スピッツログブック

スピッツ  ログインデックス

 

Date

2003/6/30

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27℃

南西

透明度

20〜25M

2.5M

生物

オドリハゼ、カマス群れ、クビアカハゼ、ツマジロオコゼ、ハタンポ、スカシテンジクダイ、サザナミヤッコ子供、エリグロギンポ、アオリイカ、ワカヨウジ、ジョーフィッシュ、オシャレカクレエビ、アオサハギ子供かな?、アジアコショウダイ若魚、オランウータンクラブ、キビナコ大群、オオモンイザリウオ、ハダカハオコゼ、コンペイトウウミウシ、パンダダルマハゼ、アケボノハゼ、ピンクダートゴビー、スジクロユリハゼ、クビナガアケウス、ウミウシカクレエビ、バルタンシャコ、ミゾレウミウシ、ウコンハネガイ、アンナウミウシ、アカククリ、アカハチハゼ、ヤイトギンポ、ロウソクギンポなど

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今日は3ダイブ。天候も晴れ。海も最近にしては穏やかな方である。いい感じだなー・・・と思っていたのも束の間。1本目のエキジットの時にはすでに南西の風は勢力を増し、水面は白波で覆われようとしていました。とほほほほ・・・・。

今日の1本目はアケボノハゼやスジクロユリハゼ狙いで深場に。ピンクダートゴビーもいまして、浅場にはバルタンシャコ(仮名)もいたし、アカハチハゼやワモンダコも確認。最近ワモンダコが穴の中から出ている姿を頻繁に確認しています。そろそろ交尾のシーズンですね。ただ浅い場所のうねりは大きく、ゆっくり生物を眺める・・・・・というのどかなものではありませんでした・・・。

 

いつものオオモンイザリンは今日もいまして、ハダカハオコゼもいたし、ツマジロオコゼもいました。

6.30.03.iza.jpg (46824 バイト)

 

6.30.hadaka.jpg (33550 バイト)

またコンペイトウウミウシもいたのだが、お客様はあまりウミウシには触手がなびかないようで、エビ・カニ派のお客様だったのだ。キンチャクガニでもいないかなー? と探していたのだが、見つけられませんでした。

6.30.03.konpritou.jpg (25007 バイト)

またスカシテンジクダイが大きな群れを作っていましたよ。ストロボ発光禁止モードで撮影しました。群れの奥にまた群れを入れて、写真に奥行きを出したかったのだが、まぁーこんなもんだろう。

63.30.03.doukutsu.jpg (54135 バイト)

 

Date

2003/6/29

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

26℃

南西

透明度

25M

2.5M

生物

セジロクマノミ、ハマクマノミ、ケラマハナダイ、ハナゴイ、ガラスハゼ、カサイダルマハゼ、ワモンダコ、スカシテンジクダイ、スザクサラサエビ、ウツボ、オトヒメエビ、ダルマハゼの仲間、デバスズメダイ、ウルトラマンホヤ、クモガイ、カレイの仲間、カクレクマノミ、グルクン、ネムリブカ、クビナガアケウス、キビナゴ、カイワリ、イソマグロ、キイロウミウシ子供、コシオリエビの仲間、スザクサラサエビ、オオサンゴサラサエビ、フシウデサンゴモエビ、ヘラヤガラ、ツノダシ、キスジカンテンウミウシ、オニカサゴ、オオモンイザリウオ、ヒトヅラハリセンボン、ソメンヤドカリ、コクテンフグなど

コメント

暑い。暑い・・・・。暑いばかり書いているが、本当に暑い。太陽は本当に暑いんだなー・・・・と実感せざるをえない昨今であります。

今日はなんと4本も潜ったのだ。最後はナイトダイビングでした。1本目はサンゴをじっくり堪能。ケラマハナダイが群れている根もあり、きれいでした。そして2本目ではスカシテンジクダイを堪能。白い砂に太陽も反射して、なかなかのんびりできました。

3本目では流れの中をイソマグロの群れに遭遇。群れと言っても個体はそれぞれ小さくて30−40センチぐらいだっただろうか? かわいいサイズでした。流れに逆らって潜るのはしんどいぐらいの流れだったので、無理せずに岩陰でふらふらし、ネムリブカなどを見て浮上。

そして4本目のナイトに突入したのだが、これが今日のダイビングの中では1番おもしろかった・・・・とお客様にも好評だったし、私自身もおもしろかった。オオモンイザリウオが2匹も見れたし、エスカもブンブン振っているし、ソメンヤドカリや初めて見る大きなカニ、サンゴモエビの仲間のエビたちが岩の上で目を光らせていました。

6.29.izabig.jpg (25590 バイト)

 

6.29.n.jpg (46719 バイト)

2匹確認できたオオモンイザリウオ君であります。たくさん見られればそれだけでやっぱり嬉しいのだが、同じ色だと・・・・・。違う色のイザリウオが見たくなってしまうとは、なんて強欲なのだ・・・・。

6.29.kani.jpg (20612 バイト)

オオカイカムリであろう・・・とお客様からいただいたこの上の写真。大きさは30センチぐらいあったんじゃないでしようか?背中にカイメンを背負っていました。

6.29.hitozura.jpg (22192 バイト)

で、こいつも同様にばかでかかった、ヒトヅラハリセンボンです。一緒に写っている東芝のライトと比較してもらえれば、その巨大さがわかろうというものです。

エキジット後の星空もきれいだったが、夜光虫もいっぱいいました。真っ暗な中で動かす自分自身の手足が夜行虫で縁取られて、その輪郭が浮かび上がる様はなんとも不思議なものです。お客様ははじめてのナイトダイブだったのだが、その日にこんなにたくさんの夜光虫に恵まれ、ラッキーだったのだ。同じポイントに潜っても、夜光虫のいる時と、いない時って、あるんだよねー。

 

Date

2003/6/28

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

26℃

南西

透明度

25M

2.5〜3.0M

生物

リングアイジョー、ジョー、フリソデエビ、オオモンイザリウオ、アマミスズメダイ子供、オニカサゴ、ヒメキンチャクガニ、ハナゴンベ、オドリハゼ、キビナコ大群、ワモンダコ、モンジャウミウシ、ウコンハネガイ、アンナウミウシ、トモシビイトヒキベラ、アカハチハゼなど

コメント

今日も・・・・・、そう。みなさんの想像通りに暑い。日本全国、梅雨のど真ん中だと言うのに沖縄地方は真夏の中心のど真ん中のセンターラインのセンターポイントの中心のさらにど真ん中に位置しているかのような灼熱。猛暑。快晴。青い空。マリンブルーの海である。

が、あいもかわらず吹き荒れる南西風に沖の水面は荒れ荒れである。いつになったらこの南西風はおさまるのだろうか?

今日も2本のダイビングを無事にこなすことができました。1本目はアイドルオンパレード。リングアイジョーのくりくり目玉を観察し、黄色いジョーの不可思議な顔色を拝みつつ、フリソデエビの子供なんかも見つけられて、いやー、嬉しいなー、ダイビングっておもしろいねー。なんて言っていると、壁際で踏ん張っているオオモンイザリウオに遭遇。うーん・・・・。素晴らしい。怒涛のアイドル水着水泳大会のようである。が、水泳大会なのだからアイドルが水着なのは当たり前のような気もするが、やっぱりタイトルに「水着」と入った方が、好奇心をあおられ見てしまうように、やっぱりアイドル水着水泳大会は遺物にしてはいけないプログラムであった。

とにかく・・・、45分ほどの潜水時間だったのだが、その間にあれよあれよといろいろ見られてホクホク顔の1本でした。

2本目ではキンチャクガニ? と思ったのだが、どうにも色が違う・・・・。地味。手に持っているカニバサミイソギンチャクは白色だが、お腹に抱えた卵は群青色である。おりゃりゃりゃゃゃゃゃゃ・・・・、キミはいったいなんぞ?

6.28kin1.jpg (38046 バイト)6.28.kin5.jpg (25397 バイト)

2枚ある写真はどれもピントが甘い・・・。ぼけています。黒く見えるお腹のモノは卵である。キンチャクガニの卵は赤いからねー・・・・・。こいつは明らかに違う。でも、手にはしっかりとイソギンチャクを握っているし、指を近づければ、キンチャクガニのように威嚇してくる。

6.28.kin2.jpg (23519 バイト)

おっ。この写真だとカニの卵の色がよくわかるね。

6.28.kin4.jpg (25352 バイト)

うーん・・・・。ちょっと写真悪すぎ。・・・・・・。まだまだ新しいデジカメを使いこなせていない世古です。浅い場所は底揺れがひどくてあんまりゆっくりしていられませんでした。

明日も南西かなー。

 

Date

2003/6/27

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

26℃

南西

透明度

15〜25M

2.5M

生物

ツバメウオ、ヤシャハゼ、ハナハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ニセアカホシカクレエビ、ハナミノカサゴ、キビナコ、クモガイ、カクレクマノミ、ヒレナガスズメダイ大人と子供、オニカサゴ、ヤイトギンポ、ムカデミノウミウシ、スカシテンジクダイ、カエルウオの仲間、モクズショイ、ロクセンスズメダイ子供、ヤライイシモチ口内保卵中、テンクロスジギンポ、クチナシイロウミウシ、クロヘリアメフラシ、ユキヤマウミウシ、ハナゴンベ、オルトマンワラエビ、バブルコーラルシュリンプ、オランウータンクラブ、イロブダイ子供、ミノウミウシの仲間、ムチカラマツエビ、ミヤケテグリ、オオモンイザリウオ、モンダルマガレイ、キカモヨウウミウシ、モンハナシャコ、センテンイロウミウシなど

コメント

暑い。昨日に負けず暑い。いや、負けないどころではない。確実に今日の方が暑い。これを暑いと言わないで、寒いも涼しいも温かいもない。革命的に暑いのである。

そんな中でスピッツは3本のダイビングかな? 午前にまず1本。昼食前にスノーケリングで1本。午後からまた1本のスケジュールでした。

この間に挟んだスノーケリングがとてもおもしろい。水面と岩の境界線なんてダイビングではほとんど楽しまないエリアだが、この境界線をさもオアシスかのように使い、自由を謳歌している生物がどっさりいるのである。そーいう生物を楽しみましょう・・・・という意味でスノーケリングをしたのではないのだが、実際にそれらの生物を楽しく観察できて、あっという間に一時間ほど水面でチャプチャプ遊んでしまった。今後、このようなスノーケリングツアーをダイバー用にやっていくかもしれないのだ。カエルウオやギンポの好きな人は絶対にはまると思う。サイパンのMOCがやっているオタパックツアーってこーいうことしているのかなー?

で、肝心のダイビングであるが、1本目ではヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウをじっくり観察。またお客様が阪神タイガースファンということで、タイガース模様のヒレナガスズメダイ子供を紹介。もちろん近くで泳いでいた大人も同時に紹介。その差は悲しいほどである。

また2本目ではイロブダイの子供。3センチほどの個体でありました。これぐらいのサイズがとてもキュート。かわいさ倍増である。

6.27.irobu.jpg (26677 バイト)

またウミウシでは、ヒブサミノウミウシのような、ハクセンミノウミウシのような奴を確認。下の写真の奴だが、確実な名前はわかりません。大きさは3センチぐらいでした。

6.27.umiushi.jpg (42203 バイト)

またキカモヨウウミウシももそもそしていましたよ。

6.27kikamoyou.jpg (36257 バイト)

そして例によって、オオモンイザリウオ君にご挨拶。あんまり見ないでカシャと撮った写真だが、よくよく見てみると、オオモン君の右手。本当の手のようにしっかりと岩を支えている様子がありありとわかってしまうのだ。また顔の下にある足のような部分がどっしりと踏ん張っている様子もバレバレなのだ。

・・・・・・。おもしろい生物ですねー。イザリウオって・・・・。

6.27iza.jpg (62074 バイト)

 

 

Date

2003/6/26

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

26℃

南西

透明度

10M

2.5〜3.0M

生物

ヒョウモンウミウシ、フタホシタカノハハゼ、ハチマキダテハゼ、ヤツシハゼ、ヒノマルハゼ、ニュウドウダテハゼ、ミヤコイシモチ、オキスズメダイ、ウスモモテンジクダイ、クビアカハゼ、ニジギンポ、イシヨウジ、ツバメウオ、リングアイジョー、ジョーフィッシュ、アカテンイロウミウシ、メレンゲウミウシ、オランウータンクラブ、オオモンイザリウオ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、パンダダルマハゼ、キイロサンゴハゼ、ハタタテハゼなど

コメント

いい天気だねー。梅雨明け以降、沖縄の空は本当に晴れている。暑い。たまらなく暑い。今、あなたが想像しているその暑さよりも数倍は確実に暑い。本当である。嘘はついていない。なにを疑っているんですか? 本当なんですから。そんな目で見ないでください。暑いんです。たまらなく汗が出るんです。日なたで活動しようものなら、ほんの数分でクラクラしてきますから・・・・。そんなに疑っているのなら、ぜひとも来てくださいよ。その青白いあなたの皮膚をこの陽射しに照らしてみなさいよ。じりじりと焼け焦げてくる自分自身の皮膚で実感してくださいよ。なんて暑いんだろう? って。インドネシア人だって、エジプト人だって、インド人だって、みんながみんな漏らさずにはいられないっすから。あ、暑いなぁぁぁぁっ・・・・って。ふぅぅぅぅぅぅぅ・・・って。

と、多少くどく書いたが、それほどまでに暑い!!

しかし南西の風は吹き止まない。とほほほ・・・・。そんな中でスピッツは2本のダイビングを無事に終了。1本目では、泥ワールドに突入。ニュウドウダテハゼやミヤコイシモチの子供をニタニタしながら確認。透明度が悪いところが少々難であるが、まぁー泥ワールドなんだから、しょうがない。しかし黄色い体のヒメコガネハゼが多いことにはとても驚いた。サイズも小さくて数センチのものばかりだが、とても目立っている。そしてまたもや見たこともないハゼを確認。尻尾にロクセンスズメダイのような模様がありまして、姿はダテハゼなんだけれど、いったいぜんたい何者であろうか? ムラカミハルキが泥にまみれるのよ・・・と繰り返す理由がわかるような気がする。

6.26.03.merenge.jpg (39970 バイト)

そして2本目ではウミウシをゲット。まだまだ大きなウミウシが見られます。メレンゲウミウシは最近よく見かけますね。しかし水温は26度を記録。ふふふふふ・・・・。やっと、やっとこさ上昇してきましたよー。ついに25度の壁を突破し、26度ワールドに突入してきました。もっともっと、アップアップしてほしい。

そして下の写真はアカテンイロウミウシ。とてもきれいなウミウシである。今年も見れました。良かった。

6.26.03.kuruenyus.jpg (33462 バイト)

しばらく見つけられなかったのに、1度見つけてしまうと、次からすぐに見つけられてしまうのはなんでだろう? とテツ&トモに歌われても良さそうな、「ダイビングのなんでだろう?」だが、これはダイビングの常識である。きっとみんな経験があると思います。特にイザリウオは、1度見つけてしまうと、けっこう隠れていたり、逃げられたりしても追跡し確認できたりします。

6.26.03.izari.jpg (51843 バイト)

またカサイダルマハゼがいた珊瑚の隙間にキイロサンゴハゼが? 入れ替わった? カサイダルマハゼよ、何処へ?

 

Date

2003/6/22

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

24〜25℃

透明度

25〜30M

2.0M

生物

キンチャクガニ、ヤッコエイ、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、フタイロハナゴイ、カシワハナダイ、ミナミホタテウミヘビ、オニダルマオコゼ、キカモヨウウミウシ、チギレフシエラガイ、キビナゴ大群、アカマツカサ、カノコイセエビ、オルトマンワラエビ、カスミチョウチョウウオ、カクレクマノミ、カスリフサカサゴ、シロタエイロウミウシなど

コメント

今日のお客様はスピッツにしてはちょいと多めの5名。久しぶりのこのポイントはブルーブルーのきれいな透明度で、流れもほどほど。のんびり楽しむには素晴らしいコンディションでした。

ここはいろんな種類のハナダイが溢れていて、とてもきれい。キンギョハナダイが1番多いんだけれど、次にケラマハナダイ。今の季節は大人も子供も混ざって群れているので、とっても華やかであります。

お客様が特大のオニダルマオコゼを発見、撮影していたのだが、そこの現場に別のお客様が落下していき、危うく刺されるところでした。無事に回避できて良かった。

6.22オニダルマオコゼ.jpg (26844 バイト)

2本目は穴のポイントであります。迷路のようなリーフを散策すると、キンチャクガニに遭遇。おとなしいキンチャクガニで。みんなで周囲をかためても、じっーと動かずに止まっていてくれました。そのくせ、イソギンチャクだけは懸命にフリフリしてくれるという徹底したサービス精神に、コウベの垂れるガイドでありました。見習わなくては・・・・・。

また穴の中ではアカマツカサやカノコイセエビがいたし、触手の長いイソギンチャクに名前のとおり隠れていたカクレクマノミもかわいかったです。最後にお客様がシロタエイロウミウシを発見。このお客様はウミウシを探す目を持っているようで、よく探し当ててます。ガイド、大助かり。どうもありがとうございましたー。シロタエイロウミウシ、どこがかわいいかって、やっぱり背中のハートマークでしょう。お客さんは知らずに撮影していたようで、教えてあげたら嬉々とし、より熱心に撮影されていました。

6.22シロタエイロウミウシ.jpg (28357 バイト)

暑い一日で、お客様もみんな真っ黒・・・というか、真っ赤に日焼けしてしまいました。これからの沖縄には日焼け対策は欠かせませんぞ。

写真提供はHさんであります。感謝。

 

Date

2003/6/21

天候 晴れ
気温 30℃ 小潮

水温

24〜25℃

南西

透明度

20〜25M

2.5M

生物

ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ジョーフィッシュ、アジアコショウダイ若魚、カノコイセエビ、カサイダルマハゼ、キビナゴ大群、ハタンポ、アカマツカサ、スカシテンジクダイ、シラナミイロウミウシ、ミヤマウミウシ、チータウミウシ、ミカドウミウシの子供?、パンダダルマハゼ、オオモンイザリウオ、トウアカクマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、クマノミ、ハマクマノミ、セジロクマノミ、オドリカクレエビ、ハダカハオコゼ、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、オニタセルマオコゼ、ミナミホタテウミヘビ、ヒメオニオコゼ、モンダルマガレイ、サザナミフグ、シマウミヘビ、オトヒメエビ、サビウツボなど

コメント

3ビーチを希望されているお客様だったのだが、いろいろあって、2ビーチ1ボートとなりました。

しかし1本目からアイドル続出で楽しいダイビングであったことはほぼ間違いないのではないか? ガイドの私も楽しかったのだから・・・・。ここんところずっと見られている黄色のジョーフィッシュは今日も元気に顔を見せてくれました。全然隠れないところもかわいい。

6.21ジョーフィッシュ.jpg (15830 バイト)

また、ここんところずっと探していたイザリウオ。ようやくゲット。大きくてきれいな個体でした。どうして見つけられなかったのだろうか? 先日までのHさんごめんなさーい。やっぱりいました・・・・。後日、お客様から写真が送られてくると思うので、写真は後日アップしますね。

6.21オオモンイザリウオ.jpg (33465 バイト)

ウミウシ好きのお客様。ご自分でも探す、探す・・・、というか私が見落としていたようで、私の通過した後から、どんどん出てくる。うーん・・・、あかんなー。私。だが、こーいうときもある。特に同じポイントに何度も続けて潜る時などによくある。つまりどーいうことかというと、以前のダイビングで見つけたネタに頼ったガイドをしてしまうので、ここでこれを見たから、今度はあそこのあれまでちょっと泳ぐか・・・てな感じで泳ぐと、見落としてしまったりするのである。気をつけましょう。そんなわけでお客様が見つけていたヒョウモンウミウシです。

6.21ヒョウモンウミウシ.jpg (18033 バイト)

2本目ではミカドウミウシの子供のような奴を確認。お客様からの画像で判別したい。お客様の写真がうまく撮れていることを願おう。さて、写真を送ってもらったのだが、判別は難しい。名前は不明のままである。

6.21ミカドウミウシ.jpg (34510 バイト)

また3本目ではクマノミ6種類制覇し、ミナミホタテウミヘビの頭をなでなでし、ハダカハオコゼとにらめっこして、ヒメオニオコゼに恐れおののき、サザナミフグ若魚に癒されたのだが、浅いところと深い場所の透明度の差がありすぎてかなりびっくり。深い場所では5mぐらいの透明度になってしまった。浅瀬は15-20mは見えていたのに・・・・。

写真提供はHさんです。どうもありがとう。

 

Date

2003/6/20

天候 晴れ
気温 30℃ 小潮

水温

24〜25℃

南西

透明度

20〜25M

2.5M

生物

ワカヨウジ子供、オドリハゼ、クビアカハゼ、ミヤマウミウシ、ハタタテハゼ大人と子供、ミナミウシノシタ、スカシテンジクダイ、ミナミハコフグ子供、クマノミ、ゴマモンガラ、ワモンダコ、ツバメウオ、チギレフシエラガイ、ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、リングアイジョー、ジョーフィッシュ、キビナゴ、モンハナシャコ、ヤライイシモチの口内保卵、ミヤケテグリ、カノコイセエビ子供、ヒオドシユビウミウシ、カサイダルマハゼ、パンダダルマハゼ、キイロサンゴハゼ、ヤイトギンポ、レモンスズメダイ、オトヒメウミウシ、バブルコーラルシュリンプ、カクレクマノミ、ハナビラウツボ、クモウツボ、ハナシャコ、メレンゲウミウシ、ヤミスズキ、フサカサゴ寄生虫付など

コメント

たまっている。またもやログがたまってしまった。台風6号の通過で潜れなくなるかな? という不安は吹き飛んでしまい、連日3ダイブ、または4ダイブの日々にHPの更新もままならない。むむむむむむ・・・、スピッツめ、儲けてやがるな? といぶかしむのはお止めください。ほとんどがマンツーマンダイブ。せこせこと小物を探しつつ潜っております。

台風が通過し、ようやく晴れたなーと思ったら、真夏のようなカンカン照りになってしまった。とても暑い。日なたでウエットスーツを着ようものなら、とてもつらい。汗まみれである。

生物ではまだまだウミウシがたくさん見られることにびっくり。もう6月だと言うのにヒオドシユビウミウシの子供サイズまでも見られてしまった。そして泳ぐ姿を眺めてしまった。またミヤケテグリは同じような範囲で右往左往を繰り返しているだけかと思ったら、おっとどっこい。夕方にはいなくなってしまった。翌朝にはまた元の場所に戻ってくるのだろうか?

しかしダイバーが多い。嫌なる程のダイバーであります。大混雑。そんな混雑を避けた場所でひっそり行われていたゾウゲイロウミウシの交接。ウミウシ同士がしっかり握手しているようにつながっており、とても貴重な瞬間に出会えたと思ったら、あまり見かけないトウモンウミコチョウにも出くわして、またもやラッキー。

まだウミウシでがんばれるぜ。

 

Date

2003/6/19

天候 曇りたまに雨最後に晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

24〜25℃

南西

透明度

20〜25M

5.0M

生物

ワカヨウジ子供、オドリハゼ、モンジヤウミウシ、ミヤマウミウシのペア、キスジカンテンウミウシ、フサカサゴ寄生虫付、オレンジウミコチョウ、キイロサンゴハゼ、コシオリエビの仲間、シラナミイロウミウシ、セムシカサゴ、ミヤケテグリのペア、オニカサゴ、アカククリ若魚、カサイダルマハゼ、パンダダルマハゼ、ハナミノカサゴ、シマギンポ、スカシテンジクダイ、タカノハハゼ、シロオビハゼ、ヒノマルハゼ、フトユビシャコ、ニセアカホシカクレエビなど

コメント

台風が通過し、一夜明けた沖縄本島。いまだに南からの風は強く、波もうねりも大きい。が、影になっている場所では穏やかな海況で潜ることもできる。不思議なものだ。

昨日もいた大きなミヤマウミウシ。今日はペアになっていました。こーいうやつたちは、どのようにしてペアの相方を探し当てるのだろうか? 

6.19.03.miyara.jpg (43963 バイト)

またキスジカンテンウミウシやシラナミイロウミウシなどでっかくてわかりやすいウミウシが今日も目立つ。

6.19.03.kisuji.jpg (27402 バイト)

そして今年の見納めになるであろうオレンジウミコチョウ。

6.19.03.orange.jpg (16693 バイト)

この写真はストロボ強制発光のマクロモードで撮影したのだが、新しいデジカメにはスーパーマクロ? だったかな? なんかもうひとつマクロモードがついているので、それで試しに撮ってみたら、ストロボを光らせることができなくて、下のような写真になりました。

6.19.03.orange2.jpg (25873 バイト)

こっちの方がゆっぱりマクローに撮れますね。でもフラッシュあてたかったなー・・・・。

オドリハゼはいつもの場所で元気にホバリングしていたし、ミヤケテグリはその魅力的な第1背びれをピロロローンと伸ばしてくれたし、コシオリエビの仲間のだらりと垂れ下がった手はオレンジ色でとても魅力的なのだ。

6.19.03.miyake1.jpg (66865 バイト)

この写真にはミヤケテグリのペアが写っているのだが、こーうやって見るとうまい具合に保護色しているというか、わかりにくい色してるよね、ミヤケテグリ・・・。アップにするとこんな奴。

6.19.03.miyake2.jpg (42523 バイト)

フサカサゴがたくさんいるのだが、かなりの確立で寄生虫がついている。なにかが起こっているのだろうか?

また1本目は別のポイントで試しに潜ってみたのだが、生物の少なさに愕然。もう少しなんとかならないものかなーと思える1本でした。そんな中でこのシマギンポは私のお気に入りです。ヤエヤマギンポに似ているがちょっと違うんだよねー。

6.19.03.shima.jpg (26002 バイト)

またタカノハハゼはいっぱいいました。

6.19.03.takanoha.jpg (16864 バイト)

そしてシロタスキウミウシだと思われる個体。図鑑では相当珍しいらしいが、こんなデザインの奴は、けっこう見ているように感じるものだけれど・・・・、こーいう奴がクセモノなんですよね。

6.19.03.umiushi1.jpg (19062 バイト)

そして私の最近のお気に入り。カサイダルマハゼです。今日はちゃんと撮れました。・・・・って、ちゃんと・・・っておかしいな・・・。マシに撮れました。

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またキイロサンゴハゼもかわいいぞ。

6.19.03.kiiro.jpg (20821 バイト)

 

Date

2003/6/18

天候 曇り、雨もパラパラ
気温 30℃ 中潮

水温

24〜25℃

透明度

20M

3.0〜6.0M

生物

パンダダルマハゼ、カサイダルマハゼ、オトヒメウミウシ、オルトマンワラエビ、バブルコーラルシュリンプ、キビナゴ、ハナミノカサゴ、ツノクラゲ、カブトクラゲ、ハダカハオコゼ、キスジカンテンウミウシ、メレンゲウミウシ、ワカヨウジ子供、ヒバシヨウジ子供、ネッタイスズメダイ、モンジャウミウシ、ミヤマウミウシ、クビアカハゼ、ハタタテハゼ子供、ミナミハコフグ子供、スカシテンジクダイ群れ、モンハナシャコ、キビナゴ、ツバメウオ、ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ジョーフィッシュ、スソヒダウミウシ、ユキヤマウミウシ、イガグリウミウシ、オランウータンクラブ、コンペイトウウミウシ、レモンウミウシ、ワカヨウジ子供など

コメント

アドバンスのお客様が無事にコースを終了。そしてそのままファンダイブに突入しての3ダイブ。みっちりねっとりマンツーマンダイブで楽しんでもらいました。台風6号の接近で明日は潜れるかわからないので、出し惜しみしないで見たものをどんどん出していきました。

今日のヒットは、ヒバシヨウジ子供かなー・・・・。私が個人的に好きなんですけれどね。あとは数センチサイズのミナミハコフグ子供。

ウミウシではスソヒダウミウシにコンペウトウウミウシ、メレンゲウミウシ、キスジカンテンウミウシ。けっこうインパクトの強い顔ぶれが勢ぞろい。ガイドを助けてくれました。

6.18.03.kisuji.jpg (46260 バイト)

まずキスジカンテンウミウシです。

6.18.03.merennge.jpg (24716 バイト)

そしてでかかったメレンゲウミウシ。

6.18.03.hadaka.jpg (36959 バイト)

今年はハダカハオコゼが少ないなー。いつもはもっとたくさんいるのになー。

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中央にいるのがオルトマンワラエビであります。

6.18.03.kasai.jpg (35468 バイト)

そしてカメラ目線のカサイダルマハゼです。図鑑では沖縄島にはいない・・・・みたいな描写がされているのだが、そんなことはない。このようにちゃんといたのだ。

 

Date

2003/6/17

天候 曇りたまに雨
気温 26℃ 中潮

水温

24〜25℃

透明度

20M

3.0M

生物

オトヒメウミウシ、イガグリウミウシ、チリメンウミウシ、ミナミハコフグ子供、カノコイセエビ子供、ヒラムシ、パンダダルマハゼ、モザイクウミウシ、モンハナシャコ、ワモンダコ、フリソデエビ、クマノミなど

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昨日届きました。デジカメがようやく届きました。使ってみました。すると・・・・、どうだろうか? いきなりのフリソデエビである。うーん・・・。なんて幸運。ペアでいたのだが、大きい方だけを写真にゲット。何度見ても、フリソデエビはかわいい。

6.17.03.furisode1.jpg (52448 バイト)

またワモンダコがあまり逃げないでずっとこっちを見ていました。

6.13.03.tako.jpg (37607 バイト)

ミナミハコフグの子供、けっこういろんなところで見る。

6.17.03.hakofugu.jpg (29345 バイト)

ウミウシも多数。まずオトヒメウミウシです。

6.17.03.otohime.jpg (32308 バイト)

そしてチリメンウミウシのペア。

6.17.03.chirimen.jpg (35450 バイト)

ちなみに今日もアドバンスの講習だよん。

 

Date

2003/6/16

天候 曇り
気温 28℃ 大潮

水温

24〜25℃

南から南東

透明度

15〜20M

1.5〜3.0M

生物

カサイダルマハゼ、キビナゴ、リングアイジョー、ジョーフィッシュ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、ユキヤマウミウシ、エリグロギンポ、モンハナシャコ、ウミシダカクレエビ、イシガキカエルウオなど

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アドバンスの講習がスタートしました。講習の間にカサイダルマハゼとパンダダルマハゼ、キイロサンゴハゼの違いを比較して憶えてもらいたい。3者共にかわいいのだが、私はカサイダルマハゼが好きかな・・・・。

黄色のジョーフィッシユはけっこうよく目立っている。そしてどんどん出てくる。あまり引っ込まないです。

 

Date

2003/6/15

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

24〜25℃

南から南東

透明度

15〜20M

1.5M

生物

トオアカクマノミ、カクレクマノミ、ハナビラクマノミ、ハマクマノミ、セジロクマノミ、ハダカハオコゼ、ロクセンスズメダイ、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、ハナミノカサゴ、キリンミノ、オニダルマオコゼ、モンダルマガレイ、マンジュウヒトデ、オドリカクレエビ、モンツキカエルウオ、コンシボリガイ、キンチャクガニ子供、ヒメスズメダイなど

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うーん・・・、今日も本当にいい天気だ。風も穏やかだし・・・。海も凪いでいる。これは、とうとう梅雨明けなのだろうか? それにしては南方海上の台風6号が気にかかる存在であります。

今日は午前中に2本潜りました。ダイビングが久しぶりだという私の講習生がリピートしてくれたので、1本目は穏やかなポイントで潜り、モルディブからのおつきあいであるリピーターさんのリクエストにも応えて、2本目ではモンツキカエルウオを見に行ってきました。

講習生は初めこそ大変そうでしたが、徐々に感覚を取り戻して上手に潜れていましたが、本人達曰く、「必死で、あまり何も憶えていない・・・」とのことでした。まぁーほぼ1年ぶりくらいだから、しようがないよね。けれど、トウアカクマノミやオドリカクレエビたちは視界の中に入っていたようです。良かった。

2本目ではモンツキカエルウオを久しぶりに見に行ってみました。するといつもの見やすい穴を卒業して、どこか別の場所に引っ越してしまったようです。ありゃゃゃゃゃと探してみると、以前よりかはかなり撮りにくい場所に移動されていました。もったいなーい・・・・。どこからでも丸見えになる、あの穴に住んでいるモンツキカエルウオ君がかわいかったのに。・・・・・。体が大きくなってあの穴には入りきらなくなったのかもしれないですけれどね。

で、エキジット間近にコンシボリガイを発見。久しぶりに見れました。あいかわらずきれいだったー。

 

Date

2003/6/14

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

24〜25℃

南西

透明度

15〜30M

2.0M

生物

世古チーム シンデレラウミウシ子供、アマミスズメダイ、キホシスズメダイ、キンチャクガニ、ウミシダウバウオ、ハナゴンベ、アジアコショウダイ大人と子供、カスミチョウチョウウオ、ハナミノカサゴ、カノコイセエビ、アカホシサンゴガニ、カスリフサカサゴ、ワモンダコ、アオリイカ、ニラミカサゴ、キビナゴ、イボウミウシ、クビナシアケウス、ハリセンボンなど

阿部チーム ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ノコギリハギ子供、シモフリカメサンウミウシ、キリンミノ子供、ミナミハコフグ子供、サンゴハゼの仲間、ハナビラクマノミ子供、ホソウミヤッコもしくはワカヨウジ子供、ハタタテハゼ子供、サザナミヤッコ、スカシテンジクダイ、ハタンポ、アカマツカサ、ツマジロオコゼ、名前不明ウミウシ、ホソウミヤッコ子供、パンダダルマハゼ、セムシカサゴ、ゾウゲイロウミウシ、イシガキカエルウオなど

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今日は二手に分かれてのダイビングとなりました。阿部チームは名前のわからないウミウシやヨウジウオの仲間を発見、お客様がデジカメにて撮影していました。またパンダダルマハゼやヤシャハゼなどもかわいかったのだが、1番のヒットはノコギリハギの子供だそうで、少しぼやけた茶色い斑点がとてもかわいかったとのことでした。

あと、いつもいたカクレクマノミがいなくなっていました。どこに行ったのだろうか? まさか誰かに捕獲されたのでは?

世古チームは穴の中で、とても大きなカノコイセエビに遭遇。全部で3匹いまして、小物ではたくさん増えてきたキンチャクガニ。久しぶりに見たクビナシアケウス。またサンゴの隙間にはカスリフサカサゴとニラミカサゴが隣同士で鎮座している場面にも遭遇。個人的なヒットは、今年初のアジアコシヨウダイ子供。特有の尻尾をフリフリする泳ぎ方と言うか漂い方は、万人から好かれるアイドルであります。透明度も20〜30Mは見えていて、とても気持ちの良いダイビングでした。

 

Date

2003/6/13

天候 晴れ
気温 28℃ 大潮

水温

24〜25℃

透明度

12〜20M

2.0M

生物

ハナビラクマノミ、オトヒメエビ、オシャレカクレエビ、ハダカハオコゼ、ハナビラクマノミ、ロクセンスズメダイ、ヨスジフエダイ、シモフリタナバタウオ、ミナミウシノシタ、ミナミホタテウミヘビ、コンゴウフグ、ヤイトギンポ、ツバメウオ、キビナゴ、オランウータンクラブ、カクレクマノミ、メレンゲウミウシ、セムシカサゴ子供、アマミスズメダイ、ヤマブキスズメダイ、リングアイジョー、キンチャクガニ、オトヒメウミウシ、アカマツカサ、ハタンポ、クマノミ、ミノウミウシの仲間、ワモンダコ、シマウミヘビ、トオアカクマノミ、オドリカクレエビ、ハリセンボン、ハナミノカサゴ、セジロクマノミ、ミツボシクロスズメダイ、ゴイシウミヘビの仲間、ヤエヤマギンポ、トガリモエビの仲間かな?、ユキヤマウミウシ、クレープウミウシのような奴、ヒトスジギンポなど

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この日は午前と午後でお客様が入れ換えになり、私は4ダイブでした。連日の雨マーク天気予報はことごとくハズレ、快晴に汗を垂らす沖縄県地方であります。ほんまに外れる。気象庁、しっかりせぇい!!

で、イザリウオ。先日見つけた真っ赤な奴を今日もゲットしようと思ったら、いなくなっていました。あらららららら・・・・・。でもどこかにいるとは思う。私が探せていないだけだと思う。

ヒットはなにかと・・・・思い出してみると、世古チームはキンチャクガニ、オランウータンクラブ、ミナミホタテウミヘビ、ゴイシウミヘビの仲間という感じだろうか? 阿部チームはクレープウミウシのような名前不明のウミウシを確認。また特大のメレンゲウミウシもいました。

どこのポイントも数センチサイズのキビナゴ満載で、漂っていてもけっこうおもしろかったりします。

 

Date

2003/6/11

天候 晴れ
気温 26℃ 中潮

水温

24℃

南西

透明度

12〜15M

2.0M

生物

ツバメウオ、ハタンポ、スカシテンジクダイ、ワモンダコ、オトヒメエビ、パンダダルマハゼ、キイロサンゴハゼ、ハタタテシノビハゼ、クマノミ、ツマジロオコゼ、チリメンウミウシ、ベニハゼの仲間、ヤエヤマギンポ、ワカヨウジ子供など

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今日もフラフラと潜ってきました。あいかわらず西よりの風。天気予報は見事に外れている。先日の大雨で濁った海も徐々にきれいになってきました。

ポイント全体を覆っているのはキビナゴの群れ。小さい奴らがとてもたくさん、いろんな場所で群れを作っています。パンダダルマハゼはここでもペアでいました。よく探したけれど卵は見当たりませんでした。そのそばにはキイロサンゴハゼがクリクリ目玉でこっちを見ていたし、見えにくいけれどサンゴテッポウエビもいましたよ。

久しぶりに見たのはワカヨウジの子供。3年前ぐらいまではけっこういろんな場所で見たのに、どんどん数が減って、今じゃほとんど見ない魚になってしまった。

あとアオギハゼなどと混ざってはいない、ベニハゼの仲間である。ずいぶん前から同じ場所に生息しているが、名前がわからなかったので、写真に撮ってみました。が、小さすぎて判別できない程度の写真しか撮れませんでした。黄色がメインなのでフジナベニハゼかな・・・・? とも思ったのだが、目のあたりが違うようで、結局まだまだよくわからないのだ。

6.03.benihaze.jpg (20276 バイト)

 

あと初めて見るでっかいリュウグウウミウシの仲間がいました。

6.03.umiushi.jpg (29334 バイト)

図鑑で名前を調べてみると、「ブッシュドノエルウミウシ」というドイツ人のような名前。図鑑には大変珍しいと書かれているが、私も初めて見たので、きっとそのとおりなのだろう。

また産卵中のシラナミイロウミウシにも遭遇。産みの苦しみ・・・という感じなのかもしれないが、そんなことは私にはよくわからない。まだ産み始めたところのようで、邪魔をしてごめんなさい。

6.03.shiranami.jpg (17705 バイト)

 

Date

2003/6/8

天候 大雨
気温 26℃ 小潮

水温

24℃

透明度

5−15M

1.5−2.0M

生物

ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、ダンダラダテハゼ、クビアカハゼ、ヒメダテハゼ、リングアイジョーフィッシュ、ジョーフィッシュ、クマノミ、シラナミイロウミウシ、ユキヤマウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、オレンジウミコチョウ、ベニハゼの仲間、パンダダルマハゼ、キイロサンゴハゼのような奴、ハナミノカサゴ、キビナゴ群れ、アオヤガラなど

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昨日に引き続いて雨の止まない恩納村・・・・というか、沖縄本島全域・・・なのかな。読谷も恩納村も降りまくりです。午後になってようやく一瞬だけ晴れ間が見えましたが、風上の空は暗澹とし、この先の天気を推測するにあまりにも容易で、いと寂し。

また恩納村界隈の浅瀬では山から流れ込んだ茶色の水が、さも当たり前のようにどんどん広がっていって、いつものマリンブルーの海は跡形もなく消えてしまった。いとわびし。

濁っていると言っても、浅場だけなのかな? と思い潜ってみると、予想通り浅い場所の透明度は5メートルくらいでありました。水の色もブルーではなく、茶色・・・って感じ。いと寒々し。

しかし深いほうまで下りてみると透明度は12−15メートルにまでアップ。安堵のため息ををひとつ。が、周囲の暗さは尋常ではなく、昼間だと言うのに、日没ダイビングをしているかのような雰囲気である。心までがいと暗し・・・・。

しかしヒレナガネジリン山盛りの風景に癒され、尾びれ丸見えのヤノダテハゼに肉迫し、背びれピコピコのヤシャハゼにしゃぶりつき、リングアイジョーにウィンクし、とても充実した深場だったのだが、驚いたことにまたしても黄色ジョーが登場してくれて、今年の6月は黄色ジョーのオンパレードなのだ。いろんな場所で確認できています。が、この黄色ジョー。別に今日初めて見た奴ではないように思う。巣穴は一昨年ぐらいから確認してありました。でも、そこの巣穴に住んでいたジョーの色は真っ黒けだったんだよね。なぜに、どのように黄色になったのだろうか? はたまた黒色ジョーが放棄した巣穴を黄色ジョーが横取りしたのだろうか? 謎は深まるばかりで解決の方法はなく、ただただ黄色ジョーのかわいさに、いと楽し。

浅瀬の茶色い水を掻き分けながら進むと、今日もパンダダルマハゼのペアは卵の世話に大忙しだったのだが、前回確認した卵はすでに孵化してしまい、今日の卵は新しい、まだ白い白い卵でありました。他には今まで知らなかったのだがキイロサンゴハゼのような奴も確認。ただヒレの部分部分が黒くなっており、キイロサンゴハゼでない可能性も高く、一日も早いデジカメのゲットが要求されるところだが、いまだに進展はない。ああああぁぁぁぁぁ、いと嘆かわし。

中層にはびこるキビナゴの大群は、今時分の風物詩で、どこのポイントに潜っても容易に確認できるし、囲まれたり、まかれたり、追いかけられたり、せまられたり、実に楽しいのだが、その周囲には必ずと言っていいほどそれらを食べようと身構えている生物がいるので、それらの行動にまで気を配れると、またより一層の楽しさも増えて、いと愛し。

と、いうわけで文末だけ清少納言のように揃えてみたのだが、自分のボキャブラリーの貧困さには驚くばかり。ああああぁぁぁ、ほんまにほんまにいとかなし。

 

Date

2003/6/7

天候 雨そして大雨
気温 26℃ 小潮

水温

24℃

東から南東

透明度

12M

1.5M

生物

ヒレナガネジリンボウ、イソバナカクレエビ、ガラスハゼ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、シライトウミウシ、オイランヨウジ、リュウグウベラギンポ、レモンスズメダイ、イガグリウミウシ、キビナゴ大群、ジョーフィッシュ、ミドリリュウグウウミウシ大人と子供、エリグロギンポ、ヒバシヨウジなど

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今日のお客様は久しぶりのリピーターと私の講習生であります。耳がヌけにくいので、潜降をゆっくりしてほしい・・・とのリクエストに従い、様子を見ながらスローペースに潜り始めましたが、本日の耳の調子は花丸だったらしく、1本目に深いほうまで下りられました。めでたし! やっぱりディープファーストな潜り方をしたいからねー。そして2本目でそのポイントの浅場を探りました。

沖縄本島に限らず、モルディブのハウスリーフで潜る時だって、ビーチで潜る場合、同じエリアを潜ったとしても、1本目と2本目、また3本目ではメインで潜る水深は変わるはずだし、変わらなければならない。だから同じポイントで潜ったとしても同じ風景が展開されていくとは・・・・、うん? いや、風景は同じか・・・・? 似たような風景が広がっているはずだよね。同じ場所で潜っているんだから。でも生息する生物は各深度によって住み分けていることも多いので、風景は同じでも、それぞれのダイビングで違った生物が見えるはずだし、浅場で見られる生物を深い場所でじっくり見る必要はないので、そーいったツボを押さえた潜り方をしたいものだけれど、こんなことはある意味当然の事なので、今さら書くまでもないのだが、たまに深い水深でハタタテハゼと格闘しているカメラマンを見たときなど、ちょっとアドバイスしたくなるのだ。

もちろんそのハタタテハゼが個別にヒレの様子が変わっているとかバックにとてもきれいなカイメンがあるという理由がある場合は別だけれどね。

で、話が全然違う方向に言ってしまった。とにかくディープファーストな精神で潜り、2本のダイビングを無事に終了できたのでした。

メインはやっぱりジョーフィッシュ。黒い子と黄色い子。どちらもお客様には大好評。これだけで喜んでもらえるかわいさはいつまで続くのだろうか? 前回、キューティーハニーな黄色ジョーの巣穴がひとつ消失していたとレポートしたのだが、今日見たら、・・・・・・・・・・、ありました。どうやら見過ごしていたようです・・・・。「おかしいなー。けっこう真剣に探したのになー・・・、見つけられなかったのになー」という思いをすることは別に珍しいことではなく、頻繁にあるので、別にどうということもありません。自然の中での捜索なんだから、こんなこともある。うんうん。

ミドリリュウグウウミウシの大人もいたし子供もいました。子供の方がかわいいです。ウミウシでは他にイガグリがいました。

レモンスズメダイの子供、本当にどこにでもいるし、個対数も山盛りで誰にでも見つけられるのだが、あまりにもかわいいので、毎回紹介しています。けっこう名前を知らない人も多く、普通種のきれいさに感心する人もしばしば。

普通種もかわいいぞ!!

 

Date

2003/6/6

天候 晴れ後に曇った
気温 26℃ 中潮

水温

24℃

南東

透明度

20−25M

1.5M

生物

キンチャクガニ、フリソデエビ、ピグミーシーホース、アケボノハゼ、イロイザリウオ?、アカマツカサ、ハタンポ、ハダカハオコゼ、テングハギモドキ、ハタタテハゼ子供、ハナゴイ子供、キビナゴ群れ、ハナミノカサゴ、アオヤガラなど

コメント

今日はアイドルが勢ぞろいしたダイビングだったのだ。まず深い場所でアケボノハゼ。去年は3匹もいたのに、今年は一匹だけなのだ。そしてピグミーも3個体。2個体はぶくぶくのおでぶちゃん。残りの1匹はちょーぉぉぉぉぉぉぉ小さいピグミーの名前どおりのピグミーで、色もピンク色じゃーなかったように思いました。

6.03.pygmyy.jpg (14672 バイト)

次にキンチャクガニ。一匹のキンチャクガニ、脱皮した抜け殻? (多分自分が脱皮した抜け殻だと思われる・・・・・)と寄り添うようにポンポンを振りつつ隠れていました。離れた場所では子供のキンチャクガニも見つけられました。

6.03.kinchaku.jpg (26443 バイト)

またハダカハオコゼの白黄色のような色が真横にポジションを取りながら巧みに隠れていたし、それとは反対に真っ赤なイザリンが堂々と壁に張り付いていたりしたのでした。

6.03.izarii.jpg (35052 バイト)

透明度はそこそこで、中層をキビナゴが元気よく群れていて、イソマグロでも通りそうな予感がありましたが、結局予感だけにとどまり、本物は回遊してきませんでした。

2本目は今まで潜ったことのない場所でしたが、だらだら潜ってみるとフリソデエビのペアに出くわし、うーん・・・、ラッキー。ふてぶてした大きなフリソデ君にめいっぱい遊び遊ばれ、写真もたくさん撮りましたが、撮影後、よくよくストロボを見てみると電源がオフのまんまで、またしても私はフリソデエビを撮影することができませんでした。というか、ミスなんですけれどね。

ああぁぁぁぁぁぁ・・・・。

でもなんかがいそうなポイントでした。

 

Date

2003/6/5

天候 晴れ
気温 26℃ 中潮

水温

24℃

北東

透明度

12−15M

2.0M

生物

ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、オトメハゼ、オニハゼ、ウミヘビの仲間、オバケインコハゼ、ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、アカククリ若魚、オイランヨウジ、ヒレナガスズメダイ大人と子供、クロスズメダイ大人と子供、ジョーフィッシュ、ヤエヤマギンポ、シライトウミウシ、リュウグウベラギンポ、キビナゴ、グルクマなど

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阿部と2人でネタを探してふらふらしていると、・・・・・、そう今日もお客さんはいない。だけれども潜る。なぜなら私はダイビングのスタッフだからであります。日々潜っていないと、ネタなんて取り揃えられないので、夏に向けての準備であります。

まずヒレナガネジリンボウ。こいつはいつもいる。台風なんかでしばらく姿が見えなくなっても最終的にだいたい同じ場所にポコッと出てくる。

そしてヤシャハゼ。こいつは元気がいい。けっこう接近してもおかまいなしにホバリングしたりする。ファインダーを覗いていて、おっ! 背びれがピクピクしてる隠れるのかな? と思った矢先に巣穴から離れていき、砂をパクパクくわえたりしている。うーん、警戒心の薄い奴だ。

また少し離れた場所にはヤシャハゼの子供がとても元気に、まるでアジアコシヨウダイの子供のような泳ぎ方で、ブルブル震えながらホバリングしていました。最高にかわいかったのだが、こいつの警戒心はSARSに怯える台湾並で一瞬にして隠れられてしまいました。

またカクレエビの仲間はとても多くなってきています。初夏だねー。

あとオバケインコハゼもいましたよ。

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そしてホタテウミヘビの仲間かなー? 砂地から少しだけ顔を出していました。

6.8.03.eel.jpg (9729 バイト)

またジョーフィッシュはあいかわらずいる黒い奴と、黄色が1匹。愛嬌満点のフレンドリージョーはどこかに消えていました。巣穴がなくなっていたので、どこかに引越ししたのだと思います。ものすごくがっかり・・・。

でも別の黄色。・・・・、こいつ、前回は最高に愛想がなかったのですが、今回はやたら機嫌が良かったのか、最高にかわいい奴に変身。顔をグリグリ近づけて頬擦りできるんじゃないかな? というぐらいの距離に近づいてもまったく隠れる気配なしで、私たちをとても気持ちよくしてくれました。癒し系な奴であります。

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浅場ではスズメダイの子供がたくさん出てきて、どこを潜っていてもそれなりにおもしろい。いい季節だなー。

 

Date

2003/6/4

天候 晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

23−24℃

北西

透明度

12−15M

2.0M

生物

ジョーフィッシュ、シマオリハゼ、シマカスリハゼ、ヤツシハゼ、スカシテンジクダイ、ハナミノカサゴ、シボリキンチャクフグ、ヒメオニカサゴなど

コメント

久しぶりに潜るなー・・・・。ウロウロ潜り始めると、砂地にシマカスリハゼがモウモウと砂煙を上げてホバリングしていました。その周囲にはシマオリハゼやヤツシハゼの姿も見られます。

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広い砂地の上をのそのそ歩いているのはヒメオニオコゼ。しかもペアである。産卵期のようにも見えるし、そうでないようにも見える。ペアで仲良さそうなところを写真におさめてあげようと苦心したのだが、・・・・・・・、ちょこまか・・・・・、のそのそのそのそのそのそ、ちょこまか・・・・、動く動く・・・・。ああぁぁぁぁ、やめた。せっかく仲良さそうなところを撮影してあげようと思ったのに、そんなに動いては撮れないではないか、ヒメオニ君。背びれにちょっと毒を持っているからといって、その態度は良くない。素直さを忘れていては、いい種は残せませんよとぼやきながら浅場に戻ってくると、黒い顔のジョーフッィシュがこちらをじっと見ているではないか。

おおお、愛い奴じゃ・・・と顔を寄せると、恥ずかしそうに穴の奥に隠れてしまう・・・。なにをもったいをつけておる。恥ずかしがらんでもよいではないか。く。苦しゅーない。もっと近こぉー寄らぬか。と覗き込むと、びっくりしたジョー君が穴を飛び出して、上の岩陰に隠れてしまった・・・・。

あらららら・・・。

なんと珍しいこともあるものじゃ。そのまま穴の奥にひそんでおればよいものを。なぜに? なにゆえに? しかし、おかげで初めての経験である。モルディブでジョーの全身を見たことは何度かあったが、沖縄のジョーの全身を見たことは初めてであります。黒い体に白色の筆ペン太で殴り書いたような白いラインが1本ぐわぁーって入っていました。

必死になって岩の下に入り込もうとするのですが、あまりこーいうのは得意ではないようです。が、ゆっくり観賞できるほど止まってはくれなかったので、写真に収めるところまではいきませんでした・・・・。

あときれいなブルーが入ったベニハゼの仲間もいましたよ。

6.8.03.aobenihaze.jpg (26627 バイト)

途中でスカシテンジクダイがぐわぁぁぁぁっと群れている場所があったのだが、穴の奥だったので、全然絵的にきれいでなくて、がっかりでした。もっと広いスペースにでてきてほしいが、そんなことをしてしまうと、大型魚に捕食されてしまうし、まぁーそんな狭い部分に密集してしまうスカシ君の気持ちもわからないではないが、やっぱり何もない砂地にポツンとある岩。その岩肌を隠すかのように群れているスカシテンジクダイ・・・・という光景を求めてしまうのはダイバーの性でもあり、いとかなし。

6.8.03.shibori.jpg (24046 バイト)

追加でシボリキンチャクフグのペアをアップしました。と思っていたんだけれど、図鑑でよく見たら、シボリキンチャクフグには見えないなー・・・。これってヒメキンチャクフグなんじゃない? それぞれを撮影した写真も下にあるので、みなさんもチェックしてね。

6.8.03.shibori1.jpg (33346 バイト)

 

6.8.03.shibori2.jpg (36231 バイト)