スピッツログブック
Date |
2004/4/30 |
天候 | 晴れ |
気温 | 25℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.5M |
生物 |
キンチャクガニ、トゲコマチガニ、ツマジロオコゼ、シンデレラウミウシ、ウミシダヤドリエビ、アンボンクリノイドシュリンプ、ウミシダウバウオ、アマミスズメダイ、セトイロウミウシ、センテンイロウミウシ、ユキヤマウミウシ、スミレナガハナダイ、モンガラカワハギ、コシオリエビの仲間、ハナゴンベ、イシガキカエルウオ、シロウサギウミウシ、イッカクガニ、モンツキカエルウオ、ロウソクギンポ、スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、ピンクダートゴビー、バルタンシャコ、コブシメ、オドリハゼ、アカテンイロウミウシ、ミゾレウミウシ、ホソウミヤッコ子供、シモフリカメサンウミウシ、オレンジウミコチョウ、シラナミイロウミウシ、シライトウミウシ、キベリアカイロウミウシかな?、青いウミウシ、ヤイトギンポ、赤いウミコチョウの仲間など |
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いい天気が続いています。GW前半はそんなに混んでいないしのんびり潜れていい感じですねー。お客様もそんなに多くないので深い場所も攻められました。まずはスジクロユリハゼをゲット。ピンクダートゴビーにアケボノハゼもいましたが、ピンクダートはすぐに隠れちゃいました。 浅く帰ってきて、バルタンシャコやコブシメを見ていると、真弓がアカテンイロウミウシを発見。 他にはホソウミヤッコ子供がいましたし、ヤイトギンポやモンツキカエルウオ、ロウソクギンポもいましたよ。ウミウシではオレンジウミコチョウといった数ミリ単位の個体から、シラナミイロウミウシといったでかい個体まで幅広く見られました。 2本目でもユキヤマウミウシやシロウサギウミウシなどがいましたし、スミレナガハナダイやコシオリエビの仲間、通称をロボコンエビと言うらしいが、ロボコンなんてもう知っている人はおじさん・おばさん世代だねー・・・、自分も含めて。若い人は知っているのかな? トゲコマチガニにハナゴンベ。ハナゴンベは浅くて13Mで見られました。浅くて見られるならば、それにこしたことないよね。 3本目では今日で最後のお客様のリクエストでフリソデエビ・キンチャクガニ狙いで潜ってみました。フリソデエビには振られましたが、キンチャクガニはすぐにゲット。 トゲコマチガニはここでも見られましたし、 ツマジロオコゼもいたし、 ウミシダヤドリエビとアンボンクリノイドシュリンプ両方が見られました。 ウミウシではシンデレラウミウシや キベリアカイロウミウシもいました。 透明度は全体に20Mくらいでした。Mさーん・・・、画像分けていただけたらありがたいっす。 と書いていたら別のお客様のSさんからたくさんの写真が届きました。この日の写真はすべてSさん撮影によるものです。どうもありがとうございました。 まずはチギレフシエラガイの子供の個体。まだまだ模様にあどけなさが残っていてとてもかわいい。 よくウミウシと間違われるヒラムシという奴も撮影されていました。このタイプはけっこう見かけますよね。 シライトウミウシだと思い込んでいた個体は図鑑で調べてみるとタイヘイヨウイロウミウシだと判別できました。なにが違うかというと、周囲外縁の黄色が最後まで達しているということ。シライトウミウシは最後にまた白色が入るそうです。いやいや、思い込みとはだめですねー。Sさんの写真サマサマなのだ。どうもありがとう。 こいつは以前にも見たが、名前のわからない奴であります。このまえ見たときもSさんが撮影したものをHPに載せさせていただいたと記憶している。Sさんに縁のあるウミウシだね。 うーん・・・・・・、図鑑で調べたところ、アオクシエラウミウシという奴がもっとも近いが合致するというレベルまでは届かない。うーん? なんなんだろうね。 お客様のMさんが見つけた赤いというかオレンジ系のウミコチョウ。大きさは1センチあるかないか・・・・です。名前はわからない。あまり見たことのない奴ですが、翌日にも発見。今年は当たり年なのかな? たくさんの写真でよりログが華やかになったのだ。センキュー。 |
Date |
2004/4/29 |
天候 | 晴れ |
気温 | 25℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
22〜23℃ |
風 |
東から南東 |
透明度 |
10〜18M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンツキカエルウオ、ニセアカホシカクレエビ、ジョーフィッシュ、アカククリ若魚、ミドリリュウグウウミウシ、イカの子供、エリグロギンポ、オニダルマオコゼ、コノハガニ、アオリイカの産卵行動、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、イロブダイ子供、コウワンテグリ子供、オレンジウミコチョウ、キムラベニハゼ(仮称)、モンハナシャコ、カサイダルマハゼ、ノドグロベラ子供、ミアミラウミウシなど |
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GWはじまったの? と聞きたくなる、今日のお客様は1人だけ。しかも2ダイブとくれば、まぁーのんびり潜りましょう。 しかし1本目と2本目の間では体験ダイビングもこなし、ちょっとはGWらしいスケジュールで動けたかな・・・・。 まず深い方でヤシャハゼやヒレナガネジリンボウの定番アイドルを観察。イロブダイ子供やコウワンテグリ子供も観察。キムラベニハゼもいましたね。 2本目ではジョーフィッシュ観察。全部で7個体を確認。これだけで十分・・・と思える楽しいネタなのだ。アカククリ若魚やエリグロギンポ、オニダルマオコゼもいましたが、その横にミアミラウミウシが歩いていました。 また浅瀬ではアオリイカの産卵行動がじっくり見られました。1匹のメスになんと5匹のオスが求愛していました。ちゃんとペアになっているオスは決まっていたようでしたが、他の4匹が隙あらばそのメスを奪ってやろうと迫力いっぱいの追いかけっこをしていました。お客様も釘付けだったのだ。 お客様のSさんが送ってくれた写真の数々を紹介していきましょう。まずはコールマンウミウシ。フチの1番外側の白色が目立つことで識別しています。コールマンはホンマいっぱいいるのだ。 続いてはイロブダイ子供、これからもっとたくさん出てくるでしょう。1pにも満たないサイズもびしばし出てきますよ。 岩と同化するセムシカサゴ。背中のもっこりがなんともユニークなカサゴでが、保護色は完璧なので間違って手をつかないように気をつけましょう。 うんうん。きれいに撮れていますねー。ヤシャハゼ。ヒレもよく広げてくれてます。ヤシャハゼはやっぱり人気者なのだ。 名前を教えて欲しい・・・・と送ってきたこの写真。この鮮明度ではちょっちと判別は難しいが、パッと見は間違いなくイソハゼの仲間。詳しくはちょっとわからないです・・・・。すみません。
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Date |
2004/4/28 |
天候 | 晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
12M |
波 |
2.0M |
生物 |
バブルコーラルシュリンプ、クロホシハゼ、ホホスジシノビハゼ、ムチカラマツエビ、コンペイトウウミウシ、メレンゲウミウシ、アンボンクリノイドシュリンプ、コマチコシオリエビ、ウミウシの卵、ヒトスジギンポ、オオモンイザリウオ子供またはイロイザリウオ、アカホシカニダマシ、カクレクマノミ、ツマジロオコゼ、ソリハシコモンエビ、アマミスズメダイ子供、ミナミハコフグ子供、ミヤケテグリ、ムラサキウミコチョウ、サザナミヤッコなど |
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GW前に到着したお客様と午後から2ダイブ。あいにくの北風が昨晩から吹いていて、海はちょっと荒れ模様でしたがなんとか穏やかな海で潜ることができました。 バブルコーラルシュリンプやヒトスジギンポ、ミヤケテグリにミナミハコフグ子供、オオモンイザリウオ子供かイロイザリウオの黒い個体がいたし、ツマジロオコゼもいました。 ウミウシではムラサキウミコチョウやメレンゲウミウシにコンペイトウウミウシというわかりやすい固体が多かったです。ウミシダにはコマチコシオリエビやアンボンクリノイドシュリンプがいましたよ。 海には波がありましたが、天候は良く、ちょっと寒かったけれど楽しく潜れたのでした。 今何時? 17時半。最後駆け足になったが、5/7から書き続けてきたログも10日分、3時間半で書けました。ふぅー・・・・・・・・。やっと終わり。これからひとりごとか・・・・。 |
Date |
2004/4/26 |
天候 | 雨徐々に曇り |
気温 | 25℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.0〜2.5M |
生物 |
クジャクベラ、リングアイジョー、クロヘリイトヒキベラ、オグロベラ、チギレフシエラガイ、シロウサギウミウシ、ムラサキウミコチョウ、ベニゴンベ、クビナシアケウス、フサカサゴ、カサイダルマハゼ、キベリアカイロウミウシ、コンペイトウウミウシなど |
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お客様がいなかったので、ネタを探しつつGWに備えましょう・・・・と真弓と一緒に探索しましたが、思ったような成果は上げられませんでした。 うーむ・・・・・。ウミウシ、確かに多いんだけれど、例年よりも少ない感じがするんだよねー・・・。毎年もっと多いと思うんだけれど・・・・。 イザリウオがいなくなっちゃったねー。悲しい。 |
Date |
2004/4/25 |
天候 | 雨徐々に曇り |
気温 | 25℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
東から南東 |
透明度 |
15M |
波 |
1.0〜2.5M |
生物 |
シマオリハゼ、ソリハシコモンエビ、ミドリリュウグウウミウシ、オキナワフグ、ミドリリュウグウウミウシ、ムラサキウミコチョウ、ホシゾラウミウシ、エンマミウシ、オイランヨウジ、モンツキカエルウオ、トゲトゲウミウシ、ジョーフィッシュ、アカククリ、ヒレナガネジリンボウ、ハナハゼ、オランウータンクラブ、ムカデミノウミウシ、クサリミノウミウシ、オレンジウミコチョウ、ニセアカホシカクレエビ、ミツボシクロスズメダイ、シラナミイロウミウシなど |
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今日も波が少し高い。いや、波というよりもうねりだな・・・・。まぁー言ってもしょうがないから、穏やかな場所を選んで潜りましょう。 午前は体験ダイビングとファンダイブがお2人。沖縄在住のお客様とその友人である。久しぶりのダイビングというファンの方も無事に潜り終えられたのだが、ちと寒い・・・とのこと。水温23℃はやはりまだまだ寒さに弱い人には、十分寒い水温なのであるなー・・・・。よってその方は1ダイブにて終了。また温かくなったらリベンジしてもらいたい。 2本目はスピッツリピーターの方とのんびりダイビング。ジョーの団地を訪れ、ご対面三昧であります。今日は全部で5個体ものジョー君と遭遇。みんな微妙に色が異なっていて、お客さんも喜んでおられました。 黄色系の奴が多いという恵まれた環境にありながら、1人だけ真っ黒な体色を維持している奴もいました。ほんま、黒すぎっす。 またお客様が無自覚のうちに、お客様Hさんの手に付着していた・・・という信じられないエピソードと共に見つかったトゲトゲウミウシ、知らない間に、こんなきれいなウミウシが付着しているとは? まさにゴッドハンドであります。 3本目は午後からのスタートになりまして、お客様も入れ換え。那覇在住のご夫婦で、こつもはセルフで潜っておられる方がたであります。GWに向けて、なにかネタを教えて欲しい・・・とのリクエスト。スピッツはこーいうリクエストにも対応していますので、スピッツで潜ってネタを憶え、その後セルフで通う・・・というお客様もけっこういます。沖縄本島在住で普段セルフで潜っているけれど、あまり生物が発見できず、イマイチ面白みに欠けている・・・というダイバーはぜひスピッツの扉をたたいてみて欲しい。 底ではムカデミノウミウシが2つ、重なるように、食べあうように・・・・、変わったポーズをしていました。なにしていたんだろうか? 毎年、決まった場所でよく見られるモンジャウミウシ。今日も2個体見られました。 シラナミイロウミウシがとても目立つ感じで岩肌の上をのそのそ移動していました。 ヤシャハゼこそ姿を隠していましたが、ヒレナガネジリンボウは2個体元気にホバリングしていました。透明度がもうちょっと上ればなー・・・・・。またオイランヨウジがスジアラをクリーニングしている場面に遭遇。ペアのオイランヨウジに両サイドからクリーニングされていたスジアラは、大変気持ち良さそうでした。まるで遊郭のようだったその岩穴がいつまでも遊郭でありますように・・・・。 |
Date |
2004/4/23 |
天候 | 雨徐々に曇り |
気温 | 24℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
南から南西そして北 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.0〜2.5M |
生物 |
ホタテウミヘビの仲間、トウアカクマノミ、クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、オトヒメエビ、セジロクマノミ、カクレクマノミ、キリンミノ、コブシメ、ヨスジフエダイ、キホシスズメダイ、ミナミホタテウミヘビ、シマアミヘビ、オオイカリナマコ、イチゴミルクウミウシ、タイワンカマス、チョウチョウコショウダイ若魚、カノコイセエビ子供、ハタンポ、アカマツカサ、グルクマ、カメ、ヤエヤマギンポ、オイランヨウジ、オランウータンクラブ、ツバメウオなど |
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久しぶりの曇り空・・・・。その後雨が・・・・。けっこう降りました。大雨注意報も出ました。お客様には不運な雨でしたが、帰宅後の夕刊にはダムの貯水率がアップしそう・・・との記事があり、沖縄にとっては幸運の降雨となりました。 ダイビングは2本で終了。しかしなかなか充実したダイビングでした。メインのヒットは大きなカメを見たこと。カメラを持参していなかったため、画像はないが、かなり大きかった。タイマイかな・・・・。お客様から画像が送られてくることを願いたい。 と、いうことで送られてきたカメの画像。遠くてぼやけているが、その大きさの片鱗に触れるには十分な写真であります。Oさんどうもありがとうございました。 日本産クマノミ全種を見てみたいとのリクエストでしたが、無事にかなえられました。他にもコブシメやミナミホタテウミヘビ、オイランヨウジもゆっくり見られたし、ヤエヤマギンポの鼻毛やまつ毛もじっくり見られたでしょう。 楽しんでいただけたようで、私としても嬉しい限りでございました。 |
Date |
2004/4/22 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
15〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
オドリハゼ、イガグリウミウシ、ハナゴンベ、フリソデエビ、ベニゴンベ、オニヒトデ、ダニエラウミウシ、シロアミミドリガイ、ゾウゲイロウミウシ、クマドリイザリウオ、ヨスジフエダイ、グルクン、クマノミ、キンチャクガニ、ハナヒゲウツボ、チギレフシエラガイ、ツバメウオ、オイランヨウジ、キンギョハナダイ、ハナハゼ、ヤシャハゼ、カワテブクロ、ヒトデヤドリエビ、オニダルマオコゼ、タツウミヤッコなど |
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昨日のリフレッシュダイブを受けて、今日はダイビングを楽しめれば・・・と思っていたのだが、十二分な内容できっとお客様もたのしかったはず。 快晴に恵まれ、海もベタベタ。波らしい波もなく、幸せとはこのような状況をいう。1本目では少し流れがありましたが、徐々に適正に近づけていったウエイト量も好を奏し、無難に潜ることができました。沖の根では、沖縄名ビタローことヨスジフエダイがたくさん群れており、ブルーの海中に黄色がとてもきれいです。沖縄らしい風景を求めておられたお客様のリクエストにも少しは応えられたはず・・・・。 底ではハナハゼ、ヤシャハゼの三者共生シーンも見られました。 2本目ではなんといってクマドリイザリウオ。大きさは5センチぐらいかなー・・・。とてもわかりやすい場所にいまして、お客様も写真撮り放題だったよう。ずっといてくれたらいいのになー・・・・。 こちらはお客様のKさん撮影のクマドリ君。移動している最中を撮影されたとのことで、私が撮ったときよりも全体を撮れる機会に恵まれておられ、良かったです。クマドリはこれぐらいのサイズがかわいいですねー。
またここではハナヒゲウツボの完熟バージョンもいまして、きれいな色でシャーッーと威嚇していました。いつ見てもきれいなウツボだこと。 そうかと思えばチギレフシエラガイ・・・・。写真提供はお客様のKさん。どうもありがとう。 他にはキンチャクガニも確認。あまり逃げないし、ベラたちも寄ってこなかったので、けっこうじっくり見られました。またツバメウオも少し群れになっていましたよ。 3本目ではお客様は減ってしまったものの、ゆっくりじっくり潜ってきました。ウミウシでは・・・・・、まず珍しいところでダニエラウミウシというやつに遭遇。白い体にパープルの輪郭がとても印象に残るウミウシです。 次にキベリアカイロウミウシに似るが、まったく違う模様のウミウシ。このタイプの模様のウミウシは良く似た種が多くて、とてもコンフューズしてしまう・・・・。 シロアミミドリガイという奴にも遭遇。図鑑では普通種と書かれてあるが、そんなに普通には見ないけれどなー・・・ 先日確認したベニゴンベは今日もサンゴの隙間でこちらをうかがっていました。体全部を見ることは難しいが、その愛くるしい目玉を見ることは容易なので、今のうちにぜひとも見に来ていただきたい。 こいつも先日見つけておいたフリソデエビ。先日は最後にジャンプされて逃がしてしまいました。しかしその後、無理に深追いしなかったことがきっと良かったのだろう。まったく同じ場所で確認できました。やはり深追いはいかん。逃げていくフリソデエビをどこまでも追いかけたい気持ちはわからないでもないが、環境をとどめておけば、その周囲にとどまってくれることも多く、こんな場面でも「欲張りはいけん」という名言は当てはまっているのだ。今回も欲張らずに次回に期待を繋げる観察の仕方で終了。 撮影はお客様のKさんであるが、フリソデエビを上からではなく正面から捉えられたちょっと珍しい写真になっている。あんまりこーいう角度では撮れないから、ラッキーでしたね。 フリソデ、キンチャク、ハナヒゲウツボ、クマドリイザリン、ツバメウオ、ベニゴンベ、ハナゴンベ、オドリハゼ、ヤシャハゼ・・・・・とアイドルオンパレートの1日で、真夏のアイドル水泳大会のような豪華さ。あたかも私がおりもまさおのようでありました・・・・。とほほほ・・・。 |
Date |
2004/4/21 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
22〜23℃ |
風 |
東から北西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
3.0M |
生物 |
グルクマ、シマウミヘビ、モンツキカエルウオ、ジョーフィッシュ、クマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、ムラサキウミコチョウ、ミドリリュウグウウミウシ、ハリセンボン、オニカサゴなど |
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3年ほどのブランクがあると自ら申告されるほどのブランクダイバーのお客様と2ダイブ。マスククリアや潜降など基本スキルをおさらいし、浅場からスタート。ダイビングのセオリーから行くと、深場から攻めるべきだが、久しぶりのダイビングということなので、浅瀬で短い目の潜水時間で1本目は終了。ウエイトを重めに設定したために、中性浮力をコントロールするのは大変そうだったが、海中という環境にはストレスなく対応できたようでありました。 それを踏まえて2本目ではウエイトを減らし、より楽に中性浮力を操っていただきましたが、まだウエイトが重めでした。明日はもうちょっと減らせるな・・・・・。 「ニモ」が見たいとのリクエストだったので、カクレクマノミをじっくり観察。映画のとおりに卵も確認できました。ウミウシではミドリリュウグウウミウシやムラサキウミコチョウ。 ジョーフィッシュは私が見ている間はまる見えだったのだが、お客様が見始めたらすぐに巣穴を閉じてしまいました。くそっ。 透明度がけっこう悪い。どうしてかな? |
Date |
2004/4/20 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
23〜24℃ |
風 |
東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.5M |
生物 |
ヒメダテハゼ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、クマノミ、グルクマ、ジョーフィッシュ、アカククリ成魚、ミドリリュウグウウミウシ、キベリアカイロウミウシ、フジナミウミウシ、オレンジウミコチヨウ、コンペイトウウミウシ、キセワタガイの仲間、クジャクベラ、オグロベラ、フリソデエビ、ノコギリガニ、ベニゴンベ、ミヤケテグリ、コシオリエビの仲間、パンダダルマハゼ、サンゴテッポウエビなど |
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GWもすぐそこ。アドバンス講習を真弓が担当してくれましたので、私はネタ探しに潜ってみました。ひときわ多いスミゾメキヌハダウミウシ付のヒメダテハゼ。その中で特にふてぶてしいウミウシが堂々と垂れ下がっていた奴をパチリ。見るからに重そうであーる。 ヤシャハゼ。ゆっくりじっくり寄っていったらあんまり隠れなかったです。高々とホバリング。背びれもピンと張り詰めており、なかなかおまえも、GWに向けてやる気満々やないか・・・・と感心してしまうほどのヤシャハゼ君でした。 反対にヒレナガネジリンボウはシャイなこと極まりない。キミはもうすぐGWだということを知っているのか? と叱責すること数分。今後の彼の行動いかんによってGWがどのようなものになるのか左右されるだろう。たのむぜ、ヒレナガ君。 なんなんだろう・・・・このカニは? こんなのぴったりの奴が図鑑に載っているのかなー? と半信半疑で図鑑を見ていたら、ノコギリガニという奴が色も形もそっくり。ふーん・・・・。なんでも載っているもんだねー。 そして今日もいたクジャクベラ。しっかりヒレを開いた写真を撮りたかったのだが、なかなか撮れないね。今日はこれだけ・・・と決めて潜らないとだめですかね。 うーん・・・・。もっと綺麗なんだけれどね。ミヤケテグリの完全な大人なのだが、写真に撮ると微妙な色が出ないなー・・・・。ぜひ遊びに来て、至近距離数センチでじっくり見て欲しい。 今日は綺麗に撮れたオグロベラ。誰もが素通りしてしまいそうなベラだが、じっくり撮ってみるとけっこう美しかったりする。意外に誰もが通るありふれた場所でなにくわぬ顔で泳いでいるので、ぜひまた見てもらいたい。 冬の間は姿を見なかったパンダダルマハゼ。いや、もしくはカサイダルマハゼかな? とにかく個人的に大好きなダルマハゼ系。夏に向けてもっていろんな場所でたくさん見られるようになってほしいなー・・・・。 これも増えてきたロボコンエビこと、コシオリエビの仲間。この季節はよく見かけます。 普通に撮った時は真っ暗けで何も写っていなかった写真を加工し、暗がりの明るさを極限まで明るくした写真・・・ってそーいうのは写真と呼べるのかな? とにかくそこまでしたらどうにか見られるようになったサンゴテッポウエビの頭部分。濃いまゆ毛としっかりした目玉が確認できるだろうか? かわいい顔だよね。 私のフィンキックにあおられ宙に舞っていたミドリリュウグウウミウシ。着地の寸前を見事に捕らえたこの一枚。しかしそんな瞬間をわざわざ切り取る必要もなく、なぜこんな写真をわざわざ撮ったのだろうか? と自分でもよくわからない一枚。普通にしているミドリリュウグウウミウシが近くにはたくさんいたんだけれどね。 コンペイトウウミウシ・・・・。しばらく見ていなかったので、アップしてみました。ふむふむ。 珍しい種類かな? と思い撮影したのだが、どうやらキベリアカイロウミウシという普通種のようです。ふむふむ。 フジナミウミウシでしよう。大きさは1センチぐらいでした。 図鑑ではそれらしいものがみつけられなかったキセワタガイの仲間。砂地の上をのそのそ歩いていました。 岩の上を走るように移動していたオレンジウミコチョウ。写真に撮ってよく見たら、ちょうどウミコチョウの目の前にウミウシの卵があるではないか? うーん・・・。現場でもっとよく見ないとね。 そしてついにジョーたちも続々登場。まず今年も見られるマッキンキンのジョー。どれだけ黄色かと思えば、かなりの黄色。キンキン、キンキン。アイカワキンヤどころのキンキンではない。写真を見ればおわかりだと思うが、どうだろうか? これがキンキンか? いや、君は確かにマッキンキンだが、キミはキンキンではない。キミの黄色がいつまでも続きますように・・・・。くすんだら 、そこでようやくキンキンだ。他にもいるぞ、いろんな色のジョーフィッシュ。こいつは黄色になりきれない茶色? アイドルまでもう少し・・・・・という段階かな? がんばってほしい。黄色のジョーは何個体いてもかまわないので、どんどん変色してほしいぞ。 反対にこいつは黒色のジョーフィッシユ。白いまだら模様になっている。あまりかわいいとは思えない。少し怖い・・・という感じすらする。 とびきりシャイだったこの個体。しかし黄色加減はなかなかのもの。次期アイドル候補1番手ですな。この日はなかなか顔を見せてくれませんでしたが、いつか慣れてくれるでしょう。 おおおぉぉぉぉううううぅっっっっっ・・・。写真が綺麗に撮れたのかな? 実にいい色のフリソデエビですね。大きさは2〜3センチでしたが、わりとじっくり見られました。ただ最後にジャンプしてしまったので、今度も同じ場所で見られるかどうかは不明。多分いないだろうなー・・・・。失敗しました。 な、なんだ? こんな場所に? なんで? とびっくりしてしまったベニゴンベ。真っ赤なボデェーに黒ぶち目玉。今年になってどこかから流れてきたのかなー・・・。素晴らしい。いつまでもいてほしいぜ。 大きさは3センチぐらい。まだ子供の個体と言っていいのでは? かなり動き回るので撮影は困難そのものです。 |
Date |
2004/4/19 |
天候 | 雨 |
気温 | 24℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
23〜24℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.5〜2.0M |
生物 |
クビナガアケウス、オグロベラ、クロヘリイトヒキベラ、クジャクベラ、オキナワベニハゼ、キンギョハナダイ、オオモンイザリウオ、マガタマエビ、モズク、タイマイ、キホシスズメダイ、コクテンフグ、ハリセンボンなど |
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午前は真弓が担当したアドバンス講習のサポートでした。サポートといっても隣で潜っていただけですが・・・。でデジカメでパチパチ撮影。久しぶりに見たクビナガアケウス。しかし今の時期の海底はこいつが隠れやすそうな海草がごっちゃり育っているので、きっとたくさんいるんだろうなー・・・・。 意外な場所で普通に泳いでいたクジャクベラ。ヒレを開いてくれるかな? とかすかに期待したのだが、開けてはくれませんでした。とほほほ・・・・。 きれいなサンゴがたわわに育っているこのエリア。水面もペタペタだったので、浅瀬でワイド撮影。水面に映るサンゴ礁も一緒に写真に取り入れたいと思い、果敢に攻めてみたものの、標準レンズの画角ではちょっと無理でした。 そんなサンゴ礁の上で休んでいたカメ。タイマイの子供だと思われるが、ワイド好きのお客様の絶好の被写体になってくれました。実は今回のお客様は今年のモルディブツアーにも遊びに来てくれたオオニタさんと旦那さん。モルディブではとうとうジンベェザメに出会えなかったため、今回の沖縄では読谷村のイケスに入っているジンベェザメダイビングに挑戦しよう!! というのがテーマだったのだが、この日だけ強い西風にはばまれ、ボートが出ずに断念。台風1号をも寄せ付けなかった旦那さんの強運もここでは発揮されず、ジンベェダイブは次回に持ち越しとなりました。 タイマイにかぶりついているのが旦那さんです。またここではモズク養殖がさかんです。実際に養殖している現場はこんな感じになっています。海底に打ち込んだ鉄柱に網をかけ、そこにモズクがまとわりつくように養殖していきます。この周辺は流れモズクだらけになっていました。 オキナワベニハゼが撮りやすい場所にいたので撮ってみました。こーいう魚はけっこうすぐにいるし、あまり逃げないし、逃げても同じ場所に戻ってくることが多いし、撮影しやすい条件がかなり整いやすいので、ぜひとも狙って欲しい魚である。 久しぶりに・・・、ほんまに久しぶりに見たマガタマエビ。かわいいエビだなー・・・。 別の角度から撮った写真もアップ。白い目玉がこっちの方がよくわかるね。ちょこまか移動してけっこう撮るのは大変です。 でかかった・・・。オオモンイザリウオ。あまりかわいくない・・・・とのコメントが聞けて、いとかなし。 いるだけでありがたいのだ。 |
Date |
2004/4/18 |
天候 | 晴れ |
気温 | 27℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
23〜24℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.5〜3.0M |
生物 |
スカシテンジクダイ、シモフリタナバタウオ、シンデレラウミウシ、ヒョウモンウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、ヘビギンポ、ツユベラ子供、コバンハゼ、ルリホシスズメダイ子供、ヤッコエイ、イソマグロなど |
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今日はみんなでケラマまでやってきました。オオニタさんグループは大物狙いだし、リピータのTさんグループはTさんはともかく、他の二名はかなりのリフレッシュダイブ。なかなか小物を探すダイビングはできない状況でしたが、洞窟やサンゴ、砂地など環境を変えてダイビング。ヤッコエイが数匹とおり、イソマグロが泳いでいました。あいかわらずサンゴはとてもきれいなのだが、オニヒトデの数も多かった。どんどん増え続けてるのだろうか? かなり心配である。 お客様のTさんから写真が届いたのでアップさせていただきます。どうもありがとうございました。
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Date |
2004/4/17 |
天候 | 晴れ |
気温 | 27℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23〜24℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
3.0M |
生物 |
ツバメウオ、オドリハゼ、モンガラカワハギ、タイワンカマス、ウミシダヤドリエビ、ノコギリハギ子供、キリンミノ子供、チョウチョウコシヨウダイ子供、レモンウミウシ、ハタンポ、アカマツカサ、パンダダルマハゼ、ツマジロオコゼ、ムラサキウミコチョウ、オオモンイザリウオ、アオフチキセワタガイ、グルクマ、ガラスハゼ、リュウグウベラギンポ、クマノミ、イソギンチャクエビ、フジムスメウミウシ、ハナヒゲウツボ、カスミチヨウチョウウオ、マダラトビエイ、イソマグロ、キビナゴ、グルクン、カクレクマノミ、チンアナゴ、コブシメ、スイジガイなど |
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今日は真弓と二手に分かれてのダイビング。真弓は到着ダイブを担当。オオニタさんグループを私が担当。大物好きなオオニタさんたち。ワイドな風景を探しましたが、あまりこれだ!! と言える風景はなく、やはりワイド狙いだとこの近辺の弱さは露出してしまう。まだ季節が夏ならば、良いのだが、水温24℃弱の今では、なかなか難しいのだ。 真弓チームはリピータのTさんグループ。三名ともスピッツの元講習生。みんなが戻って来てくれて、大変嬉しいスピッツであーる。オオモンイザリウオのでかいのがいましたよ。 |
Date |
2004/4/16 |
天候 | 晴れ |
気温 | 27℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
22〜23℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
15M |
波 |
3.0M |
生物 |
クマノミ、ヨウジウオなど |
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お客様2名の体験ダイビング。2人ともすんなり潜れればよかったのだが、うち1人のお客様か浅瀬で海水を飲み、むせてしまい、少々の恐怖心が芽生えたようです。深い方に行きかけると不安になるようで、立ち止まられます。こーいうときは時間をかけてゆっくり進めないとだめなのですが、浅瀬はあいにくうねりが届いており、波にも揺すられる状態だったため、無理せずに浅瀬のみで潜りました。その後、大丈夫なお一人と深い方にダイビング。 不安になった場合は、そのまま黙って続けないで、とどまるという決断も非常に重要であります。波のない穏やかな環境の時に再挑戦されることをアドバイスしたい。そのときにまたお手伝いできたらがんばらせていただきますです。 |
Date |
2004/4/13 |
天候 | 晴れ |
気温 | 27℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
22〜23℃ |
風 |
東から北西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
3.0M |
生物 |
ヨスジフエダイ、キンギョハナダイ、カシワハナダイ、ケラマハナダイ、コクテンフグ、グルクン、タツウミヤッコ、クモガニの仲間、ヤシャハゼ、ヤッコエイ、ウミコチョウの仲間、ヒラムシ、クマノミ、ゴマウツボ、スザクサラサエビ、オトヒメエビ、アカシマシラヒゲエビ、ソリハシコモンエビ、チンアナゴ、ハナハゼ、キリニミノ、セムシカサゴなど |
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いい天気。気温も高い。なんと27℃だって? 夏や、夏。いよいよ夏がやってきましたよー・・・。台風1号も南方海上でぐるぐる巻いています。うんうん、これも夏ゆえか? それていくみたいだが、油断は禁物である。 今日も非常にクリアーな海で2本のダイビングを無事に終了。お客様の1人は寒さに震えて、1本で終了でしたが、後のお2人は元気に2本のダイビングを楽しんでおられた模様。 まずはヨスジフエダイのかたまっている根に到着。そこに中層からグルクンが舞い降りてきて・・・・、なんとも言えず南国チックな風景であります。ここはハナダイの仲間もいろんな仲間が泳いでいて、とても気に入っている。 しかしどれがケラマハナダイで、どれがフタイロハナゴイで・・・・と予習なしで教えるのはとても難しい。はじめに図鑑でしっかり下調べして行かないとわかりにくかったなー・・・・と反省。 久しぶりに見た、タツウミヤッコ。あしびーブルーのOさんに教えてもらいました。 またここのポイントでは黄色い体に赤いラインの入ったウミコチョウの仲間がとてもたくさん大発生。砂の上に普通にのそのそ移動しています。 写真を連続で撮ったつもりだったのに、もうこんな後姿しか撮影できませんでした。けっこうな移動スピードですね。 ウンコが移動しているなー・・・・と思ってよく見てみるとウミウシでした。シマオウカンウミウシかなー・・・・。ちょっと写真が不鮮明で判別不可能です。 ヤシャハゼもたくさんいたし、その奥にはヤッコエイまでいました。ヤッコエイが登場した時に私がヤシャハゼを教えてしまったため、ヤッコエイを見れなかったお客様がいたことは痛恨の極みでございます。Hさん申し訳ない。 水温は徐々に上ってきている。このままもっと上ってほしいぞ。 |
Date |
2004/4/12 |
天候 | 晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
東 |
透明度 |
10M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンツキカエルウオ、ホシゾラウミウシ、グルクマ、ムラサキウミコチョウ、カクレクマノミ、アマミスズメダイ子供、ミドリリュウグウウミウシ、名前不明ウミウシ、シラナミイロウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、タイワンカマスの群れ、モモイロサルパ? 、ハブクラゲ、チョウチョウコショウダイ子供、サザナミヤッコ、ムラサキハナギンチャク、パンダダルマハゼ、クマノミ、リングアイジョー、アカククリ子供、ハナゴンベ、タテジマヘビギンポ、イシガキカエルウオ、ツバメウオ、イザリウオ、オニカサゴ、ハナミノカサゴ、キビナゴ、ハタンポ、アイオイクラゲ、オランウータンクラブ、シモフリタナバタウオ、グルクマなど |
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今日は2グループに分かれてのダイビング。午後から到着される組を私が朝から真弓がそれぞれ2ダイブ。海はとても穏やかで、気候も暖かく、ダイビング日和となりました。 穴の中から覗いていたのはカノコイセエビ子供と思われる個体。夏前だからこれからこーいうのが増えてくるのかな? キビナゴの子供が中層でたまってきています。それらを狙うヘラヤガラにハナミノカサゴたち。ちょうど逆光で撮影したら下のような写真になってしまった。水中って感じがしないね。 と、いうわけでキビナゴを追いかけるミノカサゴ君です。こーいうモノが見られる水温になってきました。いいことだ・・・・。 今年も定位置で踏ん張っているモンツキカエルウオ。成長しているかどうかはちょっとわからないけれど。見やすくてかわいいことに違いはないので、嬉しい限りであーる。 うーん・・・。見たことのないウミウシが登場だ。そのイボイボした形もハンパではないが、体中央でモコモコと膨らんだイボのような三つ又構造はなんたることか? 後ろから撮影するとこんな感じです。ちょっとわかりにくいなー・・・。もっとわかりやすく撮りたかったのだが、ドロップオフのリーフエッジで丸まっていたので、そのまま撮るしかなかったのだ。とほほほほ。以前、非常に似ているタイプのものに一度だけ出会ったのだが・・・・。 それがこいつ。2003年3月22日に遭遇しています。こいつはどちらかというと、ツルッとした感じですね。今日見つけた方がイボイボしています。 |
Date |
2004/4/11 |
天候 | 晴れ |
気温 | 23℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.0M |
生物 |
オキナワサンゴアマダイ、スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、サガミリュウグウウミウシ、アミメフエダイ、イシガキフエダイ、ニシキイトヒキベラ、オレンジウミコチョウ、エリグロギンポ、オニヒトデ、テンテンコノハウミウシ、ユビウミウシ、キンチャクガニ、センテンイロウミウシ、モンツキカエルウオ、ホホグロギンポ、セソコテグリ、サンゴモエビ、カゴカキダイ子供、ピグミーシーホース、アンボンクリノイドシュリンプ、メレンゲウミウシ、ムラサキウミコチョウ、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、セジロスミゾメミノウミウシ、シロウサギウミウシ、エンマウミウシ、レモンウミウシ、キベリアカイロウミウシなど |
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もっと悪い天気かな? と思っていたらとてもいい天気になりました。海も凪いでいる。沖縄本島在住のお客様とのんびり2ダイブ。深場から浅場までじっくり攻めてみました。 岩陰で見つけたアミメフエダイ。たいして珍しくもないし、特にきれいでもないけれど、私は好きなので載せちゃいました。名前どおりのアミメ模様です。憶えやすいでしょ? 深場ではお客様がオキナワサンゴアマダイを撮影されている横でアケボノハゼをゲット。ここではアケボノハゼが狭い範囲に4個体いました。オキナワサンゴアマダイは3個体を確認。 立派な大人になったイシガキダイ。岩陰を出たり入ったりしていました。 浅場で見られたカゴカキダイ子供。こんな場所にもいるんだなー・・・・ということでパチリ。 夏場だけじゃなく、今も見られたピグミーシーホース。お腹がぷっくり膨れていますね。今日の確認は1個体のみ。 今が旬だよ、ウミウシだよ。と、いうことで、ウミウシ探しは絶好調なのだ。ゾウゲイロウミウシは浅い場所で確認。頻繁に見かけるタイプだが、だからといって綺麗な体色になんら変わることはない。見つけると嬉しいウミウシ代表だと思うんだけれど。 そして私ははじめて見ました、ユビウミウシ。岩の上で丸くなっていましたが、ゆっくり移動していきました。 これまた珍しくないセンテンイロウミウシ。今日も3個体を確認。まだまだいそう。 うーん・・・・、名前不明だ。33M付近にて確認。大きさは2センチぐらいでした。 これまた名前不明。大きさは5mm未満の極小サイズ。写真に撮ってもはっきり見えないね。 大きくてみやすかったサガミリュウグウウミウシ。こーいうのはお客様にも見せやすいので、ガイドさん大助かりなのだ。 多い。ほんまに多い。今日だけで10個体以上を確認できたオレンジウミコチョウ。よくペアで見かけます。 ぼてっ! と寝ているかのように岩の上で休んでいたメレンゲウミウシ。かなり大きかったです。 エキジット間近の浅瀬で見つけたキベリアカイロウミウシ。いやー、ほんまにウミウシ多いなー・・・・。 エンマウミウシとは久しぶりの再会。もう少し内湾的環境で巡りあうことが多かったウミウシなのに、今日は完全なる外洋のリーフトップで確認できました。外洋が汚れてきたということ? そうであれば悲しいなー・・・・。 岩陰に身を潜めていたサンゴモエビ。あいかわらず奇妙な柄である。逃げる時の瞬発力はかなりのモノである。ぜひ目の当たりにして驚いてほしい。 最近ウミシダがあれば慎重に覗いてみるのだが、でっかいエビがほんまに多い。 同じウミシダに良く似た色のエビがいるなー・・・・と思い、2つとも撮影。白目はそっくりだけれど、体色は・・・・、裏表というか、なんというか、ほんまに対になっているかのようで、自然ってすごいねー。 でっかいヒトデだ。35M付近にて確認。お絵かきボードの「せんせい」とほぼ同じ大きさである。名前はなんだろうか? オオフトトゲヒトデという名前だそうです。 1ダイブで1個体のキンチャクガニを確認。まず子供と遭遇。大きさは1センチ弱でした。 2本目では大人の個体。大きさは2〜2.5センチでした。全然逃げなかったので、ずっーと見れました。お客様も写真撮り放題でウヨレイヒーだったはず。 アイオイクラゲという奴が中層をフラフラ流されていたのだが、そこについていた名前のわからない小魚・・・・。ただデジカメでは上手く撮れませんでした。とほほほ・・・・。 同様に白いエビがいたのだが、これもうまく撮れなかった。 他にはレモンウミウシやシロウサギウミウシなども確認。モンツキカエルウオも2個体いました。なんせウミウシが多くて、やっぱりウミウシのシーズンなんだなー・・・・という2本でした。 |
Date |
2004/4/10 |
天候 | 晴れ |
気温 | 23℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.0M |
生物 |
ゴマフリイロウミウシ、ハタンポ、ハナミノカサゴ、キンチャクガニ、ヒレナガヤッコ、カクレクマノミ、アンボンクリノイドシュリンプ、ヘラヤガラ、ハナゴイ、イロブダイ子供、ウミヘビ、ナンヨウハギ、チンアナゴ、キンギョハナダイ、オトヒメエビ、アカシマシラヒゲエビ、スザクサラサエビ、ゴマウツボ、グルクン、アカウミガメなど |
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いい天気だなー・・・。風も東から南東。海もペタペータ。どこでも潜れそうです。1本目はほんまに久しぶりのポイント。1年ぶり以上かもしれない。エントリーしてすぐにゴマフリイロウミウシに出会うが、お客さんもまだ落ち着いておられなかったので、ひとまずスルー。 深い場所ではキンチャクガニに遭遇。お絵かきボードの上に乗せて、じっくり見られました。 またたくさん泳いでいたヒレナガヤッコ。他の場所ではあまり見かけません。写真の個体はオスだがメスもたくさん泳いでいました。どちらかというと、私はメスの方が好き。 浅い場所で頻繁に見かけるカエルウオの仲間。警戒心は一人前以上ですぐに隠れる。図鑑で調べてもぴったり名前の当てはまるモノが見当たらない。 ヒトスジギンポも穴から顔を出して、まったく隠れませんでした。見やすかったです。 岩の間に大きなオニダルマオコゼが鎮座していたのだが、写真で撮ったら完璧な保護色で判別がつかなかったので、白枠でオニダルマオコゼをくくってみました。が、それにしてもわかりにくいよね。 きれいに撮れたのはアンボン・クリノイド・シュリンプ。最近はわりと大きくて見やすいエビがウミシダの中に多く見られます。目部分が白くてかわいいです。水中のブルーと良く似合っていて、特にきれいですねー。 アカシマシラヒゲエビがいたので、撮ってあげよう・・・・と適当にカメラを構えて撮ってみました。するとその周囲にスザクサラサエビやソリハシコモンエビてんこもりの写真になってしまった。 そしてその岩の隙間を見ていて、ふと見上げるとでっかいカメが・・・・。アカウミガメかなー・・・・。頭頂部にコバンザメがついていました。大きさは・・・・・、1.2−1.3Mぐらいあったかなー・・・。とにかくでっかいカメでした。 2本のダイビングとも、大変穏やかな海況で休憩時間中も心地良い太陽を浴びて、清々しいダイビング日和。こーいう日が続くといいんだけれど・・・・。南方海上に台風1号がぐるぐる巻いているのがちょっと気になるのだ。 |
Date |
2004/4/8 |
天候 | 曇りのち晴れ |
気温 | 22℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
22〜23℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.0M |
生物 |
テンス子供、オオモンイザリウオまたはイロイザリウオ、ツマジロオコゼ、ソリハシコモンエビ、オビイシヨウジ、ハマクマノミ、ミナミハコフグ子供、オキナワベニハゼ、フタスジタマガシラ、ヤマブキハゼ、オビテンスモドキ子供、ヨコシマエビ、カクレクマノミ、ムラサキウミコチョウ、キビナゴ、オドリハゼ、ホホスジシノビハゼ、ムチカラマツエビ、ウミシダヤドリエビ、アマミスズメダイ子供、アカテンイロウミウシ、イシガキカエルウオ、コナユキツバメガイ、ニジギンポ、ヒトスジギンポ、ツユベラ子供、イソマグロ、ハダカハオコゼ、コガネスズメダイ、スミレナガハナダイ、キベリアカイロウミウシ、アベルニィ、バブルコーラルシュリンプ、グルクン、テンテンコノハミドリガイなど |
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空模様はちょっと曇り気味。小雨もパラつくあいにくの天気。しかしお客様はずっと仕事に追われ続けてダイビングできなかった沖縄本島在住の方で、やっと取れた休みに3本のダイビングをのんびり楽しみました。 ウミウシではアカテンイロウミウシが岩穴の奥で光っていました。とてもきれいで個性的な奴なのだ。年間にそう何回も見られる奴ではない。よっしゃー・・・・という手応えのあるウミウシです。 その下でモソモソ動いていたコナユキツバメガイ。こっちはけっこう見られます。一見地味だが、よぉーく見ると微妙な色彩がとても美しいウミウシです。 また今年はムラサキウミコチョウの大豊作。いろんなポイントでたくさん見られる。 そして名前のわからないミドリガイの仲間がいました。以前も見たことがあります。過去のスピッツログにも写真を載せてあるはず。 人気の高いシロタエイロウミウシにも遭遇。ハート模様が鮮やかに浮かび上がる。これもあんまり出会えないかな・・・・・。珍しい・・・・というほどではないけれど。 いよいよ増えてきたのはアマミスズメダイ子供。おでこに輝く蛍光ブルーのVサインは今が旬。小さいながらも大変目立っています。この日はアマミスズメダイが狭いエリアに10匹ほど群れている場面にも遭遇。Vサインのオンパレードで嬉しかったのだ。 どこにでもいる、ホホスジシノビハゼ。誰も止まって見てくれないが、ちょっと止まって見て上げると頬に光るオレンジや水色がとてもキュートですよ。 以前からまったく同じ場所で動いていなかったツマジロオコゼ。うん・・・・。特にコメントはない。通年見られるな・・・・・。 浅瀬でうねりに揺すられていたオビテンスモドキ子供。観察しにくいし、撮りにくい。なかなか難しい魚であるが、その体つきはとても変わっているので、ぜひがんばって見てあげてほしい魚である。うねりに負けないよう、集中しましょう。 ウミシダカクレエビ。ウミシダにはカクレエビとかヤドリエビとかアンボンクリノイドシュリンプとか他にもいろいろエビやコシオリエビが住んでいるが、こいつがウミシダカクレエビか。ふむふむ。 そんでもってこいつがウミシダヤドリエビだ。こうやって見ると、違いは一目瞭然。同じウミシダに住んでいましたよ。 ハマクマノミの子供。特に色のきれいな個体を選んで、アップで撮ってあげました。どこかで見たことのある写真に仕上がりましたが、どこかで見たことのある写真をしっかり撮れる・・・ということはとても大事なのだ。 岩の上でわかりやすく座っていたイザリウオ子供。オオモンイザリウオかイロイザリウオか、私には判断しかねる・・・・。 もう1匹、少し大きなサイズがいました。全長5センチぐらいかな。上の写真は全長2センチぐらいでした。でも黒色・・・というのは、あまりかわいくないので、嬉しさもちょっと半減ですね。 真正面から撮ってみたのだが・・・・・、黒色に目や表情も埋没してしまい、保護色という点ではかなり評価できるが、写真に撮るにはかなり難しい生物だ。 載せてはみたものの、あまりおもしろみはない。まぁー記録ということで・・・・。 |
Date |
2004/4/6 |
天候 | 晴れ |
気温 | 23℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
21℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
15M |
波 |
1.5M |
生物 |
ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、リングアイジョーフィッシュ、モヨウフグ、チンアナゴ、ツマジロオコゼ、フジナミウミウシ、ゴマフリイロウミウシ、ミゾレウミウシ、アオリイカ、クラゲ、浮遊物いっぱい・・・・ |
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天候が安定しない沖縄本島地方。昨日はいい天気だったのだが、今朝はちょっと曇っていました。天気予報では南東から南の風だったのに、北東の風が徐々に強くなってきた。でも海面はそんなに荒れず、予定していた2本のダイビングは無事に終了。 しかし北東の風に吹き寄せられた数々のゴミとクラゲが水面を覆い尽くしてびっくりである。丸い浮遊物が視界一杯てんこもり。まるで天ぷらそばを食べ終わったあとの天つゆの中でダイビングしているかのようでありました。透明度は15Mぐらいは見えていて、そこそこあるのだけれど・・・・。とにかく気持ち悪かった・・・・。 ウミウシではフジナミウミウシ。図鑑にも小さい種類と書いてありましたが、ほんまに小さい。1センチぐらいでした。 またエントリー付近で踏み潰されそうな危険と隣り合わせに移動していたゴマフリイロウミウシ。 底ではハゼたちと並んでモヨウフグが岩陰に鎮座。最終的に泳ぎ去りましたが、けっこう長い間見られました。 また昨年の夏からずっと同じ場所にいるチョウチョウコショウダイ子供。当たり前だがどんどん大きくなっている。いつもは穴の中に隠れていることが多かったのだが、今日は穴の外に出ていました。 洞窟の中に浮いていた卵塊・・・・だと思われる物体。初めてではない。何度か見ています。たいてい内部とか外部に魚がついているので、どれどれ・・・・と探してみると・・・・。 内部の中心付近に白い魚がいたのだが・・・・、どう見ても死んでいる。しかもなにか粘液のようなものに覆われていました。この卵塊の仕業だろうか? うーむ・・・不明。ストロボがその魚に見事に反射してきれいに撮れなかったことは、とても心残りである。 あまりのゴミの多さにダイビング終盤はゴミ拾いダイビングとなってしまった。また、ゴミを集めやすそうな袋がいっぱい浮いているんだよなー・・・・・、困ったことに。袋拾う、ゴミ拾う、袋に入れる、いっぱいになったらまた大きな袋を拾う、ゴミ詰める、いっぱいになる、またそれより大きな袋を拾う・・・・の繰り返しである。ゴミとクラゲ、浮遊物にまみれたダイビングでした。 追記、なぜかマスクが曇りっぱなしだった今日のダイビング。・・・・・・。マスクが曇っているのってすごいストレスだね。あんまり生物も探せなかったぞ。唾つけても、つけても曇る。なんでやねん? というダイビングでもありました。みなさんもダイビング前の曇り止めはしっかりとしましょうね。 |
Date |
2004/4/3 |
天候 | 曇りのちに雨 |
気温 | 21℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.0M |
生物 |
ヨウジウオ、ナガウニ、クマノミとその卵、モンダルマガレイ、 |
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今日も体験ダイビング。ご家族で沖縄にお越しの子供さん3名を担当しました。瀬良垣で行ったのだが、偶然にもそこで今話題のオレンジレンジが写真撮影をしていました。普通にしていれば、まったく普通の男の子でして、まったく大騒ぎになることなく、たんたんと撮影は進み、1時間弱でまたバスに乗り込みどこかに消えていきました。 肝心のダイビングですが、お客様は大変落ち着いておられて、まったくなんのトラブルもなくスムーズに終了。今日もクマノミは卵を産んで世話していました。大きなモンダルマガレイもいましたよ。 |
2004/4/2 EFR講習でした。・・・・つまり人工呼吸などの講習のことです。