スピッツログブック
Date |
2004/7/31 |
天候 | 晴れ |
気温 | 33℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
29〜31℃ |
風 |
北西から西 |
透明度 |
5〜12M |
波 |
2.0M |
生物 |
フチベニイロウミウシ、ニセアカホシカクレエビ、ジョーフィッシュ、ミヤケテグリ、セダカギンポ、カクレクマノミ、モンジャウミウシ、イソバナガニ、バブルコーラルシュリンプ、オランウータンクラブ、ミドリリュウグウウミウシ、ハナミドリガイ、オイランヨウジ、モンツキカエルウオ、ヒレグロコショウダイ子供、ミカヅキコモンエビ、ハナミノカサゴ、カスリハゼ、シマオリハゼ、スカシテンジクダイ、ソリハシコモンエビ、スザクサラサエビ、イソギンチャクモエビ、ミヤコイシモチ、クモガニの仲間、コロダイ子供、ホホスジシノビハゼ、ウミウサギガイ、カスリヘビギンポ、ヘコアユ子供など |
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台風のために風向きが西寄りになってしまったが、けっこうどこの海も潜れる。うねりが少しだけ届いてきたけれど、全然大丈夫なのだ。 透明度がかんばしくはないけれど、マクロにはまぁーあまり関係ない。カクレクマノミやソフトコーラルを見てきました。 そのあいまにハタタテシノビハゼをも紹介。一見地味だが、よーくライトアップされるとオレンジのスジが頬にたくさん入っていてとてもきれいなのだ。 また泥っぽいエリアではカスリハゼも。けっこう綺麗に撮れているもんだ。 また砂地の上ではコロダイの子供がピョンピョンと飛び跳ねていました。大きさは5センチくらいでした。 ウミウシではモンジャウミウシもいましたが、写真ではミドリリュウグウウミウシを紹介。ここではもっとも普通種・・・と言っても言いすぎではないが、夏場になるとやっぱり数が減ってきます。 そして図鑑で稀種と紹介されていたフチベニイロウミウシがいましたので、ここに紹介。とても大きなウミウシで10cmぐらいはあったはず。初夏に見られるとの記述もあり、ふむふむと頷くスピッツであります。 数が減ってきたミヤコイシモチたち。白い点々が散在し、とてもかわいいのだ。 サンゴの上ではセダカギンポの子供がこちらを偵察するかのようなポーズ。ムナビレで器用に立っているかのようであります。かわいくてこいつも人気者です。 あいかわらず見られるジョーフィッシュたち。しかし最近はいつ行っても巣穴に蓋がされている。この個体も変な感じで撮れているが、説明すると・・・・・・、巣穴の蓋の石を物色している最中のジョーであります。だから上ではなく、横を向いています。 そしてよくいるのがこーいう感じのジョーであります。真上を向いている奴ね。 こーいうのとか・・・・・。 で、こいつも巣穴が開いてしまったことがとても気になるようで、すぐに蓋を探し始めました。で、近くにあった石を咥えた瞬間をパチリ。デジカメのタイムラグを考えてシャッターを押したら、ピシャリ下のような写真が撮れました。 またミカヅキコモンエビがたくさんいまして、手を出すとたくさんのクリーナーシュリンプが私の手を掃除してくれました。 |
Date |
2004/7/30 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
ナミスズメダイ、ハマクマノミ、アカマツカサ、クレナイニセスズメ、キビナゴ、クマノミ、セジロクマノミ、ハナビラクマノミ、ウミシダウバウオ、ジョーフィッシュ、キンチャクガニ、カノコイセエビ、アンボンクリノイドシュリンプ、ネッタイミノカサゴ、シロブチハタ子供、ヤッコエイ、チンアナゴ、スカシテンジクダイ、ミツボシクロスズメダイ、クマノミ、ウツボ、スザクサラサエビ、ハナミノカサゴ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ムレハタタテダイ子供、ワニゴチかな?、オトヒメエビ、ナンヨウハギ子供、ヤノダテハゼ、クマドリイザリウオなど |
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えーとこの日は忙しくって、全部でダイバーが7名ほどいまして、2グループに分かれてのダイビングとなりました。 1本目では南国らしいブルーな海中に白い砂地。岩の周囲に群れるスカシテンジクダイ・・・という癒し系ダイビング。砂地ではヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、ヤノダテハゼと、ここのポイントの定番を観察。他にはヤッコエイもいました。また岩の周囲でムレハタタテダイの子供やナンヨウハギの子供もいました。ナンヨウハギの子供の写真はTさんから送られてくるかなー? はい。送られてきました。どうもありがとうございます。ここでは他にクマドリイザリウオもいましたよ。 2本目では岩の亀裂に侵入。Kさんご家族はこちらの方がお気に入りだったようで、穴派なのかな? ここではキンチャクガニを観察。だが、片手のみにイソギンチャクを持った個体でした。お客様のSさん自身でもキンチャクガニを発見されていました。たくさんいるんだなー・・・・。 そしてここでは一箇所にハマクマノミ、クマノミ、セジロクマノミ、ハナビラクマノミが集まっていてとても楽しい場所でした。ウミシダには緑色系のアンボンクリノイドシュリンプもいました。 |
Date |
2004/7/29 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
チンアナゴ、ノコギリハギ子供、スカシテンジクダイ、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、ノコギリダイ、ニセアカホシカクレエビ、シモフリタナバタウオ、サザナミフグ、ヨゴレダルマハゼ、アカテンコバンハゼ、モンガラカワハギ、ハナビラクマノミ、クマノミ、ヒメオニオコゼ、キビナゴ、チンアナゴ、デバスズメダイ、ヒトスジギンポ、カクレクマノミ、イシガキダイ、ハマフエフキなど |
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今日はご夫婦のSさんお2人だけとなったので、リクエストに従いちょっと遠出。サンゴに囲まれてほげーぇぇぇぇぇぇぇぇと漂ってきました。 サンゴの隙間にアカテンコバンハゼやヨゴレダルマハゼなどを確認。アンカーブイ付近ではノコギリハギの子供がかわいかったし、サザナミフグとは頻繁に出会えました。 また砂地の上ではヒメオニオコゼが毒のある背びれをブンブンとこちらに向けていたし、サンゴのくぼみにはヒトスジギンポの姿も見られましたよ。 |
Date |
2004/7/28 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
12M |
波 |
1.0M |
生物 |
シマウミヘビ、ハリセンボン、クマノミ、ロクセンスズメダイなど |
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講習でした。透明度はあいにく濁っていたのですが、講習生はあまりそのこととは無関係に楽しんでおられたようでした。講習で3本のダイビングを終了。 ラストにちょっと撮らせてもらったヒレグロコショウダイの子供を紹介。 もうこんな季節だ。これからもっといろんなコシヨウダイの子供が頻繁に見られることを願う。 講習生のSさんたちは、とても上手で私は大助かりでした。がんばって続けてくださいませ。 |
Date |
2004/7/27 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
ヘコアユ、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、ミゾレウミウシ、イシガキカエルウオ、クマノミ、クロユリハゼ、アカククリ、ウコンハネガイ、モンツキカエルウオ、ハタタテシノビハゼ、カイメンガニ、カマス、クマノミ、ツマジロオコゼ、キビナゴ、アオヤガラ、ヘラヤガラ、ハタンポ子供、ヤイトギンポ、オドリハゼ、バンダダルマハゼなど |
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今日のお客様はスピッツの講習卒業生。前日までは那覇からケラマに潜りに行かれていて、最後スピッツで恩納村周辺もカバーするというソツのないダイブプランであります。 ケラマに比べるとサンゴも少なくてちと寂しい感は否めないが、まぁーそんなこと嘆いていもしようがない。ないものはない。現状の海をはりきってガイドしていくのだ。 しかし今日の海はキビナゴがとても多くて、大変賑やか。中層にどかんと大きな雲のようにたまっているのだ。 そしてそれらを食べようとたくさんのヘラヤガラにアオヤガラがウロウロ徘徊していました。 アップで群れに寄って撮影してみると、とてもメタリックなキビナゴのボデェーラインが強調されて、なんか海の中の写真とは思えなくなってしまうが、まぎれもなく魚の群れであります。 他にはツマジロオコゼやヤイトギンポ、オドリハゼにパンダダルマハゼたち。またヘコアユやハナゴンベ、モンツキカエルウオもいましたよ。 |
Date |
2004/7/26 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
29℃ |
風 |
南 |
透明度 |
25〜30M |
波 |
1.0M |
生物 |
ミナミウシノシタ、チンアナゴ、スカシテンジクダイ、クマノミ、キンギョハナダイ、ヤシャハゼ、キリンミノカサゴ、キビナゴ、ムロアジ、クマドリイザリウオ、ナンヨウハギ、ウルトラマンホヤ、アジアコシヨウダイ若魚、カノコイセエビ、ダンゴオコゼ、カクレクマノミ、カスリフサカサゴ、コホシカニダマシ、ピグミーシーホース、ノコギリダイ、イソマグロ、アカマツカサ、ナポレオン、ゾウゲイロウミウシ、センテンイロウミウシ、ハナミノカサゴ、ブダイの産卵行動など |
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今日は午前と午後でご夫婦が入れ替わるスケジュールでダイビング。午前にご主人が2本。午後から奥様が1本。子供を交代で世話しながらのダイビングなのだ。 海中は透明度も良く、潜っているだけでもなかなか気持ちいいのだ。大物では写真はないが、イソマグロやナポレオンに遭遇。 小物では岩陰にアジアコシヨウダイ若魚が。1度見つけるとしばらくは動かない魚なので、ガイドさんには嬉しい魚。 サンゴの隙間で見られるカスリフサカサゴ。けっこうかわいくて人気者であります。 蛍光グリーンに光るイソギンチャクに座りこちらを見ていたコホシカニダマシ。「くまで」のような手で食事を集めて食べていました。 ウミウシではセンテンイロウミウシ。赤いバージョンの方が頻繁に見られます。このタイプはあまり見ないです。 ゾウゲイロウミウシも見られました。 砂の上に巣を作り、卵を産み、育てていたツマジロモンガラ。しかし悲劇はこの巣がダイバーの通り道にぴったりはまってしまったということであーる。ダイバーが接近すると威嚇するモンガラ君。ダイバーも迷惑だが、モンガラ君にも大迷惑。なんでこんな場所で産卵してしまったのか・・・・・。無事に孵化することを願って止まないスピッツでした。 浅瀬ではクマドリイザリウオも確認。ずーっと見られているし、当たり前だがどんどん大きくなっていく。いつまでもここにいてほしいものであります。 そして私は初めて見た、黄色のピグミーシーホース。ふむふむ。なるほど。黄色いホストにやっぱりついているんだなー・・・・。勉強になりました。 かわいい生物がたくさん見られて楽しいダイビングでした。 |
Date |
2004/7/25 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、ベニヒレイトヒキベラ子供、アカハチハゼ、レモンスズメダイ、ハタタテハゼ、ハリセンボンなど |
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午前は体験ダイビング。午後からは講習。いろんなタイプのお仕事が入っていて、「夏」という感じありありであります。 講習の方がちょっと遅れるとのことだったので、1人でふらふらネタ探しに行って来ました。こーいう時でしか行けないような場所に潜降。 深場ではアケボノハゼやスジクロユリハゼがいる。ふむふむ。しかしこれといって、収穫はないなー・・・。岩の上にベニヒレイトヒキベラの子供がいたので、撮ってみました。 また比較的子供だと思われる色の鮮やかなハナゴンベがいました。が、ちょっとピンボケ・・・・。残念。 ハナミドリガイがいたので、撮ってみたら・・・・・。ミヤケヘビギンポかなー・・・・、そう思われる魚も一緒に写ってくれました。特に意識して一緒に撮影したわけではないが、なんかいい感じに仕上がっている。無欲はすごいねー。 そして小さな、小さなウミウシがいたのたが、図鑑で見るとシロウミコチョウというらしい。 指の大きさと比較してもらえれば、その大きさがわかると思うのだが、ホンマに小さい。まぁーウミコチョウは小さいけれどね。 図鑑によると、よく見られるタイプの本種の色は白色らしい。それでシロウミコチョウと名づけるのを提唱されているのだが、今回のものは黄色。黄色の方が稀種らしい。ふむふむ。私もはじめてみました。 |
Date |
2004/7/24 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
ホタテウミヘビの仲間、ハナビラクマノミ、ミツボシクロスズメダイ、マンジュウヒトデ、セジロクマノミ、オトヒメエビ、アカヒメジ、ヨスジフエダイ、ハマクマノミ、ミナミホタテウミヘビ、ロクセンスズメダイ、モンダルマガレイ、カクレクマノミ、ヤマブキスズメダイ、クマノミなど |
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この日のお客様は3名。1本目、エントリー当初は穏やかな流れだったのだが、徐々に流れ始め、後半はかなり流れてきました。穴のポイントだったのだが、穴にも入らず、リーフの上でウロウロ。 しかしこの1本目があったからこそ、2本目のダイビングを心底リラックスして楽しめまして、まぁー終わり良ければすべて良し・・・ということで、よっしゃよっしゃというダイビングでした。 水中ではミナミホタテウミヘビがいたり、ヨスジフエダイが群れていたり、モンダルマガレイがザザザッと徘徊したりしていました。 |
Date |
2004/7/23 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
モンツキカエルウオ、イソギンチャクエビ、オトヒメエビ、キンチャクガニ、オニカサゴ、アカハチハゼ、ハリセンボン、ムギワラエビの仲間、ハタタテシノビハゼ、ヤマブキハゼ、モンハナシャコ、クビアカハゼ、カゲロウカクレエビ、ハタタテハゼ、ミナミハコフグ子供、カノコイセエビ子供、ヒバシヨウジなど |
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今日は久しぶりにちょっとゆっくり。マンツーマンでガイドなのだ。しかも2ダイブということで、さらにのんぴり。最近ずっと紹介しているイソギンチャクエビのペア。ようやく私も写真に撮れました。 風がだんだん南から東にそして西に・・・・・。あまり良くない方向に傾いてきた。でもまだまだ風力は弱く、波は低い。 前回潜ったときも見たミナミハコフグの子供。今日も同じような場所にいました。 そして植えの写真の個体よりもさらに小さな個体がまたもや今日もいました。こいつもほとんど同じ場所で確認できました。近くにはカンムリベラの子供のペアも。 ミナミハコフグの小ささをご理解いただくためにベニハゼをフレームに入れて撮影してみました。と、いうのはまったくの嘘で、遠くからズームして適当にシャッターを切ったら、こんな感じに仕上がっただけである。そのくせベニハゼもはっきり写っていて、なかなかよろしい。一眼レフでこんな写真撮ろうと思ったら、それこそホンマにホンマに大変なのだ。 ずっと同じ場所でここ3年くらい動いていないムギワラエビの仲間。けっこうインパクトがあるのか、紹介するとお客様のリアクションはかなりいいです。「うぉっ!」とか、「んんんぅむ」などよくわからないうめき声が聞こえます。 モンツキカエルウオは全部で4個体を確認。でも見やすい奴は1個体だけかな・・・・。あとはすぐ隠れるね。しかし北から北西の風ということで、風波に揺すられ、撮影は大変でありました。 そしてこのキンチャクガニ。なんか手に挟んでいるカニバサミイソギンチャクがおかしいような気がする。こんな緑色ついてたっけ? 普段見ているキンチャクガニのポンポンは真っ白で色なんてついていなかったと思うんだけれどなー・・・・。 もしかして、こいつ適当なイソギンチャクを挟んでお茶を濁しているのかなー・・・・。 うーん・・・・。久しぶりに見たぞ。ヨコシマエビ。このエビを見てしまうと、ついモーニング娘。の「ハッピーサマーウェディング」を思い出してしまう。わかる人にはわかる手の動きなのだ。ヤイヤイヤー。移動速度は速い。もしかしたらキンチャクガニやフリソデエビよりも速くて、1番このエビが紹介しにくいと思うのだが、他のガイドさんはうまく見せているのかなー・・・・・。 うーん・・・。ゴマフナマコかな? 放精していました。この間砂辺でも昼間に放精していたな・・・。高々と持ち上げられたナマコの頂上から白い煙が出ているのが確認できるだろうか? そして今日のヒットかな・・・・。私ははじめてみました。こんなの図鑑に載っているのかな? とワクワクしつつ図鑑を見ていると、新称としてアカズキンリュウグウウミウシという名前が載っていました。けっこうかわいらしい名前である。稀に見られるとのこと。ふむふむ。たしかに稀だ。 うーん・・・。もう一種類は名前がよくわからないな・・・・。キヌハダウミウシの仲間だと思うのだが、イマイチよくわからない。誰かわかる人がいたらメールで教えていただければかなり助かります。 ここのポイントは稀なウミウシによく当たります。フリソデエビも狙っていましたが、今日は空振り三振バッターアウトでした。そうそううまくはいかないのだ。 |
Date |
2004/7/22 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
ツバメウオ、クマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、ハタタテハゼ、ミツボシクロスズメダイ、ハマクマノミ、シラヒゲウニ、サザエ、シャコガイ、ナガレハナサンゴ、アマミスズメダイ、イソギンチャクエビ、アカマツカサ、ハタンポ、ハリセンボン、ナマコマルガザミなど |
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今日はスピッツ講習卒業生が2人と友人のねーさんの全部で3人。のんびり午前に2ダイブで終了です。みんな経験本数が50本も行っていないので、ゆっくり移動し、わかりやすい生物の紹介に終始。クマノミたちやミツボシクロスズメダイなど。ハタタテハゼはこーいう時の神様である。浅いところにいるし、いろんな場所にいるし、隠れてもすぐに次の個体がどっかにいるし・・・・、助けていただいているのだ。 |
Date |
2004/7/21 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
南東から北東 |
透明度 |
15M |
波 |
1.0M |
生物 |
ジョーフィッシュ、ツバメウオ、カマス、キンチャクガニ、パンダダルマハゼ、シマウミヘビなど |
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講習2日目である。そこにダイブマスター講習中のYさんも加わり、コンパスやホバリングがスムーズに進んでいく。生徒のOさんは海洋実習の1本目からカエルウオなどに興味しんしんの将来有望なマクロ派ダイバーである。なので講習の途中の水中ツアー中であるにもかかわらず、キンチャクガニを見せてしまった。いや、私は見せるつもりはなかったりのだが、ダイブマスター講習中のYさんが見つけてしまったのだから、これはもう紹介するしかないでしよう・・・・・。予想通りOさんのリアクションは良かったです。パンダダルマハゼも食い入るように見ていました。 午後からはファンのお客様も参加し、ジョーフィッシュなどを観察しました。 |
Date |
2004/7/20 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
南から南東 |
透明度 |
15M |
波 |
1.0M |
生物 |
講習・・・・、ヘコアユの子供がいたな・・・。 |
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本土で学科だけを済ませて、プール実習と海洋実習だけをスピッツで担当する講習のはじまりであーる。生徒は1人。つまりマンツーマン。しかも生徒はスノーケリングをしたことも、体験ダイビングをしたこともある水慣れしたOさん。 予想通り、すべての実習がスムーズに運び、生徒さんも潜っていて楽しそうだし、私は楽だし、いやー、いいねー。 |
Date |
2004/7/19 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
27〜30℃ |
風 |
南 |
透明度 |
5〜15M |
波 |
1.0M |
生物 |
ホホスジシノビハゼ、ミカヅキコモンエビ、カスリハゼ、クロオビハゼ、スカシテンジクダイ、ノコギリハギ子供、ミナミハコフグ若魚、ソリハシコモンエビ、ヤツシハゼ、ミヤコイシモチ、モザイクウミウシ、ニジギンポ、ムラサキヤドリエビ、オイランヨウジ、セソコテグリ、ミナミコブヌメリ、ジョーフィッシュ、オランウータンクラブ、サキシマミノウミウシ、アカハチハゼ、ムカデミノウミウシ、サンゴテッポウエビ、モンツキカエルウオ、ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ササハゼ、カゲロウカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、イガグリウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、クマノミ、セダカギンポなど |
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今日もリピータさんたちとだらだらしたダイビングが続いていく。あるお客様はあまりウミウシに興味はなく、あるお客様はウミウシ好き。こーいう場合はバランスにとても困る。でも、まぁー見たくない奴は見なければすむのだし、見つけたウミウシはとりあえず全部見せるようにはしているのだが・・・・。 で、小さくて色のきれいなサキシマミノウミウシがいました。これぐらいなら、そんなに気持ち悪くないのではないだろうか? 大きさは1.5センチくらいです。 そして不自然なまでにくっきり鮮やかに撮れてしまったモザイクウミウシ。奇妙な模様と色配分のウミウシである。これは綺麗だと思うのだが、お客様のYさんにはどのように映ったのだろうか? 訊くの忘れたな・・・・。 そして最近見かけるミヤコイシモチ。初めて見つけたときは子供だったが、だんだん大きくなって今では立派な大人になっている。白い水玉パンツがかわいいです。 モンツキカエルウオは今が繁殖のシーズンなのでしょう。普段は見せてくれない黒っぽい体色。ノーマルカラーの奴とペアになって、同じ巣穴を行ったり来たり、出たり入ったり。入ったかと思えばクォックオックオッと遠吠えでもしているかのような顔つきで口をパクパク。巣の中ではいったいなにが起こっているのかなー? 穴から首がどんどんせり上がってきます。見ていてとてもおもしろいのだ。 底に落ちていた古い貝殻を巣として使っているニジギンポに出会いました。なかなか隠れず、かといって巣からも出ず、観察するにはもってこいの生態でありました。 オイランヨウジは全部で3個体を確認。そのうちの1個体は丸見え全開。穴からグングン出てきましたよ。 サンゴの隙間に隠れていたのはセダカギンポ。こいつの大きさは4〜5センチだったかな・・・。それとは別に2センチぐらいの個体もいました。だけどすぐ隠れちゃってお客様には紹介できませんでしたけれど。 ちょっと泥っぽい場所に行ってみると、ヤツシハゼがペアでいい色を出していました。共生エビだってペアで泥をかき出す、かきだす・・・・。きっとログを見ているお客様のAさんは写真を見て驚いているのではないだろうか? 肉眼でこのヤツシハゼを見ていてもこのような斬新な色はなかなか見えてこない。ピシッとライトを当てて見ないとなかなか見えてこないのだ。 私が水中でボードにここがきれいなんです・・・・と書いた腹ビレの裏側の色とはこんな感じであります。次回はぜひライトも持参していただければ、なおさらに泥ハゼが楽しめますよ。 写真には撮っていないが、ジョーフィッシュは大人も子供もわんさかいるのだ。子供は白色でなかなか見えにくいが、その顔の大きさは鉛筆の太さぐらいであります。そんな小さいスペースにもちゃんと顔があり、表情があるところまで見えれば、ジョー観察はなおさらにおもしろくなるのだが、まだまだ警戒心が強く、あまり寄らせてくれないので、ちょっとね・・・・。 |
Date |
2004/7/18 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
27〜29℃ |
風 |
南 |
透明度 |
20M |
波 |
1.0M |
生物 |
イシヨウジ子供、ムギワラエビの仲間、ミナミハコフグ子供、ハナミノカサゴ子供、ジンガサヒトエガイ属の一種、ヒバシヨウジ、キンチャクガニ、スミレナガハナダイ、コモンウミウシ属の一種、ミゾレウミウシ、タツノオトシゴの仲間、コナユキツバメガイ、キビナゴ、オレンジウミコチョウ、ヤッコエイ、バルタンシャコ、モザイクウミウシ、イロブダイ子供、イソギンチャクエビ、フリソデエビ、ネッタイミノカサゴ子供、モンツキカエルウオなど |
||
お客様みなさん潜りまくりで、日々3本の連日。今日は体のためにも、深場に消えるのは止めて浅い場所でウロウロしましょう・・・・・ということで、じっくり生物捜索アンド観察。 浅瀬ではコチがハギを食べている瞬間をみんなで見てしまった。咥えた瞬間は見れなかったのだが、しっかりと口に頬張り、その鋭い歯はガシガシとハギに食い込む。飲み込み瞬間までは見なかったのだが、弱肉強食のリアルな光景にお客様もいろんな感想を言っていたのだが、こーいうことでいろんなインプレッションを受けるのもダイビングの楽しさであろう。 そしてまだいるかなー・・・・・と心配しながら見に行ってみると・・・・・、なんとまだいやがる!! いや、いやがった。いやいや、おられましたぜ、旦那様!! タツノオトシゴの仲間がほぼ同じ場所でくるりくるりと回転しているではあーりませんか・・・・・。すごいなー・・・・。素晴らしいじゃーあーりませんか。チャーリー浜だけではなく、シマキジョージまでもが言わずにはいられないような展開。 お客様みんながそれぞれ納得のいくまで観察。なんせ小さくてペラペラなのでわかりにくい。このダイビングはもうこのネタだけで十二分。おなかいっぱいのような気もしたのだが、他にはコナユキツバメガイやオレンジウミコチョウなどもいましたよ。 また3本目ではミナミハコフグの子供を確認。いやー、かわいいなー、と思っていたら近くにさらに小さなミナミハコフグの子供を確認。写真はそいつであーる。 またここのポイントでは私も初めて見たジンガサヒトエガイ属の一種をお客様が発見。素晴らしいぜ、Aさん。Aさんに教えてもらった時は、黄色いウミウシにカイメンのようなものがへばりついているのかと思い、それを取ってあげようと思ったのだが、ゆっくりはがそうとしてもはがれないばかりか、ウミウシの身までもが引っ付いてくる。 おやおや・・・・。 これはおかしい。そのままそっと底に置いて、観察していると、もそもそ移動しはじめました。 むむむむむむ・・・・。確かにジンガサのようなものを背中にしょっているではあーりませんか? なんなんだ、このウミウシは? 図鑑で調べると稀に見られる稀種らしい。そうだろう、そうだろう。こんなの私も初めて見た。 英名はスモール・アンブレラ・シェルというらしい。ふむふむ。なるほど。英名らしいネーミングだ。 そしてここからはお客様の写真。今日はフリソデエビもじっくり見れました。最近見ていた子供の子供・・・という小さなサイズではなくて、けっこう大人な個体でしたが、まだまだ色に安定感はなく、あどけなさは隠しきれない・・・・という個体。かわいいことに変わりはないのだ。 お客様が撮影されたジャパニーズピグミー、勝手に略してジャグミー。しっかり目にピントが合っているかわいい写真であーる。 お客様は背中もしっかり捉えておられました。背中に2つ、イボのような羽のような・・・、なにか突起物がありますね・・・・・。なんだろうか? と、いうことで1本目にフリソデエビ。2本目にジャグミー。3本目にキンチャクガニとジンガサヒトエガイ属の一種と・・・・、アイドルがそれぞれに登場していただき、ダイビングの充実度ははかりしれない。楽しかったよー。 |
Date |
2004/7/17 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
27〜29℃ |
風 |
南 |
透明度 |
20M |
波 |
1.0M |
生物 |
ウメイロモドキ子供、コシオリエビの仲間、タテジマキンチャクダイ子供、ヒトスジギンポ、フタイロカエルウオ、スイジガイ、ワニゴチ、オビテンスモドキ子供、ミヤケテグリ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、ヒレナガネジリンボウ、チンアナゴ、ヤッコエイ、スカシテンジクダイ、ベンケイハゼ、クマノミ、スザクサラサエビ、ゴマモンガラ、クマドリイザリウオ、ウルトラマンホヤ、カノコイセエビ、クビナシアケウス、アジアコショウダイ子供、カンムリベラ子供、ユカタハタ子供、アカマツカサ、ハタンポ、ノコギリハギ子供、ダンゴオコゼ、カクレクマノミ、カスリフサカサゴなど |
||
いつまでも続きそうな素晴らしい天候。波も穏やかで、潜りやすい日々が続いております。1本目ではキンチャクガニこそいなかったものの、先日のポイントと同様のネタが今日も健在。アジアコショウダイの子供やカスリフサカサゴ、ダンゴオコゼなどの定番と共に、クビナシアケウスがいました。 2本目、3本目は砂地に潜り、まったりのんびりハゼ観察。ヤシャハゼやヤノダテハゼをたくさんたくさん観察し、ヒレナガネジリンボウもいたし、その隙間にはオニハゼや下の写真のような腹ビレに模様の入っているダテハゼの仲間などもいました。 他にはタテジマキンチャクダイの子供やオビテンスモドキの子供、ウメイロモドキの子供など子供がいっぱい。沖の根ではスカシテンジクダイがたわわに群れて、ぼぉーっとしているだけで十二分。 しかもクマドリイザリウオまでいてしまっては、こりゃーたまらん。 見やすい場所ではなかったけれど、観察するには十分な場所に座ってくれていたので、よっしゃーという感じ。しかし3本目にもう一度同じポイントに潜って探しに行ったら、もうわからなくなってしまった。隠れるのうまいなー・・・・。 |
Date |
2004/7/16 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
26〜29℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
8〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
オドリハゼ、ユキヤマウミウシ、メレンゲウミウシ、コクチフサカサゴ、イガグリウミウシ、オニダルマオコゼ、イロブダイ子供、キムラベニハゼ、カイメンガニ、イザリウオ、ツバメウオ、シモフリタナバタウオ、クマノミ、ミヤケテグリ、ツマジロオコゼ、パンダダルマハゼ、ウミシダヤドリエビ、カマス、ハマクマノミ、ロクセンスズメダイ、ヨスジフエダイ、ミナミホタテウミヘビ、ヒメオニオコゼ、ムカデミノウミウシ、モンダルマガレイ、ヤイトギンポ、ハタンポ、リングアイジョー、ヤマブキハゼ、コシオリエビの仲間、ハマフエフキ、キンチャクガニ、サビウツボなど |
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今日は午前と午後でお客様が入れ替わり、私は4ダイブ。午後からは浅め、浅めで減圧症には気をつけねば。水分を取り、休憩を取り、安全ダイビングを心がけたい。ずーっと潜りっぱなしだからね。 1本目ではピグミーを再び探してみたのだが、徒労に終わってしまった。途中32M付近にお絵かきボード「せんせい」が放置されているではないか? 上から見たところ、名前も書いていないし、まだまだ使えそうなボードだし・・・・、あの深さに潜るのはつらいが、ちょっと取ってくるか・・・・、使えるボードだったら儲け物だし・・・・、そう思い、お客様には待ってもらって急速潜降。 「せんせい」ボードをゲット。よっしゃー。手にとってふと裏を見てみると、ご近所ショップの知っているイントラの名前がでかでかと書かれているではないか!! マイガッ!! 私のこの潜降は・・・・、32Mというこの深度は? いったいなんのためだったのだろうか? うーん・・・・。つらすぎる現実を引きずりつつガイドにもどったのでありました。 キンチャクガニはお腹にたわわな赤い卵を抱えていました。こちらを警戒しながらもイソギンチャクの位置は通常よりも下。卵の前である。それこそまさにボデェーを守るボクサーのようであります。 たくさんの子供キンチャクガニが生まれることを希望して止まないのは私だけではないはず。 コシオリエビの仲間は最近よく見かける。まぁー冬でもいるし、夏でもいるんだけれどね。 お客様が見つけたタヌキイロウミウシ。でかくてインパクトは十分であります。 穴から顔を出していたヤイトギンポ。つぶらな瞳はいつ見ても健在なのだ。 砂地を歩いていたのはスミゾメキヌハダウミウシか? ちょっと黒くて小さくて特定は難しい。 午後からはツマジロオコゼが2個体も。 イロブダイの子供も最近はよく見かけます。大きさは1センチぐらいでした。1度見つけるとしばらくはだいたい同じ場所で見られるのでありがたいネタであります。 わりと大きなシモフリタナバタウオ。寄りすぎて画面いっぱいに撮れてしまった。そのまま載せるのは芸がないので、シモフリタナバタウオのパーツだけをクローズアップ。ちょうど背びれの模様の部分であります。 そしてまだ見られるイザリウオ。この日は実にわかりやすい場所にいました。もうちょっとわかりにくい場所を選びなさい・・・・とアドバイスしたくなる場所でした。この日以来、あまり探してはいないが、ちょっと探すだけでは見つからなくなってしまった。どこか遠くに消えてしまったのだろうか? 心配だ・・・・・・。 |
Date |
2004/7/15 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜29℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
20M |
波 |
1.0M |
生物 |
マガキガイ、ソメンヤドカリ、タコ、オオサンゴサラサエビ、ミミイカ、ヤシャハゼ、チンアナゴ、ヤッコエイ、スカシテンジクダイ、キンギョハナダイ、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ、コノハガニ、タテジマキンチャクダイ子供、ウメイロモドキ子供、オニダルマオコゼ、カノコイセエビ、キンチャクガニ、オトヒメウミウシ、アジアコショウダイ子供、ルージュミノウミウシ、ダンゴオコゼ、ドクウツボ、ハナビラウツボ、カクレクマノミ、カスリフサカサゴ、アカホシカニダマシ、ピグミーシーホース、スミレナガハナダイ、ゾウゲイロウミウシ産卵中、サンゴテッポウエビ、レモンスズメダイなど |
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しょうこりもなく今日も晴れてしまった沖縄本島。海もペタペータ。どこにも行き放題、潜り放題のウヨレイヒーであります。 まずはアジアコショウダイの若魚を紹介。大きさは8センチぐらいかなー・・・。程よい大きさで観察にはもってこいなのだ。皆で見ても逃げないし、いいネタであります。 サンゴの隙間にはダンゴオコゼが・・・・。写真に顔まで撮れればよかったのだが、この魚はなかなかそうはいかない。撮影には比較的サンゴの隙間が広いものを選びたいし、上を向いている個体を探したい。サンゴの少なくなった昨今では、見られるだけでラッキーと思ってしまうのだが、理想は高く持ち、探し続けようではあーりませんか。 変な色のハリセンボンがフラフラしていました。なんか弱っています・・・・オーラが出ていましたけれど。 アミメミノカエルウオかなー・・・・。いっぱいいるんだけれど、カエルウオに詳しい図鑑ってあまりないよね。子供から大人までたくさんたくさん見られました。 カスリフサカサゴもたくさん見られました。お客様が恐竜みたい・・・と言っていたが、まぁーそーいう顔にも見えるかな・・・・。 今日も見られたキンチャクガニ。移動のスピードはけっこう速い。ブレブレ写真の出来上がりなのだ。 キンチャクガニの近くでのそのそ移動していたオトヒメウミウシ。体の中で光っている赤色はなんなのだろうか? ルージュミノウミウシという粋な名前がついている奴。ドロップオフの壁をのそのそ移動していました。サイズは2センチくらいで小さいのだが、とてもきれいなウミウシであります。 ドロップオフの壁では丸見えーな場所でゾウゲイロウミウシが産卵中でありました。黄金色の卵を巻き込むように産み付けていました。見ている私たちもヒィーヒィーフゥーと知らず知らずのうちにラマーズ法呼吸になってしまうのは自然の成り行き。 岩陰にはウメイロモドキの子供がひっそり暮らしておりました。この頃のウメイロモドキの子供はモルディブのエバンスというハナダイによく似ている。うん。うん。ほんまに似ている。 砂地に降りると見渡す限りのヤシャハゼたち。いっぱい、ホンマにいっぱいいる。それらの間にはヒレナガネジリンボウもヤノダテハゼもいる。しかも水深は浅い。うんうん。素晴らしいポイントだ。 昨日から探しまくっていたピグミーシーホース。ようやく今日になって発見。ここでは一度に10匹以上を確認。お腹の大きな個体も多く、どんどん産卵していっぱい子供が増えてほしいです。 のんびり3ダイブできて、お客様も楽しそうでした。 |
Date |
2004/7/14 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜29℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
20M |
波 |
1.0M |
生物 |
スミレナガハナダイ、キンチャクガニ、シンデレラウミウシ、ハナミノカサゴ、クマノミ、ウミシダウバウオ、アンボンクリノイドシュリンプ、アカマツカサ、ハタンポ、アカククリ、ベンケイハゼ、ウミウシの卵、アカホシカニダマシ、ハナゴンベ、ユキヤマウミウシ、ネムリブカ、アカテンイロウミウシ、タツノオトシゴの仲間、ノコギリハギ子供、ヒレグロスズメダイ子供など |
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今日はピグミーシーホース狙いの一日でしたが、ものの見事に空振り三振バッターアウトなダイビングでした。お客様には申し訳ない。 ウミウシではユキヤマウミウシが最近よく目に付く。 まだまだ見られるアカテンイロウミウシ。綺麗な色使いでとてもお客様受けがいい。コンシボリガイクラスの人気である。 アカホシカニダマシはペアでこちらをハスに見ながら食事にいそしんでおられました。写真は大きい方の個体です。 岩穴の奥から逆さまになってこちらを見ていたベンケイハゼ。ピントが合い、シャッターを押した瞬間飛び上がりやがって、ボケた写真になりました。とほほほ・・・・。 大きなウミシダウバウオがでぇーんとウミシダに座り込み、 ヨコシマのアンボンクリノイドシュリンプがブクブク太って、のそのそ移動していました。 浅瀬にいた名前のわからない魚たち。今が旬なのかいっぱいいます。 小さすぎて名前のよくわからないギンポやカエルウオたちもたくさんいました。 こいつはすでに成魚となり、メスを誘惑しているロウソクギンポであります。 全身が出てくるとこんな感じ。こーいう魚は顔だけ見ているのがいいねー。全身見てしまうと、かわいさは半減してしまう・・・と思っているお客様が多いみたいだが、全身をよく見てから判断してほしい。どうよ? そして、見よ。再びめぐり合ってしまったのだ。タツノオトシゴの仲間に。こいつは、6/23に出会った奴と同じ個体ではないだろうか? あの日以降も同じ現場を通るたびに、いないかどうかチェックしていたのだが、まさかほんまにもう一度出会ってしまえるとは・・・・。 感動のあまり、そこそこ撮れていた写真をどしどしアップしてしまう。 肉眼で見ると、真っ白のボデェーカラーでした。 背中になんか付着していますね。なんだろうか? とりあえずまた現場を通過したら、探してしまうだろうし、お客様にも説明して、探すことを了承してもらうだろう。それぐらいその小ささにびっくり、薄さにびっくりしてしまう生物ですぜ。今となってはピグミーよりもインパクトはでかかったっす。 |
Date |
2004/7/13 NEW |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
26〜29℃ |
風 |
南から南東 |
透明度 |
5〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
ツバメウオ、リングアイジョー、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ミヤケテグリ子供、シロウサギウミウシ、ハマクマノミ、ハタタテシノビハゼ、イザリウオ、オドリハゼ、カマス群れ、チョウチョウコショウダイ若魚、キビナゴ、ハタンポ、アカマツカサ、ヤイトギンポ、サザナミヤッコ、パンダダルマハゼ大人と子供、アオリイカ、シモフリタナバタウオ、ニセアカホシカクレエビ、ジョーフィッシュ、モンツキカエルウオなど |
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いつまでこの暑さはつづくのだろうか? と不安に感じずにはいられない太平洋高気圧のがんばりようであーる。ここしばらくは天候の心配をする必要がないことはありがたいが、干からびてしまいそうな太陽光であります。しかし内地はもっと暑いということで・・・・、皆様沖縄に避暑に来てみてはいかがなものか? いつかそーいう時代がホンマに来るかもね。 水中の透明度はそんなに良くはなかったのだが、中層にはキビナゴがたわわに群れていました。いろんな形に群れが変わり、見ているだけでおもしろいぞ。 ジョーも見たし、イザリウオも見れました。パンダダルマハゼは子供もっぱいいますが、ペアの個体は卵を産んでおり、その世話をしている様子が実に微笑ましい。
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Date |
2004/7/12 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
20〜30M |
波 |
1.0M |
生物 |
カノコイセエビ、イソバナガニ、アカマツカサ、ハタンポ、オトヒメエビ、ハナミノカサゴ、ニジョウサバ、ハナビラクマノミ、ダンゴオコゼ、ウミウサギガイ、カクレクマノミ、ヤシャハゼ、ヨスジフエダイ、キンギョハナダイ、フタイロハナゴイ、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、スカシテンジクダイ、ウイゴンベかな? 、チンアナゴ、ナンヨウハギ、ヒメオニオコゼ、タヌキイロウミウシなど |
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ええ天気やー・・・。これでもか!! とばかりに降り注ぐ太陽が肌に痛々しく、三十分も直射日光を浴びたお客様の肌はみるみるうちに赤く火傷状態になってしまう、昨今の沖縄本島地方。夏がドカッ! と押し寄せてきやがりましたぜ、親分!! てぇーへんだ、てぇーへんだ。 UVケアや防太陽コートなんぞを活用しながらもダイビングは続いていく。見よ、この下の写真を。 ブルーな水中にヨスジフエダイの黄色とキンギョハナダイの赤が散在し、南国気分は益々トロピカーン。あなたのハートはトレビアーン。ドイツのGKはオリバーカーン。モンゴリアンチョップはキラーカーン・・・てなもんですぜ、先輩。ああぁぁぁぁぁぁ、・・・・・・・・。 ナンヨウハギの子供もいました。かわいいなー。大人よりもやっぱり子供の方がかわいいっす。 他にはヒメオニオコゼや、タヌキイロウミウシ、ヤシャハゼの定番アイドルに加えて、久しぶりに見たダンゴオコゼ。そしてウミウサギガイ。キビナゴが中層で群れ群れ状態。そこにイソマグロのようなニジョウサバが飛び込んで、視界の中は大忙し。 あああぁぁぁぁぁ、夏ですなぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・。 |
Date |
2004/7/11 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
シマキンチャクフグ、ハタタテシノビハゼ、オドリハゼ、カイメンガニ、カマスの群れ、クマノミ、ツマジロオコゼ、シモフリタナバタウオ、メレンゲウミウシ、エリグロギンポ、ウミシダヤドリエビ、ピグミーシーホース、ネムリブカ、モンツキカエルウオ、イザリウオ、シラナミイロウミウシ、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、キスジカンテンウミウシ、タツノオトシゴの仲間、アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、コブシメ子供、ミゾレウミウシ、アカククリ成魚、イソギンチャクエビのペア、キリンミノ子供、ハリセンボン、アカハチハゼ、キンチャクガニなど |
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あちぃー・・・・。今日もいい天気だ・・・・。風は南西。南から南東になってくれたらもっといいのになー・・・。でも贅沢はいかん。今の状態でも十二分。この状況を楽しみましょう。 深い場所ではアケボノハゼやスジクロユリハゼ、ピグミーシーホースなどを確認。先日確認していた場所よりもアケボノハゼはけっこう移動していました。それにあわせてスジクロユリハゼも大移動。水温の上昇と共に深い方に、深い方に移動しているように感じる。 写真提供はお客様のCさん。3本目の途中で自分のデジカメがバッテリー切れになり、急遽スピッツのデジカメで撮影されてました。その写真のうちの何枚かを拝借。 まずはエリグロギンポ。大人はいつもいっぱいいるけれど、最近はぜひ子供を見てほしい。同じ模様で、やっぱりエリグロなのだ。 ウミウシは数がどんどん少なくなってきていますが、まずはシラナミイロウミウシ。 メレンゲウミウシ。 写真はないけれど、キスジカンテンウミウシやミゾレウミウシもいました。 またオドリハゼが最近はよく踊っています。大人も多いし、子供も多い。リーフのくぼみのわずかな砂地で踊っていたりします。よくこんな場所で踊っているなー・・・と感心することが多いのだが、案の定、少しおおきなうねりで海が荒れてしまうと、そこの砂は飛んでしまい、同様にオドリハゼもいなくなってしまう。安住の地を見定めることができなかったオドリハゼはさまよい続けることになるんだね。 今日も確認したぞ。イザリウオ君。隠れながらもしっかりこっちを見ていましたよ。 よくいるけれど、とてもきれいなサラサゴンベ、を撮ろうとした写真ではない。サラサゴンベの右側に小さなミヤケテグリが写っている。撮影はお客様のCさん。意図的かどうかは不明だが、サラサゴンベのおかげでミヤケテグリの小ささがより強調されていて、いとをかし。 アップで撮影されたものがこの写真。アップで見るといろんな色が見えてくるものであーる。 最近よく見るシモフリタナバタウオ。全然隠れないし、隠れてもすぐに出てくる。実にサービス精神旺盛な個体であります。 そして今日も出会ってしまった。この奇妙なハゼ。2個体いたわけではなくて、同じ個体を2枚並べてみました。全長は1センチぐらいのハゼ。オキナワハゼの仲間だと思うのですが、正確な名前はわからないな・・・・。しかし、こんな魚を見たい・・・・というリクエストは無謀なので、できるだけ止めましょうね。こんな魚、運でしか会えないのだ。でも、近いうちに来ていただいて、同じエリアを探せば、見つけられるかもしれないですけれど。強運を引っさげてお越しくださいませ。 そしてそして、どかぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんんん。 ついに写真に撮れたのだ。いや、写真に撮れたことよりも再びめぐり合えたこのめぐり合わせに感謝したい。こんな生物、探してもそうそう見つかるもんではなかろう。 最近雑誌でよく見かけるジャパニーズピグミーシーホースという奴かなー? とにかく小さい。とにかく薄い。ペラペラ。ものすごくペラい。薄い。まさにペラペーラ。ケントデリカットよりも、セインカミュよりも、ムルアカよりもペラペーラ。大きさは5mmくらいである。ミリですぜ、ミリ。5センチではないのだ。5ミリであーる。 アップで撮影したものよりも、周囲の環境を取り入れて撮影したこの一枚の方が素晴らしさが伝わるのではなかろうか? とアップさせていただきました。お客様ともども現場にはりついて、10分ぐらいは止まっていたのではないでしょうか? その間も移動するする。動く、動く。フラフラしまくり。多分今度行っても同じ現場にはいないと思うし、一期一会の出会いだったと思うのだが、最近になって2個体目のジャパニーズピグミーシーホース・・・・(って勝手に呼んじゃっているけれどいいのかな? まぁーいいや)。まだまだ探せば見つかるかな? 捜索は続いていくのだ。 |
Date |
2004/7/10 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
キリンミノ、トゲコマチガニ、アケウスまたはクモガニ子供、オニダルマオコゼ、オレンジウミコチョウ、ヨツハモドキ、シマキンチャクフグ子供、ミヤケテグリ、シボリキンチャクフグ、キンチャクガニ、パンダダルマハゼ子供、ツマジロオコゼ、シモフリタナバタウオ、スミレナガハナダイ、ヤイトヤッコ、タイマイ、ハナゴンベ、リュウグウウミウシ、アマミスズメダイ子供、ホソウミヤッコ子供、コシオリエビの仲間、フジナミウミウシ、モンツキカエルウオ、アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、リングアイジョー、ユキヤマウミウシ、マルスズメダイ子供、イロブダイ子供、アカククリ若魚、ウミシダヤドリエビ、イソギンチャクエビのペア、ネッタイミノカサゴ子供、アカハチハゼ、バルタンシャコ、クマノミ子供、ヒトスジギンポなど |
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マンツーマンでの3本。1番じっくりねっとり潜れるダイビングですな・・・・。水温も高いし、天気もいい、透明度もそこそこ。快適な要素は揃いすぎているくらい、揃っている。素晴らしい。 深い場所でリクエストのスジクロユリハゼを観察。スジクロユリハゼのリクエストは1番多いかな・・・・。アケボノハゼよりも全然多い。ペットショップに行ってもアケボノハゼの販売価格って安いもんね・・・・。スジクロユリハゼはとても高価らしい。お客さんから聞いた話だけれど。 お客様がスジクロユリハゼを撮影している横で、販売価格3000円くらいのアケボノハゼを撮ってあげました。ちょっとピンボケ。 のそのそ移動していたのいタイマイ。お客様の眼前をゆっくり通過していきました。 最近いつも同じ場所にいるネッタイミノカサゴ子供。お客様のログにはキリンミノ子供と書いてしまったので、Gさん訂正しておいてください。よろしくお願いいたします。ミノカサゴの仲間も子供が本当にかわいいのだ。 そしてこの季節の私のお気に入り、マルスズメダイ子供。色配分もかわいらしいし、各ヒレの後ろがピロロロロロンと長く伸びている様もキュートである。鼻先の黄色ラインはお茶目だし、隠れてもすぐ出てくるところなんざ、粋なもんだぜ。紹介しやすい個体がいて、お客さんが少なかったらぜひ紹介したい魚であります。 そしてコシオリエビがとても見やすい場所からこちらを見ていたので、チェック。今までもいたのかどうかは不明。今度から気をつけてみてみよう。 以前フリソデエビを見た場所をチェックしてみると、フリソデエビはいなくなっていたが、代わりにホソウミヤッコの子供と思われる個体に遭遇。ふむふむ。白い色はこの環境に溶け込もうとしているのかな? 確認時は名前がわからなかった個体。図鑑で調べてみると、シノビイロウミウシだと判明。春から夏にかけて稀に見られるとのこと。ふむふむ。確かにあまり頻繁には見ない個体でした。 たまにみかけるリュウグウウミウシ。ドロップオフの壁のくぼみを移動していました。 フジナミウミウシ。図鑑には普通種と書かれているが、そんなに頻繁には見ない。忘れた頃に出会えるぐらいの珍しさである。 3本目ではマガタマエビを捜索したのだが、無駄に終わってしまいました。チャンチャン。キンチャクガニに出会えてこのダイビングにだけ参加したお客様に喜んでもらえたのが救いかな・・・・。
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Date |
2004/7/9 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
26〜28℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
10M |
波 |
2.0M |
生物 |
モンハナシャコ子供、ハタタテシノビハゼ、カイメンガニ、オドリハゼ、スミゾメミノウミウシ、オキナワベニハゼ、フタイロカエルウオ、コクチフサカサゴ、パンダダルマハゼ大人と子供、ツマジロオコゼ、シモフリタナバタウオ、キリンミノ子供、キンチャクガニ、リングアイジョー、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ユキヤマウミウシ、コンペイトウウミウシ、キムラベニハゼ、イザリウオ、ミゾレウミウシ、シライトウミウシかな? など |
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午前に到着されたお客様と午後からダイビング。天気もいいし、お客様も嬉しそうである。 1本目なので深い方に降りていくと、ヤシャハゼがいっぱい。ヒレナガネジリンもいっぱい。ウミウシではコンペイトウウミウシや、 判定に迷ったのだが、シライトウミウシのような気がする・・・・奴。他にはユキヤマウミウシにも出会いました。 シモフリタナバタウオは全部で2個体。大きいのと小さいのに出会いまして、まずは小さい方の写真。あまり隠れなかったのだが、わからない人にはどちらが顔か書いておかねばなるまい。画面の右側が顔である。目の中にまで白点があるんだから・・・、わからなくなっちゃうよね。 そしてこいつは大きい方。岩陰に隠れて、頭隠して尻隠さず状態。でも、これで普通。なんでもシモフリタナバタウオという魚はハナビラウツボに擬態しているようで、危険を感じると、尻尾の模様をウツボの頭に似せて、相手を威嚇する・・・というのは、私が書くまでもなく余りにも有名な本種の生態であります。その生態がいとも簡単にライブで見られてしまうのが、ダイビングのすごいところであります。 逃げるように泳いでいたキリンミノの子供。かわいかったです。 ずっーーーーーと観察しているキムラベニハゼ。久しぶりに見てみると、あらららららら・・・・・。なんと寄生虫につかれてしまっているではないか!!!!! うーん、悲しいねー。弱っているのかなー・・・。なんとか健康を取り戻してほしいです。 今年は少ないなー・・・・と思っていたらたくさん出てきたパンダダルマハゼの子供たち。がんばって大きくなって、どんどん増えてほしいぞ。 ちょっと前に旗が3本に分かれていたハタタテハゼ。どうだろうか? もう普通のハタタテハゼである。うーん・・・・。ネタでいられる時期が短すぎました。また探したいと思います。 何も考えずに撮影していたらちょうどハタタテハゼが真正面を向いてくれたようで、そこをパチリ。まぁーなんのことはないのだけれど、偶然でこーいう写真が撮れるっていうのも、デジカメの強みですなー・・・。
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Date |
2004/7/8 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
南 |
透明度 |
25M |
波 |
2.5M |
生物 |
ハリセンボン、 |
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今日は体験ダイビング。4名のお客様と一緒です。ケラマでやりたい・・・とのリクエストで船に乗って慶良間まで行って体験してきました。しかも3本も。実にパワフルな人たちだった。 そして水中カメラを持参して写真撮りまくりであーる。どのように写っているか帰ってからが楽しみであろう。 水中では写真のような大きいイシガキリュウグウウミウシに遭遇。本島近辺ではあまり見ないな。 またこいつは、なんというのだろうか?アカフチリュウグウウミウシかな? と思っていたのだが、どうやら違うみたいでまたゆっくり調べましょう。 海はようやく穏やかになってきましたよ。 |
Date |
2004/7/6 |
天候 | 雨そして曇り |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
南西 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
3.0M |
生物 |
ウミシダヤドリエビ、ナポレオン、ハタタテシノビハゼ、カマス、スミゾメミノウミウシ、ヤライイシモチ、キンチャクガニ、スミレナガハナダイ、ヤイトヤッコ、ハナゴンベ、オドリハゼ、オニカサゴ、名前不明ウミウシ、スジクロユリハゼ、イザリウオ、リングアイジョー、バルタンシャコ、ミゾレウミウシ、オトヒメウミウシ、イロブダイ子供、イソギンチャクエビ、アカハチハゼ、モンツキカエルウオなど |
||
まだ、まだ、まぁーだ、うねりが残っている。風波はほとんど消えた。お客様は1人だけ。ならばちょっと無理してでもダラダラ潜ってみましょう・・・・・と、スジクロユリハゼを見に行きました。お客様はあまり深い場所には行ったことがない・・・ということで、様子を見ながら潜降。アケボノハゼよりも浅い水深にいるスジクロユリハゼで止まっておきました。 この個体はけっこうヒレを開いてくれます。 バルタンシャコと勝手に呼んでいるこのシャコともホンマに長いお付き合いなのだ。まったく変わらずに同じ巣穴から顔を出している。 普段はあまり威嚇などしないのだが、今日はしてきた(下写真)。以前にもこれと同じような写真を撮ったな・・・・、あれはいつぐらいだろうか? また暇な時にチェックしますね。 ウミウシではよく見かけるキカモヨウウミウシ。 そして名前のわからない青系のウミウシ。大きさは3ミリぐらいのちょおぉぉぉぉ小型でありました。 うーん・・・・。何テグリだろうか? 多分セソコテグリの子供だろうな? テグリの子供は模様が微妙ですね。 またナポレオンの子供にも遭遇。ちょっと珍しいな・・・・。 イザリウオもまだまだ健在。このまま夏をここで過ごしてほしいなー・・・・。 じっくり見られたキンチャクガニ。イソギンチャクを右に左に振ってくれた元気のいい個体でした。 フリソデエビはいなかったなー・・・・。旗の分かれていたハタタテハゼはすっかり元のハタタテハゼに変わっていました。チャンチャン。悲しいなー・・・。 |
Date |
2004/7/5 |
天候 | 曇り |
気温 | 30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
南西から西 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
4.0M |
生物 |
ヨスジフエダイ、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、フタイロハナゴイ、カシワハナダイ、サビウライロウミウシ、スカシテンジクダイ、ノコギリダイ、モザイクウミウシ、カミソリウオ、チゴミドリガイ、ヤシャハゼ、タツノハトコ、ヤッコエイ、スサクサラサエビ、ミナミハコフグ子供、チンアナゴ、ヒレナガネジリンボウ子供、オニダルマオコゼ、クマドリイザリウオ、タツウミヤッコなど |
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台風7号の影響は思った以上に大きい。やはり東シナ海に台風が出てしまうと、沖縄本島西海岸はそのうねりに泣かされっぱなしである。それに加えての南西風。むむむむむむむ・・・・。どこに潜ろうかな? ポイントがないなー・・・・・。 で、潜ってみると、散在するヤシャハゼやヤノダテハゼに混じってタツノハトコを真弓が確認。久しぶりに見たなー・・・・。とてもかわいかったぞ。お客様は写真、撮れたのかなー? そして先日確認したクマドリイザリウオ。台風7号の影響で揺れる海中なので、同じ場所にいるかは自信がなかったのだが、ほぼ同じ位置でこれまた真弓が発見。素晴らしい。みんなで写真撮りまくりーなのだ。 またずっと前から確認していたタツウミヤッコ大人。しばらく見つけられなかったのだが、よぉーく探すと見つけられました。こいつもあまり移動していなかった。もっとしっかり探さないとね。 ここからはお客様のIさんの写真を拝借し、紹介していく。サビウライロウミウシですね。今日は2個体を確認。新しいウミウシ図鑑によると洞穴や崖の壁面でしばしば見られるとのことだったが、今日は両個体とも砂地で確認。いろんな場所にいるんだねー。 今年はあまり見ないな・・・・。キャラメルウミウシ。でも圧倒的に普通種というイメージがある。以前はよく見ていた。が、新しいウミウシ図鑑によると、時期や環境によらず稀に見られるとのこと。ふーん・・・・。稀なんだ・・・・・。ちょっとびっくり。 岩の周囲でウロウロしていたミナミハコフグの子供。この魚もすべり知らずで、かわいいネタであります。泳いでいるとガイドさん大助かりであーる。 撮影のIさん、どうもありがとうございました。拝借いたしました。 砂地のポイントで2本潜ったのだが、ヤッコエイが何枚もヒラヒラ泳いでいたり、ヒレナガネジリンの子供がかわいかったり、とても楽しいダイビングができて、まぁー良かったのだ。 |
Date |
2004/7/4 |
天候 | 曇り |
気温 | 30℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
26〜28℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
6〜15M |
波 |
4.0〜3.0M |
生物 |
ツバメウオ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、リングアイジョー、カクレクマノミ、クマノミ、ハタタテハゼ、フサカサゴ、ハマクマノミ、イシシガキカエルウオ、セムシカサゴ、ハナビラクマノミ、トウアカクマノミ、セジロクマノミ、ミツボシクロスズメダイ、セジロノドグロベラ、ヨスジフエダイ、サビウツボ、モンダルマガレイ、ヤイトギンポなど |
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台風7号のうねりがドカドカと恩納村近辺だけならず、各方面に押し寄せ、海はてんてこまいであーる。台風7号は遠く朝鮮半島に位置しているというのに、そこで起こった波がこんな場所までしっかり届いているのだ。海はしっかりつながっているねー。 ビーチポイント、ボートポイント共に真栄田岬近辺しか潜れないというやるせない状況。南西の風が強く吹き、沖縄本島のダイビングショップが恩納村に大集合であーる。ビーチポイントの真栄田では階段だけならず、駐車場までも溢れ出すダイバーの行列にただ呆然とするのみ。 ボートポイントではどこに潜ってもダイバーダイバー・・・・・。 いやー、ダイバーってたくさんいるんだなー・・・・と痛感した1日でした。 海中ではツバメウオやヤシャハゼ、リングアイジョーを確認。リングアイジョーは口がもっこりふくらんでいて、どうやら卵を口内に持っている模様。そういえばそんな季節だなー。しかしはっきり卵を確認する前にジョーは隠れてしまいました。 2本目ではトウアカクマノミを見に行くものの、そこでもトウアカクマノミ待ちのダイバーが大勢。いやいや、びっくりであーる。 写真はお客様のIさんのものを拝借しました。どうもありがとうございます。 明日はどうなるかなー? |
Date |
2004/7/3 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
26〜28℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
6〜20M |
波 |
5.0〜6.0M |
生物 |
ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ヤッコエイ、ゴマモンガラ、クマドリイザリウオ、ナンヨウハギ、キンギョハナダイ、ウメイロモドキの子供、スカシテンジクダイ、オトヒメエビ、スザクサラサエビ、アカシマシラヒゲエビ、オシャレカクレエビ、ベンケイハゼ、チンアナゴ、ヒトスジギンポ、タテジマキンチャクダイ子供、フタイロカエルエオ、クサハゼ、コンペイトウウミウシ、オトヒメウミウシなど |
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台風の進路を横目で気にしながら今日も3ダイブ。お客様のリクエストでケラマに行くつもりだったが、台風のうねりにより、ケラマ行きのボートは出なくなってしまった。しかしそんなことにも負けずびしばし潜るのだ。 うねりは予想以上に大きく、あまり潜れる場所はなかったのだが、がんばって潜ってみるとなかなか楽しいダイビングができました。 まずウツボをクリーニングするエビ、エビ、エビ。写真手前にたくさん写っているスザクサラサエビたち。中央にいるのがアカシマシラヒゲエビ。 うーん・・・・。1匹だけいたんだけれど、多分アカスジカクレエビかな。 どこにでもいるヘビギンポ。気が向いたら撮ってあげよう。意外にかわいく撮れますよ。 いつもいるのでとても助かるヒトスジギンポ。今日はとても見やすい穴に隠れていました。そして下からあおって写真を撮れるような場所でした。なかなかいい穴だ。 岩の穴の中を覗くと、キンセンイシモチに混じって、タテジマキンチャクダイの子供がヒョコヒョコ動いているのだ。 とても小さな個体で、周囲にいるキンセンイシモチの大きさと比較してもらえると容易に想像できますね。アップにするとまだまだ模様のきれいな子供だということがよーくわかるのだ。 同じような岩陰にへばりついていたベンケイハゼ。個人的に好きなハゼであります。大きさは3センチぐらい。なかなか色の絶妙なハゼであります。 久しぶりに見たのはクサハゼ。肉眼ではなかなか見分けられないが、黄色とブルーの模様がとても美しいハゼであります。ここのポイントにはいっぱい、いっぱいいました。 サフランイロウミウシです。前はクレープウミウシとか言ってなかったかな? とてもきれいなウミウシでした。他にはお客様がコンペイトウウミウシやオトヒメウミウシを見つけていました。 またお客様が見つけたクマドリイザリウオ。実にかわいい色とサイズでお客様ともども、水中で拍手喝采なのだ。写真ではデジカメのレンズ面を取り入れた写真にして、クマドリのサイズがわかりやすいように撮ってみました。 クマドリイザリウオだけをアップで撮影。そのかわいさをよーくみていただきたい。手がキュートですなー・・・・ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。 お客様にも喜んでもらえて、スピッツとしても大変嬉しかったです。また遊びに来てくださいませ。 |
Date |
2004/7/2 |
天候 | 晴れ |
気温 | 32℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
南から南西 |
透明度 |
20M |
波 |
3.0〜4.0M |
生物 |
シマキンチャクフグの子供、ハタタテシノビハゼ、スミゾメミノウミウシ、ハタンポ、アカマツカサ、ツバメウオ、ヒバシヨウジまたはノコギリヨウジ、ヤイトギンポ、ウミシダヤドリエビ、メレンゲウミウシ、オドリハゼ、パンダダルマハゼ、ツマジロオコゼ、アカハチハゼ、ピグミーシーホース、スミレナガハナダイ、ミゾレウミウシ、ハナゴンベ、キビナゴ、クマノミ、スミゾメミノウミウシ、フリソデエビ、アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、ピンクダートゴビー、バルタンシャコ、ユキヤマウミウシ、ウルトラマンホヤ、コワタクズガニ、イロブダイ子供、イソギンチャクエビのペア、キリンミノ子供、ヘコアユ、オビテンスモドキ子供、キンチャクガニなど |
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しかし、まぁー・・・・。これだけログがたまってしまっては・・・・、なにを書くべきか途方にくれるスピッツであります。今日はいっぱい、いろいろ見ましたよー。 まずはスジクロユリハゼとピンクダートゴビーが見たいというお客様のリクエストをかなえ、ないがしろにされるアケボノハゼを私が1人撮影。あまり隠れないアケボノハゼでした。ピンクダートは見れた人と見れなかった人が・・・・。すぐに隠れるハゼだからまぁーしようがないか・・・・。 またイロブダイの子供がいたのだが、そのまたさらに子供。つまり5mmサイズのイロブダイ子供も確認。その小ささはまさに子供!! という感じで実にかわいかった。同じ場所にはキリンミノの子供と思われる個体もいましたよ。 キンチャクガにフリソデエビもいました。フリソデエビの遭遇率はここ最近ずば抜けて高い。ほぼ毎日出会っている。同じ場所で継続して見られている個体もいれば、今日の個体はまったく初めて見た個体。そのどれもがかなりの小型サイズ。いたるところでフリソデエビの子供がのそのそ動いているのだ。いい季節ですなー。ただ台風の影響でうねる海底ゆえに、撮影は困難を極め、観察するにとどまりましたが、すべてのお客様がしっかりと観察できたので良しとすべし。欲張りはいかん。 子供として忘れてはならないのがオビテンスモドキの子供。しかもこれまた5mmサイズ。写真に撮るには大変だが、観察するにはとてもかわいい。 またオドリハゼは浅い場所で踊りまくりの観察しまくりで、なかなか好評。パンダダルマハゼもまだまだ元気で、ヤイトギンポも見やすい場所にいましたよ。 |
Date |
2004/7/1 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
26〜28℃ |
風 |
南から南東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.5〜3.0M |
生物 |
セムシカサゴ、ジョーフィッシュ、ムカデミノウミウシ、モンツキカエルウオ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、クシノハカクレエビ、オドリカクレエビ、カゲロウカクレエビ、ヨスジフエダイ、アカヒメジ、クマノミ、シモフリタナバタウオ、コンゴウフグ、モンダルマガレイ、サザナミヤッコ、アマミスズメダイ大人と子供、イソマグロ、タテジマキンチャクダイ、キビナゴなど |
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今日は真弓担当のリフレッシュコースと私担当の通常ファンダイブコースに分かれてダイビング。私は午前到着、午後から2ダイブのお客様を担当。 台風の影響でうねうねの海だが、果敢に攻め込み、なんとか2ダイブを安全に終了。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウを深い場所で観察し、オドリカクレエビやジョーフィッシュもおさえ、クシノハカクレエビやモンツキカエルウオ・・・、モンツキカエルウオ? うねうねの海況でモンツキカエルウオ? 撮影は無理だが、見るぐらいは見れる。とりあえず顔を拝むだけでも・・・・と紹介。 またリベンジコースじゃない、リフレッシュコースのTさんは今日が最終日。ボートを使い中性浮力やバランスを取る練習を。ここではコンゴウフグやツバメウオを観察。 パラオに旅立っていくTさんにはぜひともがんばって楽しんできてもらいたい。初日に比べれば雲泥の差である。がんばってねー。 |