スピッツログブック
Date |
2004/6/30 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.5M |
生物 |
アカテンイロウミウシ、メレンゲウミウシ、マガタマエビ、アオリイカ、クマノミ、キムラベニハゼ、オドリハゼ、イザリウオ、イガグリウミウシ、チョウチョウコシヨウダイ若魚、オニヒトデ、ツバメウオ、アカマツカサ、パンダダルマハゼ、ツマジロオコゼ、レモンウミウシ、ミナミウシノシタ、トウアカクマノミ、ハリセンボン、セジロクマノミ、オトヒメエビ、ヨスジフエダイ、シマウミヘビ、ミナミハコフグ子供、ロクセンスズメダイ、ヤイトギンポ、アオリイカ、カクレクマノミ、ミゾレウミウシ、アンボンクリノイドシュリンプ、イソギンチャクエビ、アマミスズメダイ子供など |
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おっ。写真がたくさん撮ってあるぞ。今日は私4ダイブ。午前に2本、午後に2本。午前はリフレッシュコースのお客様と一緒にファンダイブ。今日からの写真は撮影が私である。友人のK氏は帰路につきました。 まずレモンウミウシの登場。かなり大きい個体で、背中のモコモコがけっこう盛り上がってきていました。 大きなウミウシが多かったな・・・・・。メレンゲウミウシに。 アカテンイロウミウシ。この種はインパクトのあるカラーリングなので、紹介するとかなりの確率で受けがいいです。 あまり表には出てこないが、去年からずっと同じ場所にいる大きなイソギンチャクエビ。イソギンチャクの裏側に隠れていることが多く、みられるかどうかは運だが、みられると非常にきれいで、大きくて観察しやすいです。 うーん・・・・。なんだろうか? 一見してレア物だとわかったが、その移動スピードの速さにじっくり見られなかったこの魚。オキナワハゼの一種であろうことはわかるが、具体的な名前はわからなかった。写真も鮮明ではない。クラウンゴビーという奴かなー・・・・。誰かわかる人がいたら教えてね。 徐々に大きくなっていく・・・・・って当たり前だけれど・・・・。イザリウオ。オオモンイザリウオかイロイザリウオか? 私にははっきりここがこうだからオオモンイザリウオと言えるだけの確証が見つからないです。情けない。 そしてそして、久しぶりに見たのは、マガタマエビ。なんと一箇所に3個体も隣り合って生きていました。いやー、ほんまにかわいいなー。エビの全長は5ミリにも満たないサイズであるが、その表情は爆弾級のパワーであります。いつまで見られるかなー??? 他にはミナミハコフグの子供やツマジロオコゼ。元気のないハリセンボンがいました。触ってもまったく逃げないし、口をパクパクしているので、よーく口の中を見てみると、喉の奥に寄生虫が詰まっていました。こんなこともあるんだねー・・・。びっくりでした。 |
Date |
2004/6/29 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.0〜2.5M |
生物 |
アカククリ、ミナミハコフグ子供、ウルトラマンホヤ、コモンウミウシ属の一種その2、ミゾレウミウシ、マルスズメダイ子供、アカヒゲカクレエビ、イロブダイ子供、ハナゴンベ、コマチコシオリエビ、イソギンチャクエビ、イカの卵、オビテンスモドキ子供、キンチャクガニ抱卵中、ピグミーシーホース、スミレナガハナダイ、ユキヤマウミウシ、ネムリブカ、ムラサキウミコチョウ、スミゾメミノウミウシ、ロウソクギンポ、ホホグロギンポ、セソコテグリ、シマキンチャクフグ子供、モンハナシャコ、ハタタテハゼ、イザリウオ、コールマンウミウシのペア、クビアカハゼ、チョウチョウコショウダイ若魚、アカマツカサ、ハタンポ、ツバメウオ、ナミダテンジクダイ、ノコギリハギ子供、オドリハゼ、フリソデエビ子供、ツマジロオコゼ、コブシメ、ワカヨウジ、ミナミホタテウミヘビ、キスジカンテンウミウシなど |
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今日もリフレッシュコースとファンダイビングに分かれてダイビング。今日の写真も撮影は友人イントラのK氏であります。ハナビラウツボがチョーォアップで写っていました。トリミング無しでこの画面。鼻先ではなく、目にピントがあっているところがすごいなー・・・・。 そしてウミウシが続いていく。サラサウミウシに似ているが外縁が異なるコモンウミウシ属の一種その2であります。やや稀種との説明があります。以前はチリメンウミウシという名前でサラサウミウシとは区別されていたが、新しいウミウシ図鑑ではチリメンウミウシという名前はなくなり、サラサウミウシとなったようです。 サラサウミウシかな? と思ったら1番外側の模様をチェックしましょう。 今日も変わらず同じ場所にいた名前不明のウミウシ。動いていない理由がよくわからない。卵のようなものも見当たりませんでしたし‥・・・。 新しい図鑑ではスミゾメミノウミウシという名前で載っていたこのウミウシ。前はセスジスミゾメミノウミウシという名前だったのに・・・・、背中の白色の色彩域は量的変異があるが、これらの種間に解剖上の差異はないということで、スミゾメミノウミウシという名前になっているようである。どんどん名前が変わっていって、せっかく覚えた名前が変わっていく・・・・。たまらんぞ。 まるまっていたコンペイトウウミウシ。 色鮮やかなオトヒメウミウシ。コンペイトウもオトヒメモ私は見ていない。K氏がどこかで見つけて撮影していた模様。 大きな成魚のチョウチョウコショウダイ。ここまで大きくなると子供の頃のかわいさはまったく感じられない。 イロブダイの子供が見られる季節になってきました。赤と白の体がまだまだとてもきれいです。 そしてもっと、もっとかわいかったのが、ノコギリハギ子供。サンゴの隙間で世間を伺いながらプヨプヨ漂っていました。かわいいねー。 K氏が撮影したキビナゴたち。いっぱいいる。中層を見れば、見ない日はない。しかしそれらにピントを合わせて写真を撮るのは大変であーる。が、うまく撮っているなー・・・・。K氏はこーいうの撮影するのうまいなー・・・・。私は無理だな・・・・。 ハナゴンベ・・・・・。いろんな水深でけっこう見られるが、子供はなかなかいない。ずっと探しているが、いないんだよなー・・・・。大人は浅い場所だと12Mぐらいで普通に見られる。そしてまったく移動しない。固定化できるいいネタではありますな・・・・。 ハナゴンベとは反対にけっこう移動し続けているイザリウオ。今日はエスカをブンブン振り回していました。写真左側に白いまるいかたまりが写っていますが、まさにそれがエスカであります。いつまでいてくれるかなー・・・・。 そして2日連続で遭遇できたフリソデエビ子供。私の指輪と大きさを比較していただければ、その小ささが容易に想像できるというものであります。 アップが上手に撮れていたので、ここにアップ。かわいいねー。いつまでも元気でこの近辺に住み着いてほしい。 そして昨日、旗が3本になっていたハタタテハゼ。今日も見に行ってみると、なんとすでに2本になっていた。はやっ!! なんなんだよ、その速さは・・・・。もうちょっと3本でいていてほしかった・・・・。2本だと・・・、ちょっとインパクトがなー・・・・。 そしてお客様のMさんが撮影したミゾレウミウシ。お客様曰く「シーサーウミウシ」とのこと。ふむふむ。そう言われてみれは、そう見えるなー・・・。このように頭を持ち上げているウミウシは下から煽ったりいろんな角度から撮れて遊べるので、こーいうポーズを取っているウミウシがいたら紹介するようにしていますが、このように上手に撮っていただけると私も嬉しいのだ。どうもありがとうっす。 キンチャクガニは真っ赤な卵を抱えていました。いっぱい卵を産んでキンチャクガニだらけにしてほしいぞ。 リフレッシュコースも佳境に入ってきて、かなり中性浮力も上手になって来た。生物ではワカヨウジのペアがいました。最近は見なかったんだけれど、珍しいな。 |
Date |
2004/6/28 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
南から東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.0〜2.5M |
生物 |
ツバメウオ、カクレクマノミ、ハタタテハゼ、マンジュウヒトデ、アンボンクリノイドシュリンプ、ハナビラクマノミ、セジロクマノミ、ヨスジフエダイ、モンダルマガレイ、ミナミホタテウミヘビ、ロクセンスズメダイ、デバスズメダイ、キビナゴ、ヒレナガネジリンボウ子供、ヤシャハゼ、リングアイジョー、アオリイカのペア、コンゴウフグ、シモフリタナバタウオ、クマノミ、スカシテンジクダイ、ムレハタタテダイ子供、ヨスジフエダイ子供、セッパリハギ、オドリハゼ、名前不明ウミウシ、カイメンガニ、イザリウオ、ハタタテハゼ奇形、フリソデエビ子供、パンダダルマハゼ、ツマジロオコゼなど |
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今日は久しぶりにボートを借りてスピッツだけで出港しまして、リフレッシュコースやファンダイビングなどで楽しく潜りました。 今日の写真も撮影は友人イントラであります。私はガイドに専念していました。まずセムシカサゴのアップからはじまる・・・・が、私はこんなの見ていないぞ。お客様にも紹介していない。友人のK氏が自分で見つけて撮影したものであろう。こーいうのがたくさん出てくる。 1本目ではヤシャハゼを見に行きました。しかしヒレナガネジリンボウの子供もがすぐに隠れてしまったのは残念であります。しかし浅い場所にアオリイカのペアが産卵行動の前兆だろうか? まったく隠れる様子もなく、我々の前でどんどん色を変えていい被写体になってくれました。 2本目ではなにかいないかとだらだら潜ることにお客様と相談して決定。ヒルモの中をくまなく探し、タツノハトコでもいないかなー・・・・と見ていると、なんとなんと、いるじゃーあーりませんか。タツノハトコはいなかったけれど、セッパリハギの子供であります。撮影はお客様のMさん。とても小さな被写体であるにもかかわらず、実に素晴らしく目にドンピシャなピント合わせで素晴らしい写真なのだ。ツッパリハギのかわいい様子がとてもよく伝わるのだ。大きさは1センチ満たないぐらいであーる。 カイメンガニは今日もいました。しかし何回撮影しても、あまり見栄えのしないカニである。 インパクトは十二分なんだけれどね。 先日出会ったいざりうお君は今日も元気に踏ん張っていました。オレンジが鮮やかで大きさも小さくて、とてもかわいい奴なのだ。 そしてこのホームラン。手のひらに乗っているエビがなんだか見えるだろうか? 実に小さい。ほんまに小さい。感動するほどに小さい。そしてアップにしてみよう。 これは・・・・・、フリソデエビの子供ではあーりませんか。むむむむむむむ・・・・・。素晴らしい。素晴らしすぎるぜ、旦那!! ハサミの色がほんわか色づいて、模様が出始めてきている段階。あまり速くは逃げなかったので、みんなでじっくり観察しました。しかし撮影するのは難しいです。下の写真はデジカメだから撮れた1枚であーる。 ハタタテハゼ・・・・。実にありふれた魚である。深場にも浅場にもいる。ふむふむ。昨日も見たし、今日も見た。多分明日も見るだろう。ふーん・・・・・。と、素通りするわけにいかないハタタテハゼがいたので、ここで紹介。 どうだっ!! なんとハタタテハゼの旗が3本に分かれているではないか? おろろろろ??? どーいうことよ。変わった奴だなー・・・・。 今後どうなっていくのか、楽しみな個体でありますなー・・・・。 |
Date |
2004/6/27 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
東から南 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.5M |
生物 |
ミズタマサンゴ、レモンウミウシ、ヤシャハゼ、コブシメ子供、ハチマキダテハゼ、シマウミヘビ、カゲロウカクレエビ、クマノミ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ジョーフィッシュ、モンツキカエルウオ、アカハチハゼ、キマダラウミコチョウの仲間、トゲトゲウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、オキナワフグ、ホホスジシノビハゼ、クロオビハゼ、スカシテンジクダイ、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、シマオリハゼ、カスリハゼ、ミヤコイシモチ、ツマジロオコゼ、キベリアカイロウミウシ、オイランヨウジ、ムカデミノウミウシなど |
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今日は真弓がリフレッシュ担当。私がファン。3ダイブなのだ。いろいろ見られたのだが、まず写真で紹介するのがオキナワフグ。あまりきれいな環境ではなく、泥っぽい内湾的環境に多く見られます。地味だけれど、ヒレの色はとても美しいフグであります。 久しぶりに見たウミコチョウはなんだろうか? キマダラウミコチョウかな? とも思ったが色の感じが微妙に違うような気もする。 鮮明な写真が撮りたかったのだが、これは真上から撮ってしまったよう。あかんねー・・・・。 そのすぐ近くにトゲトゲウミウシものそのそ移動していました。 ワモンダコも多く見られます。産卵の季節なのです。夏ですなー。 岩の周囲にたくさん群れていたスカシテンジクダイ。この日のログに載っている写真の撮影者は横浜在住の友人イントラだが、うまいこと撮るなー・・・。こーいうのにピントあわせて撮るのってけっこう難しいんだよね。私も何度か挑戦したが、なかなかいい写真を撮れなかったのだ。それにしてもたくさんいるねー。 モンツキカエルウオもしっかり見られました。この写真の個体、なんか口元、変? 怪我したのかな? そして定番のアイドル。ジョーたち。今日は全部で6個体を確認。黄色が4個体と1番多いです。 いい色だねー。 |
Date |
2004/6/26 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
27℃ |
風 |
南 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.5M |
生物 |
アマミスズメダイ、サラサゴンベ、キビナゴ、イソマグロ、アカマツカサ、オニカサゴ、ハリセンボン、アカテンイロウミウシ、ミゾレウミウシ、イガグリウミウシ、サラサイロウミウシ、クマノミ、ドクウツボ、ウミタケハゼ、コシオリエビの仲間、ヘラヤガラ、レモンスズメダイ、アカハチハゼ、アンボンクリノイドシュリンプ、メレンゲウミウシ、アカマツカサ、ハナミノカサゴ、ウミシダウバウオ、フタイロカエルウオなど |
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えーと・・・・。今日は真弓が体験ダイビング。昨日に引き続いてのリフレッシュコースを横浜から遊びに来た友人イントラにお願いし、私がファンを担当。アドバンスコースもあったな・・・・。いろいろ様々なコースが盛りだくさんなのだ。 しかし潜った本数は2ダイブなので、全体としてはゆっくりしたスケジュールでした。 透明度がそこそこ良くて、わりと大きめのウミウシが少々。クマノミが卵を産んでいたり、アカハチハゼが頬の水色ラインをてかてか光らせて浅場を徘徊していました。 |
Date |
2004/6/25 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
27℃ |
風 |
南 |
透明度 |
15〜30M |
波 |
1.5M |
生物 |
シンデレラウミウシ、ツバメウオ、カクレクマノミ、ツマジロオコゼ、アマクサヨウジ、オドリハゼ、フリソデエビ、名前不明ウミウシ、コノハガニ、スミゾメミノウミウシ、イザリウオ、コシオリエビの仲間、ハタタテシノビハゼ、ツマジロオコゼ、アカハチハゼ、タマギンポ、リングアイジョー、コガラシエビ、ガラスハゼ、ムチカラマツエビ、シマオウカンウミウシ、ウミシダヤドリエビ、オトヒメエビ、キムラベニハゼ、タルマワシなど |
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今日からリフレッシュコース希望のお客様がロングステイで滞在される。来月のパラオに向けてトレーニングしたいとのことなので、ちゃんとドリフトダイビングなどができるようにトレーニングしていきたいものであーる。担当は真弓である。 私は午前に体験ダイビング。午後からファンダイビング。人数は多くないものの、こーいう感じで動いていると夏が来たのだなー・・・という感じも色濃くなってくる。 午後からのお客様は那覇在住の方たちで、フリソデエビを見てみたいとのハードなリクエスト。リクエストされて、はい、これですよ・・・・と簡単に差し出せるほどどこにでもいるエビではないが、先日見つけた場所があるので、そこをもう一度探してみましょう・・・・・とダイビング。 するとビンゴ!! なんと先日はシングルのフリソデエビだったのに、今日はペアで登場。お客様も初めて見るフリソデ君たちになかなか興奮している様子。 しかし撮影するのと観察するのは大違い。良い写真は撮れなかったようだが、まぁーそれはしようがない。フリソデエビとはこーいうものだ。逃げない個体に巡りあえるかどうかも運次第であります。この日はその場所をなるべく荒らさないように捜索を終了。次回に望みをつなげる終わり方がベストであろう。 今日も撮ってみたオキナワベニハゼ。特になんということはない。いつでも誰にでも撮れる被写体だ。 名前のわからないカニにも遭遇。図鑑で調べたら・・・・、カイメンガニというのが1番近いかな・・・・。あまりにも甲羅にイラモや海草がついていて、ほとんどかにとは識別できないが、現場で見ているとかに以外の何者でもない動きで移動していく。 なにがなにかわからない人用に書いてみました。また最近はオニダルマオコゼの季節です。ペアの個体、シングルの個体をかなり頻繁に見かけます。 浅場で最近はあまり見かけなくなったタマギンポたち。ちょっと場所を選べばたくさん見られます。大きな個体の大きな目玉がギョロリとこちらを見ているのだ。 うーん・・・・。ミノウミウシの仲間だということはわかるのだが、はっきりした名前はわからない。大きさは5mmぐらい。ほとんど動いていませんでした。その後数日間同じ場所で観察でき、最後見失ったのは7/5日ごろでした。 魚のウンコが動いている・・・と思ったらウミウシでした。シマオウカンウミウシかな? と思ったけれど、チャイロオウカンウミウシやシャクトリミドリガイにも思える。もう少し鮮明な写真がほしいなー。 かわいいぞ。今年もオレンジのイザリウオが見られたのだ。よかった、よかった。まだまだかわいいサイズでお客様にも大好評。微妙に移動しながらもあまり動かず。7/6日の時点でまだ確認されています。 この日はフリソデエビも見られて、コガラシエビも見られたのでした。なんて素晴らしい日。2つに分かれた先端部分は暗がりに隠れて確認しづらかったが、お知りの模様にはバッチリライトが当たっているのだ。 こいつはほとんど環境をいじらなかったのに、すぐにいなくなっちゃいました。コガラシエビよ、何処へ。 |
Date |
2004/6/24 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南 |
透明度 |
25M |
波 |
1.5M |
生物 |
オキナワベニハゼ、ネムリブカ、クロスジリュウグウウミウシ、ムチカラマツエビの仲間、グロッソドーリス・トムスミスィ、セソコテグリなど |
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6/24のログを書いている今はもう7/7である。記憶ははるか彼方・・・・。私の忘却力をバカにしてはならない。スピッツの保存用ログブックを見てみるが・・・・・、むむむむむ・・・・。 この日はアドバンス講習のため、詳細なログは残っていない。が、画像が残っている。こんなのアドバンスの時に撮ったかなー???? と思ったらアドバンスの後のお客様と一緒に潜った時に撮ったものでした。 アドバンスではディープとナビゲーションを実施。陸上で何度もシュミレーションしたおかげで、なかなか見事な四角形を水中で描いていただけました。ディープでは深場のためにエアーを節約するための水面移動も上手にできて、上等な講習でした。 岩場で普通に見られるオキナワベニハゼだが、写真に撮ると実に綺麗に写ってくれる。私は大好きなのだ。 クシノハカクレエビかな? と思って撮影したのだが、どうやら確信をもてるまでの写真判定はできなかった。もうちょっと鮮明に撮りたいなー・・・・。 ムギワラエビの仲間がけっこうたくさん見られました。こいつはまだ子供のサイズですね。 久しぶりに見たなー・・・・。クロスジリュウグウウミウシ。色もきれいで、インパクトあるし、形もウミウシっぽくて実に受けのいい種であります。 そして以前Mさんだけが見ていたリュウヒヨウイロウミウシを私も確認。ようやく見ましたぜ。が、新しいウミウシ図鑑で調べてみると、そーいう名前では紹介されていなかった。そこでの名前はグロッソドーリス・トムスミスィとのこと。なんだそりゃ? 学名がそのまま呼び名になっている。やや稀とのこと。ふむふむ。確かにそのとおりだ。 今日もいましたネムリブカ。最近いつもいるなー・・・・。いつまでいることやら。サイズはけっこう大きいんだよね・・・・。1.5メートルぐらいあります。 そして子供が多いことが最近の沖縄の海なのだが、セソコテグリも大人と子供がよく見られます。下の写真は顔が老成した大人の個体である。 そしてこの下の写真が顔の大きさに比べて目がパッチリ大きな子供の個体である。まだあどけなさの残る顔つきは子供そのものであります。 秋に向けてどんどん増えていくことでしょう。 |
Date |
2004/6/23 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29〜30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南西から南東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.5M |
生物 |
オキナワサンゴアマダイ、スミレナガハナダイ、コンペイトウウミウシ、キスジカンテンウミウシ、ミゾレウミウシ、ダイアナウミウシ、ピグミーシーホース、アケボノハゼ、クジャクベラ、ツキノワイトヒキベラ、クロヘリイトヒキベラ、ピンクダートゴビー、リングアイジョー、ムギワラエビの仲間、オドリハゼ、ヤマブキハゼ、シモフリカメサンウミウシ、イソギンチャクエビ、ハナゴンベ、アオギハゼ、オヨギベニハゼ、コウワンテグリ、ヘコアユ、イチゴミルクウミウシ、ワモンダコ、モンツキカエルウオ、モンキキンチャクフグ、ネムリブカ、クシノハカクレエビ、トゲコマチガニ、タツノオトシゴの仲間など |
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今日は特に潜る予定は入っていないし、店の裏の港では前兼久ハーリーというお祭りだし、のんびりハーリーでも見に行ってみるか・・・・と真弓と話していたら、お昼前にドンドンと扉を叩く那覇在住のMさん。釣りに来たのだが、釣れないから潜りたいとのことで、急遽準備をし、出発。 デジカメのバッテリーが途中でなくなってしまうアクシデントにあってしまい、泣く泣くエキジット。逃がした魚は実に大きかった。 ウミウシもいっぱい。もう水温は26℃なのに、まだまだいるぞ。ただしあまり浅い場所ではもう見なくなってきた。ちょっと深い場所でよく見かけるかな・・・・。コンペイトウにキスジカンテン、ミゾレウミウシによく似たダイアナウミウシ。 そして唯一浅場で見たウミウシがイチゴミルクウミウシ。センテンイロウミウシかな? とも思いながら撮影したのだが、やはり私の思ったとおり、イチゴミルクウミウシだったのだ。背中の3本の白いラインが特徴ということで、ばっちり当てはまっているし、中央の白いラインが触覚の間から始まり、最後で鰓孔を囲むという点もそのままである。触覚の色もそのまんまで、疑う点が微塵もないイチゴミルクウミウシである。稀種との説明に思わず顔がほころんでしまうようになってしまえば、もうすっかりあなたはウミウシマニアである。 モンツキカエルウオは全部で2個体を確認。いつもいた穴をチェックしてみると、ウニに占領されおり、モンツキカエルウオの姿はなかった。どこかに移動したのかな? 追跡調査せねば・・・・。 またピンクダートゴビーは全部で4個体を確認しましたが、そのどれもがまだまだ小さい。サイズは5センチぐらいか・・・・。 そしてオキナワサンゴアマダイも格好良く、こちらを見ていました。じっくり見れたし、あまり隠れませんでした。とてもきれいな魚なので、お客様ともどもゆっくり観賞させていただきました。ありがたや、ありがたや。 アケボノハゼはいっぱいいました。全部で4個体ぐらいはいたかな・・・・。ヒレもビンビン開いていたし、撮ってほしそうだったのだが、あえて無視。なぜなら、クジャクベラがヒレ全開でメスを追い掛け回していたからであーる。その写真は撮れなかったのだが、クジャクベラの写真は撮れました。こんな奴だ。今日はたくさんいました。 そしてマニアックな魚だが、モンキキンチャクフグも確認。なんと今日は全部で3個体も確認。1ペアと単独のモンキ君がいました。とぼけた顔なのに、非常にきれいな体色で、ちょっとベテランダイバーの範囲に入っているお客様には紹介せずにはいられないのだが、そんなに喜ばれるリアクションは返って来ない。うーん・・・・。このあたりからすでにデジカメのバッテリーはなくなっている。 またネムリブカの大きい奴が見られました。そしてなにより、なによりのヒットはタツノオトシゴの仲間が見られたということ。ピグミーシーホースも見られたのだが、ピグミーよりも珍しい、私は2度目の出会いである。その大きさは1センチ未満。実に小さいのだが、そのかわいらしさにお客様ともどもノックアウトであります。じっくり見た後、2人で拍手してしまいました。 いつまでいてくれるかなー・・・・・。 |
Date |
2004/6/22 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29〜30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
25M |
波 |
1.5M |
生物 |
タイマイ、クマノミ、スカシテンジクダイ、ハマクマノミ、バイカナマコなど |
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台風6号のかすった沖縄本島地方。海はずっと荒れているだろう・・・と予想していたら、けっこうすぐに穏やかになって来た。台風とぴったり重なってしまったパパリン・ママリンたちだが、どうにか最後に潜ることができました。 パパリン・ママリングループの体験ダイバーと一緒にみんなでのんびり浅いところを移動。サンゴやクマノミを見つつ、台風追加直後とは思えない透明度にほげーぇぇぇぇぇぇとリラックス。 3本目はママリン1人だけになってしまったが、タイマイが3〜4個体も出てきてくれたし、サンゴはきれいだし、素晴らしいラストダイブになりました。 また遊びに来てくださいねー。 |
Date |
2004/6/19 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29〜30℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
東から北東 |
透明度 |
5〜20M |
波 |
3.0〜6.0M |
生物 |
ジョーフィッシュ、ヤイトギンポ、モンツキカエルウオ、エリグロギンポ子供、キビナゴ、ミツボシクロスズメダイ、ニセアカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ、オドリカクレエビ、レモンウミウシ、シラナミイロウミウシ、オイランヨウジ、ミナミハコフグ子供、ミナミコブヌメリ、カゴシマオコゼなど |
||
台風6号の速度が予定よりも遅くなったため、今日もなんとか潜れました。潜れた・・・といっても、やはりコンディションは良くない。エントリー付近のうねりはとても大きかった。朝の満潮から午後に向かっての下げ潮という状況なので、浅場で持ち上がった砂などの濁りが深い方に時間と共に徐々に降りてきて残念でした。 しかし深場の透明度はなかなか良くて20Mぐらいは見えていたと思われる。水の色もブルーだったしね。サクサクと2本潜って、ハイ終了。午後からは台風対策となりました。 水中ではミナミハコフグの1センチぐらいのサイズや、久しぶりに見るカゴシマオコゼ。レモンウミウシは全部で3個体を確認。 ジョーフィッシュは1個体を除いて、ほぼすべての個体がしっかりと巣穴に蓋をして、こちらも台風対策は準備OKという感じでした。その巣穴の蓋をちょっとどかして、しばし観察。もちろんその後はしっかり蓋を置いておきました。 |
Date |
2004/6/18 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29〜30℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
東 |
透明度 |
5〜20M |
波 |
3.0〜4.0M |
生物 |
スカシテンジクダイ、カスミアジ、コクテンフグ、ミヤコイシモチ子供、オキナワフグ、シロハナガサウミウシ、ヘコアユ、オイランヨウジ、モンツキカエルウオ、ミジュン、フリソデエビ、カマス、チョウチョウコショウダイ若魚、ツマジロオコゼ、ヤエヤマギンポ、アカククリ若魚、アカマツカサ、ハタンポ、サザナミヤッコ、コブシメ、パンダダルマハゼ、アカハチハゼ、ヒトスジギンポ、リングアイジョー、コンペイトウウミウシ、クビナシアケウス、シンデレラウミウシの子供かな? ワモンダコ、グルクン、オニカサゴ、オトヒメエビ、ハタタテハゼ、コクテンフグ、モンハナシャコ、アマミスズメダイ子供、オオモンイザリウオなど |
||
遠くに台風の風音が聞こえるような天気図をテレビで眺めつつ、潜れる海を探しつつ朝方に車を走らせていると、まだけっこう穏やかだったりしてしまう。 徐々に潮も引いてくることだし、コンディションはそんなに悪くない。と、いうことで、午前に2本、午後に1本潜ってきました。1本目ではリングアイジョーなどを見つつ、クビナシアケウスなんかも確認。オオモンイザリウオも踏ん張っていました。 サザナミヤッコがクリーニングされている場面にも遭遇。片方のエラを開けて、気持ちよさそうでした。 またハリセンボンが頭の上の針だけを持ち上げている場面に遭遇しました。なんか変わっていたのでパチリ。 他にはフリソデエビの子供も確認。6/13に確認したのとまったく同じ場所で見られました。やはり深追いしないことは重要ですな・・・・。今回も無理せず、深追いせずに観察しました。でもこの台風でもういなくなっちゃうだろうな。 パンダダルマハゼはペアで見られたし、コブシメはまだまだ子供な個体でした。 3本目ではお客様が入れ替わり、久しぶりのダイビングとのことなので、1番穏やかな海域に移動してダイビング。波もなく、透明度こそそんなに良くはなかったが、のんびり潜れてよかったです。シロハナガサウミウシが見られました。デジカメを持参すればよかった・・・・・。ここでは他にモンツキカエルウオやミヤコイシモチもいましたよ。 昨日講習を終えた講習生もこの日にファンダイビングに参加。まだエアーの消費が少し早いものの、ちゃんと上手に中性浮力も取れていて、うまかったです。がんばって潜り続けてほしいです。 |
Date |
2004/6/17 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29〜30℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
南東から東 |
透明度 |
20〜30M |
波 |
1.5〜3.0M |
生物 |
ハナビラウツボ、ハナブサイソギンチャク、ニセアカホシカクレエビ、クマノミ、ウミテング、ウミウシカクレエビ、デバスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、チンアナゴ、クチナガイシヨウジ、カクレクマノミ、モンガラカワハギ、オニヒトデ、コマチコシオリエビ、アンボンクリノイドシュリンプ、キンギョハナダイ、キホシスズメダイ、サンゴテッポウエビ、ハマクマノミ、ダンゴオコゼ、ニシキイトヒキベラ、ヒラムシ、カスリフサカサゴ、キモガニなど |
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那覇在住のお客様とのダイビングを私が担当し、昨日から続いている講習を真弓が担当。ファンダイビングではのんびりとサンゴにまみれ、透明度もよく、実に爽やかなダイビング。 こーいう写真のような風景を見たくて沖縄に来るお客様って多いんだろーな・・・・。クリアブルーな海中にサンゴ。そこに群れるスズメダイたち。ぼぉーっと漂いながら見ていたい風景でございます。 カラフルなウミシダの根元には大きなアンボンクリノイドシュリンプが。見れたお客様と見れなかったお客様がいました。ちょこまか移動しちゃうんですよね。 そしてウミシダの根元ではなく、先端にしがみついていたコマチコシオリエビ。なんでこんなところにしがみついていたのだろうか? 台風が来るというのに、お前もっと根元に隠れろよ・・・・と言いたくなる風景でした。 サンゴの隙間にはカスリフサカサゴが。黄色点々がとてもかわいい奴らです。他のサンゴの隙間にはダンゴオコゼもいました。ヒゲ面がかわいかったです。 また砂の上にはウミテングが。ヒョコヒョコ移動していました。尻ビレが透明で、実に変わった魚である。お客様の「あれって魚なんですか?」という問いも自然なものであろう。なんでこんなのが生きているんだろうねー・・・と思うのは人間の思い上がりで、ウミテングから見れば、そのまんま同じ事を思っているだろうに。それぞれみんながんばって生きているのだ。 |
Date |
2004/6/16 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29〜30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
東 |
透明度 |
15M |
波 |
1.5M |
生物 |
クマノミ、ロクセンスズメダイ、シマウミヘビなど |
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講習2日目。午前が海洋実習で午後から学科とテスト。昨日のコンファインドでのスキルを見ていれば容易に想像できたのだが、今回の講習生はお上手であーる。私の課す項目をスルスルと一回でクリア。実に速いペースで進みました。 海は連日の東風により濁った水が離岸し、なかなかの透明度を見せつけてくれました。明日もうまくいくだろう・・・・。 |
Date |
2004/6/15 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29〜30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
東 |
透明度 |
5〜10M |
波 |
1.5M |
生物 |
ナガウニ、フウライボラ、ルリスズメダイなど |
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いきなりの飛び込みでやってきたお客様が講習を希望され、そのまま講習に突入しました。那覇の知人宅に宿泊されていたということで、那覇ピックアップ後、恩納村まで移動し、学科にコンファインド。コンファインドとはつまり浅い海ということで、プールの代わりに浅瀬で講習しました。 波さえなければ、浅瀬の海でする講習の方が何倍も楽しいはずなのだ。なぜならちょっと移動するだけで、魚や生物がわんさか見られるし、見られるのが沖縄なのだ。そーいうこともさりげなく知っていただきたい。ビーチから数歩の場所に生きている生物のなんと多いことか。 体力のある講習生だったので、すべての内容がスムーズに進みました。素晴らしい。 |
Date |
2004/6/14 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
25〜26℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
30M |
波 |
1.5M |
生物 |
オニヒトデ、ベニゴンベ、ハナヒゲウツボ、カスミチョウチョウウオ、イシガキダイ、タイマイ、チンアナゴ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、クロヒラアジ、ヨスジフエダイ、ヒメオニオコゼ、ハマフエフキ、クマザサハナムロなど |
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いい天気だ。昨日はお客さんも多かったのだが、平日になるとけっこうガラガラ。どこのショップもそうみたい。今日はきれいなサンゴに取り囲まれて、のほほーんと潜ってきました。 きれいですなー・・・・。お客様もあまり小物には興味がない・・・ということだったので、特にせこせこ教えるということはせずに、中性浮力を楽しみながらプカプカしていました。 紹介した生物といえば、ハナヒゲウツボとベニゴンベくらいかな・・・・。そうそう大きなカメがいました。 サンゴの切れ目で休んでいた場面などは恩納村周辺ではなかなか見れない場面で、私はモルディブを思い出してしまいました。うーん、懐かしい風景だ。 お客様と一緒に写っているところをパチリ。 |
Date |
2004/6/13 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
24〜26℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
1.5M |
生物 |
ツバメウオ、オドリハゼ、フリソデエビ、コガラシエビ、クマノミ、カマスの群れ、クビアカハゼとコシジロテッポウエビ、チョウチョウコショウダイ若魚、ハタンポ、アカマツカサ、ヘコアユ、パンダダルマハゼ、ジョーフィッシュ、ツバメガイの仲間、アマクサヨウジ、レモンウミウシ、モンツキカエルウオ、モンハナシャコ、ヒメオニオコゼ、リュウグウベラギンポ、コウワンテグリ、カビラヌム、スミゾメキヌハダウミウシ、オドリカクレエビ、ハリセンボン、アジアコショウダイ子供、カゲロウカクレエビ、アオフチキセワタガイ、オランウータンクラブ、クシノハカクレエビ、シライトウミウシ、エリグロギンポなど |
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えーと、今日は午前と午後でお客様が入れ替わったりして、けっこう忙しかった。朝は全部で6名のお客様と一緒に潜りました。人数が多いわりにはいろいろ見られてまぁーまぁーだったのではないだろうか? 人数が多かったので、私はカメラを携帯していない。だからお客様が画像を送ってくれるまでここに画像は載らない。誰が送ってね。うふ。 コウワンテグリが2個体も見られたし、アオフチキセワタガイが全部で3個体。ひとつは普通の大きさのものが普通に砂地を移動していました。もう1匹は特大の奴で、今まで見た中で最大級かな・・・・。でかかったぜー。そして最後の1匹は砂に潜りこんでいる個体で、そのお尻というか、体の最後の方だけ、ちょこっと砂から露出していたので確認できました。 またアジアコショウダイの子供と思われる個体を今年初記録。大きさは3ミリくらいのほんまに子供でかわいすぎるサイズでありました。ただお客様がた、撮影にはそーとーてこずっていたようでありました。 ジョーフィッシュは全部で6個体を確認。それぞれ全部を見たお客様もいるし、1個体から2個体をじっくり撮影されたお客様もいる。見方、撮り方は人それぞれで、それぞれ楽しんでいただければそれで良い。 久しぶりに見たのはアマクサヨウジ。でもお客様全員に見せる前に逃げられてしまいました。申し訳ない。 午前の2ダイブで終了の人が4名。午後から加わる人が1名。まだまだダイビングは続いていく。すると神の恵みである。神様は私達を温かく見守っていらっしゃったのであろう。 フリソデエビの登場であります。しかも子供。あまり逃げなかったので、けっこうな時間見られました。ヨチヨチ移動するフリソデエビの進行方向にこれまたフラフラ移動する木くずを発見。 おおおおうううううううぅぅぅぅぅんんんんんんんん・・・・・・。 コ、コガラシエビじゃーあーりませんか。 チャーリー浜もびっくりであります。一箇所からフリソデエビとコガラシエビの両アイドルが登場してくれやがりましたぜ、親分。こんな幸せは滅多にない。コガラシエビもまだまだ子供のサイズで非常にかわいかったが、コガラシエビはそそくさと移動し、見えなくなってしまいましたが、残ったフリソデエビをじっくり観察。ううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんんんんんんん、素晴らしい。 お客様からの写真が楽しみであります。と、いうことで送っていただきました。Nさんどうもありがとうございました。ウミウシ画像なんかもあったらまたよろしくお願いします。 |
Date |
2004/6/12 |
天候 | 曇り |
気温 | 27℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北 |
透明度 |
8〜10M |
波 |
1.5M |
生物 |
ツバメウオ、アジアコショウダイ若魚、ハナゴンベ、バブルコーラルシュリンプ、コシオリエビの仲間、クサリミノウミウシ、アカククリ若魚、ハマクマノミ、レモンウミウシ、ミゾレウミウシ、フサカサゴ、ラブラドールレトリバー、スミレナガハナダイ、ヤイトヤッコ、モンガラカワハギ、ハタタテシノビハゼ、ネムリブカ、アカマツカサ、ダイアナウミウシ、ヒトデヤドリエビ、コワタクズガニ、アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、サガミリュウグウウミウシ、バルタンシャコ、コブシメ、ユキヤマウミウシ、キスジカンテンウミウシ、キカモヨウウミウシ、メレンゲウミウシ、ハリセンボンの群れ、ワモンダコ、シライトウミウシ、シラナミイロウミウシ、アカハチハゼ子供など |
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曇っている。ピーカンよりはいい気もする。晴れすぎると暑すぎる。曇っていると海の中では光りが乏しく、寂しい気もする。贅沢はいかん。潜れる海に感謝しよう。 まずはウミウシから今日も行ってみる。ミゾレウミウシに色合いがよく似ているので、間違えやすいが、触覚の模様がまったく違うので区別が容易なダイアナウミウシ。ミゾレウミウシより数は少ないかな。でもそんなに珍しくはない。普通種だね。 これまた普通種の登場。シラナミイロウミウシ。普通種であってもその色の派手さとサイズの大きさは紹介するにはもってこいのウミウシなのだ。今日は浅い5M付近にて確認。 うーん・・・・。ウミウシだと思って撮影したのだが、こうやって見てみるとヒラムシのようにも思える。それらしきものとしては、ヒラツヅレウミウシというものが最新のウミウシ図鑑で見受けられるが、二次鰓も見られないし、ヒラムシだろうな。 またウミシダに付着していたウミウシらしき生物も確認。こんなの初めて見たし、ウミシダにウミウシがついているなんてあまり聞いたことがない。指の大きさと比較してもらえば、そのウミシダの小ささも、ウミウシらしいカラフルな生物の大きさも容易に想像できるというものであります。今度また撮影したいと思います。 そしてこの画像はなんなのだろうか? 白いフサフサはなにかの卵だろう。それは間違いないであろう。その隣の黒いフサフサがウミウシだと思い撮影。初めは産卵中かと思ったが、食事中なのだろうか? 新しいウミウシ図鑑で調べてみると、マドレラ・フェルギノーサという学名が載っている。これに1番近いかな・・・・。その隣の茶色いしみみたいなものがなんなのか? これまたわからない。うーむ・・・・。 コワタクズガニという擬態の上手なカニも確認。見た人でないと、どこがどうなっているのかわからないね。写真中央に赤く光っているのが目である。画面左下に手足があり、中央に頭が右側を向いて位置しています。 そしてある意味、この生物こそ不変のアイドルとも言えるのではないか? と思える、マンジュウヒトデの上野ヒトデヤドリエビであります。マンジュウヒトデノカラフルさが素晴らしい背景となり、エビの体色をとてもきれいに見せてくれます。この写真では黒っぽいエビと透明のエビの2個体が確認できますね。マクロ派の人にとってはいつの時代もアイドルな生物なのだ。 カラーバリエーションである。いずれもよく見られるタイプですね。 お客様に評判が良かった、アカハチハゼ子供。頬に伸びた水色ラインが鼻たれ小僧のようであどけなさいっぱいであります。黄色の顔も色鮮やかで、今の季節の旬ですなー。 穴の奥で旋回していたネムリブカ。けっこう大きな個体で1.5Mぐらいはありました。以前にもここで1度見たことがあったのだが、それ以後は見ていなくて、2度目の出会い。かっこよかったですよ。 深場ではアケボノハゼもリクエストいただいていたので、観察に向かったのだが、アケボノハゼのすぐ隣にオジサンがウロウロしていて、「いかんなー・・・」と思っていたのだが、ボードにアケボノハゼと書いて、ライトで照らそうと思った途端にオジサンがアケボノハゼの方につつつつつつつつっっっと移動し、それにびっくりしたアケボノハゼはあっという間に、お客様に紹介する隙も与えてくれず、隠れてしまいました。なんてこったい。徒労とはまさにこのこと。お客様、申し訳ない。めげずにスジクロユリハゼ、サガミリュウグウウミウシなどを見て、浅場にもどりました。 |
Date |
2004/6/11 |
天候 | 晴れそして曇り |
気温 | 28℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
24〜26℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
5〜10M |
波 |
3.0M |
生物 |
クチナシイロウミウシ、アオヤガラ子供、ガラスハゼ、カゲロウカクレエビ、ミツボシクロスズメダイ、イソギンチャクエビ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ジョーフィッシュ大人と子供、コールマンウミウシ、オランウータンクラブ、クシノハカクレエビ、シライトウミウシ、クマノミ、ウミウシの卵、サキシマミノウミウシ、モンツキカエルウオ、ヒラムシ、カクレクマノミ、イソバナガニ、オニカサゴ、オイランヨウジのペア、イシガキカエルウオなど |
||
午前到着のお客様と午後から2ダイブ。台風の影響で潜れないだろうなー・・・・と思っていたのだが、全然潜れる。こんな台風もあるんだなー・・・・。びっくり。 まずはサキシマミノウミウシ。うんうん。久しぶりに見たかな。最近あまり見ていなかった。今日見た個体はけっこう大きくて2センチぐらいありました。 最近頻繁に見かけるクチナシイロウミウシ。これぐらいの季節に見られるのかな? シライトウミウシですな・・・・。まったくの普通種。特に最近はよく見られる。 今までも注意して探していたけれど、あまり見なかった。クシノハカクレエビ。ボケボケの写真だが、エビの形がわかったので、記録として載せておきました。またもっときれいに撮れるようがんばりますね。 大人のジョーばかり紹介していましたが、今日見つけたのは子供のジョー君。頭の大きさはボールペンの後ろぐらいの大きさである。そう、とても小さい。肉眼でその表情まで見極めるのはとても難しいサイズでした。しかししっかりかためられた巣穴、時折向きを変える体、威嚇するような目つき、まごう間違いのないジョーであります。見守っていきたい奴ですな。 他にはイソバナガニやカクレクマノミもかわいかったですよ。 |
Date |
2004/6/7 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26℃ |
風 |
西 |
透明度 |
25〜30M |
波 |
1.0〜1.5M |
生物 |
ツバメウオ、アオリイカ、シマウミヘビ、シラナミイロウミウシ、スカシテンジクダイ、アカマツカサ、ハタンポ、クマノミ、ハリセンボン、カマスなど |
||
とてもいい天気。今日は講習であります。6/4にコンファインドなどを終了したお客様の続き。なかなかの天気に呼応するかのように海も凪ぎました。うねりが少々残っているものの、まぁー潜れる。 講習しているちょっと横でアオリイカが産卵していましたので、講習生と共に観察しつつデジカメでも撮影してきました。目の色・・・・・、なんてきれいな水色なのだろうか。うーん・・・・。素晴らしいぜ。 仲良くホバリングしていたペアのアオリイカが登場・・・というか、ずっーといました。産卵場所から離れようとはしませんで、ダイバーが来たら遠のいて、我々が遠ざかるとまた産卵場所に寄ってきました。ダイバー交通量の非常に多い場所を産卵場所に選んでしまったアオリイカの悲劇だが、そのアオリイカたちにまったく気付くことなく通過していくダイバーたちはどうしたというのだろうか? ガイドさんじゃなくて、フリーで潜っている一般ダイバーならまだしも、ガイドさんたちも素通りしたりしている。そんなにいいネタではないのか? はたまた気付いていないのか? とてもいい色を出していたアオリイカたちをここでは紹介せずにはいられないのだ。 岩の下に潜りこもうとしているメスのアオリイカ子を上空でガードするオスのアオリイカ太郎。 画面左下には岩の下に卵を産むために消えていくイカ子の胴体先端が見えています。イカ太郎が我々に対して足をわなわなと持ち上げ威嚇ポーズ満載。色も変わる、変わる。 無事に産み終えて二人並んでハイポーズ。イカ太郎(右)の威嚇に震えていた手足もなよっと萎え、イカ子の体色も落ち着いていきましたよ。 講習が終わり、その後ついでだから・・・・ということで洞窟まで足を伸ばしました。 すると洞窟入り口付近にスカシテンジクダイの怒涛の群れが今年も膨らみまくりであります。毎年今ぐらいの季節になるとたくさんのスカシが群れてくれる場所なのだが、今年はなかなか多めであります。ダイバーと比較してその群れの大きさがわかるというものであります。ワイドレンズが欲しいですなー・・・・。 群れに寄ってデジカメの標準レンズで撮影。寄りすぎたため、フラッシュは群れの右半分にしか当たっていない。左側が暗くなっているのはそーいう理由なのだ。この暗がりをなんとかしようとして、みんな2灯目のストロボを購入したりするのであろうが、私にはそーいう情熱はもうない。あらら・・・・。 講習生もその群れに突入。講習終わりたてのお客様にも嬉しい風景となりました。 下から水面を見上げる煽った写真ばかりでなく、水面から見下ろした俯瞰撮影をしてみると群れるスカシテンジクダイたちが柔らかなカーペットのように見え、とてもおもしろい。そのアイデァを一眼レフカメラとワイドレンズで見事に表現しようという意気込みも今や・・・・、ない。せいぜいデジカメのワイドレンズをはめ込み、自然光をうまく使ってできるだけきれいに撮ってあげよう・・・・ぐらいの心意気であります。そーいうシヤシンはお客様におまかせであります。誰か、撮ってあげてね。今の私は暇さえあれば、チャパティー、チャパティーの日々なのだ。 |
Date |
2004/6/6 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北西 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.5M |
生物 |
ナマコマルガザミ、ミナミハコフグ子供、ソリハシコモンエビ、ハシナガウバウオ、オビイシヨウジ子供、フジムスメウミウシ、ヒメオニオコゼ、シロブチハタ子供、ウミシダヤドリエビ、ウミウシカクレエビ、クロボウズ、キビナゴ、ヨスジフエダイ、ヤッコエイ、ハナヒゲウツボ、キンチャクガニ、ツバメウオ、シモフリタナバタウオ、オドリハゼ、ヤシャハゼ、ぐるくん、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、フタイロハナゴイ、オキゴンベ子供かな? 、ツムブリ、ヒメメンコヒシガニなど |
||
今日のお客様は3名ぐらいになる予定だったのだが、いろいろな事情で結局1名に落ち着き、またもやマンツーマンダイブのスピッツであります。とほほほ・・・・・。しかしいろいろ探せてこれもまた楽し。 まずはウミウシからいってみよう。いきなり出てきたフジムスメウミウシ。ピンクの体色がとてもかわいい。図鑑によると稀種だそうで、ふむふむ。そうだろう、そうだろう。私もそんなに見たことないもんな。 そしてこれも見たかなー・・・・・いや、見たことないかなー・・・・・というレベルのウミウシ。図鑑によるとサビウライロウミウシ。なるほど、ふむふむ。最近の図鑑はなんでもかんでも載っているもんだ。説明を読むとこいつもなかなかの稀種とのこと。ふむふむ。なかなかいいではないか。 そして今日も定位置で踏ん張っていたハナヒゲウツボ ここではよく見つかるキンチャクガニ。いつまでも元気に生き残って欲しい。 うーん・・・・? あまり見ないゴンベだなー? と足が止まり、じろじろ見てしまったゴンベ。図鑑によるとオキゴンベというのが1番近いかな。まだ子供ぐらいの大きさでしたが、けっこうかわいかったぞ。ここ数年はあまり見たことのないゴンベでした。 砂地にはたくさんのヤシャハゼが。子供の個体が多くて、大人よりも可愛さはアップアップなのだ。 久しぶりに見たのはウミウシカクレエビ。バイカナマコの上にいました。おやっ。この写真はけっこうきれいに撮れていますね。ふむふむ。なかなか・・・・。 そしてこいつは初めてのご対面となりました、ヒメメンコヒシガニ。TBSブリタニカのエビ・カニガイドブックに載っていました。八丈島で見つかっているが、そこでも稀種のようである。下の写真ではどれがカニなのかよくわからないであろうが、手前の岩の盛り上がりのような部分がカニの甲羅部分であり、ほとんど岩である。 この写真はカニを上向かせて、下から撮った写真です。本体下部になんとか足らしきものが確認できるが、両手のハサミは非常に確認しにくい。図鑑の説明によると、脚の生えたポテトチップスという言葉で語られているが、実にまさにそんな感じのカニであります。 なんとかカニらしく撮ってあげようといろいろ試みたのだが、結局断念。そのパーフェクトな擬態に脱帽。変なカニがまだまだいるもんだ・・・・。 白クマ君にも黒クマ君にも出会えなかった今日。ちょっと寂しかったのだ。 |
Date |
2004/6/5 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
2.5M |
生物 |
オキナワフグ、クロオビハゼ、バブルコーラルシュリンプ、カスリハゼ、ホホベニサラサハゼ、シマオリハゼ、サカサクラゲ、ソリハシコモンエビ、ミヤコイシモチ子供、ワカヨウジ、シラナミイロウミウシ、ツマジロオコゼ、オイランヨウジのペア、ジョーフィッシュ、メレンゲウミウシ、カクレクマノミ、ニセアカホシカクレエビ、イソバナカ゜ニ、モンジャウミウシ、クロホシハゼ、コンシボリガイ、イシガキカエルウオ子供、モンツキカエルウオ、スミゾメキヌハダウミウシ付ヒメダテハゼ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジンボウ、イソモンガラ子供、カビラヌム、オドリカクレエビ、ハリセンボン、アオフチキセワタガイ、カゲロウカクレエビ、コブシメ子供、ミツボシクロスズメダイ、センテンイロウミウシ、チギレフシエラガイ、セソコテグリなど |
||
久しぶりにスピッツを訪れてくれたお客様と一緒にマンツーマンダイブ。モルディブからのおつきあいなので、今日のお客様とはもう十年以上のおつきあいであります。砂地なんかで一緒に潜るとモルディブ・ウァドゥーのハウスリーフにいるかのような感覚になったりして、懐かしい感じである。 ウミウシも・・・・、綺麗な奴は見る・・・との手厳しいリクエストに半ば応えつつガイドは進んでいく。砂地で這いまわっていたアオフチキセワタガイ。ここの場所ではよく見ます。同じ個体っつぅーことはないと思うんですけれどね。 最近よく見かけるチギレフシエラガイ。去年はチギレフシエラガイが少なかったように覚えているのだが、今年は多いねー。 まったくなにもない砂地の上をのそのそ移動していた和名のないウミウシ。学名をカビラヌムという。こんなにフサフサの取れている個体はあまり見ないな・・・・・。胴体部背中にあんな線があったことも知らなかった。普段はもっとフサフサが密集しているからね。 おおおおおっと。またまた出会ってしまったコンシボリガイ。黄色系であります。今年はホンマによく出会うなー・・・・。 淡い白色の感じがとてもきれいで、二枚をアップしてしまいました。お許しくださいませ。 岩の奥からこちらにのそのそと向かってきたメレンゲウミウシ。でかかったです。 モンジャウミウシが3個体も集まっていました。交わっているのかな? と思っていろんな角度から見てみたのだが、そーいう感じは確認できませんでした。 ぷっくりと短くまとまっていたのはシラナミイロウミウシ。いい色の個体でした。 そして先日泥エリアで偶然めぐり合った素晴らしい色のウミウシに再び出会えました。といっても昨日、6/4も見ていたのだが、講習だったし、デジカメを携帯していなかったので、写真には撮れなかったのだ。昨日の発見場所も水深1Mぐらいでかなり浅かったけれど、今日はもっと浅くて50センチぐらいでした。そう。エントリーしてすぐの場所である。名前はなんというのかなー・・・・。 大きなシマオリハゼも確認。水色の点々がとてもきれいで、このハゼはどの個体もけっこう度胸があり、ダイバーが寄ってもあまり隠れないので、ガイドとしては大変助かります。 うーん・・・・・・。サルハゼ? よくわからないぞ。ネットを使ってゆっくり調べてみるので、またわかったらここに書いておきますね。 きれいに撮れましたね。うんうん。こーいうのは嬉しい。ヤツシハゼだと思われますが、背びれも広げてくれているし、顔のてかりも少ないし、うんうん。いいねー。 砂地の上ではハリセンボンがユラユラ軽く揺れながら止まっていました。逃げ出さない距離をたもってよくよく見てみると、オドリカクレエビがクリーニングしていました。写真中では3個体のオドリカクレエビが写っています。見えますか? ニセアカホシカクレエビと一緒にいたカクレエビなのだが、明らかに模様が違うので撮影。図鑑で調べてみるとホンカクレエビ属の一種という名前で出ていました。けっこう綺麗な個体でした。 今年になってこのサイズは初めて見たかな・・・・。コブシメの子供がプヨプヨ漂っていました。子供といっても体色はコロコロ変わるので、見た目のおもしろさはなかなかのものであります。子供ゆえのかわいさも加わって、いいネタであります。 そして西海岸では初めて見た、ミヤコイシモチ子供。他の場所にはいなくって、その場所にだけ、あたかもそこがミヤコイシモチのサンクチュアリであるかのように集まっていました。むむむむむむむ。白点がまばらに散りばめられた体色も背びれの白色1本ラインも実にかわいくって、私は大好きであります。しかも子供の個体なので、かわいらしさもハンパではないのだ。西海岸でも見られるというのは嬉しい限りであります。 久しぶりに見たなー・・・・、おじいさん系キャラのワカヨウジ。全然逃げないし、大きいし、紹介しやすい生物だ。 穴の中にはオイランヨウジのペアが。そしてその1匹のお腹には今にもはちきれんばかりの卵がたわわ、たわわ。たわわ、たわわ。さとうきび畑を通る風のようにたわわ、たわわである。森山良子が歌っているのだ、たわわ、たわわ。たわわ、たわわ・・・・・。うーん・・・、よくわからない文章になって来た。たわわ、たわわ。アイフルに出てくる犬は、ちわわ、ちわわ。この日の昼食ははまや、はまや・・・・って、全然あってないやん。文字数だけやん。 そして何故だかわからないけれど、いっぱい、いっぱいいたサカサクラゲ。全体にいるんじゃなくて、一部分にだけかたまって密集していました。なんであそこにだけ集まるのかなー・・・・・。 この日もたくさんいたジョーフィッシュ。全部で5個体を確認。あいかわらず写真のように黄色い個体が多い。 その仲でも今の私のお気に入りは黄色ではなく、このふてぶてしい顔つきのジョーであります。まったく隠れない度胸の良さも買いであれば、その体色にも威圧感があり、見ていて楽しい。かわいらしさは黄色に、おどろおどろしい系はこのジョーに。そしてジョー全員の魅力がお客様の忘れられないダイビングとして記憶に残るのであれば、私もいとをかし。 |
Date |
2004/6/4 |
天候 | 晴れ |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
24〜25℃ |
風 |
北から北東 |
透明度 |
10〜15M |
波 |
2.5M |
生物 |
クマノミなど |
||
子供の頃以来、会っていなかった滋賀県に住む友人が沖縄を訪れて潜ってくれました。初めは体験ダイビングの予定だったのだが、いろいろ話をして、講習に進みました。よってコンファインドやったり、学科やったり、忙しい1日になりました。短いけれど、これにて終了。 |
Date |
2004/6/2 |
天候 | 曇りそして雨 |
気温 | 28℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
26〜27℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
10〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
ゴンズイ球、ハタタテハゼ、アカハチハゼ、ベニハゼの仲間、キンチャクガニ、ハナゴンベ、シマウミヘビ、キイロイボウミウシ、クモウツボなど |
||
ようやく梅雨らしい空模様になった沖縄本島地方。昨日うねっていた恩納村近海もやや落ち着いてきました。ちょっとだけうねっていましたが潜るにはまったく問題ありませんでしたし。 お客さんはいなかったのですが、真弓と2人でフラフラ潜りに行ってきました。浅瀬ではアカハチハゼの子供がたくさん出てきています。頬の水色ラインがとても輝いています。 またここはハナゴンベの大人が5〜6匹ほどかたまっていました。子供がいないかなー・・・と探したのですが、見当たりませんでした。大人は頻繁に見かけるのだが、子供はあまり見かけないです。 初めてではない・・・・、どっかで見たことあるウツボだなー・・・・と思って撮影。店に戻り、図鑑で調べましたが、クモウツボというのが1番近いが、どうもそれではないなー・・・・。どこで見たんだったかなー・・・と思っていたら、うん、モルディブだ。そこでもっとでっかい図鑑を引っ張り出してきて調べたのですが、モヨウキカイウツボ・・・。うん。これじゃない? ちょっとネットで調べてみよう。待っててね。 はいよ。調べてきました。写真は少なくて5〜6枚しかありませんでしたが、どうやらモヨウキカイウツボで間違いないようです。けっこう珍しい奴みたいです。しかし、お客様からこのモヨウキカイウツボが見たい・・・というリクエストが来ることはまずないだろうな・・・・。 キイロイボウミウシ。・・・・・・。うん。それだけっす。 うーん・・・・。キイッポンウミウシというウミウシに限りなく模様は似ているが、色使いはまったく異なる。とても小さくて1センチぐらいでした。名前はわかりません。 うーん・・・・。ベニハゼの仲間なんだけれど、名前がはっきりしないです。この写真の個体は35M付近での撮影。 下の写真の個体はふたつとも同じ場所で群れていた個体たちで、もっと鮮明に撮れたらなぁーと思うのですが、デジカメではかなり苦手な被写体です。ピントがなかなか合わないです・・・・。 一眼レフを持って撮影してこないと判別できるような写真は撮れないかもね・・・・。ちょっと面倒くさいぞ。 |
Date |
2004/6/1 |
天候 | 曇り |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
南 |
透明度 |
5〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
ヤシャハゼ、オグロベラ、クロヘリイトヒキベラ、リングアイジョー、キムラベニハゼ、セムシカサゴ、オオモンイザリウオ、カサイダルマハゼ、クマノミ、ハマクマノミ、ヤミスズキ、ミゾレウミウシ、 |
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おや? 恩納村の海にうねりが届いている。昨晩吹いた北から西風の置き土産であろうか。せめて水面近くの水だけでも混ぜてくれて水温を少しでも下げてくれればいいのだが・・・・・、とそんなに期待はしないまでも、せめて少しは水温が下降しているであろう・・・・と予測しエントリー。 すると水面近くは昨日よりも1℃上昇した28℃を記録。な、な、なんじゃー、こりゃーっ・・・・・。松田優作が生きかえって叫びだしてもなんらおかしくない水温である。びっくりしたー。 今日はダイブマスターコースの水中マップ製作であります。私は特に何もすることはなく、講習生の後ろから安全管理だけしながら写真撮影していました。 水中の深い場所、つまり25〜30M付近は冷たくて、水温26度を記録。水面と水底で2℃の差がある。水面の水が動いていない証拠であります。太陽光で温められた海水がまったく入れ替わっていないのだ。 うーむ・・・・。どうなっていくのだろうか・・・・・。 まずはミヤケテグリ。あまり逃げないミヤケテグリでした。 ずっといるキムラベニハゼ(仮称)の場所を見てみると、今までいた大きな個体がいなくなっていました。代わりに小さな子供サイズの個体がこちらを見ていました。世代交代したのだろうか? オグロベラも確認できました。ここでは以前クジャクベラも確認できたのだが、今日はいませんでした。どこかに隠れていたのかなー・・・・。 ちょっと深く潜ればいろんな場所からこちらを見ているリングアイジョーたち。つぶらな瞳はとてもかわいい。冬場のちょおー敏感な性格もどうにか消失し、水温の上昇と共に度胸もアップアップ。かなり近寄っても逃げない個体が多くなってきました。 大きなセムシカサゴが頭を右上スミに向けて、岩の上にいました。写真に撮ってはみたものの、おもしろみはあまりない・・・・。 その反面、とてもかっこいいヤミスズキ。今日はあまり逃げなかったので、しっかり寄って撮影できました。背びれの淡いブルーがなんとも言えずきれいですね。 現れては消え、いなくなったのかと思えば再び登場してくれるオオモンイザリウオ。あまりきれいとは言い難い体色であります。今日はけっこうわかりやすい場所で踏ん張っていました。 触覚のみぞれ模様がとてもかわいいミゾレウミウシ。ありふれたウミウシだが、特徴があり大変憶えやすい。助かるウミウシであります。 コイボウミウシ。まったくこのHPに登場してこなかったイボイ系ウミウシ。好き嫌いをしていてはいけない・・・と思い、写真に撮って勉強しようと思い、撮影し写真判別しているのだが、ここまでもってしても判別は難しい。 コイボウミウシはすべてのウミウシの中で最もよくみられるそうである。ふむふむ。確かに1番見るかもしれない。ふむふむ。 ウィランイボウミウシかタマゴイロイボウミウシか? 難しいぞ・・・・・。勉強しましょう。 明日はうねりが落ち着くのかな・・・・・。昨日捜索した行方不明者は今日も依然行方不明のままです・・・。 |