スピッツログブック

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Date

2005/5/31

天候 曇りたまに晴れ
気温 26℃ 小潮

水温

24〜25℃

東から南東

透明度

5〜20M

2.0M

リピーターのお客様とダイビング。ウミウシもハゼもいろいろなんでも興味のある人なので、ガイドさんとしては助かります。やっぱりウミウシには全然興味がない・・・というお客さんよりもいろんなものに好奇心を持って頂いているお客さんの方がガイドしやすい。

みんなもいろんなものに興味を持って、好奇心全開でダイビングしましょうね。

シロガヤの上に止まっていたのは、名前のわからないエビ。なんだろうか?

5.31.05.ebi.jpg (31507 バイト)

大きなフリソデエビに久しぶりに遭遇。きれいな色の個体だった。あまり勢いよく逃げなかったので、ゆっくり見られました。

5.31.05.furisodeebi.jpg (52725 バイト)

ウミウシではトゲトゲウミウシにこれまた久しぶりに出会いました。紫の粒粒がとても綺麗なのだ。

5.31.05.togrtogrumi.jpg (52305 バイト)

ネコジタウミウシの仲間にも出会いました。私は2度目の出会いだ。図鑑によるとしばしば観察される・・・とのこと。稀種ではないのだな。ふむふむ。

5.31.05.nekojitaumi.jpg (49966 バイト)

セスジミノウミウシが登場。砂の上にポツンといましたけれど、こんなにカラフルなんだから、目立ちすぎである。

5.31.05.sesujiminoumi.jpg (25841 バイト)

オクヨウジを観察。あいかわらず細長いボディーであります。

5.31.05.okuyouji.jpg (51925 バイト)

白色がきれいだこと・・・・、コウワンテグリである。目玉は赤色が入っていて、白と赤の対比がなんとも言えずかわいさをよりアップしている。逃げ方もヒョコヒョコという感じで実に楽しい。見られると嬉しい魚ですね。

5.31.05.kouwantegu.jpg (32880 バイト)

砂地に作った巣穴から顔だけ出しているのはギンポハゼspでしょう。小さくて見落としがちだけれど、よぉーく探すと見つけられました。ほっ。

5.31.05.ginpohaze.jpg (35341 バイト)

サボテングサにからみついていたオオウミウマの子供。体のわりに目が大きくてとてもキュートであります。

5.31.05.ooumiuma2.jpg (44881 バイト)

そうかと思えば、10センチ弱の大人の個体にも遭遇。タツノオトシゴ系の魚はあまり逃げないし、見せるとお客様の受けもいいし、ガイドさん大助かりな生物であります。

5.31.05.ooumiuma3.jpg (37900 バイト)

ピグミーもいました。すでにアイドルの盛りを過ぎた感もあるが、見られればやっぱりかわいい。ピグミー見たいっていうお客さんもまだまだ多いしね。

6.1.05.pygmy.jpg (62496 バイト)

いろいろ見られてお客さんもきっと満足だったことでしょう。私も楽しかったし・・・・。

 

Date

2005/5/30

天候 晴れ
気温 28℃ 小潮

水温

24〜25℃

北東

透明度

8〜10M

2.0M

うーん・・・・・。早速ですが、名前のわからないハゼに登場願いました。なんだろうか? ウスゲシヨウハゼかな? とも思ったが、そうではなさそうだし、ケショウハゼでもなさそう。トンガリハゼの仲間かな? また時間が必要です。・・・・・。

5.30.05.haze1..jpg (47203 バイト)

オイランハゼも見てきました。1つの巣穴に2匹が・・・。ふむふむ。やっぱり恋の季節なのか? カップリングしている個体に出会えました。周囲の個体にも気を配りましたが、そんなにドきつい体色に変化している個体はいませんでした。もっと濃い色に変わっていくのかなー・・・・。興味しんしんですな。

5.30.05.oiran.jpg (55607 バイト)

ここのポイントでは普通種なのかな・・・・。セイテンビラメ。口元にイザリウオのエスカのようなものを持っているので、慣れれば見分けるのはそんなに難しくありません。背中の模様も特徴的だし。

5.30.05.senteibirame1.jpg (55672 バイト)

大きい・・・・・。オオウミウマが浅瀬をつつつつっっっっぅぅぅぅぅ・・・・と移動していました。ヒレがピヨピヨ動いていてとても可愛かったです。大きくてもかわいいのだ。

5.30.05.ooumiuma1.jpg (54193 バイト)

するとまた別のところにもピヨピヨ動かしていたオオウミウマを確認。こっちの方が色が薄くてきれいです。

5.30.05.ooumiuma2.jpg (31932 バイト)

子供も捜していたけれど、見つけられませんでした。チャンチャン。

 

Date

2005/5/29

天候 曇りそして晴れ
気温 26℃ 小潮

水温

24〜25℃

北東

透明度

12〜15M

2.0M

紹介で遊びに来ていただいたカップルとのんびりダイビング。久しぶりのダイビングということで、できるだけストレスのない海況を望んでいたのだが、ちょっと波があり、初めはバタバタとなってしまった。申し訳ない。しかし慣れてきてからは、体がダイビングを思い出したようで、楽しんで潜られていたようです。

水中で記念写真撮ったりして、実にのんびり。トウアカクマノミやハナビラクマノミ、ハマクマノミ、クマノミ、カクレクマノミとセジロクマノミ以外は全部見られたし、ニジギンポは貝殻の中に卵を産んでいて、しっかり守っていました。

珍しいところでは、ウミウシカクレエビがなんとオオイカリナマコに付いていました。こんなナマコにもつくんですねー。初めて見る場面でした。

5.29.05.umiushikakureebi.jpg (64737 バイト)

午後からはいい天気になったので、きっとどこかに遊びに行かれたのであろう。午前に二本潜って、午後からも遊べて、いいねー・・・・。

 

Date

2005/5/28

天候 曇り、雨もいっぱい
気温 26℃ 中潮

水温

24〜25℃

北東から東

透明度

10〜15M

2.0〜2.5M

リピーターの方とダイビング。なんでも東京出張が続いていたとかで、潜るのも久しぶりとのこと。しかしあいにくの雨模様・・・・。水温もそんなに温かくなっていないので、けっこう寒いなー・・・と感じるダイビングでした。

ウミウシはまだまだ見られます。まずはマイチョコウミウシ。稀種ではないけれど、たまに出会えますね。

5.28.05.mychocoumi.jpg (53197 バイト)

今年は2度目の出会いかな・・・・。オオコノハミノウミウシ。あいかわらず大きかった。

5.28.05.ookonohaminoumi.jpg (57388 バイト)

おぅ。久しぶりぃー・・・。とつぶやいてしまった、テヌウニシキウミウシ。今年の3月ぐらいは、このウミウシがずっーと見られていました。今日の個体は大きくて綺麗な奴でした。

5.28.05.tenuunishikiumi.jpg (35100 バイト)

ウミウサギガイが2個体並んでいました。大きかったなー。

5.28.05.umiusagi.jpg (31690 バイト)

サンゴの隙間に大きく育ったその体を隠そうとしているのだが、あまり隠せていないセダカギンポにも出会えました。前回は見られなかったけれど・・・・、どこかに隠れていたんだねー・・・。他にはモンツキカエルウオやエリグロギンポもいましたよ。

5.28.05.sedakaginpo.jpg (39296 バイト)

名前のよくわからないウツボの仲間がいました。

5.28.05.utsubo.jpg (64356 バイト)

ジョーもたくさんいました。黄色のジョーをまだ見ていない・・・・とのことだったので、見せられて良かったです。

5.28.05.j1.jpg (32930 バイト)5.28.05.j2.jpg (41861 バイト)

5.28.05.j4.jpg (31340 バイト)

うーん・・・・。口の中で光っているものが・・・・・。卵かなー・・・・。あまり口を開けてくれなかったので、しっかり確認できませんでした。

5.28.05.j3.jpg (32932 バイト)

透明度がちょっと悪いけれど、雨もたくさん降っているから、しょうがないよね。

 

Date

2005/5/24

天候 曇り
気温 27℃ 大潮

水温

24〜25℃

北東から東

透明度

6〜8M

1.5〜2.0M

ドロハゼ好きのお客様とマンツーマンで潜る。リクエストはタンザクハゼである。透明度を気にしながら潜ってみると、なんとかかんとか辿り着けて、じっくり見てきました。しかしけっこう濁っていたので、私の写真は全滅でした。お客様の写真はどうだったのだろうか?

ヤツシハゼ属の仲間がたくさん見られましたよ。

5.24.05.yatsushisp1.jpg (27751 バイト)

ガラスハゼの仲間もいました。前までは見なかったのになー。もっといろんな角度から撮影しないと、名前がわからないねね・・・・。

5.24.05.garasuhazesp.jpg (12295 バイト)

この黄色い魚・・・・。いったいなんの黄化個体なのだろうか? とわからなかったのだが、・・・・・・。

5.24.05.haze1.jpg (29836 バイト)

この下の写真の個体はあまり逃げなかったので、じっくり観察できました。背びれをよぉーく見てみると、前方に黒点が見える。ふむふむ。すると・・・、イトヒキハゼの仲間の黄化個体なのかな? しかし生息数から考えると1番まともな結論だと思います。エビと一緒に撮れました。

5.24.05.itohikisp.jpg (42374 バイト)

岩の下からこちらを見ていたのはナメラハゼです。

5.24.05.namerahaze.jpg (52535 バイト)

この写真の中に魚が隠れている。いったいどこにいるか、わかりますか?

5.24.05.teguri1.jpg (46441 バイト)

指の近く、写真の真ん中を拡大してみると、こんな奴がひそんでいました。長さ、3ミリぐらいのテグリの子供だと思われる奴。尖った口と丸い目玉がなんとなく確認できますね。

5.24.05.teguri2.jpg (18584 バイト)

いっぱい、いっぱい泥場には潜っているけれど、こいつと日本で出会ったのは初めてである。スジモヨウフグ。マレーシアのマングローブダイブではたくさん見られました。変わった模様と顔つきで個人的に好きな魚であります。

5.24.05.sujimoyoufugu.jpg (23302 バイト)

フチドリカワハギの子供がいましたー。かわいいとお客さまにも大好評でした。

5.24.05.fuchidorikawahagi1.jpg (54459 バイト)

さらに小さな子供も発見。指の大きさと比較してね。

5.24.05.fuchidorikawahagi2.jpg (45275 バイト)

水面近くではダツの子供と思われる奴らが下を向いてヘコアユのように泳いでいました。

5.24.05.datsubaby.jpg (13447 バイト)

マツバギンポが全身を出して、こちらを見つめていました。かわいいですねー。

5.24.05.matsuba.jpg (71890 バイト)

たくさんのギンポ、カエルウオが見られましたが、季節柄婚姻色が出ていたりするので、名前を判別するのが非常に難しいぜ。こいつは・・・、多分、ヤエヤマギンポかなー?

5.24.05.ginpo.jpg (51582 バイト)

こいつもヤエヤマギンポ? ちょっと自信ないなー・・・・。

5.24.05.ginpo1.jpg (51036 バイト)

こいつにいたっては、・・・、おもろい顔・・・というしかわからない。色が普段の色と全然違うんだよねー・・・・。

5.24.05.ginpo2.jpg (53803 バイト)

こいつはわかる。ホホグロギンポだね。こいつ、あんまり体色変わっていないな・・・・。どうしたんだろうか?

5.24.05.hohoguro.jpg (41142 バイト)

触角が長くて目を引いたロウソクギンポ。ピンクのまゆ毛がかわいいです。

5.24.05.rousoku.jpg (60586 バイト)

うーん・・・・。名前のわからないエビだ。今日は時間がないので、また時間があるときに調べてアップしますね。

5.24.05.ebi1.jpg (55578 バイト)

オキスズメダイ子供が春を楽しむかのように泳ぎまわっていました。

5.24.05.okisuzumedai.jpg (14535 バイト)

夏も間近で、子供がいっぱい出てきましたよ。

 

 

Date

2005/5/23

天候 曇りそして雨
気温 27℃ 大潮

水温

25℃

北西から北東

透明度

5〜15M

1.0〜1.5M

今日は非常にバタバタしたダイビングになってしまったが、予定通りの本数をこなせて、なんとかかんとかホッとするスピッツでありました。

黄色のジョーは隠れない個体で、実に紹介しやすいです。

5.23.05.j1.jpg (37264 バイト)

キマダラウミコチョウが今日もいました。

5.23.05.kocyou.jpg (35145 バイト)

名前のわからない小さいウミウシが今日もいました。

5.23.05.umi1.jpg (9403 バイト)

他には背中にハートの模様を持つ、シロタエイロウミウシの子供サイズがいたり、シラナミイロウミウシがいたり、まだまだウミウシは多いかな・・・・。

3本目ではドロハゼ好きのお客様のリクエストに応じて、カスリハゼ、ハラマキハゼ、ヤツシハゼなどを観察してきました。

 

Date

2005/5/22

天候 晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

24〜25℃

南から西

透明度

15〜20M

1.0〜2.0M

今日はお客様のリクエストにお応えしてのんびり潜ってきました。リクエストはスジクロユリハゼとピンクダートゴビー。当然それらの写真はお客様が狙っていたので、ここにはない。

他の生物を写真で紹介していこう。

まずはまだまだ見られるウミウシたち。大きなメレンゲウミウシに出会えました。

5.22.05.merengeumi.jpg (36906 バイト)

コールマンウミウシがまさに産卵中でした。この季節のウミウシを見るときはその周囲もよく見てあげると、こーいう場面に頻繁に出会えるので、ぜひともチェックしていただきたい。

5.22.05.kolemamumi.jpg (38001 バイト)

パイナップルウミウシに今日も出会えました。

5.22.05.pinaeppleumi.jpg (41486 バイト)

リュウグウウミウシは数個体見られましたよ。

5.22.05.ryuguumi..jpg (38216 バイト)

うーん・・・・。多分シロミノウミウシでしょう。

5.22.05.umi1.jpg (21955 バイト)5.22.05.umi2.jpg (19156 バイト)

ゴクラクミドリガイ属の1種その1ですね・・・・、多分。背中の2つの突起が目印かな。前にも見たな・・・。

5.22.05.umi3.jpg (31143 バイト)

キヌハダモドキなのかなー・・・。いや、違うような気がする・・・。うーん・・・。

5.22.05.umi4.jpg (31309 バイト)

ゾウゲイロウミウシがどうだ! と言わんばかりに交接していました。きゃー丸見えよー・・・とぼかしでも入れたくなるくらいモロ見えでした。

5.22.05.zougeumikousetsu.jpg (35069 バイト)

なんだろうか? ミドリガイの仲間であろう・・・。正確な名前はわからないねー・・・。

5.22.05.midorigai1.jpg (36269 バイト)

浅瀬にはイカの卵がびっしり。しかもその中には今にも産まれそうなイカたちがびっしり詰まっていました。しばらく見ていたのですが、産まれる瞬間は見られませんでした。残念。

5.22.05.ikaegg.jpg (26492 バイト)

卵といえば、最近こーいう場面を頻繁に見かける。今日はモンツキカエルウオの卵であーる。目玉が完成している卵がびっしり。春ですなー・・・。

5.22.05.monegg.jpg (34070 バイト)

リングアイジョーもたくさんいましたが、卵を抱えている個体には遭遇できませんでした。

5.22.05.ringj.jpg (29828 バイト)

おぅ。今日はアイドルにたくさん出会える。モンキキンチャクフグのペアと出会えました。

5.22.05.monki1.jpg (50076 バイト)

どっちがオスでメスなんだろうか? 個体の大きさとしては、下の写真の個体の方が大きい。大きい方の背中の模様は実に特徴的だ。

5.22.05.monki2.jpg (44792 バイト)

1Mオーバーのネムリブカにも出会えました。お腹が膨らんでいるのは子供がいるのかな? 久しぶりのサメとの遭遇にびっくり。でもお客さんはあまり興味がなかったらしく、カメラを構えることはありませんでした。小物と真剣に対峙しておられましたよ。

5.22.05.nemuribuka.jpg (14410 バイト)

クリーニングされていて、全然逃げなかったスミレナガハナダイ。派手な色だねー。

5.22.05.sumirenaga.jpg (47806 バイト)

カニの幼生と言われている奴で、どこにでもいっぱいいますが、小さくてあまり目にはつきません。でも顔つきはけっこうおもしろいです。

5.22.05.yousei.jpg (7564 バイト)

そしてフィコカリス・シムランスという学名のエビです。今年は二度目の出会いです。だいたい毛むくじゃらの奴を見ることが多いのですが、こいつはけっこう綺麗な個体でした。

5.22.05.simuransu.jpg (23752 バイト)

そして・・・・、あれ、まぁー・・・。なんと綺麗な・・・。ヒオドシベラ子供が2個体も・・・・。特に言葉はいりませんな。ほんまにきれいでかわいいです。大人になる前に見てあげてくださいね。

5.22.05.hiodoshibera1.jpg (31421 バイト)

他にはオクヨウジ、タツノハトコなどが見られました。

 

Date

2005/5/21

天候 曇りそして晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

25〜26℃

透明度

15〜20M

2.0M

昨日のお客様プラス友人の方1名でダイビング。砂地と穴に行ってきました。砂地ではトウアカクマノミやホソウミヤッコ、写真の生物はタツノハトコ。ハゼもたくさんいて、ヤシャハゼにヒレナガネジリンボウなどが普通にたくさんいましたよ。サザナミフグがクリーニングされていたりする場面も透明度の良さと重なって、とても気持ちよいものでした。

浅場のサンゴでは太陽が顔を見せてくれても癒し感がなおさらにアップしました。

5.21.05.hatoko.jpg (33763 バイト)

3本目でのヒットはヒバシヨウジのペア。お腹にはオレンジ色の卵がたわわに実っていました。ハダカハオコゼがいたり、パンダダルマハゼのペアが元気に卵を守っていたりしました。穴の中のスカシテンジクダイも大きな群れになっていました。

ライトに電池が必要だったので、デジカメのバッテリーをライトに使ったため、今日は写真が少ないのだ。

 

Date

2005/5/20

天候 晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

24〜26℃

透明度

15〜20M

2.0M

お客様と一緒に今日は3ダイブ。天候も良くて、海もそこそこ。うねりが残っていたものの、だんだん穏やかになるはず。だけど夕方は風が少し強くなっていたんだよねー。明日は大丈夫かな?

写真から紹介していくと、浅瀬でうねりに負けないように撮影したモンツキカエルウオ。今日は全部で4個体を確認。子供が1個体いました。

5.20.05.mon.jpg (37892 バイト)

ゴクラクミドリガイ属の仲間がいました。地味・・・だ・・・ね。

5.20.05.midorigai.jpg (54836 バイト)

死んだクサビライシの裏にキンチャクガニのまだ小さい個体が隠れていました。

5.20.05.kin.jpg (48842 バイト)

顔に見えるホヤがいました。けっこう探しているんだけれど、あんまり見つけられない。見つけても1個体のみ・・・という場合が多い。もっと群集になっていたらインパクトあるんだろうけれどなー・・・・。

5.20.05.hoya.jpg (30323 バイト)

ジョーフィッシュが見たいというリクエストに答えて、今日もジョー祭り開催。この下の2個体はサービス満点の個体たちです。

5.20.05.j2.jpg (42925 バイト)5.20.05.j3.jpg (42995 バイト)

黄色いジョーは只今2個体。左側は昔からいるのに、まだまだシャイですぐ隠れてしまいます。右側の方がまだ落ち着いている。もっと慣れてほしいですねー。

5.20.05.j4.jpg (23466 バイト)5.20.05.j1yellow.jpg (21625 バイト)

エリグロギンポが穴の中から顔を出していました。しかし動きがどうもいつもと違う。穴の中に出たり入ったり、世話しないことこの上なし。

5.20.05.eriguroegg2.jpg (72097 バイト)

よーぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉく見てみると、穴の奥、内壁にエリグロギンポの卵がいっぱい産み付けられているではあーりませんか。クマノミのように、このエリグロ君も胸ヒレほ使って、卵に水を送っていました。

5.20.05.eriguroegg1.jpg (54331 バイト)

穴の奥なので、どうしてもストロボが当たりにくかった。そこで画像ソフトで加工して、卵が見やすい露出に変えました。おかげでエリグロギンポが飛んじゃっているけれど・・・・。

5.20.05.eriguroegg3.jpg (72358 バイト)

奥の卵にはしっかりと目玉ができていて、気のせいか、こっちを見ているようにも感じられる。今にも産まれそうな卵たちでした。

他にはリクエストにあった、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウもゲット。ヤシャハゼはまだ子供の個体でした。そして予想外にアカメハゼにも出会えました。いると知らなかったので、けっこうハプニング・・・・。嬉しいもんだ。

クマノミも好きなお客さんだったので、6種類全部今日の3本で制覇できたし、ヤイトギンポはもぐらたたき状態でピョコピョコ遊べました。

明日も良い海況と天候でありますように・・・・。

 

Date

2005/5/19

天候 曇りのちに晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

24〜26℃

透明度

5〜20M

2.0〜1.5M

しばらく潜っていなかったポイントがどうなっているか調べに行ってきました。泥地が砂地に変わりつつある場所だったので、心配していたのだが、あいかわらずドロハゼは生きていました。

カスリハゼ、シマオリハゼ、クロオビハゼが見れました。写真下はシマオリハゼです。他にはミカヅキコモンエビがいたし、

5.19.05.shimaorihaze.jpg (68818 バイト)

写真のイソバナカクレエビもいました。写真の個体はとても大きくて観察しやすかったです。

5.19.05.isobanakakureebi.jpg (17022 バイト)

またスカシテンジクダイがここでも大きな群れを作っていました。夏ですなー・・・・。

5.19.05.sukashi.jpg (29713 バイト)

フタホシタカノハハゼはノーマル色(写真下)の個体も黄色バージョンも見られます。

5.19.05.futahoshitakahaze.jpg (47379 バイト)

名前のわからないテグリに出会えました。なんだろうか?

5.19.05.teguri1.jpg (53909 バイト)

後ろから撮影したらこんな感じ。体にはどうやら白点が散在している部分がありますね。こんな模様はあまり見ないなー。

5.19.05.teguri2.jpg (63440 バイト)

瀬能先生からの報告が届きました。「難しいですね。イトヒキヌメリ属もしくはハナビヌメリ属のある種に似ていますが、正確な同定はこの画像からは困難です。参考にデータベース登録させてください」ということです。もっと鮮明な写真を撮らないとね・・・・。

ウミウシではレモンウミウシが移動中でした。

5.19.05.remonumi.jpg (30006 バイト)

写真にうまく撮れなかった・・・・、ウサギモウミウシ。小さくてきれいなウミウシでしたが、移動スピードが速くて・・・・・・・。きれいに撮れませんでした。デジカメのバッテリーももうなかったし・・・・。

5.19.05.umi1.jpg (20898 バイト)

以前にも見たウミウシのひとまわり大きな個体がいました。今日はもう少し小さいサイズのものもいたので、この種類は2個体を確認。名前は図鑑に載っていないのでわかりませーん。

5.19.05.umi2.jpg (46615 バイト)

梅雨だけれど、水温はどんどん上ってきた。いい感じだ。明日はどこに潜れるかなー・・・・。

 

Date

2005/5/18

天候 晴れ
気温 28℃ 小潮

水温

24〜27℃

透明度

5〜25M

2.0〜1.5M

今日は知り合いのイントラさんとネタチェックに出かけました。リボンゴビーのリクエストを受けていたので、見せられて良かった。南風がそよそよと弱く吹いている沖縄本島。今晩から雨が降るとの予報です。明後日からしばらくお客さんなのになー・・・・。うーん・・・、悪循環。

砂地で出会ったツマジロオコゼの子供。1センチぐらいでしたが、逃げまくられて、写真はボケボケでした。

5.18.05.tsumajirobaby.jpg (43723 バイト)

サンゴの隙間にはカサイダルマハゼがいました。今日は3個体を確認。ペアで産卵している個体もいました。いいことだ。

5.18.05.panda.jpg (29198 バイト)

アオハチハゼも見られました。

5.18.05.aohachihaze.jpg (35671 バイト)

名前不明のハゼが登場しました。なんだろうか? はじめて見ます。瀬能先生からの報告が来ました。「この魚はイメージがわきません。初めて見るようでもあり、どこかで見たことあるような・・・ハゼの仲間としか言いようがないです。もしかしたら新しい発見かも知れません。今回の画像、このままデータベースに登録させてください。追加でいくつか画像が欲しいですが、再撮影することは可能でしょうか?」とのことでした。

新しい発見? むむむむ・・・・。でもこいつを見たのはこのダイビングでのみ。後には1度も見ていませんです。・・・・。見たいなー・・・・。

5.18.05.haze1.jpg (34703 バイト)

リボンゴビーことタンザクハゼもたくさん確認。夏場でもいるんだね。

5.18.05.ribbon.jpg (36676 バイト)

岩場にはハダカハオコゼも確認。ずっーといる個体だが、もう少しきれいな色になってくれないかなー・・・・。

5.18.05.hadakahaokoze.jpg (49642 バイト)

普通のカエルウオがいました。目の後ろの青系の2本線が特徴だと思います。はい。

5.18.05.kaeru1.jpg (42522 バイト)

うーん・・・・。ミノカエルウオかな? ベニツケタテガミカエルウオとミノカエルウオ、アミメミノカエルウオの区別が図鑑でも明白ではないですよね。カエルウオ図鑑出ないかなー・・・・・。

5.18.05.kaeruuo.jpg (38329 バイト)

穴の奥を覗いたら、タマギンポが丸まっていました。怯える子猫のようでとてもかわいかった。

5.18.05.tamaginpo.jpg (74280 バイト)

ツバメウオの群れを探したかったのだが、あんまりいなかった。もうばらけちゃったのかなー?

5.18.05.tsubame.jpg (14060 バイト)

洞窟も行ってみた。するとスカシテンジクダイがかなり増えていて、とても綺麗。ここだけで楽しめるなー。夏が来たって感じアリアリ。

5.18.05.ana1.jpg (24301 バイト)

洞窟内部の出入り口付近いっぱいいっぱいに群れが膨れることを願う。でも一瞬で全部いなくなるんだよねー・・・・。荒れるまでが勝負だね。

5.18.05.ana2.jpg (45793 バイト)

明日からは北風に変わるもよう。荒れちゃうのかなー・・・・。

 

Date

2005/5/17

天候 晴れ
気温 26℃ 小潮

水温

24〜25℃

南東

透明度

5〜10M

2.0M

いい天気だー・・・・。こーいう日にお客さんと潜れるのは素直に嬉しい。見たものを順番に紹介していこう。

あまり見ないカクレエビだなー・・・・と思って撮影。図鑑で調べてみたら・・・・、シサンゴカクレエビだと思われます。腕に色がついていて、かなりわかりやすいエビです。明らかにオシャレカクレエビとは違います。

5.17.05.ebi1.jpg (71821 バイト)

フシウデサンゴモエビが今日もいいモデルになってくれました。あいかわらず毛むくじゃらですねー。

5.17.05.fushiudesangomoebi.jpg (36560 バイト)

むむむむむむむ・・・・。てっきりカザリイソギンチャクエビだと思っていたのだが、図鑑で調べてみたら・・・・、ホシナシイソギンチャクエビというらしい。ふむふむ。なるほど。そう言われてみれば、点々が体にないね。だからホシナシか・・・。そのまんまでわかりやすいなー・・・・。

5.17.05.kazariebi.jpg (30621 バイト)

ムラサキトゲテッポウエビといいます。赤い体に白い線がビシュッ!! と伸びており実に特徴的。別に珍しくもないし、特別かわいいという感じでもないが、止まったまんまで全然動かなかったので撮影してみました。

5.17.05.murasakitogeteppouebi.jpg (32091 バイト)

同様に、見たことのないカニがいるなー・・・。撮っておくかー・・・・。と気軽に撮影したこのカニ。名前を調べてびっくり。スベスベマンジュウガニという。おおおぉぉぉ。これがスベスベマンジュウガニか! 学生の頃、週間少年ジャンプ連載のなにかの漫画でこのカニの名前が出てきて、なぜか記憶に残っていたのだが、海にいるカニだとは思ってもいなかった。こんなところで出会えるとは・・・・。変わった模様のカニなので、いたら今度からは間違えなさそうです。

5.17.05.subesubemanjuugani.jpg (37207 バイト)

ホシハゼだろうか・・・、いや、ちょっと違う・・・・。ということで撮影。背びれがどこも長く伸びていないのでホシハゼではなさそう・・・・。他に当てはまりそうなものは・・・・、トゲナガハゼ属の1種か・・・・。尻尾の真ん中がちょっと長くなっているんだよね。そーいうところはトゲナガハゼ属の仲間っぽいんだけれど・・・・・。うーん・・・・。また問い合わせかな・・・・。で、問い合わせたところ、ホシハゼそのもの・・・というコメントを頂きました。ふむふむ。そうなのか・・・・。

5.17.05.hoshihaze.jpg (47328 バイト)

フレディに引っかかれた傷を持つハゼことハラマキハゼである。4個体ぐらい確認できました。

5.17.05.haramaki.jpg (49381 バイト)

早速オイランハゼが見たい! というリクエストが入ったので、見てきました。背びれの模様もいかしているぜ。ピンクがほんまに綺麗だなー・・・・・。

5.17.05.oiranhaze2.jpg (57120 バイト)

背びれの長いシノビハゼを探しているので、とりあえずシノビハゼも撮影。でもこれじゃー、背びれまで見えないね。もっと考えて撮影しないと・・・・。

5.17.05.shinobihaze.jpg (65235 バイト)

背びれの模様がまったく見えないので決め手には欠けるが・・・、多分ウスゲショウハゼだろう。模様の感じがね・・・・。

5.17.05.usugesyouhaze.jpg (43478 バイト)

なんだろうか? かわいいカエルウオ系の魚がいるなーと撮影。写真をよく見ると、エラの下に肌色の点があるところを見ると、シマギンポの子供ですね。3センチぐらいでした。

5.17.05.ginpo.jpg (50087 バイト)

大人になるとこんな感じ。肌色の点が大きくなって、目の中の赤線もよりくっきりなってきています。子供の頃は赤線が見えないなー・・・。

5.17.05.shimaginpo.jpg (58924 バイト)

大人をアップで撮影するとこんなもんだ。赤い線がかわいいし、目の上の1本しゅるるぅぅぅぅぅ線、そしてトサカが見えますか? 顔には白色の紋がある。アイドル的要素はモンツキカエルウオに全然負けていないぞ。絶対アイドルに育ててあげたい魚であーる。

5.17.05.shimaginpo2.jpg (61041 バイト)

ウミウシも少しいたので紹介。クチナシイロウミウシはけっこうどこでも見られますね。

5.17.05.kucuinashiumi.jpg (31130 バイト)

2か所で見つかったこのウミウシ。てっきり別種かと思っていたら、同じ奴だった。図鑑で調べてみたら・・・・、載っていた。ゴクラクミドリガイ属の1種その2である。稀種とのコメントがあるが、ふむふむ、私も初めての出会いでした。

5.17.05.midori1.jpg (41828 バイト)5.17.05.midori2.jpg (35158 バイト)

でかっ!! ミヤコウミウシが2個体。大きすぎて全然かわいくないどころか、気持ち悪い部類に入ってしまうだろう。お客様受けも悪かった。しかし交接する間近と見られるこの2個体。貴重な瞬間に出会えました。

5.17.05.miyakoumi.jpg (78757 バイト)

こいつも、でかっ!! ワカヨウジである。長さは30センチ以上ありました。

5.17.05.wakayouji1.jpg (38527 バイト)

顔だけ撮るとこんな感じです。

5.17.05.wakayouji2.jpg (42763 バイト)

ホソウミヤッコかな? と思うぐらいの小ささだったイシヨウジの子供。目が大きくてあどけなさ満杯なのだ。

5.17.05.ishiyouji.jpg (78752 バイト)

海草の上でホバリングしていたアオリイカの子供と思われる2匹。5ミリぐらいの子供はよく見るけれど、小さすぎて撮れないし、やっぱこれぐらいのサイズがいいですよね。でも、あっという間に逃げられました。

5.17.05.ika.jpg (34064 バイト)

カレイがいるなー・・・・。スルーしようかと思ったが念のため撮影。するとどうだろうか? この模様のパターン。セイテンビラメに似ている。顔をアップにしてみよう。

5.17.05.karei.jpg (50993 バイト)

ちょっとわかりにくいと思うけれど、カレイが画面上部を見ている図である。口が中央左側である。しかしなんでこの魚は、カレイ目、ダルマガレイ科の魚なのに、セイテンビラメというヒラメという名前がついているのだろうか? 紛らわしいったらありゃしない。なんでセイテンなのだろうか?

5.17.05.sentenbirame.jpg (78029 バイト)

黄色の点があるのがリボンスズメダイ。白い点があるのがクロリボンスズメダイ。別々に見たことは何度もあるが、こうやって並んでいるのは、あまり見たことがなかったので撮ってみた。

5.17.05.ribbonsuzume.jpg (88146 バイト)

お客様が膝をオコゼに刺され、身を犠牲にしてまで見つけたこのミノカサゴの仲間。変わったミノカサゴだなー・・・・・と思って観察。・・・・・・・。むむむむむむむむ・・・・。なんだこの尻尾部分?! ボコボコじゃん・・・・・。なに、これ? なに? お客様に目で「すげーなー」と訴えるも、お客様は刺された部位が気になるらしい。そりゃーそうだ。撮影を早々に済ませエキジット。

5.17.05.minokasagosp1.jpg (67937 バイト)

後ろから撮影したこの魚・・・・・。言葉を失う姿である。気持ち悪いことこのうえなし。病気だろうか? それともこんな姿なのだろうか? 謎は深まるばかりだ。しかしヒットには間違いない。早速瀬能先生に質問だ!! すると早速返事が届きました。以下、その返事です。

5.17.05.minokasagosp2.jpg (67398 バイト)

「画像、拝見しました。シマヒメヤマノカミに同定されます。背中の袋状のものはおそらく寄生虫でしょう。黄色い斑紋の原因はわかりませんが、正常な状態でないことは確かです。これはこれで興味深い画像ですね。データ登録させていただきます」

というコメントを頂きました。シマヒメヤマノカミなんだ・・・・。ふむ。そうか・・・・。

 

Date

2005/5/14

天候 曇りそして雨
気温 25℃ 中潮

水温

24℃

透明度

5〜15M

2.0〜3.0M

土曜日だというのに、暇なのはいいのかなー・・・・。今年はお客さん少ないぞ。うーん・・・・。しかしそんなことでめげていてはなんともならない。いろいろ潜ってネタを増やして、懐の深いショップにならなくては。ビギナーもベテランもマニアもみんな喜んでいただけるようにね。うふ。

で、今日は、まだまだもっといっぱいいろいろ見たのだが、全部は間に合わないので、とりあえずわかりやすい奴だけ今アップする。後は今度だ。

初めは個人的に好きな鯊、ハラマキハゼの紹介。サイズはそんなに大きくないのだけれど、お腹に描かれた白いハラマキ模様。まるでエルムガイの悪夢に出てきたフレディに引っかかれたような模様なのだ。今日は久しぶりにペアで見られました。

5.14.05.haramaki.jpg (46686 バイト)

ホシハゼでしょうね。いっぱい、いっぱい、ものすごくいっぱいいました。

5.14.05.hoshihaze1.jpg (26090 バイト)

なんてきれいなヤツシハゼなんでしょうか・・・・。素晴らしい。

5.14.05.yatsushi.jpg (67395 バイト)

そして・・・・・、そして・・・・。個人的に大ヒット!! オイランハゼだぁぁぁぁぁぁぁ。これこそ正真正銘まごうかたなきオイランハゼである。あああぁぁぁ、やっと沖縄本島でしっかり出会えました。前にも見たような気がするのだが、あれは子供サイズだったので、タカノハハゼかもしれなかったし、イマイチ不安だったのだが、こいつは、もう誰がなんと言おうと、オイランハゼっすよ、先輩。

5.14.05.oiran1.jpg (83968 バイト)

きれいじゃーぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・。しかし敏感なこと敏感なこと。見ますよね。カメラ構えますよね。その気配だけでもう隠れちゃう。常にカメラを身構えて移動、発見するやいなや撮影! まるでカモシカを狙うハンターのように射抜きましたぜ。

5.14.05.oiran2.jpg (105568 バイト)

子供の個体もいましたし、大人の個体はかなりの個対数いました。ちょっと楽しみになってきたぜ。これから婚姻色とか出てきたら、体の色はもっとど派手になっていくのかな?

5.14.05.oiranbaby.jpg (49354 バイト)

他にもいろいろいたのだが、それは明日ね。帰らないと、荷物が届くのさ。

と、いうことで、ここを書いている今はもう荷物を受け取ったので、また書いていくぞ。ふふふふ。

まずはスピッツではほぼ定番化しているウミウシ、アカクセニアウミウシである。いつもはソフトコーラルに隠れて縮こまっているが、こんなにのびのびと砂地を移動している最中だって、もちろんあるわけでそーいう場面に出会えたら、やっぱり・・・・、ウミウシらしいところを写真に撮ってあげないとだめでしょう。

5.14.05.akakuseniaumi1.jpg (53032 バイト)5.14.05.akakuseniaumi.jpg (38890 バイト)

またいろんな環境で見られるフジナミウミウシ。今日は2個体見られました。

5.14.05.fujinamiumi.jpg (23679 バイト)

こちらは初めての出会い。ハナイロウミウシといいます。まぁー稀種の部類といって良いでしょう。先端の赤色が唇のようでちょっと変わった色使いのウミウシですね。

5.14.05.hanairoumi.jpg (46139 バイト)

キベリアカイロウミウシは今シーズン2度目の出会い。前回はボケた写真しか撮れなかったので、今回は慎重に撮ってみました。

5.14.05.kiberiakairoumi.jpg (25648 バイト)

こんなのがウミウシだったりして・・・・と軽い気持ちで、カイメンを指でツンツンしたらドカッ! と落下してしまった。ウミウシだったのか・・・・。なんて汚い・・・・・・。画面右側が頭部で触角が見えますでしょうか? こんなのもいるんだねー・・・・。保護色は完璧。ウミウシらしく撮ってあげたかったのだが・・・・、うーん・・・・。うまく撮れなかったなー・・・・。

5.14.05.umi1.jpg (51609 バイト)

初めて見るエビがいました。画面中央でお尻を上に持ち上げている状態。わかりますでしょうか? 体長は1センチぐらいでした。

5.14.05.ebi.jpg (64482 バイト)

うーん・・・・。ジャノメガザミかな・・・。砂の中に潜っていて、私が上を通過しかかった時にびっくりした砂から飛び出てきました。私もびっくり。挟まれなくてよかったぁぁぁぁ・・・・。

5.14.05.kani.jpg (36644 バイト)

正面からこちらを伺っているのはフシウデサンゴモエビであります。サンゴモエビと今までごっちゃになっていたけれど、今回図鑑を見比べてその差が明確になりました。写真のようにハサミの部分に剛毛が生えているのがフシウデサンゴモエビというんですね。

5.14.05.sangomoebi.jpg (79514 バイト)

横から撮ると、なおさらにわかる。全体的に剛毛がフシウデ、つるつるがサンゴです。

5.14.05.sangomoebi1.jpg (45295 バイト)

ウーム・・・・。久しぶりにまじまじと見たが・・・・。まるでエビらしくない姿だ。複雑に折りたたまれた腕は「千と千尋の神隠し」の釜じいを思い出させる。

5.14.05.yokoshimaebi.jpg (51437 バイト)

全体を見ても、太ったお腹といい、頭部の短さといい、ユーモラスなことこの上なし。今日は非常にゆっくり見られました。いつもこれぐらいゆっくり見られたらいいのになー・・・。

5.14.05.yokoshimaebi1.jpg (57729 バイト)

ギンガハゼか? とうとうギンガハゼなのか? 私は沖縄本島でギンガハゼを見てしまったのか? 水中で早まる鼓動を押さえ切れなかったこの魚。うーむ・・・。フタホシタカノハハゼだった・・・・。水深はたったの1.5M。この浅さ故にギンガハゼかと思ったのだが、ダメでした。いるのかなー・・・、ギンガハゼよ・・・・。探してあげるから待っててねー。

5.14.05.futahoshiyellow.jpg (39160 バイト)

うーん・・・。このあたりはわからない種類だ。とりあえず撮っとこう・・・と撮影したのだが、やっぱり背びれなどがピローンと開いていないと判別しかねます・・・・。

5.14.05.haze1.jpg (42124 バイト)

こいつも同じです。

5.14.05.haze2.jpg (39530 バイト)

シノビハゼでした。確実にわからないものは、撮っといて後で調べるのに限る。結果、シノビハゼという普通種であっても、それはそれでいいではないか。どこかで大当たりするかもしれないしね。

5.14.05.shinobihaze.jpg (84833 バイト)

オイランゼと間違えてしまう可能性高し、タカノハハゼ。生息場所も似たり寄ったりなのでほんまややこしい。今回でだいぶ目が慣れましたけれどね。タカノハハゼもけっこう綺麗なんだけれどね。

5.14.05.takanohahze.jpg (61677 バイト)

さきほど出したヤツシハゼよりは色彩が落ち着いていますね。ヤツシハゼはいたる場所に様々な個体がいるので、頑張ってカラフルな個体を探すことも非常に重要です。地味な奴に100回シャッターを切るよりもその時間で派手な奴を探して1回シャッターを切る方が、インパクトのある写真が撮れるかもしれないよ。

5.14.05.yatsushi1.jpg (49272 バイト)

クマノミ子供がかたまっているイソギンチャク。周囲にはオドリカクレエビやニセアカホトカクレエビの子供がわんさか。そこにクリーニングされたくて集まってきたハナキンチャクフグであります。エビがよく見えないけれど、まぁーこの雰囲気が好きだったので、写真はこんな感じになってしまった。

5.14.05.hanakin.jpg (46664 バイト)

カゴカキダイの子供が数匹いました。普段は撮る時間なんてないのだが、今回はお客さんいないので撮影してみた。

5.14.05.kagokakidai.jpg (23814 バイト)

正確な名前はわからないけれど、アイゴ系の子供だろうね。藻の中に隠れていました。図鑑で調べなおしました。シモフリアイゴの子供でした。

5.14.05.nani.jpg (31240 バイト)

大きなオニダルマオコゼが砂中に隠れていました。ここの水深は干潮だったこともあって60センチぐらい。子供だって歩けるぜ。危ないねー。

5.14.05.onidarumaokoze.jpg (52926 バイト)

セミホウボウ大人が枯葉にまぎれて休んでいましたが、私には発見されてしまうのだ。そのカラフルな体を激写させていただきました。

5.14.05.semihobo1.jpg (49534 バイト)

中層をふらふらと引越し中だったのか、移動していたオオウミウマ子供。長さは5センチに満たないぐらい。定住場所に落ち着いたのを確認したから撮影したのだが、私のフラッシュが気にくわなかったのか、その場所がイヤだったのか、定かではないが、再び中層をフラフラし消えていきました。

5.14.05.ooumiuma.jpg (45482 バイト)

なんだ? 初めて見るタイプのギンポがいるぞ? 何枚も何枚もシャッターを切って、画面で確認してみるとなんと頭上にフサフサが・・・・・、たなびいているではないか!? なんてこったい。あんたハダカコケギンポだったのかい? そんな全身出ている姿なんて初めて見たからわからなかったぜ。

5.14.05.hadakakoke.jpg (54714 バイト)

他の場所で再びであったハダカコケギンポ。別の個体だと思うのだが、こいつは巣穴に入っていて、いつも通りの写真が撮れました。やっぱりフサフサ君はかわいいのだ。

5.14.05.hadakakoke1.jpg (53337 バイト)

ふぅー・・・。写真多いなー・・・・。ちょっと控えた方がいいだろうか? まぁーお客さんいたら、こうはいかないからね。たまのことだし、まぁーいいやん。オイランハゼエリアはしばらく調査しないとダメだねー。まだまだなにか出てくるのかな? ガイドはするから見たい人はリクエストしてね。

 

 

Date

2005/5/12

天候 曇りそして晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

24〜25℃

北東

透明度

10M

1.5M

知り合いのイントラと一緒に潜り、ネタ探し。ウミウシもまだまだいっぱい見られます。まずはアオフチキセワタから。時期があるのかな、このウミウシは。見られるときは1ダイブ中に数個体見られます。今日は1個体のみ。

5.12.05.aofuchikisewata.jpg (25496 バイト)

アラリウミウシは最近頻繁に見られますね。

5.12.05.arari.jpg (23878 バイト)

図鑑で調べたところ、フリソデミドリガイかと思われます。本体左側の側足は図鑑どおり2箇所でググッと伸びているのに、右側の2本は切れてしまったのか、まったく付いていませんでした。図鑑の説明を見たところ、刺激を与えすぎると、この側足を自切すると書かれています。トカゲの尻尾みたいなものなのですね。この個体は、右側に何か危険を感じて、自切したのでしょうか? 大きさは3mm程度。はい。とても小さいです。

5.12.05.furisodemidori.jpg (28277 バイト)

先日見た個体よりも少し大きめのキクゾノウミウシ。二次鰓部分が特徴的で憶えやすいウミウシです。

5.12.05.kikuzonoumi.jpg (42935 バイト)

キヌハダウミウシ属の仲間が2個体、もそもそしていましたよ。

5.12.05.kinuhadaumi.jpg (28997 バイト)

おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ。これは図鑑に載っているウミウシの中でも派手な個体で、かねてから見たいなーぁぁぁぁと思っていた輩ではないか!? 素晴らしいぜ。クセニアウミウシ属の1種その2かなー? 写真がぼけてて申し訳ない。ちょっと興奮していたのか、寄りすぎてしまったのだ。

5.12.05.kuseniaumi1.jpg (41308 バイト)

ゴクラクミドリガイ属の仲間・・・としかわからないな。よく見るんだけれどね。

5.12.05.midorigai1.jpg (34249 バイト)

こいつも同じ。

5.12.05.midorigai2.jpg (61324 バイト)

トンプソンアワツブガイです。わりと大きな個体で、6ミリくらいありました。まぁー大きいといっても6ミリくらいなんだけれどね。

5.12.05.tompson.jpg (20827 バイト)

おぅ。先日見かけたトウリンミリウミウシの子供がこんなところに。私の爪や指の大きさと比較すれば、その小ささが顕著にわかるというものであーる。

5.12.05.tourinmino1.jpg (56789 バイト)

しっかり成長した個体にも出会えました。ホンマ、きれいなウミウシだ。

5.12.05.tourinmino2.jpg (47827 バイト)

なんなんだろう? これは? 特に移動するとか、動く気配もなく、砂地の上でかたまっていました。

5.12.05.umi1.jpg (47668 バイト)

またもや出ました。ゴクラクミドリガイ属の仲間。背中がぱっくり開いているんだけれど、なにがなんだかよくわからないかもしれない。写真が悪いね。申し訳ないとです。

5.12.05.umi2.jpg (44736 バイト)

甲殻類に移ってしまうのだが、名前のわからない奴らが多い。

5.12.05.ebi.jpg (25906 バイト)

けっこう調べたけれど、名前がわかりませんでした。お手上げ。カニであることは間違いないでしょう。

5.12.05.kani1.jpg (31705 バイト)

ソリハシコモンエビかー・・・と思っていたら、どこか違うよー・・・と教えてもらってよくよく見てみると。ふむ。確かになんか違う。模様の入り方が・・・・・。いろいろ種類がいるんだねー、クリナーシュリンプも。こいつはクリアクリーナーシュリンプではなかろうか・・・・ということです。もっと鮮明な写真を撮らないとね。

5.12.05.sorihashisp.jpg (55000 バイト)

またもや出会えてしまったスカシモエビの仲間。けっこう大きい個体でしたよ。2センチぐらいはありました。

5.12.05.sukashimoebisp.jpg (40806 バイト)

巣穴から顔を出していたギンポハゼの仲間だと思われる個体。目にあんなブルー系の色が入っていたんだね。見ている時は気付けませんでした。顔の大きさはボールペンのお尻ぐらいです。

5.12.05.ginpohaze2.jpg (25590 バイト)

フチドリカワハギの子供でしようか・・・・。かわいかったです。

5.12.05.hagi.jpg (31275 バイト)

タツノハトコが今日も2個体いました。

5.12.05.hatoko.jpg (21801 バイト)

こっちはわりと大きな個体です。うまく写真に撮れないねー。

5.12.05.hatoko1.jpg (20666 バイト)

いろいろ調べた結果、ツムギハゼの子供ではなかろうか・・・・と推測しましたが、どんなもんですかね?

5.12.05.haze1..jpg (54891 バイト)

ホウボウの子供もいました。全長は1センチぐらいです。

5.12.05.houbou.jpg (49111 バイト)

こんなところにイザリウオが!! 目から白い涙を流しているかのような個体です。大きさは3センチぐらい。かわいいサイズですね。ちょっと撮りにくい場所にいたので、写真はこんなもんだ。

5.12.05.iza.jpg (42194 バイト)

タイワンマトイシモチがずっとこちらを見ていたので、パチリ。チョウチヨウウオやヤッコなどにはない凛としたスマートさが感じられるているのは私だけかな? いい顔していますよね。

5.12.05.taiwanmato.jpg (47185 バイト)

そして名前のわからないヨウジウオ系の魚が続く。白点が目印になるかな? これも瀬能先生に訊いてみよう。

5.12.05.youji.jpg (18807 バイト)

今もってしてもまだ問い合わせ中のヨウジウオの仲間。また名前がわかったらご報告しますね。

と、いうことで瀬能先生から報告がきました。

「画像、拝見しました。オクヨウジですね。文献上は沖縄から標本の記録がありますが、水中写真では初めてみました。温帯性の種で、沖縄が南限になります。よく似た種にミナミオクヨウジがいますが、吻が短いので識別は容易です。こちらはまだ八重山からしか記録がないですが、沖縄にいても不思議ではありません」

だそうです。オクヨウジといいます。これからよろしくしてあげてね。

5.12.05.youjisp.jpg (44074 バイト)

たくさんいろいろ見られて、ホンマに楽しかったのだ。ぜひお客様にもガイドしてあげたいぜ。みんな遊びに来てねー。

 

Date

2005/5/10

天候 曇りそして雨
気温 22℃ 大潮

水温

23〜24℃

北東

透明度

15〜20M

2.5〜3.0M

今日も波のない海を求めて、ペタペタの海面からエントリー。天候はすぐれないものの、まぁーエントリーしてしまえば、大丈夫。ちょっと暗いけれどね。

そんな暗さとは無縁に水中では婚姻色オンパレード。誘惑しまくりの魚たちなのだ。エリグロギンポだって、各ヒレ全開でホバリングしてサービスしてくれていました。

5.10.05.eriguro2..jpg (38561 バイト)

カスリヘビギンポもそう。真っ赤に色づいた情欲の目玉でこちらをギロリと見ていました。

5.10.05.kasurihebi.jpg (46861 バイト)

ジョーもいまして、黄色はやっぱり押さえておきたいシロモノです。こいつはなかなかの度胸。あまり引っ込まないいい個体です。

5.10.05.j1.jpg (29343 バイト)

先日、卵を口の中に持っていた個体なのですが、もう産まれてしまった後なのかな? 普段どおりの表情にもどっていました。生まれた子供がまちさらに根付いて、よりたくさんのジョー王国を築いてくれることを願う。

5.10.05.j2.jpg (36051 バイト)

ウミウシではイガグリウミウシがいました。まぁー普通種だね。

5.10.05.igaguriumi.jpg (44868 バイト)

キイロイボウミウシ。普通種だけれど、けっこう大きかったので紹介してみました。

5.10.05.kiroiboumi.jpg (40511 バイト)

オレンジウミコチョウが岩の上を移動していました。

5.10.05.orangekocyou1..jpg (29890 バイト)

シライトウミウシです。なんてことないのですが、けっこう綺麗だと思いません? 普通種なので、頻繁に見られますが、けっこう紹介したくなるウミウシです。

5.10.05.shiraitoumi.jpg (129374 バイト)

潜っていて普通に見られる白黒のイボイボ系ウミウシ。その触角の多くは黒色であーる。こいつは触角が黄色だったので、撮影してみた。名前をツノキイボウミウシ。うーん・・・。なんてそのまんまなんだ・・・・。ここまでシンプルだと素直さに感動してしまう。まるで英名みたいだ。図鑑によるとやや普通に見られるということである。ふむふむ。なるほど。

5.10.05.tsinokiiboumi.jpg (39566 バイト)

他にもちょっと珍しいものがいたのだが、ここではオープンにしない。けっこうレアだと思うので、気になる人は問い合わせてみてねー。そして一緒に潜りましょうぜ。私は・・・・、6年ぶりぐらいの久方の出会いでした。しばらくいてくれることを願いましょう。ヒントはイから始まる魚の名前です。

5.10.05.indoakatachi.jpg (61865 バイト)

と、いうわけで時が経ったので、発表します。インドアカタチの子供でした。珍しいんだぜ。

 

Date

2005/5/9

天候 曇り午後から雨
気温 26℃ 大潮

水温

24℃

透明度

5〜10M

1.0M

スピッツ講習卒業生がリピートしてきてくれました。嬉しいねー。ありがとうです。波酔いする方なのでできるだけ穏やかなポイントを選択し、ペタペタな海面にエントリー。

するといきなりヤエヤマギンポのペアが出迎えてくれました。下の個体の顔が赤らんでいるのは、婚姻色なのだろうか? この穴の中でこれから子作りが行われるのだろうか? 水中もいよいよ春爛漫なのだ。

5.9.05.yaeyama.jpg (80756 バイト)

今日は白っぽいタツノハトコに出会えました。ハトコは大好き。かわいいねー。

5.9.05.hatoko.jpg (34324 バイト)

クロスジギンポもかわいい。ニセクロスジギンポよりも全然かわいい。いたら絶対紹介するね。

5.9.05.kurosujiginpo.jpg (46373 バイト)

只今瀬能先生に名前を問い合わせ中なこのヨウジウオの仲間。いったいなんだろうか?

瀬能先生の鑑定の結果、オクヨウジとなりました。

「文献上は沖縄から標本の記録がありますが、水中写真では初めてみました。温帯性の種で、沖縄が南限になります。よく似た種にミナミオクヨウジがいますが、吻が短いので識別は容易です。こちらはまだ八重山からしか記録がないですが、沖縄にいても不思議ではありません」

5.9.05.youji1.jpg (120538 バイト)

げげっ!! なんてでっかいアメフラシなのだろうか?

5.9.05.amefurashi1.jpg (22310 バイト)

見よ! お絵かきボード「せんせい」と同じサイズのアメフラシであります。びっくり仰天、さすがの私も気持ち悪い。しかしこのアメフラシが一端移動しだすと、速い、速い。びっくりするぐらいの速度です。回り込んで「せんせい」を横に置いて、カメラ構えて、シャッター押そうかなー・・・、あ、もう「せんせいむの横にいない・・・・というぐらいに速い。そして大量の紫煙幕。お客様もびっくりされていました。

5.9.05.amefurashi2.jpg (41424 バイト)

名前のわからないウミウシに遭遇。なんだろうか? この黒いミノウミウシ系の輩は?

5.9.05.umi1.jpg (25231 バイト)

ぬぬぬぬぬ・・・・。これは、冬場によく見た、テヌウニシキウミウシ系のボディーラインだが・・・・、模様があまりにも違うぞ。また名前のわからない固体に出会ってしまった。

5.9.05.tenuu1.jpg (28412 バイト)

真上から撮影すると、こんな感じ。うーん・・・・。なんだろうか? テヌウニシキウミウシのカラーバリエーションかなー?

5.9.05.tenuu2.jpg (23508 バイト)

午後からは雨が降りましたが、午前中はなんとか曇りながらももってくれました。ほっ。

 

Date

2005/5/8

天候 曇り
気温 27℃ 大潮

水温

24℃

透明度

5〜8M

2.0M

ウミウシの好きなお客様とマンツーマンのウミウシ探し。そして見つかること山の如し。どっさり見られました。

まずはアラリウミウシの産卵行動です。しかも2個体が同時にくるくる産み始めてしまったという珍しい場面に遭遇できました。他にもいっぱい産む場所はあっただろうに? なんで?

5.8.05.arariumi.jpg (37071 バイト)

最近よく見かける、アワツブガイの仲間であろうと思われるウミウシ。触角に入った線や、体のブツブツなんかが実にエキセントリックであります。

5.8.05.awatsubu1.jpg (30345 バイト)5.8.05.awatsubu2.jpg (26197 バイト)

前回とほぼ同じ場所で動いていなかったブッシュドノエルウミウシ。デジカメもワイドにして、寄って撮影。本当に大きかったです。

5.8.05.bushednoel.jpg (41644 バイト)

キヌハダウミウシ属の仲間もここではよく見られてきました。

5.8.05.kinuhadaumi1.jpg (45525 バイト)

上の写真とは別の個体なのだが、触角の下の部分、頬のあたりが、なんだかおたふく風邪をめされているかのようにポッコリしているこのキヌハダ系ウミウシ。そう思ってうえの写真を見ると、なんか触角の下がもっこりしている要にも見える。ふむ。同種かどうかはちょっと保留ですな。

5.8.05.kinuhadaumi2.jpg (37539 バイト)

ミチヨミノウミウシは小さくてきれいです。けっこう見られてきました。

5.8.05.michiyomino.jpg (34588 バイト)

うーん・・・・。どこにでもいそうなミドリガイだが、さにあらず。触角部分がアカフチミドリガイに似ているが、胴体部分はチゴミドリガイに似ている。その2つを足して割ったような特徴。その二種が交わってできた個体がこいつだったりして・・・って、そんなことないだろうなー・・・・。

5.8.05.midori1.jpg (44801 バイト)

これまた名前不明なミドリガイの仲間。

5.8.05.midori2.jpg (22505 バイト)

うーん・・・。ゴクラクミドリガイの仲間だということはわかるものの、はっきりとした名前がわからない。ミドリガイってこんなに奥が深かったのね。・・・・・。びっくり。

5.8.05.midori3.jpg (23776 バイト)

ゴクラクミドリガイ属の1種その1であろう。これは背中のモコモコが如実で、判別しやすかったな。写真もわかりやすく撮れている。

5.8.05.midori4.jpg (42020 バイト)

なんてことのないモンジャウミウシなのだが、正面から見たら、口を開けているように見えたので撮ってみました。

5.8.05.monjaumi.jpg (74007 バイト)

パイナップルウミウシは内湾にも外洋にも生息していますね。環境をあまり選ばないたいした奴です。

5.8.05.pinappleumi.jpg (32662 バイト)

リュウグウウミウシもそうですね。環境を選ばず見られます。そーいうのって、ある意味すごい。どんな海でも生きていけるってことですからね。

5.8.05.ryuguumi.jpg (35882 バイト)

リュウモンイロウミウシじゃなくて、なにか別のものかも? と思って撮影したのだが、やっぱりリュウモンウミウシでした。残念。

5.8.05.ryumonumi.jpg (62415 バイト)

先日も見られたのだが、縮こまっていたので良く見えなかったし、うまく撮れなかった。で、今日も探していたら、判別しやすそうなこいつに出会えました。正中線上に走るピンク系のラインなどから、セスジミノウミウシであろうと思われます。

5.8.05.sesujiminoumi.jpg (26051 バイト)

一緒に潜っていたお客様が大喜びしていた、このウミウシ。私は初めての出会い。トウリンミノウミウシといいます。とてもきれいです。派手だし、頭部分の模様もカラフルなタトゥーみたいです。ペアでいました。

5.8.05.tourinmino.jpg (47586 バイト)

ユビウミウシもペアで確認。

5.8.05.yubiumi.jpg (59788 バイト)

いろんなポイントにいるこの魚。かわいいし、同じ場所でちょこまかしているので、ガイドしてても紹介しやすいのだが、図鑑でいざ名前を調べてみると、ぴったり合致する個体に出会えない。名前知っている人いますかー? また教えてね。

瀬能先生に調べていただきました。

「おそらくイヌギンポでしょう。色の濃さは違いますが、生態大図鑑にも掲載されていま
す。その気で見ると、色彩のパターンは同じであることがわかると思います」

とのこと。この魚は本当にいっぱい見られるので、これですっきり。なんでイヌなんだろうかねー?

5.8.05.ginpo.jpg (47203 バイト)

黒っぽい色のタツノハトコに出会えました。ハトコも増えてきましたね。

5.8.05.hatoko.jpg (47251 バイト)

なんてことのないヒメギンポ。その頭部にぴったりとはりついた寄生虫。白い目玉があまりにもくっきりしていたので撮ってみました。

5.8.05.hebigiinpo.jpg (56387 バイト)

まったくわからない・・・・。ナニモノ? エビか、カニか? それすらわからない。なんだろうか? こいつは・・・・・。

5.8.05.nani.jpg (32872 バイト)

まだまだウミウシ多いです。ウミウシ好きの人は今、来て、潜らないと。

 

Date

2005/5/7

天候 晴れそして曇り
気温 27℃ 大潮

水温

23℃

透明度

5〜8M

2.5〜2.0M

長かったGWもそろそろ終了だろうか? 混んでいたショップにも空いていたシッョプにも同等に終わりは来る。こーいうことだけ平等である。スピッツも暇ながら連日ガイドしていましたが一緒に潜っていたお客さん数はとても少なかった。その分、いろいろ見せられたかな?

今日はあいにくの北風になってしまい、潜水可能場所は少なかったが、負けずに2ダイブしてきました。透明度も悪かったけれど、少人数でギンポやカエルウオを見るにはなんとか耐えられるかなー・・・・というぐらい?

普段あまり見ないであろうタイプのウミウシをピックアップ。確信できないがヤエヤマミドリガイであろう。

5.7.05.yaeyamamidori.jpg (37513 バイト)

ゴクラクミドリガイ属の仲間でしょう。はっきりした名前がわかりません。

5.7.05.kifuchikana.jpg (70095 バイト)

他には、ホソスジイロウミウシだと思われる個体が全部で8個体ほど確認できて、ここの場所はまるでホソスジイロウミウシ祭りが行われているみたい。マダライロウミウシは2匹連なってのそのそ移動していたし、キカモヨウウミウシはまだ幼い個体が岩に張り付いていました。

シマギンポにマツバギンポ、ハダカコケギンポなどアイドルも元気だったし、ニジギンポも見られました。エビでは卵を抱えたバブルコーラルシュリンプがお客様には好評でした。

 

Date

2005/5/6

天候 晴れそして曇り
気温 27℃ 中潮

水温

24℃

南西

透明度

20〜30M

2.0M

透明度の良さと南国らしさをリクエストされたので、今日はのほほほーんと潜ってきました。キンギョハナダイの子供がたくさんいたのだが、こんな子供のくせに目元にはピンク系のシャドーがくっきりで、実におませさんであーる。

5.6.05.kingyo.jpg (56995 バイト)

底ではヤシャハゼがたくさんホバリングしていた。1つの巣穴に3個体も入っている場面にも出会えました。この写真のは2個体のみですけれど・・・・。

5.6.05.yasha.jpg (33661 バイト)

リーフの窪みでは、ニシキヤッコの子供を確認。青い模様が実に美しい。シャイでなかなか堂々とはしてくれないけれど、だからこそ見られたときは嬉しいものであーる。

5.6.05.nishikiyakko.jpg (48678 バイト)

ウミウシではイガグリウミウシやムラサキウミコチョウ、ユキヤマウミウシなどをお客様が確認。最後エキジット寸前でナギサノツユにも出会えました。私は2度目の出会い。

また黄色のジョーフィッシュがあまり隠れないでこちらを見続けてくれました。

 

Date

2005/5/5

天候 晴れそして曇り
気温 27℃ 中潮

水温

24〜26℃

東から南東

透明度

8〜15M

1.0M

先日、ジョーの口の中に卵を確認したことをお客様に話すと、ぜひ見てみたい・・・・とリクエストされたので、ならば行ってみようじゃーあーりませんか・・・・とエントリー。すると、どうだろうか・・・・。いろんなところにジョーが盛りだくさん。

まるでジョーパラダイスそしてフェスティバル、またはカーニバル。仮面のりだーだって、びっくりなのだ。大小、カラーバリエーション、全部含めてひっくるめて一緒にして、14個体ものジョーにご対面。黄色系の個体が分散しながらも4〜5個体確認できたことは、この先に通じる光である。

簡単に撮らせてくれたジョーの顔たちを見よ、挑戦者たち!!

5.5.05.j5.jpg (51738 バイト)5.5.05.j3.jpg (45947 バイト)

5.5.05.j4.jpg (38626 バイト)5.5.05.j7.jpg (37970 バイト)

5.5.05.j8.jpg (47609 バイト)5.5.05.j9.jpg (40801 バイト)

ね? 

いっぱいでしょう?

たくさんだろう?

どっさりだって言ってんじゃーねーか・・・・・。

素晴らしい・・・・・。

1匹のジョー・・・、体、出しすぎっす。出しすぎっすよ、先輩。

ここまでサービスしてくれるとは、これを出血大サービスと呼ばずして、ナニモノも出血サービスとは言えないのだ。しかし「出血大サービス」って変な言葉だ。まったく意味不明だよね。好きでよく使っているけれど・・・・。

5.5.05.j6.jpg (49542 バイト)

ふが? という顔でこちらを覗いたジョーの口内には卵が・・・、しかも目玉ついてる卵が見えるじゃあーりませんか? こりゃーチャーリー浜だけじゃなくて、シマキジョージにも出てきてもらって、ポコポコヘッドしてもらうしかないんじゃーなかろうか? 私の鼓動もポポコヘッドのリズムでポコポコと興奮してしまった。

5.5.05.j1egg.jpg (48826 バイト)

またウミウシも大好きなお客様なので、ウミウシも探しまっせー・・・・と探す、探す。まずはクチナシイロウミウシをゲット。近似種のヒュプセロドーリス・ゼフィラかな? と思ったけれど、やっぱりただのクチナシイロウミウシでした。残念。

5.5.05.kuchinashiumi.jpg (36732 バイト)

おうっ!! と思わず水中で叫んでしまった、この巨大ウミウシ。私の人差し指との比較を見よ!! 全長20センチはゆうにオーバー。名前をブッシュドノエルウミウシという。年に数回見られるのみ・・・という稀種だと思うが、今回のブッシュドノエルは特別でかかった!! 今まで見た中でマックス値。図鑑でも最大20センチに達すると書いてあるが、絶対、こいつもっと大きかったです。外国人が見たら、「ヒュージィ(Hudge)」と力説し、手振りで大きさを説明せずにはいられないでかさでありました。

5.5.05.bushednoel.jpg (65523 バイト)

こいつも大きかったヒオドシユビウミウシ。泳ぐウミウシとして有名だが、私は久しぶりの出会い。今年はあまり見ていなかったな・・・・・。今回の出会いでは泳ぐことはあまり期待できない。このヒオドシユビウミウシ君、シロガヤの触手のようなものをパクパク食べていました。

5.5.05.hiodoshiumi.jpg (71656 バイト)

反対から撮影するとこんな感じ。シロガヤじゃないね。食べられている奴は、ハネウミヒドラかな? ちょっと写真もわかりにくいな・・・・。あの食欲旺盛振りをみなさんにレポートしたかったのだが、どうもうまくいっていません・・・・。

5.5.05.hiodoshiumieat.jpg (53048 バイト)

そうかと思えば、別の場所でマダライロウミウシが交接中でした。見事なまでにドッキングしていますね。

5.5.05.madarairoumi.jpg (47983 バイト)

お客様のリクエストでもあった、ミチヨミノウミウシ。出会えてよかった。大きさは1センチに満たないサイズでしたが、十分に美しいのだ。

5.5.05.michiyoumi.jpg (38997 バイト)

キヌハダウミウシ属の仲間だと思われます。全長は3センチぐらいかな・・・・。

5.5.05.umi1.jpg (45642 バイト)

フジタウミウシ属の1種かな・・・・。うーん・・・。ぴったり当てはまるものは見つけられないな・・・。

5.5.05.umi2.jpg (37592 バイト)

初めての出会いかと思ったけれど、私は二度目だった。去年かな? こいつとは出会っています。でも個対数は決して多いとは言えません。写真、ボケてますね、恥ずかしいが、まぁー証拠写真として・・・・。

5.5.05.umi3.jpg (37608 バイト)

うーん・・・。わからないねー・・・。こーいう名前のわからないウミウシを調べている時間が本当に長い。いろんなウミウシの図鑑を見て、シッョカクノ色とか、ミノの色の変化とか比較していくのだが、やっぱりぴったり一致する写真はまずない。困ったもんだ・・・・。

5.5.05.umi4.jpg (38219 バイト)

このウミウシのすぐ横にオレンジ色の卵塊がありました。断定はできませんが、このウミウシのものではないでしょうか? あるいは、このウミウシがこの卵を食べに集まってきたのかもしれません。しかしウミウシの卵の近くにはウミウシが潜んでいる可能性が高いということはまさにそうですね。

5.5.05.umi4egg.jpg (33753 バイト)

ここではユビウミウシにも出会えました。泳ぎはしてくれなかったけれど、カメラの前でナイス被写体でしたよ。

5.5.05.yubiumi.jpg (52872 バイト)

たくさん見たことのないウミウシがいたーとお客様も喜んでおられました。私も楽しかったです。

 

Date

2005/5/4

天候 晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

24〜26℃

東から南東

透明度

8〜15M

1.0M

GWだというのに暇なスピッツを哀れんで、リピータさんが遊びにきてくれました。ありがたや・・・、ありがたや・・・・。嬉しい限りであります。

ウミウシ好きのお客さんも多いので、まずはウミウシからスタート。私も見つけるが、お客様もよく見つける。このチギレフシエラガイ白黒バージョンもお客様が見つけたのだ。素晴らしいね。

5.4.05.chigire.jpg (39330 バイト)

普段はヒラムシなんて撮影しないのだが、こんな色のヒラムシはあまり見たことがなかったので、紹介して撮影してみました。

5.4.05.hiramushi.jpg (39734 バイト)

久しぶりに出会えた、モンコウミウシ。かわいい感じのウミウシであーる。

5.4.05.monkoumi.jpg (36252 バイト)

ワモンキセワタガイをお客様が発見。しゅるるるるる・・・と移動していきました。

5.4.05.wamonkisewata.jpg (35562 バイト)

おぉぉぉぉぉぉ・・・・。こんなところでコンシボリガイに出会えるとは。GWのサプライズだ。しかし欲を言えば、ブルー系のコンシボリガイが見たかったぞ。って、欲張りすぎたな・・・・。しかしお客様は、エキジット寸前にベニシボリガイも見たという・・・・、うーん、すごすぎるぜ・・・・。私も見たかったなー・・・・。

5.4.05.konshibori.jpg (34340 バイト)

なんだこれは? もしかしてウミウシかな? と思ってツンツンしてみると移動をはじめて、やっとこさウミウシと確認できたテンセンウロコウミウシ。小さいです。全長で5ミリぐらい。しかしその透明な体におぼろげな色彩が・・・・。きれいなウミウシだなー。

5.4.05.tensenurokoumi.jpg (27713 バイト)5.4.05.tensenurokoumi1.jpg (13969 バイト)

なんか動いているなー・・・と思って寄って行くと、お絵かきボード「せんせい」に付いているマグネットペンのペン先に負けないくらい小さなオランウータンクラブの子供がいました。こんな小さい時から毛並みのようなフサフサがあることにびっくり。生物ってすごい。

5.4.05.oranutan1.jpg (57786 バイト)

ジョーも紹介。黄色はあまり出てこなかったけれど、他の個体はきっとお客様のカメラにも写ってくれたはず。

5.4.05.j1.jpg (30918 バイト)

砂地ではクサハゼを確認。これからこーいうハゼがもっともっと増えてくるんだろーねー・・・・。賑やかになるよー・・・・。

5.4.05.kusahaze.jpg (53799 バイト)

黄色がきれいなこのハゼ。なんの子供だろうか? カスリハゼではなさそうだし・・・・。まだちょっとわからないですねー・・・。

5.4.05.haze.jpg (37863 バイト)

これからは次第にハゼの子供が増えてきて、ウミウシが少なくなっていく。ウミウシが少なくなるのはちと寂しいんだけれどねー・・・。

 

Date

2005/5/3

天候 曇りそして雨
気温 27℃ 小潮

水温

23〜24℃

北西から北

透明度

8〜30M

2.0〜1.0M

GWど真ん中。しかしじっくりマイペースにお仕事、お仕事。天候がちょっとぐずついてしまったが、潜れる、潜れる。まずはいつものごとくウミウシを紹介していこう。ユキヤマウミウシがリーフに張り付いていましたよ。

5.3.05.yukiyamaumi.jpg (30803 バイト)

アラリウミウシ、久しぶりに見た。伊豆の図鑑と沖縄の図鑑を比べるとやはり沖縄では稀種のようです。伊豆のアラリという場所で最も頻繁に見られていたところからこの名前になったんだとさ。めでたし、めでたし。

5.3.05.arariumi.jpg (28915 バイト)

あまりにも砂をかぶっていなくても綺麗だったので、チドリミドリガイと認識できなかったです。でもよく見ると、ふむ。チドリミドリガイだ。ふむふむ。いっぱいいました。

5.3.05.chidorimidori.jpg (32711 バイト)

全身緑色で、プニュプニュしていたこのウミウシ。ゴクラクミドリガイ属の仲間であろう。体はかなり伸縮自在のようで、このようなウミウシらしい姿になっているときはウミウシ2見えるのだが、クシャクシャと丸まって、四角形的姿になられると、ウミウシだとは判別しづらかったです。

5.3.05.gokurakumidori.jpg (44310 バイト)

なんかゴミが浮いている・・・・と思ったらウミウシだった・・・・という出会いは以外に多い。こいつもそんな出会いで確認。カンムリハラックサウミウシというらしい。白い触角がカンムリのようだから・・・という理由だそうだ。

5.3.05.kanmuriharattkusaumi.jpg (16634 バイト)

そして毎年見られるこのウミコチョウ。オレンジ一色に一筋の白い模様。なんだろうかねー?

5.3.05.kocyou1.jpg (17859 バイト)5.3.05.kocyou2.jpg (23527 バイト)

ボケているけれど、見たことのないカエルウオの仲間がいたので載せてみた。けっこうカエルウオには詳しいつもりだったのだが、なんだろうか? わからないなー?

5.3.05.kaeru.jpg (38995 バイト)

カルイシガニかと思っていたが、コブヒシガニというようだ。石ころとほとんど変わらないです。しかしそれ故、見たときのインパクトはかなりありますよ。

5.3.05.kobuhishigani.jpg (44042 バイト)

そしてそして個人的にヒット。ピンク系のワレカラ発見。今まで見たワレカラは全部白色だったので、こんなピンクがいるなんてびっくり。しかもこいつ、オーバーハングの中にいた。あんな真っ暗な場所で自分だけしっかりピンクになりやがって、色気づいたもんだ、スミにおけないねー・・・・。

5.3.05.warekarapink.jpg (14310 バイト)

ベニヒレイトヒキベラ、アケボノハゼ、スジクロユリハゼもいたのだが、お客様のデジカメはバッテリーアウトで撮影できず、かなりショックな模様でした。ドンマイッなのだ。

 

Date

2005/5/2 

天候 晴れ
気温 27℃ 小潮

水温

23〜24℃

南西

透明度

25〜30M

1.5M

昨日も一緒に潜ったお客様と今日もダイビング。ヨゾラミドリガイを見たり、

5.2.05.yozora.jpg (33320 バイト)

シロアミミドリガイを見たりしつつ、ダイビングしてくいと、

5.2.05.shiroami.jpg (34274 バイト)

スミゾメキヌハダウミウシだと思われる奴が単独で移動中の場面にも遭遇。

5.2.05.sumizomeumi.jpg (34509 バイト)

ヤエヤマミドリガイだと思われます。最近、今年になってよく見かけるようになったな・・・。去年はあまり見なかったけれど。

5.2.05.yaeyamamidori.jpg (32765 バイト)

ニジギンポ。ありふれているけれど、紹介しやすいポジションにいたら、絶対紹介してしまう。とぼけた顔で味があるよね。

5.2.05.niji.jpg (45974 バイト)

ハダカコケギンポも見事にビンゴ。フサフサしてまんなー・・・・。

5.2.05.hadakakoke.jpg (53424 バイト)

最近体をグングン出してくれる、このマツバギンポ。今日もどうだぁぁぁ! と言わんばかりに露出。するとどうだろうか? 背びれにはあんなブルーの模様が? そんなん初めて見たぞ。いやー・・・、知らないところにまだまだ隠されたワンポイントの美しさが秘められていますなー・・・。秀樹、感激。

5.2.05.matsuba.jpg (34692 バイト)

波があってちょっと底揺れしてましたけれど、まぁー潜れた。よかった。

 

Date

2005/5/1

天候 晴れ
気温 27℃ 小潮

水温

23℃

南西

透明度

25〜30M

1.5M

連休だということがお天道様もわかっているのだろうか? 実に快晴。素晴らしい。

イシガキカエルウオが穴から出ていたので、久しぶりに撮ってみました。かわいいね、やっぱり。

5.1.05.ishigakikaeruuo.jpg (48548 バイト)

そして名前のわからないヨウジウオの仲間が今日も見られました。瀬能先生にまた送って名前、教えてもらわないと・・・・。

瀬能先生からのお返事がきました。

●白っぽい大きく撮している方ですね。これはヒナヨウジだと思います。どこがどうと聞
かれても難しいのですが、吻がある程度長く、その背面にギザギザがないこと、体の地色
が白いことなどが特徴です。

と、いうことで、ヒナヨウジだそうです。図鑑に載っていない魚ってまだまだ多いんですね・・・。

5.1.05.youjiuo.jpg (37610 バイト)

キンチャクガニも登場してくれました。こーいうのがもっと見せたいねー・・・。

5.1.05.kin.jpg (49036 バイト)

そしてなんだろうか? 中層をなにげなく漂っていた・・・・、いや、懸命に泳いでいた? カクレウオの仲間かなー? それとも深海魚とかの子供? はたまた・・・・・。正体不明のこの魚。左側が口で、何か叫ぶかのように大口を開けています。全長は10センチないぐらいでした。

と、いうわけでこの魚も瀬能先生に鑑定してもらいました。初めは魚ではないようですが・・・・と返事をもらったのですが、状況を細かに説明すると、こんな返事がいただけました。

●申し訳ありません。ようやく状況が飲み込めました。後方は尻尾のようになっているの
ですね。この特徴からリボンイワシもしくはその近似種の稚魚だと思います。「日本の海
水魚」にリボンイワシの成魚は出ていますので参考にしてみてください。

●実はこの仲間、ときどき海面近くに出現するようです。小笠原でも水中写真が撮影され
ています。ただ、「日本の海水魚」のものも含めて何種いるのかは定かでありません。今
回のものはいわゆるリボンイワシの稚魚に比べて体がかなり細長いようです。

●非常に貴重な記録だと思います。魚類写真資料データベースに登録させていただけない
でしょうか。撮影者は世古徹さんでよろしいでしょうか?ご検討ください。

と、いうことで、魚類写真資料データベースに登録しておきました。アドレスはここね。

http://research.kahaku.go.jp/zoology/photoDB/

5.1.05.nani.jpg (40096 バイト)

キカモヨウウミウシの子供サイズ。子供のときからにじんだ色は健在なのだ。

5.1.05.kikamoyou.jpg (33197 バイト)

デンショクミノウミウシは今日も見られましたよ。

5.1.05.densyoku.jpg (24688 バイト)

クロフチウミコチョウかな? それともオレンジウミコチョウ? うーん・・・。なんかよくわからない色合いだな。

5.1.05.kurofuchi1.jpg (34643 バイト)

久しぶりに見つけられたミレニアムマツカサウミウシ。たいした名前だけれど、見た目のインパクトはあまりない。とても紹介しにくいウミウシです。

5.1.05.milimatsu.jpg (37081 バイト)

とあるお客様からリクエストされていて、探してみたら、けっこう見つかるようになったツユダマガイの背中が白色バージョン。探すとけっこう見つけられます。個対数は多いんだろうね。

5.1.05.tsuyudamagai.jpg (7745 バイト)

うーん・・・・。なんだろうか? 名前、わかりませんね。GW終わったらゆっくり調べよう。

5.1.05.umi1.jpg (30114 バイト)

こいつも。

5.1.05.umi2.jpg (21113 バイト)

カメノコフシエラガイでしよう。移動しだすとけっこう早いんだよね、こーいう奴らは。

5.1.05.umi3.jpg (53952 バイト)

ホウズキフシエラガイだと思われる個体。普通種だそうです。

5.1.05.umi4.jpg (29626 バイト)

この真っ黒けのも名前はわかりません。

5.1.05.umi5.jpg (32870 バイト)

海がちょっと荒れはじめました。また落ち着いていくことを祈りましょう。