スピッツログブック

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Date

2003/4/30

天候 曇りそしてついに雨
気温 25℃ 大潮

水温

23℃

南西から北

透明度

15−25M

1.5−2.5M

生物

ミゾレウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、クロスジリュウグウウミウシ、コブシメ、ユキヤマウミウシ産卵中だったのかな?、ハタンポ、ハタタテシノビハゼ、ミギマキ子供、エンマウミウシ、スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、ベニゴマリュウグウウミウシ、ピンクダートゴビー、バルタンシャコ、デンショクウミウシ、キベリアカイロウミウシ、アカククリ若魚、トモシビイトヒキベラ、セスジスミゾメミノウミウシとその卵、クマノミ子供、名前不明のウミウシ、ゼブラウツボなど

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今日のお客様は午前中に1人。午後から参加される方が1人。のんびりした日である。1本目は深く攻めました。スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、ピンクダートゴビーの常連に付け加えて、ベニゴマリュウグウウミウシのような奴もいました。実り多き深場。

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デジカメでも撮影できるぞ、スジクロユリハゼ。でもヒレはなかなか開かなかったです。

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深い場所にいたウミウシ。名前はなにかなー?

またデンショクウミウシが今日も2個体いまして、大感激。2日も連続で見られるとは!! フサフサのひとつひとつに電飾装備が施され、眺めるほどに、見とれるほどに、食い入るほどに・・・・・、圧倒されること間違い無しのウミウシですぞ。浅瀬ではトモシビイトヒキベラやゼブラウツボがいましたよ。

そしてこいつはお客様にお願いして撮影してもらった、変な奴。よく見かけるウミウシのようであるが、背中の模様がなんか変だったので・・・・。

gw03seragakiumiushi.jpg (38422 バイト)

エンマウミウシもいましたよ。

gw03ennmasuzuki.jpg (34562 バイト)

2本目では最強なリップカレントの手痛い洗礼を浴びながらも、コブシメやクロスジリュウグウウミウシ、ゾウゲイロウミウシを確認。ユキヤマウミウシの卵って、透明な膜みたいな奴? もしそうならば産卵中のユキヤマウミウシに遭遇していたことになります。

ちょっと疲れた1本でした。あまりの北風の冷たさにこの日も2本で終了です。太陽め、カムバッーク!!

 

Date

2003/4/29

天候 晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

23℃

南東から南

透明度

15−25M

1.5M

生物

ヤエヤマギンポ、グルクマ、キカモヨウウミウシ、ヘラヤガラ、ミナミハコフグ子供、エリザベスウミウシ、ムラサキウミコチョウ、カマス群れ、ツバメウオ、ハダカハオコゼ、パンダダルマハゼ、キビナゴ、ワレカラ特大、ガラスハゼの仲間、タンザクハゼ、ニュウドウダテハゼ、名前不明ダテハゼの仲間、オキスズメダイ産卵活動、トウアカクマノミ、コホシカニダマシ、ヒメオニオコゼ、ミヤコイシモチ、名前不明のイシモチの仲間多数、ブリモドキ、セソコテグリ、ツキノワイトヒキベラ、クジャクベラ、オキナワサンゴアマダイ、スジクロユリハゼ、ハナゴンベ、スミレナガハナダイ、チギレフシエラガイのモノトーンバージョンというか変な色の奴、デンショクウミウシのペア、トモシビイトヒキベラのメス、リュウキュウヤライイシモチは口の中に卵アリ、カエルウオ多数、タマギンポ、ロウソクギンポ、アオギハゼ、エリグロギンポ、カスリヘビギンポ、コナユキツバメガイ、シモフリカメサンウミウシ、ムカデミノウミウシ、クマノミ、クロスズメダイ子供、アカボシリュウグウウミウシかな?、ウルトラマンホヤ、ワモンダコ、ツユベラ子供、ムスジコショウダイ子供、ミドリリュウグウウミウシ、オニハゼ、グルクマ、ヒレナガネジリンボウ、スミゾメキヌハダウミウシ付ヒメダテハゼ、ハナミドリガイ、イソバナカクレエビ、オイランヨウジのペア、レモンウミウシ、アカククリ若魚など

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いい天気だ・・・・。素晴らしい。なにはなくとも、いい天気なのは素晴らしい。最
高だ。

そんな中、今日は阿部組、世古組に分かれてのダイビング。上記の沢山な生物はその全体なのだ。多くなって当然だよね。


まずは世古組であるが、この日も深場から果敢に攻略していきました。なぜかというと、それがセオリーだからであります。ディープファースト。これダイビングの常識アルネ。

そこではツキノワイトヒキベラやクジャクベラ。またオキナワサンゴアマダイにスジクロユリハゼも確認。ハナゴンベやスミレナガハナダイを見ながら浅場に戻り、チギレフシエラガイ・・・・・、変な色でした。画像がないのが悔やまれる。

そして今日のウミウシのヒット。私も初めて見たデンショクウミウシ。しかもペアである。フサフサのひとつひとつに豆電球のようなモノが装填され、モノモノしさは只事ではない。そしてかなりの移動速度。すばやい。ペアで確認できたのだが、それらがどのように異なっていたかまでは確認するに至らなかった・・・・というか、あまりの美しさに見惚れてしまい、そこまで気が回らなかったのが正確な理由であります。大きさは2−3センチくらいです。


お客様がじぃぃぃーっと観察していたトモシビイトヒキベラのメス。時折チラリと見せる尻ビレの模様にそそられて、しばし釘付けになりました。外見はすごい地味なのにね。またリュウキュウヤライイシモチは口の中にたわわな卵を抱えており、こーいうところからも初夏を感じることができました。


タンザクハゼのリクエストを頂いていたので、「見られなくてもごめんなさい・・・・、怒らないでね・・・」とお断りを入れて探してみると、見事にビンゴ。英語でいうところのRobust Ribbon−gobyという奴でした。周囲にはニュウドウダテハゼや顔が黒くて、背びれの前方に黒点のある正体不明のダテハゼも確認。なんなんだあいつは? 

あああぁぁぁ、なぜデジカメがないのだろうか? なぜ水没したのであろうか? 何故に今、このGW前の大切な季節に壊れなくてはいけなかったのであろう? なぜ神はこのような試練を私に与えるのだろうか? などと考えてみたところで、すべてにおいて私が悪いことに変わりはなく、自分のミスでこうなったのだから、なんとも・・・はや・・・やるせなさは倍増である。

帰る途中、コンパスナビを失敗したおかげでトウアカクマノミにも遭遇。神様は試練ばかり与えるのではないのだ。誤解してごめんなさい、神様。

そしてオキスズメダイの産卵行動現場に何度も遭遇。ここではポピュラーな風景みたいです。
イシモチの仲間が非常にたくさん群れている根があったのだが、名前不明な奴が多かった。ほんとうに・・・・・、デジカメがほしいぞ。いらなくなったデジカメとハ
ウジングの寄付、大歓迎っす。・・・・・・・・そんなことする人いないよなー・・・・。


3本目は浅く浅く・・・・。減圧症になってはいけません。浅く、浅く。最大水深
10Mぐらいのダイビング。そんな浅いところだけども、いやいや、浅い場所ゆえにたくさんの生物に出会えまして、まずはミナミハコフグ子供。1−2センチぐらいのかわいいサイズでした。ハダカハオコゼやムラサキウミコチョウ、キカモヨウウミウシもいました。


阿部組は2本で終了。定番のミドリリュウグウウミウシやムカデミノウミウシ、レモンウミウシにハナミドリガイ、ムラサキウミコチョウなどに加えて、コナユキツバメガイやアカボシリュウグウウミウシのような奴にも遭遇。でもアカボシリュウグウウミウシではなく、別の奴だろう・・・・とは阿部の弁。ぴったり当てはまるモノが図鑑に載っていないんだよねー。


ハゼではヒレナガネジリンボウやアオギハゼ。そしてスミゾメキヌハダウミウシを背中に付けたヒメダテハゼ。こーいう場面は冬場限定なので、これから徐々に消えていくことでしょう。オイランヨウジのペアやアカククリの若魚もいましたとさ。

 

Date

2003/4/28

天候 晴れ
気温 26℃ 中潮

水温

22℃

東から南東

透明度

25−30M

1.5M

生物

グルクマ、イガグリウミウシ、コナユキツバメガイ、オイランヨウジのペア、オバケインコハゼ、ジョーフィッシュ、ムラサキウミコチョウ、モンジャウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、キベリアカイロウミウシ、クロヘリアメフラシ、アオフチキセワタガイ、フトユビシャコがコノハガニのようや奴を食べていました、スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、バルタンシャコ、コシオリエビの仲間、セスジスミゾメミノウミウシとその卵、バブルコーラルシュリンプ、オドリハゼ、ワモンダコ、ヤイトギンポ、オレンジウミコチョウ、ロウソクギンポ、カスリヘビギンポ婚姻色、キビナゴ、ハタンポ、オランウータンクラブ、クロスジリュウグウウミウシ、カマス群れ、チリメンウミウシ子供、アマクサヨウジ、ユキヤマウミウシ、ウルトラマンホヤ、ハタタテシノビハゼ、ミナミウシノシタ、アカマツカサ、ミギマキ子供、コブツキクロウサギウミウシ、モンツキカエルウオなど

コメント

今日も穏やかだ。定番のアケボノハゼにスジクロユリハゼ。オドリハゼ、バルタンシャコを巡り、途中でコシオリエビの仲間やバブルコーラルシュリンプ、ヤイトギンポなども確認。お客様が移動中の大きなワモンダコを発見。


またオランウータンクラブやクロスジリュウグウウミウシ、チリメンウミウシの子供も確認。そうかと思えば底にはいつくばっていたのはアマクサヨウジ。ハタタテシノビハゼやウルトラマンホヤを見ながら浅場に戻り、またまた見られたのはコブツキクロウサギウミウシ・・・・。うーん、長い名前だ。でもモコモコした感じがとてもかわいいウミウシなのだ。ミギマキの子供は赤い唇が今日もセクシー。モンツキカエルウオはいつでも大好評だし、オバケインコハゼにおいては・・・・・、どうだっただろうか? 久しぶりに見た私は大喜びでしたが、お客様の反応はいかに? その後に見せた黒茶色ジョーフィッシュの方がお気に入りだったみたいではあります。


ここでもウミウシは豊富で、アオフチキセワタガイ、キベリアカイロウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、モンジヤウミウシなどを確認。エキジット寸前にフトユビシャコのようなシャコがコノハガニの仲間を捕食している場面に遭遇できました。

 

Date

2003/4/27

天候 晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

23℃

北東から東

透明度

15−30M

2.0−1.5M

生物

ヨスジフエダイ、クマノミ、スザクサラサエビ、クマドリイザリウオ、ミナミハコフグ子供、ヤッコエイ、モンハナシャコ、セムシカサゴ、ヒトスジギンポ、ハナミノカサゴ、ミノウミウシの仲間、キカモヨウウミウシ、イソマグロ、アカマツカサ、ハタンポ、エリグロギンポ、キンチャクガニ、オニカマス?、ハリセンボン、アオリイカ、コイ゛シウミヘビの仲間、トウアカクマノミ、オニカサゴ子供、チンアナゴ、ハナミノカサゴ、ウミタケハゼ、名前不明のウミウシ、シマカスリハゼ、シマオリハゼ、メギスをクリーニングしているミカヅキコモンエビ、ミドリリュウグウウミウシ、サガミリュウグウウミウシ、ヒノマルハゼ、ハナミノカサゴ、ハナミドリガイ、サツキギンポ、シボリキンチャクフグ、フタイロカエルウオなど

コメント

ふぅー・・・・。あと2日だー・・・・。書くのしんどいなー・・・。でも置いておいても記憶は薄れるばかりなので、書かねば。


1本目ではトウアカクマノミに始まり、ゴイシウミヘビの仲間にも遭遇。またオニカサゴの子供は目の上から角のようなものがぴろろーんと伸びた個体でした。ところがお客様のデジカメが水没。あまりの出来事に気分もそぞろでうつろなお客様と一緒にダイビング。エキジットしてから初めて水没のことを私は知りまして、私も歯がゆい。水没を確認した時点で教えてもらっていて、すぐにエキジットしていたら・・・・と思うと・・・・・やっぱり歯がゆい。デジカメブームの昨今ですが、もし、もしみなさんのデジカメが水没したら・・・・・、わかったらすぐにガイドに教えた方がいいですよ。なんらかの対応はしてくれると思いますので。できるだけすぐに教えてもらえると助かります。


2本目ではエリグロギンポの横でキンチャクガニがイソギンチャクをフリフリ。とても元気のいい個体で、観察のしがいがありました。リーフ上には大きなカマス・・・・、オニカマスかなー? が一匹ででーんとキビナゴを狙っていました。そして水面近くではハリセンボンとアオリイカが一緒になって群れていました。

そして3本目。ここは私も好きなポイントである。ヒットはクマドリイザリウオであります。ヨスジフエダイやミナミハコフグの子供もかわいかったが、久しぶりに見た、黒クマドリ君はやっぱりかわいかった。こーいうポイントが近くにあったらいいのになー・・・・。またヤッコエイが度々眼前を通り過ぎ、最後には見たことのないミノウミウシの仲間がいました。

また午前便で到着されたお客様と阿部が午後からダイビングに。お客様のリクエストでもあったシボリキンチャクフグに見事出会えて、お客様もスピッツも喜んだのでした。サツキギンポやシマカスリハゼ、シマオリハゼもいましたよ。

ウミウシではミドリリュウグウウミウシのそばにサガミリュウグウウミウシもいました。

 

Date

2003/4/26

天候 晴れ
気温 26℃ 中潮

水温

22℃

北東

透明度

8−10M

2.0−1.5M

生物

カクレクマノミ、カザリイソギンチャクエビ、キカモヨウウミウシ、ナマコマルガザミ、オドリハゼ、アマミスズメダイ子供、ヒメオニオコゼ、マガキガイ、スカシテンジクダイ、ソリハシコモンエビ、ウコンハネガイ、ヒオドシユビウミウシ、ヤマブキハゼ、オニカサゴ子供、センテンイロウミウシ、ニシキツバメガイなど

コメント

よっしやー、最後のログだ。がんばって書くぞ。

と、いってもここは・・・・、うーん・・・・。潜った本数は4本なので、1番多かったのだが、お客様の耳の調子がかんばしくなく、ほとんど水面でのダイビングを3本。そのお客様はスピッツの講習卒業生だったので、なんとしても楽しんで帰っていただきたかったので、スピッツもがんばりましたぜ。

もう1人のお客様はその方の彼女だったので、快く一緒に浅い場所で潜っていただき、私も大助かり。

4本目はスピッツ講習卒業生はお休みして、10Mぐらいの水深でのんびり潜りました。カクレクマノミやアマミスズメダイ子供、オドリハゼ、ナマコマルガザミなんかを見ながら進んでいくと、ヒメオニオコゼを発見。

が、目で発見したのではなく、太ももで確認してしまいまして、あと数センチ踏み込んでいたらヒメオニオコゼノ毒針にヤラレテいました・・・・。情けない・・・・。しっかりワイドかつマクロな視線で抜け目なく見なくては。

ヒオドシユビウミウシが2匹。2匹共、ミドリの海草を食べていましたよ。

 

Date

2003/4/23

天候 曇りそして晴れ
気温 26℃ 小潮

水温

21℃

東から南東

透明度

15-20M

2.5-3.0M

生物

ミギマキ子供、カマス、ハリセンボン、ヤマブキハゼ、ワモンダコ、マルスズメダイ、ワレカラ、ノコギリダイ、アカマツカサ、モンツキカエルウオ、キンチャクガニ、クロヘリアメフラシ、カクレクマノミ、エリグロギンポ、キカモヨウウミウシ、オドリハゼ、ツバメウオ、オニカサゴ、ナミダテンジクダイ、ハナゴンベ、パンダダルマハゼ、ミヤケテグリ、クレナイニセスズメ、ウスユキミノガイ、ハマクマノミ、ハナミノカサゴ、オランウータンクラブ、バブルコーラルシュリンプ、モザイクウミウシなど

コメント

台風2号め。やってくれるぜ。こんな季節にこんなに遅い速度で進みやがって。進むなら進む。消えるなら消える。なんとかしてほしいものだ。

今日は久しぶりにキンチャクガニも見れました。子供から大人になったぐらいのとても色がきれいな個体でした。そしてモンツキカエルウオもいまして、こいつはまだまだ子供でしたけれど、そんなに怯えずに隠れなかったので、じぃぃっと見れました。お客様のカメラには撮れたかな? 

ge03kinshimizu.jpg (28541 バイト)

お客様からの写真が届いたのでアップしときますね。まずはキンチャクガニです。そしてモンツキカエルウオ。

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ウミウシではとてもきれいなモザイクウミウシの大きな個体に遭遇。

gw03.jpg (29213 バイト)

バブルコーラルシュリンプのお腹には卵があったし、テンジクダイの仲間の中にもすでに卵を頬張っているような個体も確認でき、夏が近づいてきたことに間違いはなかろう。

またミヤケテグリなどもわさわさ忙しく活動している姿を頻繁に見かけるようになり水温もどんどん上がってほしいぞ。

gw03miyakeshimi.jpg (33496 バイト)

そして珍しいといえば、ミギマキという魚の子供を確認。こんなの伊豆とかにいる魚なんじゃないの? 伊豆で潜っている人にはあまり喜ばれないんだろうけれど、私は初めて見たので、ちょっと嬉しかったです。

gw03migimakasimizu].jpg (42598 バイト)

ああああ、GWですねー。突入だ。

 

Date

2003/4/22

天候 晴れ
気温 26℃ 小潮

水温

20℃

透明度

5-8M

2.5M

生物

クマノミ、ムラサキウミコチョウ、キマダラウミコチョウ、オランウータンクラブ、オイランヨウジ、グルクマ、シロクロベラ、ロクセンスズメダイなど

コメント

おやおや? いったいとうしたというんだい? と聞きたくなるような濁り具合。春の濁りの到来か? と感じてしまうほどの透明度。さすれば夏は近いということである。もうひとがんばりだ。早くフードを脱ぎたいぞ。

そして今日もたくさんいる、キマダラウミコチヨウのようなウミコチョウ。多分違うと思うのだが、名前がわからないので、とりあえずキマダラウミコチョウでいいや。私はそんなに名前にこだわらないおおらかなインストラクターであります。お客さんがハタタテハゼを見て、アケボノハゼきれいでしたねー、と言っても、特に問題としない面もある。きれいだと感じたことが大事で、それがハタタテハゼであろうと、アケボノハゼであろうと、名前は後から人間がつけたただの記号である。自分の感受性を大切にしてほしい。

なんの話だっけ? 

ああ、キマダラウミコチョウ。今日は5-6個体は確認しました。ほんまに今年は多い。ムラサキウミコチョウは元気に泳いでいまして、お客様ともどもじっくり観察できました。

しかし私のせんせいのペンが故障していたことで、何も解説をしてあげられなかったことは悔恨の極みでございます。誠に申し訳なかった。許してね。

シロクロベラというあまり見かけないベラが・・・・、しかもとても大きなサイズがのそのそしてました。普段はあまり見ないのにな・・・・・。

写真はエリグロギンポと下はオランウータンクラブです。

gw03eriguro.jpg (24787 バイト)

 

gw03oranshimizu.jpg (34685 バイト)

 

 

 

Date

2003/4/17

天候 晴れ
気温 25-26℃ 大潮

水温

20℃

透明度

20-25M

1.5-2.0M

生物

スミレナガハナダイ、ハナゴンベなど

コメント

うーん・・・、本日、デジカメ水没であります。ショックだなー。ハウジングもすでにボロボロだったので、来るべき時が来てしまったという感じ。ハウジング内にかなりの海水が浸入している様を見るのは、気持ちのいいものではないし、もちろんすぐに取り出したところで、修理可能であるはずがないのは、入ってしまった海水の量を見ても一目瞭然だし、ここはやっぱり・・・・、デジカメのことなんてすっかり忘れて、ダイビングを楽しもうではないか・・・・・と私は心行くまでこのダイビングを楽しんだのでありました・・・・というのは100%嘘で、そんなこと思えるはずがないのだ。

もしかしたら・・・・・、早くエキジットして海水を出したら修理できるかも? などと思ってしまう・・・・。ハウジングの半分ぐらいまで海水が入っているのに・・・・。

無理やって。

そんなん。決まってるで。デジテルカメラですよ。デジタル処理して写真撮影している道具がですよ、いいですかお客さん、そんな精密機器が半分まですでに海水に浸かっているんですよ? わかるでしょ? お客さん、無理なんですよ。そんなサービスセンタースタッフの言葉が幻聴として聞こえてくるまでの狼狽。困惑。焦燥。

上がろうかな? 潜ろうかな? と考えつつも、体は浅い方にふらふら上昇し、最短コースを辿ってエキジット。焦げ臭い海水をハウジングから出してみるも、当然デジカメが動く兆しは微塵もなく、徒労感極まるダイビングがこれにて終了。

これにより痛手をおった私はその後数日間、HPの更新が不可能になりました。デジカメや一眼レフを水没させたみなさん、くじけずに生きていきましょう。

人生は試練の連続だ。

 

Date

2003/4/16

天候 晴れ
気温 25-26℃ 大潮

水温

20-21℃

透明度

15M

1.5-2.0M

生物

ジョーフィッシュ、オオコノハミノウミウシ、クロオビハゼ、シマオリハゼ、カスリハゼ、ヤツシハゼ、カビラヌム、シボリキンチャクフグ、ウミウシカクレエビなど

コメント

下のログが16日の朝の分で、こいつは夕方の分なのだが、アップがこんなにも遅れてしまった。法人税の申告に手を焼いていたというのは嘘ではないが、それが最もな理由ではなく、やはりこのダイビングの写真を収めていたデジカメが明日、つまり17日のダイビング途中に水没し、その写真たちがオシャカになってしまったことで、一気に私のやる気モードが消失し、体調の悪さも手伝って、こんなに遅れてしまいました。とほほほほ・・・・。

時に、このダイビングのログであります。

1番は何かというと、なんでしょうか? うーん・・・。シボリキンチャクフグのペアが見れまして、ゆっくりと写真にも撮れました。もしくは、黒色のジョーフィッシュを発見できたこと? いやいや、とても大きなカビラヌムや、久しぶりのオオコノハミノウミウシとの遭遇? うーん・・・・、それとも久しぶりに見たウミウシカクレエビ?

いやいや、そんなものじゃーないだろう? 1番? うーん、一番かー? なにかなー? なんだと思う? いやー、ぶっちゃけ、もうそんなに憶えてないんだよね。記録に残っているログを見て、なんとなく憶えてはいるんだけれど、鮮明に記憶しているほどのダイビングではなかった。

あ、オオコノハミノウミウシがソフトコーラルをムシャムシャ食べている様は、けっこう憶えています。

 

Date

2003/4/16

天候 晴れ
気温 25-26℃ 大潮

水温

20-21℃

透明度

15M

1.5-2.0M

生物

グルクマ、ムラサキウミコチョウ、キマダラウミコチョウ、コナユキツバメガイ、センテンイロウミウシ、シロタエイロウミウシ、ヒラムシ、ムカデミノウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、ベニゴマリュウグウウミウシ、アカククリ、ヤシャハゼ、ハナハゼ、ヒレナガネジリンボウ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、シマウミヘビ、ヤエヤマギンポ、イソバナカクレエビ、オランウータンクラブなど

コメント

久しぶりの太陽に誘われるようにたくさんのお客様が訪れてくれたので、がんばって潜りました・・・・というのは嘘で誰もお客さんがいないので、1人で潜ってしまったのだ。どうだ羨ましいだろう。

天候は晴れ。水温は20℃。ちと寒いが、2.3月の寒さに比べれば、こんなものプーである。なんてったって陸上が暖かいということは、エキジット後も体がすぐに温まるということであり、何物にも代えがたい味方であります。4月の太陽は偉大である。まるで旅人のコートを脱がせたあの時の太陽のように。

そしてふらふら潜ってみると、ほんまに今年は大豊作なのだ。このキマダラウミコチヨウ。いたるところにたくさんいる。今日は全部で5個体確認。

4.16kimadara.jpg (23015 バイト)

なんか変わったポーズの写真だが、別に人工的に作られたものではなく天然でこのポーズをしてくれたのであります。

そして次に確認できたのがベニゴマリュウグウウミウシという奴・・・・かな? 手持ちの図鑑で調べるとその名前が1番近いと思われます。微妙に色が異なるようにも思うのだけれどね。

4.16benigoma.jpg (32347 バイト)4.16benigama1.jpg (38216 バイト)

 

 

 

 

 

 

それぞれ別な角度から撮影してみました。水中で見た感じはキモイとかわいいの中間ぐらいで、心持ちかわいいに傾いているかなー・・・・? という感想ってわかる? まぁーそんな感じ。あまり見たことないです。もしかしたらはじめてかも。

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どこにでもいるし、誰にでも見つかってしまうベニハゼ。だからこそよく見てほしいんだけれど・・・・、なかなか興味を持ってくれるお客さんは少ない。

4.16hirenaga.jpg (70613 バイト)

そしてとびきり綺麗に撮影できたヒレナガネジリンボウ。マクロレンズを使って撮りました。撮影距離は20センチぐらいかな? かなり寄りましたよ。ハゼも多くなってきました。ヤシャハゼもいました。

4.16yasya.jpg (78007 バイト)

反対にヤシャハゼには寄れませんでした。ヒレナガと同じように寄ったんですが、見事にフられてしまいました。こんな写真でごめんなさい。

4.16oranuutan.jpg (28002 バイト)

そしてもう通年、いつでもどこでも見られるオランウータンクラブ。ウッキキイイーー!! と声が聞こえてきそうな手の振り方ですね。

4.16ebi.jpg (41224 バイト)

そして地味なイソバナカクレエビと思われる個体も確認。こーいうのはデジカメだと簡単に撮れて楽です。一眼レフの方がしんどいかな・・・・。

4.16senten.jpg (28232 バイト)

お? センテンイロウミウシがいる・・・・と思ったら横にイソギンチャクモエビもいたので、一緒にパチリ。エビの大きさは2-3センチぐらいなので、ウミウシの大きさも容易に推測できますね。

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そしてこの季節の旬。ムラサキウミコチョウ。たくさんいるんだけれど、この人の凛とした姿勢に惚れて、シャッターを押してしまいました。なんてまっすぐに伸びているんだ・・・・・。こんなにまっすぐなんて・・・・、ムラサキ先輩、まっすぐすぎです。そそりたちすぎッス。勘弁してくださいっす。

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砂の上をのそのそ歩いていたコナユキツバメガイ。微妙な黒白使いが只者ではありません。おしゃれな葬式帰りといった感じ。誰が亡くなったんだろうか?

4.16shirotae.jpg (24212 バイト)

そして最後の最後にどおぉぉぉぉぉぉぉぉぉんんんんんんんと出てきたシロタエイロウミウシ。知る人ぞ知る、背中の白いハートマークは色っぽいこと山の如し。大きさはまだまだ子供サイズながら、どことなく妖艶な色香まで身に付けて、ぶっきらぼう岩肌をのそのそ移動するさまは、まるで荒野をさまよう舞妓さんのようでもあり、グランドキャニオンを移動するインディオの生娘のようでもあり、富士の樹海に迷い込んだ美白美人幼な妻のようでもあります。

・・・・・・、などと勝手に想像し言葉をつけていくのは他者に情報を伝達できる手段を持った人の特権なので、これからも適当な言葉を羅列してテキトーに流していくので、どうぞよろしく。

で、結局、おもしろいダイビングでした。

 

Date

2003/4/14

天候 晴れ後に曇り、ついには雨
気温 24℃ 中潮

水温

20-21℃

南から北

透明度

15-20M

1.5-2.0M

生物

キビナゴ、ツバメウオ、スマ、モヨウフグ、グルクン、アオギハゼ、ハナゴンベ、カマス群れ、オヤビッチャ、カクレクマノミ、グルクマ、シモフリタナバタウオ、キマダラウミコチョウ、ホシゾラウミウシ、モンハナシャコ、オランウータンクラブ、ハリセンボン、ミナミハタンポ、アカマツカサ、チギレフシエラガイ、カンザシヤドカリなど

コメント

講習1人に、スピッツ講習卒業生のファンダイブが1人。午後からは北風になり雨も降るということで、午前中にサクサクッと潜ってしまうことにしました。

ケラマ方面にも行きたかったのだが、いつも乗っている乗合船にお客さんが全然いなくって、定員に満たないそうで・・・・・、ケラマには行きませんでした。こーいうこともあるんだな・・・・。

で、私は講習を担当していたのだが、曇っていたことも影響していると思うのだが、普段暗がりからあまり出てこないシモフリタナバタウオがヒラヒラヒレを揺らせながら、出ていました。2個体も。講習生にもゆっくり見てもらえました。・・・・・と思います。確かに見ていた。が、それがどんなインパクトとなって彼の記憶に残ったかは不明。変な魚・・・・という感じでしようか? 

またキビナゴが中層いっぱいに広がり、海中は初夏の雰囲気わさわさ・・・・といった感じである。そこに突然スマ・・・・・、つまりカツオの仲間であるが、・・・・、そいつらが突っ込んできて、逃げ惑うキビナゴに一層夏が近いことを教えてもらい、インストラクションしながらも顔はほころんでしまう・・・・。

また今日もキマダラウミコチヨウを確認。今年はほんまにたくさんいるぞ。

 

Date

2003/4/13 

天候 晴れ
気温 26℃ 中潮

水温

20-22℃

南西

透明度

25M

2.0M

生物

ルリスズメダイ、イシガキカエルウオ、オヤビッチャ、ムカデミノウミウシ、イソギンチャクモエビ、オオイカリナマコ、イバラカンザシ、ハナブサイソギンチャクなど

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今日はコンファインドである。つまりプールもしくは浅瀬での講習であります。私が講習を受けた時はプールでやらずに、海の浅瀬でコンファインドを行っていたので、それの影響かもしれないが、私はプールでする講習よりも海の浅瀬で行う講習の方が好きだし、楽しい。

ダイビングに恐怖を感じている講習生もすぐ足元で泳いでいる魚たちを見るとリラックスできるというものですぜ、親分。もちろんそれには透明度の良い海が必要だし、そんな浅瀬でも生物が生きられる豊潤な海が必要なのは言うまでもありません。そしてそーいうのがまだまだこの恩納村にはあるので、そーいうこともぜひとも紹介したいのだ。失いたくないものであります。

サーフィンをしておられるということで、海に対する恐怖感も感じられず、今回のお客様はほとんどすべてのスキルをスムーズにこなしていただき、インストラクターにはまったくもって楽な講習となりました。感謝。

ログの生物の欄には、ナマコやイソギンチャクなどが書かれているが、こーいう基本的な生物を堂々と紹介できるのも講習だからこそであります。

2003/4/12 学科でした。

Date

2003/4/8

天候 曇りそして雨
気温 21℃ 中潮

水温

20℃

南西から北西

透明度

5M

2.5-3.0M

生物

ニジギンポ、ヤツシハゼ、カスリハゼ、ミナミウシノシタ、タツナミガイ、コノハガニ、メガネハギ子供、ヘコアユなど

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昨日に引き続いてのお客様であります。が、とても寒い。雨も降っているし、風も強い。おまけに海も荒れている。お客様が寒がっていたので、無理をせず1本で終了でした。水中ではカスリハゼやヤツシハゼを見ましたが、なかなかじっくりとは見れなくて、もう少しうまく紹介できたらなーぁぁぁぁと歯がゆいダイビングでした。

 

Date

2003/4/7

天候 晴れ
気温 21℃ 中潮

水温

20℃

透明度

15M

2.5-3.0M

生物

センテンイロウミウシ、コブツキクロウサギウミウシ、ムラサキウミコチョウ、オレンジウミコチョウ、キヌハダウミウシの仲間、ミゾレウミウシ、シロウサギウミウシ、シマハギ群れ、ツノダシ群れ、ハマクマノミ、ハナゴンベ、オドリハゼ、リュウキュウフクロウニ、サザナミフグ、ハリセンボン、キビナゴ、ハナミノカサゴ、ロウソクギンポ、セソコテグリ、ウコンハネガイ、イシガキカエルウオ、ヤイトギンポ、アオギハゼ、マダイ、アカマツカサなど

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南風の中、ファンダイブであります。1本目は久しぶりに潜るポイント。凪いだコンディションに誘われてふらふら潜ってみると、早速いっぱいのムラサキウミコチョウに迎えられました。ほんまに・・・、今の季節はたくさんいますねー。

そして石の上に堂々とくっついていたのは、コブツキクロウサギウミウシと思われる個体。背中中央のぽっこりとしたコブが目印のようですが、手持ちの図鑑で調べただけなので、間違っているかもしれないし、正解かもしれない。でもモコモコしてかわいいたたずまいでしたよ。

4.7kobukuro.jpg (15739 バイト)

次にキヌハダウミウシの仲間であろう個体も確認。白黄色っぽい体にオレンジっぽい点々が濃密であります。全長は1センチにも満たないほどで、とても小さかったです。

4.7kinuhada.jpg (27518 バイト)

途中でシマハギやツノダシが群れていて、とてもきれいでした。またサキシマミノウミウシも確認。微妙な色使いがとてもきれいなウミウシです。

4.7sakishima.jpg (16166 バイト)

そしてオレンジウミコチョウ。ここのポイントのこの場所では毎回オレンジウミコチョウに出会えます。なにかあるのかな? ウミコチョウが好む何かがこの場所に・・・・。

4.7sesoko.jpg (32920 バイト)

そして最後にどどぉぉんんんんんんと登場したセソコテグリだと思われる個体の特大であります。大きさは6-8センチぐらいはあったんじゃないかなー・・・・。ふてぶてしくって、あまり逃げなかったです。

透明度は25-30メートルはありまして、気持ちいいのだが、水温がなかなか上がらない。まだまだ冷たい海だな・・・・という印象はどうしても残ってしまう。また今日は南風だったのに、風の温度も冷たくて、せつないコンディションだったが、晴れていたのが救いでした。明日も晴れますように。

 

Date

2003/4/6

天候 晴れ
気温 21℃ 中潮

水温

20℃

透明度

15M

2.5-3.0M

生物

ロクセンスズメダイ、オジサン、ツユベラ子供、イバラカンザシ、ミドリガイの仲間、カクレクマノミ、イソギンチャクモエビ、アオリイカ、バイカナマコ、ブンプク、ソリハシコモンエビ、アオヤガラ、ムラサキウミコチョウ、ハマクマノミ、ヒレナガネジリンボウ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、レモンウミウシ、タテヒダイボウミウシ、オイランヨウジ、ホシゾラウミウシ、ツマジロオコゼ、コノハミドリガイ、タツノハトコ、モンジャウミウシ、タテヤマベラ、タコベラなど

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今日は午前中に体験ダイビングと体験付き添いファンダイビングのお客様がお2人。午後からファンダイバーが1名おられたので、午前を世古が、午後を阿部が担当。二つに分かれて仕事しました。

午前は体験を2本潜りまして、昨日と同様にコブシメが見られるかなー? と予測してコースを考えたのだが、あいにく今日はコブシメの姿はなく、アオリイカが5-6匹ほど水面近くでホバリングしていました。アオリイカはすぐ逃げるので、お客様に紹介しにくいんだよね。そんで、遠くに逃げてくれれば諦めもつくんだけれど、ちょっとだけ・・・・。そう、ちょうどお客様の場所からは見えなくなるぐらいまで逃げて、ガイドの私にはなんとか見える・・・・・ぐらいの距離まで逃げるので、つい深追いしてしまって、結局見えたか見えなかったか・・・・、よくわからない結果になってしまうことが多いのであります。今日もそんな感じでした。とほほほほほほほ・・・・・。

体験が終わったあとに1本お客様なしで遊びで潜ったのだが、タテヤマベラがぷよぷよ浮んでいる場所に迷い込んでしまい、またまたとほほほほ・・・という感じでありました。他の場所ではあまり見ないよね。タテヤマベラなんて・・・・。

大きなモンジャウミウシはここの定番です。バックを水にしてウミウシを撮ると・・・・、ちょっとワイド感が出てきますね。こんな風に・・・・。

4.6monja.jpg (30043 バイト)

またいつぞや・・・・、見つけた・・・・、いつだったかな・・・・。3/22に確認したタツノハトコがまったく同じ場所にいました。動いてないのかなー? それとも別の個体かな? 正確には不明です。

4.6hatoko.jpg (19859 バイト)

わかる? ひょろぉぉぉぉぉーと画面左上方に向かって伸びているのがタツノハトコです。全長は5センチぐらいかなー・・・。

またハナキンチャクフグの子供。別に珍しくもないし、どこにでもいるのだが、ゆっくり見れました。このゆっくり見れる・・・・というのはダイビング中でとても大事なポイントです。普通にありふれた生物もゆっくり見れる環境で出会えたら、改めてじっくり見てみることをお勧めします。すると、いろいろかわいい部分やきれいな部分、意外な部分やとんでもない模様、アバンギャルドな色づかいや感情のこもった視線、細かなヒレの動きや大人と比べた時の顔つきのあどけなさなどが新しい発見として印象深く記憶に残り、今までなんでもなかったありふれた生物がとてもイトオシク感じられてしまうのです。

4.6hanakin.jpg (18211 バイト)

このハナキンチャクフグの子供は奥行きのない岩のくぼみでじっ・・・・としていました。初めは余裕こいた顔で私を見ていましたが、徐々に私が接近するに連れて、逃げ場がないことに気付き、ヒレの動かし方や、体の反転の仕方に慌しさが感じられ、表情にもどことなく焦りが浮き出て・・・・と私は感じたのですが、このようにいろいろ推測するのはおもしろいし、実際そのように見えるのだが、本当のところは・・・・、よくわからない。魚が何を考えているのか? というのは謎であります。そうだよね?

またコノハミドリガイの大きい奴も確認。

4.6konoha.jpg (45875 バイト)

そしてムラサキウミコチョウガ泳いでいる場面に出くわし、写真も撮ったのだが、全部ピンボケでダメでした。泳いでいるところをデジカメで撮るのは難しいね。またアマミスズメダイの子供が出てくる季節になったことも忘れずに書いておきたい。けっこうすぐに隠れるシャイな奴だが、おでこのVサインはピカピカ輝いてとても目立っているのだ。

4.6amamikodomo.jpg (26686 バイト)

最後にオドリハゼもいましたよ。

4.6odori.jpg (20439 バイト)

あと書き忘れていたが、変な黄色いエビが砂の上にポツンといました。こいつはなんだろう?

4.6ebi.jpg (12296 バイト)

阿部組はヒレナガネジリンボウやレモンウミウシを観察。ツマジロオコゼとオイランヨウジは定番であります。コノハミドリガイを阿部組も確認。写真がないのは、スピッツにデジカメが1個しかないからしょうがないのであーる。

 

Date

2003/4/5

天候 晴れ
気温 21℃ 中潮

水温

20℃

透明度

15M

2.5-3.0M

生物

ウツボ、コブシメ、カクレクマノミ、ハマクマノミ、ムラサキウミコチョウ、カンザシヤドカリ、エリグロギンポ、キビナゴなど

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今日のお客さんは体験ダイビングと体験付き添いのファンダイブ。もちろん体験につきあってもらうため、ファンダイブの方は体験ダイビングで潜る水深と時間しか潜れないのだが、その分価格は安くなっている。1本4000円です。

今回のようにダイバーとそうでないお客様のグループの方たちには好評なのだ。やっぱり一緒に潜って、みた魚や生物のことを話したいよね。

この日はコブシメがペアでサンゴの上をホバリングしている場面や、ムラサキウミコチョウが元気にパタパタと泳ぐシーンに遭遇できて、体験ダイビングとはいえ、けっこうおもしろかったのだ。

 

Date

2003/4/1

天候 晴れ
気温 26℃ 大潮

水温

21℃

南西

透明度

20-25M

2.5M

生物

ツバメウオ、ハナヒゲウツボ、ロクセンスズメダイ、ハダカハオコゼ、カクレクマノミ、クマノミ、ハマクマノミ、ヘラヤガラなど

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講習でした。今日のお客様は名護に住んでいる大学生さん。若いだけあり、体力的にも技術的にもまったく問題がなく、すんなり終了。ほんとうに楽な講習だったのだ。耳のヌケもまったく問題なかったので、このような生徒さんは、もうびしばし潜って、いろんな経験を積んで、たくさん潜ってもらえると、きっといいダイバーになると思うのだ。いいダイバーという言い方がとても曖昧だけれど、ダイビングを楽しんでくれそうなダイバーだと理解してもらいたい。

楽しんでくれるというのは、ちゃんと自然との距離を考慮に入れて楽しめるということだと思う・・・・。OWの講習でそーいうこともちゃんと教えていけたらいいですね。 がんばりましょう・・・。