スピッツログブック

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Date

2003/5/30

天候 大雨かと思ったら晴れ
気温 27℃ 大潮

水温

23−24℃

東から北西

透明度

12−15M

4.0M

生物

シライトウミウシ、ヒレナガネジリンボウ、リュウグウベラギンポ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ガラスハゼ、イソバナカクレエビ、アカスジカクレエビ、イロブダイ子供、オニダルマオコゼ、ハマクマノミ、エリグロギンポ、ウルトラマンホヤ、シマウミヘビ、シラナミイロウミウシ、ヤライイシモチの口内保卵、クビアカハゼ、ジョーフィッシュ、サンゴテッポウエビ、ヒレナガスズメダイ大人と子供、キビナゴ、オイランヨウジ卵いっぱいなど

コメント

台風4号のけたたましい風音で目を覚ましました。というのは嘘で、そんなに風、強くないぞ。雨こそけっこう降ってはいるが、なんか潜れそう・・・と海のチェックに車を走らせると、けっこう穏やかだったりする。

ふむふむ。いい感じ。全然潜れるやん・・・。と、いうことで早速お客さんに電話してエントリー。しばらくここのポイントには潜っていなくて、久しぶり感はとても強い。持ちネタも乏しく、じっくり探しながらのダイビングとなりました。

そんな中での1番のヒットはマッキンキンジョーでありましょう。去年もたくさんのジョーフィッシュが楽しませてくれて、様々なカラーバリエーションがありジョーフィッシュだけでかなり楽しめたのだが、今年の黄色は去年の黄色とはモノが違いますぜ、旦那。実に楽しい黄色なんでさぁー。またこいつがかわいくて、愛想もバツグンなんですよ、たまらんじゃーあーりませんか? どうです、旦那? 遊んで行きませんか? とポン引きのように勧誘してしまうぐらいにキューティーハニーなのだ。きっと今年もアイドルになってしまうことでしよう。しかも今回はそんなアイドルなマッキンキンジョーが2個体!! 2個体であります。表情も微妙に違っていて、楽しさも倍。潜って見なければ、もったいないことこの上なしなのだ。ところでジョー、嫌いな人っているのかなー?

他にも卵のシーズンなので、イシモチ系の口元はどれも微妙に膨らんでいて卵が入っていることがバレバレなのだ。その中で比較的たくさん頬張っていて卵が見やすい個体をチョイスして紹介。またオイランヨウジのペアは今年もたわわな卵が実に重そうで、よく浮いていられるなぁーと心配してしまうほどであります。スズメダイの子供もたくさん出てきて、大人だけだった冬の海に比べて全体に魚の量がアップアップなのだ。またサンゴテッポウエビなども見やすかったし、エリグロギンポのお腹も膨らんでいたように思う。

大雨後の透明度としては上出来だったし、午後から風は北西に変わってしまったけれど、そんなに波も立たなかったし、まぁー上等なダイビングでありました。

言い忘れていたが真っ黒けジョーもいて、こいつもそれなりにかわいいので差別しないで愛してほしい。と、いう私の書き方がもう差別化しているようにも読み取れるが、そんなことはない。そもそも差別とは・・・・、いや、もういいか。とにかくかわいい奴らなのだ。

 

Date

2003/5/29

天候 晴れのような曇りのような
気温 26℃ 中潮

水温

22−23℃

透明度

20−25M

2.5−4.0M

生物

キンチャクガニ、ツマジロオコゼ、コノハガニ、フジムスメウミウシ、センテンイロウミウシ子供、コシオリエビの仲間、オランウータンクラブ、パンダダルマハゼ卵あり、モンツキカエルウオ、アカマツカサ、ヘラヤガラ、コクテンフグ、オルトマンワラエビ、ハマクマノミ、オレンジウミコチョウ、ツバメウオ、ミギマキ子供、シロミノウミウシのような奴、ピンクダートゴビー、アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、バルタンシャコ、シモフリカメサンウミウシ、ウコンハネガイ、アンナウミウシ、コールマンウミウシ、トモシビイトヒキベラ、ヤイトギンポ、アカハチハゼ子供、ロウソクギンポなど

コメント

北海道から来たリピーターのお客様と3ダイブであります。この方はいつも空いているときを嗅ぎ分けて、うまい日程を組んで遊びに来られる。やっぱり空いているとじっくりいろいろ見せられて内容的にも充実していくので、ガイド自身つまり私であるが、私も嬉しい。経営者としてはもっとお客さん来てほしいという気持ちもあるけれど・・・。

まずスジクロユリハゼを見に行ったのだが、水温の上昇に伴い、それまで30数メートルで見られていたスジクロ君たちが巣穴を移動しより深い方に身をひそめてしまったようであります。見られることは見られるんだけれどね。低い水温の方が好きなのかなー?

バルタンシャコ、動かないねー。いつまでいるんだろう? トモシビイトヒキベラも単体で変わらずにいる。いつになったらペアになるのだろうか? というか、同じ場所にずっといるこんなトモシビ君でもペアになれるのだろうか? パートナーを求めて旅立つべきなのではないだろうか?

次にオルトマンワラエビ・・・だと思うんだけれど、そいつを確認。またオレンジウミコチョウ。もうこいつが今年の見納めかなー・・・・? と思いながらお客様に紹介。水温は23−24度を指している。夏がすぐそこである。ムラサキウミコチョウも最近はとんとみかけない。モンツキカエルウオ子供はあいかわらずのまぬけ顔である。

またキンチャクガニもけっこう見られるようになってきた。いいことだ。ツマジロオコゼも久しぶりに見ました。けっこう大きな方かな・・・。7−8センチ。その横にはコノハガニが。またパンダダルマハゼのペアが卵を守っていました。そしてその卵にはしっかりと目玉ができていて、孵化も間近なのでしょう。サンゴの少ない恩納村だが、その少ないサンゴに無事にたどり着き生きのびられるパンダダルマハゼの子供は・・・・、・・・・・・・・・、たくさんいることを願いましょう。

台風4号接近のニュースが気になるダイビングでしたが、全般に東風が強く、恩納村近辺はまだまだ穏やかでした。台風の接近は今宵と言われています。明日は潜れるのかなー?

 

Date

2003/5/24

天候
気温 25℃ 小潮

水温

22−23℃

東から南

透明度

20−25M

1.5M

生物

サキシマミノウミウシ、アカククリ、ロクセンヤッコ、オランウータンクラブ、ヤマブキスズメダイとその卵、ハタタテハゼ、ウンバチイソギンチャク、ロクセンスズメダイ、ハナゴンベ、クマノミ子供、ウルトラマンホヤ、サザナミヤッコ、ゾウゲイロウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、ナガウニ、ナマコ、ラッパウニ、マガキガイ、ムカデミノウミウシ、キリンミノ、イバラカンザシ、クマノミ、イソギンチャクモエビなど

コメント

実に梅雨らしい・・・・。そんなどしゃ降りの大雨の中、スピッツにしては珍しく体験ダイビングとファンダイビングが重なって、全部で8名ものお客様に一緒に潜っていただき、感謝感激雨嵐。このどしゃ降りの豪雨のように感謝を振り落としたいスピッツてあります。

雨の中だが、お客様の顔はそんなに沈んではいない。どうせ濡れるんだから・・・と思っているのだろうか? 

どちらにしてもありがたいことである。1本目、体験ダイビングメインでエントリー。たくさんいるナガウニやナマコなどに毒がないことを教えつつ、クマノミやイソギンチャクモエビ、マガキガイのクリクリ目ん玉なんかを紹介して楽しんでもらいました。この日のお客様には私の小・中学生時代の同級生だったO君も参加してもらっていて、まったく初体験のダイビングだったのだが、みんなと同様に楽しんでくれたようで、嬉しい限りであります。

またお客様自身の時間の都合でもあったのだが、1本目のダイビングを体験の付き添いダイビングでもOKですよ、と了解していただいたファンのお客様にもありがとうを言いたい。

ファンダイビングではびっくりすることにウンバチイソギンチャクに遭遇。あんな危ないもの、まだいるんだなー。もうずいぶん前から同じ場所にいるけれど、台風にもめげずに死んでいない。あーいう危険物こそ除去されてほしいのだけれど・・・。ウミウシはさすがに少なくなってきました。それでもサキシマミノウミウシやゾウゲイロウミウシなどはいましたけれど。

大雨のわりには透明度も良くて、なかなかのダイビングでした。

 

Date

2003/5/20

天候 晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

24℃

透明度

20−25M

2.0M

生物

アデヤカバイカナマコ、デバスズメダイ子供、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ子供、イソギンチャクモエビ、スカシテンジクダイ群れ、ハナミノカサゴ、オトヒメエビ、ウミテング、チンアナゴ、カクレクマノミ、キンギョハナダイなど

コメント

いい天気だなー。梅雨だと言うのに、今日はとても晴れました。それだけでダイビングに対するイメージってけっこう変わる。晴れてると潜ってても綺麗だし、上がってからも気持ちいい。

体験4名とファン4名のお客様と一緒に潜りました。今日はヘルプのスタッフも一緒です。1本目、2本目とも白い砂の上に根が点在しているポイントに入ったのだが、とても落ち着いて潜ってもらえました。よかったー。

特に1本目の根で群れていたスカシテンジクダイの爆群はこの時期の目玉であるが、お客様にも大変好評でありました。

まぁーほんまにきれいだからね。

見ているだけでなんの説明が必要なのだろう? という感じです。

 

Date

2003/5/19

天候 晴れかな? 曇りかな?
気温 27℃ 中潮

水温

24℃

北西から北

透明度

12M

2.0M

生物

ロクセンスズメダイ、シマウミヘビ、フウライボラ、ヒメジャコ、イガグリウミウシ、ワモンダコ、イカの卵、セムシカサゴ、ハリセンボン、キビナコ群れ、バイカナマコ、クマノミ、イソギンチャクモエビ、シラナミイロウミウシ産卵中など

コメント

今日も体験4名とファン4名の団体様がお客様であります。1本目の体験ダイビングということで、ビーチの浅瀬で行いたかったのだが、あいにくの北西風。水面がパチャパチャ波立っている中での講習となり、心配したのだが、お客様の技術が上手く、耳のヌケ具合にも助けられて、スムーズに事が運べました。

だが、波酔いでダウンする方が数人おられ、2本目はお休みする方もちらりほらり。まぁー前の晩に泡盛のボトルを2−3本も開けておられるので、しょうがないかなー・・・・という状況でもありました。

海ではシラナミイロウミウシが卵を産んでいる最中に遭遇。体験ダイビング中だったので、簡単な紹介にとどめたのだが、もっとゆっくり見られるネタでありました。

 

Date

2003/5/18

天候 曇り時々雨、午後から晴れ
気温 25℃ 大潮

水温

24℃

透明度

12−15M

1.5M

生物

ロクセンスズメダイ、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、ヘラヤガラ、セジロクマノミ、ハダカハオコゼ、ハナビラクマノミ、ミナミホタテウミヘビ、モンダルマガレイ、オランウータンクラブ、ムカデミノウミウシ、キリンミノ子供、ワモンダコ、ロクセンヤッコ、キャラメルウミウシ、ハリセンボンなど

コメント

今日は午前は沖縄本島在住のお客様で、午後から団体様の到着で、ファンダイブの予定と・・・・。けっこう慌しく動くスピッツでありました。

午前中はほぼ1年ぶりに潜ると言うお客様。ゆっくり潜ったら、ダイビング後半には中性浮力などかなり思い出しておられました。ブランクダイバーの方もだいたいゆっくり、その人のペースで1本潜ったら浮遊感の感じを思い出せてくるみたいですね。

午後からも1年ぶり・・・というブランクダイバーの方でした。こちらの方は手を使って泳ぐ癖があるようで、それを直していく2日間になりましたが、最後のダイビング時にはかなり上手になられていて、ダイビングごとの進歩が著しかったです。

海中ではミナミホタテウミヘビが3匹も狭いエリアから顔を出していました。ハダカハオコゼもかわいかったです。

 

Date

2003/5/17

天候 曇りたまに雨
気温 26℃ 大潮

水温

24℃

北西から北東

透明度

20−30M

1.5−2.0M

生物

グルクン、イソマグロ、スカシテンジクダイ、ハナミノカサゴ、デバスズメダイ、カクレクマノミ、クモガイ、チンアナゴ、アカヒメジ群れ、ヨスジフエダイ群れ、オオモンイザリウオ、クマノミ、イソギンチャクエビなど

コメント

1本目ではブルーの中層に気持ちよく浮いていたヨスジフエダイに見惚れていたら・・・・、水面からグルクンがたわわに降りてきてくれて、川のようなグルクンとヨスジフエダイがまみれて、とてもきれいな風景でした。やっぱりこーいう風景はとてもきれいなのだ。またオオモンイザリウオもいました。

2本目ではスカシテンジクダイの大群・・・・という一言に尽きる。

そして3本目ではドリフトダイビングをしたのだが、そこそこ流れていてガイドとはぐれてしまうグループがいたり、ちゃんと潜れずに水面を流されてしまうグループなどもいて、大変だったのだ。まぁー無事故で終わったので、良かったなーと言えるのだが、やっぱり流れは前もってちゃんとチェックしとかないとだめですね・・・・・。で、流れのチェックをしたのは他の誰でもない私だったのです。流れを見た場所があまり流れていなかったために、よくわからないままボートに上がってしまいました。もっとしっかり確認しておけば・・・・と後悔。相乗り船に同船し一緒に潜ったみなさま、どうもすみませんでした。

反省点としては、流れを見に行く人は、1番レベルの低いお客様を引率しているガイドが行った方がいいなーということである。流れ見て、自分の1番上手くないお客さんも行けるかどうか判断するべきである。

海中ではグルクンが少し。でもイソマグロが群れていたので、スピッツのお客さんは喜んでくれてましたけれど・・・。

 

Date

2003/5/16

天候 曇り
気温 26℃ 大潮

水温

24℃

北西

透明度

15M

1.5M

生物

ツバメウオ、キビナゴ大群、アカマツカサ、ハタンポ、ミヤケテグリ、チギレフシエラガイ、アオリイカ、モンハナシャコ、カクレクマノミ、コクテンフグ、ヒオドシユビウミウシなど

コメント

午前に到着したお客様と一緒にダイビング。ツバメウオが撮りたいということで潜ってみると、1人のお客様はよほど気に入ったのか、ずーっとツバメウオと一緒にいました。もう1人の方とうろうろしていると、ヒオドシユビウミウシがいまして、泳いでくれました。

また2本目は洞窟方面に出向いたのですが、キビナゴがいたるところに大群で群れていて、それだけでお腹いっぱいになりそうだったのだが、洞窟もけっこう気に入られたようで、大変満足されたダイビングのようでありました。

 

Date

2003/5/14

天候 曇り
気温 26℃ 中潮

水温

23℃

南から西

透明度

15−20M

1.5−2.0M

生物

ハタタテハゼ、ピンクダートゴビー、ヒメダテハゼ、カマス群れ、キンチャクガニ、ヨコシマエビ、セソコテグリ、ミノウミウシの仲間、ハマクマノミ、クロヘリアメフラシ、モンツキカエルウオなど

コメント

今日もふらふらネタを探して1ダイブ。深い場所に行ってみると・・・・、といっても36M付近ですけれど・・・・。私にとってみるとこの辺でもう深い・・・という感じ。

40Mを越えたことはダイビング始めてから今まで一度もないです。39Mで絶対止まるもんなー・・・。特に最近はそうしている。それは、やはりダイビングを続けていきたいからである。

ボクシング漫画「はじめの一歩」で、主人公の一歩がデンプシーロールを封印しチャンピオンを防衛して見せたように、私も深い場所を封印して潜っていきたいっす。それはダイビングの仕事を少しでも長く続けていきたいからであり、減圧症などでこの仕事から身を引かざるをえなかった友人達を見ていたりするからである。

と、いうわけで、できるだけ平均水深が浅く出るように潜りたいのだ。それってガイドにとっても、お客さんにとってもいいことでしょう? 安全に潜ることは当たり前だけれどね。

見たことのないウミウシ。多分ミノウミウシの仲間がいました。白いウミウシの卵に群がっていたのだけれど、食べていたのかなー・・・。小さすぎてよく見えなかったです。

深い場所になにかいないかなーと探しに降りたのだが、意外に流れていてびっくり。その中でピンクダートゴビーを一匹だけ確認。もう大人な個体かな。けっこう大きかったです。

5.11.03.pink.jpg (10901 バイト)

流れていたので、早々に浅場にもどる。その際もけっこうしんどい。一ケタ台の水深でなにかいないかなーと探していると、モンツキカエルウオがいまして、最高の時間つぶし。赤い点々がとてもキュートでもあり、アホっぽく見えたりもして、撮影しながらも頭の中では、キダタロー作詞作曲(だったよね?)の名曲、「アホの坂田」が流れてしまう。

あほ、あほ、アホのサカタァァァーー・・・。

キダタロー、おもしろいよね。

久しぶりに見たのはヨコシマエビ。尻尾のオレンジがとてもかわいかったし、キンチャクガニはまだまだ子供の大きさでしたよ。

 

Date

2003/5/13

天候 曇り
気温 26℃ 中潮

水温

23℃

東から南東

透明度

15−20M

1.5M

生物

キビナゴ、ヒメヒラタイザリウオ、ムラサキウミコチョウ、ミナミハコフグ子供、クチナシイロウミウシ、フジムスメウミウシかな・・・、ヒメダテハゼ、ツユベラ子供、コブシメ卵、アオリイカ卵、ハナミノカサゴ、ヘラヤガラなど

コメント

今日も穏やかな天気です。ピーカン・・・・というのでもなく、曇り!! というのでもなく、晴れたり曇ったり・・・・。でも全体として晴れている・・・・そんな感じの沖縄島。今日もポイント探しで初めて潜るポイントに潜降。キビナゴの群れがポイント全体を覆っていて、とても華やかな印象を受けますが、やはり岩肌のみでサンゴが少ない光景は、ちと寂しい。

けれどもその中でユビエダハマサンゴだけはがんばって生きていました。ニシキテグリとかいないかなーと探していたのだが、見つけられませんでした。

ミナミハコフグ子供やクチナシイロウミウシ、フジムスメウミウシなどを見つつ移動。途中で今雑誌によく出ているヒメヒラタイザリウオと思われる奴に遭遇。あんな環境にいるのか・・・・。ふむふむ。勉強、勉強。一眼レフカメラを持って入っていたので、写真に収められましたから、また後ほどアップしますね・・・・というのは嘘で、ちょこまか動く被写体にピントが合わず、敗北のスピッツであります。デジカメばっかり使っていたもので、一眼レフカメラマクロレンズのピント合わせが面倒くさくってしょうがない。

5.11.03.iza.jpg (23852 バイト)

写っていないかなーと思っていたらボケていますが、なんとなく写っていました。これはナニイザリウオですかねー。

はやく、デジカメほしいぞ。

ここがポイントとして使われるかは未定。

もう少し潜らないとね・・・・。

あとチギレフシエラガイの子供と思われる奴もいましたよ。

5.11.03.chigire.jpg (10435 バイト)

 

Date

2003/5/12

天候 曇り
気温 27℃ 中潮

水温

24℃

北東

透明度

20−30M

1.5M

生物

オニヒトデ、クマノミ、ハナビラクマノミ、イシガキリュウグウウミウシ、ウミテング、ドクウツボ、チンアナゴ、キンギョハナダイ、ヒトスジギンポ、ワモンダコ、キンチャクガニ、ヘラヤガラ、ハナミノカサゴ、パンダダルマハゼ、ウミウサギガイ、グルクンたくさん、イソマグロ、ギンユゴイ群れ、アカヒメジ群れ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、オトヒメエビ、オニカサゴ、ハナゴイ、ハマフエフキ、セジロクマノミなど

コメント

久しぶりにいい透明度でのダイビング。グルクンもたわわだし、そこにイソマグロの中型・・・・、むしろ小型とも思える60−70センチサイズが6匹ほど編隊を組むように右往左往。おかげでじっくり見られました。

砂地ではウミテングを久しぶりに見れまして、チンアナゴやワモンダコの普通種も観察しつつ、イシガキリュウグウウミウシの特大サイズにも遭遇できたし、スカシテンジクダイやキンメモドキノ数はすっかり初夏なのだ。

やっぱりサンゴがあると、風景がきれいですね。

 

Date

2003/5/10

天候 曇り
気温 26℃ 小潮

水温

24℃

透明度

10M

1.5M

生物

ヤエヤマギンポ、シマギンポ、シマカスリハゼ(普通色と黄化個体)、ニセアカホシカクレエビ、名前不明ウミウシなど

コメント

5/8のログと同じポイントにもう一度潜ってみました。今日は一眼レフカメラを持ち込んで、イザリがまだいれば、写真に撮ってしまおう・・・・という魂胆だったのだが、それを見透かしたようにイザリーは逃走していました。嘆かわしきこと極まれリ・・・・。しかしシマカスリハゼの黄色バージョンを確認。ここは底の砂があまり泥ではないので、こーいう泥系ハゼは諦めていたのだが、進んでいるうちに・・・・・、おっ・・・・、ドロドロしているなーと視認しはじめたら、やっぱりいました。シマカスリハゼ。普通色も数匹いました。

5.8.03.shimakasuri.jpg (16937 バイト)

まずシマカスリハゼの黄色版です。そしてノーマル色。

5.8.03.kasuri.jpg (15195 バイト)

名前不明のウミウシがいたのだが、ここのポイントでは珍しくはないようで、けっこういる。ここがポイントとして使われるかどかは、まだ未定。

5.8.03.sukashi.jpg (35381 バイト)

浅場のスカシテンジクダイはキンメモドキと一緒になって、たくさん群れていました。

5.8.03.ginpo.jpg (15756 バイト)

そして最後に名前のわからないギンポに出会いました。シマギンポかなー・・・。

 

Date

2003/5/8

天候 曇り
気温 27−25℃ 小潮

水温

24℃

南から北

透明度

10M

1.5−2.0M

生物

イロイザリウオ、コブシメ、ヒメダテハゼ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、ミノウミウシの仲間、エンマウミウシのような奴、ヤエヤマギンポ、ニセアカホシカクレエビなど

コメント

新しいポイントを探しつつ潜ってみると、怪我の功名的にイロイザリウオを発見できてしまった。もっとたくさんのイザリンがいればいいなー・・・・と思いながら探したのだが、なかなか見つけられませんでした。でもあまり見たことのないウミウシはポイポイ見つかる。イロウミウシ系にミノウミウシ系。そして浅瀬の岩場にはたわわに群れたスカシテンジクダイとキンメモドキ。

魚の少ないポイントなので、もっともっと大きな群れになるのかなー?

もう少し潜ってみないと・・・、なんともいえないポイントなのだ。イロイザリウオのお腹が大きく膨らんでいました。子供を産んで、もっともっとイザリンだらけにしてくれたらいいのになーぁぁぁぁ。

 

Date

2003/5/5

天候 曇り
気温 27℃ 中潮

水温

23℃

透明度

25M

1.5M

生物

ホシゾラウミウシ、名前不明ウミウシ2個体、キスジカンテンウミウシ、オトヒメエビ子供、ウルトラマンホヤ、ハタタテハゼ、モンツキカエルウオ、フタイロカエルウオ、ヤエヤマギンポ、ミギマキ子供、ユキヤマウミウシなど

コメント

うーん・・・、GWが終わりました。ログブックがたまりにたまっています。約30本分のダイビングをどのように書き綴っていくか、途方にくれるところであるが、まぁー少しずつがんばって書いていこう。

まず今日のダイビング。今朝の段階では2本の予定だったのだが、1人のお客様がウェットスーツを忘れてしまったため、急遽1本のみに変更となり、久しぶりのマンツーマンダイブになりました。うんうん。こーいうのがスピッツらしいねー。

忙しいGWはそれはそれで非常に大切だし、ありがたいし、忙しくあるがゆえにスピッツは成り立っているわけで、その期間中に来ていただいたお客様には益々コウベの垂れる思いでございます。どうもありがとうございました。ただ普段は暇に数少ないゲストで潜っているので、そーいう時に遊びに来てもらえたらもっと内容濃く潜れて楽しいよーと教えたかったのであります。

そんなわけで、今日のダイビング。お客様のモンツキカエルウオリクエストにお応えして、モンツキカエルウオ撮影隊となり、激写してきました。ああああああ・・・・、なんでデジカメないんだろー。早く買わないとなー。カメラがあれば、まず間違いなく撮れる、ここのモンツキカエルウオ。撮影もしやすく、かわいくて、お客様には大好評なのだ。

そして赤色のウミウシで、名前不明のすごい奴を確認したのだが、写真でお見せできないのがまったく歯がゆい。本当に最高に珍しい奴だったのだ。図鑑でも見たことがなかったぞ。2センチくらいでした。

また深い場所ではオトヒメエビの子供を確認。体色が固定されていない、透明感ある個体で、かわいさは二重にアップアップ。またそこではチギレフシエラガイの真っ黒けバージョンにも遭遇。

透明度も良くて、お客様もきっと満足だったことでしょう。

5.11.03.migimaki.jpg (16599 バイト)

おまけでミギマキです。

 

Date

2003/5/4

天候 曇り
気温 27℃ 中潮

水温

23℃

南東

透明度

5−25M

1.5M

生物

巨大ワレカラたくさん、カゲロウカクレエビかな?、シマカスリハゼ、コブシメ子供、ニュウドウダテハゼ、ヤツシハゼ、フタホシタカノハハゼ、ムレハタタテダイ子供、イソギンチャクエビ子供、ツマジロオコゼ、シラナミイロウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、ハナビラクマノミ、チリメンウミウシ、ムラサキウミコチョウ、イセエビ子供、ミギマキ子供、モンツキカエルウオ、サビウツボ子供、名前不明の赤いウミウシ、セソコテグリ、アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、ピンクダートゴビー、バルタンシャコ、ミゾレウミウシ、コノハガニ、名前不明の白いウミウシ、ミヤコウミウシ、コールマンウミウシ、オレンジウミコチョウ、クマノミ子供、イガグリウミウシ、セスジスミゾメミノウミウシとその卵、ロウソクギンポなど

コメント

えーと、この日のお客様は全部で5名。そこに体験ダイビングが4名も追加され、スタッフ2人のスピッツはてんやわんやの1日でした。夕方に出会ったお客様からは「世古さん、顔から、疲れましたオーラ、が出てますよ・・・・」と言われる始末。でも、まぁーほんまに疲れていたから、それもいたしかたあるまい。

天候は曇っているのだが、海は湖のようにベタ凪ぎ。最高である。

ダイビングでは、まずアケボノハゼやスジクロユリハゼ、ピンクダートゴビーなどの深場を散策。ただスジクロユリハゼ生息エリアの岩や石がひっくり返されたままで、荒れた雰囲気が漂っていたことは悲しかった。なぜ、あのようなことに? 我々よりも前には誰も潜っていなかったと思うんだけれど・・・・。

浅場に戻りながら、ウミウシ散策。ミゾレウミウシやイガグリウミウシ、ミヤコウミウシ。オレンジウミコチョウなども確認、そして撮影。

またシラナミイロウミウシやムラサキウミコチョウ、モンツキカエルウオ、ミギマキの子供も確認。サビウツボの子供もいました。

gw03murasakiのコピー.jpg (38062 バイト)

お客様の撮影したムラサキウミコチョウ。構図がいいですよね。とてもきれいに撮れていると思います。

gw03umiushi1.jpg (31472 バイト)

名前がわからないウミウシもお客様の写真によって日の目を見ることとなりました。この子はなに?

gw03montsukitsuji.jpg (31534 バイト)

好評のモンツキカエルウオ、非常に見やすいです。

そしてコブシメの子供が砂の上でホバリング。

gw03kobuJr.jpg (13097 バイト)

そこではヤツシハゼやニュウドウダテハゼ、シマカスリハゼなどの泥エリアを代表する生物を確認。かわいいところではムレハタタテダイの子供3−5センチを確認。姿形は大人のままなんだけれど、非常にかわいかったです。

 

Date

2003/5/3

天候 晴れ
気温 26℃ 大潮

水温

23℃

南東

透明度

15−25M

1.5M

生物

ツバメウオ、カマス、キビナゴ、グルクマ、ハナゴンベ、バブルコーラルシュリンプはお腹に卵、キンチャクガニ、オレンジウミコチョウ、アオベニハゼ、ミヤケテグリ、パンダダルマハゼ、カクレクマノミ卵アリ、レモンウミウシ、チギレフシエラガイ、オランウータンクラブ、アカククリ若魚、ミドリリュウグウウミウシ、エリグロギンポ、オイランヨウジのペアお腹に卵アリ、ゾウゲイロウミウシ、特大クロヘリアメフラシ、カンムリベラ子供、クチナシイロウミウシ、ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、オニハゼ、チリメンウミウシ、モンジャウミウシ、ムラサキウミコチョウ、クマノミ、オドリカクレエビ子供、ニセアカホシカクレエビ子供、カビラヌム、シモフリカメサンウミウシ、シロウサギウミウシなど

コメント

中層にはキビナゴがたわわに。ツバメウオやグルクマ、グルクン、カマスなどとあいまって、非常に賑やかになってきました。いい感じです。

天候は曇りながらも時折晴れ間が見えたりして、なかなか暖かい。GWの間は晴れていてほしい。風も南東だし、海もペタペータ。

キンチャクガニもけっこう見られるようになってきた。いいことだ。そしてウミウシもまだまだ豊富で、ウミウシファンにはたまらないし、ウミウシにあまり興味のなかったダイバーにはウミウシ好きになるいいチャンスなのだ。まぁー好みの問題なので、無理やり好きにはならなくてもいいんだけれどね。

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上の写真はお客様が自分で見つけて撮影していたトゲトゲウミウシと思われる個体。私は知らなかった。

そんな中、オレンジウミコチョウやムラサキウミコチョウは大変頻繁に見かける。キイロウミコチョウはあまり見ないね。カクレクマノミは産んだ直後のオレンジ色まばゆい卵にせっせっと新鮮な海水を送り込み、実に初々しい。また青い点々のあるベニハゼも非常に綺麗だった。お客様のデジカメに撮影されていると思うので、ぜひともスピッツまで画像を送ってほしい。たのみますよ、みなさん。

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珍しいウミウシでは、カビラヌムやクチナシイロウミウシ、特大クロヘリアメフラシを確認。クロヘリアメフラシ自体はけっこう普通に見かけるのだが、今日見た奴は10センチぐらいあった。別の個体なのかな?

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バブルコーラルシュリンプのノお腹には白い卵がありますね。

ハゼではヒレナガネジリンボウやヤシャハゼ、オニハゼも確認。ヤシャハゼはけっこう最後まで隠れずにがんばってくれていました。

お客様からクチナシイロウミウシの画像が送られてきました。

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あとゾウゲイロウミウシも追加です。

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Date

2003/5/2

天候 晴れ
気温 26℃ 大潮

水温

23℃

透明度

20−25M

2.0−2.5M

生物

ミゾレウミウシ、スミレナガハナダイ、リングアイジョー、キンチャクガニ、キホシスズメダイ、アカマツカサ、ハタンポ、ハリセンボン、ヤイトギンポ、キビナゴ、カスミアジ、フウライボラ、トウアカクマノミ、ハマクマノミ、ベンケイハゼ、コンゴウフグ、セジロクマノミ、ハナビラクマノミ、ハダカハオコゼ、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、ミナミハコフグ子供、セミホウボウ、ミナミホタテウミヘビ、コブシメ卵、オニダルマオコゼ、ツバメウオ、カクレクマノミ、ウコンハネガイ、ヒラムシ産卵中、バイカナマコ子供、ヒオドシユビウミウシ、キイロサンゴハゼ、オランウータンクラブ、スソヒダウミウシ子供、サカサクラゲの子供かな?、ヘラヤガラ子供、ニセアカホシカクレエビ、トゲダルマガレイ、ヒレナガカンパチ、アマミスズメダイ子供と大人、アカククリ若魚、メレンゲウミウシ、ヤイトヤッコなど

コメント

昨日までの荒れた海が少しずつおさまってきました。今日は東風。恩納村付近の海は徐々に落ち着いていくでしょう・・・・ということで、この日のお客様は全部で7名。うーん・・・、スピッツにしては多いねー。ありがたいことです。

5名の団体様はキヨリンのブルーシャークに乗船された時にスピッツを紹介されたそうで、友人イントラ達の温かい支援援助に涙するスピッツであります。ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ありがとうキヨリン、和美さん、元子さん、ファトゥー。そして何よりも本当に遊びに来てくれたお客様5人に感謝なのだ。もちろんそれぞれで遊びに来てくれた台風男のリピーターさんや久しぶりのダイビングとなった別のリピーターさんにも感謝感激なのだ。

海ではまずスミレナガハナダイのオスを確認。ブリーフィングで尻ビレのきれいさを説明したのだが、お客様の何人がそこまで細かく観察できたかは、私にはわかりません。どうだったでしょうか?

リングアイジョーはすぐに隠れちゃったので、ちょっと見えなかったでしょうか? またキンチャクガニは片手だけにイソギンチャクを持っていたのは見えましたか? ちょっと人数が多いと、潜ったみんなに生物の情報が細かく伝わっているか不安になるのだが、きっと取り入れたい情報とどうでもいい情報とをしっかり処理して、楽しまれていたことと推測しますし、そうであってほしい。

中層では増加の一途を駆けずりあがるキビナゴの群れに猛アタックを繰り返すカスミアジが数匹。ただ流れが・・・・・、ポイント全体にありましたので、ゆっくり潜る・・・・という感じではなかったですね。

ところが2本目ではのんびりほんわかダイビングできて、まぁー合格でしょう。トウアカクマノミやコンゴウフグ、ミナミホタテウミヘビに加えてミナミハコフグの子供やハダカハオコゼもいました。セミホウボウが翼を広げてあたふたしていたり、お腹をパンパンに膨らませたオニダルマオコゼが死サンゴの上に鎮座していたり、ロクセンフエダイがヨスジフエダイに混ざって何食わぬ顔で泳いでいたり。写真はミナミホタテウミヘビ君です。

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3本目ではツバメウオの群れに会いまして、岩陰ではヒオドシユビウミウシのペアにも遭遇。泳ぐ姿も見られてガイドは大助かりでした。またサンゴの隙間にはキイロサンゴハゼもいましたよ。

 

Date

2003/5/1

天候 晴れ
気温 24℃ 大潮

水温

23℃

北東

透明度

20−25M

2.0M

生物

キビナゴ、イソマグロ、カクレクマノミ、ヤッコエイ、ツユベラ子供、スカシテンジクダイ、キスジカンテンウミウシ、サキシマミノウミウシ、ハナゴンベ、クマノミ、コナユキツバメガイ、ヒレナガネジリンボウ、オドリハゼ、アマミスズメダイ子供、ハマクマノミ、オレンジウミコチョウ、ウミシダウバウオ、ハナゴイ、キンギョハナダイ、タテジマキンチャクダイなど

コメント

うーん・・・・、昨日の午後から荒れ始めた沖縄本島。今日もまだまだ荒れています。1本目ではまず深い方にヤシャハゼやヒレナガネジリンボウを探しに降りたのだが、あまり見つけられませんでした。なんかハゼの姿が減ったような気もする・・・。オドリハゼやアマミスズメダイ子供を観察。こーいう季節なのだ。つまりアマミスズメダイ子供をじっくり見られる季節になったと言うことなのだ。嬉しいねー。水温も23度をコンスタントに記録し、私は寒さをあまり感じない日々である。ただお客様の薄手のウェットスーツではちょっとまだ寒いようである。

2本目では、スカシテンジクダイに尽きるであろう。わんさか群れていました。岩が覆われるほどのスカシテンジクダイの量に圧倒され、そこだけで満足。

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中層に群れるキビナゴには10−20尾のイソマグロ編隊が突進して捕食活動も盛んでした。

ウミウシはここではサキシマミノウミウシとキスジカンテンウミウシを確認。両方ともとてもきれいなウミウシです。写真はキスジカンテンウミウシです。

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寒さに2本でリタイア。太陽よ何処へ?