スピッツログブック

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2006/6/30 講習でした。

Date

2006/6/29

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜28℃

透明度

15〜20

1.0M
もうずっーと晴れです。いつまで晴れが続くんだろうか? こうやって晴れが続くとすぐに水不足のことを思ってしまうのは沖縄に住んでいるものの常なのだが、今年はあんなに降ったんだから、水不足にはならないでほしい。

今日は体験ダイビングして、時間が余ったので、ちょっと潜ってきました。ウミウシではサビウライロウミウシがいました。ちょっとしたオーバーハングや穴が好きなウミウシで、そーいうところで毎回見つけられます。

      

オトヒメウミウシは最近の定番。いろんなポイントでたくさん見られます。カラフルなので、ガイドさんはかなり助けられている。

      

なんだろうか? タツウミヤッコのような背中の模様だが、タツウミヤッコってもっと太いよねー。やっぱりこいつもノコギリウミヤッコなのかなー。

      

午後からは事務処理に追われたのでした。明日から久しぶりの講習だ。


Date

2006/6/26

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜28℃

透明度

15〜20

1.0M
昨日のお客様と一緒に3本のダイビング。実にのんびりまったり、カメラがあればなー・・・というお客様の後悔の声。しかしそのように思っていただけるというのは、ガイドとしてなんとか面目躍如というところか。やっぱりカメラって重いから持ってこなくて良かったですよー・・・・なんて言われても悲しすぎるのだ。

しかし後日のメールでは、「荷物を持たないダイビング旅行は快適」との文もあったので、またカメラなしで遊びにこられるかもね?

ウミウシがどっさり。アカテンイロウミウシはアイドルであります。色柄がとてもかわいいのだ。

     

キイロウミウシは普通種ですなー。白色に見えるけれど、これは黄色なんですかね?

     

コンシボリガイがアカテンイロウミウシの近くをのしのし移動していました。相変わらず移動速度が速いのだ。

     

ここでも見られたオトヒメウミウシ。

     

砂地ではサラサウミウシが移動中。

     

ぼけてしまったが、記録として残しておきたかったセンジュミノウミウシ。「沖縄のウミウシ」にはどうして載っていないのだろうか?

     

シンデレラウミウシのカラーは目だって素晴らしい。お客様受けもかなりのもので、好リアクションを約束できる鉄板生物であります。

     

セトイロウミウシもいろんはいろんな環境で見られます。内湾でも外洋のドロップオフでも。

           

ちよっとした穴の中にはスカシテンジクダイがとっちゃり。もういたるところで夏が爆発しているのだ。

     

それらを捕食しようと大きな魚が寄ってくる。たいていいるのがハナミノカサゴ。どのように撮影しようか考えるところだが、ハナミノカサゴを主役にするのならば、スカシは完全に背景をかためてもらって脇役に落としたほうがいいと思うし、スカシを撮るならスカシだけの方がいいかも。両方を主役で撮るにはもう少し別の要素もあったほうがいい。ハナミノカサゴが浮いているとか、背景に太陽が取り込めるとか、ブルーで抜けるとか、スカシの群れの全容が捉えられるとか・・・・。まぁー撮り方はみんなそれぞれだ。研究してくれ。

           

ヒトスジギンポがキンギョハナダイの群れの中で顔だけ出してこちらを見ていたので、その様子を紹介。が。撮影しようとカメラを近づけるとキンギョハナダイはみんな逃げてしまった。撮ると見るでは本当に大違いなのだ。

     

深場のゴロタでイロブダイ子供がいました。

                

キンキョハナダイがたわわに群れていましたが、カメラのハウジング内が結露して曇っていましたのでこんな写真にしかなりませんでした。てなさんも気をつけましょう。休憩中はひなたに置かないこと。日影で保管しときましょうね。

     

穴の中からはミナミギンポ。

            

ミヤケテグリの多いポイントだ。いたるところでピヨピヨ飛んでいました。

     

ナンヨウハギの子供がサンゴの隙間を行ったり来たり。

     

砂地に身を隠そうと頑張っていたオニダルマオコゼ。あまりになにもない砂地だったので、丸わかりなのだ。

     

いろいろ見られた3本でしたよー。


Date

2006/6/25

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

27℃

透明度

10M

1.0M
午前到着のお客様は久しぶりの再会。この午後を含めて明日とあわせて1.5日のダイビングなので、器材も持ってこなかったし、カメラも置いてきた・・・・というだらけよう。しかし水中ではホタテツノハゼspやヤノダテハゼ、イロブダイ子供、チョウチョウコショウダイ子供、ツマジロオコゼにツバメウオ、パンダダルマハゼ、オドリハゼにハナヒゲウツボ子供とバラエティー豊かな顔ぶれが出揃い、カメラを置いてきたことを後悔するお客様であったが、まぁーしょうがないよね。

ハナヒゲェーです。

       

イロブダイ子供は2個体を確認。このまま増えていけばいいのになー。

                  

そしてキビナゴが群れる、動く、移動する・・・・。夏らしい風景だ。

      

以前からずっと見られていたヤエヤマギンポ。穴の奥には目玉の完成した卵たちがたわわぁぁぁぁにスタンバイしている。胸鰭で新鮮な水を送り続けるこのヤエヤマギンポ。カメラを寄せても逃げない親心溢れる個体でした。今はもういないのだ。親に栄光あれ。

       

透明度がイマイチだなー・・・・。


Date

2006/6/24

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

27℃

透明度

20M

1.0M
この日はリピーターのお客様がお友達を連れて潜りに来ていただきました。ありがたや、ありがたや・・・・。アケボノハゼが見たいというリクエストに応えて、深場に潜降。1人1個体でじっくり見られるアケボノハゼとスジクロユリハゼにかなりご満悦のご様子でした。私はデジカメを携帯しなかったので、今回のログに写真はなーい。

他にはスミレナガハナダイやハナゴンベ、オランウータンクラブにバブルコーラルシュリンプ。ウミウシではユキヤマウミウシにコンペイトウウミウシなんかがいました。浅瀬ではヒナヨウジもいたのだが、すぐに隠れちゃうのでみんなには全員には見せられませんでした。

今日も日差しは強くて、アッチチ、アッチチな沖縄だが南風が爽やかに吹き抜け、日陰にいると快適そのもの。特にダイビング後の休憩時に感じる南風は眠りを誘うに十二分で、まどろみつつ2本目のスタートをするのが最近のパターンであります。ダイビングしやすいシーズンになりましたよー。


Date

2006/6/23

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

27℃

透明度

20M

1.0M
今日は慰霊の日ということで、沖縄では職場が休みになることが多く、地元のダイバーの方たちが遊びにきてくれました。
なので今日は4本潜ってきました。

まずはフチドリカワハギの子供だと思われる個体。たくさんいますが、とてもかわいいですよ。

              

そして砂の中から顔だけ覗かせているギンポハゼsp。たくさん出てきましたが、その小ささからなかなかうまい写真が撮れませんねぇー・・・・・。

            

ハナヒゲウツボ子供がシャアーッと顔を出していました。

      

和名のわからないハゼです。なんだろうかね。瀬能先生曰く、「●ヒメハゼ属のようですが、はっきりしません・・・」とのことです。

     

サンゴに出来たくぼみから顔だけでしていたヒナギンポ。周囲が規則正しい配列でこんなに色がついていたらやっぱり絵になるねー・・・。これは写真派にはお勧めの被写体です。

    

よく似たシチュエーションだが、魚が違うよなー・・・・。ヒナギンポではなさそう・・・・。ヤイトでもないし、ホホグロギンポの子供かなー・・・・・。

    

そして小さなジョーフィッシュも登場。

         

なんとか接近して撮影できましたが、その頃には頭に砂をかぶっておられて、おもしろい顔になっていました。

           

コウワンテグリの子供だと思われる個体です。

      

ミナミハコフグはそろそろいろんなところで見られるようになるはず。

                   

ネッタイミノカサゴの子供です。先日はハナミノカサゴの子供も見たし、そろそろ子供がどんどん増えてきますよー。

      

こんな子供も。オオウミウマの子供です。

     

シモフリタナバタウオはペアで同じあたりを行ったり来たり。このへんで産卵でもするのでしょうか? 潜るたびにチェックはしているのだけれど、卵は見当たらない・・・・・。

     

卵といえば、ヤエヤマギンポが卵の世話をしている場面に遭遇。朝はこの穴に2個体、入っていけたのだけれど、それ以降はこいつ1匹だけでした。ギンポの奥にあるツブツブがそうです。卵です。

     

穴に群れるスカシも撮ってみました。まずはノーフラッシュ。光のシルエットがしても綺麗です。

          

そして今度はフラッシュアリで撮ってみました。好きさは人それぞれですね。

          

タイヘイヨウイロウミウシといいます。

      

ネコジタウミウシ属の1種その1ですな。

     

ミドリアメフラシが浅瀬を移動中。

     

キベリアカイロウミウシは最近頻繁に出会います。

     

ゴクラクミドリガイspですね。

     

セムシウミウサギガイがソフトコーラルに張り付いていました。

     

こちらはカラーバリエーションですかね・・・。食事中でした。

     


Date

2006/6/22

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

20〜30M

1.0M
できるだけクリアーな透明度を求めて潜ってきました。穴の中にはアカマツカサがたわわにいました。

     

ウミウシではゾウゲイロウミウシが交接の真っ最中。卵の横でした。

     

一本目では派手な地形を堪能してきました。


Date

2006/6/21

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

15〜20M

1.0M
昨日から引き続いてパパリン・ママリンたちとダイビング。恩納村周辺は梅雨時の長雨が原因か、まだ少し濁っています。そんな濁りにもへこたれが3本潜ってきました。

オオモンイザリウオやかくれくまのみ、カマスの群れなどを見て1本終了、2本目は砂地でのんびり。コロダイ子供やシマヒメヤマノカミ、ナンヨウハギ、ハリセンボンなどを見てきました。3本目は地形で光と戯れていたら、ジャパピグを発見。いつも見られる赤茶色の個体と緑がかった個体でした。ずっといてくれればいいなぁー・・・。


Date

2006/6/20

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

26〜27℃

透明度

10M

1.0M
以前のモルディブツアーに参加していただいたパパリン・ママリンが遊びに来てくれました。二年ぶりのダイビングということで、ゆっくりスタート。私もデジカメは携帯しないで、忘れているスキルの確認などほぼチェックダイブ・・・・という感じで潜ってきました。

生物ではツバメウオと戯れ、クマノミたちと遊んできました。


Date

2006/6/19

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

20M

1.0M
2日連続で私のデジカメハウジング内に少量の海水が浸入していたので、大事をとり、今日の一本目はカメラなしで空のハウジングを携帯して潜りました。すると水漏れは確認できませんでした。なんだ・・・・。と、いうことで二本目から撮影開始。でも水没が気になってあまり撮れませんでしたとさ。

撮ったのは二匹でかたまっていたコンペイトウウミウシ。

     

お客様も頑張って撮影されていたスミレナガハナダイ。

     

あと、なに見たっけ? アケボノハゼにリングアイジョー、ハナゴンベ、フィコカリス・シムランス、ムギワラエビの仲間にヒナギンポ、ミナミギンポ、オランウータンクラブ、ベンケイハゼなどかな・・・・。


Date

2006/6/18

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27℃

透明度

3〜5M

1.0M
リピーターのお客様からフトガヤミノウミウシを見たいぃぃぃぃぃぃぃというリクエストが入り、早速現場に急行し捜査を開始。発見した現場周辺を丁寧に捜索・・・・・、捜索・・・・・・・、捜索・・・・・・・。うーん・・・・・。いないねー。リクエストに応えられず消沈のスピッツであるが、くじけずにいろいろ探すぞ。

貝である。チヂワケボリダカラガイ。この名前どこで切るのかな。チヂ ワケボリガイ? チヂワ ケボリダカラガイ? 

     

なにがいるかわかる? ピンク系のホヤの上に茶色のエビが乗っかっていたのだ。もっと綺麗な写真になるのかとワクワクして撮影したのだがデジカメではこんなもんか・・・・・。ショックだ。

          

うーん・・・・。きっとハチマキダテハゼの子供だろうね。まぁー別にめずらしくはないんだけれどね。いたからさ、撮ったのさ、いいでしょ?

         

こいつはあまり綺麗な海では出会わない。イヌギンポ。体の模様が特徴なのだ。神奈川県立生命の星・地球博物館のHPにも写真が二枚しかない。私の写真は登録されていないなー・・・・。

           

コウイカの子供がウミシダとからまっていたら、撮らずにはおられまい。お客様もガシガシ撮っていました。問題は水に浮かんでいる浮遊物の多さだね。

      

ヒシガニの仲間がいました。特に人気があるわけでもなく、リクエストなんて多分来ないんだろうけれど、こんな生物もいるんだよ。

      

こいつはリクエストが来るかもしれないなー・・・・。個人的に好きなエビでスカシモエビ。図鑑「海の甲殻類」に載っている写真の個体とは微妙な色の差を感じるけれど、名前は間違いないでしょう。

     

そしてここからウミウシゾーンに突入です。いろいろ見られました。まずはヒカリウミウシの仲間だと思われる個体。自信はないけれど、ニンジンヒカリウミウシに似ていると思う。

     

ホソスジイロウミウシが交接中でした。

     

こちらの個体はまさに産卵中。

     

ゴクラクミドリガイの仲間。この種類は本当にたくさんいて、早く分類されることを願う。

             

うーん・・・・。綺麗なウミウシだ。セスジミノウミウシ。図鑑によると一番基本色パターンの個体のようです。

     

こちらは別種かと思い撮影したのだが、どうやらセスジミノウミウシのカラーバリエーションのようであります。

     

でかっ!! テヌウニシキウミウシspの成体。立派な体であります。

     

和名のないウミウシだな・・・・。直感でそう思うときはたいていそうだよね。ウミウシ好きの人なら理解できるであろうこの感覚。こいつを見たときもそんな感じ。図鑑で調べてみると学名で載っていました。トラパニア・アラウータ。どこかの国のサッカー選手みたい。アラウータ、ゴォーォォォォォルゥ!! 稀種とのこと。ふむふむ。よっしゃー。

     

ミドリガイの仲間。小さすぎて写真がちゃんと撮れなくて判別できないのだ。

          

ウロコ系のウミウシがいました。名前はけっこう調べたのですが、見つけられませんでした。捜査継続中です。

     

クセニアウミウシの仲間がたくさん見られた日でした。まずは一番小さかった個体から紹介。

    

触手の中に見える模様が図鑑のそれらとは一致しないのできっと別物でありましょう。

     

こいつも・・・・。初めはみんな別の個体だと思っていたのだが、どうやらみんな同じ種類みたいです。まぁー見つかったところも狭いエリアにかたまっていたので、同じ種類かなー・・・とは感じていたのだけれど・・・・・。残念。

     

ウミウシがまだまだ見られますなー。


Date

2006/6/17

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

20〜25M

1.5M
恩納村周辺は透明度がイマイチ・・・ってことで良い水を求めて遠出してきました。場所は伊江島方面。ここまで来るとほんまにきれいなのだ。

まずはエビから、アカシマシラヒゲエビはここの定番。いつもいるし見やすいし、撮りやすいのだ。

     

サンゴモエビだって撮り易い。全然逃げないよね。

     

スザクサラサエビにいたっては、どこにでもいる状態。誰でも見れるし、撮れる。だからこそ、いろんなパーツのアップとか撮影して遊んであげてください。

     

うーん・・・・・。なにギンポだろうか?
瀬能先生曰く、「●背鰭起部のすぐ前方にある1対の白い点が項部皮弁ならイヌギンポに同定されます。近似種のニジギンポにはこの皮弁がないとされています。」とのことです。

     

ハダカハオコゼは黄色がいました。ちょっと横にもう1個体、同じ色のがいたそうです。私はキンチャクガニをお客様に見せていたので、そいつは見ていません。

     

ヒメテグリだと思われる個体。背びれを広げていないとこんなに地味な魚だ。

     

キンセンイシモチはこいつだけじゃなくて、他の個体も口を膨らませていました。卵でパンパンなのだ。

     

なんだろうか? この魚は? また瀬能先生に聞いてみますね。瀬能先生からの返事がきました。「●チビハナダイですね。」とのこと。チビハナダイっていうんだ・・・・。ふーん・・・・。

     

タテジマキンチャクダイの子供は2個体いました。タテキンとか省略されて呼ばれているけれど、しっかりタテジマキンチャクダイって呼んであげましょう・・・・・・・、いや、タテキンでいいかー。お前はタテキンだ。タテキンめ。タテキン!!

     

オニカサゴのようで、しっかり派手。あなたはウルマカサゴでございますなー。

     

またもや名前のわからないウツボに出会ってしまった。ウツボも奥が深いねー。名前は調査中なのだ。
瀬能先生曰く、「●ヒレオビウツボです。」とのことです。

     

テンテンウミウシは久しぶりの出会いだ。図鑑には普通種と書かれているが、私個人的にはレアである。

     

ミカドウミウシもいました。泳いではくれなかったです。流れのある場所でしっかり岩に密着し移動していました。

     

お客様が見つけたヒット。ジンガサヒトエガイの仲間。背中にしょっている陣笠がみえるでしょうか? どことなく風来坊の姿に見え、粋なウミウシなのだ。毎年一回、どこかで見られます。今年はもうこれで終わりなのかなー。

     

イボヤギミノウミウシがたくさんいました。だいたい卵を産んでいました。ここのポイントでは普通種だね。

     

水の綺麗さにパワーを得て、今日も3本潜ってきましたよー。


Date

2006/6/16

天候 晴れ
気温 29℃ 中潮

水温

26℃

透明度

3〜20M

1.5M
毎年来ていただけるリピーターのお客様とダイビング。昨日見たホタテツノハゼを早速見てきました。一番乗りだったので、じっくり見られました。

他にもここはハゼがいっぱい。クビアカハゼなんてどこにでもいるけれど、ヒレを広げてくれて全身出ている個体がいたら、やっぱり写真に撮ってあげたくなるってもんだ。

     

ヤノダテハゼは尻尾がきれいなハゼである。たくさん見られます。

    

以前はオニハゼの仲間だと思われていたホタテツノハゼsp。毎回同じところから顔を出している。けっこう隠れない奴です。

     

ヤシャハゼ・・・・・。たくさんいます。

               

Kさんに好評だっので、私の中で再ブームとなったアオベニハゼとかキムラベニハゼとか呼ばれているまだ正式な名前のないベニハゼsp。頭の青い模様がとてもかわいい。生息水深が浅いところが実にヘルシーなのだ。

                 

フリソデエビの子供も登場。こんなに小さいのは初めて・・・とお客様も楽しそうでした。

                 

ウミウシでは大きなサラサウミウシがのそのそ移動していました。

    

こいつは毎年数回程度しか見られないウミウシで、名前がわからなかったのですが、「バリとインドネシアの海から、ウミウシ図鑑」を見たら、でかでかと名前が載っていた。フトガヤミノウミウシといいます。もう一度探しに行ったら、もう行方不明でした。足取り速っ!!

                   

スピッツではアイドルとなったハダカコケギンポ。フサフサの形状は個体差があって、ものすごいフサフサに出会えたら、それはもう大ラッキー。こいつは並みのフサフサです。

     

腹ぼてのタツノハトコです。砂地を身重な体を引きずるように移動していました。「う、生まれるぅぅぅぅ・・・」と叫んでいたかどうかは知らないが、なんかそんな感じがするねー。

     

うーん・・・。ミヤケヘビギンポかなー・・・。ヘビギンポがちゃんと載っている図鑑も少ないね。

    

イロブダイ子供が定位置にいましたよー。

             

マツバギンポは大きいのも小さいのもいましたが、こいつは子供よりも大人の方がかわいいというめずらしい魚。しかも大きければ大きいほど、太ければ太いほどかわいいのだ。

                  

シマウミスズメが砂地でホバリングしていました。

            

どこにでもいっぱいいるけれど、とても美しくって大好きなシコクスズメダイ。かわいいよね。

               

ゼブラホンヤドカリ。気にしていなかったけれど、気にして見出すとけっこうたくさんいるね。こいつは。

              

スカシテンジクダイが少しずつですがたまってきました。でもまだまだ。標準レンズでおさまるくらいの群れの大きさです。

     

のんびり3本、いろいろアイドルも多く見られて楽しかったのだ。


Date

2006/6/14

天候 曇り時々雨
気温 27℃ 中潮

水温

25℃

南から南西

透明度

20M

2.0〜1.5M
たまりにたまってしまったログブック。今日は全部書いてしまいたい。明日からまたファンなので書く時間なくなりそうだからね・・・・。梅雨で大雨降っている割にはけっこうずっと潜っていた。嬉しいことだけれど、天気の悪さにはうんざりしている。ジーコ日本にもうんざりしている。
しかしそんな気分が晴れやかになるネタを恩納村内のショップのKさんに手ほどきいただいて教えてもらった。お互い情報交換しあって、楽しいダイビングでした。

アカククリの若魚。あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。定住しない個体です。以前は別の場所で見られていた奴だと思います。どこかに住み着けばいいのに・・・・・。

      

最近ずっといるイナセギンポ。穴から顔だけ出してくれると、たらこ唇がじっくり観察できるのでとても楽しい。

              

これはKさんに教えていただいたチビイロブダイ。これからこーいうネタがどんどん増えてくることでしょう。こいつもかわいかったですよ。

              

ウミシダヤドリエビがいました。ここはウミシダウバウオが群れで住んでいたり、コマチコシオリエビもいたり、なにかと賑やかなウミシダです。

               

でっかいメレンゲウミウシ。

           

コモンウミウシ属の1種その2です。忘れた頃に出てくれるようなウミウシ。外縁の模様が特徴ですな。サラサウミウシもいたので、並べると違いがよくわかります。

     

そして手ほどきいただいたホタテツノハゼ。うーん・・・・。素晴らしい。全然逃げないのも素晴らしい。私が行ける水深だというのも素晴らしい。いつまでいるのか、丁寧に見守りたいです。Kさんありがとう。

     


Date

2006/6/13

天候 曇り
気温 27℃ 中潮

水温

25℃

南から南東

透明度

10〜20M

2.0〜1.5M
昨日からのリピーターのお客様と今日もダイビング。午前に2本行ってきました。昨晩のジーコ日本の完敗の様子をぼやきつつエントリー。なんであそこで集中が切れるのだろうか? プロなんだし、ワールドカップの大舞台なのだから、いくら暑くて疲れているとはいえ、集中して引き分けに持ち込んでほしかった。

水中でであったキイロウミウシも頭を岩の中に入れてしまい、ガッカリィィィ・・・・・としょげているポーズでお出迎え。水中生物のテンションまでも下げてしまうワールドカップの恐ろしさよ。

     

そうかと思えば初めて出会うウミウシにも遭遇。シロイバラウミウシという名前が「本州のウミウシ」に載っていました。サイズは5ミリ程度。まぁー小さくて、お客さん受けはイマイチ。

           

ハダカハオコゼは今日3個体を確認。白色が2つ。

      

赤色がひとつ。こいつはもうけっこう長い間見られているありがたい個体。ずっといてほしいものであります。

      

ハタタテサンカクハゼはけっこう普通にありふれているのに、あまり知られていない魚であります。大きいし、あまり逃げないし、私は押していきたい。

     

キンチャクガニも登場。最近は普通に見られている。やっぱり水温が高くなると個体数増えてきますね。こーいう奴らは。

     

むむむむ・・・・・。ニシキフウライウオまで出てきてくれました。かわいいなー。

     

サザナミヤッコ子供は毎年この岩周辺に出てくれる。

     

上の写真の個体とは別にもう一匹。さらに子供がいてかわいさはさらに倍なのだ。

                 

砂地でフラフラしていたテンスの子供。意外に綺麗に撮れていてびっくり。適当に撮ったのにな・・・・。

      

あまり見ないウツボだなー・・・・。撮っとこう・・・・と撮影。図鑑を調べるが載っていない。ネットで検索、検索。これが時間かかる。これに時間をとられて更新が滞るんだよねー・・・・。で、見つけたきたこのウツボの名前はサンゴウツボでした。ネットで検索しても写真がほとんど見つからず、そんなに珍しいウツボなのか・・・・と改めてびっくり。こちらのサイトでしか見つかりませんでした。ここ。

      

ヤッコエイを2個体確認・・・、もしかしたら同じ個体かも。あまり逃げませんでした。

      

恩納村内のショップのSさんが教えてくれたタコの抱卵。穴の奥に見えている綿毛のようなものがタコの卵です。

     

卵は渡さないわよ!! と目を見せたワモンダコ。手を巧みに使って私の視界から卵を隠そうとしていました。子孫繁栄の精神は尊いのだ。

     

他にもカクレクマノミやヨスジフエダイ、アマミスズメダイにゾウゲイロウミウシ、チギレフシエラガイなどもいましたよ。


Date

2006/6/12

天候
気温 26℃ 大潮

水温

25℃

透明度

2〜20M

2.0M
午前到着で午後から潜る予定だったお客様のフライトがずれ込んだので、朝から潜っているお客様とサクサク3ダイブ。浅めだったのでまぁー大丈夫だろう。その後遅れて到着したお客様と1ダイブ。全部で4ダイブもしてしまった。

オキナワキヌハダウミウシだろうなーと思って撮影していたのだが、よぉーく見てみたら、アカボシウミウシのようだ。図鑑にも稀に見られると書かれているが、私はあまり出会った記憶がないなー・・・・。

      

レモンウミウシのお化けのような奴。和名はまだついていないようであーる。学名読みで図鑑に掲載されています。ノトドーリス・ガーディナーイ。なんか舌噛みそう・・・・。年に数回見るかな・・・・という程度。

      

ヤイトギンポが臆病な子犬のように隠れつつこちらを見ていたのでお客様に紹介。

              

シマイソハゼはありふれているけれど、綺麗なので写真やビデオにはうってつけの魚であります。

      

そろそろ出てきたよ、ミナミハコフグ子供。このサイズがやっぱり色も顔もかわいいのだ。

          

穴から顔だけ出していたミナミギンポ。撮りやすいのでなかなか好評。

              

コウイカの仲間の子供。最近は大人よりも子供の方がよく見られます。

                    

キンチャクガニが今日も登場。お客様が正面から撮影されていたので、私は背後から撮ってみました。

      

まだ和名のないハゼだと思われる個体。いよいよ数が増えてくる頃かな?

        

ベンケイハゼはなかなかじっとしていてくれない。すぐに飛んで逃げちゃうんですよねー・・・・。

             

昨日から狙っていたインドアカタチ。今日は昨日よりも透明度が良くて2〜3Mは見えました。これぐらい見えていると写真もきれいに撮れる。

     

他にはムギワラエビspやスミレナガハナダイ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、リングアイジョー、ハナゴイ子供、卵を育てている最中のパンダダルマハゼ、ハダカコケギンポ、ヤツシハゼ、クサハゼなどを見ました。


Date

2006/6/11

天候
気温 26℃ 大潮

水温

25℃

北西から南西

透明度

1〜20M

3.0〜2.0M
今日は午前中に体験ダイビング。午後からファンダイビングに行ってきました。まず写真はホシスズキベラ子供。

         

コウイカの子供が威嚇していました。

     

うーん・・・・。正体不明のこのヨウジウオの仲間。

     

ネットで調べてみたが、それらしい個体は見つからず。名前がわかりません・・・・。体長は3センチほどでした。

     

対照的に大きくなるヨウジウオと言えば、ワカヨウジ。大きいものは20センチを超えちゃいますからね。今日は2個体いました。

     

ウミタケハゼの仲間がいました。こーいうのは綺麗に撮れるととてもいい写真になるんだけれどねー。

           

あっちゃー・・・・。こりゃーなにかよくわかんないね。オオウミウマ子供がいたんですけれど、よくわからないや・・・・・・。

             

そして最近ちょくちょく見つかるサガミツノメエビ。泥にまみれたエビですが、隠していたハサミを前に突き出すとこんなに鮮やかな紫色が出てきます。体長は1センチぐらいの小さなエビであります。トゲツノメエビの仲間です。

               

こんなところに移動していた・・・・・、インドアカタチ。来るたびに巣穴が移動しているので、いつまで見られることやら・・・・・。この日は濁りが最高潮で、40センチぐらい寄っているんだけれど、こんな写真しか撮れませんでした。透明度は1Mあるかないか・・・・・。

               

マダライロウミウシは普通種だけれど、岩の上にいたので、下からあおってアップで撮ってみました。

     

ウミウシの仲間。名前をまだ調べられていません。

     

他にはヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ホタテツノハゼsp、ヤノダテハゼ、オランウータンクラブ、パンダダルマハゼ、カサイダルマハゼなどがいました。


Date

2006/6/10

天候
気温 24℃ 大潮

水温

25℃

南から北東

透明度

5〜20M

2.5M
今日は午前中に体験ダイビングと調査ダイブ。午後からファンで2ダイブしてきました。
ファンではウミウシ好きの人だったので、ウミウシを求めてフラフラ徘徊してきました。

まずは魚から・・・・。ヒオドシベラ子供です。最近ずっといます。いつまでいてくれることやら・・・・。

                       

そして浅瀬にいたのはヒメテグリ。止まったかと思えばすぐに動き出し、かと思えばピタリと止まる。観察、撮影しにくい魚です。しかし案外個体数は多いので、知らない間に誰もが見ていた・・・という魚でもあります。

    

キンチャクガニの子供もいましたよ。

    

ミナミハコフグは少し大きくなってしまった個体。もう少し小さいときの方がかわいいのにね。

                   

なんだ? こいつ? ?????? ホソウミヤッコでもないし、タツウミヤッコでもない。あまり見たことのない魚に出会ってしまった。まだまだいろんな魚がいるもんだ・・・・。図鑑には当然載っていないので、ネットで調べると、ノコギリウミヤッコという魚らしい。ふーん・・・・。こんなのもいるんだねー・・・・。

     

そして久しぶりに見たマガタマエビ。あいかわらずかわいいエビなのだ。ただすぐにいなくなってしまうので定着したネタにはなってくれない。だから見れる、見れないは本当に運次第だよね。

             

キベリアカイロウミウシは2個体見られましたが、1個体は産卵中? という場面でした。このウミウシの卵はこんな感じなのだろうか? 他のウミウシの卵はクルクル螺旋を描きながら産みつけられていくのにね。

      

浅瀬で出会ったこのウミコチョウ。オレンジウミコチョウやクロフチウミコチョウにしては黒いラインがないし、シロウミコチョウの黄色版にしては黒色が目立つ。こやつは何かと調べたら・・・・・、

               

下の写真のように背後から写したものでは、黒いラインが入っている。ここに黒いラインがあるウミコチョウはキイロウミコチョウだと言えるが、内臓嚢後部突起が丸くなく、尖っているように見えることから、シフォプテロン・キトリヌムである可能性も否定できない。やれやれ。紛らわしいもんだ。でも色の感じからするとキイロウミコチョウのようではあるけれどね。

           

さてさてこちらはクロヘリアメフラシ。2個体写っていますが並んでいるのではなくて、重なっているのだ。なんでこんなことしているのかよくわからないけれど、観察中、ずぅーっと重なっていました。

           

なんだろうか? 見慣れない個体だね・・・・と水中でお客様と悩んでしまったこのウミウシ。一見モンコウミウシのようだが、体の外縁に黄色線がない。しかし図鑑の説明をよく読むと、黄色がない個体もいるとあるではないか・・・・。そうするとこいつはモンコウミウシのカラーバリエーションということになるのかな・・・・。

         

最近ずっと見られるシロタエイロウミウシ。2個体でずっと同じ場所にとどまっています。なにしているんだろうか?

     

よくいそうで、あまり見ない。そんなウミウシ。お客様に紹介せずに自分だけとりあえず押さえといたのは、普通種かそうでないか自分でもよくわからなかったから・・・・。図鑑で調べてみたら、タイヘイヨウイロウミウシという奴で、やや稀に見られるという説明でした。シライトウミウシとの区別が難しいよね。

     

図鑑で調べたけれども名前がわからない。どっかで見たことあるんだけれどなー・・・・。翌日にもほぼ同じ場所で確認できました。ウミウシは触らないとけっこう同じ場所でいてくれますね。

     

5月の終わりに確認して、HPに載せたら、このウミウシが見たいというお客様がおいでなさって、探してみました。そのときは、触らずに観察するだけでそっとしておいたので、もしかしたらまだいるかも? と淡い期待だったのだが、本当に見つかってしまって、ガイドの私自身がかなりびっくり。お客様はこいつの大きさにかなりびっくり。15センチぐらいありますからね。この日も触らずにそっと観察してきましたので、まだいるといいなー・・・・・・。

     

雨が止まない・・・・。休憩中はとても寒いのだ。


Date

2006/6/9

天候
気温 24℃ 大潮

水温

25℃

北西から南東

透明度

1〜3M

3.0M
昨日の夕方から風が西に回ってしまった。海はそんなに荒れていないけれど、うねりが届いていて、ゆっくり潜るにはどうかなー・・・・という感じ。御客さんは4名いるけれど、4名いるからこそ波のない穏やかな場所で潜りましょう・・・・・・。透明度は悪いだろうけれど・・・・ということで泥にまみれてきました。

ここではニシキフウライウオが見られました。

     

ヤエヤマミドリガイだと思われる個体。

    

そしてたくさん見られるホソスジイロウミウシなんですが、なんとウミウシカクレエビがナマコではなくて、本当にウミウシに乗っかっている場面に遭遇。しっかし、もう少し大きなウミウシに乗ればよかったのに、こんな小さいホソスジイロウミウシでは隠れる場所もないだろうに・・・・・。おかけで我々は見放題で撮り放題でしたけれどね。

    

エビのアップはこんな感じ。エビ自体はそんなに珍しくないですよね。いろんな場所で見られるエビだ。

     

ヒラムシ・・・・・・ではない。こーいうヒラムシ多いよね。ヒラムシに擬態しているウミウシだ。ちゃんと触覚が見えるでしょ? 名前をヒラツヅレウミウシという稀種であります。移動速度はとても速く、すぐに岩穴などに隠れてしまうので、お客さん全員には見せられませんでした。すみませーん・・・・・。

     

他には稀種であるサガミツノメエビやハダカコケギンポ、オオウミウマ子供、ワカヨウジ、イソコンペイトウガニ、フタホシタカノハハゼなどもいましたよー。


Date

2006/6/8

天候 雨たまに曇り
気温 26℃ 中潮

水温

25℃

南西

透明度

20M

2.0〜4.0M
スピッツを初めて利用していただく、ホームグラウンドが柏島のお客様とダイビング。ホームが柏島ってかなり手ごわい。いろいろたくさん生物のいるところだからね。なにを見せてあげたら喜ばれることやら? いろいろ聞きながら見たい生物を模索し、ガイドしていく。

ヒオドシベラ子供やジャパピグ、スミレナガハナダイ、オランウータンクラブ、ヒナギンポ、ミナミギンポ、キンチャクガニなどを観察。浅瀬ではイカの卵を昨日から続けて観察中。今日も覗いてみると3つだけ卵が残っていた。後は全部産まれてしまっていた。

産まれた子イカが近くにいないかなーと探してみると、2個体隠れていたので、そいつらを観察。とてもかわいかったのだ。

    

明日は風があまりよくない・・・・。


Date

2006/6/7

天候 晴れたまに曇ってとうとう雨
気温 26℃ 中潮

水温

25℃

北東から南東

透明度

10〜25M

2.5M
昨日から続けて潜っていただいているお客様3名様とダイビング。今日はアケボノハゼを見たり、ジャパピグを見たり、ヒオドシベラ子供、スミレナガハナダイ、アナモリチュウコシオリエビ、ネムリブカ、ハナゴンベなどを楽しんできました。

浅瀬にはたくさんのイカの卵が産みつけられており、今にも産まれそうでしたが、見ている間には出てきてくれませんでした。翌日にはそのほとんどがハッチアウトしていたので、この日の夜に出てきたんですねー。

    

Iさん、また遊びにきてくださいねー・・・・。


Date

2006/6/6

天候 曇りそして雨
気温 26℃ 中潮

水温

25℃

南から南西

透明度

20〜25M

1.5〜2.5M
土砂降りの雨は今日も止まず・・・・。川から流れ出る赤土色の水が河口付近に停滞しています。なぜか? 海から河口に向かって風が吹いていたからであります。これが反対に河口から海に向かって吹いていたならば濁りはすぐに解消されていくんですけれどね・・・・・。

    

しかしそんな濁りの中、クリアーな海を求めて潜ってきました。水中ではタイジマキンチャクダイ子供が出迎えてくれました。こいつよりも一回り小さい個体もいました。

    

穴の中には大きなショウグンエビも発見。

    

ウミウシではフチベニイロウミウシが鮮やかでした。

    

ヒメエダウミウシといいます。私は初めての出会い。初夏に見られる稀種との説明がありますが、見事にぴったり初夏ですなー・・・。

    

他にはヤッコエイやヤシャハゼ、チンアナゴにスカシテンジクダイ、ナンヨウハギ、フタイロハナゴイ、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、キンギョハナダイ、キンチャクガニなどがいましたよー。


Date

2006/6/5

天候 土砂降り
気温 26℃ 小潮

水温

25℃

透明度

−−M

2.0M
朝から大変な降雨。一瞬にして道路が水浸し・・・・。ただその水の色が赤土が混じっててこんなに汚い。真栄田を偵察に行き、店に帰る途中で撮影した風景です。

  

真栄田から県道に出る曲がり角のさとうきび畑には小さな滝ができていました。ここの水も全部赤土色。ほんまになんとかならないもんだろうか?

  

それらの水が川に集まり、やがて海に出てくると、こんな感じで赤い海になってしまう。国道58号線、ルネッサンスホテルを通り過ぎ、海を左手に見ながら路上駐車して車内から撮影。遠くにかすんで見えているのがムーンビーチホテルです。

  

昨日からのお客さんと潜る予定だったのだが、久しぶりの沖縄訪問に夜の酒が進み、大変な二日酔い状態だったので、海況と照らし合わせて、「無理しないで止めときましょう・・・・」と提案。すんなりOKで、今日のダイビングはなくなりましたとさ。ちゃんちゃん。


Date

2006/6/4

天候 晴れ
気温 26℃ 小潮

水温

25〜26℃

北西から南東

透明度

20M

2.0〜1.5M
久しぶりに晴れた恩納村。休憩しているときもやっぱり晴れていると清々しくてウトウトしてしまう。太陽は偉大だなー。久しぶりに遊びに来てくれたリピーターの方とゆっくりダイビング。

ツバメウオと遊んだり、カマスをほげーぇぇぇぇと眺めたり、オランウータンクラブに遊ばれたりしながら潜ってきました。ウミウシではイガグリウミウシが2個体も巧拙しているのか? していないのか? 微妙なポジションで並んでました。

     

洞窟の前にはスカシテンジクダイが少しだけれど集まっていて夏ももうすぐだなーという気配がビンビン伝わってきていましたよ。シモフリタナバタウオがぜんぜん隠れなかったり、ハナゴイの子供がいたり、ワモンダコを4個体も見たりしました。

     

あ、パンダダルマハゼもいましたし、サンゴの上にはウミグモもいました。

              

明日はまた雨の予報ですよー。


Date

2006/6/3

天候 晴れ
気温 28℃ 小潮

水温

25℃

西から北西

透明度

2〜3M

3.0〜2.5M
第二回恩納村ダイビングフェスティバルのメインの日なのだが、海は悪い。去年も悪かったけれど、今年も悪い。西よりの風なので波もうねりも立っている。スピッツのお客様と相談した結果、開催されるかどうかわからない輪を待っているよりも普通に潜りたい・・・・という意見があり、普通に潜ってきました。

そすがに梅雨時期に降った半端じゃない雨量が原因で透明度は悪かったけれど、いろいろマクロなら楽しめるので楽しんできちゃいました。

ハダカコケギンポは成魚というか大きくて立派な個体に出会えて、フサフサも見事でしたし、オクヨウジもいました。

見たことのないエビがいるなぁぁぁぁ・・・・と思いつつ撮影。図鑑で調べてみたら,どのエビにも合致しなくてけっこう似ていると思うのが、エビジャコの仲間。なんとかエビジャコっていう名前なのかなー・・・・?

                    

フチドリカワハギの大きい個体がいたので撮影。あまり逃げなかったのでゆっくり見られました。

      

砂地に巣を作ってこちらを見ていたのはジョーフィッシュ。まだまだ小さいけれど、これで大人みたいですよ。

                

コブシメかなー? なんせコウイカの子供に間違いありません。

      

抱卵していたのはオクヨウジ。

      

そして久しぶりの出会いだったサラサハタ。冬に見た個体よりも一回り大きくなっての登場です。

     

トガリモエビspです。これからふえてくることでしょう。

     

港によく流れてくるタコクラゲです。

     

ここからウミウシゾーンに突入。図鑑沖縄のウミウシ、286ページのカトリオーナ属の1種という奴でしょう。微妙に違うような気もするが、多分・・・・・・。

               

こいつはホソスジイロウミウシ。たくさん見られます。

      

ジャノメアメフラシは大きく育ちます。こいつも大きかったけれど、もっともっと大きくなるのだ。

      

カラスキセワタの小さい個体がのそのそ移動していました。

                

クチナシイロウミウシはマダライロウミウシ、センテンイロウミウシらと一緒にかたまっていました。あんなにたくさん同じ場所で何していたんだろうねー。

                 

なんだ? このミドリガイの仲間は? ゴクラクミドリガイの仲間という言葉で片付けられてしまうのが現状であーる。

     

綺麗ですねー。ミカドウミウシ子供。ほんと、綺麗だなー・・・・。

     

なんだろうか? と確かめたらルージュミノウミウシでした。ドロップオフの壁沿いなんかでよく見るウミウシだと思っていたらこんな泥地にも出現。生息範囲広いね、あんた・・・・。

                 

セスジミノウミウシはたくさん見られました。

                

シラナミイロウミウシです。普通種ですね・・・・・。

                

うーん・・・・。タマミルウミウシでしょうか・・・・。以前見た個体はもっと大きくて綺麗だったので、水中ではよくわかりませんでした。

           

そしてギネスに挑戦ダイビングはなんとか夕方に170名ほどで輪を作れたとのこと。よかったね。


Date

2006/6/2

天候 大雨と曇り
気温 26℃ 小潮

水温

25〜26℃

南西

透明度

1〜10M

2.0〜2.5M
明日の午前に予約の入っていた体験ダイビングのお客様に連絡したのは二日前。当日は海況が悪くて体験ダイビングできないことが予測されるので一日早めませんか? と問い掛けたところOKの返事をいただき、本日潜ってきました。
体験ダイバーが5名、付き添いファンダイブの方が1名。全部で6名。1人で5名もの体験ダイバーを面倒見るのは久しぶりだ。浅瀬での練習にも時間がかかるが、これを省いてはできない工程なので、しっかり浅瀬で練習。

その間も雨は降る降る。降り続く。
浅瀬で練習している間に振り続いた雨が山の赤土を海まで運んできました。濁った水が生き物のように陸側から徐々に近寄ってきます。

透明度の良い場所を探して、探してダイビング。クマノミが卵を産んでいました。