スピッツログブック

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Date

2006/7/29 

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜28℃

南東

透明度

20〜30

1.5〜2.0M
昨日に続いてロシア人ダイバーと潜るヘルプのお仕事。昨日は大きなダイビング用の船を貸しきり状態で使っていたのだが、今日は他のお客様とのかねあいで、小さな和船になってしまった。すると、これが・・・・・、もめる種になってしまった。まぁーなりそうだなー・・・・とは思っていたのだが。

「和船では揺れが心配だ、大きな船でも船酔いしかけていたから・・・・」とのこと。
もし明日、大きい船に乗れるのならば、今日のダイビングは中止にして、明日、大きい船で出かけたい。とのこと。
うーん・・・・・。
そこのボスに訳して相談。
その後いろいろ紆余曲折あり、結局午後の2時スタートで大きい船で出かけることになりました。この人たちは、五日間も潜ってくれるありかだいお客さまなのだが、同じポイントは嫌だ・・・という自己主張は絶対曲げなかったので、配船がいろいろ大変だったのだ。生物派の人じゃなくて地形派なので、まぁーしょうがないか・・・・。

ホーシュー、アポガマという地形ポイントに行ってきました。
穴、クレバス、オーバーハング、ぬける、くぐる、潜入する・・・・・。
いやー、いろんな言葉が日本語にはあるねー。
「穴をぬける」と「穴をくぐる」の明確な差はなんだろうか?
などと考えながらもガイドは続いていく。

もちろん生物も紹介。ハダカハオコゼ(Leaffish)、バブルコーラルシュリンプ、ハナミノカサゴ、ハリセンボンなど。困ったのがウミシダウバウオ。ウバウオなんてモルディブで英語で紹介したことなかったからなー・・・。だいたい流れの中でウミシダを覗く隙なんてなかったからね。単語が思いつかない・・・・ので、Small fish lives on a sea feather と書いておきました。まぁー間違ってはいない。アナモリチュウコシオリエビ(Tiny crab lives in a wall hole)も紹介したのだが、予想通りあまり楽しそうな顔はしてくれなかった。私は文字に絵もつけて紹介するので、コシオリエビだって簡単に理解してくれました。こー言うのは絵付きで説明するメリットのひとつだね。

2本目では、オドリハゼを紹介してしまう自分に苦笑。地形派の人なのに・・・・、しかもロシア人なのに・・・・・。モルディブでガイドしていた頃は考えられないな・・・・。いや、穴の中にオドリハゼがいたんだよねー・・・。当然すぐ隠れるだろうと思ったのだが、・・・・・、隠れない。踊っている。・・・・・。排気しても隠れない。こりゃーひょっとして、紹介できるかも・・・・と思って、すぐに絵を描いて紹介。また英名がしゃれているというか、楽しい。Dance shrimp goby というからね。どんな奴だ? って気になるかなー・・・・とも思ったのでね。ママは見れたけれど、娘さんが見たときは、やっぱり隠れちゃった。まぁーしょうがないな。
リアクションも薄かった。しかし、幸運にもカメ、タイマイが2個体も前後して登場。いやー、良かったなー。これですんなり上がれるよ・・・・と思い、最後、タコがいたので、紹介。
すると、これが気に入ったようで、タコをずっーと見ている。しばらく動きませんでしたね、タコから。

ログ付けでも、カメのことはまったく出てこない。出てくるのはタコ、タコ、タコ。「あんなにタコを間近で見たのは初めてだ」とか、「あれはインクなの?」と墨のことを聞いてきたり、「穴から出して、もっと近くで見たかったわー」とか、タコ、タコ、タコ、タコ祭りだ。イェーイ・・・。
「でも、私は見るより食べられるタコの方が好きよ」 とニヤリ。
最後にちゃっかり親父ギャグをかっ飛ばす粋なロシア人親子でした。
楽しんで帰ってくれたようでなにより。

アポガマのリーフトップはキビナゴガたくさん群れていて、カスミアジがハンティングしていましたよ。


Date

2006/7/28

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜28℃

東から南東

透明度

15〜30

1.5〜2.0M
今日はご近所のショップのヘルプ。ロシアからの外国人ダイバーを英語でガイドする・・・・という任務です。見るからに裕福そうなロシア人親子はとてもいい人たちで、ダイビングもお上手。

穴、ホール、ケーブ、とにかく地形が大好き・・・・ということだったので、地形ポイントを攻めてきました。1本目は若干・・・いや、けっこう流れていたがなんとか潜り終える。
水中では、スミレナガハナダイ(Square-spot anthias)、ハナミノカサゴ子供と大人(Lion fish)、マンジュウヒトデについているヒトデヤドリエビ(Small shrimp on a sea star)、オニカサゴ(Scorpionfish)、コクテンフグ(Pufferfish)などを流れに負けず紹介。安全停止中にはアオリイカ(Squid)、が見られたのだが、イカがなんなのかわからなかったみたい。ロシアではイカって食べないのだろうか? 

2本目でも穴、穴、クレバス。ゲストがロシア人だけなので、ゲストの好きなスタイルに合わせるのはセオリー。紹介したのは、オランウータンクラブ(Oranutan crab on a bubble coral)、ハリセンボン(Ballon fish)ぐらいかな。あ、ゴシキイセエビ(Lobster)、ウツボ(Moray eel)も忘れずに紹介。外国人ダイバーとのガイドではウツボを忘れてはいけません。

明日も英語でヘルプの予定。英語、忘れているなーぁぁぁぁぁ。ノバでも通うか・・・・。


Date

2006/7/27

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜28℃

東から南東

透明度

3〜20

1.5M
リピーターのお客様とマンツーマンで3ダイブ。ネタも充実しているし、実に楽しいダイビング。コンディションも言うことなしで、素晴らしい。

まずはウミウシ。ブッシュドノエルウミウシは大きいサイズのものが多いけれど、こいつもでかかった。お絵かきボードのせんせいと比較した写真を撮ってみた。ね? 大きいでしょ?

      

ふむ。去年も見た。名前がわからなかった。今年は少し大きな個体に出会えて、写真もちゃんと撮れた。すると名前がわかった。よしよし。ハクセンミノウミウシといいます。レアということで、ふむふむ。納得。

      

穴の中から出たり入ったり、アカククリ若魚です。まだ赤いラインが残っていて、これぐらいならばまだまだかわいいよね。

              

ハタタテサンカクハゼは大きいし、あまり逃げないので、けっこう紹介しやすいハゼである。そのわりには色も綺麗で、背びれも特徴的だし、これからどんどん紹介していってあげたい魚のひとつであります。

      

カゴシマオコゼだと思っていたら、頭の先が白いことに写真で気づきました。サイズが大きいとよく見ないでカゴシマオコゼと決め付けちゃうのは私の悪い癖です。でも、どっちがどうでも、頭の先っぽぐらいの差しかないんだよねー・・・・。

      

ミヤケテグリが撮りやすい場所にいたので紹介。全然逃げませんでした。

     

ノコギリウミヤッコを久しぶりに探したみたら、まだ同じような場所にいました。

     

先日、見つけたピグミーシードラゴン(仮称)は今日は3個体を確認。背中から棘のようなものが出ている個体と、

     

何も出ていない個体の二種類がいました。雌雄の差なんだろうけれど、どうなんだろうか? 発見、撮影し瀬能先生に問い合わせたショップに返信されたメールを送ってもらったら、このように書かれていました。
「ヨウジウオ科ですが、属や種は未確定です。新属新種の可能性が高いと考えていますが、今のところ十分な標本が得られておらず、研究がストップしたままになっています。下の写真の個体はたぶん雄の成魚です。なんとか追加標本を得たいのですが、なかなか実現しません・・・」とのことでした。
じゃー上の写真の個体はメスということになるよね。もう一度問い合わせてみよう。

     

ジャパピグは最近定位置にいます。白色が2個体。

            

こちらは海藻が生えたかのように白色が変色してしまっています。

      

またカミソリウオも見られました。今日はなんといつもの個体に加えてもう一匹追加。しかも、この子まで、グリーンだよぉぉぉぉぉぉぉ!! もう一匹のグリーン野朗とは少し離れた場所だったが、いいんだよぉー、くっついて、いいんだよぉー。グリーンダョオォォォォォ!!! と叫び願わずにはいられない。

      

こちらが以前から見られているカミソリウオ。今日は全身ではなく、顔のアップ。赤い毛が生えているのがよくわかる。なんで・・・・・、毛が・・・・、しかも、なんで・・・・、赤いのだろうか?

     

そしてニシキフウライウオもペアで健在なり。お腹にはまだ卵が入っている。

     

卵の部分に接近して撮影。うーん・・・・。目玉が光っているねー。どうやって生まれるのだろうか? こーいう卵から透明の小さなニシキフウライウオが出てくるのだろうか? そんな個体見てみたいよねー。

         



     

カクレクルマエビがガヤの中からこちらを見ていました。体の模様が見事なカモフラージュになっています。しかしうまいこと撮れたな・・・・。目玉まで写っている。

     

最近、スピッツのお客様に受けがいいこのカニ。カモフラージュの技は天下一品。だけどご覧の通り写真栄えしません。だから今まで撮影してこなかった。試しに撮ってみた。うーん・・・・。どれがカニなのかよくわからないよね。多分名前はカイメンガニだと思います。

     

他にもジョーフィッシュ、ツムギハゼ、ツマジロオコゼ子供、コロダイ子供、ワカヨウジ、ギンポハゼsp、セスジミノウミウシ、シラナミイロウミウシ、ミヤコイシモチ、スカシモエビsp、オクヨウジ、タツノハトコなんかもいましたよ。

お客様から写真が送られてきました。まずは私は二回目かな・・・・、うーん・・・。何度目か忘れましたが、とりあえず過去に出会ったことのあるクロホシマンジュウダイです。子供は船着場などにいることがありますね。

     

うーん・・・・。砂の中から出てきたこのエビ。クルマエビの仲間だということはわかるが、図鑑で見ても詳しいことはわからない。

     

プリプリして美味しそうなエビだなー・・・というぐらいしかわからない。情けなし。

     

お客様の写真提供に感謝。ありがとうございます。


Date

2006/7/25

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜28℃

東から南東

透明度

15〜20

3.0〜4.0M
リピーターのお客様の最終日。台風5号のうねりがようやく届いてきた恩納村近辺。那覇からのケラマ便は欠航するところが多いようで、恩納村まで遠征してくるショップが多くなってきました。那覇からは潜れなくても、恩納村はまだまだ大丈夫だったりするので実に心強い限りでございます。

ハマクマノミ子供はいるだけでかわいいので、イソギンチャクから出たり入ったりして撮りやすそうだったらぜひ撮ってあげてください。かわいく撮れること間違いなしなのだ。

     

メレンゲウミウシがいましたよ。

     

ピカチューウミウシはここの定番。いつ行ってもいるから、ありがたや・・・・・。

              

タツノハトコもまだまだたくさんいます。この写真では二匹が重なっていたのですが、2匹同時にフレームインした写真はありません。待っているのがじれったかったのだ・・・・・。年ですなー。

     

他にはヒレナガネジリンボウ、アカメハゼ、ツバメウオ、リングアイジョー、カクレクマノミ、キスジカンテンウミウシ、ゴクラクミドリガイspなどを見てきましたよ。


Date

2006/7/24

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜28℃

南東から南

透明度

20〜30

2.0〜3.0M
リピーターの方とのんびり2ダイブ。透明度がいいので、クレバスに入り込む光のシャワーも実に清々しい。気持ちいいねー・・・・。

      

岩陰ではシモフリタナバタウオがいました。また深場ではスミレナガハナダイのおなべ個体を確認。写真には・・・・・、ぼけてて載せられません・・・・。残念。

      

くぼみにいたイロブダイ子供。逃げる後姿しか写せなかったけれど、意外にカメラ目線だったりする。逃げながらそんなに見てくれてありがとう・・・・・って感じですよね。

               

夏になるとどんどん増えるアカハチハゼたち。頬に光る水色ラインはわかりやすい特徴で紹介しやすい魚ベスト10には絶対ランクインしてくれるありがたい魚なのだ。しかも安全停止しながらゆっくり見られるところがまた素晴らしい。

      

こちらはうねりが出ていると撮影しにくいネズスズメダイ。まだ幼さの残る個体です。白い体を縦に走る蛍光水色のラインが夏を感じさせます。・・・・・・、いや、冬でもこの色なので、とりわけ夏らしい・・・ってことでもないんだけれど・・・・・。なんか夏っぽい・・・と感じて撮影しちゃいました。

      

正面から見ると、アマミスズメダイも顔負けのVサイン。目には水色のシャドーも入って、なかなかインパクトのある顔つきなのだ。

                     

ウミウシがまだここのポイントではけっこう見られました。しかも浅場に。まずはセトイロウミウシ。

                

そしてあまり見ないセンヒメウミウシ。派手なのでいるとすぐわかっちゃう。でも小さいんだよねー・・・・。

      

浅瀬ではニシキツバメガイが大発生? 体験ダイビングしてても目に付いてしまう。

      

モザイクウミウシは本当に変わった模様のウミウシで、お客様に見せる価値あり・・・って感じです。

                

ゴロタ場から出てきたミカドウミウシ子供。これがあんなに大きくなるとは・・・・・ってこのへんでは大人の個体をあまり見ないなー・・・・。

      

ジャパピグの赤茶色の個体を確認。こーいうのはフラフラとすぐにどこかに行ってしまう。

                 

キンチャクガニ・・・・の脱皮後の抜け殻です。こーいうのってあまり見ないなーと思い、つい撮影してしまいました。

          

行方不明だったモンツキカエルウオが登場。まだまだいることでしょう。

       

・・・・・・・・。このへんは微妙だな。背中が盛り上がっていないのでセムシカサゴではないだろう。オニカサゴではないし、するとサツマカサゴかな? サツマカサゴにはヒメサツマカサゴとサツマカサゴがいるので、こりゃーまた分別が難しい。図鑑を見てみると・・・・・、ふむふむ。サツマカサゴって背中が少し盛り上がるんだね。と、いうことはこいつはヒメサツマカサゴということか・・・・。うーん・・・・。やれやれ。

      

他には・・・・・、なにがいたっけな・・・・。テンクロスジギンポ、サザナミヤッコ子供、ロウソクギンポ、ミナミギンポなどかな。


Date

2006/7/23

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

27〜28℃

南東

透明度

15〜20

1.5M
のんびり潜れる場所を・・・・・というリクエストにお答えしてあまり波のないポイントでだらだら潜ってきました。アカクセニアウミウシはここの定番だが、個体によって色は微妙に異なる。

      

こいつの方が明らかに写真栄えする体色ですよね。そーいう奴を探して教えてあげたいものです。

      

クロヘリアメフラシにしては丸々太ったかわいいサイズのものに出会えました。

      

エビではニセアカホシカクレエビもいたけれど、カザリイソギンチャクエビを私は撮影。手足に散りばめられた点々と目を結ぶ白線が目印なのだ。

      

カクレエビの仲間・・・・と今まで書いていたけれど、どうやらこいつがナデシコカクレエビというらしい。まず目と目が白い線でつながっていないこと。背中の模様が青紫色のVサインだということ。の二点で見分けるようです。

      

下のニセアカホシカクレエビと比べてみると、まず目と目が白線で繋がっていません。背中の模様がVマークではなく、白くてぼんやりとした模様。だからニセアカホシカクレエビだそうです。

      

ジョー。・・・・・・。こいつは逃げないいい奴です。

      

人面ホヤがいました。・・・・。顔に見えない? 見えるでしょう?

      

すっかり有名になったウルトラマンホヤ。夏でもまだ残っているんだねー。

      

ソフトコーラルの裏側にはセムシウミウサギガイがくっついていました。こいつだけを撮るのではなく、バックの水も入れると、色の対比が派手でインパクトのある写真になりました。

      

ずっーといるセダカギンポ。今日はなんとペアになっていました。一緒にいるところをきっちり撮るのは難しかったけれど、なんとか手振れしながら証拠写真が撮れました。

      

そして・・・・・・。浅瀬ではハブクラゲがついに登場。長い触手をヒラヒラさせてお、オソロシヤァァァァァ。

      

行きと帰りの二回見たのだけれど・・・・、てっきり同一個体だと思っていたこの写真のハブクラゲたち。写真で見比べると触手の長さが違うなぁぁぁぁ・・・・。ってことは、2個体いたってことだよね。おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、オソロシィヤァァァァァァ。みなさん砂辺海岸にはここんとこの南よりの風でハブクラゲが漂着しています。フリーで潜る人もたくさんいるビーチゆえに、ハブクラゲには気をつけましょう。温かいからといって、スーツなしで潜るのは自殺行為なのだ。

      

対策としては、水に入る前にマスクを装着し、なにより前に水中チェック。近くにいたら、まだ他にもいる可能性が高いので、その一匹に気をとられすぎないこと。私は7/18にもハブクラゲに会っております。手袋、ブーツを着用し、なるべく肌を隠して潜りましょう。南風が吹いている限りハブクラゲがいなくなることはないでしょうからね。


Date

2006/7/22

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

南から南西

透明度

15〜20

1.5〜2.0M
早朝からホタテツノハゼを狙ってダイブ、ダイブ、ダイブ。朝の一番乗りでホタテツノハゼを観察。しっかりペアで出てくれていて嬉しい限り。一瞬ペアになったところを撮れました。

      

近くにいたヤノダテハゼも全然逃げないぞ。

      

岩の上にいたヒメテグリ。個人的にとても好きな魚なのでいると紹介してしまう。ただ逃げ出すとその速さ故、紹介しきれなくなってしまう。ただ・・・・・・・、

      

逃げるときに見せるその背びれの美しいことはこの写真でも少しは伝わるだろうか? 撮影するのはまさに困難。今回はちょっと上手に撮れたので、アップさせていただきます。

      

ゴミではない。エビがいるのだ。なんだろうか? ナガレモエビ属の1種であります。二ヶ月ほど前に確認しただけで、その場所を探すも・・・・・、いつも見つけられていなかったのだが、今回まったく別の場所でも確認できました。よっしゃー。しばらくいるのかなー・・・・。でもサイズは小さいよー。

           

コモンウミウシが砂地の上をのそのそ移動していました。

      

大物にも出会えました。ネムリブカが穴の中でぐるぐる回っていました。口からなにか出ています。釣られそこねた釣り針なのかな?

      

そしてアオウミガメかなー? とにかくカメにも出会えました。

      

他にはスミレナガハナダイやハナゴンベ、ツバメウオ、ジャパピグ、ニシキフウライウオ、カモフラージュのうまい名前不明のカニ、ヤマブキスズメダイの卵、アナモリチュウコシオリエビ、オランウータンクラブなどがいましたよー。


Date

2006/7/21

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

南から南東

透明度

15〜20

2.0〜2.5M
リピーターのお客様とダイビング。ホタテツノハゼを見たい・・・・ということだったのだが、タッチの差で先客がいたので、ホタテツノハゼspの方を撮影。こちらもペアで隠れずに出てきていたので、まぁー災い転じて・・・という奴である。

     

ヤシャハゼも観察。

     

ウミウシではホソスジイロウミウシが三匹も狭い場所に重なっていました。

             

セスジミノウミウシはまたもや産卵中の個体。しっかし綺麗な色だねー。

     

ハダカコケギンポは顔前半部を黒く変色させている個体。フサフサまでは色を変えられないのか?

          

ここではイッポンテグリの大人に成り立ての個体にも出会えました。もう少し子供のときに会いたかったぞ。

     

ミナミハコフグ子供は3個体いました。

                 

最近定位置で見られているジャパピグ白色。

          

イインダヨォー!! グリーンダヨォー!! と叫ばずにはいられないカミソリウオ緑。口元には赤いひげが生えているのだ。ぜひナマで見てほしい。

      

うーん・・・・・。なんだろうか? と疑問に思って撮影したのだが、ツムギハゼ子供とみた。多分そうだね。

      

中層にはキビナゴがたくさん。夏らしい海に自然と顔もほころんでしまうのだ。

     

そうかと思えば、いきなりアジの群れに遭遇。一瞬視界が真っ暗になるほどの量でしたよ。

     

追いかけて撮影したのだが、なんだかよくわからない写真になってしまった。画面上から下のほうまで汚れのように写っているのが全部アジでした。

     

そしてかねてからいるよーと聞いていて捜索していた魚。某ショップのHPではピグミーシードラゴンと呼ばれている。その名前もかっこいいけれど、見た目は・・・・、細くて、よく見ないと糸くずのような魚でした。なかなか「このへんに生息しているよー」というエリアには探索にいけず、いったいいつになったら見られるのだろうか? と思っていたら、たまたま覗いた岩場でうごめいているのを発見。なんだ、こんなとこにもいるんじゃん・・・・。石垣島で見つかって、雑誌などにも取り上げられていたこの魚。沖縄本島にもいるんだねー・・・・。

     

台風の影響もなく、楽しく潜れた海でしたよー。


Date

2006/7/18

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

南から南西

透明度

15〜20

1.5〜2.0M
久しぶりにデジカメを携帯してのダイビング。連休中はお客様も多かったので、ガイドに専念し撮影は中止。デジカメも邪魔でした。今日からお客さんも平常モード。お二人のリピーターと潜ってきました。

ウミウシではブチウミウシに遭遇。なかなか見られない奴がウミウシ好きのお客様のガイド時に見つけられると嬉しいものであーる。他にもレモンウミウシやゾウゲイロウミウシがいました。

     

地味なハゼだが個人的に好きな奴ら。今日はペアでいました。そして手前の個体がきれいにヒレを広げていたのでお客様にも紹介し撮影。このようにシリビレまでちゃんと見えているナイスポーズを取っているハゼがいたら間違いなく紹介してあげたい。こーいう場面をちゃんと教えてあげるほうが深場でレアモノを探すよりも大事なんじゃーなかろうか? ガイドの目はワイドにしてマクロでありたいものだ。

     

共生エビが活動すればするほど煙幕に巻かれてしまい撮影は困難を極めるカスリハゼたち。なるべく泥地に住んでいない個体を見つけて撮影するのが早道であります。

            

クビアカハゼもシリビレまる見えぇーポジション。図鑑「日本のハゼ」でクビアカハゼのシリビレの美しさを知ってからはクビアカハゼをあなどらずにちゃんとチェックするようにしている。春から初夏の個体がやっぱり美しいです。

     

美しいといえば、リュウグウベラギンポ。背びれを広げた姿を撮影したかったのだがガイド中にそこまで求めるのは無理であります。全身出ているところを撮れただけで御の字なのだ。

     

シロイソハゼと思われる個体がサンゴの上にいました。背景を統一された模様で決められる時は、どんな魚であれ撮影するのが良い。どんな魚の模様だって、透明だって、背景が写真を絵にしてくれるので絶対綺麗に撮れるのだ。

     

浅瀬のソフトコーラルでほげぇぇぇぇぇぇぇーーーーぇぇぇぇと漂ってきました。あいかわらずソフトコーラルが気持ちよさそうにゆらゆらしていました。

     

またハマクマノミいっぱいの場所では・・・・・・。うーん・・・・。もっと子供が増えているかと思ったけれど、イマイチ子供は多くない。冬場と似たような景色。まぁーたくさんいて、楽しい場所なんだけれどね。

     
他にはヤシャハゼやジョーフィッシュ、モナツキカエルウオにセダカギンポ、ヤイトギンポでしょ。ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、バブルコーラルシュリンプなどを観察してきましたよー。


Date

2006/7/17

天候 晴れ
気温 33℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

20〜30

2.0M
透明度のいい楽チンダイビングを求めて北部に遠征。
一本目は流れていたが、洞窟を垂直降下し、シンデレラウミウシを確認。イロブダイ子供やシモフリカメサンウミウシがいました。流れの影を辿りながら水深を浅くしてなるべく楽に楽に潜りました。他にはキイロウミウシやコナユキツバメガイもいました。

2本目では流れも止まり、ブルーの水中と白い砂地が広がり、ぼけぼけで潜れば潜るほど気持ちよいダイビング。気持ちよさを現すほげぇー指数は80を記録し、ほげぇーほげぇーとスカシテンジクダイを眺めたり、キンギョハナダイと一緒に戯れたり、ヒトスジギンポと遊んだりして潜ってきました。

3本目では再び流れが少々。沖の隠れ根でタテジマキンチャクダイ子供を見たり、ナンヨウハギ子供を紹介したり、スザクサラサエビ、アカシマシラヒゲエビを鑑賞。まったく隠れないチンアナゴもじっくり見られる。そしてお客様がウミテングのペアを確認。ひょこひょこ歩く姿と天狗の鼻のような頭部はお客様受けも良くて、ガイドさん大助かり。最後にはフリソデエビの特大がプリプリと登場し、大撮影大会になってしまいました。私はデジカメを携帯していなかったので、写真はなーい。いい色と大きさの個体でした。元の場所にちゃんと返しておいたので、 今度行ったときにも見られるといいなー・・・・。


Date

2006/7/16

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

27〜28℃

南東から南

透明度

20〜25

4.0〜2.0M
うーん・・・・。台風3号の影響を危惧していたら・・・・・、あっけないほど穏やかでずっと潜れていたのに、石垣方面に逃げていった4号の影響が今日も残っている。昨日よりは落ち着いたけれど・・・・・。あなどってはいけなかったぜ、4号め。

ダイビンクではスジクロユリハゼを目指したのだが、意外に流れている海中だったので、断念しアケボノハゼをゲット。お客様の耳の抜けもあまり良くなくて、ちょっと消化不良のダイビング。
しかしオランウータンクラブやジャパニーズピグミーシーホース、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、ムギワラエビの仲間などの定番アイドルをちゃんと押さえることができました。ほっ。

3本目ではリクエストのあったニシキフウライウオをゲット。お客様に受けが良かったのが、全身をカモフラージュしている名前のわからないカニ。まるでパリコレのショーに出てくるような衣装をまとっている・・・・と話題になっていました。他にはジャパピグがここにもいましたし、オトヒメウミウシが3個体も狭い範囲にいましたよ。

今日はまだお客様が全部で6名とスピッツにしては多かった・・・・。


Date

2006/7/15

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

27〜28℃

透明度

15〜20

5.0〜4.0M
スピッツにしては多い人数、7名のお客様とダイビングダイブマスター候補生にアシストについてもらって潜ってきました。

ツパメウオやリングアイジョー、カクレクマノミなどを観察していたら大きなメレンゲウミウシに遭遇。ポイントは連休中のためか多くのダイバーで満杯。連休だけではここまでの人手にはならないが、台風4号のうねりの影響で潜れるエリアが限定され、那覇、北谷からも恩納村に遠征してこられるショップが多数。恩納村の水中はダイバーでごったがえしていたのでした。

2本目では先日確認していたタツノハトコ、イッポンテグリ子供、セッバリハギを見に行く。人数も多いし、予めこんな生物ですよー・・・と写真を見せておきガイド。トウアカクマノミもウデフリツノザヤウミウシもいたし、楽しい水中でしたが、やはりここも人手の多さに絶句であります。

3本目ではリクエストのあった緑色のカミソリウオをゲット。コノハガニやパンダダルマハゼの育卵、ミナミハコフグ子供などもいました。
もちろんデジカメを携帯していないので、写真はなーい。


Date

2006/7/14

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

27〜28℃

透明度

15〜20

5.0〜4.0M
午前到着のお客様と午後からダイビング。ホタテツノハゼ狙いで潜ったのだが、先行グループが張り付いていたので、諦めてヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウのチビ、ヤノダテハゼを見てきました。ニシキフウライウオはペアだったし、ツバメウオやオランウータンクラブ、名前のわからないカモフラージュの上手なカニなどを見てきました。この日は1本にて終了となりました。


Date

2006/7/13

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

29〜30℃

透明度

15〜20

5.0〜4.0M
朝からネタチェック。近隣のショップから良いネタが入りましたよ・・・・とまるで寿司屋の主人のような誘い言葉にホイホイと乗ってしまいエントリー。確かに素晴らしいネタだった。

まずトウアカクマノミ。大人は撮り難いので一番小さな個体を撮影。

     

タツノハトコがたくさんいます。大繁殖している。台風でどっかに行っちゃうのかなー・・・・。

     

またセッパリハギはこーいう内湾的環境大好きな魚だけれど、大きさが・・・・、小さいのであまり人目につかない生物であります。だけど顔つきのかわいさはアイドル性高く、次世代のスターなのだ。そう、つまりキミは今野なんだよね。あるいは平山だったり、松井だったりするわけです。いやいや、この玄人好みのサイズとしぐさは・・・、やはり今野だ。8月の代表の試合が早くも楽しみなのだ。オシム監督はいったい誰を選出するのだろうか?

     

またジャパピグも別のポイントだけれど確認。夏場は丹念に探せば、見つかる確立はアップアップなのだ。

     

そして教えてもらった飛び切りのネタ。イッポンテグリ子供。ここんとこずっと見られている・・・とのこと。素晴らしい。こんなレアな生物がヘルシーな水深でずっと見られるなんて、体にもガイドにもお客様にも良くて素晴らしすぎる。しかも3個体もいました。マックスの個体でわずか1センチぐらい。ミニマムは5ミリぐらいしかなかったのだが、かわいさは計り知れなくて、かわいさメーターでその数値を計ることは無理無理。

     

海の日がらみの連休期間中もずっと見られていたようで、定着するネタとなったら・・・・・、こんなに素晴らしいことはないのだ。・・・・・と思ったら、某ショップのHPでいなくなってしまったと書かれていました。うーん・・・・・、エンガチョ・・・・・。


Date

2006/7/12

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

27〜28℃

南東

透明度

15〜20

3.0M
リピーターのお客様とマンツーマンで潜ってきました。写真はカクレエビだが、名前がはっきりしない。図鑑ではホンカクレエビ属の1種という奴のようだが、正確な名前の書かれてある図鑑はないかなー・・・・。

     

こいつはニセアカホシカクレエビでしょう。いっぱいいますよね。

     

ミズタマサンゴにここんとこずっーと定着しているハゼの仲間。こーいうのは絵になるのでとても助かる。

     

イソハゼの仲間がソフトコーラルの中からこちらを見ていました。こーいうのも絵になって好き。

     

ジョーフィッシュ。なかなか隠れない奴が3個体。こいつはもう古株。何年、私は見ているのだろうか・・・・・。

     

こいつとはまだ浅い付合いです。なんか男らしい顔ですなー。魚らしくない意志が感じられる顔です。

     

他には黄色のジョーもいましたよ。
またモンツキカエルウオも2個体を確認。

     

こっちの個体は色がちょっと黒っぽかった。私はこーいう色の個体の方が好き。

     

目を光らせて上を見ているヤイトギンポはなにを思う。なにも思っていないよね。多分。こいつ、なんだろうか? って感じでしょうか?

     

ウミウシではマドレラ。フェルギノーサがいました。

     

浅場に数々のゴミ、落ち葉などと一緒にヨタヨタしていたカゴシマオコゼ。浮遊物が多くて撮れません。

     

いろいろ見られて楽しいダイビングでした。


Date

2006/7/11

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

28℃

透明度

15〜20

3.0〜4.0M
風の影響で潜れる海は限定されているけれど、お客様はホタテツノハゼリクエストなので、ドンマイ。ノープロブレムなのだ。マンツーマンでいろんなところを果敢に
アナモリチュウコシオリエビは隠れない個体を紹介したい。たくさんいるけれど、すぐに隠れちゃう奴が多いんだよね。

     

ペアでいたホタテツノハゼ。いつまでいるのかなー。もうすっかり人気者で定番ネタになっています。いったいどれほどのフラッシュを浴びているのかなー?

     

浅瀬でイロブダイ子供を確認。すぐそばにいたチョウチョウコショウダイ子供はすっかり行方不明。きっと食べられちゃったんだろーなー・・・・。

             

緑色のカミソリウオはまだいました。きれいですなー。こんなにきれいでいいのかなー? イインダヨ!! グリーンだよぉー!! とお客様に見せながらつぶやいていたのは私です。イインダョー!! グリーンダヨォォォォォォォォ!!!!

      

ノコギリウミヤッコが今日も見られました。ふむふむ。このへんに定着しているみたいですねー。

      

ニシキフウライウオは今日も定位置。卵の発育具合が気になるのだ。

      

アップで見ても・・・・・、まだよくわからないねー。

             

白色のジャパピグもいましたよー。

     

いろいろ生物が出てきて、賑やかになってきましたねー。


Date

2006/7/10

天候 晴れ
気温 33℃ 大潮

水温

27〜28℃

透明度

15〜20

2.0〜4.0M
のんびり潜ってきました。ニシキフウライウオがいまして、抱卵していました。

           

卵をちゃんと撮りたかったんだけれど、なかなか撮らせてくれないんだよねー。

     

台風で潜れないポイントも出てきたけれど、まだまだ潜れる恩納村でした。本当に台風に強い海なのだ。


Date

2006/7/8

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

29〜30℃

透明度

15〜20

2.0〜4.0M
台風の風音を肌に感じるようになってきたこの日。体験ダイビング+洞窟スノーケリングをご希望されているカップルと一緒にダイビング。波は昨日よりも高くなっているので、とりあえずスノーケリングをはじめにやってみて、疲れなどを考慮し、ダイビングしてみるか後ほど最終決定しましょう・・・・と相談。

洞窟スノーケリングでは・・・・、すごいヒトデだ。この場合のヒトデとは人手のことであり、洞窟内はスノーケラーで満杯だ。ブルーを楽しんだら洞窟外に出てお魚鑑賞。しかし風で流され・・・、あっという間に階段付近まで流されてきました。浮いてただけで流されたので、ある意味楽でしたけれどね。

その後体験ダイビングもやってみたいということなので、場所を代えて穏やかな場所にてダイビング。無事に終了しました。そうそう、最後にハタタテギンポがホバリング態勢でずっーと一緒に泳いでくれていました。

その後真栄田の海況を撮影。

      

ちょうど正午過ぎの真栄田です。まだまだ潜れるけれど、やっぱり波が立ってきましたねー。

      

明日の海はどうなるかなー・・・・。


Date

2006/7/7

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

29〜30℃

透明度

15〜20

2.0〜3.0M
明後日まで滞在予定のお客様だったが、明後日のフライトは危なそう・・・・、飛ばないかもねー・・・・ということで、明日に帰られることになり、今日がラストダイブ。のんびり潜ってきました。

あまり見ないカニだと思います。ミミクズガニ。みんなは頻繁に見ているのだろうか? 私は初めての出会いだと思う。何を背負っているのか最後までわからなかった。カイメンにもイソギンチャクにも見えたんだけれどねー。

      

お客様がハタタテハゼなどを撮影されている間にモンハナシャコが出てきたので撮影。お客様がこちらに来たときにはすでに巣穴に隠れていなくなっていました。残念。

      

岩陰にはシモフリタナバタウオがじぃーとこちらを見ていました。

      

シライトウミウシであろう。

      

セボシウミタケハゼがソフトコーラルに卵を産んで守っていたのでお客様に紹介、撮影。こんなのウミタケハゼとしかわからないよー・・・・と思って図鑑を見たら、「第一背ビレ基底に黒色の半楕円形斑がある」と説明してある、写真のハゼにはそれに相当する場所に黒点が認められる。ヒレを開いていないので結論には至れないが、まぁーセボシウミタケハゼなんじゃーなかろうか・・・・。

      

今日は七夕の日。昼食に訪れた恩納の駅で、七夕ツリーが飾ってありました。短冊には願い事が。誰が書いたかわからないけれど、あまりにタイムリーでリアルだったので、撮影してしまいました。

             

ふむふむ。たしかに。テポドンはやめてほしいよねー・・・・。


Date

2006/7/6

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

29〜30℃

南から北、また南

透明度

15〜20

1.5〜2.0M
毎年来ていただけるリピーターの方とダイビング。真栄田の階段が伸びたのでお客様も大喜び。いろいろ見られました。洞窟に行ってみたいというリクエストにお答えして洞窟に入って、のんびりしてきました。朝一だったので、まだそんなに人もいませんでしたよ。水面にスノーケラーはたくさんいましたけれどね。

水中ではアオリイカの群れと産卵行動に出会えました。こちらが今回の主役のペア。遠くにペアになれないオスが浮遊しているのが写っています。

      

卵の産み場所は岩穴の奥。メスが卵を産みに穴に入っていくところです。その間メスが産卵に集中できるようにオスは穴の手前でガードします。

      

こんな感じね。この穴には誰も入れさせないよ!! というオスイカの志が感じられる場面です。

      

しかし周囲にはメスに飢えたオスイカたちがたわわにたむろしているのでした。油断していると穴の周囲はロンリーチャップリンだらけになってしまうのでした。ペアのオスイカ頑張れ。この写真では一番穴の近くで色を変えて3匹のロンリーチャップリンを威嚇しているのがペアのオスイカになります。わかるよね?

      

この後、無事に出産したメスと共に上昇。ロンリーチャップリンたちのアタックを跳ね返し、ペアを守り続けていました。

そして最近頻繁に見られるのはノコギリウミヤッコ。けっこう移動しているのだが、見られている。もう見られなくなるでしょう。台風も来るし。

      

セムシカサゴの子供だと思われます。

      

モザイクウミウシはけっこうお客様受けのいいウミウシです。

      

今年は頻繁に見られるサビウライロウミウシ。見たい人はオーバーハングの裏側とかをよく見てね。

      

だんだん水が綺麗になってきたけれど・・・・、台風でたま濁るのかな?


Date

2006/7/5

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

2〜5

1.0M
久しぶりのお客様とダイビング。台風3号が接近中ということで、潜れなくなるであろう海から攻めていきましょう・・・・と相談し浅場で2本潜ってきました。一本目はまだ透明度良かったんだけれど、2本目は濁っていました。

水中ではジョーフィッシュを観察。こいつらの大きさは・・・・、ボールペンの太さぐらい。長さは・・・・、全身見たことないのでわからないなー・・・。たくさんいるけれど、小さくて敏感なので紹介するのは大変。

         

フチドリカワハギの子供がいました。全長は1センチ満たないぐらい。とてもかわいいのだが、ちょこまか動いて撮影は大変。

          

クロリボンスズメダイの子供もずいぶん大きく育ってきました。

     

オオウミウマの子供も登場。真正面から撮ってみたのだが、モロなカメラ目線をいただけまして、上等な個体であります。

     

うじゃうじゃいたセスジミノウミウシがどんどん大きくなってきた。きれいなウミウシだなーと見入っているとふと気づいた。産卵中じゃん。ウミウシのお尻の方から出ている赤オレンジ色の卵が見えるだろうか?

     

これは横からも撮影せねば・・・・ということで、卵がよく見える場所に移り撮影。産んだら死ぬのかなー・・・・。

     

今年の冬に見られたゴルゴニアシュリンプはかなりのニュースでしたが、すでにもういなくなってしまいまたの出現を待つしかないが、トガリモエビの仲間ならばここに登場。全部で3個体いましたが、この台風でまたいなくなるんだろうね。A−メン。

     

名前のわからないウツボの周囲にはスカシモエビが3個体もいます。ウツボの口元をクリーニングしているのは、クリアクリーナーシュリンプでありましょう。
瀬能先生曰く、「●これはさすがにわからないですが、撮影環境と斑紋からアミメウツボかも知れません・・・内湾のウツボ類の写真はあまり登録されていないので、比較する画像が不足しています。できればもっと画像を送っていただけると助かります。」とのことですよ。

     

台風3号のうねりが徐々に出てきたかなーという海況でしたが、まだまだ通過するまでは潜れるのが沖縄本島の大きなメリットなのだ。


Date

2006/7/3

天候 晴れ
気温 34℃ 小潮

水温

29〜30℃

透明度

15〜20

1.0M
毎年遊びに来ていただけるご家族の方と午前中にスノーケリング。午後からそのご主人とダイビングしてきました。

午前中のスノーケリングは去年真栄田で泳いだので今年はできたら別の海を泳がせてあげたい・・・・と思っていたのだが、あいにくの南西風で真栄田以外は風波が立ってしまいました。瀬良垣のインリーフでスノーケリングを少しやり、その後真栄田に移動。結局洞窟スノーケリングになりました。
でも、ツバメウオが間近で見られて楽しそうな子供たちの顔はとても印象的でした。やっぱり真栄田は魚多いからね。

午後はファンで2本。ハナミノカサゴ子供がいました。写真はないがネッタイミノカサゴの子供もいましたよー。

      

この白い模様の入り方は・・・・、ヘビギンポのオスかな・・・・。
瀬能先生曰く、「●セグロヘビギンポです。」とのことです。

      

カマスが群れていました。

      

一見、サラサウミウシだが外縁の模様が異なるコモンウミウシの仲間がいました。

      

別の場所でサラサウミウシもいたので、並べると比較が容易なのだ。昔はチリメンウミウシとか言いましたなー。

      

ミヤケテグリとセソコテグリを分別する決定的な差はなんだろうか? ただいまセノウ先生に問い合わせ中です。瀬能先生からの返事がきましたよー。「●セソコテグリです。体の白い斑点が小さくそれぞれが独立する傾向があればセソコ、3〜4つが集まって花びらのようになっていればミヤケです。また写真の個体の
ように第1背鰭を立てていればより容易に区別できます。写真は雌で、雌の場合はセソコでは薄黒いだけですが、ミヤケははっきりとした黒斑になります。」とのことです。



      

こいつはミヤケテグリかな・・・・。瀬能先生曰く「●ミヤケです。すでに体の白い斑点に上記の特徴がでています。」とのことです。


      

カゴシマオコゼかな。

      

ミナミハコフグ子供もいろんな大きさが見られてきました。

          

うーん・・・・。久しぶりの出会いだ。緑色のカミソリウオ。台風でいなくなっちゃうんだろうなー・・・・。

       


Date

2006/7/2

天候 晴れ
気温 33℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

20〜25

1.5M
講習生とそのお連れのリピーターの方とボートで講習&ファンダイビング。ところが一本目は流れていまして、講習生にはおっかなびっくりのダイビング。でも、そのコンディションでちゃんと潜れたということは、講習生のポテンシャルの深さを意味している。恐れずにどんどん潜ってもらいたい。

2本目では流れも少しおさまり、ホバリングなんかも上手にできました。水中ではゼブラハゼが山盛り。他にはウミウシもいっぱい。アカテンイロウミウシがいましたよー。

最近デジカメハウジングの調子が悪くて今回の講習生もちゃんと写真に撮って上げられませんでした。いろいろ試行錯誤して水漏れの原因を追究していたら、どうやら電源スイッチ部分のOリングからの水漏れではないかなーと推測しています。ここを動かさないときは、水漏れしてきませんからね。

対策はただいま検討中。


Date

2006/7/1

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

27〜28℃

透明度

15〜20

1.0M
講習している。久しぶりの講習だ。生徒の数は1人なので、じっくりインストラクションできました。あまり水に対する恐怖心を持っておられないのか、マスククリアなどもスムーズに終了。イントラさん大助かり。明日はボートにて講習なのだ。