スピッツログブック

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Date

2005/4/30

天候 晴れ
気温 27℃ 小潮

水温

23〜24℃

南西

透明度

25〜30M

1.5M

ヤシャハゼなんぞも見てみたい・・・というお客様のリクエストにお応えし、ハゼを紹介。そしてツバメウオの群れも見てみたい・・・とのリクエストに従い、ツバメウオ祭りに突入。お客様はモルディブに何度も行っている人だが、そーいう人でもここのツバメウオの群れは喜べる多さであーる。

ウミウシではアカテンイロウミウシが登場。あいかわらず派手ないでたちであります。

4.30.05.akaten.jpg (43062 バイト)

セトイロウミウシは最近けっこう見られるようになってきた。

4.30.05.setoiroumi.jpg (27436 バイト)

うーん・・・・。久しぶりの出会いだ。トゲトゲウミウシ。綺麗なウミウシであります。

4.30.05.togetogeumi.jpg (37738 バイト)

キクゾノウミウシの子供個体だと思われる奴にも遭遇。初めての出会いでした。

4.30.05.umi1.jpg (35444 バイト)

ドーン! とでかでかく登場したバサラカクレエビ。こいつはいい被写体になるのでガイドさん大助かり。

4.30.05.basaraebi.jpg (32555 バイト)

でかいなー・・・・。このワレカラ・・・・、あんたそれでもワレカラ? と聞きたくなる大きさだ。そしてお腹には卵と思えるかたまりが・・・・。赤く光る目玉が妖しいぜ。

4.30.05.warekara.jpg (46436 バイト)

ずっーと昔から変わらないポジションでホバリングしているベニハゼの仲間。名前はなんだろうか?

4.30.05.benihaze.jpg (20154 バイト)

ヒバシヨウジはペアでした。撮りづらいんだよね・・・・。

4.30.05.hibashi.jpg (79054 バイト)

ヘビギンポ、普通のヘビギンポもバックでこんなに綺麗に撮れる。腔腸類は大事だよね。

4.30.05.himeginpo.jpg (39890 バイト)

コウイカの子供。まるでヤドカリのような感じで隠れていました。

4.30.05.kouika.jpg (50053 バイト)

砂地の上ではセミホウボウの子供にも遭遇。かわいいなー・・・・。

4.30.05.semihobo1.jpg (66004 バイト)

ミヤコイシモチは小さいのから大きいのまで盛りだくさん。

4.30.05.miyakoishi.jpg (31740 バイト)

口の中に卵を持っている個体にも出会えました。唇の隙間から卵の目玉が光っているのだ。

4.30.05.miyakoegg.jpg (43071 バイト)

こいつはなんだろうか? 名前のわからないイシモチなのだ。ミヤコイシモチの老成魚かな?

4.30.05.ishimochi.jpg (24924 バイト)

なんじゃ、こりゃー? ヨウジウオの仲間と思われる奴らが2匹でからまっていました。その横にはもう1匹。全部で3個体いました。細いです。そしてホバリングしていました。なんだろうか?

4.30.05.y1.jpg (35575 バイト)

スカシテンジクダイも増えてきたし、夏に向けてもっと早くダッシュしないと・・・・。水温よ、上れ。でもそうするとウミウシがいなくなるからなー・・・。ジレンマだ。

4.30.05.sukashi.jpg (61674 バイト)

リングアイジョーもまだまだ敏感ですぐ隠れちゃうぜ。

 

Date

2005/4/29

天候 晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

22〜23℃

透明度

25〜30M

1.5M

えーと・・・・。この日はどんなダイビングだったっけ? もうどんどん記憶がなくなっていくぞ。危ない、危ない。そうそう・・・・、スジクロユリハゼを探してみたのだが、空振りに終わった日でした。しかしピンクダートゴビーを見られてなんとかOK。

バルタンシャコ(仮名)を久しぶりに見られました。

4.29.05.barusyako.jpg (61584 バイト)

甲殻類つながりでミカヅキコモンエビにも登場していただきました。

4.29.05.mikazuki.jpg (32672 バイト)

また砂地の上にゴミのようにかたまっていたエビがいました。白い目玉が見えるでしょうか?

4.29.05.ebi1.jpg (58743 バイト)

大きいエビに気をとられていて最初は気付かなかったのだが、なんとペアでした。画面右下に小さいほうのエビが写っている。威嚇する時にハサミを前に出してくるのだが、そのハサミにだけピンクっぽい色がついているのだ。なんで・・・・、そこだけ色がついているんだよ・・・・、お前・・・・。と不可思議なエビたちなのだ。もちろん名前はわからない。

4.29.05.ebi2.jpg (69177 バイト)

ゾウゲイロウミウシのまだ小さい個体もいました。

4.29.05.zougeiroumi.jpg (21088 バイト)

3個体も見られたトカラミドリガイ。淡い色合いだね。私は好きなミドリガイだ。

4.29.05.tokaramidori.jpg (29360 バイト)

シロウサギウミウシもいました。

4.29.05.shirousagiumi.jpg (18639 バイト)

ムラサキウミコチョウはなんと産卵中でした。うーん・・・・。珍しいなーと思っていたら、このGW期間中、かなりの確率で産卵している場面に出会えました。今が旬ですな・・・・。

4.29.05.murakocyou.jpg (37549 バイト)

私は初めて見ました、モンツキウミコチョウ。肌色の風船のような部分をヒクヒク痙攣させながら移動していきます。

4.29.05.mitsukiumikocyou.jpg (12973 バイト)

クロフチウミコチョウはホンマに目に付くようになったな・・・・。慣れとは恐ろしいものだ。

4.29.05.kurofuchi.jpg (28267 バイト)

そして名前はわからないのだが、このエリアに来ると大発生しているこのウミコチョウ。去年もたしかいっぱい出てきた時期がありました。図鑑で見るとシロウミコチョウのオレンジバージョンというのがあったらそれに該当するのでは・・・・・と思ってしまうが、勝手な想像は止めましょう。名前不明のウミコチョウです。撮りたい人は今のうちです。

4.29.05.kocyou1.jpg (12087 バイト)

コンペイトウウミウシ・・・・・。いっぱいもいないけれど、けっこう見る。普通種だよね。

4.29.05.konpeitou.jpg (42925 バイト)

もっと普通に見るセンテンイロウミウシ。

4.29.05.juttenumi.jpg (33906 バイト)

近頃のヤツシハゼは巣穴から身を乗り出し、ヒレも広げていてくれるので、とても綺麗。

4.29.05.yatsushi.jpg (36871 バイト)

ヤツシハゼ属の1種その4であーる。背びれのきれいに模様まで写してあげたい。ホンマはもっともっと綺麗ですぜ、親分。

4.29.05.yatsushisp1.jpg (67085 バイト)

うーん・・・・。あまり見ないハゼだなー・・・・。と、思って撮影し、図鑑で調べてみたら、ホタテツノハゼ属の1種その2でした。図鑑「日本のハゼ」には分布地は西表島のみになっているので、これで沖縄本島にも生息していることが確認されました。

4.29.05.hotate2.jpg (74606 バイト)

背びれを広げてほしかったが、すぐに隠れてしまったので、次回に期待。

他にはサンゴモエビは好評だったし、アナモリチュウコシオリエビもかわいかったですよ。

 

Date

2005/4/28

天候 晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

22〜23℃

透明度

25〜30M

1.5M

ハナキンチャクフグの子供がシマキンチャクフグの子供よりも目につくのは何故だろうか? というようなことを考えて潜っているわけではないが、撮影してしまうのは、どうしてもハナキンチャクフグの子供だ。ひいきしているわけではないのだが、やはりその色使いが、シマキンチャクフグよりもカラフルだからだろうか? うーん・・・・。

4.28.05.hanakin.jpg (42662 バイト)

今日は午前中2ダイブということで、じっくり潜ってきました。モンツキカエルウオは全部で6個体を確認。大きいのから小さいのから、大胆なのから、シャイな奴までいっぱいいました。写真左が大人の個体で、右が子供の個体です。模様、表情などあどけなさが感じられますか?

4.28.05.mon1.jpg (56152 バイト)4.28.05.mon2.jpg (38188 バイト)

そして昨日、カスリフサカサゴがいた場所を覗いてみると・・・・・、今日もいるいる・・・・と思ったら? なんで? 今日はカスリフサカサゴじゃねーじゃん・・・・。ニラミカサゴなんじゃねーの? こいつ???? どーいうことよ? とわけのわからない事態になっていました。

4.28.05.niramifusa.jpg (37602 バイト)

顔の色を変えて巧に隠れようとしていたロウソクギンポなのだが、ピンクのまゆ毛がそんなにくっきりしていては、かえって目立ってしまうのだ。個対数は驚くほどたくさんいるので、誰にでも探せるぞ。そしてかわいい。言うこと無しの生物なのだ。

4.28.05.rousoku.jpg (19551 バイト)

でかかった・・・・。セソコテグリだと思われるのだが、とにかくでかかった。第一背びれをビシュッ!! と立ててほしかったのだが、その願いはかないませんでした。残念。

4.28.05.sesoko.jpg (42608 バイト)

サンゴモエビが岩の隙間から伸びでたウミシダに擬態するかのように隠れていました。変わった模様のエビなので、ゆっくり見られれば、記憶に残ること間違い無しのエビであります。ただ移動スピードはとても速いです。

4.28.05.sangomoebi.jpg (44096 バイト)

キンチャクガニの子供サイズも確認できました。もっと大きくなってほしいなー。そしていつも見たいものです。

4.28.05.kin.jpg (45228 バイト)

デンショクミノウミウシは今日は2個体を確認。

4.28.05.densyoku2.jpg (36023 バイト)

うーん・・・・・。名前がわからないぞ。しかし綺麗だ。白と赤系の色彩がミノの上に散りばめられている。ウツセミミノウミウシが近いようにも感じるが、よくわからない。

4.28.05.minoumi1.jpg (31883 バイト)4.28.05.minoumi2.jpg (10914 バイト)

ド派手なウミウシに出会ってしまった。大きさは2センチぐらい。シノビイロウミウシ属の1種だと思われる。私の記憶は定かではないが、おそらく初めて見たウミウシであろう。

4.28.05.umi1.jpg (26109 バイト)

シロミノウミウシに似ている。しかし触角の色が図鑑では黄色みを帯びているのに対し、こいつは真っ白けだ。触角のモコモコしたところなんて、明らかにシロミノウミウシだと思われるのだが、そうではないかもしれない。・・・・・。うーん・・・・・という感じ。わかる?

4.28.05.umi2.jpg (19155 バイト)4.28.05.umi3.jpg (11837 バイト)

他にはユキヤマウミウシやサキシマミノウミウシ、オランウータンクラブ、オグロベラなどがいましたよー。

 

Date

2005/4/27

天候 晴れ
気温 26℃ 大潮

水温

22〜23℃

東から北東

透明度

5〜30M

2.0〜1.5M

お客様のリクエストに答えるダイビングが続いていく。天候もよく、波も穏やか。スジクロユリハゼやハダカコケギンポが見たいというので、それらを順に紹介していく。

それらはお客様が撮影されていたので当然ここには写真がないです。写真はまずカスリフサカサゴ。この魚元来、サンゴの隙間に隠れて暮らしているはずなのに、岩の隙間で確認できました。なんであんなところにいるのだろうか? サンゴがなくなった恩納村でもこーいう魚はがんばって生きている。再生してきたサンゴにこいつらが堂々と住めるようになるのは、そう遠い日でもないように思うのだが・・・・。

4.27.05.kasurifusa.jpg (34672 バイト)

砂地で出会えたイッポンテグリ。背びれのトンガリまくっているオスの個体でした。ラッキーだね。

4.27.05.ippon1.jpg (38163 バイト)

ガレ場から顔を出していたカメンカクレエビ。オシャレカクレエビよりも生息水深はちょっとだけ深いかな・・・・。

4.27.05.kamenebi.jpg (63227 バイト)

ツノの仲間かな・・・・。岩の上からこちらを見ていました。

4.27.05.kani1.jpg (63687 バイト)

クロフチウミコチヨウは最近、頻繁に出会う。多分以前から何度も出会っていたのだろう・・・・。オレンジウミコチヨウのちょっと綺麗なバージョンとして認識していたと思われる。図鑑で確認して、初めて別種だと知ったのはつい最近でした。情けなし。

4.27.05.kurofuchiumi.jpg (32376 バイト)

ジュッテンイロウミウシは久しぶりの出会い。センテンイロウミウシとの出会いの方が確率は圧倒的に高い。

4.27.05.juttenumi.jpg (20917 バイト)

そしてデンショクミノウミウシはなんと3個体が揃い踏みなのだ。誓ってもいいが、故意に運んだわけではなくて、自然に集っていたのであーる。なんでだろうか?

4.27.05.densyoku1.jpg (82247 バイト)

うーん・・・・。もっと綺麗なんだけれどな・・・・。ぜひライブでナマのデンショク模様を見ていただきたい。写真の数千倍は綺麗でインパクトありますから・・・。

4.27.05.densyoku2.jpg (33741 バイト)

イソコンペイトウガニのリクエストも頂いていたのだが、それはかなえることが出来ませんでした。残念。

 

Date

2005/4/26

天候 雨、後に曇り
気温 25℃ 大潮

水温

22〜23℃

透明度

15〜20M

3.0〜2.5M

カクレエビ関係を撮影したいというお客様のリクエストに応じて、カクレエビの仲間探し。ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、バブルコーラルシュリンプ、オトヒメエビ、などいろいろいました。

アカクセニアウミウシなども紹介したのだが、お客様がシャッターを押されることはなかった。あまりウミウシには興味がないらしい・・・・。ふむふむ。

ジョーフィッシュは全部で5個体に遭遇。なによりの吉報は黄色が確認できたこと。まだまだシャイな奴だが、今後じっくり付き合っていきたい。

4.26.05.j2.jpg (16139 バイト)

撮影できたこの2個体は、ほとんど隠れない、実に豪胆な2個体であります。

4.26.05.j3.jpg (46793 バイト)

真っ黒けじゅなくて、微妙に色がついているので、なによりであります。

4.26.05.j1.jpg (38624 バイト)

ウミウシカクレエビはペアでした。大きかったです、両方とも。

4.26.05.umiebi.jpg (44484 バイト)

午後から一本のみのダイビングでした。

 

Date

2005/4/25

天候 曇りたまに晴れ
気温 25℃ 大潮

水温

22〜23℃

透明度

25〜30M

3.0〜2.5M

お客さんはいなかったのだが、トゲツノメエビの確認に潜ってきました。

名前のよくわからなかったウミウシ。ナマコについていたのだけれど・・・・、チドリミドリガイの幼体かなー・・・。サイズは5ミリくらいでした。

4.25.05.umi1.jpg (26556 バイト)

なんだゴマフビロウドウミウシか・・・・と思っていたが、やっぱり何か違う気がして撮影。すると・・・・、ヤグルマウミウシではないか! 稀種との説明もある。ふむふむ。サイズは小さくて、5ミリ程度でした。

4.25.05.umi2.jpg (17688 バイト)

デンショクミノウミウシは今日も確認できました。いつまでいるのかなー・・・・。

4.27.05.densyoku3.jpg (38295 バイト)

なんか変な格好のチギレフシエラガイにも遭遇。体を千切った後なのだろうか?

4.25.05.chigire.jpg (37642 バイト)

そして今日はペアで確認できたトゲツノメエビ。昨日は大きい方を載せたので、今回は小さい方の個体をアップ。ハサミが両方とも揃っているのだ。

4.25.05.tomeebi1.jpg (59316 バイト)

正面から見るとホンマ・・・・、変わったエビである。トゲトゲだ。しかし今日を最後に姿をくらましてしまいました・・・・る残念。今度の出会いはいつになるのだろうか?

4.25.05.tomeebi2.jpg (38549 バイト)

 

 

Date

2005/4/24

天候 曇りたまに晴れ
気温 25℃ 大潮

水温

22〜23℃

透明度

25〜30M

3.0〜2.5M

昨日の大雨がガラリと変わって今日は曇りながらも陽射しを感じられるなかなかの天候。雨降りよりも全然OK。お客様も喜んでおられました。太陽に負けないように今日は3ダイブ。ウミウシ探しも絶好調なのだ。

まずは浅瀬のヒナギンポ。まぁー普通種。どこにでもいるけれど、安全停止中なんかににらめっこしていると退屈することはありません。

4.24.05.hina.jpg (43622 バイト)

底モノです。体長7センチぐらいの・・・・、うーん・・・・、なんだろうか? ホソウミヤッコのようだが、違うようにも思えるし、ノコギリウミヤッコかもしれない・・・・。今瀬能先生に問い合わせ中です。

4.24.05.hosoumi.jpg (67529 バイト)

定番のモンツキカエルウオは今日4個体を確認。大人も子供もいました。

4.24.05.mon.jpg (43040 バイト)

スミレナガハナダイがクリーニングされていたお陰でゆっくり撮影できました。やっぱり綺麗な魚ですね。

4.24.05.sumire.jpg (56397 バイト)

大きいねー。こんなに大きいとバサラカクレエビかと思ってしまうが、模様が違うよね。ウミシダヤトリエビの大きな個体だと思われます。

4.24.05.umishidaebi.jpg (65941 バイト)

そしてそして、そしてそして・・・・、久しぶりに見てしまったぜ。トゲツノメエビ!! やっぱりすんげぇー顔しているなー・・・・・。私は2度目の出会い。何年ぶりだろうか? こんなの狙ってもなかなか見られません。ハサミが片方しかないのが残念だが、そのハサミの模様にしても・・・・・、なんという色使いなのだろうか? 素晴らしいぜ。しっかし本当にトゲトゲだなー・・・・。目がピンクってどうよ? よくこんな生物が実在しているなー・・・・・。

4.24.05.togeebi.jpg (75320 バイト)

嬉しくって横から撮影した写真も載せてしまうのだ。しかも逃げる速度が大変遅かったので観察しまくりだったのも確実に好印象。現場は丁寧に整えてきたので、しばらく見られることを切に願うけれど・・・・、なんか海が荒れそうだね。台風3号ができてるよね・・・。来ないと思うけれど・・・・。

4.24.05.tomeebi2.jpg (58593 バイト)

そして今の季節はウミウシ花盛りなわけで、今日もコンペイトウウミウシが見られました。毎日見れている。

4.24.05.konpeitou.jpg (60515 バイト)

ミアミラウミウシはそんなに珍しくもないが、見つけられるとインパクトがあって私は嬉しい。でも色、柄が一部の人には気持ち悪いかもしれないねー・・・・。

4.24.05.miamira.jpg (53255 バイト)

そしてふむふむ。クロモドーリス・プレキオーサかなー・・・・と適当に流してしまったウミウシ。だが図鑑で見てみるとそうじゃない。和名はなく、学名のみ。メキシクロミス・マリーイという初めて見るウミウシだった。もっとしっかり撮っとくんだったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、残念。

4.24.05.mariiumi.jpg (40827 バイト)

おおおおおおおおおうううぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっ!!今年も登場したぞ。

デンショクミノウミウシだ!

しかもペアです。なんて華々しい・・・・・。まさに電飾でございます。

4.24.05.densyoku1.jpg (39429 バイト)

しかし速い。移動速度はほんまに速い。見ていない人の想像をきっと越えるであろう高速度で移動してしまう。フラッシュが充填する前にベストポジションからいなくなってしまうこと間違いなしなのだ。あまり触らなかったけれど、いつまでいるかなー・・・・。

4.24.05.densyoku2.jpg (37387 バイト)

いやー・・・・。素晴らしい出会いだった・・・と感動していたら、別のポイントでまたもや出会ってしまった。1日に3個体のデンショクウミウシに遭遇できるとは・・・・。今日はトゲツノメエビも見られたし、ラッキーですなー。おっ? その横に画面左端にもウミウシがいるじゃーあーりませんか?

4.24.05.densyoku3.jpg (41203 バイト)

チャーリー浜だって、身を乗り出すこと間違い無しのデンショクウミウシの横にたたずんでいたのは・・・・、なんだろうか? 図鑑をめくってみたけれど、ピンと来るものはいなかった。しいて言えば、オンナソンウミウシ・・・・、ヘンな名前のウミウシだが、ここ恩納村で模式標本が採集されたウミウシなのだ。そう・・・・。そのオンナソンウミウシに似ている気もするけれどなー・・・・。なんせ、この個体、大きさは3mmぐらいだったので、ちょっとわからないなー。大人のオンナソンウミウシが見てみたいぞ。

4.24.05.umi1.jpg (8030 バイト)

そしてこんなところでテンテンコノハミドリガイに出会えるとは・・・・、いろんなところで出会えるミドリガイだなー・・・・と思って、またもや適当にシャッターを切っていたこのミドリガイ。図鑑で見たら、またもやちょっと違う。触角先端のブルー系の色をたよりに探してみたら、トカラミドリガイというのに出会いました。「外海に面した岩礁上で見られる」という生息地域もビンゴ。まぁーガイドしながらだからそんなに真剣に撮っていないからしようがないけれどね。

4.24.05.tokaramidori.jpg (17251 バイト)

お客様からいただいたこの写真・・・・。ツノクロミドリガイかなー・・・・。ちょっと名前がわかりません・・・。申し訳ない。変わっているよね?

4.24.05.umiaosan2.jpg (38041 バイト)

明日は荒れるのかなー?

 

Date

2005/4/23

天候 曇り、雨、大雨
気温 25℃ 大潮

水温

22〜23℃

南から北のちに東

透明度

10〜30M

3.0M

曇り空が雨に変わり、風もくるくるまわって、海も初めは穏やかだったのに、どんどん荒れてきた。忙しい一日だったなー・・・・。

ツバメウオが見たいというお客様のリクエストにお応えしてツバメウオ祭りだ!!

4.23.05.tsubame1.jpg (23046 バイト)

中層にプカプカ浮んでツバメウオと戯れてきました。今日は大漁で、群れを楽しむには十二分な量でしたよ。50匹以上はいたでしょう。写真はツバメウオと戯れるゲストであーる。

またマクロも少々。角が異様に長かったマツバギンポも紹介。こーいうちょっと変わった個体もかわいいぞ。

4.23.05.matsuba.jpg (48588 バイト)

うーん・・・・・。豪勢な共演だ。ヤツシハゼのペアを傍観するフチドリカワハギの子供であーる。微笑ましい風景ですね。

4.23.05.fuchidorikawa.jpg (112736 バイト)

クロモドーリス・プレキオーサはけっこういろんな環境で見られる。

4.23.05.purekioosa.jpg (29949 バイト)

こいつもそうだね。今年はたくさん見ている。体の中央、食べられたのかな? 傷ついていますね。ホソスジイロウミウシかなー? ちょっと自信なし・・・・。

4.23.05.umi2.jpg (50673 バイト)

1日1回は、名前のわからないウミウシに出会える今日この頃。こいつはなんだ? 長さは2センチぐらい。白いモジャモジャが少しずつ丸まっている。ミノウミウシ亜科の1種その4だろうか? デジカメの限界を感じずにはいられないサイズのウミウシだ。

4.23.05.minoumi1.jpg (31936 バイト)

風向きの変化で海が急変した恩納村近辺でしたが、特に事故があったという話は聞いていないので大丈夫だったのだろう。みんなも気をつけましょうね。

 

Date

2005/4/22

天候 晴れ
気温 25℃ 中潮

水温

22〜23℃

透明度

15M

1.5〜2.0M

せっせっと潜る日々である。GWに向けて海中状況の把握にいそしんでいるのだが、砂が飛んでいたりゴロタがばらけていたりして、生物層が濃い・・・という印象は持てなかったが、まぁーまだ4月だし、これから子供がどんどん増えるし、魚は日増しに増えていくことだろう。期待せずにはいられない。

久しぶりに見たのはハダカハオコゼ。黒色であまりかわいくないのだが、逃げないしみんなで見られるし、いると大助かりの生物なのだ。

4.22.05.hadaka.jpg (65130 バイト)

キンチャクフグはどれもがかわいくて、個人的に好きな魚であるが、ハナキンチャクフグの子供はよりカラフルでなおさらにかわいい。体に比べて目が大きいのも子供の特徴で、それがかわいさをより引き出しているとも思える。

4.22.05.hanakin.jpg (54218 バイト)

普段あまり行かないエリアで生物を探していたらオニハゼがいました。・・・・、まぁーどこにでもいるけれどね・・・・。

4.22.05.oni.jpg (64257 バイト)

岩の根元には、ウバウオの仲間、体長1.5センチぐらいがくるりと丸まっていました。この後すぐにフラフラ移動して岩の下に隠れてしまいました。

4.22.05.ubauo.jpg (20026 バイト)

とんでもなく大きかったウミグモに遭遇。ウミグモは何度か見ているけれど、こんなに大きいのは初めて。こんな生物もいるのだが、かわいくもないし、ただの線だけのような体なので、あまり人気はない。お客さんに見せても喜ばれないかもね。

4.22.05.umigumo.jpg (67631 バイト)

私の人差し指の大きさと比べてみると、その大きさが容易にわかります。大きいねー。

4.22.05.umigumo1.jpg (62797 バイト)

そしてそしてこれまた特大だったぜ。ウミウシカクレエビ。こんななに大きい奴は久しぶりだ。私の人差し指の第二関節付近・・って紛らわしいなー・・・、とにかく、その第二関節付近の大きさと比べてみましょう。大きいけれど、色も綺麗だ。密に広がる白点がすばらしい。200ミリのマクロレンズで顔のアップとか撮影すると、いいのが撮れそうだ。

4.22.05.umiushiebi2.jpg (61445 バイト)4.22.05.umiushiebi1.jpg (45368 バイト)

ムチカラマツエビがペアで並んでいました。オートで撮影したらバックは黒に落ちました。撮影にゆっくり時間をかけてバックをブルーに抜いても良かったのだが、今回は挫折。他にも見ないといけないエリアがあるからね、ここでゆっくりしている場合ではないのだ。

4.22.05.muchikaramatsuebi.jpg (16979 バイト)

ウミウシはあいかわらずたくさん見られる。コンペイトウウミウシは昨日も見られましたね。

4.22.05.konpeitou.jpg (38262 バイト)

フジナミウミウシが死サンゴの窪みにジャストフィットしていました。

4.22.05.fujinami.jpg (31421 バイト)

ああぁぁぁぁぁ、ぼけてしまっていた。撮影できたものだと油断していました。せっかく久しぶりにキベリアカイロウミウシに遭遇できたというのに・・・・・。ボケているのだが、遭遇できた喜びがあい高まってここにアップとなりました。ボケててごめんなさい。

4.22.05.kiberi.jpg (20803 バイト)

うーん・・・。メレンゲウミウシかなー・・・・、ちょっと違うような気がするなー・・・・と思って撮影し、調べてみたら、やっぱり触角の色が違う。なんだろうか? こいつは・・・・と調べていったら、ふむふむ。ヘリシロイロウミウシという個体が図鑑に載っているではないか。こいつじゃん・・・・。いやー、撮影しといてよかったー・・・・・。海中で感じる「ちょっと違う気がする・・・・」の気を大事にしないとね。

4.22.05.merenge.jpg (33807 バイト)

なんじゃ? こりゃー? というシロモノ。初めはヒラムシの大きい奴かなー? と思っていたのだが触角がにょっきり2本現れたので、きっとウミウシなのだろう。画面右下にその触角が写っています。

4.22.05.umi1.jpg (25563 バイト)

うーん・・・・。かわいいねー。ミカドウミウシという60センチにも達する大きなウミウシの子供がこいつであーる。久しぶりの出会い。

4.22.05.mikada1.jpg (20607 バイト)4.22.05.mikado2.jpg (33447 バイト)

フリソデエビやキンチャクガニ、ヒメヒラタイザリウオ、オオモンイザリウオなんかを探していたのだが、それらは結局見られませんでした。まぁーまた探すさ。

 

Date

2005/4/21

天候 晴れ
気温 25℃ 中潮

水温

22〜23℃

南から南西後に北

透明度

10M

2.5〜2.0M

良い天気に恵まれた沖縄本島地方。暖かい。とても暖かい。幸せすら感じてしまうポカポカ陽気であります。

今日もネタを探す日々だ。お客さんは来ないのかな?

まずは最近いろんなポイントで見かける寄生虫付のフサカサゴ。今日も2個体を確認。フサカサゴが多いのって、あまりかんばしくないような気がする。こいつらやっぱり甲殻類を食べているんだろうし、キンチャクガニとか見なくなってきたら、こいつらたくさん見るようになってきたし・・・・・、フサカサゴよりキンチャクガニ見たい。

4.21.05.fusakasago.jpg (54130 バイト)

別々の場所でクジャクベラを確認。でもあんまり体色がビビッドに出ていなくて、撮影しても全然綺麗じゃないしかわいくもないなー・・・・。

4.21.05.kujaku1.jpg (60812 バイト)4.21.05.kujaku2.jpg (36126 バイト)

ヤノダテハゼがやたらと目に付きました。左側の写真はほぼ大人ですが、右側の写真はまだまだ子供。目印となる尻尾の模様もまだほとんどありません。

4.21.05.yano1.jpg (58242 バイト)4.21.05.yano2.jpg (40648 バイト)

そしてびっくりするぐらい大きなワレカラに遭遇。なんだおまえ? その大きさは? デビルマンを思い出してしまった。目が光っているね。

4.21.05.warekara.jpg (26279 バイト)

そしてこいつらだ。・・・・・・。ここのポイントにはたくさんいました。なんだろうか? ジョーフィッシュのようでもあるが、ギンポハゼ、またはギンポハゼ続の1種のようにも思える。より深い調査が必要ですな。ギンポハゼならば確実にヒットであーる。

4.21.05.nani.jpg (41121 バイト)4.21.05.nani1.jpg (29282 バイト)

おおおおおっととと・・・と声が聞こえてきそうなほどに態勢を崩してしまったのはコノハガニ。おまえ、落ちんなよ。

4.21.05.konoha.jpg (26974 バイト)

おおおおおおぉぉぉ。こんなところにもスカシモエビの仲間がいるではないか。ふーん・・・・。いろんな場所にいるんだなー・・・・。勉強になるぜ。

4.21.05.sukashiebi.jpg (57437 バイト)

ウミウシコーナーに突入。コンペイトウウミウシです。

4.21.05.konpeitouumi.jpg (50471 バイト)

モンジャウミウシ。特にコメントはない・・・。なら撮るなって? まぁーいいじゃん。2005年4月21日のモンジャウミウシはこーいう奴だったという記録であーる。

4.21.05.monja.jpg (31908 バイト)

オレンジウミコチョウはいっぱい見られました。

4.21.05.orangekocyou.jpg (13490 バイト)

・・・・・・。見たことある。なんだっけなー・・・・。この特徴ある移動のしかた・・・・と水中で悩んでいたのだが、図鑑で見たら一発でわかった。シャクトリミドリガイであろう。姿はチャイロオウカンウミウシとよく似ているが、チャイロオウカンウミウシは動きが緩慢と記述してあるし、この個体は移動速度速かったし・・・・・。なによりも動く時に尺取虫のような動き方をしていたし・・・・、それが1番の特徴だね。姿のわかるわかりやすい写真が撮れていないなー・・・・。

4.21.05.umi1.jpg (54265 バイト)4.21.05.umi2.jpg (27615 バイト)

そしてからまったロープの内部にアオリイカの卵隗がたわわに実っていまして、それらを守るかのようにミヤコイシモチ成魚から幼魚までがずらりと浮遊していました。個人的に好きな風景だ。

4.21.05.miyaaori.jpg (64072 バイト)

イカの子供も泳いでいたけれど、きっとアオリイカの子供なんだろうな・・・・。他にはとてもきれいな初めて見るウミウシがいたのだがデジカメはバッテリーアウトで撮影できませんでした。とても残念。そしてマツバギンポの特大サイズもいたのだが、これまた撮影不可で残念残念。ちゃんちゃん。

追加で捨身をもう1枚。見慣れないチョウチョウウオだなー・・・と思って撮影しました。図鑑で調べたらシチセンチョウチョウウオという奴でした。パラオなどでは普通種だが日本では稀と書いてありました。ふむふむ。確かにあんまり見ないような気がするなー・・・。とてもきれいなチヨウチョウウオでしたよ。

4.21.05.shichisencyou.jpg (60903 バイト)

 

Date

2005/4/19

天候 曇りたまに雨
気温 23℃ 小潮

水温

21〜23℃

南東

透明度

15〜20M

2.5〜3.0M

うーん・・・・。雨・・・は降っていないけれど・・・、曇っている・・・、いや、降ってきた・・・・というお天気。透明度はそこそこあるので晴れるとなおさらに綺麗なのだけれどねー。

1本目は穴をゆっくり楽しみました。生物ではイソバナガニやウルトラマンホヤ、ハタタテハゼにオランウータンクラブ。あまり隠れない生物を紹介。写真には撮れたのかな?

2本目は砂地でのんびりダイビング。浅瀬にはヒメオニオコゼ。背びれが毒々しいのだ。

4.19.05.himeoni.jpg (76231 バイト)

深場ではトウアカクマノミがいました。

4.19.05.touaka.jpg (24209 バイト)

ユビエダハマサンゴと群れるヨスジフエダイなどをホゲーと観察。実にのんびりしたダイビングでしたよ。

 

Date

2005/4/18

天候 曇りたまに雨
気温 23℃ 小潮

水温

22〜23℃

透明度

20〜25M

1.5〜2.0M

うーん・・・・。ちょっと肌寒いこの日のお天気。お客様は久しぶりにリピートしてくれた女性で穴好きの人。穴を潜ってきました。その中で生物もチョコチョコ紹介。お客様もカメラ片手に頑張って撮影しておられました。

まずはドロップオフに張り付いていたコクチフサカサゴ。オニカサゴよりも小型で頭でっかちな感じ。目の模様がかわいいのだが、体と表情がグロテスクなのでそこまで寄って観察するお客様は少ないのかなー・・・。

4.18.05.kokuchi.jpg (52964 バイト)

ミズタマサンゴの上にはオランウータンクラブが踏ん張っていました。目のわかりやすい個体ですね。

4.18.05.oranutan.jpg (47347 バイト)

ウミシダの枝の上ではコマチコシオリエビがなにやら捕食しようと活動中でした。なにかフワフワしたものをハサミで捉えようと必死に頑張っていました。

4.18.05.komachikoshiori.jpg (66644 バイト)

この季節どこで潜ってもウミウシがよく見られます。普通種なのだが個人的に好きなキカモヨウウミウシ。ぼけた色の感じがあまり他のウミウシにはない感じです。

4.18.05.kikamoyou.jpg (34012 バイト)

オーバーハングの天井に張り付いていたキスジカンテンウミウシ。大きくて紹介しても受けがいい、ガイド的に楽なウミウシです。

4.18.05.kisuji.jpg (35564 バイト)

キスジカンテンウミウシほど大きくはないが、背中の入り組んだ模様と配色はインパクト十分のモザイクウミウシ。大きさは3センチくらいでした。

4.18.05.mozaiku.jpg (37041 バイト)

最近あまり見ていなかったオハグロツバメガイ。てっきり普通種なのにここんところ見ていないなー・・・と思っていたのだが、図鑑を読んでみると「冬季、特に環境を選ばず見られるが、稀種」とのコメントがある・・・・・。え? 稀種? 稀種だったのか? こいつ・・・・。なんかよく見ているような気がしていたのだが、そう言われると見ていなかったような気もしてくるし、・・・・、つまりあんまり印象に残っていないと言うことか・・・・・、お客さん受けもそんなに良くはないタイプのウミウシだからね。

4.18.05.ohaguro.jpg (40037 バイト)

内湾や泥場で見ていたので、てっきりそーいう環境が好きなウミウシなのだと思っていたらドロップオフのリーフトップでも見られました。リュウモンイロウミウシ。環境を選ばず見られるようですね。今年はよく見られます。

4.18.05.ryumonumi.jpg (59751 バイト)

そしてあまり小さいウミウシはスルーしようと思っていたのだが、初めて見るタイプのウミウシを見つけてしまったので、お客様に紹介。私の人差し指の爪先が写りこんだ写真の右側にいろウミウシ。写真ではウミウシの後ろから撮影しているため、背中部分の白いミノがよく撮れています。

4.18.05.umi1.jpg (30272 バイト)

正面から撮れたものはこんな感じ。白い。ただひたすらに白い触角部分とその下のチョビヒゲのような部分が極めて白い。むしろ青みがかっている。背中の白さとはちょっと異なる趣であります。サイズは爪の大きさと比較してもらえると容易に理解できるが、2〜3mmでした。

4.18.05.umi2.jpg (16182 バイト)

今日はお昼到着のお客様がおられるので、真弓と合流して全部で4本潜る予定だったのだが、急遽私は午前にて終了になってしまった。真弓は午後から1本潜り、グルクマやカゴシマオコゼの子供、セムシカサゴなどを見てきたとのことでした。

 

Date

2005/4/17

天候 曇り
気温 23℃ 小潮

水温

21〜22℃

透明度

12〜15M

2.0M

本日は午前中に恩納村のダイビングショップが集まって真栄田岬を掃除してきました。瀬良垣にあるベントスダイバーズからの呼びかけで実現したのだが、良いことなので時間が合う限りまた参加してきれいにしていきたいものです。恩納村役場ではボランティア袋というとても大きなゴミ袋がスタンバイされております。その大きなゴミ袋が埋まること、並ぶこと、積まれること・・・・。おおよそ30枚のゴミ袋が発泡スチロールや吸い殻、網などで大きく膨らみ、一時間半ほどの短時間でゴミの山が完成してしまいました。いやー・・・、たくさんあるもんだ。

そして午後からリピータのお客様とダイビング。ウミウシ好きの方なので、なにか新しい出会いを求めて根をウロウロ。砂地を徘徊。壁を物色。海草をパサパサ。岩をジロジロ・・・・・、そんなこんなでこんなウミウシに出会えました。

と、思ったら初めの写真はウルマカサゴでした。一見オニカサゴそっくりなのだが、その体色はオニカサゴと比較するにはあまりにも相性が悪い。遠くで見ていても様々な色が散りばめられています。

4.17.05.uruma1.jpg (52006 バイト)

顔のアップを撮ってみるとこんな感じ。ピンク、ブルー、赤、茶、黄色・・・・、ホンマにカラーバリエーション豊富なカサゴなのだ。

4.17.05.uruma3.jpg (71246 バイト)

そして最近続けて見られている、ネコジタウミウシ属の1種その2であります。お客様からのリクエストでもあったので見せられて良かった。今日は1個体のみの出会いでした。

4.17.05.nekojita1.jpg (37446 バイト)

その近くにはネコジタウミウシ属の1種その1が揃い踏み。なんて素晴らしい。今週はネコジタウミウシ運があるスピッツです。大きさはとても小さくて1.5センチぐらい。

4.17.05.nekojita2.jpg (35121 バイト)

セトイロウミウシかなーと思ったけれど、自信のなかったこの個体。しかしやっぱりセトイロウミウシでした。普通種であります。

4.17.05.setoumi.jpg (28035 バイト)

お客様が見つけてきたトウヨウキセワタ。図鑑に記載がないので普通種か稀種かわかりませんが、私は初めての出会いであります。お客様、どうもありがとうです。

4.17.05.kisewatagai.jpg (33618 バイト)

キャラメルウミウシはとんでもない大きさで、見る私達を圧倒してきました。ここまででかいとなかなかの迫力。

4.17.05.kyaramel.jpg (31495 バイト)

キマダラウミコチョウは全部で・・・、8個体ぐらいは見たのだが、その中でも特別大きかったこの個体。全長1センチ以上1.5センチ未満・・・・。え? 小さい? でもウミコチョウですからねー・・・。そんなもんですよ、先輩。

4.17.05.kimadara.jpg (26881 バイト)

そして私も初めての出会いだったこのウミウシ。写真中に全部で3個体います。「沖縄のウミウシ」には記載されておらず、海外のウミウシ図鑑で学名をゲット。Stiliger aureomarginatusというらしい。そこでウミウシガイドブックの伊豆版を見てみると、テントウウミウシという名前で載っているではないか・・・。説明を読むと伊豆では普通に見られるらしい。沖縄ではあまりいないぞ・・・いや、見落としていただけかな・・・・、そうなんだろうな・・・・。情けなし。

4.17.05.umi1.jpg (30891 バイト)

そして雑誌などでたまに見かけていたので、ぜひ見てみたいものだ・・・とつくづく思っていた「笑いボヤ」。ようやく出会うことができました。群体だったら良かったんだけれど・・・、単体、こいつのみの出会い。すぐいなくなりそうだけれど、本当に笑っているように見えるなー・・・。ウルトラマンホヤよりもこっちの方が納得できる。

4.17.05.waraihoya.jpg (42440 バイト)

でも1個見つけたら、多分もっといろんなところで見つけられるはず。なせかと言うと、そーいうもんだからであーる。

 

Date

2005/4/16

天候 晴れ
気温 23℃ 小潮

水温

22〜23℃

北東

透明度

15〜20M

1.5〜2.0M

今日も清々しい天候に恵まれ、エキジット後の休憩も寒さ知らずのダイビング日和。GWに向けてせめてこれぐらいの気候はたもってほしいものです。がんばれ沖縄本島。

ウミウシはやっぱりいろいろ見られる。アカフチミドリガイが登場してくれましたが、あまりに小さくてお客様受けはイマイチ。

4.16.05.akafuchi.jpg (32830 バイト)

そして擬態の巧いアカクセニアウミウシの子供サイズ。先端のブルーがとても美しいのだ。

4.16.05.akakuseniaumi.jpg (38358 バイト)

コールマンウミウシは普通種でどこのポイントでも見られます。

4.16.05.kolman.jpg (31677 バイト)

ミドリリュウグウウミウシも大人と子供がいました。

4.16.05.midoriumi.jpg (36931 バイト)

また昨日のダイビングでも見られたネコジタウミウシ属の1種その2が今日も見られました。そして今日も2個体。

4.16.05.nekoumi.jpg (30473 バイト)

レモンウミウシが陽だまりでかたまって眠る子猫のように岩陰でかたまっていました。ネコってこんな感じで寝ているよね。

4.16.05.remonumi.jpg (65142 バイト)

リュウモンイロウミウシは浅い場所で岩にしがみつくように移動していました。

4.16.05.ryumonumi.jpg (18779 バイト)

そして久しぶりに見た、巨大オオコノハミノウミウシ。大きさは20センチぐらいありました。数年前はいっぱい見られたのになー。

4.16.05.ookonohaumi.jpg (65571 バイト)

ジョーは全部で5個体を確認。黒っぽい奴が多かったです。

4.16.05.j1.jpg (22599 バイト)

こいつだけ唯一、ちょっと茶色っぽい。黄色の個体を今度ゆっくり探したいねー。

4.16.05.j2.jpg (34937 バイト)

カスリヘビギンポの婚姻色が出ていました。背びれの色がすんげーきれいだったのだが、その色が上手に撮れていません。ごめんなさい。もっときれいだったのだ。みんなナマでライブで見にきてほしいぜ。

4.16.05.kasurihebi.jpg (58993 バイト)

軒下に怯えて隠れる猫のごとく、サンゴの上で身をかためていてたセダカギンポ。去年は子供の個体が見られていたが、今年はすっかり大人ですな。

4.16.05.sedaka.jpg (62247 バイト)

スピッツリピーターさんからギンガハゼがいますよ!! との情報を聞き、潜ってチェックしてみたのだが、おっと残念。フタホシタカノハハゼの黄色バージョンでした。しかしギンガハゼの黄色版と見間違えるのも納得であります。ギンガハゼだともう少し体の方まで水色の点々があるんだけれどねー。背びれにも点々があるし・・・・。

でもこのフタホシタカノハハゼ、ほんまに綺麗な黄色なのだ。あまり逃げなかったし、撮影はしやすそうですねー。

4.16.05.futahoshihaze.jpg (70652 バイト)

最も普通種のエビと言っても言い過ぎではないし、きっと誰も異論はなかろう・・・・なニセアカホシカクレエビ。ありふれているけれど、真剣に撮ったら綺麗なので、ぜひチャレンジしてもらいたい。

4.16.05.niseakaebi.jpg (63251 バイト)

オドリカクレエビの白さは子供の個体ほどかわいいねー。なんか・・・ねこう・・・、ぼけた感じが・・・。ふむふむ。目玉の白いところも気に入っているエビであります。

4.16.05.odoriebi.jpg (60446 バイト)

他にはヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、モンツキカエルウオなども見られたし、キマダラウミコチヨウにムラサキウミコチョウもいましたよ。

 

Date

2005/4/15

天候 晴れ
気温 23℃ 小潮

水温

22〜23℃

北から北東

透明度

15〜20M

1.5M

ようやく決算並びに税金の申告が終わり、潜ることができます。ふぅー・・・。天候も良くて、海も穏やかな良いコンディションになりました。

まずはアカメハゼをゲット。お腹の白いのは卵なのかな? たくさん産んでほしいものだが、帰りにもう一度見ようと思って探したのだが、この個体の姿が見つけられなくなっていた。どこかに行ってしまった? それとも隠れていたのか? ちょっと心配。

4.15.05.akame.jpg (20877 バイト)

うーん・・・・。イトタマガシラの子供かなー? かわいかったので貝殻と一緒に撮ってみました。

4.15.05.dai.jpg (87932 バイト)

ここではハダカコケギンポもニョッキリ。今日はのきれいに撮れていますね。目が大きくてかわいいね。

4.15.05.hadaka.jpg (64706 バイト)

ヒノマルハゼの目印の日の丸印が写っていないが、ヒノマルハゼです。たくさん、ほんまにたくさんいます。地味なので紹介してもほとんど良いリアクションはもらえない。顔の模様は渋いんだけれどね。

4.15.05.haze1.jpg (41082 バイト)

素早い動きでなかなか見ることも写真に撮ることも難しいと思われる、リュウキュウニセスズメのオス。なかなかカラフルでありますが、そんなに珍しくない。けっこうどこのポイントにも生息していると思われる。ただ動きが速いので、なかなか見られないんだよね。同様にお客さんにも紹介しにくいです。でもきれいですよ。

4.15.05.ryukyusuzume.jpg (83812 バイト)

ふむ。この画面の中に珍しいと言われているエビが隠れています。どこだかわかる?

4.15.05.ebi.jpg (67515 バイト)

そう。画面中央の緑色のフサフサしたかたまりがエビなのであーる。名前は学名のみで「フィコカリス・シムランス」というらしい。沖縄本島と久米島でのみ観察されているとの話である。ふーん・・・・。私は2度目の出会いであーる。動いてくれないと発見は困難そのものであります。緑色のかたまりは画面左が頭で白いのが目玉です。足らしいものが茶色っぽく見えていますね。

4.15.05.ebi1.jpg (42867 バイト)

名前のわからないエビが登場。なんだろうね? 右側のハサミだけすごく大きいねー。

4.15.05.ebi3.jpg (65131 バイト)

横から見るとこんな感じでした。

4.15.05.ebi4.jpg (48185 バイト)

ちょっと見えにくくなってしまったエンマカクレエビ。たいして珍しくはないが、久しぶりに見たので撮影しアップしてみました。画面右上に頭があり、中央から左下に向けてハサミが伸びています。

4.15.05.enmaebi.jpg (51229 バイト)

そして・・・・、おーーーーぉぉぉぉぉぉぉ。こ、こんなところに? 1度だけ見たことのあるスカシモエビの仲間が確認できました。正面はこんな感じで。

4.15.05.sukashimoebi1.jpg (44157 バイト)

わかりやすい角度から撮影するとこんなエビであります。体に入った赤ライン。黄色の足。尾っぽに入った2本の黄色。ふむふむ。ホンマに久しぶり。最後に見たのは二年前ぐらいではなかろうか? いつまでいるのかわからないが、しばらく楽しませてほしいものです。

4.15.05.sukasimoebi.jpg (42067 バイト)

ウミウシもたくさん見られました。フジナミウミウシがいっぱいいました。全部で6個体ぐらい見ましたよ。

4.15.05.fujinamiumi.jpg (35821 バイト)4.15.05.fujinamiumi1.jpg (47532 バイト)

普通種のホシゾラウミウシだが、エラ部分の下からなにやら口のようなものが出てきて、底をもそもそしている現場に遭遇したのでそのまま撮影。なにしていたんだろうか? 食事中? でも砂しかなかったんだよねー。

4.15.05.hoshizora.jpg (26496 バイト)

キイロウミウシ。まぁー普通種。忘れたころにポコッと出てくる。

4.15.05.kiiroumi.jpg (37616 バイト)

コナユキツバメガイも出てきてくれました。わりと大きかったです。5〜6センチくらい。

4.15.05.konayuki.jpg (39241 バイト)

ムラサキウミコチョウは1個体でひっそりとたたずんでおりました。

4.15.05.murasakiumi.jpg (31604 バイト)

そして私は初めての出会いだったナギサノツユに遭遇。予想以上に小さくてちょっと意外でしたがとてもきれいでした。大きさは2〜3センチくらいでした。

4.15.05.nagisatsuyu.jpg (21489 バイト)

そしてただの砂地をのそのそ歩いていたネコジタウミウシ属の1種その2であーる。図鑑によると周年見られるが稀種」とのコメント。ふむふむ。しかし今日はほとんど離れていない場所に2個体を確認。サイズは小さくて2センチぐらいしかないのだが、色がきれいで遠くからでもかなり目立っていました。

4.15.05.neko1umi.jpg (40775 バイト)4.15.05.nekoumi2.jpg (28611 バイト)

そしてなんじゃ、こりゃー??? と言う感じのウミウシにも遭遇。こんなの今まで見たことない。図鑑をペラペラしてみるも・・・・、うーん・・・・・・。載っていないなー・・・・。

4.15.05.umi1.jpg (41634 バイト)

海外の図鑑に載っていそうですね。また時間のある時にチェックしましょう。サイズはとても大きくて8〜10センチはありましたよ。移動速度も速かったです。

4.15.05.umi2.jpg (69944 バイト)

水温が23度を記録することも稀ではなくなり、だんだん暖かくなってきました。GWに向けて来週はネタ探しができればいいなー・・・・。

 

Date

2005/4/11

天候 曇り
気温 23℃ 大潮

水温

22℃

透明度

15〜20M

1.5〜2.0M

スピッツ講習卒業生がリピーターとなって帰ってきてくれました。が、とある事情で今は潜れないためスノーケリングで楽しんできました。初めてのスノーケリングとのことでしたが、カエルウオなどもいろいろ紹介。なかなか楽しいスノーケリングでした。

まずは現在の海中を紹介。藻場が多く、冬から春に目覚める初春の海という感じであります。

4.11.05.suzume1.jpg (37636 バイト)

透明度も実に良かった。ルリスズメダイも心なしかより美しく見えてしまう。

4.11.05.fukei2.jpg (60552 バイト)

浅瀬をのんびり泳げばたくさん見られるギンポ、カエルウオの類。こちらはヤエヤマギンポ。

4.11.05.yaeyama.jpg (49942 バイト)

とんでもなくたくさんいたシマギンポ。トサカが少々立っています。

4.11.05.shima.jpg (38968 バイト)

オカダウミウシにも遭遇。「小さな湾のごく浅い岩礁域、軽石下で見られる普通種」という説明でしたがそのとおり。ふむふむ。なるほどね。

4.11.05.umi1.jpg (43116 バイト)

キマダラウミコチョウものそのそ移動していました。スノーケリングでもこーいうのが見られるんだねー・・・。まぁー大潮だったということも多少関係しているんだけれど。

4.11.05.kimadara.jpg (24414 バイト)

そしてびっくり。こんなところで出会ってしまったコンシボリガイ。貝殻をまとったウミウシとしてあまりにも有名であるが、こんなスノーケリング中に出会えるとは・・・・・。今年は2度目の出会い。

4.11.05.konshibori.jpg (46387 バイト)

前回の出会いはデジカメを携帯していなかったので写真は撮れなかった。今回もスノーケリングだし、携帯しないでおこうかなー・・・とも考えたのだが、携帯してよかったー・・・。海での出会いは突然でとうとつで、サプライズなので、常時デジカメ携帯は今では常識なのであーる。

 

Date

2005/4/10

天候 曇り
気温 23℃ 大潮

水温

22℃

透明度

5〜25M

1.5〜2.0M

雲っている。・・・・。しかし南風。夕方からは北風に変わるという。ふむ。残念であるがしかたない。今日もダイビング。まずはウミシダの中からバサラカクレエビが登場。この色のタイプはけっこう見られますね。

4.10.05.basaraebi.jpg (35724 バイト)

こちらも久しぶりに見ました。キンチャクガニ。

4.10.05.kinkani.jpg (57132 バイト)

ムギワラエビの仲間の子供を発見。写真はないがピグミーシーホースも確認できました。まだ子供の小さい個体でしたけれど。

4.10.05.orutomanebi1.jpg (54789 バイト)

ハラックサウミウシであろう・・・・と思われる個体。小さくてうまく写真に撮れていないなー・・・。

なー・・・。

4.10.05.umi.jpg (18404 バイト)

モンジャウミウシも登場。でかくてわかりやすいウミウシだ。

4.10.05.monja.jpg (26985 バイト)

指の大きさと比較してもらえるとそのサイズがわかりやすいミチヨミノウミウシ。小さいけれどきれいな個体です。

4.10.05.michiyomino.jpg (48720 バイト)

そして先日お客様との話題になっていたクロフチウミコチョウにも遭遇。オレンジウミコチョウに似ているけれど、その差は一見して容易にわかる。もう感じが全然違う。背中の派手な体色はキマダラウミコチョウみたいですね。

4.10.05.kurofuchiumikocyo.jpg (18153 バイト)

そしておや? という感じで目にとまった、この見慣れない魚。アゴのヒゲみたいなのが特徴的。図鑑では何度も見ていて記憶しているが、実際に見たのは初めて。図鑑には稀種という言葉が見つからないので、きっと普通種なのだろう。ならば今まで見なかったのは何ゆえ? しかしけっこうインパクトのある顔つきなのだ。しばらくいてくれることを願いましょう。名前はそのまんまだがアゴハタといいます。

4.10.05.agohata.jpg (71714 バイト)

他にはホシゾラウミウシやミゾレウミウシなどの普通種も見られましたよ。

 

Date

2005/4/9

天候 晴れ
気温 23℃ 大潮

水温

22℃

南から南東

透明度

5〜25M

2.0M

予約を受けていた状況では1人だけだったのだが、那覇にお住まいのお客様が1人増え、また1人増えて全部で3名になりました今日のファンダイブ。1本目では昨日見たピンクダートゴビーの群れをもう一度狙ったのだが、なんと今日は群れていなかった。シングルの個体が少々いるだけ。

ベニヒレイトヒキベラも昨日より深い場所に移動していたし、昨日と今日で全然景色が変わってしまったのだ。

写真ではツマジロオコゼを紹介。とても大きな個体だったのだが、見事なまでに頭の先が白色。まさにツマ白なのだ。これぐらいの大きさの個体でこんなにツマ白な奴はそんなにいない。たいてい大きい奴はカゴシマオコゼなんだろうけれど、こーいうツマジロオコゼもいるんだねー・・・。ふむふむ。

4.9.05.tsumajiro.jpg (50608 バイト)

自分の体のサイズにまったく似合っていない寄生虫をくっつけていたのはフサカサゴ。小さい魚でだいたい見られるものは大きくても5センチくらいでしょうか・・・・。こーいう奴をずっと見守っていけたらガイドの幅も広がるのだが、そーいうのは無理なので運だけの出会いになってしまう。もったいないね。

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おおっ。お客様のMさんが見つけたくれたムラサキウミコチョウの集会。作為したものではなく、まったくの自然現象。なにしているのだろうか?

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うーん・・・。名前がよくわからない。手持ちの図鑑にはこれだ!! というタイプのものには出会えませんでした。見落としていたらごめんなさいね。

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うーん・・・・。これもいないなー・・・・。背中が割れているからミドリガイの仲間だと思うんだけれどね・・・・。触角は白くてやや透明な感じ。

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またカスリハゼの黄色の子供をけっこう見ました。

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ふむ・・・・。どうしたものか・・・。図鑑「日本のハゼ」をペラペラめくってみる。ヤジリハゼとヤツシハゼ属の1種その4というのが近いかな・・・・。頭上の黒点と背びれ後方の黒点2つがかなり立派な特徴になっているのだが、横腹に白線が・・・・、ハラマキハゼのようにあるんだよね・・・・。うーん・・・・。断定できないですね。

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ヤツシハゼ系の魚は難しいですね・・・・。

 

Date

2005/4/8

天候 晴れ
気温 23℃ 大潮

水温

22℃

南東から南

透明度

5〜25M

1.5M

リピーターのお客様とマンツーマンダイブでじっくり生物捜索。ウミウシにはあまり興味のないお客様なのだが、今は季節的にウミウシが多いので、どうしてもウミウシに目がいってしまう。

フチベニイロウミウシを紹介。特徴は触角に入る1本の白線。稀種とのコメントを図鑑に見つけ、ガッツポーズをしてしまうほどの初物ではないが、年に数回の出会いかな・・・。

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その昔は突起先端が赤色になっていることから、ニセイガグリウミウシとなっていましたが、今の図鑑ではこのタイプも突起先端が白いままの奴もイガグリウミウシとして載っています。

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キヌハダウミウシ属の1種その10である。頭の部分がモコモコしてエラが張ったような状態のウミウシ。やや稀とのコメントが図鑑に。

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そして種類的にはまったくの普通種だが、そのサイズがめずらしかったコンペイトウウミウシの子供。いつも見られるのはとても大きな個体で10センチぐらいあるものもそう珍しくはない。子供よりも大人ばかりを見るこのウミウシ。写真の個体は5センチに満たないサイズでした。

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うーん・・・・。これもピンと来る写真が図鑑にないなー・・・・。まだまだ載っていないのが多いのかもね。時間のあるときにネットで調べますね。

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こちらは触角の先端が白色のところからルージュミノウミウシ子供と思われます。

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うーん・・・・。わかりません・・・。

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ようやく魚であります。フサカサゴ君。コガラシエビを探していたのですが、見つけることが出来ませんでした。

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ミヤケヘビギンポがとてもきれいな体色で輝いていたので撮ってみました。

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ミスジスズメダイもいましたよ。最近はあまり見ていなかったな・・・・。

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お客様のリクエストだったモンキキンチャクフグも見事にビンゴ。こんな魚をリクエストされるのはスピッツのお客様のなかでこの方だけであります。でもよく見るとホンマに美しいキンチャクフグなのだ。

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そして知り合いのイントラから教えてもらったこの魚、シマヒイラギの子供です。ヒレナガネジリンボウのように背びれがピロロロロローンでかわいいなー。

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穴の中ではシモフリタナバタウオも確認。あいかわらずどこが目なのか一見わからなくなってしまう模様であーる。

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ヤツシハゼ属の1種その4だと思われる個体。体側に5個の黒色斑。背びれがちょっと長いですね。

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ミカゲハゼだと思われる個体。じ、地味ですなー・・・。

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これもミカゲハゼかな? 上の写真の撮影現場から少し離れた場所で撮影。

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目と目の間の大きな黒点が特徴的なこの魚。なんなのだろうか? こいつもヤツシハゼ属の1種その4なのだろうか?

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ナメラハゼだと思われる個体にも出会いました。子供のときの模様がまだまだ残っている個体です。

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そして最後にピンクダートゴビー。こいつも正式和名はまだついていない。この日はいっぱい、本当にいっぱい。群れていました。寄ってもすぐ隠れなかったし、こんなの初めて・・・というぐらい嬉しかったのだが、まさか翌日に一変するとは・・・・。海はわからないねー・・・・。

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他にもベニヒレイトヒキベラのディスプレイは綺麗でした。あとスミレナガハナダイのおかまもいましたし、オグロベラもいたな・・・・。けっこう楽しいダイビングでした。

 

Date

2005/4/3

天候 晴れ
気温 22℃ 小潮

水温

21℃

透明度

3〜5M

3.0〜4.0M

先日潜っていただいたお客様が中一日をおいて、再びダイビング。しかし風は北風になっており、透明度の良い海には潜ることが出来ませんでした。

濁った海で1本ゆっくり潜って、終了。2本予定でしたが、濁っていたため1本で終了となりました。

海ではシマギンポやヤエヤマギンポ、イッポンテグリなど大きくて動きの少ない生物を紹介。当然ウミウシなどもそれにあたる。オレンジ色がとてもきれいなキイボキヌハダウミウシもいました。

2205/4/2 ダイブマスター講習でした。生物ではオオウミウマの子供がいました。かわいかったですよ。

Date

2005/4/1

天候 晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

21℃

東から南東

透明度

15〜20M

2.0〜2.5M

スピッツ講習卒業生が久しぶりに遊びにきてくれました。最後にスピッツで潜った時以来潜っていないということで、ゆっくりスタートし、セッティングからのんびり進めました。

講習のようになるかなーと思い、デジカメを携帯せず潜ることに。しかしいざ潜ってみるとけっこう順調に進む。2年ぶりとは思えないダイビング。ふむふむ。素晴らしい。透明度もよく、潜っていても特にストレス材料はなく、リラックスして楽しめたと思います。

そこに神様からのプレゼント。なんとコンシボリガイが登場。まだ4センチぐらいの子供サイズの黄色バージョン。デジカメを携帯しなかったことを強く後悔。あああああああああぁぁぁぁぁ・・・。

2本目では、なんとハナヒゲウツボが出ていまして、水面近くにはツバメウオも少し。

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石の上にはウミウシが。あまり見ないタイプである。図鑑で調べてみると、ヒメマダラウミウシというらしい。沖縄では極めて稀と図鑑に書いてありました。ふむふむ。初めて見たしね。なるほど。

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30分を過ぎたところあたりでお客様が寒さを訴えたので、潜水時間は40分ぐらいで終了。それぞれのペースで潜ればいいのだ。