■2014/3月ログブック
3/29 曇り 気温 23℃ 水温 21℃ 南東風 波高 2.0M 透明度 10〜20M
今日で3月のダイビングは終了。もうすでに今年も三ヶ月が終了とは・・・。すはっ!! 早い。早すぎるなー。しかし水温も徐々に・・・・しかし確実に上昇しており冬の終わりと春の到来をビンビン感じずにはいられません。
午前はトレッキングだったので、午後から地元のリピーターさん2名さまと潜ってきました。昨日楽しかったポイントにリピートして、またフリソデエビを見てきました。
ペアでプリプリで隠れなくて、石ころのひとつもめくらないで見られるんで、もう最高です。左の小さい方の個体は盛んにハサミを動かしていました。
まるでダンスを踊っているかのようです。楽しいねー。そのすぐ近くにいたモンガラキセワタだと思われるウミウシ。でもこんなにすっきりした模様の個体はあんまり見たことがありません。
クリヤイロウミウシとアラリウミウシがいまして、
黄色いハダカハオコゼはお客様の発見。またここにアイドルが増えた。楽しいねー。
シラナミイロウミウシもプリプリでした。
キャラメルウミウシは久しぶりの出会いだと思う。
休憩のあいだに尺取虫と戯れました。顔が楽しいね。
黒いのは目なのか、ハナなのか? はたまたただの模様なのか・・・。
ヨウジウオの仲間がいましたが、名前はわからないです・・・。
ヒポカンパス・センベルスィはここんとこずっと見られるアイドルですね。場所を荒らさないよう、見守ってあげたい。
オレンジ色の綺麗なカニがいました。名前は図鑑をざざっーと見たのだが載っていなかったように思います。
このエビも・・・・。
最後はうねりが少し入ってきました。今晩から雨の予報です。
3/28 晴れ 気温 24℃ 水温 21℃ 南東風 波高 2.0M 透明度 20〜25M
内地のショップさんの最終日。昨日はどろんこになったので、今日はサンゴ礁域でのんびり・・・・と。お目当てのヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウなどを紹介しつつ・・・、ダテハゼspもいました。
そこそこ大きな個体が2個体いましたよ。
ペリクリメネス・レピドゥスでもいないかなーと探していたら、別の種類のエビがいました。あなたは・・・・、誰?
ウミウサギガイの仲間かな・・・。ソフトコーラルを食べていました。
カノコウロコウミウシがヒット。嬉しいですねー。
2本目もハゼを探しに行ってきました。私はダテハゼspにもうすこし接近して撮影。お客様は気に入ったヤシャハぜなどと格闘されていました。
ここはヒレナガネジリンボウも多いです。背びれでお互いに触れ合いながら会話でもしているかのようでした。
カクレモエビの仲間・・・かな。体長は15ミリほど。
TG2のスーパーマクロで最短ズームでストロボ強制発光モードで撮影。15ミリのエビの目にピントが合います。もちろんマクロレンズはつけていません。
お客様が見つけて教えてくれたフリソデエビ。少し奥まった場所でこちらを凝視していました。
だけれど、そんなに完璧に囲まれた場所じゃないので、ちょっと手前に出てきてもらうことも可能。うーん・・・。プリプリだ。
波の影響を受ける浅瀬ではキッカミノウミウシが登場。
こちらではフサウミナメクジがかたまっていました。
ナメクジという名前がついていますが、模様、色彩などはとても美しいです。個人的に好きなウミウシのひとつであります。
アイドルは不変なり。ヒポカンパス・センベルスィ。
まだまだ頑張ってペアで見られていますよ。
触覚に点々があるねー、テンテンコノハミドリガイでしょう。
コノハガニが変なことになっている・・・と思ってみていたら、どうやら脱皮しているところだったようです。
アミメベンケイハゼにも遭遇。しかも良い場所で出会えたので、みんなでじっくり見ることができました。よかった。
お客さんもたくさん写真が撮れたようで、よかったですねー。
3/27 晴れ 気温 23℃ 水温 20〜21℃ 北東風 波高 2.0M 透明度 1〜10M
今日はツアーの中日。どろんこダイブのリクエストをいただいていたので、風向き、波などを考慮に入れて、中日の今日に敢行。
まずはウシオニハゼを目指してどろんこに・・・。
お客様が見つけたのは、オナガウツボの老成個体だと思われるもの。
泥地に開いた巨大な穴の中から顔を出していました。白くて大きすぎて、最高に怖い。一人で潜っている時に出会わなくてよかったー。
コブシガニの仲間でしょう。
ハラマキハゼもいましたし・・・、
またへんてこりんなヨウジウオの仲間がいました・・・。
この季節、ヤツシハゼは良い色が出ていますねー。
腹びれが美しいです。
ミミックオクトパスなのかな? タコに出会いました。
と、3本ともにどろんこ・・・。泥にまみれても楽しそうなお客様方でした。
3/26 晴れ 気温 25℃ 水温 20〜21℃ 西風 波高 2.0M 透明度 10〜25M
今日から内地のダイブショップさんのツアーで三日間潜ります。ありがとうございます。海はペタペタなので、リクエストのピグミーシーホースを狙ってきましたが、予想以上にエントリーエグジットがハードだったので、お客様が疲れてしまったのたで、無理をせず、二本目は穏やかな内湾をセレクト。
ナギサノツユに出会えました。
コッカレルラスにも出会えました。いい場所にいましたねー。
全身はこんな魚です。
三本目はまた綺麗な海に戻りました。お客様の体力も回復傾向。クロヘリアメフラシがいましたよ。
私は撮影していませんが、ホタテツノハゼ、ピグミーシーホースなどのアイドルを初日は押さえられました。みなさんも来られるときは見たいものなどリクエストを事前に教えといてくださいねー。
3/23 晴れ 気温 19℃ 水温 20〜21℃ 北東風 波高 2.0M 透明度 5〜10M
地元のお客様と2ダイブ。
なにかヒットはいないかなーとウロウロしましたが、特にこれといったヒットとは出会えませんでした。
そーいう日もあります。ヤツシハゼのカラフルな個体を探してみたり・・・・、
ウミシダに隠れているエビを見つけたり・・・、
ミドリアマモウミウシを探してみたり・・・、
ヨコシマエビとバブルで遊んでみたり・・・、
そこに乱入してきたカニとも遊ばれたり、
ミドリリュウグウウミウシがいたり、
オキスズメダイが育卵している場面に出会ったり・・・、
コマチコシオリエビにも出会いました。
ささやかなネタたちと小さな喜びを噛み締めつつダイビング。レア種がでなくたって、ヒットがでなくたって、ゲームを作れる定番ネタたちがいっぱいいますので、問題なしです。
3/16 曇り 気温 20℃ 水温 21℃ 南東風 波高 1.5M 透明度 25M
今日はボートで2本潜ってきました。サラサウミウシのこのバージョンは綺麗だね。
昔はヒャンメウミウシとか言っていたと記憶していますが、その名前も納得ですよね。丸い目の模様がいっぱいです。
トサヤッコの子供がいました。かわいい。大好きです。
スミレナガハナダイは尻ビレに注目してあげてね。ビビットな色彩でびっくりしちゃうよね。
ノコギリハギとシマキンチャクフグ並んでいましたよ。
ポイントを変えれば・・・、タツノハトコがいました。
なんじゃこりゃー? と思ったけれど・・・・、こうやって見てみると・・・、タスジミドリガイの身体が切れている個体なのかな・・・。
えーと・・・、だれだったかな・・・。
小さいカエルアンコウを探していたのだけれど、最後の最後にようやく発見。でも黒色だった。赤色がいればよかったのになー。
普通に撮っていると、黒すぎて目がどこにあるのか? 上手に撮れない・・・・、ので、
露出補正してプラス2.0まであげてみた。すると白い場所は当然飛びます。
でも黒いカエルアンコウはちと明るく写るので、目の場所などもわかりやすくなっています。どんな感じで撮りたいか、よく考えて、設定をいじると、いろいろな風に撮れて楽しいですよ。
さぁー春に向かって、いろいろ出てきてくれるのかなー・・・、これから。
3/12 曇り 気温 21℃ 水温 20〜21℃ 南東風 波高 2.0M 透明度 25M
お客様がいると徐々に海が穏やかになってくる。今日の南風はラッキー以外のなにものでもありません。今晩からまた荒れる予報ですから。
で、そんな中、ペタペタの西海岸の海を潜ってきました。こげ茶色のハダカハオコゼを見たりしつつも、ターゲットとしていたピグミーシーホースは空振りしてしまいました。とほほほほ・・・・。
で、ウミウシに走ってしまうのはこの季節の性。グロッソドリス・トムスミスイはまだ和名のない学名だけのウミウシです。
カクレモエビの仲間は2個体いました。
浅瀬ではカンザシヤドカリで遊べてしまうぐらい底揺れもしていませんでした。まず周囲が紫のお花バージョン。
周囲がオレンジのお花バージョンも・・・・。
茶色のお花バージョンも・・・・。
途中の岩穴にはサザエなんぞも。沖縄のサザエはゴツゴツしていなくって、つるつるの貝殻です。
同じ紫のお花畑でも、場所によって色彩の濃淡があり、いろいろ遊べます。
黄色いピグミーシーホースもいるかなーと探しに行きましたが、いませんでした。ホシゾラワラエビの子供がいたので、ちょこっと記念撮影。
浅い場所で綺麗な色のイソギンチャクとハマクマノミで遊びましょう。ここのイソギンチャクは一時元気がなかったけれど、最近また元気になってきてくれて嬉しい限り。久しぶりにこうやって写真を撮ると、やっぱり独特な色合いしていますね。
バサラカクレエビは大きかったです。
ハマクマノミの子供は白い線が2本でした。
ミツイラメリウミウシがいました。触覚のギザキザがチャームポイントです。
キイロウミウシに、
イボヤギヤドリイトカケがイボヤギにストローを刺してチューチュー吸っている場面に遭遇。いちおうガイドネタとして紹介。
アラリウミウシに、
アカテンイロウミウシもいました。
三本目は青の洞窟に入ってきました。たくさんのスノーケラーが泳いでいたので、水面から足が伸びているいつもの青の洞窟の風景が楽しめました。
最後は雨降りも強くなってきて、夜には土砂降りになってしまいました。
3/11 晴れ 気温 19℃ 水温 20〜21℃ 北東風 波高 1.5〜2.0M 透明度 5〜8M
突然・・・、でもないが、新規のお客様に来店していただき、ありがたいスピッツであります。今日、明日の二日間よろしくお願いいたします。ポイント選びは慎重に。風向きと波を考慮し、お客様のリクエストも胸に刻んでポイントを選択。
なかなかの透明度に恵まれてガイドも楽勝です。イソギンチャクエビはプリプリなサイズで登場。
ウスゲショウハゼはたくさんいますが、普段あんまり向き合ったことはない。よく見るといろんな色が体に入っていますね。
ハゼは決して多くなかったのですが、ヤツシハゼが良い色になっていました。
個人的に好きな魚、ウナギギンポが登場。こんな形でギンポなんだから、創造の神様は本当に・・・、遊びすぎなんじゃないの? って思ってしまうけれど、いろんな生物がいて本当に自然は飽きないですよねー。
顔部分のアップ。この水色の微妙なアンニュイな感じが泥地の生物とは思えないディープインパクトを残しますね。なんか・・・、カタカナ多いね。ルー大柴みたい。
ミドリアマモウミウシが見られるようになったってことは、ミルが増えてきたってこと。いいねぇー。
ヨコシマエビは定番アイドル。
バブルを利用して遊んでみましょう。
こちらもいつでも見られるサラサハゼですが、ペアで寄り添って、ヒレを開いてくれてる・・・、撮ってぇーって感じなので、ぜひ撮ってあげましょうね。
お客様は泥エリアはほとんど未経験ということでしたが、どうして、どうして、実に素晴らしい中性浮力で上手に潜っておられました。
初めての泥地ダイビングも楽しんでいただけたようで、良きことかな・・・。私も嬉しい。
3/9 曇り、雨 気温 17℃ 水温 20〜21℃ 北風 波高 2.5M 透明度 25M
久しぶりにケラマに行ってきました。国定公園化され、今後沖縄本島からは一部の業者しか利用できなくなるとか・・・、ならないとか・・・。いまだになにも正式には決まっていなくて暗中模索ですが、決まっていないってことは私にもまだ行くチャンスがあるってことで、お客様のケラマリクエストにお答えして行ってきました。
これが最後になるかもしれないですけれどね。
で、ケラマ。今日も天気は悪くって、なかなか晴れ間も見えず、雨は本降りで、風も強く、波も高い。おかげでケラマまで渡れず、チービシで止まって潜りましたが、意外にもお客様的にはチービシがツボだったようで、とても楽しんでもらえました。感謝。
見たいと言っていた、サメ・・・は、ネムリブカが登場。岩の下でおとなしくしていました。
そして、エイも見たいなぁーと思っていたら、ラッキーなことにマダラエイに遭遇。しかも大きかった・・・。
そして定番のカメにも出会えました。全然逃げなかったので、このままここでお客様とも記念撮影できたし、素晴らしい出会いでした。
あんなに雨が降ったのに、チービシはまだ水が綺麗でした。沖縄本島のビーチポイントで潜っていたらこの透明度は見れなかっただろうし、やっぱり沖縄のイメージっていえば、透明度最高の青い海、サンゴ盛り盛りだろうから、普段の私のダイビングスタイルとはかけ離れているけれど、こーいうダイビングはやっぱり万人受けするよねー。
でも、私じゃなくても、ガイドできる人はいっぱいいるだろうけれどね。
で、反対にいつも潜っている内湾、泥地エリアなんかはちゃんとガイドするには難しいって感じが・・・・するのかなー・・・。
まぁーどこかで自分の色を出していかないと、ショップの色も出していけないし、その出せる色がたくさんあるほど、お客様のニーズにより細かく対応できるだろうし、私としては、12色のクレヨンになるよりも、24色、48色のクレヨンになるべきだよねー。
ってことで、日々頑張りましょう。
3/8 曇り、雨 気温 16℃ 水温 20〜21℃ 北東風 波高 1.5M 透明度 25M
今日からケラマクリエストのお客様なので、二日連続でケラマです。今日は波もまだ控えめで、ケラマまで渡れました。
講習終わりたて・・・ぐらいのお客様だったので、その方に合わせて水中でのコースや水深、潜水時間などを調整。
そのせいもあってか、3本目を潜る頃にはかなり水慣れして潜っておられました。
快適なボート、エントリー・エグジットしやすいハシゴ、ストレスのかからない水中の透明度、流れのない穏やかな海、探さずとも視界に入ってくる魚たち・・・・など、プラスイメージに作用する対象がてんこもりのケラマであるが故・・・ですかね・・・。
明日も頑張りましょう。
3/3 曇り 気温 19℃ 水温 20〜21℃ 北東風 波高 1.5M 透明度 15M
ウミウシダイブの二日目です。今日は海が穏やかになりましたので、ウミウシの宝庫に行ってきました。風も良い風になりましたからね。
ジュッテンイロウミウシに、
セラトソマ・シヌアータムはけっこう大きかったです。
アオミノウミウシ科の1種かな。こちらは小さかったです。
トルンナ・ダニエラエに、
おぅー。お客様リクエストでもあったチギレユキイロウミウシ。
コンペイトウウミウシに、
キッカミノウミウシ。
ミヤコウミウシに、
うーん・・・。ホシクズミノウミウシっぽいね、このひと・・・。
テントウウミウシは久しぶりの出会いです。かわいかったー。サイズは2ミリぐらい。
プラティドーリス・サングイネア というレア種だったのね・・・、知らなかった。
遠くにグルクンが群れていました。
ウツセミミノウミウシはお客様の発見。
コンペイトウコブシガニ。昼間にも当たればいるんですねー。
アオミノウミウシ科の一種でしょう。
コソデウミウシもかわいす。
アズキウミウシかな・・・。
キンチャクガニは赤い卵いっぱいでした。
いろいろ見れましたね。
3/2 曇り 気温 20℃ 水温 20〜21℃ 北風 波高 2.0M 透明度 5M
今日からウミウシダイブスタート・・・・といっても、たった二日間ですけれどね。
昨日までは穏やかな沖縄だったのだが、今日から荒れてます。
ヒョウモンツバメガイかな。
シャコ? エビシャコの仲間が砂地をウロウロしていました。
イッポンテグリも発見。
ヨワタマゴガイかな・・・。
ヤジリハゼがいました。
ウサギモウミウシがいたり、
ウスバネウミコチョウはようやく大量発生していました。ウミウシの種類は少なかったのですが、ここの泥地にはこのウスバネさんがいっぱいいました。
オショロミノウミウシ属の1種はお客様の発見。
アズキウミウシはかわいいサイズでした。
ヤマトワグシミノウミウシはたまにしか出会えません。
ナマコウミウシ。
ミカドウミウシに、
綺麗な緑色のエビが・・・・、フィコカリス・シムランス。和名がつく・・・と聞いてから論文の作業がなかなか進まないエビのひとつですねー。いになったら和名がつくのだろうか・・・・。でも、こんなに綺麗な緑色の個体は珍しいです。
ニンジンヒカリウミウシ、イボヤギミノウミウシ、セトイロウミウシがいました。
ハラックサウミウシ属の1種に、
デンショクミノウミウシ。
カワハダウミウシもいました。
ムラサキウミコチョウも。これが見られると、冬も終わりかな・・・という感じがしますね。
エキジット寸前にイワシの群れに囲まれました。
明日は風が東寄りになる予定。北上できるかな・・・・。
3/1 曇り 気温 23℃ 水温 20〜21℃ 南風 波高 1.5M 透明度 20M
地元のお客様と2ダイブしてきました。海が穏やかなので、近場を選択。真栄田に行けました。深い場所では冬だけれど、ホタテツノハゼが今年は継続して観察できています。
レモンウミウシもいました。
サラサウミウシに、
浅い場所に戻ってからは、イバラウミウシの仲間に遭遇。真栄田で会うのは何年ぶり? 二度目の出会いです。
ネアカミノウミウシに、
水面近くには定番のサヨリの仲間、
アオフチキセワタがいました。
くぼみにはハシナガベラ子供が・・・・。
ハタタテシノビハゼのペアは夏から場所を変えません。