スピッツログブック

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Date

2006/3/31

天候 晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

20℃

透明度

5〜10M

1.5M
今日もいい天気だなー・・・・。海も穏やかだし、どこのポイントにも行き放題の潜り放題なのだ。リピーターのお客様とさわやかに2ダイブ。

水中ではキイロウミウシに出会いました。

     

ゾウゲイロウミウシは5個体はいました。しかも狭い範囲に・・・・・。なにか理由があるのかなー?

                

今日も見られたテヌウニシキウミウシの仲間。なんか、毎日見ている・・・・・。しかも全部でかい・・・・。

      

セスジミノウミウシかな。・・・・・・。うん? あれ? 図鑑によると背中の中央と縁に赤紫色のラインがあると書かれている。が、この個体・・・・、背中中央に1本あるだけだ・・・・。

      

アップで見てみると・・・・、うーん・・・・。突起の様子はセスジミノウミウシとよく似ているんだけれどなー・・・・。セスジミノウミウシでいいのだろうか?

      

そして深い場所で見たことのないハゼに遭遇。早速瀬能先生に聞いてみた。「●画像,拝見しました.体側の横帯間に不規則な網目模様があることからマスイダテハゼに同定されます.「日本のハゼ」の写真では確認できませんが,目の後ろに伸びる暗色縦線は出したり出さなかったりします.かなり引き気味の写真なので確認できませんが,背鰭の縁辺に赤い縁取り(写真では黒っぽく写る)が確認できれば間違いありません.●マスイダテハゼの記録はデータベース中にも少ないので今回の画像は参考に登録さ
せていただきたいと思います」とのことでした。マスイダテハゼって初めて見たなー・・・・。

              

他にはユビエダハマサンゴの周囲でコブシメが見られたり、カクレクマノミ、ハマクマノミ、ダンダラダテハゼ、ハチマキダテハゼもいました。


Date

2006/3/30

天候 晴れ
気温 23℃ 大潮

水温

19℃

南東

透明度

10〜15M

1.5M
いつも来ていただくリピーターのお客様とダイビング。二本予定でしたが、予想以上の寒さに1本で終了となりました。
その中で見たものは・・・・・、キクゾノウミウシ子供。

                 

それにテヌウニシキウミウシの仲間。

      

ヤエヤマギンポ、ハダカコケギンポ、ヒメイカにオニカサゴなんかもいました。


Date

2006/3/26

天候 曇り
気温 21℃ 中潮

水温

20℃

南東から北西

透明度

5〜6M

1.5M
リピーターのお客様とウミウシ探索。ズリズリ探してきました。まずはチゴミノウミウシ。背中の白い紋が目印ですね。小さくてかわいいウミウシです。

         

うーん・・・・・。なんとも綺麗なウミウシだ。じっくり見れば見るほど美しい。名前をフサウミナメクジといいます。これをナメクジと呼んでしまうのか・・・・・。沖縄のウミウシ図鑑に載っている写真とは大きく異なるが特徴はビンゴです。稀種と書かれているが、たしかに・・・・。私も初めての出会いだ。画面手前に陰毛のようなものが写しこまれてしまったが、単に私のミスである。すみませぇーん・・・・。もっとしっかり撮るべきだった。

      

お客様が見つけたフウセンウミウシ。この仲間は黒い小さな目玉がかわいいですね。

     

うーん・・・・。何枚か撮ったのだが上手に撮れなかった。後ろのカラフルなものはヒトデです。その手前に写っているモヤモヤしたものがウミウシなのだが、よくわからないですね・・・・。ゴクラクミドリガイの仲間だとしかわかりません・・・・・。

     

ハラックサウミウシが体を持ち上げていました。かわいくて人気のあるウミウシです。

     

普通種の中の普通種。コールマンウミウシ。

    

コンシボリガイも見られました。まだ小さい個体です。移動のスピードはけっこう速いんです。

    

クモガタウミウシの仲間なんだろうなー・・・。このへんはよくわからないですね。

    

小さすぎて肉眼ではなかなか判別できなかった模様もデジカメパワーで判別できる。このスジ。クロスジアメフラシですな。普通種です。

         

ミドリアメフラシだと思われる個体。お客様が見つけました。2個体並んでいました。

     

うーん・・・・。これは珍しい。私は初めての出会いだ。沖縄のウミウシ図鑑には載っていないのですね。本州のウミウシ図鑑でチェック。ふむ。間違いなくミスガイだ。何度も図鑑で見ていたが沖縄で見られるとは思わなかった。いろいろいるんだなー・・・・。画面右側にある黒点2つが目玉みたいですね。

    

ニシキツバメガイもやや普通種かな。カラフルで発見しやすい種類です。

    

クロモドーリス・プレキオーサも3個体いました。全部背中が汚れていないバージョン。真っ白けでした。

                

セトイロウミウシも最近よく見かける。全部小さい個体が多いかな。

           

またもや出会ってしまったタマミルウミウシ。おもしろい形のウミウシだなー・・・・。

      

これまたおもしろい形のトゲトゲウミウシ。カラフルなのでお客様のリクエストでも見たいウミウシの上位にランクインしています。

      

ここから名前のわからないウミウシたち。大きさは3ミリくらい。小さすぎてよくわからないぞ。

                    

これはインパクトありました。オレンジの体に透明の突起。その先端は赤くなっている。すぐに名前がわかるだろう・・・・と思っていたらなかなか図鑑の中で合致する写真を見つけられない。まだまだこれからもネットで探してみます。

                    

またもや微妙なウミウシに遭遇。触手の中に茶色いラインが通っている。オショロミノウミウシの仲間だろうけれど・・・・・。ネットで調べてわかったらまた書き込みます。

               

ヤマンバウミウシも今日は3個体を確認。いるところにはいるウミウシだ。

      

シマヒメヤマノカミ。こいつもいるところには複数で見られるが、いないところでは全然いない。見られる場所が限られているということか。

     

こいつもシマヒメヤマノカミ。ヒメヤマノカミとよく似ているが、胸ビレに黒点が入っているので両者共にシマヒメヤマノカミでしょう。下の写真の個体は、第二背ビレ基部に寄生虫がついています。膨らんでいるでしょ?

    

ピンボケしか撮れなかったけれど、クシノハカクレエビ。アップしてしまおう。お客様が見つけました。

                  

これまたお客様が見つけた生物・・・・。なんだろうか? 周囲のフサフサがざわざわと動いていました。とても気持ち悪かったです。貝なのかなー・・・・・。中央は硬かったような記憶が・・・・。

      

この貝の名前もただいま調査中。貝は全然詳しくないのだ。ラッパウニを食べていました。よく見る貝なんだけれどね。先日、海産物料理屋に行ったら水槽に入っていたけれど、食用なのかな?

      

ナマコに寄り添っていたオオモンイザリウオ黒色。本当に顔色が伺えない個体だ。アップで撮影しても全然面白くなかったので、引いてみた。海藻との色の対比ぐらいでしか遊べないなー・・・・・。

              

ホソウミヤッコの子供だと思われます。体長は3から4センチぐらい。

      

キンチャクフグの子供が目立ってきました。こいつはハナキンチャクフグ子供。目が大きくてとてもかわいいのだ。

      

今日もたくさんのウミウシに出会えました。名前のわからない奴に出会える確立も高く、潜っていてとても楽しいのだ。


Date

2006/3/25

天候 曇り後に雨
気温 21℃ 大潮

水温

21℃

南から南西

透明度

20〜25M

2.0M
那覇在住リピーターのお客様のリクエストでケラマに行ってきました。寒い、寒いとぼやきながらもなんとか3本潜りました。

カクレクマノミやハダカハオコゼ、クロヒラアジ、ワモンダコもいたし、クロスジリュウグウウミウシやシラナミイロウミウシ、キイロウミウシもいました。
透明度はあいかわらず良くて、のほほぉーんと潜ってきました。

暖かくなったらまた潜りましょうねー。


Date

2006/3/21

天候 曇り後に雨
気温 22℃ 大潮

水温

21〜22℃

南から南西

透明度

5〜10M

2.5M
朝からリピーターのお客様とダイビング。ウミウシの好きな人なのでズリズリのんびり潜ってきました。まずは魚から紹介していこう。
チョウチョウコショウダイ子供が浅瀬でヒラヒラ踊っていました。子供は去年このポイントのもっと深い場所にずっといたのに、大人になったに浅いところに移ってしまったのか? はたまたまったく別の個体なのか? まぁーどっちでもいいんだけれどね。これぐらいのサイズでも顔は目がウルウルしててかわいいのだ。

     

うーん・・・・。見慣れないエビだ。なんか図鑑見ても、これ! という奴が見つからないな・・・。特徴はその派手な尻尾だったのだが、全体を捉えることに注意しすぎて、尻尾の模様を撮影するの忘れてた。情けなし・・・・。

     

どでぇーんと転がっていた・・・・、いや転がってはいなかったけれど、そのように見えた。真っ黒けのオオモンイザリウオ子供。かわいくないし、顔つきもよくわからない。名前はアイドルなのだが、その風貌は全然イけてません。ナマコに添えている手の指先だけが白く縁どりされているところがかわいいねー。

     

クマノミだけだったイソギンチャクにセジロクマノミの子供が流れ着いていました。どんどん大きくなっていくのだろうけれど、クマノミとセジロクマノミが共生している場面はあまり見ないので、どちらかが出て行くことになるんでしょうね。

                    

ゼニガタフシエラガイの子供だろうね。その場回転をゆっくりしていました。進むべき方向を探していたようで、その後スルスルと移動していきました。

      

ヤマンバウミウシは今年二度目の出会い。綺麗なウミウシなんだけれど、撮り難い・・・・。色も白っぽいので微妙に飛んで白けちゃうなー・・・・。

     

チドリミドリガイのようだが、多分そうじゃないはず・・・・と思って撮影していたのだが、小さすぎてぼけた写真しか撮れていなかった。残念。これでは判別できましぇん・・・・・。背中にミノがたくさん密集していたように思うのだけれど、気のせいだったのかなー・・・・・。

              

なんだ、これ? 白いゴミのようなウミウシを確認。写真左下部の爪は私の左手人差し指の爪先なので、このウミウシの大きさを容易に想像できるというものでございます。2ミリぐらいでした・・・・。真っ白で触手も白かった。そーいう奴を図鑑で探すも、真っ白けのウミウシってあんまりいない・・・・。

     

ウミウシだけ拡大しても、あまりその特徴が見えてこない。こいつもお手上げだ。

             

その点、こいつも3ミリくらいだけれど、特徴がはっきりしていてわかりやすかった。ツマグロモウミウシ。最近ガレ場、藻場、泥地などいろんな環境で出会う。

                          

ミドリガイの仲間もたくさん見られる。トウアカミドリガイも普通種です。

     

テンテンコノハミドリガイは普通種の中の普通種。

     

シャクトリミドリガイだと思われる個体。移動している様を見られれば、簡単に判別できたのだが、移動してくれなかった。シャクトリミドリガイはその名のとおり尺取虫のように動きます。

            

シロアミミドリガイは忘れた頃に見かけるミドリガイです。

      

どかぁぁぁぁぁんんと出て来た馬鹿でかいサラサウミウシ。今日は4個体を確認。サラサウミウシの多いポイントでした。撮っていないけれど、モンジャウミウシも2個体いました。

      

こいつはなんだろうか? と思ってワクワク撮影したけれど、普段見ているクロモドーリス・プレキオーサの背中が真っ白けバージョンでした。

     

おおおおおおぉぉぉぉぉ、これはきっと新しいウミウシだ!! と勇んで紹介したこのウミウシも結局パスタチゴミノウミウシの色派手バージョンでした。

     

そしてパンダツノウミウシにも遭遇。とても印象に残る姿をしていてお客様受けのいい個体なのです。

      

オキナワキヌハダウミウシもいました。ガレ場の岩の上をチュチュチュ・・・・と移動していました。

      

お客様が見つけたムラサキミノウミウシ。沖縄のウミウシ図鑑には掲載されておらず、その名前は本州版ウミウシ図鑑から判明。こうなってくると本州版ウミウシ図鑑を購入しといてよかった・・・・と本当に思うのでした。どこにいるのかというと、こいつ、マガキガイに乗っかっている。マガキガイの目玉が画面の下に写っているのだ。

     

コナユキツバメガイはもはや全然珍しくなくて、普通に見られます。

     

キカモヨウウミウシがのしのしと砂上を移動していました。

      

イチゴミルクウミウシか? と思った個体はジュッテンイロウミウシでした。でも綺麗な個体ですよね。

     

ホンクロシタナシウミウシが岩に張り付いていました。まぁーそんなに見ないけれど、ビーチで潜るとけっこう見る確立は高くなる・・・というウミウシ。

           

フジナミウミウシも登場。模様がはっきりくっきりしていてわかりやすいのだ。

                 

フジムスメウミウシもいました。サイズは小さくて1センチぐらいでしたよ。

           

うーん・・・・。こいつは珍しい・・・・。と自分で思ったタマミルウミウシ。沖縄のウミウシ図鑑にはやや稀と書いてあるが私は初めての出会いだと思う。触覚先端の白色。突起に入っている細かい白点の数々。うんうん。タマミルウミウシですなー・・・・。触れると今にも壊れそうな繊細な姿で移動していました。

     

うーん・・・・。ウミウシだらけでした。今の季節はどうしてもウミウシに目が行ってしまうのだ。


Date

2006/3/20 

天候 曇り後に雨
気温 20℃ 大潮

水温

21〜22℃

南から南西そして北西

透明度

5〜10M

2.5M
スピッツを初めて訪れていただいた方お二人と昨日に続いてダイビング。昨日のポイントが濁っていたので、今日は透明度のいいポイントにやってきました。が、浅瀬の濁りはとってもミルキーで、視界不良潜水だ。沖に出たら少しましになったけれど、やれやれ・・・・という感じ。

タツノハトコかな? とログに書いたこの生物、ハトコじゃないね。ホソウミヤッコの子供でしょう。ハトコにしては体の節・・・というかなんというか・・・・、とにかくハトコの体ではないように思う。そんなにハトコの体を知っているのかい? と問われれば・・・・・・、知っているさと答えよう。あんなことやこんなことまで知っているのさ。どう見てもハトコじゃないだろう。・・・・・・・・・多分・・・・・・・。小さい奴が2個体いました。

         

シライトウミウシだと思われる個体。まぁー普通種だ。

     

そしてファンダイビングの合間には体験ダイビングもこなしました。体験のお客様はモルディブの頃にリピーターとしてウァドゥーによく通ってくれていたお客様。今は家庭を持ち、ダイビングから遠ざかっておられますが、ノンダイバーの方と一緒に体験からのリスタートとなりました。もうかれこり7,8年も潜っていないと言っておられたのだが、やっぱり潜ると体が思い出すのか、後半は水に慣れておられました。体験の人も上手でした。

だからというわけではないが、体験ダイビングで、フィコカリス・シムランスという和名のないエビや、下の写真の名前不明ウミウシを紹介してしまった。動く遠くのものよりも、小さくてもじっくり近くで見せられる生物の方が紹介しやすかったりするのだ。

ウミウシは透明な奴で、ヒオドシユビウミウシのようにクネクネと泳いでいました。名前を図鑑で調べたら、マツゲメリベウミウシというのが一番近いように見えるけれど、どうなんだろうか? わからない。白い透明なウミウシは写真にも撮りにくくて、名前も調べにくいのだ。

     

予定していた3本目では、お客様のデジカメが水没するというアクシデントに見舞われ早々にエキジット。後日談では保険でカバーできそう・・・・とのコメントを受け安堵のスピッツであります。みなさん水没には気をつけましょうね。


Date

2006/3/19

天候 晴れのちに曇り
気温 23℃ 中潮

水温

21〜22℃

透明度

2〜3M

2.5M
午後から到着のお客様とダイビング。到着時刻が遅れてしまったため、結局一本だけになりました。久しぶりのダイビングで今までの経験本数も少ないということだったので、ベタ凪のポイントを選択し、ゆっくりダイビング。が、あいにくの透明度にびっくり。全然見えないなー。ウミウシやハダカコケギンポ、ゴルゴルニアシュリンプなどを見ながらダイビングは進んでいく。

明日はもっときれいなポイントにしてあげよう・・・・と思った1本でした。


Date

2006/3/18

天候 曇り後に雨でも最後は晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

21〜22℃

南から南西そして西

透明度

5〜20M

2.5M
うーん・・・・。いったい何枚写真載せたんだろうか? 自分で作業してて、いい加減嫌になってくるがせっかく撮影したんだし、加工処理も済ませたんだし、載せないともったいないような気にもなって載せてしまった。いまどきアナログ回線で見ている人はいないと思うが、アナログの人には大変申し訳ないが、かなり重たいログになってしまうので、すんませんです。

この日は4ダイブしたのだが、午前と午後でお客さんが入れ替わり、全部のダイブをマンツーマンでじっくりねっとり潜ってしまった。ウミウシ好きの人たちだったので、ウミウシをこってりじろじろ探して眺めてきました。どんどん写真を見ながら見ていきましょう。ここに載せながら写真と図鑑を見比べて名前を探したりしているので、これをやらないことにはお客さんに名前も教えて上げられないのだ。

まずは普通種でとてもたくさん見られるチドリミドリガイ。たいてい砂をかぶっていて、とても汚く見える個体が多いのだが、砂をかぶっていない個体の美しいこと。マダライロウミウシのようなアンニュイでぼけた色彩はとても普通種とは思えない妖艶さなのだ。

     

チゴミドリガイも普通種であります。いろんな環境で見られるウミウシです。

         

この画面の中にウミウシが写されているのだが、どこだかわかるだろうか? こーやって引きで撮影すると、ウミウシというのは本当に環境にまぎれていてわかりにくい生き物であることがわかる。

     

指先の先端にエンビキセワタという生物がいました。写真下がそれです。ここではもう1個体別の場所から見つかりました。まぁー普通種かな・・・・。

    

もはや完全に目が慣れてしまったこのウミウシ。西海岸でも東海岸でも確認できる。フリソデミドリガイ。今日は大人から子供までいろんなサイズの個体が見られました。容姿がインパクト絶大で、紹介しがいのあるウミウシです。

    

ゴクラクミドリガイの仲間は図鑑でも分類が遅れていて、正確な名前がわかりません。この下の2枚の写真は同一種のようにも見える。別の個体だけれどね。

    

こちらは上の個体の子供だろうか? イマイチわからない。左右、これも別々の場所で撮影した別の個体です。

     

さてさて・・・・。なんだろうか? 背中が割れているのでミドリガイだということはわかるが、ウミウシ図鑑の沖縄版、本州版を見ても合致する個体は見つけられない。ゴクラクミドリガイの仲間ということでくくらないといけないのが・・・・・、やれやれ、やりきれないねー。

     

トサカイボウミウシかな・・・・と思って撮影したのだが、黒色の4本線どころか線はたくさん入っているので、おそらくハイイロイボウミウシでしょう。と、思って本州の図鑑を見たら、コイボウミウシの子供の写真と合致するように見えてきた。沖縄版の写真は違うけれどね。コイボウミウシということでよろしく。

    

ふむ。珍しい。そして美しい。一見サキシマミノウミウシだが、数秒注意して見るだけでサキシマミノでないことは明白。じゃーなんだい? ということをこれから調べていくのではないか、焦らずに待っていなさい。どれどれ・・・・。ふむ。手がかりはこの体に宿る濃密な白点であります。ここから紐解き、突起の色、構造などを見比べると、ふむふむ。ふむふむ。踏む踏む踏む踏む踏むふむふむぅぅぅぅぅ・・・・・・。ハクテンミノウミウシでしょう。沖縄版ウミウシ図鑑にはやや普通に見られるとある。なんだ・・・・。しかし私は初めての出会いで嬉しい。本州では稀種らしいです。

    

嬉しいので、もう1枚載せてしまう。白点いっぱいの体が天の川のようで実に印象深いウミウシであります。よっしゃー・・・・って感じの出会いでした。

    

こちらの方が色は綺麗なのだが、やや普通種のイメージが強いヒブサミノウミウシ。

    

たっぷり見られるホシゾラウミウシは左の二匹が交接中でした。右の一匹は体を丸めてそれを傍観。接合部分を見ているかのような絵づらはなかなか楽しく、いろんな妄想を広げるのに十分であります。

     

ホソスジイロウミウシもたくさん見られました。

    

キヌハダモドキだと思われる個体。サイズは1センチぐらいでした。

           

クチナシイロウミウシも何個体か見られました。

     

ムラサキウミコチョウ。スピッツログには久しぶりの登場です。たくさんいるので、紹介しやすくてガイドさん助けなウミウシです。

            

ナギサノツユも今年はたくさん見られる。大発生しているということではなく、単に私の目がナギサノツユに慣れたということでしょう。こいつは小さくて1.5センチに満たないサイズでした。

            

反面、こいつは大きくて3センチぐらいありました。同じナギサノツユなら青点多いバージョンがかわいくて人気が出そうです。

    

大きなパイナップルウミウシが登場。こーいうのは見せやすくって大助かり。

    

レンゲウミウシもしばしば登場してくれるが、こいつはまだまだ子供の個体で、こいつの周囲にはエンビキセワタとクチナシイロウミウシが揃っていました。

                    

砂の上を移動していたので、タスジミドリガイではないかもしれない・・・・と思って撮影したのだが、やっぱりタスジミドリガイでした。普段は岩の上などで見ることが多いウミウシです。

     

シロウサギウミウシはこの季節の普通種。けっこういろんなポイントで見つけられます。

          

岩肌をのしのし移動していた全長5ミリぐらいのツマグロモウミウシにも遭遇。触覚の色とわずかに見える体の色、突起の黒色などから判断しました。やや稀とのコメントが沖縄版ウミウシ図鑑にはありましたよ。

            

和名のない・・・・というか、沖縄版にも本州版にも名前の記載されていないウミウシです。テヌウニシキウミウシの仲間だと思われますが、この日は狭い範囲に3個体もかたまっていました。なかなかインパクトのある形と色彩です。

    

そしてこいつらも名前のついていないウミウシ。きっとアワツブガイの仲間だろうと思うのですが、図鑑には載っておりません。2個体写っているのがわかりますか?

    

ふむ。こいつもミドリガイだ。それはわかる。黒いね。と、いうことはゴクラクミドリガイの仲間ではないのかな・・・・。わかりません・・・・・。

                   

ヒラミルミドリガイだと思われます。本州版ウミウシ図鑑に載っていました。しかし分布が佐渡島、伊豆半島以南、九州になっている。沖縄にもいるのかなー・・・・。

     

こいつは上の写真とは別の場所で撮影したのだが、ヒラミルミドリガイの子供だろうか? または沖縄版ウミウシ図鑑にあるゴクラクミドリガイ科の1種その3だろうか? こーいうのを全部まとめて答えてくれるところってないのかな?

                

ミドリガイだね。これも。背中は割れているだろう? 触覚に白が入って、体の黒いミドリガイ・・・・・。なんだろうか? 調べてもわからなかったっす・・・・。

         

お客様が見つけたこのウミウシ。なんだ? こいつは・・・・。赤点が散在している・・・・。白点も・・・・。突起には節があるように見える。サイズはとても小さくて5ミリぐらいでした。それらから判断すると・・・、図鑑の写真とは合致しないがヒョウタンミノウミウシではないだろうか? 稀種とのコメントもあるが、名前は推測の域を超えられない。うーん・・・・。わからないなー・・・・。

            

別のポイントでお客様が見つけたこのウミウシ。なんか上の写真の個体の子供のようにも見える。サイズは3ミリぐらい。ほんまに小さい。よくこんなの見つけたな・・・・・。名前、わからないです。

                

ふぅー・・・・。やっとこさウミウシが全部載せられた。まだまだ先は長い。どんなログやねん・・・・。なんか変なイソハゼだなー・・・と思って撮影したのだが、この模様。どうやらタテジマヘビギンポの子供のようですね。大人になりかけの個体だ。全体に色が薄いけれど、大人の面影は随所に感じられる個体ですね。

     

タマギンポがいました。久しぶりにお客さんに紹介。ふてぶてしい顔つきがその愛狂おしさをさらにアップ。かわいいギンポですが、サイズは大きい。こいつは12センチぐらいありましたよ。

    

オランウータンクラブとバブルコーラルシュリンプが同じミズタマサンゴに住んでいたので、ちょちょっと指で寄せて撮影させていただきました。まぁーやらせとも言えるけれど、これくらいはいいんじゃない?

   

カサゴが気になっている。オニカサゴだと思うのだが、分類が非常に難しくて微妙だ。

    

オクヨウジが今日もいました。お腹の卵は白く大きくなっていて、遠目に見ても抱卵していることがわかるぐらい。がんばれオクヨウジ。

     

ノコギリハギとシマキンチャクフグのペアがいました。どちらがどっちかわかる? とても似ている両者なのだが、どちらかというと、黒点が濃密な方がノコギリハギである。また肌の質感もノコギリハギの方がザラザラしていて明らかにコラーゲン不足である。テビチをあなたは食べなさぁーいい!!

    

マツバギンポがいました。攻撃的に見える2本の突起が目の上からこちらを威嚇しているかのようだが、その下に見えるおもしろい顔つきはとてもかわいらしい。見つけたらぜひいろんな角度から撮影してあげてほしい被写体なのだ。

    

なんだろうか? これは。ウミウシではない。ヒラムシでもないだろう・・・・。ミミズ? うーん・・・・。なに? これ。

    

ナガレモエビの仲間だと思えるエビがいました。こーいうのはたくさんいるけれど、名前がイマイチはっきりしないよね。

    

このカニもなんだろうか・・・・。調べるの、面倒くさくなってきた。ふぅー・・・・。うーん・・・。わかんねーなー・・・。コブシガニの仲間のようにも思えるがそれにしては甲羅の形が横長だし・・・・・。だめだ、集中力なくなってきた。わかんないよ。

                

イソコンペイトウガニ。これはわかる。すぐにわかる。それだけが嬉しくって、載せちゃった。

                 

と、思っていたら、もう最後の写真だった。人面に見えるホヤです。楽しげなネタなので、お客様には好評なのだが、すぐになくなってしまう。多分ウミウシに食べられてしまうんだろうけれど、通年見たいホヤですよね。かわいい顔に見えて、私は好きです。

            

はぁー・・・。ようやく終わった。長いログだった。まだ19日と20日と21日の分がある・・・・。げげぇぇっ・・・。


Date

2006/3/17

天候 晴れ
気温 22℃ 中潮

水温

21〜22℃

北東から南東

透明度

10〜15M

2.5M
体験ダイビングが入りそうだったのだが、ちょっと海が荒れているので、結局流れてしまった。これを機会にもう一度、体験で使えそうな場所のリサーチに出かけた。瀬良垣はどうやら使えなさそうなので、しょうがない。やれやれ。心の底からやれやれだ・・・・。

ここは干潮のときにどうなるのかわからないが、きっとその時は背が立てるぐらいになるんだろうな・・・・。ルリスズメダイがたくさん泳いでいて、ウニやヒトデも多く、楽しい場所でした。

    

クマノミも一匹だけだけどいました。こーいうのがいると助かる。

    

今年の体験ダイビングプログラムはいろいろ大変そうです。


Date

2006/3/16

天候 曇り後に雨
気温 20℃ 大潮

水温

21〜22℃

南から南西そして北西

透明度

5〜10M

2.5M
近隣のダイブショップの修学旅行の体験ダイビングのお手伝いで潜ってました。

2006/3/15
ケラマ海域で海猿こと海上自衛隊のみなさんと合同訓練。
詳細はひとりごとで。

Date

2006/3/14

天候 曇り後に晴れ
気温 16℃ 大潮

水温

21〜22℃

北東

透明度

5〜10M

2.5M
遠く同郷から遊びにきてくれたリピータの方とダイビング。しかし寒さが想像の域を超えていたようで、1本にて終了。しかし外気温は久しぶりの20度以下。16度とあっては、止むを得まい。

しかし一本だけのダイビングでしたが、お客様は楽しんでいただけたようであります。

午後からは居候している大学生のレスキューならびにダイブマスタートレーニング。マップ作りをしてもらいました。暇な私は横向いてチラホラと撮影。

ヒオドシユビウミウシがガンガン、ガンガン泳いでいました。

           

頻繁に見るのでついスルーしてしまうイガグリウミウシ。接近して撮影し、よーく見るととてもきれいなウミウシだということがよくわかる。スルーして悪かったなー・・・。

     

モンジャウミウシは特大でした。こいつも普通種。

     

ヨゾラミドリガイも普通種ですが、撮影してみた。

     

とにかく大きい、とても大きなイソコンペイトウガニがいたので撮影。お腹もパンパンでした。

    

オビテンスモドキの若魚はあっちにフラフラ、こっちにフラフラ。もっと子供の方がかわいいのだが、贅沢はいかん。

           

知らぬ間に接近してくるオハグロベラはとてもビビッドなカラーリングで上手に撮れれば本当にきれい。ベラなので動き回るため、上手に画面におさめるのは難しいだろうけれど、こんなに色が綺麗なんだから、遠くに消えていくイソマグロを必死で追うよりも、近くで見え隠れするオハグロベラを追いかけたほうが美しい写真が撮れる事があるのだ。寄りは写真の命であーる。

    

最後に陽だまりで気持ちよさそうにうずくまっていた猫を紹介。陽だまりに感謝できる生活がシンプルでいいよねー。

          

明日は訓練だ。

2006/3/13  講習でした。

Date

2006/3/12

天候 晴れ午後から雨
気温 23℃ 中潮

水温

21〜22℃

南から南西そして北

透明度

5〜20M

1.5〜4.0M
午前中が穏やかだという予報を受けてサクサクと2本を午前に終了。そばを食べながら午後のポイントを風を感じながら物色。で、いろいろ相談して結局3ダイブ潜りました。

まずはあまり見かけないエビがいたので、こちらを紹介。図鑑で調べたらナガレモエビというらしい。けっこういろんな仲間に分類されるみたいでまだまだ奥が深そうな種類なのだ。

        

ハゼではホタテツノハゼの仲間が去年の夏からだいたい同じ場所で見られます。お客様がそれを撮影している間に別の獲物を探していると、少し小ぶりなホタテツノハゼの仲間がまたもやいまして、私はこちらを撮影。他にもヤノダテハゼの子供なんかを見てきました。

      

砂のくぼみからゴンズイが湧き出すようにうごめいていました。なかなか気色悪い風景でした。

     

イシガキリュウグウウミウシが大きくボテッと転がるようにたたずんでいました。ウミウシを食べるウミウシなので、他のウミウシからはかなり恐れられているはず。

     

去年見つけて、瀬能先生に尋ねたところ、こちらのコメントをいただいた魚。「これは貴重です。にわかには判断できませんが、未記載種の可能性が高いと思います」背びれの模様が特徴的でなかなかフォトジェニックです。冬場にはいないなーと思っていたのですが、ようやく出会えました。

     

オニサルハゼもここの定番。寄りたいときは晴れた日を狙いましょう。曇りや雨の日はちょおぉぉぉぉぉ敏感ですぜ。

     

うーん・・・・・。黒い体に青白い・・・・、この模様。マレーシアで何度もみたニラミギンポによく似ている。しかし今まで沖縄本島では目にしたことはなかったと記憶しているが・・・・・、どうだろうか?   しかしネットでニラミギンポを検索してみると、もっと青白い模様が顔にたくさん入っているんだよね・・・・。フタイロカエルウオの色彩変異かなー・・・・・。ニラミギンポかどうか? 巣穴は憶えたのでまた見に行ってみよう。

          

うーん・・・・。圧倒的迫力で撮影できたオキスズメダイ婚姻色バージョン。頬やヒレの模様が現実感を伴って画面の中から沸き立つようだ。ぜひじっくり見ていただきたい魚だ。

     

うーん・・・。ウバウオだということはわかるのだが図鑑に載っていない。ネットの魚類写真資料データーベースで調べたら、ホソウバウオというのがそっくりだ。しかしこの魚、このデーターベースにも登録写真が少ない。全部で5枚。撮影地は伊豆、串本、八丈島で、沖縄方面での撮影がない。こりゃー沖縄では撮影されたことのない魚なのかな? また瀬能先生にと問い合わせてみますね。

    

お客様は名前のわからないハゼが気に入ったようで、ずっーーーーーーと見ていました。私も何枚も何枚も撮影できたし、良かったのだ。今度また会えるかわからないしね。

午後から真栄田岬は大荒れになって、事故が起きたことはひとりごとにも書いたが、注意しましょうね。


Date

2006/3/11

天候 晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

21〜22℃

南東

透明度

5〜10M

1.5〜2.0M
うーん・・・・・。明日の予報が荒れそう。南から西を回って北風になるとのこと。ならば明日潜れそうな場所をキープしておいて、今日はポイントを選びましょう・・・・ということでヤシャハゼを見ることになりました。

現場に着いてみると、以前の巣穴はけっこうつぶれているようで、同じ場所にはあまりいなかったです。でも冬なのにけっこうな個体数がいて、ガイドさん大助かり。特に撮影できた、大きいのと小さいののペアのヤシャハゼはあまり隠れなくてお客さんを楽しませてくれたようでした。

      

またヒレナガネジリンボウがヤノダテハゼと一緒の巣穴で暮らしていました。ここにはハナハゼも住んでいて、実に多彩な顔ぶれが同居している変わった巣穴でした。写真は最後まで隠れないでいてくれたヤノダテハゼです。

      

セソコテグリの背びれが立派な個体がゆっくりのそのそ移動していました。見ているときはかなり大胆に背びれを広げていたのだが、撮ってみるとすでに縮んでしまっていました。残念。

    

ヤツシハゼだと思われる個体もいましたし、

    

左側にはホシカザリハゼ。右側にはセホシサンカクハゼのように見えるハゼが並んでいました。

    

またここのムチカラマツエビはプクプクに太っていて初めはなんなのかわからないくらいでした。

     

ウミウシもここのポイントはたくさんいて、和名のないウミウシ、学名をクロモドーリス・ヒントゥアネンシスがいました。なかなか美しいウミウシです。

      

またここには私も初めて出会うウミウシが登場。図鑑を見ていて、気持ち悪い奴がいるなぁぁぁぁぁと思っていたマドレラ・フェルギノーサに遭遇。

     

初めての出会いは嬉しいものだ。もう一枚追加してアップしておこう。なかなか独特なフォルムのウミウシであります。

    

モンジャウミウシはいつもながら大きくて、のそのそ移動していました。

    

モンジャウミウシとはまったく正反対に小さなウミウシ。サイズは5ミリに満たないほどの奴で、図鑑で調べたところ、ヤキナワマツカサウミウシではないだろうか・・・・と推測しましたがいかがでしょうか?  

                 

ピンクの体が目に止まったこのウミウシ。シロウサギウミウシに似ているけれど・・・・・と思ったので撮影したのだが、図鑑で調べたらどうやらやっぱりシロウサギウミウシみたい・・・・。ふむ。こーいう色のバージョンもあるんだね・・・・。

              

名前のわからないウツボにも出会えました。顔がそんなに怖くなくてかわいいぞ。

      

この日は晴れてポカポカしていたのだが、風は徐々に強くなってしまった。明日はどうなるのかな?


Date

2006/3/10

天候 晴れ
気温 23℃ 若潮

水温

21〜22℃

透明度

5〜10M

1.5〜2.0M
リボンゴビーのリクエストをいただいていた方とダイビング。晴れて透明度もなかなか。ナビゲーションも楽チン、楽チン。センネンダイのポイントまで迷わずに到達できた。素晴らしすぎる。しかしここでカメラトラブル。セッティングのミスでデジカメの電源がオンにならず、私は一枚も撮影できませんでした。

お客様はゆっくりリボンゴビーを撮影されていました。今日の奴らは全然逃げなかった。やっぱり晴れているって大事だ。
オオガラスハゼとカニダマシの仲間の場所にも迷わずに立ち寄れた。ふむふむ。私、段々巧くなっている。ダイビングは技術の進歩がわかりにくいスポーツだが、ナビゲーションなんかはそれがまだわかりやすい分野なので、どんどん磨きをかけていきたいものだ。

2本目では、フチドリカワハギと思われる写真の個体に出会えました。ヒゲハギを探しているのだが、なかなか出会えないもんだ。

     

他には写真のテンテンコノハミドリガイや、コナユキツバメガイ、わりと大きなタルマワシ、イッポンテグリにオキスズメダイ、ミヤコイシモチなんかを見てきました。

    


Date

2006/3/9

天候 曇り、雨
気温 21℃ 大潮

水温

21〜22℃

南から南西そして北

透明度

5〜10M

1.5〜2.0M
リピーターの方とマンツーマンダイビング。この方もイントラのカードを取得されており、スキルの心配をせずネタを捜索するダイビングがどんどん続いていく。

久しぶりの出会いとなったオクヨウジ。お腹にはたわわな卵が抱えられている。

    

リュウグウウミウシの子供サイズがいました。

    

小指の爪の半分ぐらいの大きさだったフリソデミドリガイ子供。

                  

私の写真では鮮明でないので、お客様の撮影した写真でお楽しみいただこう。左前方の振袖がなくなっているが、決して私が追い込んで奴が自切したわけではない。

                 

うーん・・・・・。完全なピンボケだ。なんてへたくそなんだ・・・、自分自身め。ゴクラクミドリガイ属の仲間でしょう。

     

うーん・・・。ミドリガイの仲間だと思って図鑑で調べたのだが載っていませんでした。なんだろうか? サイズはとても小さくて5ミリぐらいです。

             

ナギサノツユが2本のダイビングで合計6個体見られました。大きいのから小さいの。青点がたくさんある個体まで様々でしたよ。

                 

センテンイロウミウシのカラーバリエーションかと思っていたのだが、お客様のご指摘通り、イチゴミルクウミウシでした。かわいい名前のウミウシだが、あまり頻繁に出会えないのだ。

          

これまたゴクラクミドリガイ属の一種としかいいようのない個体が出てきた。例によってサイズは小さい。5ミリにも満たないぐらいです。

              

うーん・・・・。さてさて名前のわからないウミウシが続く。

                   

またもや私の写真は鮮明ではなかったので、お客様の写真を拝借させていただきました。触覚の茶色、体のモコモコ感。特徴はたくさんあるのだが、なかなか図鑑内に合致する個体が見つけられない。色の具合はシロウサギウミウシを彷彿させるが、この体の質感はまったく別次元のものであーる。

    

そしてダニエラウミウシではないだろうか? とピピンと来たウミウシは、おそらくそのものズバリ。和名のないウミウシ。学名をトルンナ・ダニエラエといいます。1センチに満たないサイズでかなり美しいのだ。

              

最後にお客様の撮影したフリソデミドリガイの写真画面の下のほうにちょこっと写っていたかわいい色のウミウシ。・・・・・、いや、おそらくウミウシであろう。あまりにも小さくてよくわからない。2,3ミリぐらいです。肉眼では気づけませんでした。

                       
他にはセンテンイロウミウシやハダカコケギンポ、イッポンテグリなどがいましたよ。


Date

2006/3/8

天候 曇り、雨
気温 20℃ 大潮

水温

21℃

南から南西

透明度

10〜15M

1.5M
レスキュー講習でした。昨日まで伊江島でダイビング合宿していた大学生がレスキューとEFRの受講にやってきました。お客様とのダイビングの合間をぬってトレーニングが続いていく予定。

本日はレスキュー講習を実施。普段から泳がされているというか、泳いでいるので、一般のお客さんを教えるよりは楽に進んでいきました。基礎体力がやっぱりあるのだ。若さ万歳。


Date

2006/3/6

天候 晴れ
気温 20℃ 小潮

水温

21℃

南東から南西

透明度

10〜15M

2.0〜1.5M
知り合いの居酒屋のご主人から電話があり、体験ダイビングのお客様を紹介してもらう。ところが当日会って話をしていると、カードを取得したいことや、沖縄本島にはすでに何度となく足を運んでいるとのこと。五月にも来る予定があるということだったので、今日の午後も講習して五月のときとあわせてオープンウォーターカード、取っちゃいなよ、やっちゃいなよ、できちゃいなよー・・・・ということで体験ダイビングからそのままコースに突入。

寒い中でのダイビングだったが、海はそんなに荒れていなかったので、ラッキーでした。続きは五月に頑張りましょうぜ。


Date

2006/3/5

天候 曇りたまに雨、最後に晴れ
気温 20〜21℃ 中潮

水温

21℃

東から南東

透明度

20〜30M

2.0M
Spitz had 3 guests, they are 2 Americans and 1 Japanese. We went to Kerama area to dive by boat as their request. Fortunatelly we are in the whale season. Boat captain said that a few whale were seen for a long time on the way back to the Naha port yesterday, you may be able to see them, if you have a good luck.. We praied about that...........

We did 2 dives in a day. They enjoyed dive in a good visibility especiaaly no current. I showed crown trigger-fish, lots of a school of fusiliers, puffer-fish, zebra dart-goby, big school of a pyramid butterfly-fish and beautiful coral.

It was fine day and wind is also not strong, calm sea. It was good condition for the whale watching. All the diver on the boat could see some whales.
What a good day it was!!

But sorry about no U/W photos on web. There were several times when I had thought that why I don't have a camere with me........., however, we might see good scene because of no camera diver among our team. Because of no camera diver, we got so close to a school of fishes. Those beautifull view were remained as our memory in our body.

今日のお客さんはみんな英語を話す人だったので、英語で書いてみた。辞書を見ないで書いてしまったので誤字脱字はたくさんあると思う。ごめんなさい。
だいたいの文意がわかればOKなのさ。

いやー・・・、でも英語を日々忘れていく。なんとかしたいもんだ・・・・・。


Date

2006/3/4

天候 晴れ
気温 20℃ 中潮

水温

21℃

北東から東

透明度

5〜8M

2.0M
リピータのお客様の紹介で遊びにきていただいたご夫婦とと近所に住んでいるリピーターの方とのダイビング。このご夫婦のリクエストはオキスズメダイ。スズメダイばかりでなく、ブダイも好きだという。ブダイ好きのお客様とはそんなに会っていない・・・というかはじめてかも・・・・・。

しかし今の季節、潜れば出会える幾多のウミウシたち。きれいな奴はどうしても紹介してしまう。

アオフチキセワタだと思われます。よく見かけるタイプなのだ。

     

触手の隣に茶色い突起があるのできっとこれはサキシマミノウミウシによく似た別種だろう・・・・と思っていたらサキシマミノウミウシにはこーいうタイプもいるらしい。ふむふむ。そうなんだ・・・・。

           

なんだろうか? ものすごく地味なウミウシだ。なんだろうセンニンウミウシというのが近いように思うけれど、別種のようにも見える。しかし、この中央のウミウシの右横のかたまりも・・・・、ウミウシに見えませんか?

    

アップで撮るとこんな感じ。背中が割れていないのでミドリガイの仲間ではないでしょう。さてさて・・・・。

          

イサコンペイトウガニは特大でした。

    

お客様が頑張って観察されていたので、私も普通にいる魚も撮ってみようと撮ってみた。えーと・・・、こいつは・・・、モンツキスズメダイでしょう。こーいうのってスルーしてしまうけれど、ちゃんと確認してあげたい。スズメダイばかりでなく、トラギスやブダイなどいろんな普通種から稀種までこよなく観察するそのダイビングスタイルというか姿勢に感服であります。

     

なかなか好評だったようで、またのご来店をお待ちいたしております。


Date

2006/3/1

天候 曇り、雨
気温 18℃ 大潮

水温

21〜22℃

北東

透明度

10〜15M

3.0〜4.0M
またまた地元のお客様からの急遽な申し込みでダイビングとなったわけだが、朝になってみるととんでもない北風になっていた。沖縄在住でありながらこんな日に潜る人ってあまりいないよねぇーとぼやきながらポイントに。
2本予定でしたが、あまりの寒さにノックダウン。1本にて終了となりました。

水中ではチョウチョウコショウダイ子供というか若魚がフリフリしていました。

    

エリグロギンポが緑の草原からこちらを隠れ覗いていましたので撮影。手振れしているのがわかる? そう。底揺れしていたのだ。ちょっとうねっていました。

   

カノコイセエビのけっこう良い大きさの奴がいました。

   

なんだろうか? ウミウシを探していたら目に止まった。わかる人がいたら教えてくださいね。

   

クロヘリアメフラシというウミウシ。よく見かけます。

   

こちらはあまり見かけないトゲトゲウミウシ。今年は西海岸でよく見るな・・・・・。

   

トサカイボウミウシはたまに見かける。あまり珍しくもなくて、どちらかというと普通種。

    

子供も近くにいたけれど、大きかった方を撮影。ユキヤマウミウシなのだ。

    

ふーん・・・・。これがヤマンバウミウシか・・・・。図鑑によると普通種と書かれているが、私は見たことなかった。大きさは1センチぐらい。突起物の美しさがあまり出ていない写真だ。残念。

       

他にもアカククリの若魚とかグルクン、ヤッコエイなどもいました。いつまで荒れるのかな?