スピッツログブック
Date |
2004/8/31 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
29℃ |
風 |
北西 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンダルマガレイ、サザナミフグ、ヨウジウオ、クマノミ、イワシの群れ、デバスズメダイ、マガキガイなど |
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長かった・・・・・。ホンマに長かった・・・・・。台風16号の影響でうねりの届く沖縄本島沿岸だが、干潮時を狙ってダイビング。・・・といっても体験ダイビングですけれどね。 お客様は・・・・、昨晩のウークイにておばぁ宅で偶然出会い、一緒に飲んだ観光客とそのお友達、全部で4名。なんでもこのお客様、一昨日の晩に居酒屋ちゅら海で食べていたら、そこのマスターと仲良くなり、ウークイに誘われてしまい、本当におばぁーの家まで来てしまい、みんなでオードブルを食べ、泡盛を飲み、中味そばを食べてしまい、そして今日はそこに居合わせた私のお店でダイビングしていただいた・・・という、袖すりあうも多少の縁・・・という感じありありの沖縄の旅なのだ。 こーいうのを沖縄の言葉だと、「いちゃりばちょーでー」というらしい。聞いたことある言葉だよね。 で、肝心の海は・・・・・、透明度は意外に良く、デバスズメダイもたくさんいたし、特にイワシの群れがすごくてなかなか素晴らしかった。私も楽しかったのだから、きっとお客様も楽しかったはず。 他にはマガキガイの目玉を楽しんだり、モンダルマガレイを囲んだり、サザナミフグとにらめっこしたりしてきましたよ。瀬良垣に押し寄せるうねりはすごくって、とてもリーフアウトはできません。明日も無理なんじゃーないだろうか・・・・。 いつになったらおさまるのかなー? おさまったら今度は18号がやってきそうだし・・・・。 あああああぁぁぁぁぁぁ・・・、やるせなし。 |
Date |
2004/8/26 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北 |
透明度 |
10〜25M |
波 |
2.5〜4.0M |
生物 |
モンダルマガレイ、コブシメ、クマノミ、マガキガイ、ツバメウオなど |
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今日もファンダイビングではない。よって写真はなーい。午前が体験ダイビング。午後がスノーケリング。少人数のグループでセコセコと仕事をこなすスピッツであります。 体験では4名様のご家族連れで、娘さんがスノーケリングになったものの、お父さんと息子さん達はとても上手に潜れました。クマノミもいたし、コブシメも見れました。 午後からのスノーケリングでは波も出てきて、かなり大変でしたが、洞窟のところでは波もなく穏やかな海況となりこちらのご家族も楽しんでいただけたようです。無事で終わってなによりなにより。 |
2004/8/25 スノーケリングでした。
Date |
2004/8/24 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.0〜2.5M |
生物 |
ハリセンボン、オニダルマオコゼ、ハナゴンベ、オヤビッチャ、シマウミヘビ、アカハチハゼ、スミレナガハナダイ、ヤイトヤッコ、コクテンフグなど |
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恩納村在住の方の講習の海洋実習の最後のパートを担当。某リゾートホテルで夏場のみのアルバイト中のお客様は8月中にカードを取得し、潜りまくろうとたくらんでおられたのだが、週末ごとに襲ってくる台風の強風にスケジュールも荒れまくり。一週間に1度の休みの旅に海が荒れては、ホンマに不憫であります。 しかしようやく講習も終了。オニダルマオコゼがリーフの上に構えていたり、オヤビッチャの卵をチョウチョウウオたちが食い荒らしている自然界の厳しい世界も見れたし、ハリセンボン球も確認できました。9月になったらケラマに行きたい・・・・・とおっしゃっていたので、またよろしくね。 |
Date |
2004/8/22 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.0〜2.5M |
生物 |
アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、バルタンシャコ、カミソリウオ、ウルトラマンホヤ、マダラタルミ子供、シマウミヘビ、イソギンチャクエビ、ミゾレウミウシ、セソコテグリ、ハリセンボン、ハタタテハゼ、モンツキカエルウオ、イロブダイ子供、フシウデサンゴモエビ、カメンカクレエビ、コバンザメなど |
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アケボノハゼが見たいというお客様からのリクエスト。お客様は先日スピッツの講習を卒業したばかりの那覇在住の方。魚がお好きなようで、早くもアケボノハゼを観察したい・・・という欲が出てきた模様。好奇心旺盛で素晴らしい。 浅瀬ではモンツキカエルウオを観察。しかし台風17号の風波で体が揺れる。ゆっくり見ていると波酔いしてしまいそうである。 写真だってぶれてしまう。またお客様がカミソリウオを発見。台風のうねりで運ばれてきたのだろう。もう夏も終わりだね。カミソリウオが頻繁に見られてくると、夏の終わりを感じずにはいられない。そーいう魚だ。 以前はシングルだったイソギンチャクエビ。今日、見たら2匹になっていました。こーいうのも台風などで流されてきたりするのだろうか? 写真中央にいる黒い毛のカスみたいなものがなんとエビである。指の動きにあわせて器用に移動するゴミだなー・・・と思ってよく見てみたらエビだった。 アップにするとこんな感じだが、なにがなんだかわからない。生で見たって、エビらしくは見えなかったのだから、写真でエビらしく撮れるわけがないのだ。でも足らしいものはちゃんと写っているな・・・・。 そして初めて見たのがマダラタルミの子供。いや、二度目か・・・。でもこんなにじっくり見たのは初めてだ。はじめはアジアコショウダイの子供だーと思ったのだが、微妙に違う・・・と思っていたらこいつだった。尻尾を振って泳いでいたので、なおさらアジアコシヨウダイそっくりでした。かわいかったぞ。 お客様が急遽1本で終了ということになって、午後から時間が空いたので真弓と一緒にネタ探しで潜ってみました。タツウミヤッコの子供を捜したかったのだが、結局見つかりませんでした。 カメンカクレエビが撮れたのでアップしておきましょう。よくいるエビなのだが、すぐに隠れるので紹介しにくいし、撮影もしにくいのだ。 またコバンザメが私たちの周囲をグルグル。 私には全然引っ付いてくれなかったのだが、真弓の太ももにはスリスリよく引っ付いていました。 イロブダイの子供3センチサイズがいましたよ。 オニヒトデが深い場所にも浅い場所にも多く見られ、その場で処理してきました。全部で6個体。まだまだいそうです。なんか増えてきたな・・・・。 |
Date |
2004/8/21 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンガラカワハギ、ナンヨウハギ、チンアナゴ、ヒメオニオコゼ、ワモンダコ、ハダカハオコゼ、ハナミノカサゴ、インドカエルウオ子供、ヒトスジギンポ、カクレクマノミ、ゾウゲイロウミウシの交接、ハナビラクマノミ、ハナゴイ、グルクン、キンチャクガニなど |
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石川市在住のお客様と3ダイブ。どしどし押し寄せる台風の嵐の隙間を縫うように穏やかな日を見つけて潜ってきました。1本目では、サンゴにまみれてほげーほげーしまくり状態。深い場所では流れが速かったので、浅瀬のサンゴの陰でのんびり潜りました。ここのサンゴはほんまに元気だ。 2本目は砂地でまたもやのんびり。サンゴの隙間にワモンダコがいたり、ハダカハオコゼの黄色がこちらを見ていたり、ヒメオニオコゼがのしのし歩いていたりしました。 3本目では、ナンヨウハギやモンガラカワハギを確認。ここは1本目とはほぼ隣のポイントなのに、サンゴが大半死んでしまっていて、とても悲しかった。けれど、こーいう場所を今後は増やさないようにがんばっていきたいものであります。浅瀬でキンチャクガニがいましたよ。 |
Date |
2004/8/20 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
南西から北東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.0M |
生物 |
タイマイ、ヒトスジギンポ、タテジマキンチャクダイ子供、キリンミノカサゴ、ヤシャハゼ、スザクサラサエビ、オトヒメエビ、スカシテンジクダイ、ミナミハコフグ子供、クマノミ、ハタタテハゼ、シマウミヘビ、ロクセンヤッコ、サザナミフグ、ハマフエフキ、ツムブリ、ヨスジフエダイ、チンアナゴ、ヤッコエイ、ナンヨウハギ子供、キンギョハナダイ、キリンミノカサゴ、ハマクマノミ、バイカナマコなど |
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リフレッシュコースのお客様と3ダイブ。本来の予約日は8/19。つまり昨日。台風の影響でなかなか潜れる場所がなかったので、説明して本日に変更してもらいました。 おかげで今日はなかなかの透明度。1本目はヨスジフエダイやチンアナゴに癒され、2本目ではサンゴと抜群の透明度に感動。3本目の砂地ではヤシャハゼに魅せられ、スカシテンジクダイの群れにうっとり・・・・・という感じかな。 かわいいところではヒトスジギンポが穴から顔を出していたり、タテジマキンチャクダイの子供が見やすい場所にウロウロしていました。ミナミハコフグの子供は2個体みられましたが、そのひとつは、ホンマにちっさかった。1センチあるかないかぐらいでしたよ。 |
Date |
2004/8/19 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
12〜20M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンダルマガレイ、アオリイカ、クマノミ、マガキガイ、イシヨウジ、デバスズメダイなど |
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うーん・・・・・。台風の影響がとんでもないぜ。昨日、18日はまだましだったのだが、今日になって巨大なうねりが届き始めた。午前に予約をいただいていた体験ダイビングのお客様。事情を説明して午後に変更してもらいました。朝と午後で、そんなにうねりが変わるとは思えないのだが、午後になると干潮になるので、インリーフの中は完全に波の影響を受けなくなります。その頃合を見計らって潜ってみよう・・・という魂胆。そう思っていたショップは多いようで、干潮時の瀬良垣施設内はたくさんの体験ダイバーやスノーケラーなどで賑わっていましたよ。 で、予想通り、干潮になると波の影響はほとんどなくなり水面も平らになりました。実際潜ってみると予想以上に透明度は良く、お客様にも楽しんで潜っていただけたようです。ただインリーフ内でほぼ水溜り状態になっているにもかかわらず、かなりの流れが発生していました。これにはびっくり。あまり流れなんて生まれないポイントなのに・・・・・・。台風のパワーってすごいなー・・・・。 アオリイカの産卵現場に出会えました。 |
2004/8/18 講習の海洋実習でした。
2004/8/17 スノーケリングでした。
2004/8/16 学科講習だよん。
2004/8/15 スノーケリングでした。
Date |
2004/8/14 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
3〜25M |
波 |
4.0〜2.0M |
生物 |
ヒメダテハゼ、ヘコアユ子供、クロホシハゼ、タカノハハゼ、スミレナガハナダイ、ダイアナウミウシ、ムチカラマツエビ、ハナゴンベ、ミゾレウミウシ、アナモリチュウコシオリエビ、ミヤケテグリ、カゴシマオコゼ子供、イロブダイ子供、ホホグロギンポ、ロウソクギンポ、セソコテグリ、アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、ダンダラダテハゼ、バルタンシャコ、オドリハゼ、ナミスズメダイとシマウミヘビ、タツウミヤッコ子供、アカククリ、イソギンチャクエビ、ヤイトギンポ、オブラートウミウシ、ルージュミノウミウシ、ソバガラガニなど |
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ようやく海が落ち着いてきました。うねりは届いているもの、問題ない海況であります。お客様のリクエストにより今日もスジクロユリハゼ狙い。ほんまに人気のある魚であります。最近は32Mぐらいの水深で見られるから大変助かります。同じくらいにアケボノハゼもいるので、これまたガイドさん大助かり。 浅瀬ではシマウミヘビが岩の上に乗っかって、表面をパクパク。なにやっているんだろう? すると岩陰に隠されていて見えなかったところからナミスズメダイが登場。ウミヘビに向かって意義を唱えるかのように何度かアタック。よくよく見てみると、岩肌にはこのナミスズメダイの卵が。ふむふむ。ウミヘビがナミスズメダイの卵をパクパクと食べている場面に遭遇したもようであります。こんなの初めて見たな・・・・・。 ナミスズメダイは何度もウミヘビを威嚇するのだが、ウミヘビはまったく気に止めず、一心不乱にパクパクパク。すべてを食べ尽くすのではないか? という勢いでありました。ナミスズメダイ、まったくなす術なし。実にかわいそうな場面でもあり、リアルでもあり、珍しい場面でありました。 砂の上ではソバガラガニという奴に出会えました。後ろから撮るとカニらしいこのような姿に撮れるのだが・・・・、 正面に回りこみ撮影してみるとペラペーラな姿が浮き彫りになってしまう。足も含めた大きさは5センチくらいでした。 また岩陰ではカゴシマオコゼの子供も確認。ツマジロオコゼかと思ったが、頭部先端が白っぽくないのできっとカゴシマオコゼでしょう。このままここで大きくなっていったらいいのになー・・・。 なんだろう? きれいなカエルウオだなー・・・・と撮影しました。よくよく見るとシマギンポでした。胸ビレ基部にオレンジ色系のアザのようなものが目印として確認できました。けっこう地味な体色の魚なのだが、模様は微妙にきれいなのだ。頭の上のとさかもかわいいし。 ジャグミーを捜索したのだが、台風のうねりでどこかに飛んでいってしまったのか・・・・、確認できませんでした。残念・・・・。また丹念に探しましょう。しかしきれいなウミウシを確認。はじめはミチヨミノウミウシかとも思ったのだが、・・・・・、図鑑でよーく調べてみると、ルージュミノウミウシというのに当てはまるらしい。大きさは5ミリぐらいと極小でした。 また私個人的には大ホームランのタツウミヤッコ子供。大人はたくさん見たことあるけれど、子供は私、恥ずかしながら初めて見ました。 ほんまにフサフサしていて変わった魚である。大きさはすでに10センチ弱あったでしょうか。もうけっこう大きかったのだが、それでもやっぱ嬉しかったなー。初めて見る魚って嬉しいです。こーいうのは何千本潜っていてもいつまでも変わることなく、ありつづける興奮でありますな・・・・。 |
Date |
2004/8/13 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
南東から南 |
透明度 |
5〜20M |
波 |
5.0〜3.0M |
生物 |
スジクロユリハゼ、バルタンシャコ、ミゾレウミウシ、クマノミ子供、アカククリ、イソギンチャクエビ、アカハチハゼイソモンガラ子供、ミヤコイシモチ、ガラスハゼ、サンゴカサゴ、イトヒキハゼの仲間、クサハゼ、ヤツシハゼ、シマカスリハゼ、ムカデミノウミウシ、ヘコアユ子供、ミジュン、クロオビハゼ、ハゴロモハゼの仲間、オキナワフグ、ヒョウモンツバメガイなど |
||
うーむ・・・・。昨日の段階で見ていた海よりもうねりが大きくなっている。ちょっと予想外だな・・・・。あのまま静かになっていくかと願ったのだが、なかなか世の中は思い通りに進まない。やれやれ。 砂の上でひょこひょこ移動していたヒョウモンツバメガイと思われる個体。今日見たウミウシはこいつと、あとはミゾレウミウシぐらいかな・・・・・。 お客様のリクエストでハゼ三昧。深いほうでスジクロユリハゼを確認。お客様もなかなかいい写真が撮れたようで、手ごたえを感じておられました。 そして名前のわからないハゼも観察。ヤツシハゼかなー・・・・? わかりやすいヤツシハゼは下の写真のような奴でしょう。 けっこう個対数は多く、ゆっくり観察できます。 また背びれの前方に黒点のあるイトヒキハゼの仲間も多数見られました。 シマカスリハゼも多かったし、エビもでかかった。 元気いっぱいだったのはクロオビハゼ。少々接近してもまったく隠れる様子もなく、こちらを睨んではホバリング。あっちを向いてはホバリング。 ここではクサハゼもたくさん確認。きれいなことで有名なハゼだが、やはり何度見てもきれいだったのだ。クロオビハゼに比べればかなり敏感ですぐに隠れちゃいました。 そしてハゴロモハゼの仲間だと思われるこの個体。2個体を確認。大きい奴と小さい奴がいました。写真は小さい方。けっこう変わった姿で、インパクトは十二分なのだ。 珍しいことにアオハチハゼまでいました。以前から何度かここではお目にかかっていますけれど、今日出会えるとはかなりの予想外。巣穴に隠れるスピードも速かったけれど、巣穴から遠ざかって逃げるスピードもかなり速い。実はこのアオハチハゼだけで十枚ぐらい撮っていたのでしたが、まともに写っていたのはこの一枚だけだったのだ。 そしてあまり確認できないと自分では思っているサンゴカサゴも確認。どこにでもいそうだが、こいつはそんなにどこにでもいるような魚ではない。 だからといって人気があるのか? と問われれば、そんなことなくて存在すら知られていない場合も多く、もっと知名度が上ってもいいのになー・・・と思う魚であります。 |
Date |
2004/8/10 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
12〜20M |
波 |
2.0M |
生物 |
ハタンポ、ロクセンスズメダイなど |
||
台風13号が忍び寄る昨今。海も荒れてきました。今日のお客様はスノーケリング。北東の風に真栄田岬も荒れている。相談して洞窟の中だけで遊ぶことにする。昨日と違って洞窟の中の魚も少ない目で、ツバメウオもいなかったけれど、ハタンポの子供やアカマツカサを見ていました。 |
Date |
2004/8/9 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
12〜20M |
波 |
2.0M |
生物 |
オハグロツバメガイ、ハナゴンベ、ツユダマガイ、アナモリチュウコシオリエビ、キスジカンテンウミウシ、イナセギンポ、イロブダイ子供、イカの卵と子供、ミヤケテグリ子供、モンツキカエルウオ、ハナシャコ、オドリハゼ、ヤエヤマギンポ、ヘコアユ子供、ミジュン、ハタンポ、サザナミヤッコ子供、カノコイセエビ子供、ナミダテンジクダイ、レモンウミウシ子供、ヤイトギンポ、キンチャクガニ、ツマジロオコゼ、パンダダルマハゼ、メレンゲウミウシ、ハナハゼ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、クマノミ、チョウチョウコショウダイ子供、オランウータンクラブ、ツバメウオなど |
||
台風13号発生というニュースにびくびくしながら今日も3ダイブ。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウを確認し、チョウチョウコショウダイの子供も確認できました。模様が少し出てきた個体で、懸命に体を振って、泳いでいました。今年初のチョウチョウ子供です。 キンチャクガニもいましたよ。 ツマジロオコゼは全部で2個体いました。 イナセギンポは久しぶりに見ました。最近個対数が少なくなってきたように思う。赤く腫れぼったいたらこくちびるが目立っていました。 探そうと思って探せば、けっこう簡単に見つかるアナモリチュウコシオリエビ。変わった名前だな・・・・。両腕をだらりと伸ばしたその姿は、さながらノーガード戦法でこちらを見る力石徹のようである。ジョーもノーガードになるんだったよね。 ウミウシモードの目になってくると嫌でも目に付くオレンジ色のツユダマガイ。今日は変わった色のツユダマガイがいたのでお客様に紹介アンド撮影。でもボケボケだ。情けない。 オレンジの点々がかわいかったオハグロツバメガイがリーフの上を高速移動していました。 8月だというのに、大きなキスジカンテンウミウシを確認。 そして再び出会ってしまったジャグミーことジャパニーズピグミーシーホース。タツノオトシゴの仲間であーる。白い子には何度か再会できているのだが、茶色い子は見つけられない。白い奴は目立つんですよね。 この台風で荒れるであろう恩納村界隈。ジャグミーもきっと吹き飛ばされてしまうことだろう。お元気でねー・・・・・・。Tさんがんばって捜索してよかったですね。 他にはイロブダイの子供やミヤケテグリ子供もいました。 |
Date |
2004/8/8 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
8〜15M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンツキカエルウオ、ハナキンチャクフグ、オトメハゼ、リュウグウベラギンポ、シライトウミウシ、ヒメダテハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、オニハゼ、ハチマキダテハゼ、ササハゼ、ゴンズイ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、メレンゲウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、ジョーフィッシュ、ツバメタナバタウオ、セダカギンポ、モンダルマガレイ、ハナビラクマノミ、セジロクマノミ、ハマクマノミ、オトヒメエビ、シモフリタナバタウオ、ヘラヤガラ、ヨスジフエダイ、ミナミコブヌメリ、コシオリエビの仲間、ロクセンスズメダイ、カンムリベラ、ツバメウオ、カクレクマノミ、オランウータンクラブ、ハタタテハゼ、クモヒトデ、アオギハゼ、ミヤケテグリ、マンジュウヒトデ、ヒトデヤドリエビ、ミナミハコフグ子供、グルクン、シャコガイなど |
||
今日はリフレッシュコースで2ダイブ。そして昨日講習を終了した那覇に住むIさんが今日も潜りたいということで、午後から1ダイブ。写真は午後からの1ダイブのものであります。 リフレッシュコースではツバメウオやカクレクマノミを確認。海面は多少波があったものの、水中は問題なかったです。オランウータンクラブやミナミハコフグの子供などを確認。 2本目では、ヨスジフエダイの群れをぼぉーっと見たり、モンダルマガレイ、ハナビラクマノミ、シモフリタナバタウオなどを観察しました。 Iさんと潜った3本目はハゼを見たいということで、・・・・・って、講習終了してすぐにハゼを見たい・・・っていうリクエストもすごいけれど・・・・。いろんなハゼを紹介。アイドル性の高いヤシャハゼやヒレナガネジリンボウをはじめ、オニハゼ、ハチマキダテハゼなど。普通種のヒメダテハゼも紹介・・・・していると、自分でシライトウミウシやオトメハゼを見つけて私に教えてくれる。かなりの余裕を持った講習卒業生であります。そりゃーハゼを見たくなるってもんだ。 他にはササハゼもいました。けっこういろんな場所にポツポツと確認できる。ふむふむ。見られる年と見られない年があるような気がする。あまり逃げないし、観察しやすいです。 ウミウシではメレンゲウミウシもいましたよ。 浅瀬でずっと見られているヒレグロコシヨウダイの子供。 いつもよく動いて顔なんてロクに見れないが、今回の写真は顔のアップを見られる角度で撮れました。よくよく見てみると・・・・、けっこう男前っていうか、なんか意志を感じるようなキリッ!とした顔であります。くちびるも意外にたらこだし・・・・。もっとナマでよく見てみよう・・・・・。 そしてけっこう寄って撮影できたセダカギンポ子供。何も言葉はいらない。見れば、かわいいのだ。みんなまた見にきてあげてね。 |
Date |
2004/8/7 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
8〜15M |
波 |
1.5M |
生物 |
ジョーフィッシュ、カクレクマノミ、オランウータンクラブなど |
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午前も講習。午後も別の講習。忙しいようだが、それぞれマンツーマンの講習なので、ダイビングそのものはのんびりしたものである。午前は那覇在住のIさんの海洋実習のラストパートを担当。すばらしい落ち着きで、なんの心配もいらない生徒さんなので、安心して講習できました。 午後はコンファインドと海洋実習の1本目を担当。このお客様もなかなかお上手で、素晴らしい出来栄えでした。いいねー・・・・。イントラさん大助かりです。 |
Date |
2004/8/5 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
29〜30℃ |
風 |
東 |
透明度 |
12〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
シマギンポ、ホホグロギンポ、セソコテグリ、ヒバシヨウジ、イシヨウジ、ヤイトギンポ、サザナミハゼ、ムカデミノウミウシ、イシガキカエルウオ、デバスズメダイ、アツクチスズメダイ、ヘビギンポ、エリグロギンポ、アカハチハゼ、イソギンチャクエビ、コノハガニ、オトヒメエビ、サザナミフグ、ハタタテハゼ、モンツキカエルウオ、ロウソクギンポなど |
||
徐々に暇になってきたスピッツ。夏なのに寂しい限りだ。今日はマンツーマンで2ダイブ。実にのんびりしたものであーる。 まずはホホグロギンポ。目の中の模様などはモンツキカエルウオを彷彿させるが、顔にはモンがない。鼻毛も出ているし、お目めもクリッとしたものである。いったん見つけてしまえば、観察は容易。ずっーと見ていられます。 同じようなシチュエーションだが、こちらはどこにでも、どんな水深にでも・・・いや、深い場所ではあまり見ないけれど、比較的広範囲で見られるヤイトギンポ。穴からちらりと顔を出し、上を向いたところをパチリ。かわいい魚だ。 他にも、いろんな奴・・・・、お客様のリクエストがカエルウオ系だったので、イシガキカエルウオやモンツキカエルウオ、ヒメギンポにエリグロギンポ、ロウソクギンポなどを紹介。好評でした。 またセソコテグリが2匹。仲良さそうにウロウロしていました。その間に割って入ってきたこの魚はなんだろうか? 写真には撮れているが、よくわからないな・・・・。うーむ・・・。 デジカメのバッテリーが切れたため、この後の画像はない。失敬。 |
Date |
2004/8/4 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
29〜30℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
12〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
アマミスズメダイ大人と子供、クマノミ、シロタエイロウミウシ子供、ハナミノカサゴ、ウミシダウバウオ、モンガラカワハギ、アカマツカサ、ハリセンボン、コブシメ子供、アカハチハゼ、ツバメウオ、ハナビラクマノミ、オランウータンクラブ、ネムリブカ、ウミウシカクレエビのペア、ハタタテハゼ、カクレクマノミ、イシガキカエルウオ、アンボンクリノイドシュリンプなど |
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今日のお客様は講習とファンダイブのお客様がからまって、全部で5名。のんびりしたスケジュールで午前、午後1ダイブずつの2ダイブ。 1本目はみんなで穴を通過。透明度もよく、岩に群れるアマミスズメダイを横目に、底ではシロタエイロウミウシの子供を確認。浅瀬ではお客様がコブシメの子供を確認されていました。 2本目では、ツバメウオに囲まれまくりの1本となりましたが、そのあいまにもオランウータンクラブがウキッウキッと悶え、穴の中にはネムリブカもいました。ぐるぐる穴の中で徘徊していた様子はお客様を怖がらせたようで、フィンキックが慌しかったです。 ウミウシカクレエビの大きな個体がペアでバイカナマコに乗っていました。 |
Date |
2004/8/3 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
28〜30℃ |
風 |
南 |
透明度 |
5〜8M |
波 |
2.0M |
生物 |
ハナビラクマノミ、オトヒメエビ、セジロクマノミ、ミツボシクロスズメダイ、ヨスジフエダイ、ハマクマノミ、コバンザメ、ロクセンスズメダイ、カクレクマノミなど |
||
午前に到着したお客様をピックアップし、午後から1ダイブ。足を手術したというお客様からリハビリダイブのリクエストもきていたので、ボートで楽々ダイビング。インリーフ内のポイントだったために、透明度はあいにくだったが、あまり移動せずにじっくりのんびり1本勝負。カクレクマノミもいたし、ヨスジフエダイもいました。 どこからか迷い込んだコバンザメが我々の周囲を徘徊し、楽しませてくれました。 |
Date |
2004/8/1 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
28〜30℃ |
風 |
西 |
透明度 |
5〜20M |
波 |
2.0M |
生物 |
オドリハゼ、ハタタテハゼ、マルスズメダイ子供、カマス群れ、コンペイトウウミウシ、イロブダイ子供、ツバメウオ、ハタンポ、アカマツカサ、サザナミヤッコ子供、ナミダテンジクダイ、カルイシガニ、パンダダルマハゼ、ツマジロオコゼ、ピグミーシーホース、バブルコーラルシュリンプ、アカホシカニダマシ、ヒナギンポなど |
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たまりにたまってまった・・・・。ログブック。うーん・・・・。書かねばなーぁぁぁぁと思っていたらもう8月なのだ。8月は例年通り暇そうである。みんな遊びに来てね。 で、まずは恩納村にだってサンゴの子供がスクスク育っているエリアがあるのだ・・・・というこの写真。かわいいサンゴがほんまにいっぱい、いっぱいここのポイントでは芽吹いています。白化しないように傷つけないように・・・・・。大事にしたいものです。 そんな隙間で見られるパンダダルマハゼ。子供がわんさかいっぱいでかわいいです。 こちらを向いてくれなかったネッタイミノカサゴの子供。でもかわいさは十分伝わってくる大きさであります。 お客さんが撮影している時、1人で見ているときはまったく隠れなかったマルスズメダイ子供。鼻先の黄色と各ヒレの先がピロロロローンと伸びた様子に加えて、目が猫目になっていてとてもかわいい。あまりリクエストはいただけないが、個人的に好きな魚であーる。 さて下の写真どこになんの生物がいるのかわかるだろうか? なんか細かい石が写っているだけのようでもあるが、カニが隠れているのであーる。 これ。これがカニだというからびっくりであります。名前をカルイシガニというらしい。いやー、初めて見た。まだまだ見ていない生物がいっぱいいるなーぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・。大きさは2〜3センチくらい。名前のとおり、まさに軽石という風貌と感触。また見つけられるかどうかは不明。一期一会生物であろう。 今日は他にもピグミーシーホースやコンペイトウウミウシも確認。後日お客様から送られてくる写真に期待するのだ。よろしく、Tさん。 と、いうことで送っていただけた写真の数々。まずはイロブダイの子供。お客様自身が見つけ出して撮影。私はエキジット後に知りました。よく見ておられる・・・・。ふむふむ。 夏場でも見られたコンペイトウウミウシ。岩陰でひっそりたたずんでいました。 2個体見られたサザナミヤッコ子供。とてもきれいに撮れています。しかしゆっくり写真で見てみるとなんとも言えない色の配分なのだ。 そしてピグミーシーホースもいましたが、この写真中、何匹のピグミーがいるのだろうか? ダイビング中は2個体しか見つけられていなかったのだが、よくよく見てみると3個体いるではないか・・・・。気付けなかった私も情けなし・・・・・。 実物を見てもかわいいが、写真で見てもかわいいね。Tさん写真提供どうもありがとうござまいした。 |