スピッツログブック
Date |
2004/9/28 |
天候 | 晴れ |
気温 | 29℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
27℃ |
風 |
南 |
透明度 |
12〜15M |
波 |
4.0〜6.0M |
生物 |
ツバメウオ、ハタタテシノビハゼ、イロブダイ子供、オイランヨウジ、アカマツカサ、ハタンポ、ヤイトギンポ、カミソリウオ、パンダダルマハゼ、モンハナシャコ、リングアイジョー、ミゾレウミウシ、アナモリチュウコシオリエビ、ハナゴンベ、バブルコーラルシュリンプ、モロックニシキウミウシ、カゴシマオコゼなど |
||
まぁーある程度の予測はしていたが、ホンマに戻ってきたぞ台風21号。一昨日に通過していった台風。昨日は真栄田はわりと穏やかで、潜っているショップも多々ありました。今日も風は南だし潜れるかなー・・・・と早朝から真栄田チェック。うねりは少し入ってきているものの風波はゼロ。 早速お客様に相談し、潜ることに決定。明日は西風になるとの予報だったし、潜れないのは自明。ならば今日がんばりましょう。朝が大潮の満潮ということで、エントリー付近には波がザブザフしている。用意をして真栄田に着いてみると、いろんなシッョプのにーさん、ねーさんが海を見て相談している。ファンダイビングを中止するというショップもあれば、モクモクと体験ダイビングの準備をすすめるショップもある。こーいうところでシッョプのスタイルというものが出てくるなー・・・。 スピッツは2本潜る予定だったのだが、早朝よりも波がエントリー付近に入っている状態だったので、はじめに洞窟内部でスノーケリング、2本目で潮がひいた時点で波の様子を見て潜るか否か決定しようと考えていたのだが、いざ蓋を開けてみると、お客様の到着が予定より少々遅れたため、予想よりも早く潮がひき、なんかエントリーできそう・・・・。うーぅぅぅむぅぅぅぅ。 お客さんもけっこうベテランだし・・・・。エキジットの頃にはもっと水がなくなっているだろうし、コンディションは良い方に向かっている。行くか・・・・。で入ってみると、うねりはそんなに深い場所まで到達していない。5〜6Mくらいまでかな。そんな中イロブダイ2個体。カミソリウオ2個体。オイランヨウジなどを観察。透明度も雨が降った割にはまぁーまぁー。 カゴシマオコゼもいましたよ。 エキジットする頃には、みんなたくさん潜ってきた。体験ダイビングまで行われている。うーん・・・。いいのかな・・・。 短いインターバルでポンポン2本潜る予定だったため、深くは潜らなかったが、それでもお客様には楽しんでいただけたようでなによりでした。 2本目が終了する頃には、ひと仕事終えたショップが続々帰っていっていました。まぁー事故がなくてよかった。 ダイビングでは最後の最後に初めて見るウミウシを確認。お客様に写真に撮ってもらった。後で送ってくれるとのことなので、楽しみに待ちたい。図鑑で調べたところ、モロックニシキウミウシという奴らしい。でかかったよ。 明日は西風。海は荒れるだろうし、いつになったら戻るのだろうか? 写真提供はお客様のMさんでした。どうもありがとうございました。 |
Date |
2004/9/25 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
25〜30M |
波 |
1.0M |
生物 |
トウアカクマノミ、カクレクマノミ、ヒバシヨウジ、ハマクマノミ、イレズミハゼ、キリンミノ子供、ヨスジフエダイ、チョウチョウコシヨウダイ若魚、ウデフリツノザヤウミウシ、アカクセニアウミウシ、バブルコーラルシュリンプ、ヒメオニハゼ、ミナミウシノシタ、モンダルマガレイ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ジョーフィッシュ、セムシカサゴ、カゴシマオコゼ、クロホシハゼ子供、チャマダラミドリガイ、モンツキカエルウオ、オドリハゼ、イロブダイ子供、モンハナシャコ、オイランヨウジ、ミジュン大群、パンダダルマハゼなど |
||
台風の足音が次第に大きくなって来る中で3本のダイビングを無事に終了。1本目ではなにはともあれ、ミジュン球であーる。とんでもない数のミジュンに囲まれ、お客様ともどもびっくり。まったくの予想外でした。それまでにもイロブダイの子供やまったく隠れないオドリハゼ、なんでもないスペースでノタノタしていたオイランヨウジなんかをじっくり見ていて、けっこう充実していたのだが、このミジュン爆群に出会い、嬉しさはマックスに到達。いやいや、素晴らしかった。 2本目では、ピカチューウミウシことウデフリツノザヤウミウシをゲット。他にはトウアカクマノミやヒバシヨウジ。お客様が独自で見つけていたイレズミハゼなどを観察。カクレクマノミもいましたよ。 3本目では、ジョーフィッシュをじっくり観察。ようやく、ようやく大きな個体に出会えました。無事に生きのびていたことは嬉しいが、今度のこの台風でまたもや砂の崩落が始まってしまうのか? かなり心配である。大きい個体はやっぱりあまり隠れないので、観察しほうだいなのだ。 ちょっと珍しいところではヒメオニハゼをゲット。こんなところにいたんだ? というくらいいつも通るところで見てしまった。見過ごしていたんだね・・・・。 お客様から写真が送られてきたら、どんどんアップしていきますね。ふむふむ。早速送られてきました。Cさんいつもありがとうございます。 まず隠れなかったオドリハゼ。エビもガンガン出てきてくれました。 こいつも隠れなかったオイランヨウジ。ペアのことが多いのだが、近くにはペアの片割れはいなかったです。 トウアカクマノミはけっこうイソギンチャクから離れて泳いでいたので、撮影は難しかったと思うのだが、ばっちり撮れていましたね。きれいですよ。 そしてピカチューことウデフリツノザヤ君。この台風でどっかに消えていくのかな? Cさん、ミジュン大群の写真もあったら送ってねー。 |
Date |
2004/9/24 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
25〜30M |
波 |
1.0M |
生物 |
ピグミーシーホース、カスミチョウチョウウオ、グルクン、ハタタテハゼ、オニカサゴ、クマノミ、キホシスズメダイ、ヤシャハゼ、スザクサラサエビ、オトヒメエビ、アカシマシラヒゲエビ、イソギンチャクエビ、ナンヨウハギ子供、チンアナゴ、タテジマキンチャクダイ子供、ヒトスジギンポ、ヒレナガネジリンボウなど |
||
今日はヘルシーに2本で終了。1本目では流れがあったものの、深くまで潜り、ピグミーシーホースを見てきました。全部で4〜5個体を確認できました。久しぶりに見たけれど、あいかわらず小さくてかわいいのだ。 また2本目では砂地をのんびりダイブ。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウを観察。あいかわらず定位置で動いていたタテジマキンチャクダイ子供も見れたし、ナンヨウハギ子供も大人もかわいかったです。 やはりうねりがあったので浅瀬ではゆっくりできなかったし、流れもけっこうあったのだが、透明度もよく気持ちよいダイビングになりました。 うーん・・・。写真がないとコメントも少ないなー・・・。 |
Date |
2004/9/23 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
5〜12M |
波 |
1.0M |
生物 |
グルクマ、ニセアカホシカクレエビ、ヤシャハゼ、ハチマキダテハゼ、セミホウボウ子供、オドリカクレエビ、イソギンチャクエビ、アラレフグ、バブルコーラルシュリンプ、タスジミドリガイ、カゴシマオコゼ、モンツキカエルウオ、ジョーフィッシュ、ミナミハコフグ子供、オランウータンクラブ、ヤイトギンポ、カスリハゼ、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、シマオリハゼ、ヤツシハゼ、クロオビハゼ、アジアコシヨウダイ子供、ヨゾラミドリガイ、ナマコマルガザミ、コブシメ、セソコテグリなど |
||
昨晩に本島在住のお客様からポツポツと電話が入り、今日の午前中の仕事が出来上がりました。予定としては午後からの到着ダイブだけだったのだが、こーいう突発的なお仕事も最近は多い。夏がまだまだ終わっていないということかな? 1本目ではヤシャハゼやモンツキカエルウオを見ましたが、ヒットはセミホウボウの子供かな。大人はけっこう見ているのだけれど、今日出会ったサイズはなかなか珍しいと思われます。そしてアラレフグと思われる個体がニセアカホシカクレエビやオドリカクレエビにクリーニングされていました。 2本目では、ジョーの捜索に終始したのだが、大きい個体がいぜんとして行方不明になっている。小さい個体ばかり。だけれど敏感で、すぐに隠れちゃうので、おもしろさは不十分。ううううむむむむ・・・。 3本目ではカスリハゼやシマオリハゼをじっくり。またミカヅキコモンエビのクリーニングステーションはエビだらけでありました。アジアコシヨウダイの子供はクロオビハゼのすぐ隣で飛び跳ねていました。浅瀬ではコブシメやカゴシマオコゼがいましたよ。 |
Date |
2004/9/22 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
東 |
透明度 |
10〜12M |
波 |
1.0M |
生物 |
マガキガイ、シラヒゲウニ、デバスズメダイ、クマノミ、コブシメ、カミソリウオなど |
||
スピッツ講習生が帰ってきてくれました。しかも新しいノンダイバーのお客さんを連れ立って。・・・・、ありがたい限りであります。感謝。講習以来潜っていないとのことで、体験ダイビングと一緒にスタート。浅瀬でじっくりゆっくり。 しかし海にはどこから出てきたのかよくわからないうねりがザバザバと押し寄せていて、あれ? という海況。台風は発生しているものの、まだまだ遠いし、うねりが届く距離ではないのにね・・・と思っていたら九州の方に前線が停滞していた。 1本目は干潮だったこともあり、そんなにうねりの影響は受けず、コブシメやカミソリウオのペアを観察しました。が、2本目はちょっとうねうね。そのため多少短い目の潜水時間で終了しました。 ダイビング終了後はひどい大雨になってしまいました。あらららら・・・・。 |
Date |
2004/9/20 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
東 |
透明度 |
10〜18M |
波 |
1.0M |
生物 |
シマカスリハゼ、カスリハゼ、ホホスジシノビハゼ、ヒメオニオコゼ、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、フタホシタカノハハゼ、シマカスリハゼ、クロオビハゼ、ヤツシハゼ、シマオリハゼ、オキナワフグ、ハラマキハゼ、オドリハゼ、カゴシマオコゼ、ジョーフィッシュ、クビアカハゼ、イソバナガニ、フジムスメウミウシ、チゴベニハゼ、アカハチハゼ、クロホシハゼ、オイランヨウジ、イシガキカエルウオ、ツバメタナバタウオ、モンツキカエルウオ、リュウグウベラギンポ、ヤシャハゼ、ハチマキダテハゼ、カゲロウカクレエビ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、オドリカクレエビ、イソギンチャクモエビ、バブルコーラルシュリンプ、グルクマ、ヤイトギンポ、セダカギンポなど |
||
連休だというのに、けっこう穏やかに過ごせている。私がファンを担当し、真弓が体験ダイビングを担当。実にのんびりしたものだ・・・・・。台風の来ない落ち着いた週末だったのにな・・・・。 底ではヤシャハゼを確認。あまり逃げなかったです。ハチマキダテハゼはいたけれど、ヒレナガネジリンボウはいなかったなー・・・・。ササハゼも姿を消していた。単に私が見なかっただけかもしれないけれどね。 その代わりといってはなんだが、実に撮りやすい場所にバブルコーラルシュリンプが飛ばされてきていました。 ミズタマサンゴは写真に撮るとそれだけで絵になるので、ぜひとも狙っていただきたい被写体でございます。またここには運良く、イソギンチャクモエビもいました。 ありふれたエビですが、模様がきれいなことはあまり知られていない。逆立ちしたポーズだけに目を奪われがちだが、白い模様の内部にも微妙な模様が描かれているのだ。 また底をヒョッコヒョッコ移動していたヒメオニオコゼ。胸ビレ全開で、威嚇しまくりでした。 浅瀬でこちらを見上げていたモンツキカエルウオ。全部で3個体を確認。いつもの穴のいつもの個体はいなくなっていたなー・・・・。どこかに行ってしまわれたのだろうか? また砂に埋もれて身を隠していたのはオキナワフグ。あまりきれいなサンゴ礁では見られないフグであります。 そしてとても大きなシマオリハゼがひょっこり登場。大きいのも小さいのもいましたよ。またこいつらが隠れないんだ。警戒心ゼロっす。寄りたいだけ寄れるのだ。素晴らしいぜ。 今日は少なかったヤツシハゼ。このハゼのきれいさは・・・・・、じっくり見ても・・・・・、肉眼ではなかなかわからないんだよね。しかしぜひとも理解してほしい美しさである。 クロホシハゼってわかりますか? 写真は子供の個体です。大人もいたのだが、大人は敏感ですぐに隠れちゃいました。こいつはなかなか引っ込まなかった。子供ながら頬の後ろに黒丸がすでにマーキングされているのだ。ふむふむ。 シマカスリハゼだと思われる個体。カスリハゼ系はわんさか見られるが、シマカスリハゼとカスリハゼをしっかり見比べられるようにならないとなー・・・・。まだちょっと混乱している。 夏場は見なかった、フタホシタカノハハゼのノーマルカラー。台風で飛ばされてきたのかな? 今日はホンマにハゼが多いなー・・・・。写真があまり良くないね。申し訳ない。 そして先日見つけたハラマキハゼ。まだ健在でしたが・・・・・、このペアだけしかいないみたい・・・・。ほぼ前回と同位置で確認。今日はペアで見られました。 下の写真が小さい方のハラマキハゼ。まだハラマキが鮮明ではありません。大きいのとペアで同じ巣穴にいなかったら、なにハゼかわからなかったでありましょう。 そして大きい方のハラマキハゼ。お腹のハラマキが鮮明に彫りこまれています。敏感なハゼですが、ゆっくり寄っていくとかなり近寄って見られました。ハゼの大きさは4センチぐらいでしょうか・・・・。 おや? 見慣れないハゼだなー・・・・。とにかく撮っておこう・・・・と撮影したこのハゼ。ハゼガイドブックによると・・・・・・・・、うーん。ヤツシハゼ属の一種かな? 英名はゴールドベアドシュリンプゴビーという奴・・・。これが1番近いかな? 日本では西表島に分布するが伊豆半島からも記録されているらしい。もしこいつがそうならば、沖縄本島では初記録かな? そして、こいつは誰? けっこう個対数はいました・・・・・。 スミツキアトヒキテンジクダイかな・・・・・。こいつらも見分けにくいですね。もっと勉強しないとな・・・・。勉強不足ですみませんです。 悲しいことはジョーフィッシュ。台風直後にはいっぱい確認できたのに、今日はほとんど確認できなかった。わずか2個体のみ。それも子供のシャイな個体。こんなに見られなかったのは最近では記憶にないな・・・・・。砂の崩落がまだ続いているようです。砂だけならまだしも、岩の崩落もまだ続いているよう。早く海底が落ち着いてほしいな・・・・。 |
Date |
2004/9/19 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20〜30M |
波 |
1.0M |
生物 |
キンチャクガニ、オシャレカクレエビ、ハタタテハゼ、クローリアメフラシ、カスミチョウチョウウオ、ハナミノカサゴ、オイランヨウジ、カスリフサカサゴ、セダカギンポ、ヤシャハゼ、オニハゼ、ヤノダテハゼ、ナンヨウハギ子供、スザクサラサエビ、オトヒメエビ、アカシマシラヒゲエビ、チンアナゴ、ヒトスジギンポ、タテジマキンチャクダイ子供、グルクン、キンギョハナダイ、フタイロハナゴイ、ケラマハナダイ、ニセクロスジギンポ、ミナミギンポ、セソコテグリ、カスリヘビギンポ、ハタタテシノビハゼ、エリグロギンポなど |
||
今日ものんびりマンツーマンダイブが続いていく。連休だというのに、これでいいのだろうか? お客様にとってはのんびり潜れていいことに違いない。 透明度の良い海中にカスミチョウチョウウオが群れていてとても爽やかである。 また砂地にはヤッコエイも登場。お客様の股の下を通過していったとのこと。 そしてここのガーデンイールはまったく逃げない。デジカメでもこれぐらいの撮影は楽勝であーる。 台風にも負けなかったタイジマキンチャクダイ子供。今日も定位置でじっくり見られました。あいかわらずなんとも言えない模様だ・・・・。すごい配色ですなー・・・・。 台風前より、はるかに減ってしまったヤシャハゼ。それでも健在。ただちょっと敏感な個体が多かったかな・・・・。 サンゴの隙間からあたかも十字倒立をする体操選手のようにこちらを見ていたセダカギンポ。個人的に好きな魚であります。 岩の穴から顔だけ出していたのはニセクロスジギンポ。目がバッテンになっていて変わっている。まったく逃げなかったので、お客様もゆっくり撮影できたことでしょう。 そしてその下で同じように穴から顔を出していたミナミギンポ。派手な配色ですなー・・・。 2本目でも3本目でも見られたキンチャクガニ。写真は3本目で見つけた個体。お腹には真っ赤な卵がたわわ、たわわ、たわわぁぁぁぁぁぁぁである。そして2本目に見つけたキンチャクガニはなんとバイカナマコに隠れていました。びっくり。ウミウシカクレエビとかを探していたのに、まさかキンチャクガニが出てくるとは・・・・・。隠れるところがなくなってしまったからかなー・・・・。 変な体色だがきっとこいつはクロヘリアメフラシでしょう。あまり見ない色だね。 そしてナンヨウハギの子供も全部で3個体確認。その小ささを理解していただくために、あえてナンヨウハギだけをトリミングしないで、フタスジリュウキュウスズメダイと一緒にアップしました。ナンヨウハギの子供のサイズがご理解いただけることでしょう。かわいいですなー・・・・。 海は波もほとんど問題ないレベルで非常に穏やかでした。 |
Date |
2004/9/18 |
天候 | 晴れそして曇り |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20〜30M |
波 |
1.0M |
生物 |
カスミチヨウチヨウウオ、キンギョハナダイ、アンボンクリノイドシュリンプ、ハナヒゲウツボ、グルクン、ゼブラハゼ、ムロアジ、マダラトビエイ、オニヒトデ、クサイロモウミウシ、テンスの仲間、ハナブサイソギンチャク、オドリカクレエビ、コノハガニ、ルリスズメダイ子供、スカシテンジクダイ、オオクロネズミ、クロボウズ、ニシキツバメガイ、キビナゴ、ナマコマルガザミ、イナセギンポ、カマス、アカテンコバンハゼ、パンダダルマハゼのペアなど |
||
連休前の土曜日。沖縄在住のお客様らも飛び込みで参加してくれて、3本のダイビングを終了。1本目ではサンゴにくるまれ、ほげーぇぇぇぇぇとダイビング。まだまだきれいなサンゴが残っているポイントだが、見えにくい場所にはしっかりオニヒトデが隠れていたりして、気が気ではなかった。ここのサンゴも食べられちゃうのかなー・・・・・。 次に砂地でのんびり。クサイロモウミウシだと思われる個体はいっぱいいるね。ニシキツバメガイは小さくてかわいいサイズでした。またハナヒゲウツボの大人を観察。多少流れていたものの、問題なくダイビングできました。個人的なヒットはゼブラハゼ。 以前はいなかったと思うのだが、今日は浅瀬に10〜12匹ぐらいのゼブラハゼがあまり隠れないで泳いでいました。久しぶりに見るその美しい姿に、お客様よりも私の方が感動していたはず。デジカメを持ってこなかったことが大変悔やまれる1本になってしまった。お客様で、ゼブラハゼが撮れていた方はぜひともスピッツまで送ってほしいのだ。ここでアップさせてほしいぞ。 するとお客様のOさんからゼブラハゼの画像が届けられました。どうもありがとうございますっ。 と、いうわけで送ってもらったゼブラハゼ。だがやはり小さい。元の画像もたくさんおくってもらったのだが、そうするとファイルが大きすぎてダウンロードできなかったんですよね・・・・。情けなし。いまだにISDN回線でがんばっているスピッツなのだ。 他にはサンゴの上でがんばっているメガネゴンベや、 穴から顔を出していたハナヒゲウツボ大人も撮れていましたよ。 こいつはコノハガニなのだが、ちょっと写真が小さくて、よくわからないかな・・・・。 写真提供はお客様のCさんでした。どうもありがとうございます。 3本目の最後にはマダラトビエイもいましたよん。 |
Date |
2004/9/17 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
1.0M |
生物 |
講習でした。 |
||
今日は真弓が講習の2日目を担当。私はスノーケリングを午前と午後で2回担当しました。 |
2004/9/16 学科講習でした。
Date |
2004/9/15 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
2.0M |
生物 |
リングアイジョー、ハナミノカサゴ、ミナミハコフグ子供、ハナゴンベ、アカヒゲカクレエビ、ミゾレウミウシ、シロウサギウミウシ、ミジュン、ハタタテハゼ、ツバメウオ、カゴシマオコゼ、モンハナシャコ、グルクマ、イナセギンポ、ハタンポ、アカマツカサ、シモフリタナバタウオ、ヤマブキハゼ、アナモリチュウコシオリエビなど |
||
今日は那覇在住のお客様の講習最終日を真弓が担当。お連れのお客様のファン2本を世古が担当。。久しぶりに潜るということで、ちょっと緊張されていたようだが、モルディブの時からのリピーターのお客様なので、いったん水に入れば、手馴れたものであーる。きれいに中性浮力を操って、写真撮影時もあまり岩などには触れないようにしておられました。実に素晴らしい。海外で潜りなれておられる方は、ノータッチダイビングの精神がもう体に染み付いているんだろうね。モルディブの時のお客様と沖縄で潜ると、よくそーいう風に感じる。みんなきれいに浮いて潜っておられる。ありがたいスタイルであります。 生物では、ハナミノカサゴの子供が底を這うようにプカプカ。これ以上大きくなるとあまりかわいくなくなってしまう。これぐらいまでがかわいい限界のようにも思う。ピンクが綺麗でした。 ある程度の水深まで降りれば、けっこうたくさん見られるリングアイジョーフィッシュ。今日の個体はかなり大胆で、じっくり見ることができました。 講習チームとあわせると、全部で3個体も確認できたミナミハコフグ子供。この写真の個体が二番目に小さいサイズでした。 ウミウシではミゾレウミウシのほかにシロウサギウミウシも確認。大きさは1センチぐらいであります。 他にはミジュンの群れに期待を寄せていたのだが、潮が満ちていたせいか、あまり群れていませんでした。その代わりといってはなんだが、なんと、もうグルクマの群れが水面を右往左往していました。うーん・・・・・・・。もう冬なのかな・・・・。グルクマっていうと、冬って感じがしてしまう。 岩穴の奥ではシモフリタナバタウオが丸見えーでした。写真提供はお客様のAさんです。どうもありがとう。 他にはカゴシマオコゼもアナモリチュウコシオリエビもいましたよ。 |
Date |
2004/9/14 |
天候 | 晴れ/曇り |
気温 | 30℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
12〜15M |
波 |
2.5〜2.0M |
生物 |
コブシメ、カミソリウオ、デバスズメダイ、ルリスズメダイ、クマノミなど |
||
今日はファンダイバーこそいないものの、体験ダイビングもスノーケラーもたくさんいて、けっこう忙しかった。午前は体験ダイビングとそれに付き添う2名のファンダイビング。難なく無事に終了。水中ではコブシメにも出会えたし、カミソリウオにも会えました。 午後からは洞窟スノーケリング。4名様と3名様のグループでした。 |
Date |
2004/9/13 |
天候 | 晴れ/曇り/雨 |
気温 | 30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
20〜25M |
波 |
3.0M |
生物 |
ヒレナガネジリンボウ、オニハゼ、ツバメウオ、カクレクマノミ、オランウータンクラブ、クマノミ、ハタタテハゼ、アンボンクリノイドシュリンプ、イソギンチャクエビ、ヨスジフエダイ、ハナビラクマノミ、オシャレカクレエビ、オキナワベニハゼ、ミナミハコフグ子供、エンマカクレエビ、ムレハタタテダイ子供、シロブチハタ子供、キリンミノ子供、アマミスズメダイ、アナモリチュウコシオリエビ、アカマツカサ、キビナゴ、ムロアジ、ヤイトギンポ、ハリセンボン、ウミシダウバウオなど |
||
さてさて、またたまってしまったログブック。台風の時は時間はあるが、潜れない。潜り始めると、書くことはあるが時間がない・・・・。暇を見つけてはチョコチョコと写真の画像処理をし、ネチネチと執筆し、今日にいたっております。 1本目、底でヤシャハゼを探すも、空振り・・・・。ヒレナガネジリンボウやオニハゼはゲットしたのだが、お客様の目的であったヤシャハゼはダメでした。とほほほほ・・・・・。しかしオランウータンクラブやカクレクマノミを観察し、写真のアンボンクリノイドシュリンプもゲット。台風を耐え抜いたウミシダがほぼ定位置にありまして、そこには春からずっとこいつがいます。春に比べればかなり大きくなりました。 2本目では、台風で飛ばされ流されてきたタツノハトコでも探そうとしたのだが、いないなー・・・・・。あまりにも強すぎた台風だったので、浅瀬の生物がほとんど飛ばされている。悲しい限りだ。 オシャレカクレエビは砂地でいつも見られるありがたい生物。台風の時も、ニゴニゴの時も、ベタ凪の時も、流れまくりの時、とにかくどんな時だって、オシャレカクレエビの見れないダイビングはないと言っても言いすぎではない。今回も紹介。そして同じようなルックスのエンマカクレエビもいたので、ここにアップ。誰も見たいと言ってくれないが、こーいう生物もいるのだ。 サンゴの枝の隙間に隠れていたのはキリンミノの子供。色がホンマにきれいだ。昨日見たハナミノカサゴはとんでもなく大きかったですけれど・・・・。でも正面向いてくれないです。子供を見るときはいつだってお尻が多いな・・・・。 そしてまたもや現れた、旗割れハタタテハゼ。台風で体に傷のついた魚がパラパラ見られたので、ハタタテハゼの旗も傷ついたりして、枝分かれした個体がいるのではなかろうか? と探していたのだが、2個体確認。写真の個体は三つに分かれているが、他に2本に分かれている個体もいました。台風の後はこーいうタイプが増えるのかな? 今まであまり気にして見ていなかったので詳しくはわからない。これからはこーいうこともちょっと気にしてみよう。 3本目ではピグミーシーホースを探したのだが空振り三振バッターアウトだったのだ。台風前は確認していた場所だったので、きっといるであろう、いるに違いない・・・・と祈っていたのだが、神様は微笑んでくれなかったのだ。アナモリチュウコシオリエビやウミシダウバウオを見てエキジットとなりました。 海は落ち着いてきたし、これから浅瀬にも生物が増えてくることを願いましょう。 |
Date |
2004/9/12 |
天候 | 晴れ |
気温 | 30℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
15〜30M |
波 |
2.5〜3.0M |
生物 |
トゲコマチエビ、バブルコーラルシュリンプ、オルトマンワラエビの仲間、ベニハゼの仲間、ロウソクギンポ、ホホグロギンポ、セソコテグリ、ウミウシカクレエビ、オドリハゼ、イナセギンポ、ムスジコショウダイ子供、タマギンポ、パンダダルマハゼ、カゴシマオコゼ、ツバメウオ、マダラトビエイ、スジクロユリハゼ、ミゾレウミウシ、イソギンチャクエビ、アカハチハゼなど |
||
アケボノハゼやピンクダートゴビーを見てみよう・・・・と深場に潜降。が、ここでも台風の影響が如実に出ており、32M付近で見られていたアケボノハゼやスジクロユリハゼは何処へ? 深い場所でスジクロユリハゼは数個体確認できたが、アケボノハゼは確認できなかった。まだ隠れているのかなー・・・・・。 浅瀬での生物探しは、途方にくれる・・・という感じである。砂の移動がすさまじい。台風前は、砂がありその上にさまざまな大きさの石、岩、死サンゴの断片などが積み重なり、その隙間にいろんな生物が息づいていたのだが、台風のうねりで砂が吹き飛ばされてしまい、重さのある岩だけがそのまま残っている景観。そこにどこからか転がってきた、新しい岩や石も混ざり、ガレ場は文字通りのガレ場である。 また大半の石や岩がひっくり返っており、一見、底は真っ白である。つまり今まで水に接していて海草や藻が付着していた面が下を向き、なにも付着していなかった面が露出している状態。キンチャクガニやクビナシアケウスなど甲殻類は生きのびているのだろうか? 浅瀬のカエルウオたちは今日も元気でした。まずはホホグロギンポである。目が赤いのでよくモンツキカエルウオと間違われるし、実際私もホホグロギンポの存在を知るまではモンツキカエルウオの体色変化バージョンかと勘違いしていたほどであるが、ホホグゥーロなのだ。 そしてこいつは頻繁に見られるピンクのまゆ毛がちょーかわいいロウソクギンポである。 うーん・・・・。けっこう見るんだけれど、名前は不明。白い2本のラインがよく目立っているのだが、名前はなんだろうか? うーん・・・・。ミカゲハゼかなー・・・。 ベニハゼだということはわかる・・・。が、なにベニハゼなのか? と問われれば、まったくわからない。わかる人、誰か教えてねー。
|
Date |
2004/9/11 |
天候 | 晴れ/曇り/雨 |
気温 | 29℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
10〜25M |
波 |
3.0M |
生物 |
真弓チーム ツバメウオ、オヤビッチャ、ハタタテハゼ、ウルマカサゴ子供、エリグロギンポ、アオギハゼ、オランウータンクラブ、クマノミ、ハナビラクマノミ、イソバナカクレエビ、クビアカハゼ、アカマツカサ、ハタンポ、カンムリベラ子供、イナセギンポ、ツマジロオコゼ、シモフリタナバタウオなど 世古チーム ヒトスジギンポ、タテジマキンチャクダイ子供、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、チンアナゴ、ナンヨウハギ子供、スザクサラサエビ、アカシマシラヒゲエビ、オトヒメエビ、ミヤケテグリ、クマノミ、ハダカハオコゼ子供、スカシテンジクダイ、サビウツボ、ヨゾラミドリガイ、モンハナシャコ、カクレクマノミ、ダンゴオコゼ、グルクン、アカハチハゼ、アジアコショウダイ子供、アカマツカサ、ハタンポ、カノコイセエビ、ハナミノカサゴ、コノハガニ、カスリフサカサゴ、シンデレラウミウシ、ウミシダウバウオ、キイロイボウミウシ、カスミチョウチョウウオ、キンギョハナダイ、キホシスズメダイ、オニカサゴなど |
||
今日は真弓と2チームに分かれてのダイビング。真弓チームはツバメウオに取り囲まれ、ウルマカサゴの子供と思われる個体に遭遇。目の上から角のようなものがニョッキリ伸びていたのだ。オランウータンクラブもいたし、エリグロギンポもいました。2本目では、イナセギンポのたらこくちびるを観察。またツマジロオコゼやシモフリタナバタウオもいましたよ。 で、世古チームは3本のダイビングを無事に終了。午前中の2本はうねりの残る海だったので、浅瀬ではウネウネユラユラ。しかしそんな中でもカスリフサカサゴやダンゴオコゼを観察。他にはカクレクマノミやウミシダウバウオ、アカハチハゼにアジアコシヨウダイ子供もいました。 3本目ではうねりも消えて、実にゆっくりしたダイビング。タテジマキンチャクダイ子供は台風前から確認していたが、ほぼ同じ場所で今日も漂っていました。無事に生き残ったんだなー・・・。うんうん。ヤシャハゼのたくさんいるポイントなのだが、あまりいない。でも、あれだけ大きな台風のわりにはハゼの復活が早いかな・・・・。ヤシャハゼは数個体を確認。ヒレナガネジリンボウもいました。 ナンヨウハギの子供が2個体、ハダカハオコゼの子供もいましたよん。透明度もよくて良かったです。 |
Date |
2004/9/10 |
天候 | 晴れ/曇り/雨 |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
南東 |
透明度 |
5〜20M |
波 |
3.0〜4.0M |
生物 |
ジョー、フチベニイロウミウシ、ミジュン、モンツキカエルウオ、モンハナシャコ子供、ツバメウオ、ヤイトギンポ、オドリハゼ、リングアイジョー、ハナシャコ、ヤシャハゼ、アジアコシヨウダイ若魚、セソコテグリ、ミナミハコフグ子供、サキシマミノウミウシ、エリグロギンポ、イシガキカエルウオなど |
||
リピーターの方と今日も3ダイブ。台風で荒れた海ながら、ダイビングは進んでいく。1本目では底に張り付きハゼを観察。台風のうねりが底の砂をきれいに波の形に整えてくれました。おかげでハゼの姿はあまりいない。パラパラ・・・・、散在していました。ヤシャハゼを確認。ハナシャコのペアがいました。1匹のハナシャコが巣穴から顔を出していました。そこを訪れたもう1匹のハナシャコ。巣穴付近の砂を持ち上げて、巣穴のハナシャコに上からふりかけはじめました。どーいう意味の行為なのだろうか? 当然巣穴のハナシャコは嫌がって、巣穴に隠れていきました。なんだったんだ? ウミウシではサキシマミノウミウシを確認。ミナミハコフグの子供も見られました。 また浅瀬にたむろしていのは、巨大なミジュンの大群。大きな雲のかたまりのように密集していました。 うーん・・・・、2枚アップしたんだけれど・・・・、よくわからない写真になっていますね。残念。 2本目もミジュンだらけ・・・・。 お客様をすみに追いやるほどの圧倒的な量のミジュンでありました。とてもきれいだった。 3本目でも爆弾クラスのミジュン大群に遭遇。いったいいつになったら終わるのだろうか? というくらいのミジュンの通過にとてもびっくりなのだ。ここでは昨日も見た、ジョーフィッシュ三昧。でもすでにいなくなった個体もいて、まだまだ海底崩落は終わっていないのでした。 |
Date |
2004/9/9 |
天候 | 晴れ/曇り/雨 |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
東 |
透明度 |
5〜10M |
波 |
2.5M |
生物 |
ジョー、モンツキカエルウオ、イワシ、シマカスリハゼ、シマオリハゼ、ハラマキハゼ、カゴシマオコゼ、カクレクマノミ、ヨスジフエダイ、ヘラヤガラ、シマウミヘビ、モンダルマガレイ、マガキガイ、オトヒメエビ、ヤイトギンポ、ハナビラクマノミ、ハリセンボン、トウアカクマノミ、クマノミ、スナイソギンチャク、ロクセンスズメダイなど |
||
午前中と午後とてお客様が入れ替わり、全部で4ダイブ。でもさばいている人数は1人だったり、2人だったりで、実に少人数。 午前。ボートがいいというお客様のリクエストに答えて、ボートで2本。が、うねりが残っており、外洋には出られませんで、インリーフのポイントにてダイビング。 入ってびっくり。底が砂のポイントなのだが、その砂の移動がハンパではなーい。それが証拠にセジロクマノミの住んでいた岩が埋没してしまった。セジロクマノミはどこかに旅立ったのであろう。最深部のトウアカクマノミは元気でした。 浅瀬の生物はとても少なかった。やはりこれだけ砂が移動していれば、当然というべきか・・・・。今まで砂だけだった場所に死んで埋もれていた枝サンゴの残骸が突如出現していたり、ポイントの景観がまったく様変わりしていました。・・・・、台風ってすごいぜ。 午後はビーチがいいというお客様だったので、ビーチで2本。泥の世界に突入であーる。写真のようなカスリハゼやシマオリハゼを観察。 カゴシマオコゼもいましたよ。 またジョーフィッシュ・・・・・。台風の影響はどうなっているのだろうか? とおそるおそる潜ってみる。1番浅い場所で確認していたジョーたちは確認できなかったが、 深いほうでは元気な姿を確認できました。
全部で9個体を確認。黄色は見れなかったけれど、大人のサイズから子供のサイズまでいろんな大きさでバリエーション豊な色彩。どれもよく似ているのだが、同じではない。巣穴の石の固め方もそれぞれバラバラで、見ていて実に楽しい。今度は黄色も探してみよう。 そして私も初めて見たこの魚。ハラマキハゼという。ここは普段からヤツシハゼの多い海域。こんな魚はこれまで見たことがなかったから、私はかなり真剣に指差し、お客様に教えていたのだが、ヤツシハゼだと思い込んでいたEさんは少々困惑気味に、私を一瞥し無視するのみ。Eさんはハゼ好きのお客様で、ヤツシハゼなんて実にたくさん見ているのだが、そのEさんにして、無視してしまうぐらいヤツシハゼに似ている外見なのである。しかし、しかし、よーく見ていただきたい、お腹に入ったハラマキ模様を。かねてから図鑑でチェックし、見たいなぁーと思っていたのだが、ようやく確認することができました。めでたし、めでたし。沖縄本島でも確認できたのが良かった。 いつまでいるかわからないけれど、見たい人はリクエストしてくださいね。 |
Date |
2004/9/8 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
27〜28℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20〜30M |
波 |
2.5M |
生物 |
サザナミヤッコ、コバンハゼ、アカテンコバンハゼ、アオフチキセワタガイ、クビアカハゼ、ツマジロオコゼ、イシガキダイ、テンス子供、ヒメサルハゼ、コノハガニ、クサイロモウミウシ、アジアコシヨウダイ子供、ムラサキウミコチョウ、ルリスズメダイ子供、オオクロネズミ、ウミガメ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、ナンヨウカイワリ、ミナミハコフグ子供、ニシキヤッコ子供、アンナウミウシ、イソマグロ、チンアナゴ、ニセアカホシカクレエビ、ダンゴオコゼ、オビテンスモドキ子供、アカテンコバンハゼ、サザナミフグ、ハマフエフキ、カマスの群れなど |
||
長かった・・・・。3日間のクローズを経て、ようやく海に出られました。お客様もホッとした様子。せっかく沖縄に来たのだから、やっぱり潜りたいよね。 うねりの残る海ではあるが、穏やかな海域を見つけて抜け目なく3ダイブしてきました。1本目ではサンゴと魚。2本目で砂地。3本目では再びサンゴ。潜ったエリアのサンゴは大きく破壊されてはいませんでした。ほっ。 大物ではウミガメに遭遇。エントリーしてすぐの出来事。ボートの音にも動じないでボートの下に止まっていた度胸のある奴でした。 またブリブリのイソマグロにも遭遇。小物では写真のハゼ。おそらくヒメサルハゼであろうと思われる個体に遭遇。こんな場所にもいるのかな? と半信半疑でしたが、図鑑で見ると、どうやらそのよう・・・・。珍しいと思われます。 砂の上にはアジアコシヨウダイの子供と思われる奴もヒラヒラ。全長は1センチくらいでした。お客様は小物がお好きなようで、こいつには大変喜んでいただき、ガイドの私も嬉しかったのだ。 アンナウミウシがいました。ウミウシは少なかったな・・・・。写真はないが、クサイロモウミウシがいました。私ははじめてかな・・・・。デジカメがほしかった・・・・。 写真提供はIさんでした。どうもありがとうございます。 |
Date |
2004/9/4 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜29℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
10〜20M |
波 |
4.0〜6.0M |
生物 |
トウアカクマノミ、ニセアカホシカクレエビ、オシャレカクレエビ、ハマクマノミ、ヨスジフエダイ、シモフリタナバタウオ、ゴンズイ、ロクセンスズメダイ、ゴイシウミヘビの仲間、ウデフリツノザヤウミウシ、モンダルマガレイ、アジアコシヨウダイ子供、シャコガイ、イッポンテグリなど |
||
早朝、海をチェックしていたときはそうでもなかったが、いざ潜りにきてみたらけっこう波が高くなっていた。風もかなり強くなってきた。海はシケシケ。 そんな中で2本のダイビングをなんとか無事に午前で終了。水面はチャプチャプでした。そんな中でもヒットはピカチューウミウシこと、ウデフリツノザヤウミウシ。去年? 一昨年だったかな? とにかくかなり長い期間見ていなかったけれど、ようやく見れました。しかし、何故に台風直前のラストダイブで・・・・・。今度の18号はかなり影響ありそうだし、どっかに飛ばされちゃうんだろーなー・・・・。 そしてボロボロのヨスジフエダイがいました。顔も体もどうしちゃったの? というくらいにボロボロでした。寄っていってもあまり逃げないし、なんかもう生きる気力なし・・・・という感じの泳ぎ方でした。 反対にビンビン元気だった、シモフリタナバタウオ。隠れもせずにガンガン前に出てきました。どうやら穴の奥行きがほとんどなかったようで、隠れようにも隠れられなかったみたいです。でもそのおかげて丸見えシモフリ君で、ラッキーでした。 ゴイシウミヘビ属の一種であろう。そんなに珍しくない。けっこう見られます。でも名前はない。そーいう奴ってけっこういるよね。こいつにも早く名前がつけばいいのになー・・・・。 なんだ、こりゃー? 大きいなー・・・・と思いつつお客様に紹介。ゴンズイっぽいけれど、こんなに大きいゴンズイいるのかな? と半信半疑で図鑑をめくってみると、沖縄産は30センチ・・・と書かれているではないか、ふーむ・・・・。沖縄のモノはそんなに大きくなるのか・・・・・。「成魚は昼間ゴロタ石の下などに潜み、もっぱら夜間に活動する」とも書かれている。うーん。ぴったりだ。ぴったりあてはまる描写だ。そして口のひげ。これはまごうかたなきゴンズイの成魚なのだ。大きすぎて気持ち悪いぞ。図鑑の最後は、「意外と美味」というサプライズなコメントで締めくくられていました。 そして普段あまり通らないエリアを通ってみると、砂の上にスナイソギンチャクが触手を伸ばしていました。大きくてグロテスク。なんかゲームのバイオハザードを彷彿とさせる。 こーいうところはとても臭う。クンクン、クンクン。なにか臭う。なんかいそうな気配と生物が息を潜めて隠れている緊迫感が臭う、臭う。よくよくよーく見てみると、・・・・・、なんだど真ん中、中央にアジアコシヨウダイの子供がいるではないか・・・・。まだ5ミリぐらいのほんまに子供なサイズでした。かわいかったぞ。 他にもモンダルマガレイやニセアカホシカクレエビ、トウアカクマノミなどを確認。バタバタと北東風に追われたダイビングでしたが、意外にも内容は濃く、楽しい2本でした。 先日、書き忘れていたが、ここでもイッポンテグリを見つけたのだった。写真をアップするのも、コメントにこのことを書くことも忘れていた。情けなし。 明日からの海が心配だ。 |
Date |
2004/9/3 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
28〜30℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
20M |
波 |
2.0〜4.0M |
生物 |
モンツキカエルウオ、キビナゴ、スマカツオ、モンハナシャコ、ヤマブキハゼ、リングアイジョー、バルタンシャコ(仮名)、オドリハゼ、アカククリ成魚、イソギンチャクエビのペア、セソコテグリ、アカハチハゼ、ロウソクギンポ、スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、イナセギンポ、エリグロギンポ、イシガキカエルウオ、コノハガニのペア、サンゴモエビ、ウコンハネガイなど |
||
うーん・・・。久しぶりのファンダイブのガイドだ。体験とスノーケルばっかりだったからなー・・・。ゆっくり慎重に潜り始める。 深場でリングアイジョーやバルタンシャコ、オドリハゼなんかを観察。スミレナガハナダイもいましたよ。モンツキカエルウオは全部で3個体を確認。1番紹介しやすそうな奴を選んでお客様に紹介。 コノハガニのペアは仲良さげでしたし、岩の下のサンゴモエビは珍しくゆっくり見られました。今日はデジカメの画像はなーい。昨日、たくさん撮ったからね。少しずつ波が出てきました。どうなるんだろうか・・・・。 水温は台風の影響を感じられない28〜30度の範囲で推移している。いい調子だ。ところが18号がかなり北上してきている。なんとかならないものかなー・・・・。ほんまに毎週だぜ。 |
Date |
2004/9/2 |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
29℃ |
風 |
西から北東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.0〜1.5M |
生物 |
ヤシャハゼ、ササハゼ、オドリハゼ、クロホシハゼ、オニハゼ、クビアカハゼ、キムラベニハゼ、サンゴモエビ、ミナミハコフグ、イロブダイ子供、ミスジスズメダイ、ミゾレウミウシ、レンゲウミウシ、ヒメコモンウミウシ、ミアミラウミウシ、イッポンテグリ、ジョーフィッシュ、パンダダルマハゼ、カミソリウオ、カゴシマオコゼ、モンツキカエルウオ、オランウータンクラブ、セダカギンポなど |
||
海面もようやく穏やかになって、いろんな海に潜れるようになってきました。お客さんはいないんだけれど・・・、いや、いた。洞窟スノーケリングのお客様が3名いました。が、ダイビングのお客様はいなかったので、スノーケリングのあいまにネタチェックで1人でフラフラ潜ってきました。 まず底で元気にホバリングしていたペアのヤシャハゼ。接近してもほとんど逃げなかったです。逃げるどころかより高くホバリングしてくれました。 またオドリハゼが定位置の巣穴からひょっこり顔を出していました。共生エビも元気に活動していましたよ。 岩の上でオニハゼが全身をさらけだしていました。なかなかこいつも隠れなかったな。 以前から見られたササハゼ。台風にも負けずにほぼ定位置をキープ。定位置といっても、こいつらは動き回っているので、どこが巣穴かわからなくなるくらい、動いて、写真には撮りにくい被写体。 砂を掘り下げたような巣穴からこちらを見ていたのは、クロホシハゼ。あまり紹介しない魚だ。なぜかというと、敏感だから。またあまり人気もないから。しかし、こーやって顔だけ見ていると、ホタテツノハゼ系の顔をしているようにも思うんだけれど、そうだったら人気者になってもいいのになー。やっぱり地味な体色がネックですかね・・・・。 クロホシハゼとは対照的にとてもきれいなクビアカハゼ。またいろんな水深にたくさん生息しているから、ガイドさん大助かり。ダンダラダテハゼと区別のつかない人もいるようだが、よく図鑑で写真を見比べてほしい、全然違うのだ。はなはだしく違う。根底から違う。決定的に、革命的に違うのだ。 こいつは一年ぐらいほぼ同じ場所で見られる通称キムラベニハゼ。頭部の青い模様がかわいいのだ。 両者ともパンダダルマハゼであろう小さなハゼたち。右側の写真の個体は多さは1〜2センチぐらいで、とてもすばしっこいです。 浅瀬でたまっていたイワシの群れ。グルグル囲まれてしまいました。 最近よく見かけるサンゴモエビ。岩の下であまり逃げなかった奴をバチリ。フサフサしたものが体にたくさんまとわりついていて、エビのようには見えないのだが、よーく見るとエビ以外の何者でもないのだ。 イロブダイの子供はわりと普通種。探せばひとつのポイントのどこかしらからか出てきます。 岩のすきまに身を隠していたカゴシマオコゼと思われる個体。大きかったです。 台風の後になるとどこからか流れてくるカミソリウオ。今日も1個体確認。 もう子供のような顔つきではなくなったミナミハコフグ。色はまだまだ子供・・・・じゃないか・・・・。微妙に黄色が薄くなっていますね。子供の時は、黄色というか山吹色っぽい感じがしますよね。 たいして珍しくもないし、別にどうってことはないのだけれど、ちょっと目に付いたので撮影してみたミスジスズメダイ。ガンガン泳いでいたので、撮影は大変。三度シャッターを切って、諦めました。 モンツキカエルウオはほぼ定位置。うねりもなく、非常に撮りやすかったです。 どちらかというと冬の季節モノのオランウータンクラブ。こいつはまだまだ子供の個体でした。私の指も画面に入れて撮影してみました。ホンマにちっちゃいよね。だけど、すでに体はフサフサ・・・・。こいつら、いつからフサフサなんだろうか? こちらも定位置をキープしてくれていたセダカギンポ。かわいらしいことこのうえなし。もう一箇所のセダカギンポはさらに小さな個体だったのだが、今日は確認できませんでした。どっかに飛ばされたのかな・・・・・。 ジョーフィッシユは全部で7個体を確認。撮影できたのは5つ。あとの2つは子供の個体ですぐに隠れたので、撮れませんでした。 黄色がいれば良いのだが、黄色は確認できず。また探しましょう。でも、この上の写真の左側のふてぶてしい顔した個体は、春ごろはピキピキの黄色だったんだけれどね。どんどん色が変わっていきます。 また砂地ではイッポンテグリが登場。普段はあまり見ないのだが、台風の後だから出てきたのかな? 格好よかったですよ。大きさは10センチぐらいです。 ウミウシでは定番のミゾレウミウシが今日も数個体見られました。ペアになっている奴らが多かったです。触覚部分と二次エラ部分のみぞれ模様が特徴です。 キイロイボウミウシ。特にコメントはない。・・・・。特に人気もないし、キイロイボウミウシ大好きです、というお客様にも会ったことはない。だからあまり紹介もしない。でもよくいるんだよね。 レンゲウミウシ。図鑑によると「冬季から春季にかけて見られる稀種」とある。ふむふむ。でもけっこう私は見ている。何度目だろうか? 6〜7回は見ていると思います。 ヒメコモンウミウシ。これも図鑑によると、「冬季から春季にかけて見られるやや稀種」とあります。ふむふむ。しかしこいつのほうが何度も見ているぞ。東海岸に多いウミウシだと私見ながら思いますが、はたして? うーん・・・・・、なんだ、こりゃー? とんでもない色使いだぞ。いやいや、現場ではここまでのカラーだとは気付けませんでした。撮影後の写真を見て、びっくり。とんでもない色だな。 いろんな図鑑を調べてみたが、ぴったりくるのはあまりない。結局ミアミラウミウシのカラーバリエーションではないかな・・・と推察。よく似た種が載っている図鑑がありました。 私の指の大きさと比較するとその大きさが際立つのだ。ホンマ、大きかったですよー。 |