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Date

2007/4/30 

天候 晴れ
気温 26℃ 大潮

水温

23℃

透明度

20

1.5M
リピーターの方からの紹介で来て下さった南部在住のお客様。自称雨女ということだが、運良く晴れた日のダイビングになりました。途中曇ってしまいましたが、雨は降らず、午前中に終えて正解でした。

ウミウシはここに載せている他にもいろいろ見られたのだが、何種かだけ撮影したものを紹介。イボ系だけれど、あまり見たことがないなーというおぼろげな記憶を辿って、撮影してきたのは、ウィランイボウミウシです。ごく稀に見られるとの図鑑コメントがありました。

     

アデヤカイボウミウシは図鑑「沖縄のウミウシ」の写真よりも「本州のウミウシ」の写真の方が合致するパターンの個体でした。

     

キンチャクガニもいましたよー。

     

またこれこそ、まさに!! というナガレモエビsp。赤く光った目がかっこいいのだ。全長は4ミリらいです。

     

午後からは体験ダイビングでツバメウオと遊んできました。


Date

2007/4/29 

天候 晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

23〜25℃

透明度

10〜25

1.5M
名護のホテルに滞在されていたリピータさんからのご予約だったので、そのまま北部方面の海に潜ってきました。こちらは南国ムードいっぱいの水中風景。

砂地の上には大小の岩が点在し、そこに群れるヨスジフエダイ・・・・・。うーん・・・、南の海だねー。

     

そして岩の上にはさまざまなマクロ被写体が。アカテンイロウミウシがいました。

     

大きなフリソデエビもいました。画面右寄りにいらないモノが写りこんでしまった。反省。こいつは見られるときと、見られないときがあるそうです。今日はラッキーでした。

     

10年間はほとんど潜っていない・・・・・というお客さんだったので、リフレッシュをかねてのんびり潜ってきたので、あまり写真は撮りませんでした。ほげーとクマノミ見たりしていましたよ。


Date

2007/4/28 

天候 曇り少し雨
気温 23℃ 中潮

水温

23℃

透明度

15〜20

2.0M
講習の最終日。水の中では落ち着いておられる生徒さんたちだったので、ボートでの講習にしてみました。一本目は波もあり、エントリーエキジットに少々時間がかかりましたが、水中は難なく対応されていたところはなかなか上等です。

コンパスナビゲーションをしながらツバメウオと戯れ、カクレクマノミを見たり、ロクセンスズメダイに囲まれながら緊急スイミングアセントをしたりしてきました。


Date

2007/4/27 

天候 曇りそして晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

23℃

透明度

15〜18

1.5M
講習、2日目。浅瀬での練習と海洋実習をさくさくこなせました。出来のいい生徒さんに出会うと講習もグイグイはかどるのだ。
ソフトコーラルのお花畑を見たり、クマノミ、イバラカンザシなど講習生にも楽しめる生物を紹介しつつ練習してきました。

気づけば晴れ間が見えてくる曇りの空模様でした。


Date

2007/4/26 

天候 曇り
気温 24℃ 小潮

水温

22〜23℃

北東から東

透明度

3〜15

2.0M
講習初日とファンが重なってしまったため、ヘルプのスタッフに講習の学科をお願いし、私はリピータさんとファンダイビングしてきました。

まずはアカスジカクレエビがいまして・・・・、

      

ナマコマルガザミの大きい奴が、ひしっ!! とナマコにしがみついていました。

      

去年から頻繁に見られるようになったピグミーシードラゴンがここでも登場。

      

よく似た風貌だけれど、こちらは以前から確認されていてそんなに珍しくもないタツノハトコです。

      

オオモンカエルアンコウが定位置で踏ん張っていました。すぐ近くにもう1個体も隠れていましたが、あまり絵にならない汚れ具合です。

          

ウミウシでは、ピカチューことウデフリツノザヤウミウシがいました。まだ子供サイズでそんなに頻繁には見つけられないけれど、見つけてしまうとアイドルになってしまうかわいい奴です。

     

シロハナガサウミウシもいました。黒い点は目玉なのかな? 汚れ?

     

名前不明のウミウシが小さな岩の上でわずかに動いていました。図鑑で調べたら・・・・、ヤマトワグシウミウシというのが1番近いかなー。やや稀種とのコメント有。私も初めての出会いでした。

     

別カットも載せておこう。

     

そして・・・・・、どかーんんんん!! 今年は出現が早い!! フトガヤミノウミウシです。通常は夏前に出会っているのだが、今年は4月でもう出会えました。これからも出会えるのか? 何気ない岩の上に普通に乗っかっていたので、誰かが見て、置いていってくれたのかな? と思いましたが、エキジット後、同エリアで潜っていた他ショップに聞いても見ていないと言う。

ならば、この状況でいたのだろう。非常に見やすくて、撮りやすくて、ありがたかったぜ。体長は3センチぐらいありました。なんともいえない顔つきと色彩なのだ。

     

他にはホタテツノハゼやヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、トウアカクマノミ、バブルコーラルシュリンプ、オランウータンクラブ、カサイダルマハゼ、ツマジロオコゼ、イッポンテグリ、ハダカコケギンポ、マツバギンポなどがいましたよー。


Date

2007/4/25 

天候 曇りそして晴れ
気温 24℃ 小潮

水温

23℃

北東

透明度

3〜15

2.5〜2.0M
ヘビーリピータ様の2日目です。やや晴れた空模様に安堵。やっぱり晴れると快適さが全然違うのだ。その暖かさに誘われるようにお客様も3ダイブ。この時期の気温はとっても重要なのだ。

ガレバをのしのし移動していたアオフチキセワタ。黒い衣装に濃ブルーのラインがとてもオシャレェーなウミウシなのだ。

      

フジナミウミウシはいろんなポイントで見られるウミウシ。外海でも内湾でも、泥地でも・・・・。あんた、どこでも住めるんだねー・・・・。素晴らしいぜ。

      

ゼニガタフシエラガイとか、フシエラガイの仲間かと思っていたが、どうやらそうではないみたい。図鑑で調べてみたら、ドーリス科の1種4というのが最も近い。こーいう感じの体と突起で触覚先端が白くてモコモコしているタイプを調べたのだが、なかなか触覚先端が白くなっているタイプを図鑑で見つけ出せなかった。
ようやく探したのが、ドーリス科の1種4でした。

      

ミルクオトメウミウシだと思います。

      

定番中の定番だが、泳いだ姿を見ればみんながデレデレになるムラサキウミコチョウ。定番をあなどってはいけない。

               

狭い、本当に狭い場所にネオンモウミウシが3個体密集していました。

      

そのうちの1個体を鉛筆の上に乗せて、お客様とまじまじ観察。個人的に好きなウミウシです。大きさは2〜3ミリといった小ささですが・・・・・。

      

クロモドーリス・プレキオーサも普通種。

        

そしてなんだかわからないウミウシに出会ってしまった。図鑑「沖縄のウミウシ」の写真とは異なるが、きっとカスミハラックサウミウシではなかろうか・・・・。

              

別カットも貼っておこう。全部真っ白け・・・というウミウシもそんなにいない。

              

ミノウミウシの仲間・・・ということしかわからない。小さすぎるぞ・・・・。

     

体の模様が特徴的なこのウミウシは・・・、ワグシミノウミウシではなかろうか? またもや図鑑「沖縄のウミウシ」の写真とは大きく異なり,本州版のもので確認しました。

     

そして・・・・、え? 
黄色のシャコ????
こんなのいるんだー・・・・とびっくりしたのがこのシャコ。たまに見られる突然変異のアルビノ個体とかかなー?

            

スカシテンジクダイが岩陰にだんだんたまってきました。それらを食べる捕食者に嬉しい季節となりました。ハナミノカサゴが中層に浮き、捕食態勢。我々が寄ってもあまり逃げないで食べようとしていました。

     

はい。上の写真と同じ被写体だが、撮り方でこうも変わるものか? 上の写真は、背景にブルーを入れて広がりを出したものだが、こちらは横に回り込んで撮影したために、背景は岩になってしまい、あまりインパクトはない。ただどぢらが好きかは好みだけれどね。

     

ずっといると教えてもらったオオモンカエルアンコウの子供かな。黒色であまり綺麗ではないし、砂もかぶり放題で絵にはならないが、いると嬉しい被写体です。

     

もう一匹、極小のカエルアンコウもいたのだが、見えにくい場所にいたので、ツンツンせずにそのまま放置してきました

ウミシダには大きなコマチコシオリエビが2匹もいました。

     

ニシキフウライウオも頑張っていますよー。

     

全然動かなかったシモフリタナバタウオ。写真も撮り放題。あまりにも動かないので怪我でもしているのかと思ったら、卵を守っていました。天井に黒いキャビアのような塊が確認できますが、それが卵です。

     

あと、何見たっけ・・・、カクレクマノミ、クサハゼ、ヤツシハゼ、ケショウハゼ、キンチャクガニ、ワレカラ、アカククリ若魚、エリグロギンポなどです。


Date

2007/4/24 

天候
気温 24℃ 小潮

水温

23℃

南から南西

透明度

20

2.5M
土砂降りです。ハワイで十年に一度の台風に遭遇した、最強の雨女様が遊びに来ていただいたら、やはり恩納も雨が降りました。しかも、笑ってしまうぐらいの豪雨です。海はみるみる濁っていきました。

だけど3ダイブを敢行。雨に負けない、くじけない、打ちひしがれないお客様に拍手。

             

ウミウシでは、サラサウミウシがいました。

     

名前不明種だ。どこにでもいそうで、見たことがないウミウシです。名前のわかる人いたら教えてねー。本州のウミウシという図鑑に載っていました。ミツイラメリウミウシというそうです。本州の春の普通種と書かれていますが、沖縄では私はじめて見ましたよ。

     

トウアカクマノミの卵です。もう産まれそうですねー。

     

名前のわからないエビです。サイズは5ミリぐらい。画面左側が頭になっています。砂がついたままの撮影なので、全身を想像すのが非常に難しい写真になっていますね。申し訳ない。

     

オニヒトデの上にいたヒトデヤドリエビ。こんなところに住んでしまうとは、不憫よのぉー・・・・。

     

近隣ショップのNさんに教えてもらったイソギンチャクモドキカクレエビ。初めてみました。こんなとこにいたんだー・・・・。この場所は去年、私もけっこうなんかいないか探していた場所なのに・・・・・。うーん・・・・・、探し足りなかったということか・・・・、情けない。

     

毎年ジャパピグが現れる場所に今年も白色の個体が2個体登場です。2個体とも写っているのだが、1個体は尻尾しか写っていない。完全に物陰に隠れられてしまいました。どこにいるかわかる?

     

もう梅雨なんじゃないだろうか? と思えるほど長く伸びた前線に悩まされる日々が続いているのだ。明日は晴れそう・・・・。


Date

2007/4/23 

天候 曇りそして雨
気温 24℃ 小潮

水温

22℃

南から西

透明度

15〜20

1.5〜2.0M
ちょっと南国っぽいところにも行ってみようではないか・・・・ってことで雨だけれど、ボートに乗って水納島までやってきました。そこで出会ったツノザヤウミウシ。水納島では毎年今ぐらいに出現しています。

     

他にはキンギョハナダイやハダカハオコゼ、ナンヨウハギ、ワモンダコの交接、ハナミノカサゴ、セムシカサゴ、スザクサラサエビ、クマノミ、チンアナゴ、ウミウシカクレエビ、ハリセンボン、オビイシヨウジ、などがいました。


Date

2007/4/22 

天候 晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

22〜23℃

透明度

15

2.0M
今日は午後から修学旅行の体験ダイビングのヘルプだったので、空いた午前中を利用して潜ってきました。久しぶりのネタチェック。ウミウシではヒオドシユビウミウシが大量発生。5個体は見ました。しかもみんな食事中。食欲旺盛な時期なのかな。

     

キホシウロコウミウシですな・・・。ウロコ系は見られるだけで幸せな気分になれます。

     

もう1個、別の写真を・・・・・、うーん・・・・・、上手に撮れてないなー・・・・。こーいう白系とか透明系が上手に撮れないデジカメだなー・・・・。

     

反対に黒いのはびしっ!! と撮れる。クロヘリアメフラシです。

     

ナギサノツユもいましたよ。

     

今年はずっと降られ続けていたツルガチゴミノウミウシ。こんなところで出会えるとは・・・・。赤いカイメンの上で休んでいましたが、撮影しているとどんどん動いていきました。

     

シッポがなくなってしまっていたハリセンボンに出会ってしまった。なんか痛々しくって撮影してしまった。頑張れよ。

     

岩陰にはスカシテンジクダイがたまってきましたよー。夏までカウントダウンだけれど、まだ今年は水温が低いよなー。

     


Date

2007/4/21 

天候 晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

22〜23℃

東から南

透明度

15〜25

2.0〜1.5M
久しぶりにリピートしてくれたお客様とダイビング。以前はサイパンで一緒に働いたこともあるので、もう長いつきあいだ。

この日は晴れて風もそよそよ。穏やかな天候に後押しされて3本潜ってきました。お客様はそれほどマクロ派でもないとのことなので、ほどほどにしながら紹介していくが・・・・・、どうしても小さいものに目が行って紹介してしまう。まぁーその方が紹介しやすいからなんだけれど・・・・・。

ツバメウオ、アカメハゼ、クマノミ6種を全部見て、ミナミホタテウミヘビ、タツノハトコ、イソギンチャクエビ、オランウータンクラブ、カマス少々、ハタンポなどを見てきました。
ウミウシではキベリアカイロウミウシや名前不明のミノ系ウミウシ。
あ、ナガレモエビspがいましたけれど・・・・、まだサイズが小さくて・・・・・・、3ミリぐらいでした。もう少し大きいほうが紹介しやすくていいのたけれど・・・・・。

              

あれ? てっきりホストからナガレモエビspだと思っていたら、どうやら違うみたい。むむむむむ、なんだろうか? ヒメイソギンチャクエビの子供のように見えてきたけれど・・・・・、はたして?


Date

2007/4/20 

天候 晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

21〜22℃

透明度

15〜25

2.0M
以前のスピッツモルディブツアーに来ていただいたお客様がご家族連れでリピートしていただけました。ありがたや・・・・・・。午前中2ダイブ希望だったので、サクサクと潜ってきました。

真栄田の洞窟を楽しみ、山田でクマノミ6種を楽しむダイビング。洞窟はそんなに人も多くなくて、ハタンポやキビナゴが群れているし、十二分に綺麗でしたよー。

午後からはマユミの友人が体験ダイビングに来てくれたので、一緒に潜ってきました。が、今日の潮は大潮。午後からは引き潮。この時期は1番潮が引くので、通常体験で潜っている場所も干上がってしまう始末。相談してボート体験ダイビングに変更して潜ってきました。

ツバメウオに囲まれて幸せそうな顔が印象的でした。


Date

2007/4/19 

天候 晴れ
気温 23℃ 大潮

水温

21〜22℃

北東

透明度

15〜20

3.0M
昨日の午前中に降りまくった雨。午後から雨は止んだものの、北風が強まり、西海岸一帯は大荒れ。本来ならば今日はケラマに行く予定だったのだが、波が高いのでケラマには行かないということだったので、北部に回って、瀬底島で2本潜ってきました。

穴系ポイントのラビリンスが好評でした。


Date

2007/4/15 

天候 晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

21〜22℃

南から西、そして北

透明度

15〜25

2.0〜3.0M
お客さまからデジカメを借りて潜ってきました。購入する予定のデジカメのテスト撮影です。お客様はヘビーリピーターの方。毎週セルフでどこかに潜っています。今日は新しい発見を求めて来て下さったのだが、あまりいいものは出せなかった。
こーいう日もあるのだが、不甲斐なくて申し訳ない。

全然別の二箇所から出てきた、チゴミノウミウシ。背中の白い斑点が目印になっています。

    

オキナワキヌハダウミウシですな・・・・。

    

コトヒメウミウシもいました。

        

ゴクラクミドリガイ科の1種その3ですね多分。

     

ずっと名前がはっきりしなかったこいつ、ミナミニシキウミウシといいます。いつ見ても大きい。子供の個体には出会ったことがありません。

     

そして飛び切り上品で綺麗なウミウシに出会った。白い体に紅色のミノ。名前がわからないままです・・・・・。知っている人いたら、教えてくださいませ。

            

真っ白けのくせに、ネコジタ系の体をしている変なウミウシにも出会いました。なんだろうか?

                

同じウミウシの別カットです。

                

そして、こいつも名前がわからない・・・・。

      

サキシマミノウミウシspが大小で並んでいました。

      

なんだろうねー・・・とお客様と話していたこのウミウシ。図鑑で調べたら、シロタスキウミウシの色が薄いバージョンではないだろうか? 稀種と書かれているが・・・・、そんなに珍しいという印象はない。でも忘れているだけかも・・・・・。

      

テヌウニシキウミウシの子供にも出会いました。このウミウシ、大人も迫力ありますが、子供はとてもかわいい。

      

なんだろうか? 貝を背負っていたウミウシがいました。 それとも貝?

      

ハダカコケギンポは相変わらずフサフサしています。

      

今日は赤い個体にも遭遇。でもこいつはシャイでなかなか撮らせてくれません・・・・。

      


Date

2007/4/13 

天候 晴れ
気温 23℃ 小潮

水温

21〜22℃

北東

透明度

15〜25

2.0M
今日はスピッツ講習卒業生が友人を連れて、体験ダイビングとその付き添いに来てくれました。水泳をされていたとのことで、体験ダイビングでもそのパワーを発揮。少々バランスを崩しても泳力でカバーし、グイグイ泳いできます。若さって素晴らしい。

ダイビングでは2本潜り、カクレクマノミやグルクマの群れ、ソフトコーラルの上を漂い、ウルトラマンホヤやマガキガイなど動かなくて逃げない生物たちと遊ぶことが多かったです。

撮影した記念写真もまだ送っていないな・・・・。送るから待っててねー。


Date

2007/4/10

天候 曇りたまに晴れ
気温 22℃ 小潮

水温

21〜22℃

東から南

透明度

20〜25

2.0M
マイミクのお客様とマンツーマンでガイドしてきました。お客様はイントラさんでもあるので、ゆっくりまったりできるよう潜ってきました。

私のデジカメは壊れているので、お客様の画像を拝借し紹介していく。Mさんどうもありがとうです。
まずはホタテツノハゼやヒレナガネジリンボウ、ヤノダテハゼなんかを見ながら深場で遊び、浅瀬に戻りつつリングアイジョーを見て、あとはウミウシや人面に見えるホヤや、バブルコーラルシュリンプなどを見てきました。

洞窟に行った事がないという驚き発言だったので、じゃー行ってみましょうと、ライト片手に散策。シボリキンチャクフグがいました。地味だけれど、緑のラインがとても綺麗なフグなのだ。

    

そして謎のベニハゼ。図鑑「日本のハゼ」に載っている、ベニハゼ属の1種10って奴ですね。多分。2〜3センチの大きさで暗がりに住んでいるけれど、今日は珍しく穴に隠れないでずっーと見れていました。こんなに長く見られたのは私、初めての経験。お客様、ラッキーでしたねー。

    

そしてどこで潜っても嫌でもウミウシが目に止まる。アオセンミノウミウシは冗談じゃなくて2〜3ミリでした。ウミウシが鉛筆の先端に乗っかっています。お客様、よく撮ったなー・・・・。

    

こいつも小さかった。6ミリくらいかなー。アオミノウミウシ科の1種9でしょう。多分。

       

こちらは体のミノが欠損しているがチゴミノウミウシに間違いないでしょう。菱形の白い斑紋が判別のポイントです。

    

潜るたびに数個体見られるネアカミノウミウシ。ミノの根本が赤いのがなんとか肉眼でも見えます。こいつも5ミリぐらい。

    

今日はお客様のカメラを試しに借りて撮らせていただけまして、いい勉強になりました。リクエストされていたキンチャクガニも出てきたし、オオモンカエルアンコウもいたし、オランウータンクラブのペアや、ハダカハオコゼ赤系色、ワカヨウジもいました。

ウミウシでは、シンデレラウミウシ、シラナミイロウミウシ、オトヒメウミウシ、イガグリウミウシ、ムラサキウミコチョウ、センテンイロウミウシ、セトイロウミウシ、ホウズキフシエラガイ、ゾウゲイロウミウシ、シロウサギウミウシ、チゴミドリガイ、サキシマミノウミウシ、クロヘリアメフラシ、ミゾレウミウシ、ユキヤマウミウシなどもいました。

寒かったけれど、いろいろ見れて楽しかったです。


Date

2007/4/9

天候 晴れ後に曇り
気温 22℃ 小潮

水温

21〜22℃

透明度

5〜8

1.5M
午前到着のお客様と午後からダイビング。どこにでも行ける海況でしたが、明日よりは今日の方が泥にまみれやすいってことで、泥遊びしてきました。

泥では今のシーズンウミウシがたくさん見られるので、まずはウミウシ探しに行ってみました。コモンウミウシがいたり・・・・、

     

パスタチゴミノウミウシかな・・・・。ウツセミミノウミウシかも・・・・と書いたけれど、違います。お客様、ログを訂正しといてくださいませ。

     

そして・・・・、むむむむむむむ、初めて見るウミウシだ・・・・・。撮りたい・・・、撮りたい・・・・。でも私にはデジカメがない。だけどぉー・・・・、僕にはデジカメがなぁいぃぃぃぃ・・・・・とニシダトシユキのように歌いたくなる。お客様に撮ってもらって、その後じっくり観察。うんうん。やっぱり見たことないぞ。たまたま一緒のエリアにウミウシに詳しいIさんショップが潜っていたので持って行く。きっとIさんなら綺麗に撮ってくれるはず・・・・。エキジット後、名前を教えてもらいました。図鑑「沖縄のウミウシ」には載っていない、「本州のウミウシ」ろに載っているトレニアウミウシでした。初物だ。よしよし。

     

そして定点観察できているトラパニアsp。どんどん大きくなっています。と、いってもまだ1センチないぐらいでしたけれど・・・・。お客さまからカメラを借りて正面から撮ってみました。

     

他には、ウミウシでは、クロモドリースプレキオーサ、ハナビラミノウミウシ、ムラサキウミコチョウ、マダライロウミウシ、ホソスジイロウミウシ、ミカドウミウシyg、ニシキリュウグウウミウシsp、ホシゾラウミウシ、リュウモンイロウミウシなどがいまして、生物ではミヤコイシモチが卵をほおばっていたり、クリアクリーナーシュリンプのクリーニングステーションを訪れたり、ハゼ科の仲間その6を見たり、ニュウドウダテハゼ、イトヒキハゼsp、アカスジカクレエビがいたりしました。


Date

2007/4/7

天候 曇りやがて雨
気温 23℃ 中潮

水温

21〜22℃

南東から南

透明度

20〜25

1.5〜2.0M
那覇在住のお客様が前日に予約をしていただき、ありがたく潜ってきました。デジイチで撮影されるのでのんびりじっくりスタイルです。
悲しいお知らせは世古のデジカメがご臨終だということ。ケラマから先日帰ってきたらうんともすんとも動かなくなっていました。仕方なく、体験ダイビング用に・・・と大昔に購入し、あまりの使い勝手の悪さに放置していたデジカメを持参することにしました。しかしこれがまぁー使えねぇー・・・・。

バッテリーが・・・・、いや、ここでうだうだ言うのは止めよう。とにかく・・・・、なんとかかんとかして撮影したものを紹介。本当に撮りたかったウミウシたちはまったくここには紹介できない。だって大きさが全部1センチ以下のウミウシばっかりなんですから・・・・・。

新しいカメラ買わないとね・・・・・。

まずアラリウミウシの交接シーン。

    

沖縄のウミウシ図鑑でキヌハダウミウシ属の1種10と紹介されている奴。頬の横のモヤモヤが目印で、肉眼でもしっかり観察してきたが、このあんぽんたんデジカメには写せない。ふぅー・・・・。

    

お客さまから写真が届きました。上の写真ではまったく全体像が見えないですが、これならばよく見えますよね。一眼デジタルカメラの写真です。

    


大きかったメレンゲウミウシ。これぐらい大きいとなんとか・・・・・。

    

ミカドウミウシの子供。2センチぐらいあったかな・・・・。

    

これまたお客様からの写真が届きましたよ。アップで観察すると、ミカドウミウシygのようにもイロウミウシ科の1種1のようにも見えるが・・・・・、触覚の色の配置などを見ると、やはりミカドウミウシygではないかと推測します。白線の入り方はイロウミウシ科の1種1のように見えないこともないけれど・・・・。

    

これまた大きかったモンジャウミウシ。

    

シロミノウミウシはこの写真のサイズ、2センチぐらいのと1センチ以下のサイズのと2個体いました。

    

シロウネイボウミウシはここではよく見かけます。

    

さてさて、名前のわからないミノ系のウミウシ。また調べて載せますね。

    

もっと寄っている写真をお客様が送ってくれました。図鑑「本州のウミウシ」のムロトミノウミウシに似ているが、こんなカラーバリエーションもいるのか? 説明を読んでみると、八丈島では普通種と書かれている。マイミクのアルケロンさんは八丈でイントラしているので尋ねてみよう。

    

隣に車を停めていたIさんに教えてもらったオオモンカエルアンコウ。だけど見つけた場所は教えてもらった場所とはずいぶん違っていました。こいつ・・・、かなりの移動屋さん。もうここからいなくなるのかなー・・・・って、おい、こんな大きい被写体なのに、写真ボケてるやん・・・・。ほんまに使えないカメラだなー・・・・。こんなサイズのものだから、絶対すぐにピントも合うだろうと考えて適当にシャッターを切った私が悪いのか? いやいや、これぐらいのサイズの被写体ならば、それぐらいの心構えで撮りたいし、撮れなければいかんのじゃないか? オリンパスさんよ・・・・・。今発売されているような最新モデルではこんなことないと思うけれど・・・・・・・。このオオモン君は20センチぐらいありました。

    

モモイロサルパ? 別名のホヤ? 或いはクラゲ・・・・、いや、卵塊? とにかく正体のよくわからない浮遊物の内部にクラゲウオまたはハナビラウオがエビと一緒に住んでいました。このホストを見つければ、よく見られる風景なのですが、当然上手には撮れていない。唯一、魚の存在がわかる写真がこれだけでしたので、貼ってしまおう。

    

お客様の写真は全然違う。綺麗だよー。一眼デジカメってここまで撮れるんだ!! すごいなー。こんなの見るとイチデジ欲しくなるけれど、ガイド中に撮れないようなカメラ買っても撮りにいく暇がないっちゅーねん・・・・・。しっかし・・・・・・、どんだけアップで撮れているんだろうか・・・・。すごいなーデジイチは・・・・。

    

他にもアケボノハゼを見たりしたのだが、やっぱりメインはウミウシ。
モウサンウミウシ、ネアカミノウミウシ、ムラサキウミコチョウ、トウモンウミコチョウ、サキシマミノウミウシ、ヤマブキウミウシ、キヌハダ系のウミウシがミノ系のウミウシを食べている場面やセトイロウミウシ、コモンウミウシ、レモンウミウシ、ミルクオトメウミウシ系、コトヒメウミウシ、シロウサギウミウシ、ニシキツバメガイシンデレラウミウシ子供、トカラミドリガイ、ヤエヤマミドリガイなどが見れまして、あと、とても珍しいとIさんに教えてもらったヨコジマイボウミウシもいました。写真は後ほどデジイチさんに送っていただこう。よろしく、デジイチさん。

他には3ミリサイズのキンチャクガニやロウソクギンポ、ヘビギンポの仲間いろいろ、イシガキカエルウオ、ヒバシヨウジのペア、セソコテグリなども楽しんできました。だけど寒かったよー。

カメラほしい・・・・・・・。

と、いうことで、お客様がたくさん写真を送ってくれました。恵みに感謝。

5ミリぐらい。コトヒメウミウシの真っ白けの個体かと思っていたのだが、ちょっとこの写真からも判別は難しいですね。

    

モウサンウミウシかな? と思っていたこのウミウシ。2個体いました。エキジット後、またもや一緒になっている那覇のショップのIさんたちに名前を聞いていると、モウサンウミウシだろう・・・ということでしたが、図鑑で見ると、口触覚の先端の黄色がやけに気にかかる。トラパニア・ドットイというモウサンウミウシ似たウミウシがそーいう特徴なので、そいつかもしれない。どちらにしてもサイズは極小。5ミリぐらいでした。

    

5ミリぐらいのウミウシが続く。名前がわからないよー。ホクヨウウミウシ科の仲間であろう・・・・。

    

こいつはウミウシかどうなのかも疑わしい。ウミコチョウに見えないこともない・・・・・。今となってはもう調べる術はなし。

    

うーん・・・・。ゴクラクミドリガイの仲間なのかなー・・・・。わからん・・・・。

    

別のカットも届いたので載せておきましょう。

    

オレンジの点々いっぱいのアカボシウミウシが別のウミウシを食べていました。食べられているのは・・・・、なんだろうか? メリベ系? オキウミウシの仲間?

    

別のカットも送ってもらったので、載せておきましょう。

    

ラベンダーウミウシでしょうね。1センチぐらいありました。

    

ヤマブキウミウシもいましたよー。

    

そしてこいつが珍しいとIさんに教えてもらった、ヨコジマイボウミウシ。図鑑によると相模湾の水深60Mから1956年に採集された1個体のみによって記載されたウミウシだそうで、とっても稀種とのこと。

    

うーん・・・・、こんなミノってなんだろう? 探すのが大変だ・・・・・。検索は続く。またわかったら書きにきます。

    

キンチャクガニの3ミリサイズです。こんな子供でもちゃんとイソギンチャク持っていました。

    

デジイチのすごさを思い知らされています・・・・。


Date

2007/4/5

天候 晴れ
気温 23℃ 大潮

水温

21〜22℃

北東

透明度

15〜25

2.0M
先月講習したお客様がもうリピートしてくれました。ありがたい、ありがたい。先月は寒い中での講習だったのだが、今月に入ってからのポカポカ陽気。こりゃー今度はいいコンディションで潜れるなぁーと期待していたら、あらららららららら・・・・・。全国的に冬に戻ってしまったかのような寒の戻りで、17度。

寒いながらも一昨日、昨日と潜っていただけました。今日は少し暖かくなって、1番良いコンディションでした。今日は慶良間まで行ってきました。

特大のセミホウボウ、チンアナゴ、ハダカハオコゼは白色が2個体もいたし、ミナミハコフグ子供、カクレクマノミ、ミナミホタテウミヘビ、アカスジシラヒゲエビ、ヒトスジギンポ、スカシテンジクダイ、サザナミフグにウミガメ、そしてコブシメ・・・・。いろいろ小さいのから大きいのまで見られました。あ、特大のオオモンカエルアンコウの黒色もいました。

私のデジカメはまたしてもバッテリートラブルで使い物にならず・・・・・。
あかんなー・・・・。

いろいろ撮れたのに・・・・・。
買い換えるか・・・・・・。

お客様の持っておられたカメラで、カメとお客様という写真を数十枚撮ってしまったり、コブシメは最初の一匹を見つけたら、奥にもたくさんいて、全部で12個体もいました。そして産卵場面にも遭遇できたし、お客様大喜びでした。

デジカメがあったらなー・・・・という場面がたくさん、たくさんありました。

お客様からの写真が届きました。ありがとうございまーす。

周囲から離れなかった漣フグです。

    

立派に成長したセミホウボウ。

    

タイマイがゆっくり泳いでいました。

    

たくさん浮いていたコブシメ。ちょうど珊瑚の隙間に産卵しています。

    


Date

2007/4/4

天候 晴れ
気温 17℃ 大潮

水温

21℃

北から北東

透明度

10〜12

3.0M
少し寒波がましになった・・・・とはいえ、まだまだ寒い。私は冬物をしまい、短パンに衣替えしていたのだが、冬物を取り出したくなるほど寒い。が、なんとか短パンで過ごしました。

今日はハゼを見たり、トウアカクマノミと写真を撮ったりしてきました。ハゼでは1番たくさん見られるヒメダテハゼから紹介し始め、ハチマキしているハチマキダテハゼ。ヒレナガネジリンボウ。ヤシャハゼはいなかったけれど、オトメハゼ、ハタタテシノビハゼなんかも見てきました。

ナマコにはウミウシカクレエビもついていたし、中層にはグルクンがたくさん群れていてきれいでした。

送っていただいたお客様の写真。ウミウシカクレエビがペアです。

     


Date

2007/4/3

天候 晴れ
気温 17℃ 大潮

水温

21℃

透明度

5〜10

4.0〜3.0M
午前にリピーターさんからの紹介で来て頂いたご家族と体験ダイビング。前日にケラマでも潜ってこられたということで、大変水慣れしておられたので、スイスイ進みました。ハマクマノミやマガキガイ、イバラカンザシ、ソリハシコモンエビ、ロクセンスズメダイなどの定番生物を観察してきました。

寒い中、ありがとうございました。
次はカードを取りにおいでくださいませー。

午後からは午前到着のお客様とファンダイビング。先月の講習生が早速のリピート。あいにくの天候だが、頑張って午後から2本潜ってきました。イッポンテグリやオオモンカエルアンコウ、ツバメウオなどを見てきました。早速デジカメを購入されていたので、撮影しやすい手ごろな大きさのウミウシも紹介。ヒョウモンウミウシやムカデミノウミウシ、コナユキツバメガイ、ホソスジイロウミウシなどを撮ってもらいました。

お客様の写真にて紹介。オオモンカエルアンコウですよー。送っていただいてありがとうございます。