スピッツログブック
Date |
2005/6/30 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
南 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
忙しい、忙しい。そんなに儲かってないくせに、日々忙しい。ショボショボショップとはこんなもんだ。今日も梅雨明けの快晴が肌に刺さる。日焼けに気をつけながら生物を紹介していこう。 今日の仕事は体験ダイビング。お客様はダイビングがまったく初めてということだったが、実に落ち着いておられてスムーズに進みました。あいかわらずクマノミの評判はいい。マガキガイの目玉もおもしろいらしいです。また遊びに来てねー。 午後はファンダイビング。するとハナゴンベのまだまだ子供サイズが登場。うーん・・・。まだまだこれぐらいサイズならばかわいいねー・・・。発色もすばらしい。オレンジがかわいいぞ。 なんだろうか? この魚は? 全長は1.5センチぐらいでした。調べたいけれどその時間がない。とりあえずアップしておくね。 白い体に蛍光ブルーのラインがまぶしいくらいのネズスズメダイ子供。撮影するの難しいぜ。かわいいんだけれど。 オランウータンクラブがペアで寄りそっていました。ちょっと珍しい場面だなーと思ったので、紹介し撮影。 ネムリブカが登場。けっこう寄らせてくれましたよ。 全然逃げなかったスジクロユリハゼ。ヒレを広げてくれたらなおさらベターだったけれどねー・・・。 おぅ! お久しぶりのご対面。テヌウニシキウミウシだ。相変わらずでかい奴でした。色もどきついねー。 なんと!! こんなところに、こんな魚が? いつも通っていたのに・・・・? なぜ? まぁーそんなことはどうでもいいや。この変な顔を見よ。ヒョットコオコゼかと思ったけれど、マスダオコゼだと判明。ツマジロオコゼとハダカハオコゼが合わさったような風貌であーる。 さぁー夏本番で、いろいろもっと生物が出てくるだろーなー。楽しみであーる。 |
Date |
2005/6/29 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
南 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.5M |
今日もいい天気だ。梅雨が明けてからこの晴天が止まらない。海も凪いできた。浅瀬でのカエルウオウオッチングも楽勝であーる。今、来ているお客さんはラッキーだね。 ウミウシでは、小型のカンムリハラックサウミウシに遭遇。茶色でモワモワした触角が目印だが、サイズは5ミリぐらいで小さいのでなかなか肉眼でそこまでは見えないけれど、じぃーっとよく見ていただくと、見えてくるものなので、ぜひ見てほしい。 ラベンダーウミウシだと思われるサイズが1センチぐらいのウミウシ。シンデレラウミウシの子供かな? とも思えるけれど、やっぱりラベンダーだろうな・・・・。 セトイロウミウシは忘れた頃にポコッと出会えるウミウシであーる。 うーん・・・・。シライトウミウシかな? 黄色のラインが白で挟まれているからね・・・。 キベリクロスジウミウシだろうか? 大きい個体でした。色が薄くて判別しにくいなー・・・・。 コブヒシガニという軽石のようなカニ。サンゴのかけらにそっくりなので動いていないと見つけるのは非常に困難。でも1度出会っておけば、けっこう次からは容易に判別できますよ。 昨日に引き続き、今日もイカの卵のハッチアウトが見られました。何回見てもインパクトありますよー・・・・。 またお客様から送られてきたモンツキカエルウオも最後にアップ。きっと画像が小さかったので、HQ以下の画質モードで撮影されているのだろうけれど、加工して使う場合のことを考えたら、やっぱり最低でもHQ以上の画質が必要でアール。次回は画質をアップして、メディアもいっぱい撮れる奴をスタンバイして遊びにきてねー。 この日のモンツキカエルウオは全部で3個体を確認できましたよ。 |
Date |
2005/6/28 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
南 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.5M |
今日も晴れた。快晴だ。海もさらに青い。マリンブルーが濃くなってきました。水中では子供が花盛り。アカハチハゼだって、わさわさいっぱいいます。 イカの卵がありました。写真中央のイカは卵からうまく出られずにはさまったままになっていたようで、動きませんでした。死んでいたのかなー? でもまだ綺麗だね、こいつ。・・・・と見ていたら、シュボッ! シュッボッ! とイカが孵化をはじめました。卵の膜を突き破った子イカたちは、しばらく卵の隙間をウロウロと徘徊し、まるで行く手のわからない迷い子状態ですが、次の瞬間水面に向かって打ち上げ花火のように上昇していきました。その時に何度も墨をはいて、どれが自分の体なのか、捕食者にわからないようにごまかしていました。生まれた直後なのに、すぐさまあんなに墨が出るなんて? というぐらい吐いていましたよ。 水面に向かって上昇する直前、卵の隙間で漂う時のイカです。産まれ立てホヤホヤ。こーいう場面に出会えるのも梅雨明けの今の時期ならではですなー・・・・。 キンチャクガニもお腹に卵をたわわに抱えていました。 つい3日前に一緒に潜ったお客様のリクエストだったミナミハコフグ子供。やっとこさ見つけられました。けれど・・・・・。ちょっと遅かったです。3日前のお客様にはまた見に来ていただきたい。サイズは5センチぐらいでした。ずっとここにいてくれるといいんだけれどなー・・・・。 モンツキカエルウオは全部で4個体を確認。でもみんなシャイで、寄って行くとすぐ隠れちゃう。もっとずっと出てくれる個体を探さないとね。 ひそかにウンコちゃんフィッシュと呼んでいるシマタレクチベラ子供。どこにでもふらふらしています。魚のウンコそっくり。お客様が気になったようで、名前を聞かれました。そこで撮影し、ここに紹介しておきましょう。 ホンクロシタナシウミウシという地味なウミウシが4個体も集まって集団交接していたのかな? その直前かな? なんにせよ、私はかなりのお邪魔虫だったようです。撮影後、そそくさとその場を離れました。ごめんなさいねー・・・・。 ウミウシはまだ多いね。センテンイロウミウシが見られましたよ。 サキシマミノウミウシも登場。小さくて細い。でも頻繁に見られるので、ぜひ自分でも探し出してみてください。 そしてそして・・・・、おぅー、ヒット! 久しぶりの出会いだ。去年見たかな? 二年前かな? お客様が見つけて教えてもらった出会いが最初で最後だったのだが、今回は自分で探せました。イェーイ!! ジンガサヒトエガイ属の1種だ!! 笠をかぶっているような、この風来坊。顔の表情もかわいかったのだが、それを撮れている写真はなかった。残念。前回見たときも、これぐらいの季節でした。また見られるかな? 他には、スミレナガハナダイやハナゴンベ、イシガキカエルウオなどを確認。そして観察。お客様も良い写真が取れたかな? |
Date |
天候 | 晴れ | |
気温 | 30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
10〜12M |
波 |
2.0M |
おおおおおおおおぉぉぉぉぉ・・・・。明けたか・・・・。やっと・・・って感じですね。梅雨も明けたし、空は晴れたし、海も凪いでいる。うーん・・・・・、沖縄の夏がスタートしていきますなー・・・・。 海もぜっこうちょおぉぉぉぉぉぉぉ・・・・。透明度もアップアップ。まずは写真のバサラカクレエビ。でかい奴らがペアで登場。黄色もいいねー・・・・。 穴の奥に隠れているベンケイハゼはペアでご登場。こいつらはけっこうずっーと同じ穴で暮らしているみたい。いつ見ても見られるけれど、穴が狭くて小さいから、お客様に紹介するのは大変なんだよね・・・・。 尻尾の模様はイマイチパッとしないけれど、ヒバシヨウジでしょう。お腹に卵があるのかな? 大きくなっているよね。 すごいよ・・・・。今の真栄田の洞窟はスカシテンジクダイの爆弾級の群れであります。ワイドレンズを持って入ったのだが、うまく撮れないな・・・・・・。もっともっともっとすごいぜ。ぜひ、ぜひナマで見てほしい。階段は大変だけれど、これを見れば、それも報われる・・・ってもんですぜ。 砂の中に何かが隠れている。わかる? 指で掘り起こしてみよう。おおお・・・、出てきた。 なんだろうか? カラッパの仲間だろうけれど、図鑑にはこれ! という奴は載っていない。うーん・・・・。 ミヤケテグリだよね。大きくてわかりにくいけれど・・・・。 カノコキセワタガイの仲間ですね。こいつも正確な名前はわからないな・・・・。初めての出会いではないですけれどね・・・・。 セスジミノウミウシはお客様受けも良い、きれいなウミウシ。ただサイズが・・・、小さいので、ちょっと見えにくいかな? でもきれいですよねー・・・。 なんだろうか? こいつは・・・・・。図鑑に載っていないタイプにまたもや出会ってしまった。太いミノに色がついていて・・・・・、うーん・・・・・、それで触角は黒いんだなー・・・・。パンダツノウミウシのように黒いひげのようなものもあるね・・・・。おもしろいウミウシだ。いつまでいるかな? 他にもトゲトゲウミウシもいたし、フタホシタカノハハゼの黄色もいたし、特大ワレカラもいましたよー・・・。 |
Date |
2005/6/26 |
天候 | 曇りのちに大雨 |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
10〜12M |
波 |
2.5M |
今日のお客様は全部で5名。私が3名、真弓が2名でいろいろ見てきましたよ。 まず真弓チーム。洞窟に潜入し、スカシテンジクダイの爆弾群れ群れを堪能。朝の1本目ということもあり、そんなに人はいなかったのだが、エキジットの頃には、これまたメガトン級の人手に遭遇し、ダイバーの量でも夏を感じられるほどです。2本目ではトウアカクマクノミを観察。ここではピカチューウミウシも見られたし、ユビエダハマサンゴに群れるヨスジフエダイなんていう南国チック風景も見られました。 世古チームは1本目は深場に潜降。オキナワサンゴアマダイを観察。ここではピンクダートゴビーも見られました。浅場では抱卵したキンチャクガニもいたし、モンツキカエルウオも見られました。リクエストでハナゴンベを頂いていたので、ここで紹介。アカハチハゼがたくさん群れていて、かわいかったです。また大物ではネムリブカも見られました。ウミウシでは、ミゾレウミウシ、レモンウミウシ、イシガキリュウグウウミウシ子供サイズ、トゲトゲウミウシ、セスジミノウミウシ、ミノウミウシの仲間などか見られました。まだまだたくさん見られていますねー・・・。もう水温は27℃なのに・・・・。 写真はお客様から送られてきました。Tさんどうもありがとう。名前のわからないウミウシが2つ見られたので、ぜひ・・・とお願いして送っていただけました。このウミウシは5ミリぐらいのサイズでした。きれいに撮れていますねー・・・。Tさんすごい。 このウミウシは後日、再び出会えまして、私も撮影できました。名前はわかりませんねー・・・・・。 アイドル系では、オオウミウマ、ヒオドシベラ子供、オクヨウジ、ツマジロオコゼの赤ちゃん、タツノハトコ、コプシメ子供なども確認。 個人的なヒットなのに、お客様に渡したログには書き忘れたセッパリハギ子供。お客様すみません。ログには書いといてくださいませ。写真に撮れていたら送ってほしいですけれど・・・・。 で、送ってもらえました。ありがとうございます。ちょっとライトがあたっていないけれど、感じはわかります。またリベンジしてくださいね。 透明度もゆっくり回復してきて、いい感じ。夏の海になってきましたよー・・・。 |
Date |
2005/6/25 |
天候 | 曇りそして雨たまに晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
2.5M |
当初の予定では6名の団体様の予定だったけれど、諸事情により1人減り、1人減り・・・、結局4名になりました。でも、スピッツ的には全然OK。6名より、4名の方がじっくり魚を見せてあげられるしね。海外ダイビング歴の豊富なお客様方でしたが、マクロもお好きなようで、紹介する魚をじっくり見ていただけました。ありがたや・・・・。 今日のヒットは・・・、やっぱりリングアイジョーです。それもただのリングアイではなくて、口の中に卵をたわわに頬張ったリングアイです。みんなで囲んでもあまり隠れませんでした。お客様にも卵がじっくり確認できるほどみんなで寄れました。めでたし。めでたし。お客様から写真をおくってもらえました。ありがとうございます。口の中で光っているものがかすかに見えますね。
あと見たことのないイソウミウシの仲間がいました。大きさは5ミリぐらい。赤い触角でしたよ。ハダカハオコゼの白色もいましたし、バサラカクレエビは黄色と緑色の2種類。パンダダルマハゼはペアで卵を育てていたし、ノコギリハキの子供はかわいかったです。 ムラサキウミコチョウの子供は今の季節では珍しいかな・・・・。あとピカチューウミウシが見られたことも追記しなければなりませんね。 デジカメは携帯しなかったので、写真はなーい・・・・。ごめんなさいねー。 |
Date |
2005/6/24 |
天候 | 晴れたまに雲って、やがて雨 |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
5〜6M |
波 |
3.0M |
体験ダイビングでしたが、連日の雨の影響で透明度は・・・・・・・。体験には辛いコンディションだが、お客様はけっこう潜る気満々。浅瀬で練習している時も、山から流れ込んで堆積した赤土がモワモワ・・・・、モワモワ・・・・・・・。うーん・・・・。 しかしマガキガイやヨウジウオなど生物を紹介し、クマノミ子供はとてもかわいくて、お客さまにも大好評でした。 |
Date |
2005/6/23 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25〜27℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
10〜20M |
波 |
3.0M |
梅雨明け? と聞きたくなるような改正の沖縄本島地方。リピーターのお客様とウミウシ探しでじっくりダイビング。透明度は徐々に回復しているが、いぜんスコンと抜けた青さは戻ってこない。がんばれ沖縄。 ウミウシ好きのお客様なので、ネチネチ下を見て捜索ダイブ。実に綺麗なダイアナウミウシに遭遇。二次鰓がかわいいね。 今年になって頻繁に見かけるようになった、学名「ネムブロータ・リビングストンイ」舌をかむような名前だが、なんとかの仲間その2とかの呼び名でなくて助かる。和名はまだない。 かわいいねー・・・・。色といい、大きさといい・・・。サイズは1センチほど。ネコジタウミウシ属の1種その2です。今年は何度か出会っていますね。 リュウグウウミウシかと思ったけれど、イシガキリュウグウウミウシの子供ではないだろうか? 黄色線の本数がやけに多いし、全体にリュウグウウミウシよりもポテッとした感じを受けました。 セスジミノウミウシは今年のヒット。何度も見ていますが、今日は単独で1個体、2〜3個体の群れでも見られました。 つい最近も見かけたシロハナガサウミウシ。今日のはまだまだ子供のサイズ。 うーん・・・・。名前のわからないウミウシに出会ってしまった。また時間のある時に調べますね。 アサドスズメダイ子供だと思われる個体。どこにでもいっぱい、いっぱいいます。かわいくって、つい見てしまうが、撮影するのはとても大変です。 こいつもたくさんいます。シコクスズメダイの子供かな・・・・。 ぽってり太ったカクレクルマエビだと思われる個体。 キンチャクガニもいましたよー・・・。 赤土の粒子で体をまとったオオウミウマにも遭遇。ドロドロになっちゃってます・・・・、かわいそうに・・・・。 ツマジロオコゼの子供。1センチサイズです。逃げる時は、泳ぐというよりも跳ねるという感じでピョンピョン移動します。 他には名前のわからないゴクラクミドリガイの仲間やスミレナガハナダイ、ハナゴンベ、タツノハトコ、クマノミなどがいましたよー・・・。 |
Date |
2005/6/21 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
2〜3M |
波 |
3.0M |
沖縄市在住のお客様とダイビング。大量の雨の後なので、濁っていますよー・・・・とは前フリしていたのだが、予想以上の濁りにお客様がギブアップ! 2本の予定が1本にて終了。あららら・・・・。 水中では濁りに負けず、じっくり潜ってきました。マツバギンポの大人と子供。イソギンチャクモエビにクマノミとニセアカホシカクレエビがたくさん。 ウミウシでは、ゴクラクミドリガイの仲間とホソスジイロウミウシが見られました。 お客様に好評だったのは、イカの子供でした。小さいながら(体長1センチぐらい)も墨を吐いて元気さをアピールしてくれました。 いつになったらこの透明度は回復するのかなー? |
Date |
2005/6/20 |
天候 | 曇り、雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
5〜7M |
波 |
3.0M |
今日は体験ダイビングのヘルプに行ってきました。昨晩は雨も降らず、月も星も見えていたので、濁りが幾分ベターになっているだろうと思っていたのだが、・・・・、ふむふむ。ボートの上から水底が見えるぐらいにまで回復していました。イェーイ、やったね。 午前中だけでしたが、全部で50名ほどの体験ダイバーのヘルプを無事終了。午後からは、なんとまたもやの豪雨・・・・・。夕方の海には再び赤土が流出・・・・。いつ果てることない赤色の水が河口付近から沖合いに伸びていく景色をここ最近で何度見ているのだろうか? 梅雨前線よ、去りなさぁーい・・・・。 |
Date |
2005/6/19 |
天候 | 曇り、雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
8〜10M |
波 |
3.0M |
今日は私がオープンウォーターの講習、真弓がファン。ファンはモルディブに向かうお客様のトレーニング最終日であります。全部で10日間ほど滞在されて、入念にトレーニングしていたのだが、かなり上達されて、スピッツとしても嬉しい限りであります。講習のお客様も非常に水慣れしている方で、スイスイ進む。 水中では、ギンポハゼの仲間が2個体。じっくり観察してきました。 ヒメダンゴイカだと思われるイカに遭遇。小さい体で墨を吐いて威嚇していました。 キクゾノウミウシの子供サイズが見られました。久しぶりに見たな・・・・。 最近よく見られるトゲトゲウミウシ。写真右下奥にもう1匹います。画面左上の黄色いくるくるはウミウシの卵だろうか? シロガヤについていたウミウシ。名前はわからないです・・・・。 砂地の上をフラフラしていたホソフウライウオ。久しぶりの出会いでした。 透明度が良い場所がどんどんなくなっていく。どうしようかー・・・・。 |
Date |
2005/6/18 |
天候 | 曇り、雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
24〜26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
5〜10M |
波 |
3.0〜2.5M |
うーん・・・・。潜れるポイントの選択肢が限りなく少ない。潜れても透明度はまったく期待できない。お客様には切ない選択だ。しかし、まぁー潜れる海況ではあるので、それが救いか・・・・。海面はペタペタであります。真栄田岬が南西風を見事にシャットアウトしてくれています。 水中では、いろんな生物がいたのだが、お客様から送られてきたこの写真は、シロハナガサウミウシ。私は2度目の出会いだ。綺麗でインパクトのあるウミウシですね。 うーん・・・。お客様が28M付近で撮影された魚・・・。私は見ていないが、とっさに名前が出てこない。なんだろうか? イトヨリダイの仲間の子供かな? また瀬能先生に聞いてみるか・・・・。 今日もギンポハゼの仲間が見られました。 本日の大量ヒットはタツノハトコ。全部で10個体以上を確認。この下の個体はまだまだ子供サイズでした。 対照的にもうすっかり大人の個体。体がまるまるしていますね。 カクレクルマエビだと思われる個体がこちらを凝視していました。 マグネットペンのペン先よりも小さいツマジロオコゼ子供・・・・、というか赤ちゃんですね。 拡大するとこんな感じ。ほんまにちっちゃい・・・・。 ウミウシではゴクラクミドリガイの仲間がいましたよ。 何度か見たことのあるアナゴ? ホタテウミヘビの仲間がいました。こーいうのも瀬能先生に聞いて、名前をはっきりさせたいですね。 そして小さい、2センチぐらいのこのハゼ。かわいいんだけれど、名前がわからない。またゆっくり調べますね。 他には、オニダルマオコゼの子供サイズや、ウミウサギガイ、ゾウゲイロウミウシ、カンムリベラ子供、スカシテンジクダイの群れなどがいましたよ。 |
Date |
2005/6/17 |
天候 | 曇り、雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
10〜12M |
波 |
2.5〜3.0M |
まぁー見てちょーだい。この写真。汚い水だね。そう。ここは中国の黄河の源流。日本から離れること数日。やっとここまで到着しました・・・・と書いても誰かは信じてしまいそうな海水の色であーる。 うーん・・・・。赤い、果てしなく赤い。彼方に見えるはスピッツ店舗裏にある前兼久漁港であーる。陸の近くは尋常でない量の赤土が流入し、唖然とするばかりであります。ふぅー・・・。 港の中に入ってくると、ようやく彼方に青い水が見えてきます。港の中は堤防で守られているので、汚れた水が入ってこないのです。 そんな中でもダイビングは続いていく。ポイントの透明度は・・・・・、さすがに悪い。この海面を見れば、海中の透明度にお客様も期待できるはずもなく、濁った水中は暗黙の了解で潜降開始。 ミナミホタテウミヘビの頭の上にオドリカクレエビが・・・・。よく見る風景だが、こーいうコンディションでこんな場面に遭遇できたら、喜びは倍なのだ。 トゲトゲウミウシに遭遇。うーん・・・・、綺麗だねー。 うーん・・・・。フジタウミウシ属の仲間かなー・・・。ちょっとわからないです。 他にはヤシャハゼやアカメハゼ、卵を守るニジギンポに大人のツマジロオコゼなどを見てきましたよ。 |
Date |
2005/6/16 |
天候 | 曇り、雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
5〜15M |
波 |
3.0M |
午前と午後でお客様が入れ替わって、全部で3ダイブ。大雨の中、潜っていただきほんまにありがたい。水中では赤土の粒子が舞う過酷なコンディション。水深25m付近まで潜れば、午前なのに、すっかりナイトダイブしているみたいで、ライトは必需品。海面を覆う赤土は密度が濃く、日光を遮断し、生物にとってありがたくないことこの上なし。 せっかくヤッコエイが見られても、写真はハレーションの嵐であります。このヤッコエイは我々の周囲をぐるりとまわって、消えていきました。 ロープのそばではアオリイカが7匹ほど。寄れる個体を撮ってみました。 イソギンチャクエビがプリプリ太って登場。これだけ大きいと紹介しても良いリアクションが得られて私も嬉しい。 バサラカクレエビの緑色バージョン。大きくてかっこいいエビなのだ。お客様受けもいいぞ。 他にはオランウータンクラブやヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ウデフリツノザヤウミウシなどが見られましたよー。 |
Date |
2005/6/15 |
天候 | 曇り、雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
20M |
波 |
4.0〜2.0M |
よく降るなー・・・・。昨日の午後から降り続く雨は延々と続き、ようやく今朝になって小休止。本島沿岸には赤土色の水が堆積している。南西の風が水面の濁った水を順々に沖に押し出してくれているため、濁った水が長々と止まると言う事はないです。 今日もモルディブに向けたトレーニングダイブは続いていく。そんな中で少しばかりの生物確認。ツバメウオやバサラカクレエビ、コクテンフグなど。 2本目では、ピカチューウミウシことウデフリツノザヤウミウシを観察。スカシテンジクダイを捕食しようと身構えるハナミノカサゴなども見られました。 透明度は予想よりも全然良くって、青色していましたよ。 |
Date |
2005/6/14 |
天候 | 曇り、雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西から西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
3.0〜4.0M |
うーん・・・。晴れないなー・・・・。梅雨とは言え、ホンマに晴れない。洗濯物が乾かないのだ。ロングステイのお客様と今日も2ダイブ。来月モルディブに行かれるとのことで、それを踏まえてのトレーニングもかねております。ヘッドファースト潜降、中性浮力の確認、ロープなしの安全停止、水面での浮力確保など、ドリフトダイブを想定して、いろいろトレーニングしてみました。 水中では、リングアイジョーフィッシュやオランウータンクラブ、コノハガニなどを確認。ハナビラクマノミが隠れていたイソギンチャクが曇り空のためか、丸まっていました。そこに見え隠れするハナビラクマノミの赤ちゃん。とてもかわいかったのだ。 明日もトレーニングは続いていく。でも海はもっと荒れそうなんだよねー。なんとか凪いでほしいなー・・・。 |
Date |
2005/6/13 |
天候 | 曇り、雨、晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西から北 |
透明度 |
25M |
波 |
2.5M |
すごい雨だった・・・。昨日夕方から降り始めた梅雨の豪雨は夜間も続いて、今朝にはどろどろの海が・・・、ハイ、ポン! でっきあがりーぃぃぃ・・・・。うーん・・・。沿岸一帯は赤土が流入し、悲しい色に変色してしまった。 そんな中でもダイビングは続いていく。昨日までの講習を終え、晴れてダイバーとなったお客様とファンダイブ。もちろん水中ではマクロマクロで小物三昧・・・・。ということはなくて、クマノミやヨスジフエダイ、チンアナゴなど大きくてわかりやすい生物に終始。講習終わりたてのお客様にオレンジウミコチョウなどを見せるようなことはしない。 そんな中でも、ハナヒゲウツボの大人が見られたのはラッキーでした。ヒトスジギンポもかわいかったぞ。 ここのポイントは透明度も良くて、綺麗でしたよ。 |
Date |
2005/6/12 |
天候 | 曇り、雨、晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
25〜30M |
波 |
2.5M |
最近、雨がシトシト降っているわりには透明度がすごくいい。今日もスコンと底まで見えて最高にクリアーであーる。いつまでも続いてほしいが、いつまで続くかなー? 水中ではスジクロユリハゼやピンクダートゴビーを観察。ハナゴンベやエリグロギンポ、モンツキカエルウオにヒオドシベラ子供とアイドルもたくさん。大物では遠くの方にだけれど、マダラトビエイも見れました。あ、コブシメもけっこう大きかったです。 大物ではないけれど、メレンゲウミウシのペアもかなり大きかった。 反対にオレンジウミコチョウは小さいです。サイズは大人でも5ミリぐらい。今日のお客様はオレンジウミコチョウを初めて見るお客様だったのだが、その小ささに驚いておられました。小さいといえば、コガラシエビの子供も小さかった。誰もカメラを持っていなかったのでみんなでじっくり観察できました。写真撮る人がいると、こーいう見方はできないしね。やっぱりその環境に生息している姿を撮りたいじゃないですか・・・・。だから、発見現場をなるべく荒らさないようにしたいし、写真の中に自分の手が写りこんではいけないし・・・・とかモタモタしていると、小さい穴にそそくさと隠れられて、見られない人も出てしまうのだが、写真の人がいないということは、堂々とエビの行く手をはばめるということで、逃げ場を塞ぎ、じっくり見ることができるのでした。 なかなか楽しいダイビングだったのではないでしょうか? |
Date |
2005/6/11 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
10〜25M |
波 |
2.5M |
今日もお客様が多いので、デジカメを携帯していない。よって写真はないが、いろいろ見られましたよ。 基本としての日本で見られるクマノミ全6種類を押さえて、ヤシャハゼ、リングアイジョーなど。ただみんなが遠慮しあって、誰もがあまり寄って見られなかったというのは・・・・、惜しい話だ。 アカメハゼが3個体いました。サンゴがなくなってからはなかなか見られないのだが、ここのポイントのこの場所では毎回確認できています。ふむふむ。 他にはミナミホタテウミヘビ。その頭上に止まっていたオドリカクレエビ。ツマジロオコゼや卵を守るニジギンポなどもほぼ定番となってきました。ヒットはウデフリツノザヤウミウシが3個体も見つけられたこと。ピカチューはやっぱりけっこう人気者なのだ。 カクレクマノミもたくさん見られました。 |
Date |
2005/6/10 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
東から南東 |
透明度 |
25〜30M |
波 |
2.5〜3.0M |
リピーターのお客様と元気にのんびり3ダイブ。天候も晴れて、梅雨とは思えない。キンチャクガニやオランウータンクラブなど甲殻類を見たかと思えば、ワモンダコやツバメウオ、ツマジロオコゼなど観察しやすい生物もてんこもり。 大物ではネムリブカも登場してくれました。スカシテンジクダイの群れも好評でしたよ。オニダルマオコゼが最近たくさん見られます。間違って手をつかないように気をつけましょうね。 |
Date |
2005/6/9 |
天候 | 曇りのちに晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
2.5M |
朝から体験ダイビング。一番乗りだったので、クリアーな海中を楽しめました。その後ふらふらとネタ探しに出かけてしまいました。 ガレ場ではコウワンテグリに遭遇。爪ぐらいの大きさでとてもかわいいですよ。 またヒナヨウジにも出会えました。こいつとはよく出会いますね。 オドリハゼも元気です。こいつはけっこう隠れないんだけれど、穴の奥の方に巣穴があるのでなかなか寄っては撮影できません。 昨日に引き続いて子供のフリソデエビに遭遇。かわいいもんだ。 最近透明度のいい海が続いています。いいことだねー・・・。 |
Date |
2005/6/8 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
25〜30M |
波 |
2.0M |
今日は体験ダイビングもありーのファンダイビングもありーの、3ダイブの方もありーの・・・で、けっこうバタバタ過ごさせていただきました。ありがたい・・・・。 1本目は穴好きのお客様のリクエストにお応えして、クレバスを通る。魚ではアカククリ若魚やモンツキカエルウオ、ハナゴンベ、レモンスズメダイ、ハタタテハゼなど普通種をじっくり紹介。 体験ダイビングにファンの方も合流してのんびり楽しく潜ってきました。体験ダイビングなのに、マダライロウミウシがペアで前後して移動している場面を紹介したり、ちょっとレアなエレガントヒオドシウミウシがいたりして、ファンの方にも好都合。 ナマコを触ったり、途中でコクテンフグをツンツンしたりして、感触を楽しむダイビングも少し体験。 3本目では、フリソデエビ子供もキンチャクガニもオドリハゼも登場。フリソデエビは本当に小さい個体で、毎年この季節になると、頻繁に出会えるのだが、何回見ても、ホンマかわいいなー・・・・。 キンチャクガニは勢いのある個体でした。お客様が正面から撮影されていたので、私は横から撮ってみました。 オレンジ色のウミウシの卵を食べていたのは、先日も見かけたネムブロータ・リビングストンイ。卵の中にもぐりこむようにしてガツガツ食べていました。 小さな穴から顔を出していたヒナギンポ。顔に散りばめられた白点が目印であります。 特になんてことのない・・・、イシガキカエルウオ子供。うん。普通にたくさんいるけれど・・・・、子供の季節なのでつい子供に目が行ってしまうし、そんな子供が目の前で動かずにこちらを見てくれていたので、つい撮影してしまったのてす。 こいつも、そう。いっぱいいる普通種の中の普通種。猫のような目を持つ、ヒレグロスズメダイ。大人もかわいいが、子供はその何十倍もかわいいぜ。 みんな子供の多くなってきた海でのんびり潜りましょうぜ。 |
Date |
2005/6/7 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20M |
波 |
2.5〜3.0M |
今日はオープンウォーターの講習。沖縄市に住んでいるお客様が受講していただきました。ありがたや・・・・。台風で潜れないかもねー・・・なんて恐れていたが、いざ当日になると快晴、ベタ凪の最高のコンディションになったのでした。心配して損した。 透明度も素晴らしくって、潜っているだけで気持ちよい。ただ水温は24℃をまだキープしていて、ここの海はちっと寒い。 でも中層を占めるキビナゴの群れはかなりの数で、変幻自在な群れの形をぼぉーっぉぉぉぉぉと見ているだけでかなり癒されてしまう。講習生の1本目の水中にしては、かなりの好条件でした。 スキルの習得も、耳の抜け具合も上等な生徒さんだったので、いろんな魚も紹介。エリグロギンポが卵を守っている様子や、その卵にちゃんと目玉ができているところまでぐぐっと接近して確認できるスキルをすでに身につけておられる講習生だったので、私も楽でした。 ジョーフィッシュも紹介しちゃいました。ワモンダコがペアで寄り添っている生態的に貴重な場面にも遭遇。 今月末にはすでに離島へのダイビング旅行を計画されているということで、それまでに終わらせないとだめなのだが、今日の出来を見れば、楽勝で終わってしまうのだ。 |
Date |
2005/6/6 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
北東から東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.0〜2.5M |
午後からダイビング。台風の影響で、どこの海が潜れるのだろうか? と心配していたのだが、けっこう穏やか。午後には北東というよりも東風になってしまい、なおさらに落ち着いてきたように感じられました。 リピータのお客様とダイビング。カメラ派の人なので、撮影されている間の手が空いた時間に撮れる生物を撮ってみました。 個人的に好きなシボリキンチャクフグがペアでいました。模様がかわいいよね。 ヒメジの仲間が口と口をかみあって、中層を水面近くまで上昇していく生態を繰り返していました。求愛のようにもケンカのようにも見えたけれど、発見した場所から最後に見た場所まではかなり離れていたし、特に縄張りのようなものは見受けられなかった。と、いうことは巣を巡る威嚇ではなさそうですね。他にもう1匹、近くをウロウロしていたので、異性を巡るケンカ・・・というのが1番的を得ていそうであります。恋の季節だしね。 ヒオドシベラ子供が今日もペアでウロウロしていました。ペアで撮影するのは難しいので、単体のみで撮影。やっぱりきれいでかわいいのだ。 卵を持っているシモフリタナバタウオを捜索していたのだが、見つかりませんでした。写真の個体はなかなか逃げなかったので、どこかに卵を持っているはず・・・・とじっくり見たのだが、卵隗はなかったなー・・・。 リーフの上でフトユビジャコ属の1種が全然動かない状態で止まっていました。 初めて見るウミウシ? いや、見たことある? いや、やっぱり初めてだろう・・・・。どれどれ・・・と図鑑で見てみたら、うんうん。やっぱり初めてだった。学名のみの紹介で和名はない。学名をネムブロータ・リビングストイン? 言いにくいにもほどがある。もっと言いやすいのにしてほしいなー・・・。ストインって・・・・。でも大きくてインパクトのあるウミウシでした。ペアで見られたこともさらにインパクト大でした。 丸くなってソフトコーラルと一体化していたキッカミノウミウシ。図鑑の写真とは色が異なるが、おそらくキッカミノウミウシに間違いないでしょう。モコモコしてかわいい感じのウミウシでした。私はお初。 忘れた頃にたまに見かけるニシキツバメガイです。 外縁の白いラインが明白でないのが気にかかるけれど、フジムスメウミウシなのかなー? ちょっと違うようにも感じるが、図鑑では他にこいつらしい姿は見当たらない。保留ですな。 ピグミーシーホースも確認できました。何匹いるかわかる? わかりやすい場所に一匹いたので、しっかり撮影してきましたよ。尻尾の模様がかわいいね。 水温がなかなか上らないなー・・・・。私はまだフードをかぶっています。 |
Date |
2005/6/5 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
8〜25M |
波 |
2.0〜2.5M |
うーん・・・。潜ったなー・・・・。午前に2本、午後にも2本。久しぶりに4ダイブのダイビング。ただお客様は午前と午後で入れ替わっているので、お客様はそれぞれ2ダイブなんだけれどね。 水中では4本分の生物がどっさり。クマノミ全6種類を観察したり、ヘコアユ、ミナミホタテウミヘビ、モンダルマガレイ、マガキガイにヨスジフエダイ、ヤシャハゼもいたし、ヤイトギンポにセムシカサゴとニジギンポ。ミナミホタテウミヘビの頭の先にはオドリカクレエビがついていたし、ニジギンポは貝殻の中に卵を産んで守っていました。お客様が激写されていたので、ここには写真がない。 また砂地のポイントでせっかく見つけたウミウシをお客様とゆっくり観察しようと思った矢先にツユベラが来て、食べてしまった。ウミウシを食べられた経験はほとんどなかったので、油断していたのだが、ツユベラもウミウシまで食べるようになったのかなー・・・・。されとも我々から泳ぎ去ってから、プイッ! と吐き出しているかもしれませんね。 撮れた写真だけを頼りに水中を紹介してみよう。 コウイカの仲間の子供がかなりの威嚇ポーズでこちらを凝視していました。まだかなり遠い位置から威嚇されてしまい、ちょっとびっくり。 うーん・・・・。スジグロガラスハゼのようにも思えるけれど、ガラスハゼの仲間って、ほんまに見分けがつかない。 イトヒキハゼの仲間の子供で、なおかつ黄色の個体。たくさんたくさんいました。 中には本来のカラーであるイトヒキハゼの仲間(写真中左側の個体)とペアになろうと頑張っている個体もいました。 クロオビハゼの子供。大きさは2センチぐらいでした。 「日本のハゼ」によるところの、ヤツシハゼ属の1種その4である。たくさんたくさんいました。 なんだ? ハゼの巣穴とは思えない、ジョーフィッシュの巣穴から出てきたような変な魚が・・・・。ギンポハゼかな? と喜んだのだが、カスリハゼのオスですね。背びれが特徴ですね。 ミノカエルウオの仲間。アミメミノカエルウオかな? あまり見ないタイプだったので、撮ってみました。 うーん・・・・。なんとかボラという名前の貝だと思うのだが、正確な名前がわからない。貝ってあんまり興味ないしなー・・・・。産卵中でした。 カクレクルマエビかな? ちょっと怪しいのだが・・・・、多分そうでしょう。いつも見る奴はとても大きい。こいつも大きかった。子供をあまり見ないな・・・・・。 おや? 泥場ではよく見かけたこの名前のわからない生物。今日は外洋でも確認。ドロップオフのリーフエッジにいました。こんなとこにも生きているとは・・・・。生息範囲広いなー・・・・。 こちらもいろんな環境に住んでいるオランウータンクラブ。初心者からベテランまで楽しめるフサフサの体は紹介しやすくって、とても助かります。 オオウミウマの子供が移動していました。 アジアコシヨウダイの子供・・・のようなスタイルのこいつ。今ごろの季節になると頻繁に見かける。幼魚ガイドブックによるとコロダイの子供に近いんだよね。こいつ。でも、アジアコショウダイの子供のこれぐらいのサイズのシヤシンは掲載されていないので、はっきりとしたことは言えない。だってカラーリングはアジアコシヨウダイだよね。 おおおおおっと。どこにでも普通にいるけれど子供サイズは初めて見ました。ムカデミノウミウシ。色が綺麗で、やっぱり子供の個体はかわいいなー・・・。 クサリミノウミウシが貝殻の近くにいまして・・・・、 その貝殻の置くには白い鎖状の卵隗がありました。クサリミノウミウシの卵かなー・・・・。 なんだろうか? 黄色がポイント、ポイントでメッシュのように入ったキセワタガイの仲間を確認。 1個体だけじゃなくて、全部で3個体も確認できました。名前はわからない・・・・。 台風はそれていくみたい。良かったねー。 |
Date |
2005/6/4 |
天候 | 曇り、後に晴れ間 |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
15〜25M |
波 |
2.0M |
今日は晴れる・・・という予報だったのに、朝からぶ厚い雲に覆われてしまった沖縄本島地方。ただ雨はあまり降っていない。それが幸いか・・・・。 スピッツを初めて利用していただくお客様と2ダイブ。波が少し立っていたものの、なんとか酔いもせずにダイビングを終了できました。 今日も洞窟の中でスカシテンジクダイに遊ばれ、イカの子供やクマノミの子供などいろんな魚の子供を観察。そうかと思えば岩の上には特大のオニダ゜ルマオコゼなんかもいて、びっくりしてしまいました。ツバメウオがダイビング終盤に華を添えてくれて、ありがたい限りである。 2本目では、トウアカクマノミやオトヒメエビを観察。クマノミは日本で見られる6種類を全部観察。のんびり砂やサンゴに癒されて戻ってきました。 午後からはDFSにお買い物に出かけられる・・・ということで、かなりアクティブなお2人でした。 |
Date |
2005/6/3 |
天候 | 曇り、雨もパラパラ |
気温 | 27℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
梅雨がなかなか終わらないねー・・・・。曇り空から雨がポツポツ降り続く天候。しかし海はとても穏やかです。講習後、4本潜ったぐらいの経験値のお客様とダイビング。どんな感じで潜りたいのか聞いてみると、穴とウミウシ。ふむ。なんでもウミウシを見たことがないそうである。ふむふむ。では穴にも潜って、ウミウシも探してみましょう。 そんなにしつこく探ししてはいないが、まだまだウミウシは見られる。ツブツブコイボウミウシなどの普通種も紹介しつつ、サビウライロウミウシに出会えました。あまり見ないウミウシですね。 大きなスソヒダウミウシにも遭遇。何度も見ているウミウシだけれど、この色のタイプは初めて見ました。大きかったので、お客様にはかなりのインパクトがあった模様です。 穴の中では、一時期減っていたスカシテンジクダイの群れがまたもやボリュームアップしてきました。いろんな形の群れになってくれるので、とても美しいし、見ているだけで楽しい。 他にはチョウチョウコシュウダイやツバメウオ、アマミスズメダイ子供、カマス、グルクマ、ハタタテハゼなどわかりやすい生物をボードに絵を描いて説明アンド紹介。楽しんでいただけたかなー? オタク系マクロガイドばかりではなく、ノーマルガイドだってできるので、どんなダイバーでもおいでくださいませ。いらっしゃーい。 |
Date |
2005/6/1 |
天候 | 晴れそして曇り |
気温 | 27℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
南東から南西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.0M |
明日から少しずつ天候が崩れていく・・・との予報だったが、今日はまだ大丈夫。午前中は陽射しも感じられました。 水中ではまだまだウミウシがちらりほらりと観察されます。ブチウミウシが浅瀬でうずくまっていました。 オハグロツバメガイは岩の上をのそのそ移動中でした。 今年はけっこういろんな場所で見られているピンクダートゴビー。まだ正式な和名がない・・・というのがよくわからないくらい、観察されている。今年は特に多いような気がするけれど・・・・。今日の写真は少しまともに撮れている・・・・。 安定した人気を誇るモンツキカエルウオ。こいつは動いて撮りにくかったけれど、写真を見たらけっこう撮れていたので、ここに登場。まぁーインパクトのある顔つきだよね。 フリソデエビが連続して見られている。今日の個体はある程度の水深があったので、観察も撮影もやりやすかったです。夏も間近・・・ということだね。やっぱり暖かくなってくるとこーいう生物に遭遇する機会も増えてきます。いろんな場所にもっとたくさん生息してくれたらいいのになー・・・・。 他にもいろいろ見られました。今年も夏はいろんな発見がありそうでわくわくしてくるぜ。6月7月はけっこう予約をいただき、ありがたい限りだ。でも、まだまだ大丈夫なので、どしどし潜りにおいでね。お待ちしておりますぜ。 |