スピッツログブック
Date |
2004/11/29 |
天候 | 晴れ |
気温 | 25℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24℃ |
風 |
北 |
透明度 |
10M |
波 |
2.0M |
生物 |
フチドリカワハギ、クロオビハゼ、ミミックオクトパス、カスリハゼ、カクレクルマエビ、マツバギンポ、マダライロウミウシ、ゴクラクミドリガイ科の一種3またはヒラタミドリガイ、オキナワフグ、コロダイ子供、ツチホゼリ子供など |
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那覇のショップのHさんたちと共にネタ探しというか確認に行ってきました。お客さんがいないというのに、海はとても穏やかで、天気は良くて、潜らずにはいられない・・・という気象状態。週末がこうなればいいのに・・・・、南海上には新たに台風もできて、ちっょと心配。 久しぶりに見たフチドリカワハギ。去年はいっぱい見たのにな・・・・。 マダライロウミウシがペアでもうこれ以上くっつけません・・・というほどに寄りそっていました。 ゴクラクミドリガイ科の一種3またはヒラタミドリガイと思われる個体。のそのそと砂底を移動していました。体の中央を走る白い線が特徴らしいが、もっと違う角度からも撮影すればよかったなー・・・・とちょっと後悔。 砂に入って隠れていたのはオキナワフグ。寄って撮影してもまったく逃げませんでした。 今日は機嫌が良かったのか・・・・、抜群に体をせり出してくれたフサフサ野郎。最近の私のヒットですな。Hさんも初めて見たと喜んでおられましたが、後で図鑑で見てみたら、コケギンポというのに似ているかな・・・・。アライソコケギンポという方が似ている気もするけれど・・・・。しかしホンマ、フサフサやなーぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・。いなくなる前にみんなおいでよ。 そして一緒に潜っていたNさんが見つけた? のかな? ミミックオクトパスが頭部をにょっきり出してこちらを見ていました。 ゆっくり近寄るとそんなに隠れないで出てきました。目の上の角のようなものがミミックの特徴ですな。 ついに全身出てきてくれました。毒々しい体色だねー・・・。でも足が7本しかないね。1本切れているのかな? おっ。逃げていく。カレイのマネに移行していくのかな? いや、別の巣穴に足を1本ずつ入れていきました。残っている足は3本のみです。 真横から撮ってみました。こうやってみるとスナギンチャクに見えるような気もする。イソギンチャクに似せているのかな? 久しぶりに見たミミックオクトパスがヒットですな。去年もこーいう全身ミミックを見られたけれど、そんなに頻繁に見られるものではないからねー。ラッキーでした。 |
Date |
2004/11/28 |
天候 | 曇りのちに晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24℃ |
風 |
北 |
透明度 |
15M |
波 |
2.0M |
生物 |
バブルーコーラルシュリンプ、オドリハゼ、クマノミ、ウルシラマンホヤ、セジロノドグロベラ子供、ホソウミヤッコかな?、ゼブラアナゴ、ホソフウライウオ、ソリハシコモンエビ、オビイシヨウジ、カマス、ツマジロオコゼ、アオリイカ、アケウス、オキエソ、ヤツシハゼ、ホシカザリハゼ、クロオビハゼ、フウライイシモチ、コロダイ、マツバギンポ、フサフサ野郎など |
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予定では地元のお客様2名だったのだが、ちょっと寒そう・・・ということでお1人がキャンセル。マンツーマンダイブになりました。のんびり2ダイブしてきました。お客さんが帰ってきてから時間があったので、ちょっとネタ探しに出かけてきまして、よって私は3ダイブ。写真は3ダイブ分のものになっています。まとめて大放出なのだ。 毎年確認しているアケウスのようなカニ。しかしこれがアケウスだという確証を得るにはいたっておりません・・・・。 名前不明のエビが・・・・。底の砂とまったく同色だ。なんて名前なのかな・・・・。ちょっと調べたのだが、わからなかった。ゆっくり調べている時間はないし、このままアップ・・・・。申し訳ない。 そしてさらに名前のわからないカニだと思われる奴。イカの子供かな? とも思ったがほとんど動かない。手にとって裏返してみたらちゃんと足などがありました。 オキエソ。・・・・・。特にコメントはない。ちょっときれいだったし、動かなかったから撮ってみたのだ。でもあまり見ないかな・・・・・。 うーん・・・・。ヤツシハゼはたくさんいるけれど、こいつは綺麗な個体だったので撮ってあげた。たくさんいると、そーいう贅沢ができますね。 普通種のホシカザリハゼ。大きくてあまり逃げない、お客さんには紹介しやすいが、あまり特徴のないハゼなので、興味をもたれることもなくスルーされることが多いです。見分ける特徴は背びれの前の方に黒茶色っぽい黒点があることらしい。こいつもちゃんとありますなー・・・。 そしてなんか食べていたクロオビハゼ。クモヒトデかな? 食べられているものがなにかわかりたかったのだが、わからなかったのだ・・・・。残念。 フウライイシモチ。こいつらも特に特徴はなく、お客様もスルーしてしまう。こーいう魚をお客さんに紹介するのははっきりいってかなり緊張するし、度胸がいる。現実的に大半の人には紹介できずにいる。紹介してスルーされてしまうのはやっぱりけっこう怖いのだ。しかしスルーパスを怖がっていてはゴールはありえないという有名なサッカー選手の言葉通り、失敗を恐れずに私は何本も何本もスルーパスを出し続け、それを前線でお客様であるあなたが、そう、あなたが受ける。受けられないこともあれば、受けられることもあるし、ゴールを外すこともあるだろうけれど、懲りずに続けることがゴールにつながるのだ。 カゴシマオコゼかな? と思ったら鼻先は白かった。でもこの写真では白い部分はそんなに撮れていない。これほど大きい奴はカゴシマオコゼだと思っていたのだが、鼻先の白さを見るとツマジロオコゼのようにも思う。やっぱりツマジロオコゼの大きいのかなー・・・。 定番化しているコロダイ子供。泳ぐ姿がかわいいです。 最近ずっと確認できているマツバギンポ。今日のはちょっとかわいく撮ってあげられました。目の上の2本が特徴ですな。でも個対数はホンマ少ない。こいつの周辺をけっこう探しているのだが、他の個体は見つけられない。丁寧に観察していきたいです。 今日もいました、ホソフウライウオ。ペアです。擬態がうまくて探すのにてこずりましたが、見られて良かった。 フサフサ野朗。健在なり。目に表情があるのはギンポならではですね。正面顔もかわいいぞ。 ようやく人馴れしてきたのかな? かなり寄れたゼブラアナゴ。ほんまにゼブラ模様だ。しかしよく見ると周囲にけっこういる。今日は全部で5個体を確認。写真の奴が1番寄れました。 しかし残念なことにチビイザリウオは行方不明となりました。けっこうしつこく探したのだが、わからなかった・・・・・。悲しい。おかげで潜水時間がまたもや長くなってしまった。お客様も寒そうだった。すみませんねー・・・・。またの出会いを求めよう。 |
Date |
2004/11/27 |
天候 | 曇り |
気温 | 24℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24℃ |
風 |
北 |
透明度 |
15M |
波 |
3.0M |
生物 |
ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、チンアナゴ、スザクサラサエビ、ダテハゼの仲間、ハナハゼ、タテジマキンチャクダイ子供、キンギョハナダイ、グルクン、クマノミ、ソリハシコモンエビ、ゼブライール、ホソフウライウオ、ルリホシスズメダイ子供、エリグロギンポ、ミナミウシノシタ、ヒトスジギンポ、カマスの群れなど |
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昨日の夕方から吹き始めた北風は止むこともなく、今朝になってもまだまだ強い。恩納村近辺はなかなかの荒れ模様であります。 2ダイブの予定なので、午前中にサクサクと潜って終わってしまうのが寒くなりすぎないパターンであります。昼食の沖縄そばが体にしみる時期になってきました。 水中ではヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウが見たいとのリクエストに従い、じっくり見てきました。 お客さんがそれぞれの獲物と格闘されている間にウロウロしていると、ダテハゼの仲間を久しぶりに確認。この写真ではその最も大きな特徴とも言える、腹ビレの赤線模様が見えていないので、まったく普通のダテハゼに見えるが、まぁーそう見えるよね。ふむふむ。 二ヶ月ぐらい同じ場所でずっと見られるタテジマキンチャクダイ子供。あいかわらず圧倒的な配色と模様である。当たり前だが、少しずつ大きくなっている。しかしその成長スピードは私の想像よりもかなり遅い。いつになったら色があせてくるのかなー・・・・。 穴の中にショウグンエビがいたので、なんとか撮れないかなー・・・と撮影してみたんだけれど、全然ダメで、普通種のヤライイシモチがばっちり写ってしまいました。捨てようかと思ったのだが、ヒレが気持ちよく開いているので保存することにし、載せてみました。 そして定位置からいなくなってしまい、「あああ・・・・」と悔しがっていたホソフウライウオ。少し離れた場所にペアで漂っていました。ペアでそろうとインパクト またゼブライールは今日もいました。全部で2個体。けっこう寄れましたよ。ずいぶん人に慣れてきました。他にはエリグロギンポやヒトスジギンポ、マガキガイにオビイシヨウジがいました。かますの大きな群れが青い水中にプカリと浮んでいて、なかなか癒される風景でした。 潜水時間が長くなってしまいちょっと寒かった。 |
Date |
2004/11/26 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24℃ |
風 |
東から北東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.5M |
生物 |
オキナワサンゴアマダイ、オグロベラ、ツマノワイトヒキベラ、シマウミヘビ、アオギハゼ、ツバメタナバタウオ、イソギンチャクエビ、アナモリチュウコシオリエビ、アカハチハゼ、モンツキカエルウオ、ムギワラエビの仲間、キンチャクガニ、カンムリベラ子供、ミゾレウミウシ、リュウグウウミウシなど |
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午前に那覇到着のお客様と午後から駆け足で2ダイブ。予想以上に穏やかな海況の海。お客様はかなり魚に詳しいお二人で、好きな魚はチョウチョウウオやヤッコ系とのこと。 むむむむむ・・・・・。 かなり手ごわい。・・・・。 でもハゼも好きだし、イトヒキベラなども好きということで、1本目はオキナワサンゴアマダイを狙い、欲張れればアケボノハゼ、ベニヒレイトヒキベラ、クジャクベラなんかも見てしまおう・・・・とたくらんだのだが、オキナワサンゴアマダイの確認にとどまりました。ツキノワイトヒキベラはたくさんいたんだけれどね。しかしここのアケボノハゼ、ホンマにどっか行った・・・・。誰かにまとめて採られたのだろうか? と疑いたくなるほど一斉にいない。むむむむむむ・・・・・。 アナモリチュウコシオリエビなんかを紹介しつつも、横目でカガミチョウチョウウオやゴマチョウチョウウオなんかを見る。もちろんモンツキカエルウオも確認。全部で4個体いました。 2本目。天気予報では夕方から海が荒れてくる・・・・と言っていたので、エントリー寸前までどうすべきか? いろいろ考えていたのだが、全然荒れてこない。風は心もち北よりになったけれど・・・・。ふむふむ。で、思い切ってエントリー。私の不安とはウラハラにまだ穏やかだったかな・・・・。でもちょっと波は出てきていた。そしてエキジット時には天気予報がぴったし当たって、海は大荒れ。ちょうど満潮と重なっていたので、エキジットはけっこうハードでしたが、なんとか無事に帰路に。 水中ではムギワラエビの仲間やカンムリベラ子供、ミゾレウミウシやリュウグウウミウシを確認。またキンチャクガニが2個体。1個体はおなかに赤い卵をたわわに抱えている奴で、アグレッシッブに逃げていったので、無理に追わずにスルーしました。変に追って傷つけるよりもその卵を孵化させていただく方が重要であーる。しかしその次に子供サイズのキンチャクガニを確認。その大きさはなんと5ミリぐらい。1センチに満たないサイズのキンチャクガニは私もはじめて見ました。しかし大人と寸分変わらない容姿であり、ハサミにはしっかりと白いカニバサミイソギンチャクが挟まれていました。どこから探してくるんだろうか? お客様にも子供キンチャクガニは好評でした。 明日はどうなるのか? |
Date |
2004/11/23 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
24℃ |
風 |
東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.0M |
生物 |
アカクセニアウミウシ、オオウミウマ、ヨコシマタマガシラ、キツネウオ属の一種、エリグロギンポ、ジョーフィッシュ、モンツキカエルウオ、オランウータンクラブ、ヨコシマエビ、カスリフサカサゴ、グルクマなど |
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勤労感謝の日だというのに、今日のお客様はゼロ。常日頃の勤労に感謝してあんたも休みなさい・・・ということだろうか? しかしポカポカと暖かい陽光に誘われてマユミとネタチェックに行ってきました。 アカクセニアウミウシはホンマ多いな。潜れば必ず見られる。きれいなウミウシであーる。今の旬ですな。 いつもはお客さんに紹介するのみで私は撮影しないのだが、今日は撮ってみました。やっぱり穴に入っている個体が撮りやすいなー・・・。いろんなとこからヒゲのようなものが出てるんだね。 ふむふむ。きれいに撮れたな。サンゴの奥に隠れているカスリフサカサゴ。周囲のサンゴがピンク系でさながら今放送されている「大奥」というドラマを髣髴(ほうふつ)させる。さながら寝屋で待つ側室おまつの方というところか・・・・。すると・・・、そこに向かう私は将軍、家光ということ? ふむふむ。ヨキニハカラエ・・・・・。 久しぶりに見たぞ。ヨコシマエビ。あいかわらず巧に逃げていくねー・・・。 ヨコシマタマガシラ。これ以上の普通種はないというほど普通種。でも名前知っている人ってあまりいない。ほとんどのダイバーに素通りされているのでは? 今日のように透明度のいい海で天気も良いと太陽光を浴びてただ浮いているだけのこいつらを見ていても癒され度はいやがおうにもアップアップ。生息水深も最高に浅いので、ぜひ見て、癒されてもらいたい。その目はいつもウルウルしているぞ。 キツネウオ属の一種。こいつも普通種。だけどまだ図鑑では名前がないよね・・・・。この状態がかなり長い。いつになったらちゃんと名前がつくのかな? ボケているね、写真・・・・。 一見とても地味だけれど、その顔つきはとてもカラフルなシマギンポ。ヤエヤマギンポにそっくりなため、あまり知られていないが、けっこうかわいくて私は好きであーる。個対数は・・・・、そりゃーヤエヤマギンポに比べればかなり少ないが、稀種とはとても言えないほどに多い。環境を選べばけっこう簡単に見られますよ。 おいらの季節がやってきたぁーぁぁぁぁ・・・と、軽快に腰を振っていたのはオランウータンクラブ。これから増えていくでしょう。私ももちろんそれを望む。 少しずつ移動しているものの、確実に見られるモンツキカエルウオ。定番だけれどアイドル性高く、いつも助けられています。どうもありがとう。 オオウミウマが今日もまだいました。その大きさを指と比較した写真であーる。肝心のオオウミウマは画面左にいますけれど・・・、わかる? わかりやすく撮影するとこんな感じになる。ふむふむ。なんてかわいいのだろうか? もう言葉は邪魔であーる。 けっこう慣れてきてくれたジョー君。こいつだけは寄らせてくれるな・・・・。後のジョーは全然ダメだ。すぐ隠れちゃう。今年の台風の多さと、それにあわせて破壊される彼らの住環境を考慮すれば、彼らが新潟の震災者たちのように、多大なストレスを感じていても・・・・、いや、彼らはそーいうの感じないのかもね。ストレスっていうのも、人間だけのものかもしれませんけれど・・・、まぁーそのへんは私にもわかりません。やれやれ。 いい天気が続いている。もっと続け。 |
Date |
2004/11/22 |
天候 | 曇りそして晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23〜24℃ |
風 |
北東から東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンツキカエルウオ、ニセアカホシカクレエビ、アカクセニアウミウシ、オオウミウマ、カスリフサカサゴ、ハナビラクマノミ、バブルコーラルシュリンプ、ミゾレウミウシ、ブチウミウシ、オドリカクレエビ、ジョーフィッシュ、エリグロギンポ、オランウータンクラブ、コブシメ、グルクマ、ヤシャハゼなど |
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モンツキカエルウオが見たいというリクエストをいただいていたので、きっちり紹介させていただきました。お客様は1人だけなので、実にのんびりしたものでした。 ウミウシではアカクセニアウミウシの大と小を確認。フサフサが実にいい色なのだ。 ブチウミウシ。久しぶりに見たなー・・・・。波打ち際をゆっくり移動していました。 浅瀬で見られたモンツキカエルウオ。今日は2個体確認できました。こいつらはやっぱり人気あるなー・・・・。かなり助けられています。 そしてヒット!! オオウミウマ子供を発見。まさかこんなところで出会えるとは・・・・。いつまでいるかわかりませんが、末永くお付き合いしたいけれど、無理だろうな・・・・。すぐにどっかに消えてしまいそうでした・・・・。 グルクマもたくさん群れていました。もちろん口をぐわぁと開けて捕食活動していましたよ。 ジョーは少なかったな・・・・・。ちょっと大きいのが少しは顔を見せてくれましたけれど、みんなよく隠れる。ゆっくりとは見れないな・・・・。
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Date |
2004/11/21 |
天候 | 晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
3〜25M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンツキカエルウオ、スジクロユリハゼ、オドリハゼ、クビナガアケウス、イソギンチャクエビ、エリグロギンポ、アカハチハゼ、ヤイトギンポ、イボヤギミノウミウシ、チゴミノウミウシ、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、ヤイトヤッコ、モンキキンチャクフグ、アナモリチュウコシオリエビ、オトヒメウミウシ、オランウータンクラブ、スミゾメミノウミウシ、シマキンチャクフグ、ノコギリハギ、ハシナガウバウオ、マダライロウミウシ、テンクロスジギンポ、キヘリモンガラ子供、マツバギンポ、名前不明のフサフサ野郎、カスリハゼ、クロオビハゼ、ニュウドウダテハゼ、イトヒキハゼの仲間、タコの仲間、ヒメサルハゼなど |
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スジクロユリハゼのリクエストがまたもや来てしまった。海は荒れている。風は北寄り。・・・・・・。どうすべきか? お客さんのレベルは上級者でそろっている。干潮は午前の良い時間帯・・・・。ふむ。行ってみるか・・・・。と、いうことで果敢に攻めてスジクロユリハゼを見てきました。 お客様のレベルがそろっていたのが勝因ですな・・・・。荒波を巧に泳ぎ、浅瀬のモンツキカエルウオまでチェックしてきました。まるでレアルマドリードを叩きのめすバルセローナのようである。お客様はインテルのユニフォームを着用していたけれど、スタイルは間違いなくバルセローナであり、ロナウジーニョであーる。 ピグミーシーホースもゲットしてやろうと欲張ったのだが、今日は少し流れていてポリープ全開で探しきれませんでした。情けない。いないのかと思ってしまうが、きっとどこかにいるのであろう。小さすぎるということは、ホンマすごいことであーる。 ノコギリハギとシマキンチャクフグのペアを今日も確認できました。今が旬なのかな? モンキキンチャクフグはペアでいましたし、アナモリチュウコシオリエビはあまり隠れませんでした。オランウータンクラブもリクエストをいただいていたのだが、ばっちり見せることができました。 また別のお客様からのリクエストであったマツバギンポもしっかり確認。ずっと同じ場所で見られている。ずっと昔からいたのだろうか? 意識してみていなかったエリアなので、そのへんは自信ないなー・・・・。きっといたのだろう。 また最近私のお気に入りとなった、フサフサ野郎。今日は場所を移動していたので、一瞬ロストしたのかとがっかりしてしまったのだが、そう遠くには行っていないだろう・・・と近辺を捜索。するとしっかりこっちを睨んでいるところを確認。頭のフサフサはどう見てもかわいくて、気に入らずにはいられないのだ。 透明度は悪くハゼなどもなかなかしっかり見えない。このまえの雨が濁りの原因だろうが、遠く南海上にある台風も影響しているのかな・・・・。ヘンなうねりが残っているもんな・・・・。残念。 |
Date |
2004/11/20 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
5〜25M |
波 |
2.5〜2.0M |
生物 |
テンジクガレイ、ツバメウオ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ヤノダテハゼ、リングアイジョー、サンゴモエビ、オランウータンクラブ、オイランヨウジ、チヨウチョウコシヨウダイ若魚、ニュウドウダテハゼ、イトヒキハゼの仲間、カスリハゼ、シロオビハゼ、マツバギンポ、ガンガゼカクレエビ、テンクロスジギンポ、ハシナガウバウオ、名前不明のコケギンポの仲間、タツノハトコ、キヘリモンガラ子供、ウスゲショウハゼなど |
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うーむ・・・・。やはりおさまらない北風。北東になるかと思いきや、今朝なんか、これって・・・、北西になってる? というぐらいの風向きでコンディションはとても悪い。ベタ凪ぎの海には程遠い荒れ模様なのだ。 そんな中、干潮時の一瞬の隙をついてヤノダテハゼを見てきました。ミナミハコフグ子供やオランウータンクラブ、リングアイジョーなんかもいたのだが、やはり満ち潮のことが気になってゆっくりとは潜れず早めにエキジットしました。お客様リクエストのヤノダテハゼは子供のみのゲットに終わりました。ちょっと残念。 2本目は穏やかな場所に移動し、じっくりダイブ。透明度の悪さは特筆に価するほど濁っていたが、ニュウドウダテハゼやイトヒキハゼの仲間、ミミックオクトパスの顔のみなどを観察。 お客様には見せられなかったが、テンジクガレイがいました。 オオウミウマを探していたのだが、見つけられませんでした。ところがおっと、どっこい。タツノハトコがいたのだ。いぇーい!! この仲間はとても人気があるのだ。やはり魚らしくない姿がチャームポイントなのかな? 見ている間もスルスル移動。落ち着きのない個体でした。また見つけることは無理かもしれないなー・・・・。 ニュウドウダテハゼも好評でしたよ。 |
Date |
2004/11/19 |
天候 | 晴れ |
気温 | 25℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
北 |
透明度 |
15M |
波 |
3.0〜2.5M |
生物 |
コノハガニ、カゴシマオコゼ、クマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、ワカヨウジ、ニセクロスジギンポ、チビイザリウオ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ガラスハゼ、ムチカラマツエビ、シマウミヘビ、イロブダイ子供、バサラカクレエビ、オドリハゼ、コブシメ産卵中、セムシカサゴ、ウルトラマンホヤ、ヤッコエイ、サビウツボ、ヤマブキハゼ、ハタタテシノビハゼ、キビナコ、コノシロ、オニハゼなど |
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午前に到着のお客様と一緒に午後から2ダイブ。なんでも大学のダイビングサークルのみなさんだそうです。みなさんといっても全部で3名なんですけれどね。1番少ない本数の人で130本。ふむふむ。そこそこみんな潜っているなー・・・・。学生さんなのにお金があるもんだ・・・・。 水中でもかなり安定したポーズで潜っている。きれいに浮いているし、生物見るときはびっくりするくらいヒシッ! とかたまってくれる。ただあまりにもくっつきすぎで、私がお客さんをたくさんフィンで蹴ってしまった、申し訳ない。 サークルのカメラを持ってきました・・・と言いつつ取り出されたカメラは今や懐かしの・・・・というフレーズがついてしまうニコノスXである。しかもレンズは20ミリ。なるほど。さすがはダイビングサークルで潜り倒しているだけのことはある、沖縄本島の予習もバッチリ・・・・・・って、おい。20ミリ? ワイドや、ワイドやないか・・・・。そんなワイドレンズで撮るものあると思っているのか? ここはケラマでも西表島でもなく、ましてやモルディブでもない沖縄本島恩納村であーる。マクロならかなりやれるが、ワイドはちょっと・・・、いや、けっこう苦手なのだ。サンゴの海よ、カムバッーク。 しかし今は冬ももうすぐ。もしかしたらコブシメがいるかもよ? てなブリーフィングをかましてエントリーするとほんまにいたぞ。しかも産卵中。え? もう産卵? とも思えるのだが、まぁー時期が遅いの早いの、そんなことはどうでもよくて、コブシメが産卵しようと思って産んでくれているのだから、私たちはそれをのぞかせていただくだけでも大満足でなんの不平不満があろうはずもないのだ。 観察しだして、ほとんどすぐに産卵してくれました。もう産みたくて産みたくてしょうがなかったのかなー・・・・。お客さんがかなり近寄ってしまっていたので、私はちょっとハラハラでしたけれど・・・・。 ただこの産卵場所は別に珍しくもなくて、毎年産卵してくれるありがたい場所なのだが、このつい隣にブイをくくりつけて、潜降浮上の練習をしているシッョプがあったのだが、コブシメのストレスを考えると、そこにブイはつけてほしくなかったなー・・・という場所でした。お客様みんなで囲んだコブシメカップルですが、ちゃんと産卵場所に道を開けて、元の場所に返しておきました。またここで産んでいる様子を観察させてくれるよう、見た後はちゃんとフォローしてあげたいものであーる。 ワカヨウジはずいぶん久しぶりの獲物。しかしその長さがおかしい。頭の大きさから判断するに絶対に大人の個体なのだが、体の長さが全然足りない。先端をよく見てみると、なにかで切れてしまったかのようにプッツリと終わっている。むむむむ・・・・。かわいそうに・・・・。 そしてまたもや出会ってしまった、このわけのわからない魚。こいつなんなんだろうか? 黒い部分が頭であり、そこに溶け込むように黒い目玉がある。ちょっとわかりにくいか・・・・。 ふむ。これは全身が写っている。頭の部分だけに黒色があり、体の後ろ半分はほぼ透明であり、尻尾がどこで終わっているのか確認することはできない。肉眼では無理だったが、デジカメの画像判断でも無理である。見つけたときはウミテングの子供だ! と喜んだのだが、どうやら違うみたいだし、なんなんだろうか? こいつは・・・・・。 そのサイズをまたもやマグネットペンと比較した写真で物語ろうではないか・・・・。全長1センチぐらい。緑色の葉っぱの下に隠れて頭だけ出しているのが確認できますでしょうか? そしてお客様が水中で漏らすうめき声が楽勝で聞こえてしまう今の旬、ちびイザリウオ。かわいいことこのうえなし。いなくなる前に絶対見ておいたほうがいいのだ。なんせ1センチないくらいなんだから。日々成長して大きくなるとこのかわいらしさは半減どころか、ゼロになってしまうことも考えれるわけで、ぜひとも地元のみなさんの参加をお待ちしている。 他にはヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウなども観察。ヤシャハゼは1ペアだけだったが、ヒレナガネジリンは子供サイズが多くて、たくさん見られました。イロブダイ子供もいたし、ヤマブキハゼもハタタテシノビハゼもオドリハゼもいたし、ハゼは種類豊富にたくさん見られました。 セムシカサゴの目玉の上にあるのは、海草なのかな? 時々こーいう個体を見かけますよね。 北よりの風がおさまらないねー・・・・。なんとかしてくれ・・・。 |
Date |
2004/11/16 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
北 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.0〜2.5M |
生物 |
グルクン、ヨコシマサワラ、シマウミヘビ、キリンミノ、ガラスハゼ、キビナゴ、イザリウオ、ホソフウライウオ、バサラカクレエビ、クマノミ、カクレクマノミ、ロクセンスズメダイなど |
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今日のお客様はスピッツ講習卒業生が紹介してくれた講習のお客様。今日がラストであーる。前日までのコンファインドや海洋実習も順調に終了し、今日は18M近辺まで潜ってみることになる。オープンウォーターダイバーの限界は18Mなのであーる。忘れている人多いと思うけれど、思い出してね。前日、写真に撮れなかったチビイザリウオがどうしても撮りたくて、講習の場所を選んでしまった。しかしここが穏やかなので選んだのであり、講習生にストレスかかることはほとんどなかったであろう。 チビイザリはほとんど動くことなく、じっとしており、いとも簡単に見つかった。しばし講習生と共に眺め、撮影に入りました。 非常にかわいい。手のようなヒレの先端はあたかも爪があるかのように白くなっている。うーん・・・・・。素晴らしい。大きさはやはり1センチに満たない。これぐらいのイザリを見つけられるとホンマに嬉しいです。 その大きさをわかりやすく伝えるため、「せんせい」のマグネットペンを限界まで近づけてみました。画面左端のグレーの物体がそうであるが、かなり大きく写ってしまい、いよいよそのサイズの差が如実になってくる。そこでもう一段階わかりやすく伝えるために、指先を写しこんだのがもう1枚の写真。 イザリを脅かしたくなかったので、できるだけ離したところからの撮影になりましたが、それでもその小ささに驚け!! と命令口調で指図してしまうほどにおどろおどろしくかわいい。しばらくはこいつだけで1本潜れるなー・・・・・というネタであり、大事に大事に守っていきたい。しかも色が赤っつうーのがまたこれ、しびれるじゃーあーりませんか? チャーリー浜だって、驚くっちゅーねん。あ、きみたちがいて、僕がいる。・・・・・・・・・・・・、なんのこっちゃ。 他にも講習とは思えないほどにたくさんの魚を見てしまった講習生。グルクンもたわわにいたし、バサラカクレエビはかっこよかっただろうし、きわめつけは1M弱のヨコシマサワラに遭遇してしまった。こんなのファンで潜っていてもそうそう見られるもんじゃーないです。ラッキーなお人だ。良かったのぉー。 |
Date |
2004/11/15 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
北 |
透明度 |
15〜25M |
波 |
2.0〜2.5M |
生物 |
スジクロユリハゼ、バサラカクレエビ、カクレクマノミ、アカホシカニダマシ、フトユビシャコ、ニセクロスジギンポ、オニハゼ、チザのイザリウオ、ウルトラマンホヤ、カゴシマオコゼ、ホソフウライウオ、ヒメオニオコゼ、オドリハゼ、テンス子供、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ子供、ヤシヤハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ハチマキダテハゼ、ダンダラダテハゼ、セソコテグリ、ニセゴイシウツボ、モンツキカエルウオ、キカモヨウウミウシ、イロブダイ子供、アカヒゲカクレエビ、イソギンチャクエビ、アカハチハゼなど |
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北風の強さと競争するかのようにスタートした今日のダイビング。本数を重ねるごとに北風は強くなり、ポイント探して西へ東へ。 そんな中でめぐり合えた生物たちでございまーす。ハリセンボン。いっぱいいる。なぜ撮影したかというと、口元になんかヘンなものが付着していたから・・・・。これなに? イロブダイの子供は先日見つけてからはずっと定位置で確認できています。もうすっかり大きくなって夏ぐらいのかわいさはないけれど、やっぱり人気者。 ウミウシ増えてきた。こいつはキカモヨウウミウシ。今日は全部で4個体を確認。ただお客様に紹介したのは1番深場で確認したものだった。反省。もっと個対数が増えてくればこーいう失敗はなくなっていくんだけれどね・・・・・。こいつを逃したら、もうみられないかも? と思い、少々深かったが紹介してしまった。ごめんね。Sさん。 本日も見てしまった。全部で3個体。徐々に深場に巣穴を移動している。最近頻繁に見ているからそれがよくわかります。ヒレを広げてくれたけれど、ピンとはボケてしまった。残念。 そして図鑑におそらく載っていないであろう・・・・というウミウシにも出会えました。パラパラ・・・・と図鑑をめくってみたのだが、こいつらしい奴には出会えなかった。サイズも小さい。 大きさは1センチに満たなくて、8ミリぐらいかな・・・・。肉眼ではこの青い点は確認できませんでした。ただの白いウミウシにしか見えなかったのだけれど・・・、こんな模様があったんだね・・・。 うーん・・・・。ヒメダテハゼの子供か、クビアカハゼの子供かな。目の前で全然逃げなかったので撮ってみました。こーいうのは紹介するのも難しいですな。お客様は隣でヒレナガネジリンボウとにらめっこしていました。 お客様はまだヒレネジとにらめっこしたままなので、その近辺をウロウロしていると、オニハゼの仲間らしい奴がいましたが、こいつもまだ小さくて判別が難しいですね。 お客様が撮影していたのはこのヒレネジたち。全然隠れない。そしてペアでビンビンホバリングしていました。素晴らしい。 そしてそのヒレネジたちよりも高く、正月でもないのに余計に高くホバリングしてしまっているヤシャハゼたち。接近してもまったく臆することもなく高々とアゴの黒点を見せびらかしてくれました。 と、いうわけで寄りすぎでピントボケボケの写真になっているのだ。奥のヤシャハゼにピントが合っていますね。 他にはなんと5ミリサイズのチビイザリウオを確認。デジカメはバッテリーアウトで写真には取れなかったのだが、翌日にリベンジして撮影済みなのだ。次回のアップで写真を公開できるでしょう。連休明けかな・・・・。連休もまた潜り倒さねば・・・・。では、チャオ。 |
Date |
2004/11/14 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.5〜2.0M |
生物 |
スジクロユリハゼ、リングアイジョー、オドリハゼ、イロブダイ子供、アカヒゲカクレエビ、イソギンチャクエビ、ハナミドリガイ、ピグミーシーホース、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、モヨウキカイウツボ、ウルトラマンホヤ、ムチカラマツエビ、オトヒメウミウシ、イナセギンポ、オランウータンクラブ、カミソリウオ、モンハナシャコ、サンゴモエビ、キンチャクガニ、ツバメウオ、シモフリタナバタウオ、エリグロギンポ、キリンミノ子供、サザナミヤッコ子供、ナミダテンジクダイ、アカマツカサ、ソリハシコモンエビ、ヤイトギンポ、カスリヘビギンポ、ウミウシカクレエビ、シマキンチャクフグ、ノコギリハギなど |
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おやおや・・・・。荒れてしまった恩納村界隈。北からのうねりが届いています。が、なんとか潜れる。お客様もスジクロユリハゼを見たいと言うし、果敢にアタックしてみました。 スジクロユリハゼは全部で3匹。アケボノハゼの姿がほんまに見えない。どこに行ったのだろうか? しかしリングアイジョーは今日もこちらを見てくれていました。オドリハゼも踊っていたし、イソギンチャクエビのペアもいましたよ。写真はオドリハゼなのだ。 他にはシモフリタナバタウオもたくさん見られました。全部で3個体。お客様の撮影していた子供の個体が1番サービス良かったです。こいつはすぐに暗がりに消えてしまったのですが、なんとか撮れました。ヒレ全開でとってもきれい。豪華な魚であーる。 いつぞやどこかで見たモヨウキカイウツボ。「日本の海水魚」には載っていないんだけれど、ネットで調べればちゃんと載っているのだ。今回の確認水深は25M付近とちと深かったです。 そろそろ登場してきたウミウシたち。オトヒメウミウシの子供です。派手で目立つのだ。 ちょっと深く潜ればたくさん見られるツキノワイトヒキベラ。けっこうきれいに撮ってあげられました。いっぱいいるけれど、デジカメで撮るのはけっこう難しい。私は毎回失敗しています。 久しぶりにピグミーシーホースを確認できました。下の写真のどこにいるのか、わかりますか? さすがですなー・・・・。ピタリと当てるとは・・・・。いやいや、参りました。感服であります。そして完敗でありまして、なにはともあれ乾杯しようではありませんか。今回見たのはピグミーシーホースの子供の個体だったので、小さいこと小さいこと。よく見つけられたなー・・・と自分でもびっくり。きっとずっーといたんだろうねー・・・・。それを私はずっと見過ごしてきたということだろうか? ああああああ・・・・情けなし。 ふむ。別に魚じたいは特筆すべきものではない。写真中、左側がシマキンチャクフグ。右側がノコギリハギである。ノコギリハギは有毒なシマキンチャクフグに擬態することで身を守っているのであーる。というエピソードを知っていれば、このようなさりげないワンシーンでも微笑ましく見られるというものであーる。大人は判別しやすいけれど、子供はちょっと混乱するほど似ているぞ。 他にはミナミハコフグ子供やカミソリウオが2個体。オランウータンクラブも2個体。逃げられてしまったけれどキンチャクガニもいましたよ。 |
Date |
2004/11/13 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
北東から東 |
透明度 |
5〜10M |
波 |
2.5〜2.0M |
生物 |
サビウツボ、ハナキンチャクフグ、コブシメ、エリグロギンポ、オイランヨウジ、カゴシマオコゼ、オビテンスモドキ子供、バブルコーラルシュリンプ、ニセアカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ、ミナミウシノシタ、ジョーフィッシュ、ハナビラクマノミ、エリグロギンポ、カスリフサカサゴ、ヘコアユ、トウアカクマノミ、ハマクマノミ、オトヒメエビ、シマキンチャクフグ子供、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、テンス子供、ヤイトギンポ、キリンミノ子供など |
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連日マンツーマンでガイドしていたスピッツだが、週末はやはりちょっと混雑してしまう。本日は全部で5名ほど。まぁー混雑といっても5名ほどなんだけれどね。 思ったよりも海が荒れてしまい、なかなか思惑通りに事が進まないが、自然相手のお仕事だけにこんなことで嫌気がさしていては、商売にならないのだ。台風で潜れなかった今年の8,9月を思い返せば、こんな海況、まるでプーである。 しかし透明度はあまり良くない。3ダイブしたし、全部ポイントを変えたのだがどこも濁っていた。なんともはや・・・・。生物はトウアカクマノミやヨスジフエダイ、ロクセンフエダイを午前中に観察。午後からはジョーフィッシュやコブシメ、カクレエビ各種にカゴシマオコゼなどなど。人数が多いうえに海況がイマイチだったので、デジカメは携行していませんので、写真はなーい・・・・。これにてごめん・・・。残念。 |
Date |
天候 | 晴れ | |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
北西から北東 |
透明度 |
5〜25M |
波 |
1.5〜2.0M |
生物 |
サザナミヤッコ子供、ハチマキダテハゼ子供、ツチホゼリ子供、イソモンガラ子供、ニュウドウダテハゼ、イトヒキハゼの仲間、ミナミノカサゴ、コブシメ、ハシナガウバウオ、テンクロスジギンポ、キヘリモンガラ子供、オオウミウマ子供、イトヒキフエダイ、マツバギンポ、コケギンポの仲間、カスリハゼ、クロオビハゼ、コロダイ子供、ミヤコイシモチ子供、ヨウジウオの仲間、カミソリウオ、スジクロユリハゼ、リングアイジョー、イナセギンポ、アカククリ若魚、アカマツカサ、グルクマなど |
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さぁー今日は写真がたくさんあるのだ。まず1本目、昨日探しきれなかったアケボノハゼを再び探索。が、今日も見つけられなかったのだ。あれれれれれれれ・・・・・?? おかしいねー。アケボノハゼにこんなに困ってしまうとは・・・・。自分でも意外なのだ。ピンクダートゴビーを探して困ることはあっても、アケボノハゼではここ数年困らなかったのになー。 今日から風が北寄りになってきた。ずっと穏やかだったのに・・・。これから荒れてくるのかな? で穏やかなポイントでダイビング。まずはホタテウミヘビの仲間だと思われる個体。ミナミホタテウミヘビとは顔つきが違うように感じるが、ネットで検索してもこいつらしいものはあまり見当たりません。 最近ほぼ同じエリアで見られるゴマモンガラ子供。 体にゴマをまぶしているかのように小さな黒点が散在している。ゴマがあるからゴマモンガラだと思っていたら、キヘリモンガラの子供にもゴマは存在する。黒い模様の配分などを図鑑で比較してみると、どうやらこいつキヘリモンガラの子供のようであるな・・・・。と、いうことでとりあえず訂正しておこう。これはキヘリモンガラの子供かな・・・・。 イカの子供が海草の間に隠れていました。海草がきれいな背景になってくれました。 コロダイの子供。冬の定番というか、最近では頻繁に見られるようになりました。数年前ならけっこう珍しかったのですがね。ピョンピョン飛び跳ねる姿が実にかわいいのだ。 背びれに入った白いスジがやけに目立ってしまうミヤコイシモチ。今日は3個体を確認。かわいかったです。 最近の個人的なヒットはマツバギンポであーる。今日は正面から撮影してみました。しもぶくれのような顔つきが実にかわいらしい。目の上からの2本ピロローンは正面から撮影してもよくわかるなー・・・。欲を言えば、両目でカメラ目線が欲しかったです。いつまでいてくれるか・・・・・。 えーと・・・。なんだろうか? 名前を調べていると更新がいつまでも遅れてしまうので、とりあえず名前がわからないままで更新しますね。で、その後に詳しく調べさせていただきます。 こっちはウスゲシヨウハゼだと思われます。うん・・・・。たしかにそうでしょう・・・。 こいつはたくさん見られる・・・、イトヒキハゼの仲間です。けっこうヒレを広げていたので撮影してみました。 おおっ。目が・・・・、光ってしまいました。なんかそれだけが嬉しくって載せてみました。ニュウドウダテハゼ。写真的にはもう1つ下の写真の方が載せるに値するであろう。 ふむふむ。そこそこヒレを広げた写真が撮れました。デジカメではなく、一眼レフならばもっときれいに撮れたであろうに・・・・。こいつのバカデカサといったら・・・・、まずは見ていただき、驚いてもらいたい。外人のように「ヒュッゥージィ!!」とたまげてしまうこと間違い無しなのだ。 おぅっ! 眼前を何度も通り過ぎるはイトヒキフエダイではあーりませんか? 私、お客様のログにはイレズミフエダイと書いてしまった。Tさん訂正しておいてくださいね。 美味しそうな鯛のように撮影できたのでこの写真もアップ。特にこれといって、他にコメントはない。変わった模様だが、顔つきはやっぱり鯛って感じアリアリなのだ。 そしてお客様のリクエストにもあり、探しましょうね・・・・・とブリーフィングでお約束したタツノオトシゴ系の魚。オオウミウマ子供であーる。かわいらしいこと間違いない。みなさんもぜひ見に来ていただきたい。そして波に揺すられ、漂う様を一緒に応援いたしましょう。なにかにクルクルと巻きついてくれた瞬間には「おーっ」と歓喜の声が漏れるはず。 そしてヨウジウオ系のこんな魚も初お目見え。なんなんだろう? と見ていたら・・・・・、 なんだぁ? くるくると海草に下半身を巻きつけてしまった。おやおや? タツノハトコ系の魚なのか? ヨウジウオ系なのか? ヨウジウオ系だとすれば、図鑑で見るとトゲヨウジが1番近いが、色は全然違うなぁー・・・。またもや捜査継続であります。ネットで調べないと。 おおおおっと? またもや、またもや・・・・、 なんだかわからない魚に出会ってしまった。ナニヤツ? こいつ、何者? あのフサフサはナニユエ? キミは誰だ? 昔ダイビングワールドで瀬底島でこいつに似た魚が撮影されていたのを見たような気が・・・・・。なんだったかなー・・・。なんとかコケギンポ? うーん・・・・。とにかく、珍しいことに間違いはなかろう。私、初めて見たアルヨ・・・・。 と、いう感じでおもしろい3ダイブでしたとさ。チャンチャン。今日は切腹しなくてもいいんじゃなかろうか? |
Date |
2004/11/11 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.0M |
生物 |
ワモンダコ子供、イカ子供、オオサンゴサラサエビ、ソメンヤドカリ、カノコイセエビ子供、シマウミヘビ、アカククリ若魚、ヒメジ、ミミダコ?、ミゾレウミウシ、アナモリチュウコシオリエビ、アカククリ、オランウータンクラブ、カミソリウオ、キカモヨウウミウシ、ロウソクギンポ、オキナワサンゴアマダイ、ムギワラエビの仲間、ウルトラマンホヤ、モンキキンチャクフグ、オドリハゼ、アオギハゼ、イソギンチャクエビ、アカハチハゼなど |
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午前到着のお客様と午後からなんと3ダイブ。なんでそんなことが可能かというと、このお客様がナイトもリクエストされていたからであーる。と、いうことで、久しぶりのナイトダイブを決行したのであーる。 午後のダイビングでは、アケボノハゼを探してみたものの、なんか最近、どこに潜ってもアケボノハゼいなーい・・・・。どこに行ったのかな? 夏なんかはもっといっぱい普通にいたのにな・・・・。冬が終われば、もっとたくさん見られることを切に希望してやまないわけであります。 カミソリウオは2個体を確認。いよいよこいつらの季節本格化であります。水を得た魚のようにどこかしこでたくさん見られるようになってきました。 久しぶりに見たのはモンキキンチャクフグ。いつ見てもサイケデリックな色彩であります。このサイケデリッカーめ。写真は後姿になってしまった、残念。 昨日まではけっこう探し続けていたんだけれど、なかなか隠れない、根性のある個体が見つかりませんでした。お客さんも撮影従っていたのだが、紹介しきれずにやや消化不良だったのだが、今日はほとんど隠れない個体にばったり遭遇。探すといないし、探さないと会える。実に世間はうまくできている。やれやれ。 ナイトでは撮影しなかったので、シヤシンはないが、オオサンゴサラサエビがわんさか見られたし、タコ、イカの仲間は種類豊富にいました。またソメンヤドカリは貝殻にたくさんのイソギンチャクをつけた状態でえっちらおっちら移動していました。外人さんがたくさんナイトダイブを楽しんでおられました。おかげで夜の水中もかなり明るかったです。 |
Date |
2004/11/10 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
東から南東 |
透明度 |
10M |
波 |
1.5〜2.0M |
生物 |
修学旅行の体験ダイビングのヘルプでした。 |
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今日はムーンビーチホテルにて行われた修学旅行の体験ダイビングのヘルプであります。そんなに人数は多くないので、楽勝でしたし、のんびりしたものでした。お客さんの潜降浮上を手助けする。水深は3Mぐらいだが、その上下運動を何度も何度も繰り返していると、さすがに、「うーん・・・、体に悪そうだなー・・・」という実感が出てくる。圧の急変化が減圧症の出る影響の最たるものであり、3Mほどの水深からではそう簡単に発症しないとわかっていても、なんかそう感じてしまう。スタッフで上手に、みんなで同じくらいの上下運動になるようにして、交代でやっていくのがいいですな・・・・。 って、なんのこっちゃ斬りぃ!! 意味不明で切腹。 |
Date |
2004/11/9 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
東 |
透明度 |
15〜25M |
波 |
1.5〜2.0M |
生物 |
バサラカクレエビ、スミレナガハナダイ、ハタタテハゼ、バブルコーラルシュリンプ、カスミチョウチョウウオ、アカホシカニダマシ、ヒナギンポ、ヤイトギンポ、コブシメ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、チンアナゴ、ハナハゼ、タテジマキンチャクダイ子供、ソリハシコモンエビ、ミカヅキコモンエビ、ウルトラマンホヤなど |
||
カメラ派のお客様と2ダイブ。1本目は深場にハゼを探しに行ったのだが、空振りバッターアウトに終わってしまいました。もういなくなっちゃったのかなー・・・・。戻ってくる途中でバサラカクレエビやバブルコーラルシュリンプ、アカホシカニダマシなどが見れました。 2本目ではヤシャハゼやヒレネジの撮影。お客さんはほとんどヤシャハゼ1本勝負といった感じ。最後にヒレナガネジリンボウも撮影されていました。 写真はその横で私が撮影したもので、まずペアで出てくれていたヒレナガネジリンボウ。 ヤシャハゼの横にはスミゾメキヌハダウミウシを背びれに付けたヒメダテハゼがいたり、その横には写真のヒメオニハゼらしいハゼがいました。ちょっと写真悪すぎですねー・・・。 ヤシャハゼはたくさんのペアがいました。全部で10個体は軽々見られる。あまり逃げない奴が多かったです。 岩肌で群れていたウルトラマンホヤ。画面いっぱいに撮ってみたいものであーる。 岩の穴や窪みにたくさんいたソリハシコモンエビ。隙あらば私をクリーニングしようと寄ってきていました。 そしてシコクスズメダイの子供。別にどうということはないが、ヒレの先端の色や、部分部分に入ったブルーがとてもきれいで、つい撮影してしまった。けっこうかわいく撮れて良かったです。 同じ場所でずっと見られていたタテジマキンチャクダイの子供が今日もいました。かなり穴の奥に入り込んでいたので探すのにてこずったのだが、やっぱりいるもんだ・・・・。なんとも言えない模様はほんまにきれいだなー・・・・。 海はいい感じで穏やかであります。いつまで続いてくれるかなー。あ、最後にキンチャクガニとホソフウライウオもいましたよ。 |
Date |
2004/11/8 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
1.5M |
生物 |
スジクロユリハゼ、ツキノワイトヒキベラ、バルタンシャコ、オドリハゼ、ベニヒレイトヒキベラ子供、アナモリチュウコシオリエビ、アカヒゲカクレエビ、イソギンチャクエビ、アカハチハゼ、ハタタテハゼ、ロウソクギンポ、マツバギンポ、カクレクルマエビ、ツチホゼリ子供、イソモンガラ子供、ハチマキダテハゼ子供、カニダマシの仲間、ナカザワイソバナガニかな?、イトヒキハゼの仲間、クロオビハゼ、カスリハゼ、ゴマモンガラ子供、イカ子供、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、コブシメ、ウルトラマンホヤ、カサゴの仲間の子供、モンキキンチャクフグ、オランウータンクラブ、セソコテグリなど |
||
いやー・・・。いい天気が続くなー・・・。海も穏やかだ。こんなに穏やかなのが続くのはホンマ久しぶりです。いいことだ。スジクロユリハゼなんて久しぶりに見たぞ。 まず写真で紹介していくのはクロリボンスズメダイ・・・・・。あまり見ない魚かもしれないが、ちょっと内湾っぽいところではけっこうポピュラー。背中の白点が目印なのだ。 オドリハゼはけっこう嬉しがられる被写体なのだが、スピッツで潜っているエリアにはとても多い。いつも助けられるのだが、今日のお客様にとってはあまりどうでもいい被写体のようでありました。まぁー人の好みだから、いろいろ多様なのだ。 全部で4個体見られたスジクロユリハゼ。36M付近で観察できました。夏場は32Mぐらいにいたのだが、ちょっと深い方に移動しましたね。いよいよ冬だ。しかし、今日のお客様が1番驚いておられたことに、こいつの生息水深がある。石垣島などでは、こいつを見るのに50Mぐらい潜らなければならないらしい。大変だ。スピッツの限界水深は39Mに設定しているので、ここのログに出てくる魚はみんなそれ以浅に住んでいる生物であります。39Mでも十二分に深いけれどね。その日の1本目にしか30Mは越えないので、そのつもりで遊びに来てくださいね。2本目以降で30Mを越えて潜ることはまずありませんし、そーいうのはしたくないのだ。 長い・・・、いつまでいるんだろう? バルタンシャコ(仮名)。見られないときもあるけれど、巣穴はいつでも残っている。そしてこのように巣穴に戻ってくるんだろうな・・・・。私にとってはありがたいネタであります。あまりストレスのかからない観察の仕方で、末永くお付き合いしたいものです。 おそらく・・・・、カクレクルマエビだと思われる個体。今年も年内いっぱいは見られるかな・・・・。昨年は年が明けるとあまり見られなくなりました。 そして今年が当たり年なのかな? と思ってしまうヒメサルハゼ。なんかたくさん見られるぞ。 圧倒的な量で生息しているカスリハゼ。大人から子供までいろんなサイズが普通に見られる。あまり逃げない個体も多く、写真の奴のように、ヒレ全開の個体も多いし、エビだってブルドーザーのように出まくりなのだ。 ゴンズイ球・・・・・。なんてことない被写体なのだが、彼らの巻き上げる砂煙とバックの水のブルーがなんとなく宇宙っぽい雰囲気のようで、載せてみました。なんでも撮ってみるもんだ。解釈はあとからいくらでもつけられるし、感じられるもんだ。デジカメなんていくらでも撮れるんだから、なんでもかんでも撮影すればいいのではないだろうか? そして私なりのヒット。これまでに一度だけしか見たことがなかったマツバギンポ。あまり図鑑にも載っていないが、とても気になっていたのだ。目から飛び出た二本のぴろろんがすごい特徴なのだ。ありそうでないんだよなー・・・。いそうでいないんだよなー・・・・。とりあえず今日は写真に撮れた。あとは持続性である。いつまでいるのかなー・・・・。でもこの巣穴には今までだったらテンクロスジギンポが住んでいたんだよな・・・・・・。テンクロはどこに行ったのかな・・・・・? 今月のダイビングワールドに写真が載っていましたよ。南紀では多いらしい・・・・。寒いところの魚なのかな? 沖縄ではあまり見ないぞ。 |
Date |
2004/11/6 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
1.5M |
生物 |
ホソフウライウオ、ゼブライール、ヒトスジギンポ、ソリハシコモンエビ、ルリホシスズメダイ、クロホシハゼ、ホホスジシノビハゼ、カゴシマオコゼ、カクレクマノミ、ニセアカホシカクレエビ、オイランヨウジ、ムチカラマツエビ、クマノミ、オトヒメエビ、コホシカニダマシ、オランウータンクラブ、シマオリハゼ、クサハゼ、カスリハゼ、チドリミドリガイ、カマスの群れ、アカハチハゼ、コブシメ、オドリハゼ、バブルコーラルシュリンプ、バサラカクレエビ、ニセクロスジギンポ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ子供、ミツボシクロスズメダイ若魚、ミナミホタテウミヘビ、ニジギンポ、コクテンフグなど |
||
11月の日曜日。リピーターのお客様とのんびり3ダイブであります。11月とは思えないほどにポカポカ暖かい日々が続いている。シンプルだがこーいうのがすごくありがたい。ダイビングの合間の休憩時間が実にほっこりしてしまう。 これこそ沖縄のダイビングであーる。 写真はまずバサラカクレエビ。ウミシダの中で見られるエビの中ではかなり大きい奴で紹介するとそのインパクトはかなりのものであります。カラーもド派手で印象に残ること間違いなしであります。 個人的に好きなハゼであります。クサハゼ。水中では地味なのだが、ほんまに綺麗なので、よく見てほしい。 うーん・・・・・。撮れていない・・・・。オドリハゼの子供がいたんだけれどなー・・・。もったいない。エビの方がはるかに大きくて楽しい場面でした。 昨日の画像よりは上手に撮影できたゼブライール。シマシマ模様が昨日の写真よりは鮮明に写っています。ただやっぱり敏感なので、撮りにくいです・・・・。普通のチンアナゴを見ているよりも楽しいですよ。 お客様がハゼの撮影に専念されていたときに見つけて撮影。その後隠れてしまったノコギリハギの子供。実にかわいかったです。 他にはもはや定番となっているホソフウライウオ。バブルコーラルシュリンプ、ソリハシコモンエビなどもいましたよ。 |
Date |
2004/11/5 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
2.0〜1.5M |
生物 |
バブルコーラルシュリンプ、アオギハゼ、ヒトスジギンポ、ミナミホタテウミヘビ、オドリハゼ、セムシカサゴ、ホソフウライウオ、カクレクマノミ、コロダイ、ニセアカホシカクレエビ、シマオリハゼ、クサハゼ、カスリハゼ、ガラスハゼの仲間、アカホシカニダマシ、ヘコアユ、カゴシマオコゼ、キリンミノ、コウワンテグリ、ソリハシコモンエビ、オビイシヨウジ、ルリホシスズメダイ子供、ゼブライール、ホホスジシノビハゼ、アマクサヨウジなど |
||
リピータのお客様とのダイビングは続いていく。天候は良く、海もベタなぎ。どこにでも潜れるが、その中で最も穏やかな場所を選んでのダイビング。かねてから見つけていたゼブライールをゆっくり見てきました。が、すぐ隠れるので、写真に撮るのはホンマ難しい。 ホソフウライウオは台風前から確認していましたが、絶対もういなくなっているはず・・・と思っていました。ところがまったく同じ場所でフラフラ漂っていました。やるやんけ・・・・。でも最後に見たときはペアだったのになー・・・・。今日はシングルになっていました。 今日も見てしまったカゴシマオコゼ。だいたい定位置で確認できます。子供のほうがよく動くかな・・・。 個人的に好きだが、紹介するのは至難の業。ルリホシスズメダイの子供。ブルーの点々がとてもきれいなのだ。しかしその移動スピードは速い。 石の横にかたまっていたアマクサヨウジ。とある理由でタツノハトコを探しているのだが、一瞬タツノハトコかと思ってしまったぐらい丸まっていました。大きさは4センチぐらいかな・・・。 そしてあまり見たことのないガラスハゼの仲間。図鑑で調べたいのだが、ちょっと写真の角度が悪かったので、判別できませんでした。また撮りなおしですな・・・・。 台風前にいたイザリウオは見つけることが出来ませんでした。とほほほ・・・。 |
Date |
2004/11/4 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
5〜10M |
波 |
2.5〜2.0M |
生物 |
ウルトラマンホヤ、カゴシマオコゼ、アカクセニアウミウシ、ホホスジシノビハゼ、ソリハシコモンエビ、カクレクマノミ、ニセアカホシカクレエビ、イソバナガニ、エリグロギンポ、オドリハゼ、ヒレナガネジリンボウ、オドリカクレエビ、バブルコーラルシュリンプ、オランウータンクラブ、ジョーフィッシュ、キイロイボウミウシ、カスリフサカサゴ、モンツキカエルウオなど |
||
リピータのお客様ご夫婦と2ダイブ。ウミウシは少しずつ増えてはいるが、そんなに多くない。最近よく見かけるアカクセニアウミウシがペアで同じ場所にいました。子供のほうが色がきれいなのはウミウシでも同じなのかな? さてさてこのエビ・・・・。ニセアカホシカクレエビのようであるが、ちっょと違う。腕の模様なんか全然違う。図鑑で見てみると、ホンカクレエビ属の一種というのが1番近いかな・・・・。 こっちがニセアンホシカクレエビなんだろうな・・・・。 イソバナガニはいつも見られます。定位置ですな。 そして最近どこに潜っても頻繁に見られるカゴシマオコゼであります。でかくてインパクトありますよ。 オドリハゼは機嫌のいい日とそうでない日が・・・・。今日はけっこう機嫌が良かったです。 他にはヒレナガネジリンボウがペアで見られたし、ジョーフィッシュは子供が数個体。なかなかご機嫌のいい個体にはめぐり合えません。ウミウシがもう少し増えてほしいです。 |
Date |
2004/11/2 |
天候 | 晴れ |
気温 | 26℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
1.5M |
生物 |
ジョーフィッシュ、アカククリ、ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、アカクセニアウミウシ、サラサウミウシ、グルクマ、オランウータンクラブ、バブルコーラルシュリンプ、オイランヨウジ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、カゲロウカクレエビ、ワモンダコ、ハナミノカサゴ、シマウミヘビ、カスリフサカサゴ、オドリハゼ、ベニハゼ、モンツキカエルウオ、オニハゼなど |
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今日のお客様はお一人だけで、しかも2ダイブ。実にのんびりしたものであーる。ウミウシが数個体だが見られました。いよいよ寒くなっていくんだなー・・・・。 以前ならばチリメンウミウシという名前で紹介されていたウミウシだが、新しい図鑑ではサラサウミウシとなっている。なんでも、「内部形態に差が見られない」ということらしい・・・。ふーん・・・。 冬になると増え始めるアカクセニアウミウシ今日も2個体を確認。 このウミウシの特筆すべきはその体色であろう。メタリックブルーな感じがとても渋くて、私はたいそう気に入っている。もっと見つけやすくて増えればいいのに・・・・。 コブシメもどんどん増えてきた。探すといないのだが、何も考えずのほほーんと潜っているとでぇーんと現れる。今日のは20センチぐらいの奴でした。 あいかわらず見られるモンツキカエルウオ。今日は2個体確認できました。 台風を乗り切ったカスリフサカサゴ。奥に隠れる素振りもなく、ずっーと丸見えでした。愛い奴め。 台風直後は荒れまくった底にホトホト呆れていたのだが、多少落ち着いてきたようで、ジョーフィッシュも確認できました。しかし大人は確認できず、子供が6個体ほど。これから寒くなって来るので敏感さはもっと激しくなって来るかもしれない。今でも十分に敏感ですぐに隠れてしまいます。大人を探した方が良さそうであーる。 ベニハゼ。別に特になにもないっす。安全停止中に撮りやすい場所にいたので撮ってみました。もちろんお客さんにも紹介。こーいうありふれた魚を見てくれるお客様には助けられます。どうもありがとうねー。 台風直後はその姿が見られなかったヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼも無事に確認できました。どうやってやりすごしているんだろうな・・・・・。台風の間は・・・・・。 オニハゼである。普通のオニハゼのように見えるであろうが、・・・・・、はい。普通のオニハゼです。ただ水中でずっーと見ていた我々には特別なオニハゼなのでした。なにかというと、このオニハゼ、この写真を撮られる前までカクレエビを食べていました。咥えている場面を撮影したかったのだが、撮ったときにはもう食べ終わっていました。うーん・・・・。残念。 朝は穏やかだったのですが、徐々に波が高くなっていきました。明日はどうかな? |