生物に出会えれば、ガイドの腕はもっとあがるのだ。

これは私の経験から確実にそうだと言える。

そうでならなければならないし、そうならないのは勉強が足りないのだ。

 

ここで大切なのは、ガイドする時の目標設定であーる。

やっぱり・・・・、ただ何かいないかなー・・・・と探して潜るよりも、

ここのポイントの流れはなぜこう流れるのか? とか、

こことここでどうやって流れの向きが変わるのか? とか、

どの魚が1番流れの向きに敏感に反応しているだろうか? とか、

なぜここには砂がこの向きにたまるのだろうか? とかとか。

いろいろ考えながら潜っていき、自分なりの答えを見つけていくのは

とても楽しいし、かなり役立つ。

 

実際、現在の私がいろんな環境の海にチャレンジできるかどうかの目安には

その頃の経験が一役も二役も手伝ってくれているのだ。

 

ガイドなんて、適当にやればどこまでも適当にできるし、

真剣にやれば、それなりにリアクションの返って来る

おもしろいお仕事であります。

 

ふむふむ。

しかし目標設定の大事さというのは書きながら痛感。

今の私は目標設定を失っているのか・・・、持っているのか?

オジサン化してくると、目標が現状維持という言葉に置き換わってしまうのだが、

やはり目標は大事だよね。

さてさて来月、11月はとても暇な日が多いので、

ぜひとも皆様遊びに来てくださいませ。

 

落ち着きのあるガイドというものを繰り広げていますぜ。

 

2005/10/22

また間隔が空いてしまった。

忙しかったか?

と問われれば、「いいや」と答えるし、

じゃ、なんで更新しないのか?

と問われると、「「忙しかったから」としか答えられない。

 

ふむ。

 

まぁーダイビングしなくてもやらねばならないことはいろいろあるもんだ。

社会人って大変だね。

 

10月の連休以降、荒れてしまった海がなかなか元に戻らない。

今日も北風が強い。昨日だけちょっとましだった。

明日も明後日も北風の予報。

このまま秋が短くて、冬に直行するのだろうか?

水温はドンドン低下している。

今日は26度を記録。

いかんねー・・・・。

フードベストを着用しだしてしまったぞ。

 

11月に遊びに来る人は防寒対策を考え出した方がいいかもしれない。

11月、12月共にまだまだ空いているので、

どしどし遊びにきてもらいたい。

北部のポイントはガンガン潜れるし、

内湾環境のポイントならば、冬場も楽しめるよ。

エキジット後の寒さもお湯を浴びて暖を取れば、なにするものぞ。

 

内湾的環境のネックとして透明度の悪さがあげられるが、

それも徐々におさまっていくだろう。

冬場の楽しみ方として提唱していきたい。

外洋は荒れていても、内湾は穏やかな場合が多いからね。

 

さてさて、恩納村フォトコンテストが終わった。

各賞はもうすぐ発表できるのだが、

個人的な感想を述べたい。

 

まず思ったことは、予想以上に応募枚数があったこと。

これには驚いたが、各ショップの熱心な勧誘が実を結んだ結果であろう。

そしてデジカメ部門と、スチール部門に分かれていたのだが、

(スチール写真というのは、普通の一眼レフのカメラで撮影した写真のことであーる)

どちらの部門にもたくさんの応募がありました。

やっぱり全体を通して見ると、スチール写真の美しさというのは、

まだまだ如実に現れていました。

やっぱりきれいだ。

苦労して撮影されている甲斐があるというものです。

 

デジカメの方は、写真をプリントに焼いて応募していただいたのだが、

そのプリントの技術の差というものがものすごくありました。

雑に焼いてあるものは、それだけでやっぱりきれいじゃないし、

選ばれないでしょう。

ちゃんとした写真屋さんで丁寧に焼かれたであろうものは、

それなりに見られるし、楽しめました。

 

みんないろんな写真をちゃんと撮っているんだなー・・・と改めて実感。

被写体もいろいろ。

ジャパピグからピグミーシーホース、ホタテツノハゼ、ナカモトイロワケハゼ、

スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、トウアカクマノミ、ウデフリツノザヤウミウシ、

カクレクマノミ、イロイザリウオ、オオモンイザリウオ、クマドリイザリウオ、

ツバメウオ、ウミウシカクレエビなどなど。

 

アイドルと称される生物がとても多かった。

各ショップがみんないろいろ見つけて、良いガイドしているんだなー・・・と思ったし、

あくびしている場面が撮られていたり、背びれがびよぉーんと開いていたりしていると、

それなりに時間をかけて撮影されているのだなー・・・と納得。

 

時間をかけないとやっぱりいい写真って撮れない。

写真撮ったことある人で、この意見に賛成しない人っていないでしょ?

たくさんのダイバーを連れてガイドしていると、

なかなかひとつの被写体にゆっくり時間をかけさせてあげられない。

みんながゆっくりしたい人ばかりではないし、

いろいろ見て回りたい人もいるだろうし・・・・、

 

ふむふむ。

 

なかなか100点のガイドというものは成立しないが、

ある程度のラインでいろんなところに線をひいていかないと、

安全なダイビングというものまでがおろそかになってしまう。

 

やれやれ。

 

それでも良い写真を撮っていただき、

「こんなん撮れました!」と見せてもらえると、

ガイドとしては嬉しいわけで、

なんとかガイド業を頑張りたいものであります。

 

フォトコンは来年もあるのでスピッツのお客様が賞を取れるように

がんばってガイドするので、

デジカメでも一眼でもいい写真を撮りましょうね。

でも、いい写真っていうのもどーよ?

なんかアバウトな言い方だよね。

 

写真の評価というのは何が良くて、悪いってのはなかなか判断しにくい。

判断の基準が統一されていないからね。

美しさというものに基準はないし、価値観の問題だ。

ふむ。

いい写真だねー・・・・というセリフは実に便利な言葉だね。

 

曖昧ゆえに良さが出る。

 

曖昧さを嫌う英語なんかではどう使うんだろうか?

単純に「GOOD PICTURE」でいいのかなぁー・・・。

 

2005/10/13

ふぅー・・・。

なんだかんだで、全然更新されていない。

申し訳ないねー・・・。

 

まずはいろいろ報告せねばならないことがあーる。

初めに恩納村ダイビングフェスティバルのことであーる。

今年で初めて開催されるこのフェスティバル、

企画者や協力者も共に暗中模索の中、

試行錯誤を繰り返し、10/8日に開幕。

快晴の青空とペタペタの海面にほのぼのダイビングが・・・・、

できたのもこの午前中のみ。

午後からは北東風が強まり、風波が立つ。

そしてどこからともなく西寄りのうねりが・・・・。

あれれれ?

台風もないのに・・・?

と思っていたら、夕方にはとんでもないうねりになっちゃった。

そのままの流れで海は荒れていき、

10/9のギネスに挑戦ダイビングは、海況不良のため、流れてしまいました。

午後にも再チャレンジを試みましたが、断念したもよう・・・。

模様・・・と言っているのは、スピッツチームは午後のギネスダイビングには参加せずに

普通に潜っていたからであります・・・。

実行委員の方たちが海を見て判断されたのだ。

 

9日の晩にはバーベキューパーティーをかねた打ち上げがあり、

そこでフォトコンテストの発表&投票もあり、琉舞あり、エイサーありの

ちょっとしたイベントでありました。企画された皆々様の気苦労がしのばれる。

私はというと・・・、ほとんど参加しているだけ・・・って感じでした。

でも、スタッフが他にいるわけではないので、

本業の方が入っていれば、それをしていかねばならないので、

フェスティバルの準備中心には絶対動けないので、

まぁーしょうがない・・・、よね?

 

翌日の10日の午前中にギネスに再挑戦。

海は9日同様に荒れていたのだが、

万座ビーチホテルの湾内を利用して、

水面だけで輪を作り、ギネス達成、とりあえずできたようです。

最終的な参加人数は82名となりました。

私は・・・、すでに体験ダイビングのご予約を頂いていたため、

参加できませんでした。とほほほ・・・・。

 

10日の夕方にはダイビングフェスティバルの締めとして

ビーチクリーンを行いました。

万座毛周辺の遊歩道沿いを約40名ほどで掃除しました。

あいかわらずゴミは多い。

目に見えるところではなく、防塩林の隙間などによく見られる。

発泡スチロールの破片が1番多い。空き缶も空き瓶も多い。

廃タイヤも転がっていたし、使い古された車のバッテリーなども放置されていた。

 

一ヶ月に一度は恩納村のダイビングショップが集まって、

ビーチクリーン活動をしています。

これはずっと継続されていくので、まだまだ続くし、

飽きもせずゴミはたまるのだ。

 

とにかく、当初計画されていた、

水中でダイバーが輪を作り、そのまま浮上し、

水面に200名近いダイバーの輪がニョッコリ現れる・・・・という

青写真は描かれなかったが、悪海況の中、無事故で82名の輪ができてのは素晴らしかった。

なによりもすばらしかったのは、無事故で終えられたということ。

9日のギネス挑戦中止の決断はまさに苦渋の選択・・・・と

いう言葉通りの決断だったであろうが、

決行のGOサインを出すよりも、

中止を決断する方が何十倍も勇気がいるのだ。

 

その昔、モルディブで働いていた時、

悪天候になり、ボートダイビングを中止にするかどうか?

という決断をするとき、いつもそう思っていた。

 

せっかく休暇を取って、お金を使って、数十時間も飛行機に乗って、

モルディブまで来てくれた皆さんの気持ちを考えると、

ボートを出してあげたいという気持ちが出るのは人情であーる。

しかしなにかが起こってから、「いや、人情ですから」

と言ってもその好意は通らないし、非難されるでしょう。

安全管理というのは、今回のフェスティバル企画思案中も常に

みんなが考えていたことで、どのようなトラブルが発生しても

対処できるように、いろいろなトラブルーケースを考えてシュミレーションしていた。

 

当日、9日の海況を見て、実際に早朝から船を出して、

イベント開催予定ポイントに潜り、

当日の流れやうねり、透明度を踏まえたうえで出された

中止という決断はまさに英断であり、

自分達の努力に流されないしっかりした大人の決断でした。

決断者のみなさんに拍手。

 

さて、そのイベントの様子が、10/10の夕方のニュースで

沖縄では報道されました。

沖縄の人、みんな見たかい?

本日、13日の18時30分ごろ、

QABにて5〜6分くらいの映像でまた流されるようです。

そしてこのイベントのドキュメンタリー番組が

10/22の深夜2時ごろより、関東圏のテレ朝系で流れる予定だそうです。

関東圏のお客様は見ていただきたい。

私も見てみたいものだ。どんな番組なんだろうか?

 

えーと、そして・・・。

なにがあったっけな・・・・。

 

そうそう台風20号、沖縄の南方海上でぐるぐるしていますね。

ゆっくり北上するみたいだが、またもやそれてしまいそう。

現在の沖縄本島、10月も中旬だというのに、

水温がまだ28〜29度もある。

温かいのは嬉しいことだが、ちょっと温かすぎて、なんか怖い。

今度の台風が直撃しなければ、まだまだこの水温は続きそう。

11月も温かく潜れるかもしれない。

みんな遊びにおいでね。

 

前々回のひとりごとに、

連休ぅぅ、フゥオォォォォォォなどと書いたら、

私のことを常にそーいうことを言う人だというイメージでスピッツに遊びに来てくれた

お客様がおられまして、

HP上での私と実際の私とのギャップに戸惑っておられたようであるが、

初対面の人に向かってハードゲイのように「ふぅおぉぉぉぉぉ」と叫べるほど、

まだまだ私は自暴自棄になっていないし、

水中をガイドするというお仕事上、お客様から信頼されたい立場な訳だし、

ほとんど初対面で、「ふぅおぉぉぉぉぉ」とシャウトできないでしょう?

一般的に考えて、冷静な対応をしていた方が信頼されそうであーる。

そーいう社会的立場というものを、齢(よわい)34歳にして

ようやく気にできるようになったということで、

ギャップが出るのは至極当然であります。

 

他にスタッフがいるショップならば、

その中の1人がおちゃらけて「ふぅおぉぉぉぉ」と叫んでいても、

盛り上げ役として重要なポストを占められるが、

スタッフが私だけのスピッツで私がボケても、

誰も突っ込んではくれないので、ひとりで落とさなければならず、

それも辛い。(真弓が手伝ってくれている時は助かっているけれど)

いやいや、なかなか、どうしてどうして・・・、

ぴん芸人は大変だ。

 

さて、そろそろログを書かないと、

ずっとたまっているからな・・・・。

ひとりこどはまた書きに来れるからね。

 

では、チャオ。

 

2005/10/7

さぁー・・・、10月だ。

この連休期間中に初めての試みとして、

恩納村ダイビングフェスティバルというのが催されます。

 

日中のイベントとしては、

ギネスに挑戦ということで、

200人近いダイバーが水面で手を繋ぎ大きな輪を作ります。

テレビ局もヘリコプターで撮影に来るし、

ボートもいっぱい出て、かなり大掛かりなものになりそう。

 

私は企画段階ではそんなにかかわっていないので、

参加するのみだが、

企画している近隣のショップの皆さんはかなり忙しそうであーる。

ご苦労様。

10/9の午前中にギネスに挑戦するのだが、

まだ人数が足りないようで、人数集めに西へ東へ・・・という感じの

恩納村のショップの面々であります。

飛び込みでもいいので、来れる人は参加してね。

世古の携帯にお電話してくださいませ。

 

夜にはバーベキューパーティーがあり、

そこの会場では先日締め切った恩納村フォトコンテストの最終審査が行われる。

10/3に一次審査をショップスタッフが集まって実施。

応募写真は500枚近く集まりました。

たいしたもんだ。

その中から60枚の写真をチョイス。

バーベキューパーティー会場でこの60枚を公開し、

来場していただいた皆さんに気に入った一枚を投票していただき、

グランプリを決定するのだ。

各ショップから集まったお客様や地元の方々の投票で

入賞作品が決まるというなかなか型破りなコンテストである。

 

コンテストの入賞作品は可能であれば、

ここでも紹介していきたいものだ。

ちなみにスピッツからは4作品が一次審査を通過しています。

どうなることやら?

 

さてさて、スピッツTシャツが無事に出来上がり、

リピータを中心に買っていってくれる人がポツポツ出てきた。

私が書いたデザインのようだが、ジョーフィッシュの下書きぐらいしか担当していない。

ほとんどすべてのデザインを担当したのは真弓であーる。

絵を描けるのとデザインが上手いのとはまったく別のジャンルでありますね・・・。

今回のことで痛感。

私よりは真弓の方がかわいいものや綺麗なものに対するアンテナが敏感なので、

実に適役だったと思う。

私はどちらかというと、服は着られればいいし、

車は乗れればいいというタイプだからね。

 

では、また明日から潜りましょうかね。