スピッツログブック

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Date

2007/1/23

天候 晴れ
気温 21℃ 中潮

水温

21℃

北東

透明度

10〜15

2.0〜1.5M
突然遊びに来て頂いたお客様と最後のダイビング。今日ものんびり群れ系を狙って潜ってきました。まずはトウアカクマノミをご紹介。いつもは透明度そんなに良くないけれど、最近の東よりの風のおかげでとても気持ちいい透明度でした。

トウアカクマノミも気持ちよさそう・・・・。

     

ヨスジフエダイも緊張感無くそれぞれで浮いていました。緊張感のないところをパチリ。

     

ツバメウオは手ごろなサイズが群れて固まっていました。お客様もかぶりつきでじっくり撮影。ほぼずっーとこの群れと一緒に泳いでいたお客様でした。

     

その間、ただぼぉーっとしているのもなんなので、目に付くスズメダイたちを記録しようと激写。思い立って何種類撮影できるか・・・・・とやってみました。左からアマミスズメダイ、アオバスズメダイ、アサドスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイです。

   

左からヒレグロスズメダイ、クロメガネスズメダイ、レモンスズメダイ、マルスズメダイです。

     

モンツキスズメダイ、ナミスズメダイ、ネッタイスズメダイ、ニセネッタイスズメダイです。

    

オキナワスズメダイ、フィリピンスズメダイ、ルリホシスズメダイ、セダカスズメダイかな・・・。

  

全部で16種類。他にシコクスズメダイ、クマノミ6種、ミツボシクロスズメダイ、デバスズメダイもいたので、あわせると・・・・、25種類か・・・。たくさん見られるんだなー・・・。スズメダイって。2本しか潜ってないからね。


Date

2007/1/22

天候 曇りのちに晴れ
気温 21℃ 中潮

水温

21℃

北東

透明度

10〜20

2.0M
お客様と相談してポイントを選択。リクエストにあわせたコース。冬ならでは・・・・というかスピッツならではですなー。冬のスピッツはほんまに暇なので、お客様の要望が通り放題で食べ放題です。

写真のアカククリは最近ずっと同じ場所にいます。もうすっかり大人の部類に入るのだろうけれど、まだまたぜ人気者なのだ。

                     

去年からずっと見られるハダカハオコゼ。一時、いなくなったのかと思ったけれど、最近また復活してくれています。ありがたい。

    

好評のハマクマノミ城。天気がいいととても華やか。

    

特大のハナミノカサゴが全然逃げなくて私たちの周囲をウロウロしていたので、お客様と交互に撮りまくってきました。しかもワイドレンズで・・・・・。

    

砂地にはヒメオニハゼもいました。

                   

久しぶりに見た、ヒオドシユビウミウシ。目が写っているのが見えますかー?

     

チビジョーも最近動かないネタです。こいつはバブルコーラルシュリンプのすぐ近くにいるので見せるときは非常に助かる。

              

ソフトコーラルの上を気持ちよさそうに飛んでいたクマノミ。

             

モンツキカエルウオも全部で3個体いました。

     

今日もヤクシマイワシの群れがいました。最近潜るといつもいます。ラッキー。その群れの下に・・・・、おぅ!! こんなところに・・・・。全長80センチぐらいのオニカマスかな? ちょっと自信ない・・・・。カマスです、カマス。タイワンカマスではなさそう・・・・。図鑑で見たら、オオカマスだった。

    

ヤクシマイワシの量は初めに見たときの半分ぐらいになっちゃったけれど、まだまだ迫力ありますよ。ただ今日の写真はあまりよくなかったので、ここには載ってこない。残念。


Date

2007/1/21

天候
気温 19℃ 大潮

水温

21〜22℃

北東

透明度

5〜25

2.0〜2.5M
天候・・・・、悪し。朝から雨。夕方までずっと雨でした。とほほほほ・・・・・。でもお客様の潜る気力は萎えることなくギンギンなので、今日も3本行かせていただきました。チン!! ありがとさんです。

うーん・・・。オオガラスハゼでしょう・・・・。多分・・・。

    

ヒナギンポがにやけていました。

                  

ハダカコゲギンポです。こんなポイントでも見つかるとは・・・・。ここにはサンゴも豊富で、ドロップオフだし・・・・・。いつも見ていた環境とは全然異なる。とても狭い環境にいるギンポだと思っていたけれど、こんなところにもいるなんて・・・・・。また勉強しなおさないといけませんなー・・・。いやー。まだまだ海は広いねー。

             

今日は、お客様のリクエストにより、穴、サンゴなどを攻めてみました。透明度も大雨のわりには良かったので、とりあえずほっとしているのだ。


Date

2007/1/20

天候 晴れ
気温 21℃ 大潮

水温

21℃

北東

透明度

5〜8

2.0M
去年も遊びに来て頂いたご夫婦が今年も遊びにきてくれました。那覇に前泊。今朝恩納村まで移動してこられて、今日の宿泊はなんと伊江島!! 昔から伊江島に通っておられて、どうしてもその民宿に泊まりたくて立案されたとのことでしたが、それにしてもけっこうハードスケジュールだったでしょうに・・・・、一緒に潜っていただいて感謝でございます。

で、このお客様たちの好みはスズメダイやブダイ。あまりウミウシなどには興味がなさそう・・・・。ちょっと気になるのだけ見せて後はスルーしました。うーん・・・・。アカボシウミウシかなー? ウミウシでは他にとても小さいネオンモウミウシのような奴がいたのだが、小さすぎて写真に撮れていない。申し訳ない。

    

アヤメエビスはいつでもいるけれど、普段はスルーしてしまう魚。お客様がこれを撮っているのかなーと思っていたら、そこにいるリボンスズメダイを撮影されていたのでしょう、多分・・・・。

                

なんだろうか? と思っていたのだが、ウスゲショウハゼかなー・・・・。

    

イッポンテグリは2個体と遭遇し、オス、メス1個体ずつに会えました。こいつはオス。ヒレのブルーが綺麗ですね。

     

マガキガイがウンコのようにモリモリと卵を出していました。こんな産み方で子孫を残していけるのだろうか? ちょっと心配。もっと岩に貼り付けるとか、岩の下に隠すなど方法はないのだろうか? 砂地の上にモリモリ出していました。あるいは、そうしたかったのだが、もう産みたくて、産みたくてしょうがなくて、岩までたどり着くまでに事切れてしまい、砂地で産んでしまったのだろうか? いろいろ推測できる光景でした。

     

ナガサキスズメダイですな・・・・。

               

フィコカリス・シムランスだと思われるエビです。

               

他にはお客様的にはヒットだったであろうアイスズメダイ。とても喜んでおられたように見える。お客様に教えていただきました。ちょっと頑張って観察していきますので、また遊びに来てくださいね。


Date

2007/1/14

天候 晴れ
気温 21℃ 中潮

水温

21℃

北東

透明度

5〜8

2.0M
久しぶりに一緒に潜る那覇のリピーターの方とマンツーでのんびりダイビング。朝の時間もお客様に合わせてゆっくり目でスタートしました。

天候も良くて、風もそんなに強くなくて、なかなかなコンディション。水中ではいろいろ見られましたので、写真で紹介。

まずはウミグモ。別に珍しくはないし、綺麗でもないし、ただの糸くずに見えるのでインパクトもない。これだけ地味な姿のどこを見せるのか? と問われれば、黙るしかない。こんな生物もいるんだよー・・・ということですな。創造の神に驚け。

     

お客さまからリクエストされていて、探していたテンロクケボリガイ。いたのはいたけれど、いた場所が写真になかなか撮れない場所でした。よってこんな写真しか撮れていません。

     

こちらはベニキヌヅツミガイかな? チヂワケボリダカラというのかな?

     

オオウミウマも見たい・・・とのことだったので、探してみたらいました。大きい。毎年同じような場所で見られるけれど、同一個体ではないよねー・・・・。長生きしすぎだよね・・・・。でも、もしかしたら同じ奴かもしれないな・・・・。

     

ミナミハコフグ子供もいました。なんだかんだといろいろいるポイントだ。

     

ミミックオクトパスらしきタコがいました。目の上のツノが見えないなー・・・・。

         

ハラビレがやけに大きいクマノミは今日も元気でした。

     

今年初のお目見え。フリソデミドリガイ。まだまだ子供の個体で、大きさは6ミリぐらいでした。

       

セスジミノウミウシだと思う・・・・。で、同エリアを潜っているお店にセスジミノウミウシとサキシマミノウミウシspとの区別方法を教えてもらったら、「セスジミノウミウシには触角の後面に長い顆粒状突起があります。
(沖縄のウミウシP243にそう記されています)ところが、写真の個体にはそれが無く、ツルンとしてますよね?」
ふむふむ。確かにそうだね。つるんとしている。

     

これも・・・・。つるんとしている。で、こちらに載っているようなタイプだったので、暫定的にサキシマミノウミウシspと呼んでいるそうな。なるほどね。ふむふむ。

     

ミノ系が続きますね。ハナビラミノウミウシでしょう。

     

イボヤギミノウミウシもいました。画面左端の方の白いフサフサはイボヤギミノウミウシの卵です。

     

名前のわからないウミウシが出てきた。ウツセミミノウミウシではなさそうですね・・・・。

     

うーん・・・・。パスタチゴミノウミウシかなー・・・と思いながら撮影していたが、どうやら違うみたい。ミノが赤くてフサフサしていてとても綺麗でした。横にある白いものはウミウシの卵で、こいつはこのよそ様の卵を食べに来ていました。他にもう1個体いたんですが、移動しだすとその速さにびっくり。とても速くて一緒には撮影できませんでした。お客さまからウツセミミノウミウシではないか? という問い合わせをいただいたのですが、ふむふむ。どうやらこいつはウツセミミノウミウシらしいですね。上の写真の個体もよく似ているけれど、また別種でしょうし、いろいろ難しくなってきたなー。Kさん、どうもありがとうです。

     

他にもいろいろ見られて、一枚ずつでっかく載せていると大変なので、小さくまとめました。左から縦肥大簿ウミウシ、シャクトリミドリガイ、シライトウミウシ、センテンイロウミウシ。

  

左からクロモドーリス・プレキオーサ、ムラサキウミコチョウ、モンジャウミウシ、マダライロウミウシ。

   

左からキカモヨウウミウシ、イガグリウミウシです。

  

他にもホシゾラウミウシ、ニシキリュウグウウミウシsp、ミドリリュウグウウミウシ、コモンウミウシ、テンテンコノハミドリガイなんかもいました。イッポンテグリもいたし、マツバギンポなども撮れてお客様は楽しそうでしたよ。


Date

2007/1/13

天候 晴れ
気温 19℃ 小潮

水温

22℃

東から北東

透明度

8〜20

2.0〜3.0M
昨日遊びに来ていただいたお客様が今日も続けて潜ってくださり、今日も3ダイブ。天候はあいにくの雨ですが、お客様の潜りたい気持ちは全然萎えなかったのだ。素晴らしい。

まずはリクエストだったフリソデエビを見に行きました。正月から・・・、いやその前からずっーと同じ場所にとどまっているこの個体。なんと今日もいまして、またもやゆっくり写真に撮れました。お客様も満足のご様子。

     

他にも特大ウミウシカクレエビのダブルをゲット。もう少し型の小さいウミウシカクレエビのダブルを別のところでもゲットしているので、本当に、ダブルダブルで、タッチのようだと内心思っていたのだが、内心に留めておく。口に出せない事柄は意外に多い。

     

ヒメクロイトハゼがいたので撮影。けっこうたくさんいた。あまり見ないハゼだと思うんだけれど、どうよ?

     

ヒレナガネジリンボウはまだ子供の個体だけれど、けっこうな数出ていました。ヤシャハゼも1ペアですが、かなりホバリングしてくれました。でもカメラ持って寄って行くとすぐに巣穴に戻る。まぁー冬だし、寒いし、水温低いし、ハゼはしょうがないよね。

     

ダンダラダテハゼとシマオリハゼがひとつの巣穴を真ん中に別の方向を向いて出ていたので撮ってみました。けっこう珍しい場面だと思う。シマオリハゼって泥ハゼだけれど、ダンダラダテハゼは泥ハゼじゃないし、生息環境が異なるハゼがなぜ同じ巣穴に?

     

でもここにはクサハゼも多い。ヒレナガネジリンボウの横にクサハゼがいたりする。だからシマオリハゼがダンダラダテハゼと共生していてもそんなに違和感はない。

    

穴の中からミナミギンポ・・・・・だと思っていたのだが、こうやって写真に撮るとテンクロスジギンポのようにも見える。今度全身を見てこないと・・・・。

     

こちらはニジギンポ。なにかの管の中に入っていたのだが、管の内側の壁面にはオレンジ色の卵がたくさん産みつけられていました。

     

ちょっと手振れしてしまっているが、印象的なシマギンポの目が写っていたので載せてみました。トサカも少しだけ開いていますね。

     

浅瀬に隠れていたツマジロオコゼ。

     

もっと浅瀬でうねりが引き起こす砂の流れに耐えていたツマジロオコゼ特大。以前ならばカゴシマオコゼと書いているところだが、ただいまその区別は問い合わせ中。

     

ニセゴイシウツボのまだ子供の個体だと思います。最近思うのだが、ウツボも奥が大変深い生物ですね。

     

シマギンポだと思って撮影、紹介していたのだが、ヤエヤマギンポ子供でした。

     

イシヨウジが三匹まとまっていたので撮影。

     

今日もウミウシはいっぱい見られました。左からテンテンコノハミドリガイ、タスジミドリガイ、サラサウミウシ子供、ニシキリュウグウウミウシsp子供。

 

左からモンジャウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、コモンウミウシ、ホソスジイロウミウシ。

 

イボ系は特に興味も無く紹介もしなかったけれど、頑張って紹介していこうと思って、まずは憶えないと・・・・。フリエリイボウミウシです。

             

ゴクラクミドリガイspはこれからもっと増えるでしょう。いっぱいいるんだから和名が早くつけばいいんだけれど、そーいう問題でもないんだろうね。

     

むむむむ。なんだこの芝生の残骸は? と思ったウミウシ。ツンツンしてみると移動しだした。ウミウシじゃん・・・。大きさは4ミリぐらい。「沖縄のウミウシ」ではミドリアマモウミウシといいます。稀種との説明があり、嬉しい限りだ。12ミリにも達するのか・・・・。そんな大きい奴だと写真も撮りやすいんだろうけれどなー・・・。

              

ネコジタウミウシsp1−1もいました。誰かが観察した後なのかな? と思うような感じでサンゴ片の上に綺麗に鎮座していました。

             

うーん・・・。オトメウミウシの仲間であることは間違いなかろう。図鑑のミルクオトメウミウシとは異なるように見えるが、ネットで調べても他に当てはまるものもない。触角の特徴などはまさにミルクオトメウミウシである。いちおー、仮ということでミルクオトメウミウシでお願いします。

     

ウミウシもなんでも好きなお客様なので、いろいろ見せられて良かったです。


Date

2007/1/12

天候 晴れ
気温 21℃ 小潮

水温

22℃

透明度

10〜15

2.0M
午前到着のお客様と一緒に午後から2ダイブ。風も穏やかで海も凪いでいるし、ベストコンディションだ。

水中ではずっといるアカククリ若魚。もっと小さいときに会ってみたかった。

                

こちらもいたりいなかったりを繰り返すものの今日は見られたハダカハオコゼ。

     

巣穴がコロコロ変わるホタテツノハゼsp。ハゼが悪いのではない。海が荒れるので、そのたびに底の砂がうねり、移動してしまうのだ。放浪者のように巣穴を転々とせざるをえない状況でも消えずに近辺に再び現れてくれるこのハゼはガイドさんには実に頼もしい。

        

イロブダイ子供・・・・・。もう大きくなってしまった。

    

ジョーは水温が低いためか、チョオー敏感。子供のジョーはこんなの。

    

大人にしたって、なかなか出てくれない。

    

カスリハゼもこのへんまでは寄らせてくれるのだが、全身を画面いっぱいに撮影するのはかなり困難。この季節のハゼは敏感です。

     

岩陰にはミカヅキコモンエビが掃除するためにいつもスタンバイ。

     

お隣にはソリハシコモンエビもスタンバイ。二種での同時クリーニングの受けられるここの割れ目はなぜかそんなに魚が入ってこない。ものすごいクリーニングされそうなのになー・・・・。

     

3個体を確認できたモンツキカエルウオ。浅瀬なので撮影しにくいですが、デジカメなら簡単に撮れました。

     

どこのポイントにでもいるオシャレカクレエビ。世界中の海にいる。いないポイントなんていないって言っても過言ではない。透明なので紹介してもあまりいいリアクションは得られない。でもちゃんに黒目もあるし、縦に揺れるし、エビらしいのだ。

     

セダカギンポは隠れたり、出ていたりするが、今日は隠れていませんでした。もうすっかり大人だ。

     

全然逃げなかったので、撮影してしまった・・・・・、ヤエヤマギンポ。おもしろい顔だね。

     

いろんなところで見られるが、ウミウシの増殖と共に減っていくだろう。ウルトラマンホヤ。どんなウミウシに食べられているんだろうか?

     

そして最後の最後でウミウシが出てきました。この日はウミウシがそんなにいなかったです。出てきたのはシロハナガサウミウシ。図鑑にも書かれているが、みんなの共通した感想だろう。「ブリキのおもちゃみたい・・・・」本当にそんな感じのウミウシです。私のデジカメはバッテリーが切れていたので、お客様の写真を拝借させていただきました。どうもありがとうございますー。

     

そして今日も見られてしまったヤクシマイワシの群れ。去年の秋ほどの迫力はないが、ここんところ透明度もいいので、ワイドでも撮れるかも? とワイドレンズを持って入った。

透明度は10〜12M。中層に浮いているヤクシマイワシ球を捉えることができたが、これは群れの一部。群れ全体はワイドレンズをもってしても入りませんでした。どんなにいるねん??????

     

で、結局、太陽をバックにして、群れの一部を切り取った写真しか見られるものが残らなかった。もっと群れの広さを表現したかったのだが、なかなか難しい。
もっと他の対象物、捕食魚とかダイバーを入れないと、群れの規模を表現するのには足りない。

     

こんな写真では伝えられないライブの魚群を見に、みんなすぐ来るんだ!!!!


Date

2007/1/11

天候 晴れ
気温 21℃ 小潮

水温

22℃

透明度

5〜30

2.0M
那覇のお客様とマンツーで生物探検。今日のお客様はなんでも撮って、見てくれるので、私も実に探しやすい。まずは穏やかな海況なので、スミレナガハナダイのおなべ個体を見に行ってきました。オスの特徴であるサロンパスマークはあるんだけれど、体色はメス色なんだよねー。周囲には数匹のメスがいたので、とっととオス化すればいいのに、いつ行ってもおなべで止まっている。なにかここから進行しない理由があるのだろうか?

            

ニセネッタイスズメダイ子供と思われる奴が全然動かなかったので撮ってみました。綺麗だね。

     

エラ下にオレンジ肌色の点が見られるシマギンポ。個人的に好きなので、紹介できる隙があったらいつでも紹介してしまうのでスピッツに来るお客さんは覚悟してね。

                 

浅瀬にいつもいるオキナワフグ。もっと深いほうに移動すればいいのに・・・・。

     

砂地にはオニダルマオコゼかいました。

                

綺麗なケショウハゼ。メスが多いけれど、オスを探して撮影。でもヒレは広げてくれませんでした。残念。

     

地味・・・・。ツムギハゼ。でも大きいから撮影は楽。敏感でもないし・・・・。

     

子供ですがオイランハゼもいました。こんなとこにもいるんだねー・・・・。

               

ふむふむ。お客様にはサンゴウツボ・・・とか適当に紹介してしまったが、正確な名前はヒレオビウツボといいます。目の横の白線が目印ですね。

     

こんなに鮮やかにくっきりと色分けされたウミウシも珍しいんじゃない? アンナウミウシです。

     

チゴミドリガイもいましたし・・・・、

     

なんだろうか? 体、腐っているの? 画面の中央に右側を向いているミドリガイの仲間がいるんだけれど、・・・・・・・。体中央が白くぼやけている。汚れかな? と指で払おうともしたのだが、取れない・・・・。汚れではないのか・・・・・。これって模様? 喰われた後? いろいろ考えられるが、実際のところはわからない。変わったウミウシだねー・・・という初心者的感想で終わってしまう。許せ。

     

うーん・・・・。美しい。お客様が見つけたこのウミウシ。白いウミコチョウなんて、そんなに図鑑にも載っていないし、すぐに名前もわかるだろう・・・・と思っていたら、ぴったり合致する写真がなーい。なんだ、これ?

      

またもや名前のわからない奴に出会ってしまった。なんだろうか?

     

上の奴に似ているが、これはハクテンミノウミウシでしょう。じゃー、上のもハクテンミノウミウシ? うーん・・・・。違うような気がするんだけれどなー・・・・。

          

シロウサギウミウシもいました。サイズの小ささが周囲のホヤからわかるよね。

     

サキシマミノウミウシspですね。

     

と、いしうことでまたウミウシいっぱい紹介。左からホシゾラウミウシ、ホソスジイロウミウシ、コモンウミウシ、ニシキリュウグウウミウシsp。

 

左からシラナミイロウミウシ、センテンイロウミウシ、レンゲウミウシ、ヒブサミノウミウシ。

 

こいつたちはありふれているけれど、区別って難しいよね・・・。そんなことない? とりあえず撮ってみて判別を・・・・と思ったら、どうやら二つとも、コールマンウミウシのようである。背中の黒ラインの入り方とか数を統一して生きて欲しいなー・・・・。触覚の色、体の一番外側の白いラインの明瞭さなどから判断しましたが、違うよ・・・とい意見があったらぜひ教えてほしいです。

     

同様にイボ系も勉強。コイボウミウシ。ツブツブコイボウミウシと良く似ているけれど、ツブツブコイボの触覚は根本が白色だってみんな知っていた? そこで区別できるようだ。簡単じゃん・・・・。今度から真剣に見るぞ。

                

そしてこの日はミカドウミウシ子供が3個体も見られた珍しい日でした。しかもそれぞれが少しずつ違うカラーで本当に艶やか・・・・・。

    

       

おぅっ!! またもや初めての出会い。ニンジンヒカリウミウシです。ちょっと小さかったので写真がちゃんと撮れていない。大変申し訳ないのだ。ごめんなさいねー。夜になったら光るウミウシらしいです。ふーん・・・・。

    

いろいろ見られて私も嬉しかった。また探すぜ。


Date

2007/1/6

天候 晴れ後に雨、そして大荒れ
気温 22℃ 中潮

水温

21℃

北西から北東

透明度

5〜8

2.5〜4.0M
リピータのお客様と朝からマンツーでガイド。2本にするか、3本にするか、ネタの出具合と寒さで考えましょう・・・・と出発。ウミウシが出始めているようなので、ウミウシを探してみますか・・・・・と捜索。いろいろ出てきましたよー。写真で紹介。

タスジミドリガイは浅いところにも深いところにもいました。いろんな水深で見られます。

     

奇妙な動き方で移動するシャクトリミドリガイは長さが1.5センチほど。移動する様子が種判別の大きな手かがりとなるウミウシですね。

     

シロミノミドリガイも小さいウミウシです。でも触覚の色が体のミノの色とは異なるし、じっくり見ると判別は容易です。

     

遠くからでもかなり目立ってしまうウミウシ。シラナミイロウミウシは大きくて綺麗で、インパクトもあるので見つけると嬉しいウミウシです。今日の個体も大きかった・・・・。

     

セトイロウミウシも頻繁に見られる昨今。

     

さてさて・・・・、体の中央に紫色の線があるよね。下の個体は体中央には線が見られず、体の両横に見られます。ミノの色彩もそれぞれ異なるように見えるが、大きさが全然違うので別種だとはとても断定できない。下の写真は体長1センチほどでした。

         

この下の写真は体長2.5センチくらいでした。セスジミノウミウシの仲間のようにも思えるし、違うようにも見える。同じポイントで潜っているショップさんのHPにはサキシマミノウミウシspだと出ていた。他のHPも見ているが、はっきりこうだからひう・・・・という明確な線引きが書かれていないので、余計迷ってしまう。

     

こちらは全然迷わないセンテンイロウミウシ。いっぱいいます。

     

レンゲウミウシも比較的普通種のウミウシです。

     

和名がまだないくせにいっぱい見られる変なウミウシ。学名で呼ばれていて、クロモドーリス・プレキオーサといいます。

     

コミドリリュウグウウミウシのようであるが・・・、ちょっと違う。またもや前述のDSのHPを見てみると、ニシキリュウグウウミウシの仲間と書かれている。ふむふむ。そうなのか・・・・。とネットで検索。ぴったり合致する写真には出会えなかったけれど、納得のいくものでした。このウミウシはただいま大発生しているので、潜ると絶対見れちゃいます。

     

久しぶりに見たナギサノツユ。大きさは小さくて1センチないくらいでした。

               

ムラサキウミコチョウもいました。ここではそんなに頻繁には見ないのだけれど、いると嬉しいよね。

      

なんだろうか? 名前のわからないウミウシだ。一箇所に3個体がかたまっていました。またいろんなサイトで調べてこないとなー・・・。この作業がけっこうわずらわしくって、時間がかかるのだ。

      

マダライロウミウシもいます。まぁー定番ですね。

      

よく似ているけれど、模様が微妙に違うヒョウモンウミウシ。

     

二次鰓の色が白か淡褐色で区別ができるコモンウミウシとヒメコモンウミウシ。こちらはコモンウミウシです。

     

コナユキツバメガイも定番化している。見るとレミオロメンの粉雪が想像されるお客さんも多いはず。

    

キヌハダウミウシ系のウミウシで、キヌハダモドキといいます。

        

イガグリウミウシはけっこういろんな環境にも生きられるみたいで、様々な海出会えます。

     

イボヤギミノウミウシ・・・・。この画面中に何匹いるのだろうか?

     

ホソスジイロウミウシは数年前までかなりレア種だったのに、今では普通種の中の普通種ぐらいにまでランクを落としてしまいました。

     

反対に図鑑の稀種という評価とは反対にありふれて見つけられるホシゾラウミウシ。リクエストされれば100%見つけられると言っても過言ではない。

     

ホンクロシタナシウミウシというウミウシ。真っ黒けであまり・・・というか全然かわいげが無くて、不人気です。

           

ヒブサミノウミウシはあいかわらずいっぱいいるけれど、今日のは産卵中でした。ふむふむ。こんな卵なんだ・・・・。

     

ゴクラクミドリガイの仲間・・・としか言いようがない個体です。こいつらも個体数は多いです。

     

ミノの中の模様が本当に妖艶。ハナビラミノウミウシです。きれいですねー・・・。はい。きれいでしたよ。

     

オブラートウミウシかと思って撮影していたけれど、どうやらヒラムシみたいです。

     

こいつもヒラムシですね。

      

エビが出てきた。なんだろうか? 名前がわからないぞ。

          

ガンガゼエビの大きい奴がいました。撮影はかなり困難で大変ですよー。

     

ミナミホタテウミヘビの仲間・・・としかこれも言いようがない。

     

こちらは白バージョンです。

     

コマチコシオリエビ。久しぶりに見た。最近はあまりウミシダを触らないようにしている。どうしても傷つけちゃうかね。今日はウミシダをまったく触らずとも見られるナイスポジションに位置していたので撮ってみました。

     

むむむむ・・・・。カイメンの中から魚が???? ちょっと突っついたぐらいでは出てこなかった。死んでいるのかな? と揺さぶったら出てきました。タイワンマトイシモチでした。まぁー普通種だ。

     

ベニヒモイソギンチャクはつけていなかったけれど、ソメンヤドカリかなー? ヤドカリはまだまだ全然わからないぞ・・・・・。

     

うーん・・・・。ナイスな場面に出会ってしまった。パイロットフィッシュことコガネシマアジの子供がなんと決して大きいとは言えないハリセンボンについていました。この魚はサメなどの大型魚の周囲を泳ぎ、おこぼれを食べて暮らすという変わった性質を持っている。大人になるとちゃんと立派にその大型魚からは離れていくのだが、それまではこんな感じでホストとなる魚の引っ付き虫状態。
ハリセンボンもゆっくり泳いでいたので撮影しやすかったです。

     

ソフトコーラルとかぶらなかった方が絵としては良かったね。


Date

2007/1/4

天候 晴れ
気温 21℃ 大潮

水温

22〜23℃

北東から北

透明度

2〜7

1.5〜2.0M
正月からずっと潜っていただいているカメラ派なお二人とダイビング。二人はバラバラに来た人たちだが、写真の趣向が同じなので、ガイドもしやすくて助かりました。できるだけたくさんの生物を見せようと、いろいろ見てきましたよー。
まずは浅瀬でカエルウオ、ギンポ観察。エントリしてすぐ近くの岩陰に隠れていたツマジロオコゼ。でかかったです。

     

ギンポ、カエルウオが好きだというお客さんにはぜひ見て帰ってもらいたいシマギンポ。島酒、島草履と沖縄らしいものには島とつくものが多いが、こいつにもシマがついている。その特徴的な容姿はモンツキカエルウオと対抗できるぐらいだと私個人は思っているのだが、なかなか人気出ないね。

     

こちらもまだまだ認知不足。マツバギンポのアイドル性はバツグンに高い。相当のポテンシャルを持っているのに・・・・・、まだまだ人気がでません。

     

イッポンテグリが見たい・・・とのリクエストもいただいたので、大人ですがきっちり紹介。子供は難しいが、この季節、親ならばかなりの確立で紹介できますよー。

     

トラパニア・アウラータかなー? 小さかったです。サイズは1.5センチくらい。

          

写真がぼけてて申し訳ないのだが、多分ヒラミルミドリガイ

            

イボヤギミノウミウシはほんまに動かない。死んでいるんじゃーなかろうか? と怪しむ人がいてもなんら不思議ではない。

                 

キヌハダモドキが今日もいました。

     

マダライロウミウシの密集地。なにが良くて、これだけたくさんの

     

サラサウミウシ・・・・。ふむ。特に言うことはない。

     

センテンイロウミウシ・・・・。ふむ。これまた特に言うことはない。

     

セトイロウミウシ。普通種と呼ぶにはちょっと気が引けるぐらいの頻度のウミウシ。

     

シロミノウミウシですな。最近よく見かける。

                 

テンテンコノハミドリガイが交わっていました。

      

暖かくていい天気です。みんなたくさん潜ってくれて嬉しいなー。


Date

2007/1/3

天候 晴れ
気温 23℃ 大潮

水温

23〜24℃

北東

透明度

8〜15

2.0M
昨日から引き続いて潜っていただけるお客様とダイビング.うねりが少々入ってきているコンディションなのでモンツキカエルウオなどの浅瀬の生物はちらりと見るだけでスルースルー。底ではヒレナガネジリンボウ、ニセアカホシカクレエビ、バブルコーラルシュリンプなどを観察。岩陰にはアカククリ若魚がいてあまり逃げなくてライトアップできました。

2本目ではジョー祭りを開催。
大小混ぜて4〜5個体のジョーがいました。

そしてそして、3本目では、スピッツ2006年生物ランキング第7位になった、ヤクシマイワシの大群に新年早々出会いました。あいかわらず底に落ちてくる糞の量は半端ではない。カメラを持参していなかったので、写真はない。もう少し透明度があればワイドの最高の被写体なのだか・・・・・。


Date

2007/1/2

天候 晴れ
気温 22℃ 大潮

水温

21〜22℃

北東

透明度

5〜15

2.0M
お正月の中では一番お客さんが多い。全部で6名もいる。しかもそのほとんどがでかいカメラを持っている。みんなゆっくり潜って、じっくり撮影した・・・というスタイルなので、できるだけ魚の多いところまで移動して後はフリーって感じで潜りました。

1本目は2つの生物だけで終了。フリソデエビとウミウシカクレエビ特大のペア。フリソデエビは6人全員が思う存分写真を撮っても隠れずにじっとしているお利口な個体で、非常にありがたかった。ウミウシカクレエビは本当に大きい奴がペアでいたので、それらをきれいに揃える作業に終始。そのふたつをみんなで撮り尽くしたらもう60分ぐらい経っていました。あららら・・・・。

2本目はハゼ三昧。カスリハゼ、クロオビハゼ、クサハゼ、シマオリハゼなどを撮影していただきました。チョウチョウコショウダイ子供、イロブダイ子供、オイランヨウジ、サザナミヤッコ子供などもいました。

3本目は大晦日にいたホソフウライウオ狙いで潜ったのだが、見事に空振りでした。ウミテングにも振られたし、とほほな感じでした。でも透明度はここが一番良かったなー。

6人もいてどうなるかなー? と思っていたけれど、なんとかなって、とりあえずそれが一番良かった。


Date

2007/1/1

天候 曇り
気温 22℃ 中潮

水温

22〜23℃

東から南東

透明度

5〜6

2.0M
うーん・・・・。元旦だ。2007年もよろしくお願い致します。で、北風で寒いのが元旦というものだと思っていたのだが、今年は違うなー・・・・。東から南東の風だ。びっくり。どうなってんの?????

でも、まぁー嬉しい誤算だ。元旦早々、早朝6時半那覇にお客様をピックアップに出かけ、その後恩納村まで移動し、恩納滞在のお客様をピックアップし、3ダイブ。元旦からフル稼働なのだ。

さてさて水中は・・・・・?
早速なんなのかよくわからない奴に出会った。写真が不鮮明なので断定できないが、ブドウガイ科の1種その2ではないだろうか? 図鑑「沖縄のウミウシ」35ページに載っている奴ですな。大きさは2〜3ミリぐらいでした。ゴミみたいな大きさです。

         

アイドル化著しいハダカコケギンポ。今日は黒色バージョンがいたので、紹介。そして撮影。黒色の個体だと顔の白点がよく目立っていてまた違う印象ですな。もっと派手な色の個体も頑張って探すぞ。

     

イッポンテグリはヒレ全開で実にめでいたねー。

     

イソバナガニが・・・・、いたんだけれど・・・、隠れちゃった。

     

セスジミノウミウシspもしくはサキシマミノウミウシspだと思われる個体たち。色が綺麗なのでお客さん受けはいいのです。

     

ちょっとうねっていたので、三本目は撮影しにくそうでした。ごめんなさいねー・・・・。