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2008/3/1〜3/6のログ

Date

2008/3/30 天候 雨そして曇りのちに晴れ
気温 23℃ 小潮

水温

22℃

南から西やがて北

透明度

20M

1.5〜3.0M
朝から久しぶりの大雨。とんでもない雨量で、こりゃーキャンセルになるかなー? と心配しましたが、その連絡もなく無事に潜れました。水中はニゴニゴかと思いきや、南の風の影響でそんなに・・・・というか、全然綺麗。透明度は20M以上はありそう。

雨の中、用意して早速エントリー。ホタテツノハゼには早々と引っ込まれてしまい、深場でフラフラしてから浅場に移動。ウミウシなんぞを見つけながらのんびり潜ってきました。

こいつはチゴミノウミウシでしょう。体の白い模様が特徴的でミノの色はけっこう変異に富むのであまり参考になりましぇん。

     

ヘリシロイロウミウシは久しぶりに出会ったような機がする。けっこう大人びたシックな色合いで個人的に好きなウミウシです。

     

キイロイボウミウシはイボ形の中ではけっこう派手なほうで、水中でもけっこう目立つので発見は容易。ただイボ系ということで、あまり人気はなく、紹介してもお客様のリアクションは薄い。

     

モンコウミウシが浅瀬にいました。まだ小さくて2センチくらいでした。

         

そして体験だいばーのフィンキックにあおられて水中に浮いてしまい、必死で泳いでいたこのウミウシ。その泳ぎ方はけっこう独特で、体全体を横に折り曲げるようにして泳いでいた。そんな泳ぎ方をするウミウシなんて初めてだったので、けっこう食いついて見てしまった。写真も頑張って撮った。

で、なんだろうか? ってことになるのだが、図鑑で調べてみたら・・・・、ニンジンヒカリウミウシに該当することにさらにびっくり。何度も出会っている種なのだが、推測できなかった。図鑑では沖縄のウミウシの写真よりも本州のウミウシの写真の個体に似ている。

     

上から撮影したカットもアップしておこう。ね? 本州のウミウシに出てくるニンジンヒカリウミウシにそっくりでしょ?

     

幼魚では、ヒレグロベラが出てきました。アマミスズメダイ子供もいましたが、撮影は無理でした。

                    

そしていよいよ冬が終わり、シーズンとなってきた証のヤイトギンポ婚姻色。周囲のサンゴの模様を活かして撮影してみました。絵的にはこっちの方がいいとも思うが、

     

被写体のパワーを出したいのならば、やっぱり写真内のバランスよりも、伝えたい場所をピンポンで強調したほうがいいと思う。

     

赤い喉元に青黒い蝶々ネクタイをつけているかのような風貌は実にかわいい。そーい模様が見やすい個体を紹介したいところです。


Date

2008/3/29  天候 曇り時々晴れ
気温 24℃ 小潮

水温

22℃

北から東

透明度

15〜20M

1.5M
那覇在住のリピーターの方とダイビング。デジイチ持っての撮影ダイビングなので、じっくり時間をかけてゆっくり潜っていく。いろいろ見つけられたので、私も楽しかった。それにしてもデジイチ持っている人、増えたなー・・・・・。私もほしくなってくるけれど・・・・・、高いし、撮りに行く時間ないし、・・・・・・と、思うのだが、やっぱりほしいね。
まぁーそんなわけでコンデジで撮影した写真を貼っていこう。
この季節になるとホヤも目立ってくる。顔に見えるホヤは大好きで、見つけると紹介してしまう。

    

今日はベニハゼも狙ってみました。こちらは通称、アオベニハゼとかキムラベニハゼとか呼ばれているらしいベニハゼの仲間。つまり和名のないタイプ。けっこうな個体数はするので、早く名前がついてほしいところです。頭部が青色しているので、判別はとても容易。ハゼ図鑑では、ベニハゼ属の1種その2になっています。学名もsp扱いで、ちゃんとした学名はないんですよね・・・・・。たくさんいるのに・・・・・。

                 

こちらは最近・・・、といっても去年だけれど・・・・・、名前がついたというホシクズベニハゼです。ハゼ図鑑ではベニハゼ属の1種その1扱いになっているもので、こちらも学名はsp扱いでありませんでした。新称Trimma milta がついてよかった。

     

こちらはウロコベニハゼ。でもお客さんには紹介できなかったんです・・・・。申し訳ない。すぐ隠れられちゃった。翌日、このウロコベニハゼのすぐ近くにニンギョウベニハゼも確認できました。ウロコベニハゼも敏感ですぐ隠れるし、かといってライトを当てないと暗くてよく見えないし、なかなか撮り難い被写体です。

                  

お客様がクジャクベラに刺さっている間に私は周囲をウロウロ。ハタタテハゼの4兄弟がいたので撮ってみましたが、寄って撮ったものは全部中途半端なピンボケしていました。残念。

     

他には去年見つけられたオクセロベラなんかを探してみたのだが、見つけられなかった。深場のスズメダイ代表格のアオスジスズメダイの青いラインが目立っていたので、思わず撮影。

     

Pseudopaguristes monoporus』 (プセウドパグリステス モノポルス)という学名のヤドカリさんらしい。・・・・、らしいというのは私の知っている情報ではなかったから、お客さんが見つけて撮っていた。私も横から撮影してみた。和名はなくてミギキキヨコバサミ属の仲間という扱いになるようです。

     

そしてウミウシもたくさんいました。まずはアオセンミノウミウシ。単体でもいたし・・・・、

     

交接している個体たちもいました。

     

アラリウミウシも2個体に遭遇。

     

うーん・・・・・・。そしてダイビングの大半の時間を費やしてしまった、このウロコ系ウミウシ。ウロコ系は見つけてしまうと、そこでダイビングが止まってしまう。それぐらい美しさも風貌にもパワーがあるのだ。図鑑で調べてみたけれど・・・・・、多分ハナビラウミウシではないだろうか? 背側突起の色彩と顔部分の模様などから判断。図鑑の写真は沖縄のウミウシのものよりも本州のウミウシのもののほうが近いと思います。両者の写真・・・・、全然違うぞ。

     

お客様が見つけたこのウミウシ。沖縄のウミウシには載っていなくて本州のウミウシに載っているウミウシ。和名のないタイプで、一見ヒブサミノウミウシだが、模様が異なるヒブサミノウミウシ属の1種です。図鑑ではやや普通に見られるって書かれているが、私は初めての出会い。

     

ヒラムシもどうぞ。気持ち悪いっていう人もいるであろう模様だ。

     

キカモヨウウミウシの子供サイズ。5ミリぐらいでした。

     

キシマオトメウミウシですな。何度か見たかな? はじめてかも・・・・。あまり記憶に残っていない。失礼だが・・・・。

     

ややややや、これは? 
と思って撮影していたのだが、後で写真を見てがっかり。コネコウミウシだった・・・・。
現場ではもっと複雑な模様のウミウシに見えていたのだが・・・・・・。今年は本当にコネコによく出会う。

     

また出会ってしまった。お客さんとの会話によく出てきたので、上にコネコウミウシの写真を載せたのだが、この別個体もここで紹介。お客様、残念ですが、2個体ともコネコでした・・・・・・・。

     

そしてこちらは・・・・、なんとも色鮮やかで優雅に見えるウミウシではありませんか・・・・。沖縄のウミウシには載っていない個体が出現。本州のウミウシには載っていました。説明にも稀種とのコメントがある。学名はあるけれど、和名のない個体。学名読みで図鑑に載っていました。クラテナ・シンバといいます。白い体に赤い模様がエロチックでもあり、清楚でもあり、いろんな側面を併せ持つ大人なイメージのウミウシですなー。また今度出会えるかなー?

    

クロヘリアメフラシだと思います。以前にも出会っているタイプ。

                    

微妙な色合いで、名前がよくわからなかったこの個体。頭部だけの赤色から判断するとトウアカミドリガイかと思うけれど、私が今まで見てきた幾多のトウアカミドリガイとは体の模様が違うように見える。また捜索してみよう。

     

お客様が見つけた個体。なんかモンコウミウシだけれど、色がおかしいなーと思っていたのだが、図鑑で見ると別に普通の色彩だった。

     

マイチョコウミウシも久しぶりに見た。

     

オショロミノウミウシ属の1種その10だろうか? こんな場所にもいるのだろうか? その10は沖縄のウミウシに掲載されているし、私も何度が出会ったことがあるけれど、過去の出会いはこんな潮通しのいいリーフトップではなかった。内湾のドロ地の砂の上でした。あまりの環境の差異におののいてしまう。図鑑の説明でも砂地で見つかっているらしい・・・・・。でも、まぁー見つかっちゃったんだから、その事実を受け止めるべきでもあるのだが、その10ではない可能性もあるわけで、またまた捜索は続いていくことになるのだろう。

     

トカラミドリガイ。浅いところで探していると必ずと言っていいほど目に止まるウミウシです。小さいけれど綺麗なんです。

     

トウモンウミコチョウもいました。ムラサキウミコチョウもペアで交接しているところに出会いましたが、深かったので無視。撮影しませんでした。

     

なんだろうか? また捜索します。

     

こちらは特徴が明瞭なので、すぐに見つけられるかと思ったけれど、見つけられない。またいつか、名前がわかったときに不明種のページで紹介できるように頑張ります。

     

いろいろいましたねー。


Date

2008/3/27  天候 晴れ
気温 23℃ 小潮

水温

22℃

南から西

透明度

20M

1.5M
1人でフラフラ潜ってしまった。こーいうのも久しぶり。以前は暇さえあればガツガツ潜っていたけれど、もうそんなにがっつかなくなったのだ・・・・・というのは嘘で、娘が生まれてからはそんなに自由に潜れなくなったのだ。リサーチする時間が足りていないとは感じるけれど、その分楽しいことも普段の生活を通して娘からいっぱいいっぱいもらっているわけで、限られた時間で頑張るのみだ。一日がもっと長かったらいいのになー・・・とはいつも思うけれど。

さてまずは先日撮影した婚姻色のヘビギンポ。屋久島の原崎さんからいろいろ教えてもらったので、今日は普通色を撮影してきた。普段から何度も撮っていたヘビギンポだけれど、改めて見てみると本当にいっぱいいた。

「頭テン」と呼ばれているタイプのヘビギンポでまだ和名はない。頭頂部にわかりやすいテンテン模様があるので、区別も容易だし、なんといっても沖縄の海にはいっぱいいる。浅瀬でヘビギンポ見たら、たいていこれなんじゃない? ってぐらい個体数は多い。

     

こちらが先日3月4日のログにも載せた「頭テン」の婚姻色。

     

そしてこちらが頭テンのygかな? と思える個体。頭頂部にテンテンはないのだけれど、テンテンが入るスペースはすでに用意されているみたいに見える。大きさは1.5センチぐらいでした。上の写真の成魚でも3センチぐらいの大きさしかない魚です。

     

ウミタケハゼです。スケロクウミタケハゼかな・・・・・。セボシウミタケハゼではないと思う。

     

ホシゾラワラエビ。久しぶりに撮ってみた。

     

ピグミーシーホース。こちらも久しぶりに撮ってみた。2個体いました。

     

ヒメコモンウミウシ。

     

なんだろうか? 体を伸ばしては縮める。それを繰り返しながら移動していました。1番体が伸びた状態で撮影しました。

     

超普通種、サキシマミノウミウシ。これを見ないダイビングはないと言っても過言ではない。

     

シロウサギウミウシ。こいつも普通種。1人で潜っているのに、なんでこんな普通種撮ってきているんだろうか? 私・・・・・・・。

     

ウィランイボウミウシ。イボ系はお客様にはあまり紹介しないので、1人で潜ったときに撮影。

     

ユキヤマウミウシ。これまた普通種。

     

ちょっと珍しい。でもここではけっこうな頻度で見られるツガルウミウシ属の1種その4であーる。

     

あら? 終わっちゃった。たいしたもの見てこなかったんだなー・・・。申し訳ない。


Date

2008/3/23  天候 曇りそして雨
気温 20℃ 大潮

水温

22℃

南から北

透明度

15〜20M

1.5〜3.0M
久しぶりにケラマにやってきたけれど、なかなか乗れる船が空いてなくて大変だった。いつも乗っているところはお客さんがいなくて出なかったり、出るところは他の船から回ってきたお客さんですでに満杯だったりとか、いろいろ知り合いのショップに問い合わせたりして、なんとか乗れる船が見つかってケラマまでやってきたけれど、天候はあいにくの曇り空。午後からは風向きも変わり、雨になる模様・・・・と思っていたらしっかり午前中から降られてしまった。

お客さんは久しぶりのダイビングってことで、のんびりいろんなポイントで潜ってきました。ウミウシはそんなに見つけられなくてゾウゲイロウミウシや、

                      

大きなモンジャウミウシなど。

     

あとはダンゴオコゼやキンギョハナダイ、ハナゴイの群れやグルクンの群れ、イソマグロ編隊たちや、カスミチョウチョウウオなんかを眺めながらほげーぇーとダイビング。

コブシメには2ペアと遭遇。どちらもあまり逃げなかったです。

    

カメにも出会えて、まぁー遠くケラマまで来た甲斐がありました。

    

それにしても寒かった。雨のケラマはボートの上が本当に寒いのだ。


Date

2008/3/22  天候 晴れ
気温 22℃ 大潮

水温

21〜22℃

東から南

透明度

10〜20M

1.5M
昨日から続けて潜っていただいているお客様に昨晩到着のお客様2名がプラスされ、久しぶりにマンツーマンではないダイビングだ。だから海中でもそんなに撮影しないでガイドに専念。

撮った数枚の中に下の写真、・・・・・。おそらくリュウグウベラギンポの子供だろうと思われる個体がいました。とんでもなく速いスピードで砂から飛び出し、また砂中に潜って消えてしまいます。運良く頭と体を隠しそこねた個体に出会えたので撮影できました。

     

ウミウシはやっぱり多くて、「真剣にウミウシだけ探して潜りたい欲」を静めるのに一苦労。それだも目に付いてしまうウミウシの数々。チギレフシエラガイは東側ではあまり見られないウミウシのひとつ。今日は黒色バージョンとの出会いでした。

     

シロスジヒオドシウミウシはあまり出会っていないウミウシ。図鑑では普通に見られると書かれているが・・・・。

     

こちらはトカラミドリガイ。だいたいがこのサイズ、1〜1.5センチくらい。春の浅瀬でよく見かけます。そんなに珍しくなくて普通種だと思っていたが、図鑑には「やや稀」とのコメントがある。むむむむむ・・・・。

     

他には地形を楽しんだり、オドリハゼ見たり、スミレナガハナダイ見たり、ヒトスジギンポ、ヨスジフエダイ、ナンヨウハギygなどを見てきました。
まだまだ生物が少なくて、春が待ち恋しい感じの海中でした。


Date

2008/3/21  天候 晴れ
気温 20℃ 中潮

水温

21〜22℃

北東から東

透明度

8〜10M

2.0〜1.5M
ようやくちょっとずつ静かになってきた沖縄本島の海。この季節は風向きがコロコロ変わり、それにあわせて海も頻繁に荒れたり、穏かになったりを繰り返す。海況の変化が突発的で事故にもなりやすい季節。ポイント選びは天気図とにらめっこしつつ決めていくのだ。

スピッツを初めて利用していただくお客様とじっくり3ダイブの日々が続いている。今日もいろいろ見てきた。まずはバブルコーラルシュリンプ。予備のデジカメを現場に投入し、撮影しているのだが、なかなかピント合わせのコツがわからない。このエビも目にピントが合っていないが、コンデジの小さな画面でそこまで確認するのは至難の技。何枚も何枚も撮影して、後は運頼み・・・・というのが正直なところなのはガイドもお客さんもコンデジユーザーならばきっと同じはず。

     

サンゴモエビがまったく逃げないで、サンゴの上でじぃーっとしていました。なにやってたんだろうか?

     

そして今年は二回目の出会い。トゲツノメエビだ。期待してブリーフィングすると出会えないし、鼻から諦めて潜っていると出会えてしまう・・・・・。実にうまくいかないネタだが、まぁー自然相手のことなので、そーいうもんだって諦めるしかない。出会えた人はラッキーだということ。

     

ヤドカリ・・・・・。

             

ここからウミウシ。シモフリカメサンウミウシのすぐ近くにツマグロモウミウシがいました。やらせではなく、しばらく見ていたら、ツマグロモウミウシがシモフリカメサンウミウシの上をのしのし移動していきました。

     

こちらはテヌウニシキウミウシ。大きくて派手なウミウシなので、いるとありがたい。その場の空気・・・というか海水が? 盛り上がります。

     

タヌキイロウミウシは小さかった。よく見るのはもっと大きな8〜10センチぐらいある奴。

     

サラサウミウシは大きくて8〜10センチはありました。砂地を移動中の場面に遭遇。

     

モンジャウミウシも小さかった。こいつも大きくなるウミウシです。

     

ミドリリュウグウウミウシは最近同じ場所から動いていないような気がする。それとも別個体かもしれないが、そこまではわからない。

     

マダライロウミウシが大小寄り添っていましたよ。

     

うーん・・・・・。久しぶりの出会い。キベリアカイロウミウシだ。「やや稀」との図鑑コメントは正しいと感じる。あまり見かけないウミウシです。

     

そして通称「赤ヘビ」と呼ばれているヘビギンポの仲間の婚姻色がくっきりはっきり出ている個体にも出会えた。詳しくはこちらに。

     

そして体長1.5センチくらいのこの白い魚は・・・・・。きっとコチの仲間の子供だろうけれど、詳しくはわからないです。でも初めての出会いではない。以前にもたしか出会っているはず・・・・・。

     

ハゼもちらほら出てきた。クサハゼでしょ・・・・。

     

ニシキフウライウオはずっといますね・・・・。

     

ペアでまだ健在なり。

     

セグロヘビギンポだと思われる個体。背びれの後ろから胴体に続く白いラインが大きな目印となっている。この個体のすぐ近くに下の写真の奴もいた。

     

こちらは派手に色を変えている。こちらが雄で婚姻色だろうか? こちらのサイトで確認すると・・・・、多分そうだろうと思う。頬の色が派手で楽しいのだ。

     

シマオリハゼも普通に見られるドロハゼのひとつ。隠れないし、見せやすい。

     

タイワンマトイシモチが口をめいっぱい膨らませていたので、よぉーく見てみると卵を頬張っていた。ふむふむ。もうそーいう季節なのだね・・・・。初春。季節は卒業式だねー。卵がよく見える写真も撮りたかったのだが、ガイドしながらではなかなかうまくはいかないものだ。

     

てな感じで潜ってきました。他にもウミウシカクレエビはプクプクに太った大きいサイズがたくさん見られたし、カクレクマノミもトウアカクマノミもいたのだ。


Date

2008/3/20  天候 晴れ
気温 20℃ 中潮

水温

19〜21℃

透明度

3〜8M

4.0M
荒れた・・・・・・。北風が強い。凪いだ海でじっくり潜りましょうってことで西海岸は早々に諦めた。するとこんなに大きなミカドウミウシとの出会いがありました。ウミウシカクレエビが隠れていないかなーと探したのだが、いなかった・・・・。

     

ウミウシでは、テングモウミウシが全部で7個体以上はいました。画面中央にはなにも写っていなくて端っこに3個体散らばっているけれど、このウチワにかたまってついていました。

     

オオウミウマが堆積した海藻の間で揺れていました。接近してオオウミウマだけを捉えるよりも、引いて海藻を背景にして撮影。こんなに綺麗な色をバックにしたオオウミウマなんてそうそう撮れるもんじゃないし、今日のヒットと言っても過言ではない。この写真はノートリミング。

     

レンゲウミウシはドロ地を移動中でした。

     

そして春になると・・・・・、増えてくるこの生物。個人的にその風貌は嫌いではない。ワレカラと一口に言ってもいろいろ分かれている。こいつは多分ワレカラモドキだと思う。図鑑の写真とそっくりだし。

     

上の写真の個体のすぐ隣にいたこの個体の触覚の長さがワレカラモドキの大きな特徴のようです。

                

ヤドカリ・・・・・。うーん・・・・・。

     

うーん・・・・。クロコハゼかなー?

     

さて・・・・。なんの黄化個体だろうか? 妥当な線はイトヒキハゼの仲間の黄色。
フタホシタカノハハゼの黄色って線もあるけれど、体のラインが・・・・、フタホシタカノハではなさそう・・・・。

     

カスリハゼが砂穴から体を出していました。

              

こちらはカスリハゼの仲間と図鑑で紹介されている個体。

             

今日出会ったクツワハゼは今まで見た中で1番綺麗な色をしていました。なのにうまく撮ってあげられなくて申し訳ない。

     

ニュウドウダテハゼ・・・・・。つい撮ってしまう。大きくて撮りやすいからかな・・・・・。

     

インコハゼは数匹見られましたが、あまり逃げなくて撮りやすい魚のひとつ。

     

うーん・・・・。初めて見た。サツキハゼって奴じゃない? 帰って図鑑を見てみたら、このサツキハゼの仲間もたくさん分かれている。今まであまり触れていなかった分野だが、このように見られると綺麗なのでつい見てしまう。水色の斑点がある方がオスだそうです。

     

ツムギハゼは大きくて隠れない、紹介しやすい生物のひとつ。

     

ヤツシハゼは今、1番個体数が多いんじゃないかな? と思えるほどにたくさんいる。この個体の背びれにはスミゾメキヌハダウミウシがくっついている。

     

ヤツシハゼの仲間その4。冬場はあまり見かけなかったが、最近増えてきた。

     

そして初めての出会いだった、この魚。図鑑で見ると、「ヨリメハゼ属の1種−3」とある。

     

こちらはそのヨリメハゼ属の1種−3の子供の時の個体。

     

警戒心が強くて近寄れなかったが、ハゴロモハゼspもいました。

                  

お客様の要望によりミナミトビハゼも見てきました。

     

ついでにシオマネキも。干潟ではなく岩場の上にいる個体を見つけたので接近して撮影できました。

     



Date

2008/3/19  天候 晴れ
気温 20℃ 中潮

水温

20〜21℃

透明度

8〜10M

1.0〜1.5M
うーん・・・・。まだ・・・、なんとか・・・・・。海が穏やかだ・・・・。潜れるときに西側も潜っておきましょう・・・・・と速足で午前に2ダイブしました。

アカボシウミウシでしょう。

     

うーん・・・・。これは珍しい。チギレユキイロウミウシです。私は初めての出会いだ。図鑑に掲載されている写真も深場・・・・、水深53Mで撮影されたものです。こんなに深いところじゃー私には無理無理。きっと見られないウミウシだろうなーと思っていたら、水深32Mで見られた。ラッキー。

     

イガグリウミウシは普通種。どこででも見られるね。

     

コノハミドリガイも普通種。

     

クセニアウミウシ属の1種その4です。「やや稀」とのコメントが図鑑にありますが、そのとおり。年に数回の出会いです。

     

ミゾレウミウシは普通種だけれど、体の上になにやら乗ってる。なんだろうか?

     

ラベンダーウミウシです。

                  

シロハナガサウミウシは久しぶりの出会い。

     

トンプソンアワツブガイはペアでいました。

                 

うーん・・・・。サイズが5ミリに満たないほど小さかった。名前がわからないな・・・・。

                 

そしてエビカニガイドブック、久米島編でヤドカリ科の1種として紹介されているこのヤドカリ。びろりんと長い第二触角にまで模様があることで区別が容易。

     

イソギンチャクエビ。ホストが綺麗だと華やかに写せて素晴らしい。

     

エビだね。何エビなのかな?

     

フタホシタカノハハゼは普通色と白色、黄色、黒色・・・いろんな色が見られました。

     

ハダカハオコゼ。ここではずっと見られています。

     

ハタタテサンカクハゼは大きくて紹介しやすい。

     

さてさて、こいつは・・・・・。また宿題ってことで。

     

ヒメアオギハゼはいつも同じ場所にいるんだけれど、暗いので撮影はとても困難なのだ。

     

イッポンテグリもリクエストされていたので見せられて良かった。こちらはメス。

     

背びれの尖ったオスもいました。

     

ハダカコケギンポの普通色。

     

黒色もいました。

     

ミヤケテグリもいたし・・・・、

     

ツノダシの群れがすいーーーーーと泳いでいきました。

     

顔に見えるホヤは私のお気に入り。

     

こちらも・・・・。

     



Date

2008/3/17  天候 晴れ
気温 20℃ 中潮

水温

20〜21℃

透明度

8〜10M

1.0〜1.5M
東京の知り合いイントラN君の紹介で遊びに来てくれた親子連れのお客様とダイビング。午後から到着ダイブで2本潜ってきました。

あいにく耳の抜けがイマイチで、なかなか深場に潜れませんでしたが、そーいうときは無理せず浅いところで遊べばいいのだ。

カクレクマノミやハマクマノミ、ミナミハコフグ子供、洞窟の中のハタンポたちと遊んできました。ずっと耳抜きのサポートをしていたので写真はないです。


Date

2008/3/16  天候 晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

21〜22℃

北東から東

透明度

3〜20M

1.5M
地元在住のリピーター3名とダイビング。季節柄、ウミウシをネチネチ探してきましたが・・・・、私のカメラはトラブルのため全然写真が撮れませんでした。
まぁートラブル原因がわかっただけでも良しとしなければならないが、それにしても今はウミウシの旬。今年は東海岸のウミウシにパワーが感じられないが、西海岸はどかぁーんんんんんと爆発している感が強い。いっぱいいる。探せばボロボロ出てくる・・・・出てくる・・・・・って感じ。

そんな中で、お客様が撮影してくれた画像をHP用に分けていただけたので、ここに掲載。デジイチで撮影されているのでホンマに綺麗。羨ましい・・・・・・。
こんなの見ると私もデジイチほしくなるけれど・・・・、ガイド中にはどうせもって入れないし、撮る暇も無いのでお金の無駄遣いなのだ。

まずは現場では絶対キャロットシードではないだろう・・・・と思っていたウミウシ。この画像で見たら、どう見てもキャロットシードミノウミウシだ・・・・・。どーいう目してるんだろうか・・・、私は・・・・。

    

うーん・・・・。アカメミノウミウシのようでもあるが、触覚にあるべき皿状の輪があるようでないようで・・・・・。ミノの内部も微妙に色が異なるようにも見える。

    

緑の海藻の上を移動していたこのウミウシ。なんだろうか?

    

これも上の写真の個体と同じものだと思います。ゆっくり調べさせておくれ・・・・。

    

こいつもゆっくり調べましょう。

    

他にもいろいろ見られた。ユキヤマウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、トンプソンアワツブガイ、サキシマミノウミウシ、シロウサギウミウシ、オレンジウミコチョウ、ツユダマガイ、シライトウミウシ、ホンクロシタナシウミウシ、コンペイトウウミウシ、センテンイロウミウシ、ネコジタウミウシsp、ニシキツバメガイ、ナギサノツユなどウミウシは普通種だけれど多い。

他にはヒナギンポの婚姻色が綺麗でした。私も写真に撮りたかった。ドロハゼも出てきたけれど、今日は濁っていてあまり見られませんでした。


Date

2008/3/15  天候 晴れ
気温 22℃ 中潮

水温

22℃

北東

透明度

8〜10M

1.0〜1.5M
今日は近隣のダイブショップさんの修学旅行生体験ダイビングのお手伝い。予定では1日ずっーとだったのだが個人的な用事で午前だけに変更してお手伝いしてきました。

久しぶりの大人数の体験ダイビングで、てんやわんやでしたが、ここの体験はロープ沿いに進むので、混乱することも無く実にスムーズに流れていきました。

みんな、楽しそうでしたよ。


Date

2008/3/14  天候 晴れ
気温 20℃ 中潮

水温

20〜21℃

透明度

8〜10M

1.0〜1.5M
今日も知り合いのショップのお手伝い。これまた修学旅行生の体験ダイビングのヘルプなのだ。せっかく穏かな海になったので、そのヘルプの前に1本潜ってきた。早朝ダイブになったけれど、まぁーネタ確認だ。お目当ての生物には出会わなかったけれど、いないということがわかっただけでも潜った甲斐があったというものであります。

こちらはアデヤカゼブラヤドカリだろう・・・・と思われるヤドカリ。綺麗でかわいいよね。

     

アラリウミウシは久しぶりの出会いかな。図鑑には「稀種」とのコメントがあるけれど、本日は別々の場所で2個体を確認できました。

     

イガグリウミウシ。探す必要も無く目に付く。それほどに普通種。

     

こちらは出会えると嬉しい派手なウミウシ。ルージュミノウミウシ。

     

この独特なミノの感じからすぐに名前がわかるだろう・・・・と思っていたら・・・・、わからなかった・・・・。またゆっくり探します。

     

こちらは私は二度目の出会い。以前、出会ったときにいろいろ探してお客さんから指摘された名前がこちらのサイトにありました。ミノウミウシ亜目の仲間16ということです。まぁーようするに名前のない種ということですな・・・・・。

     

こちらも現在調査中。

     

ヨゾラミドリガイです。

     

なんか・・・・、変な色の・・・・ゾウゲイロウミウシだなー・・・と思ったけれど、図鑑を見てもこーいうタイプのほかのウミウシもいないので、やっぱりゾウゲイロウミウシなんだろうね。

     

えーと・・・、こいつも今調べています。

     

なんだか調べているのばっかりですね・・・・。申し訳ない。