スピッツログブック
Date |
2004/1/12 |
天候 | 晴れのち曇り |
気温 | 21℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北 |
透明度 |
15〜25M |
波 |
3.0M |
生物 |
クロオビハゼ、ソリハシコモンエビ、ミカヅキコモンエビ、バブルコーラルシュリンプ、シマオリハゼ、イシガキカエルウオ、カゴシマオコゼ大人と子供、ヘコアユ、ニジギンポ、オイランヨウジのペア、オランウータンクラブ、ヤシャハゼ、カビラヌム、カゲロウカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ、オドリカクレエビ、スケロクウミタケハゼ、グルクマ、モンツキカエルウオ、ジョーフィッシュ、カクレクマノミなど |
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コメント |
今日。せめて今日いっぱい・・・・、吹いてくれるなよー・・・、北風! と祈っていたらそんなに強く吹かなかったぞ。ラッキー。これぐらいならば行ける。潜れる。うねりが強く残っているもののまぁーなんとか潜れるぜ。 海中の透明度はスコンと抜けていて、実にクリクリクリクリクリクリクリアーな海中風景であーる。素晴らしい。お客様も大喜び。クリアーな海中では潜っているだけでも気持ちよくなるからね。 この季節なので、やはりグルクマが中層をグルグルまわっている。まとまりさえしないが、小グループに分かれてたくさんの群れが見られました。まとまるとかなりの数になりそうでした。 またオイランヨウジはペアで見られました。お客様が撮影ポーズに入ると、一匹のオイランヨウジがスルスル穴から出てきて、カメラの前でいろんなポーズを決めてくれました。なんてラッキーなんでしょうか? しかしあまりのいいボールにゴールを決められない柳沢のように、お客様の写真も寄りすぎて失敗していたものが目立っていました。思いがけない幸運を確実にゲットするには・・・、やはり経験でしょうか? ウネウネの中でもしっかり生きている浅瀬の生物達。モンツキカエルウオもそんな奴ら。今日は2個体を確認。うねりで写真も手ぶれブレブレ。 そして知り合いのイントラから教えられたカゲロウカクレエビ。その名前のとおり、大変判別しにくい姿である。デジカメではきついなー・・・・。 そして映画のために大人気となったニモことカクレクマノミ。やっぱり魚自体の色がきれいなので、クマノミたちは写真に撮るときれいですねー。またイソギンチャクの色もきれいなので、そのへんもクマノミ撮影の醍醐味であーる。 なんだ? このウミウシは? 図鑑で調べたが、名前がわかりません。触覚もあるのでしっかりとしたウミウシなのだが、大きさはナマコのようである。全長12〜15センチぐらいでした。 そしてついに写真におさめることができた黄色に輝くジョーであります。マッキンキンのボデェーはかわいらしいこと山の如し。まだまだ敏感なことは変わりがないけれど、今日はゆっくり見ることができました。 イエーイィィ!! モルディブツアーを前にラストダイブとなりましたが、最後に黄色ジョーを確認できてなんか安心しました。帰ってくる頃まで元気でいてほしいものであります。 |
Date |
2004/1/11 |
天候 | 曇りそして雨 |
気温 | 22℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北 |
透明度 |
8〜10M |
波 |
2.0M |
生物 |
チョウチョウコショウダイ子供、ハナミノカサゴ、グルクン、ヒョウモンウミウシ、キカモヨウウミウシ、ホシゾラウミウシ、ムレハタタテダイ、ニジギンポ、クロオビハゼ、ツバメウオ、ロクセンフエダイ、コロダイ大人と子供、ゴマヒレキントキ、タテフエダイ、ヒメコモンウミウシまたはコモンウミウシ、サザナミヤッコ子供、チドリミドリガイ、テンクロスジギンポ、ヘラヤガラ子供、カスリハゼ、オキスズメダイ、ヤツシハゼ、イッポンテグリ、イトヒキハゼの仲間、ウナギギンポ、ニュウドウダテハゼ、オオウミウマ、フチドリカワハギ、モンジャウミウシ子供、チータウミウシ、ホシゾラウミウシ、ヒメギンポ、イシガキカエルウオ、イソギンチャクモエビ、ニセアカホシカクレエビ、シラユキウミウシ、タスジミドリガイ、名前不明ウミウシなど |
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コメント |
うーん・・・・。穏やか・・・・だけれど、もうすぐ・・・、ちょっと風が上るだけで波が高くなりそう・・・・という感じだったので、無理はしませんでした。 ペタペタな海に移動し、じっくり潜ってみるとサザナミヤッコの子供を確認。前から確認していたものと同じ個体だと思われる。なかなか慣れてくれずに逃げ回るサザナミヤッコです。 浅瀬ではチドリミドリガイが何箇所かに分かれて集合していました。産卵行動とかかな? いつもたくさん見られるウミウシだけれど、こんなにかたまっているのは今まではなかったです。この写真の中には全部で10匹います。 チータウミウシ・・・・だよなー・・・。なんか最近チータとヒョウモンの区別に自信がなくてね・・・。子供は特にややこしいなー・・・。 そしてこいつはなかなかのネーミングだと思うホシゾラウミウシです。実物をじっくり見るとほんまに星空・・・という感じがします。 ヒメコモンウミウシと思われる個体だが、コモンウミウシかもしれない。同じ場所にずっーといます。前回、この場所で見たのは去年の中頃でした。キミタチ、動いているのか? 今日は2個体を確認。 初めて見るウミウシではない。見たことがある。でも図鑑ではこれだ! と合致する奴がいない。名前がわかる人がいたら教えてね。 そしてこいつも名前のわからないウミウシ。え? これがウミウシ? と思う人もいるかもしれないが、よく見てほしい。中央に縦に3匹並んでいるのであーる。1番右側の個体が1番大きくてわかりやすいかな・・・。頭を下にして画面右下に進んでいこうとしています。こんなの初めて見たぞ。 そしてモンジャウミウシの子供も確認。モンジャは子供の方がかわいいね。 最近自分の中で混乱しているカワハギの仲間たち。こいつはヨソキだね。体の模様がヨソギだ。 そしてこいつがフチドリカワハギ。 こいつらは見つけた瞬間はじっとしているが、徐々に接近していくと体色が微妙に変化していくので、何枚も写真に撮ると、別の魚みたいな模様になっていきますね。 こいつは別のポイントで撮影。こいつもフチドリカワハギだと思われる。うんうん。ようやくちょっと整理できてきたかな・・・。 お客様が前から撮影されていたので、後ろから忍び寄りよーく観察していると、尻尾付け根の部分が毛羽立っている。棘なのか毛なのかよくわからないが、変な特徴だなー・・・・。その部分をアップして撮ってみました。その様子がうっすらわかるかな? うーん・・・。わかりにくいか・・・。 ヒメギンポだろうね。けっこうピョンピョン移動していました。 いつもいるが・・・・、特に気にしなかった。でも名前は知らなかった。だから写真に撮ってみた。図鑑で見てみた。うーん・・・。スジアラというのが1番近い。でも尻尾の形が違うような気がする。大きさは50センチと大きいです。 すっかり常連。イッポンテグリ。でもこいつの背びれはシャープにピンピン尖っています。これがオスの特徴だそうで、いつも見ているのはメスだったのかな・・・・。メスは背びれの先端が尖らずに丸くなっています。 先日のダイビングで見つけたオオウミウマ。ちょっと見に行ってきました。すると、少し移動していたので探しはしたものの、なんとかゲット。 なにかわからない? という人のためにタツノオトシゴ系のボデェーラインがわかりやすい下の写真も追加アップしておきましょう。上の写真は目がくっきりと見えていて、実によく撮れているのだ。「なんだよ、おめぇーは?!」というオオウミウマの声が聞こえてきそうで、実に怖い。 雨に降られながらも、なんとか3本潜れました。 |
Date |
2004/1/10 |
天候 | 晴れ |
気温 | 23℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
北 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.5M |
生物 |
コシオリエビの仲間、オランウータンクラブ、ミゾレウミウシ、ハタタテハゼ、ウルトラマンホヤ、ムギワラエビの仲間、ツマジロオコゼ、ヒラムシ、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、モンガラカワハギ、ヤイトヤッコ、ヤミスズキ、ヘリゴイシウツボ、コールマンウミウシ、ミヤケテグリ、キンチャクガニ、ピンクダートゴビー、スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、ハマクマノミ、シモフリカメサンウミウシ、ハリセンボン、ハナイカの卵、モンツキカエルウオなど |
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コメント |
スピッツのすぐそばに住んでいる、地元のお客様と潜る予定だったところに那覇のお客様からも電話が入り、「いい天気だから潜りたいなーと思って」と。地元の方の強みである。この日は来オンも24℃近くまで上昇し、ダイビング間の休憩中に上半身裸でいても寒くない・・・という夏を思い出させる、いや、初夏のような気候にお客様がたも思わず3ダイブ。 暖かいことは偉大であーる。 写真はお客様がスピッツのデジカメを試し使いしてみての数々。Cさん使わせて頂いています。画像ソフトで加工するとこんな写真に生まれ変わります。デジカメって得ですよね。 穴の中から顔を出しているエリグロギンポをお客様自身が見つけて撮影。横から撮ったためにエリグロギンポの目の上のモコモコがとてもわかりやすく撮られています。鼻毛がちょっとわかりにくかったのは、惜しかったです。 石の隙間を移動していたミヤケテグリもこのとーり。 ウミウシでは、サキシマミノウミウシなどの小型種もいたのだが、撮りやすい大きさのコールマンウミウシが試し撮りにはベストでしょう。 岩陰で隠れていたヘリゴイシウツボ。お腹が丸出しだったのでグローブを脱いでお腹をサワサワ。意外とウツボの肌はつるつるしているのであーる。 カメラ初めてとは思えないスミレナガハナダイが撮れました。逃げる魚を後ろから撮る追いかけ撮りになっていますが、おっとどっこい。この魚は尻ビレの美しさが筆舌に尽くしがたいので、それはそれで実にいい写真に仕上がっている・・・・と私なんかは思うのだが、他の人はどうなのかな? 写真なんて正解はどこにもないわけなのだから、撮りたいように撮って、見たいように見ればいいのだ。そしていろんなことから楽しめばいいのだ。とてもきれいな写真ですぜ。Cさん、ぜひカメラのハウジング買って、写真を楽しみましょう。 そしてここからは那覇のMさんの写真を拝借し、紹介していく。 まずはアケボノハゼ。ピンクダートゴビーも見たし、写真にも撮ったのだが、ピンボケでした。ピンクダートってピントが合いにくい魚なのかな? 私が撮ったのもピンボケばっかり。 ハタタテハゼが続く。たくさんいるけれど、とてもかわいい魚なので、飽きずに見てもらえると・・・・、思わぬところに思わぬ色が入っていたりして、ちょっと驚いたりできるので、見慣れた魚にも止まってあげようね。 冬になると増えてくるウルトラマンホヤたち。人面に見えるかなー・・・・。まぁー見方は人それぞれですからね。 キリンミノの子供。大人より子供のほうがかわいい代表ですね。 今日のお客様は初めて見たと言っておられたムギワラエビの仲間。蜘蛛のような姿は印象に残るらしい。ふむふむ。私もダイビング始めた当初は好きなエビだったなー・・・。 ハタタテシノビハゼも撮影されていたのだね。 おっ。ヤマブキハゼも撮影されていたのだね。今年の年賀状でお客様のOさんから来たものにはヒレ全開のヤマブキハゼがプリントされていたのだが、その美しいことといったら・・・・。すばらしいです。私もよーく、見て、ヤマブキハゼのヒレの美しさを撮ってあげられるよう今年はがんばりたいです。Oさん、教えてくれてありがとう。 真っ黒で、鼻先だけちょっと白いツマジロオコゼ子供。たいていゴミや枯葉と一緒にいますね。 ???? 穴の中に体を突っ込んで2匹でねじれていたウミヘビ。気持ち悪いことこのえなし。ウミヘビはほんまに嫌いだ。交尾行動だったのだろうか? 気持ち悪かったので凝視せずスルー。ほんまに、ヘビは苦手だ。お客様のCさんはこのとき、深い方でスミレナガハナダイの撮影をしていました。 私の好きな魚。ヤミスズキ。闇を愛し、なかなか穴から出てこないその性質はまるで妖怪人間ベムのようだが、その姿は実に落ち着いた色使いで大人の雰囲気をムンムンと醸し出し、背びれの模様などインパクトも十分でガイドしがいのある生物であります。 キンチャクガニを久しぶりに見たのですが、逃げられてしまいました。 ああぁぁぁぁ、いい天気だった。 |
Date |
2004/1/9 |
天候 | 晴れのち曇り |
気温 | 21℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
10〜25M |
波 |
1.5M |
生物 |
アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、ピンクダートゴビー、グルクマ、グルクン、バルタンシャコ仮名、ミドリリュウグウウミウシ、サキシマミノウミウシ、ニシキイトヒキベラ、ハナゴンベ、モンツキカエルウオ、ヒフキヨウジウオかな?、イトマンクロユリハゼ、オオウミウマ、名前不明の長い魚、ハゼの仲間、キカモヨウウミウシ、ヒョウモンウミウシ、ミチヨミノウミウシ、リュウグウウミウシなど |
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コメント |
昨日よりはいい海況だろーなー・・・・と思っていたのだが、そんなに穏やかにはならなかった。風波はないが、うねりは大きい。そんな中、那覇在住のマクロ派ダイバーと3本じっくりねっとり潜ってきました。 まずお客様のリクエストにもあったピンクダートゴビーをゲット。お客様が見てから見終わるまで隠れなかったということで、これはかなりゆっくり見られたことになるのではないだろうか? けっこうすぐに移動していったり、隠れてしまったりする魚なので、今日のヒットと言ってもいいのではないだろうか? その近くでホバリングしているアケボノハゼを私は激写。スジクロユリハゼもたくさんいましたし、ヒレも全開だったのだが、そーいうときに限ってピントが合わずボケボケの写真しか撮れませんでした。とほほほほ・・・・・。 他にもミドリリュウグウウミウシやサキシマミノウミウシなどをゲット。ニシキイトヒキベラは今日もいました。でもまだまだウミウシは少ないね。 波が高くて潮も低くなってきたのでポイントを移動してダイビングは続く。浅瀬でヒフキヨウジウオと思われる個体に遭遇。鮮明な写真が得られず、お客様のKさんからの画像を心待ちにしている。Kさん、この魚の写真を送ってね。 うーん・・・。オオガラスハゼかホソガラスハゼかのどっちかだろうと思うのですが、見た感じと図鑑の説明を見るとホソガラスハゼの方が確率高そうです。たくさんいました。 ケラマでは稀と図鑑に書かれているが本島ではごく普通種だと思えるほど見ているホシゾラウミウシ。今日は2個体を確認。 模様の斑紋がリング状になっているヒョウモンウミウシ。今日は何個体? 全部で6個体かな? とにかくたくさんいました。 ダイビングのあいまに休んでいると通りかかったおじぃーがプレゼントしてくれたマジック・フレークス。どこのおじぃーだか知らないが美味かったぜ。センキュー。 そしてミチヨミノウミウシという変な名前のウミウシ。ミチヨって? もっと他にいい名前はなかったのかなー・・・・。水中で見ると、とてもきれいなウミウシなのだ。ただ今日はこいつばっかり・・・・。全部で10個体以上を確認。なんで集まっていたんだろうか? そして以前にも一度見たことのある変わった魚を確認。アナゴの仲間かなー・・・・。大きさは全長12センチほどかな・・・・。正体はまったく不明。 そしてそして、探しに探してようやく出会えたオオウミウマ。海中で出会うのは私、初めてアルよ。とっても大きな個体で全長8〜10センチかな。見つけた瞬間思わずガッツポーズ。OK! OK! OK牧場!! 調子に乗ってもう1枚アップしてしまう。絶対どこかにいるはずだ・・・・と思って探し続けて良かったー・・・・。また出会えるかなー・・・・。出会いたいし、出会えるはずだし、絶対出会ってやるのだ。頭の上のモコモコした部分が図鑑のオオウミウマにはないのがちょっと気にかかる。オオウミウマだよねー・・・・。 明日はどこで潜れるかな? |
Date |
2004/1/8 |
天候 | 晴れのち曇り |
気温 | 21℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
12M |
波 |
2.0M |
生物 |
ヤシャハゼ、ハナハゼ、ロクセンスズメダイ、ジョーフィッシュ、カゲロウカクレエビ、イソバナカクレエビ、ガラスハゼ、センテンイロウミウシ子供かな?、カゴシマオコゼ大人、ク゜ルクマ、クマノミなど |
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コメント |
正月が終わって、ちょっと暇な一週間になるかなー・・・・と思っていたら沖縄在住のお客様から予約がぽこぽこ入って人数は少ないながらも潜る日々となってしまった。 海はそこそこ穏やかなのだが、北東の風が吹き、イマイチ凪いではいない。明日は大丈夫かな? ヤシャハゼがピコピコ顔を出していましたが、他にはこれといったウミウシもなく、センテンイロウミウシらしい個体の子供を確認。 またカゴシマオコゼの大人もいました。久しぶりに見た大人はたいそうでっかくてかわいかったです。 そして定番のジョー。今日の機嫌は最高でまったく隠れない大胆ジョーでありました。反対に黄色のジョーはシャイシャイジョーで全然出てこなかったです。時間がかかりそうであーる。 そして今日のお客様もジョーフィッシュ同様、大胆ゲスト、水温21度の沖縄の海に使い古したウスウス5mmワンピースで潜ろうとする行為もあっぱれだが、そのスーツは体を動かすたびに断末魔の叫びをあげるようにビリ、ビリ、ビリリリリィーと破れまくり、写真のような大胆カットになってしまいました。 まぁーそれでも潜る・・・ということで、約45分のダイビング。後半はさすがに寒かったようですが、あんなに破れていてもけっこう潜れるもんだなる 1本目は体験ダイビングで入ったのだが、透明度も良く楽しんでいただけたようです。うねりが少々残っていたので、浅瀬ではきつかったが、無事に終わればすべて良し。また潜りましょうねー。 |
Date |
2004/1/4 |
天候 | 晴れ |
気温 | 21℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
8〜25M |
波 |
1.5〜2.0M |
生物 |
ピグミーシーホース、コンペイトウウミウシ、キスジカンテンウミウシ、ハナゴンベ、スミレナガハナダイ、ヤイトヤッコ、チョウチョウコシヨウダイ大人と子供、アカククリ若魚、ヒメギンポ、タテジマヘビギンポ、サバヒー、スジクロユリハゼ、アケボノハゼ、バルタンシャコ仮名、ウミウシカクレエビ、ニシキイトヒキベラ、イシガキカエルウオ、ヤイトギンポ、ウミコチョウの仲間かな?、サザナミヤッコ子供、スザクサラサエビ、コロダイ子供、クロオビハゼ、イッポンテグリ、オキスズメダイ、カクレエビの仲間、ウナギギンポ、ニュウドウダテハゼなど |
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コメント |
年末から続いたお客様もこの日を境にしばらくいなくなります。たまったログを書かないと・・・・と思っていたのに、書いても書いても消去されていき、PC内にうまく保存されていかず、今にいたっておりますが、なんとか今日はアップできそうです。 北東の風が吹いているわりには恩納村周辺、なんとか穏やかになりました。まぁー無事に潜れてよかった。 まず中層を12〜15匹ほどの群れで通過していったサバヒー。写真では8匹しか写っていないが実際はもっといっぱいいました。でも、遠かった・・・・。 深い場所で見たスジクロユリハゼ。今日はとても数が多くて 全部で6〜7匹はホバリングしていました。ヒレを開いている個体はお客様がかぶりついていたので、私は適当に撮りやすそうな奴をパチリ。ヒレは開いてくれませんでした。でも寄らせてくれたので、まぁーOKとしましょう。 お客様は続いてアケボノハゼもゲットされ、写真の出来はいかがなものか? ハナゴンベもたくさんいました。深いところで生きているのは25Mくらいだが、1番浅い部分では13Mぐらいのところで生息しています。オレンジが非常にきれいに撮れました。 またスミレナガハナダイ。いつもオスばかり撮っているのでたまにはメスも撮ってあげよう・・・・と思い撮ってみたのだが、けっこうきれいだなー・・・・。派手なオスにばかり見惚れないで今度からはしっかりメスの魅力もガイドしていきたいものであります。 あいかわらず目立った色のオス。もう少しきれいな色が出ればよかったのにね。 スミレナガハナダイの周辺にはヤイトヤッコもたくさんいます。写真の個体はメスです。 お客様のリクエストだったウミウシカクレエビも無事にゲットできました。運良く一発目のナマコにいました。しかも3匹。下のシヤシンには大きい奴1匹、小さい奴2匹が写っていますが確認できますか? 3匹の中で1番大きなウミウシカクレエビをアップで載せるとこんな感じ。 深場でたたずんでいたワカヨウジ。まだ子供ですね。 そしてニシキイトヒキベラ。前回はあまりはっきり見れなかったし、確認もできなかったけれど、今日はこんな写真になりました。ふむふむ。確かにこれはまごうかたなきニシキイトヒキベラだ。ずっと前からいたのかなー・・・・? いつでも通っていた場所だから、前からいればすぐにわかったと思うのだけれど・・・・。 うーん・・・・。この種類は区別がよくわからん・・・・。図鑑で見ている限りウィランイボウミウシのようにも見えるが・・・・、私にははっきりわからないです。ごめんなさい。 そしてこの日2個体を確認したキスジカンテンウミウシ。 そしてコンペイトウウミウシは狭いエリアにでっかい奴が3個体もいました。冬だねー。もっと増えればいいですねー。 オドリハゼもだいたいいつも同じ場所でホバリングしていました。お客様はこのオドリハゼの横でウミウシカクレエビと格闘していたので、オドリハゼは見ていません。ハゼたちがかなり敏感になっていて、どのハゼを見るにしてもかなりの慎重さを要します。 そのオドリハゼの前でピョコピョコ動いていたミヤケテグリ。 またいなくなったと勝手に思い込んでいたピグミーシーホースも今日は見られました。冬でもいるんだなー・・・・。素晴らしいぜ。 うーん・・・・。なんだろうか? フチドリカワハギかな・・・・と思っていたのだが、図鑑で見ると、なんかピンと来ないね。ヨソギのようにも見える。黒点の感じだけで判断するとヨソギだな。発見した時は、この下の写真のような体色でした。 逃げる時は色が少し薄くなりました。黒点が目立っています。名前はなんだろうか? そしてウスゲショウハゼもいましたが、これまたお客様には紹介していません。この時は、カスリハゼを撮影しておられることに夢中だったので、呼びませんでした。カメラ派ダイバーという人種を呼ぶときというのはけっこう気を使うものであります。 逃げるゴマモンガラ子供を流し撮りで撮影した写真。けっこう臆病ですぐに逃げていきます。親は産卵期だけとはいえ、あんなにダイバーを襲ってくるのに。あの度胸はいつごろから生まれるものなのだろうか? 12/28のログで奥に隠れていたサザナミヤッコ子供が表に出ていました。Tさんに続き、私もピタリ、サザナミヤッコのカメラ目線をゲットできました。濁りのハレーションがなければ良かったのだが、まぁー贅沢はいかん。それにしてもなんて色使いなのだろうか? 黒・青・白、たくさんの色がとても微妙に交じり合っていますね。 そしてこのカクレエビはなんぞや? 名前がわからないぞ。ただ個対数はとてもたくさんいました。 また草色のような緑色をしたウミコチョウの仲間のような奴も確認。はじめてみました。 そしてそして、ついに見てしまったぜ。ウナギキンポ。何年前かに見たときは、じっくり見られたのだが、今回の出会いはほんの一瞬。見つけてお客様を呼ぼうと思ったときにはゆっくりと逃げ始めており、一瞬お客様を呼び、目を離した瞬間。そう5秒もなかったと思うが、たかだかそれぐらいの時間のうちにいなくなりました・・・・・。おそらく砂の中に潜ったと思われます。 今年のウナギキンポはかなりの敏感性格なので驚かさないように丁寧に観察してあげたいです。定着することを切に願う。 |
Date |
2004/1/3 |
天候 | 曇り |
気温 | 20℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北〜北東 |
透明度 |
10〜20M |
波 |
2.5〜1.5M |
生物 |
グルクマ、モンハナシャコ、ジョーフィッシュ、バブルコーラルシュリンプ、アカテンコバンハゼ、オイランヨウジ、テンテンコノハミドリガイ、カビラヌム、サガミリュウグウウミウシ、ムカデミノウミウシ、ハナミドリガイ、ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、エリグロギンポ、モンツキカエルウオ、イカの子供、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、カミソリウオ、バブルコーラルシュリンプ、シマオリハゼ、ヒレグロコショウダイ子供、クビアカハゼ、カゴシマオコゼ子供、ニジギンポ、ツマジロオコゼ、トウアカミドリガイなど |
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コメント |
穏やかになりつつある沖縄本島地方だが、もうちっょと波は高い。で、穏やかな場所で無理せず潜りました。でねうねりは大きく、なかなか大変なダイビングでした。浅場での撮影は非常に困難でした。 ウミウサギガイを久しぶりに見たような気がして撮ってしまいました。 カミソリウオもちょっと久しぶりかな・・・・。 そしてあまり見ない色使いのミドリガイだなーと思って撮りました。図鑑で調べてみるとトウアカミドリガイという奴でした。これはお客様には紹介できず・・・。たしかこの時はカクレエビの撮影に集中されていて呼べませんでした。 サガミリュウグウウミウシと思われる個体にも出会えました。最近の傾向として、浅場よりもちょっと深い場所の方がウミウシ多いですね。写真提供はお客様のHさんです。 カピラヌム・・・・。また出会えました。今日は2個体を確認。うーん・・・・。なんてシュールな体色なんだ。かっこよい、かっこよすぎっす、先輩。 穴の壁にへばりついているミカヅキコモンエビ。ソリハシコモンエビの方がたくさんいるのですが、やっぱりミカヅキの方がかわいく思えてしまうのは、色のせいか? 数の少なさか? よくわからないが、かわいいことで十分であります。 そして珍しくもなんでもない、極めて普通種のミナミハタタテダイ。ただ私が好きだという理由だけでここにアップされてきました。オレンジ黄色の鼻の中央に走る黒いラインがチャームポイントです。見たい人はリクエストしてね。絶対見せられますから。 バブルコーラルシュリンプは2個体いました。
クビアカハゼ。こいつもどこにでもいるし、とりたてて珍しいというわけではないのだが、うまく撮ってあげると非常に美しいハゼなので、撮ってあげました。この写真の奴はヒレを全然広げていないのでダメだけれど、ぜひともクビアカハゼがいたら、がんばってヒレ全開の様子を見てもらいたい。ほんまにきれいっすよ。 岩の上にカエルウオのように止まっていたのは、サラサハゼの子供かな? ちょっと意外な場所にいたので撮影してみました。こんな場所にいるものなのでしようか? そしてここからはお客様の撮影したデジカメ画像であーる。Hさん使わせていただいています。ありがとう。 シマオリハゼのまだ子供な個体です。その横には大人の巣穴もあったのだが、今日は姿を見せていませんでした。 浅瀬で見られたモンツキカエルウオ。今日は2個体。揺すられる海中で撮影したわりには撮れていますね。 オイランヨウジもいました。全身が撮れている奴もありましたが、あえて尻尾がよく撮れている奴をアップ。やっぱりオイランヨウジはこの尻尾の模様でしよう。きれいですよね。 カゴシマオコゼの大人になりきれていない子供の個体にも遭遇。一見するとツマジロオコゼのようだが、頭の先が白くないので、きっとカゴシマオコゼの子供でしよう。頭の先が明らかに白い奴は確かに存在しているので、明確に区別した方がいいのではないかと思い、全身真っ黒けの奴はカゴシマオコゼの子供ということにしておきますね。 機嫌の良かったジョーフィッシュ。こーやって見てみると黄色っぽいが、水中で見ると黒色・・・・という感じは否定できない。ただこうやってかなり接近しても隠れずに出てきてくれるのはとても嬉しい。 今日はラッキーなことにまっ黄色の個体も確認。ただ敏感度はちょーぉぉぉぉぉぉ敏感ですぐに隠れて、なかなか出てこないので、写真に撮ることは出来ませんでしたが、今後が楽しみになりつつあります。 |
Date |
2004/1/2 |
天候 | 晴れそして曇り |
気温 | 23℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北西 |
透明度 |
10〜20M |
波 |
1.5〜2.0M |
生物 |
ヤシャハゼ、トウアカクマノミ、イカの卵、ヘラヤガラ子供、ヒレナガネジリンボウ、ハナハゼ、ニシキフウライウオのペア、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、ミナミハコフグ子供、チョウチョウコシヨウダイ子供、タツノハトコ子供、オドリハゼ、キビナゴの群れ、ツマジロオコゼ、ハタンポ、アカマツカサ、スザクサラサエビ、ソリハシコモンエビ、ハナミノカサゴ、アオリイカの子供、リュウグウウミウシ、タテジマキンチャクダイ、テンクロスジギンポ、コマチコシオリエビ、ウミシダヤドリエビ、トガリモエビの仲間、ミナミウシノシタ、カスリハゼ、ホタテウミヘビの仲間、フチドリカワハギ、イトヒキハゼの仲間など |
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コメント |
新年早々の仕事は2日から始まり。私は体験ダイビング。真弓がファンダイビング。1本目では、ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、トウアカクマノミを観察。そしてニシキフウライウオもいたし、新しいネタでは、タツノハトコが2匹もいたそうである。いいなーぁぁぁぁぁぁ・・・・。私も見たかった。 2本目では穴派のお客様のリクエストに従い、穴に行ってきました。透明度が良くて、人手も少なく、実にのんびりと潜れたそうである。良かったねー。 体験ダイビングもそこそこのコンディションで潜れました。沖縄のお客様だったので、1名はリタイアしてしまわれました。申し訳ない。 午後からは到着ダイブで1ダイブ。ウミシダヤドリエビを見つつ、 名前のわからないカクレエビの仲間を確認。 この茶色いエビも名前がよくわからない。 ヨソギだな・・・・・。こいつは。カワハギの仲間もいろいろ見出すとおもしろいね。 上が見つけた当初の体色だが、観察していると徐々に下の写真のような色に変わりました。真っ黒け・・・・。威嚇しているのかなー? 周囲は白っぽい砂だけなので擬態とは思えないのですよね。 またヘラヤガラの子供もいました。最近よくいますね。 コマチコシオリエビもペアで確認。ここからの写真提供はお客様のHさん。うまく撮れているねー。 テンクロスジギンポも定位置で出たり入ったりを繰り返していました。 そしてそしてトガリモエビの仲間はまだまだ健在です。いつまでもいてほしい。 また非常にきれいに撮れているイトヒキハゼの仲間。ヒレもよく開いているし、尻尾まで全部見えていたら良かったのにねー・・・・、惜しいぜ、Hさん。でも、まぁーまたの宿題ということで、次回の楽しみが増えるというものですね。 はぁー・・・、長いなー。朝から書き始めているのに、まだまだ終わらないよ。あと2日か・・・・。がんばりましょう。 |