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Date

2007/11/29 

天候 曇り、雨
気温 21℃ 中潮

水温

22〜23℃

北東から北

透明度

2〜5M

4.0M
とびきり寒い。荒れまくりだ。台風崩れの熱帯低気圧が沖縄南海上を通過しているので当然といえば、当然か。天気図を見ていると11月だとは到底想像できないが、信じるしかない。11月も終わろうという今、まさにこの時期に台風に苦しめられている本島地方です。

今日も毎年手伝いに来ているショップさんの修学旅行の講習のヘルプに行ってきました。あいにくの天候に生徒さんたちのモチベーションも低いが、それも当然。せっかく沖縄に来て、講習で、この天気では・・・・、本当、かわいそうだったが、しょうがない。

やれることをやってしまわなければ。

透明度数メートルの海で黙々とスキルトレーニングを続けて、なんとか講習終了。寒い中でよく頑張った生徒さんたちでした。魚も少ない海だったけれど、オキナワフグに触ったりできたので、まぁーいいか。今度はニモを見においでねー。


Date

2007/11/28 

天候 曇り、そして雨
気温 22℃ 中潮

水温

23℃

北東

透明度

1〜3M

3.0〜4.0M
寒い。昨日にまして寒い。なんだこの天候は? 南方海上に台風が戻ってきている。たまらん。11月も終わろうかというこの時分に台風とは? はっ? って感じだ。

北東の風に西海岸を潰され、南からのうねりに東海岸を潰され、行く末もなく、彷徨える我が身に風雨がきつい。

・・・・・・・・。

やれやれ。

が、本日のお仕事は他店のヘルプ。毎年手伝わせていただいている高校生の講習だ。

が、余りの寒波と海の荒れ方に本日の予定はすべて変更。急遽スノーケリングだけ行って終了となりました。生徒さんたちのテンションはすごく高くて、潜る気満々だったのだが、午前中この風雨に身をさらせばその若きテンションも下降の一途。いや、若き故、その下降線は急速に萎え、寒さに震える若人の群れがハイ、ボォーンでっきあっがりぃー。って感じだ。

明日はどうなる?


Date

2007/11/27 

天候
気温 22℃ 中潮

水温

23℃

北東

透明度

1〜2M

2.5〜3.0M
連日雨の予報が外れていた沖縄気象台。それもこれも停滞していた高気圧のせいだと思うのだが、ついにその高気圧も動き出し、遠ざかっていたはずの台風が舞い戻ってきて、今日の本島地方は朝から激しい雨に打たれました。

お客さんからの電話で「雨の様子を見たい」との連絡が入り、午前中は天候とにらめっこ。希望されていたポイントを見に行くと、台風のうねりが昨日よりもさらに大きくなっていた。うーん・・・・・・。悲しい。

どんな生物も決して見せはしないぞ! という確固たる拒否の意志を感じるほどの濁った水が浅場でとぐろをまき、私の気力を奪い取るのだが、少し沖に目を向ければ、浅瀬よりは幾分青く見える水が横たわっている。

入ってみないとわからないし、午前中は時間が空いたし、どれどれ潜ってみよう。とエントリー。

浅場はパスして水面移動。深みに潜るも、透明度は若干の回復をみせるが、沖に出れど出れど一向に向上はせず、濁った水がただただあるのみ、。透明度は1〜2Mというところか。

これじゃーお客さん楽しめまい・・・・・。と、いうことで今日のダイビングは中止にしました。ちゃんちゃん。


Date

2007/11/26 

天候 曇り
気温 23℃ 大潮

水温

23〜24℃

透明度

8〜10M

2.5〜3.0M
ドロハゼ好きのお客様の中日。狙いはまだ和名のついていない図鑑未記載種だったのだが、ことごとく外れまくり、なかなか良いダイビングが提供できない。

狙ったポイントには波やうねりで入れないし、入れたポイントの魚は夏とは変わっていて普通種しかいなかったり、おやおや・・・・という連続。

そんな中で見られた特大のウミウシカクレエビ。ペアでいました。

     

ツノザヤウミウシもいました。

                    

が、肝心のハゼは普通種の確認に止まり、残念。また夏場にリベンジしていただけたら・・・・・と切に願うスピッツでした。今度はマウデスもハゴロモspも見せてあげたいものだ。


Date

2007/11/25 

天候 曇りのちに雨
気温 24℃ 大潮

水温

22〜24℃

透明度

2〜8M

2.5〜3.0M
どろ、ドロ、どろどろどろぉぉぉとドロの中に突入するのだ。今日のお客様はドロハゼ大好きな方たち。昨日までのお客様も巻き込んでドロハゼダイブに行ってきました。

まず名前のわからないカクレエビに出会いました。なんじゃろ、ほい?

     

ハタタテギンポの子供もいました。全然逃げなくて非常に撮りやすい個体でしたよ。

     

ニシキフウライウオは昨日と同じ個体。ヒレの模様が綺麗です。

     

ヤツシハゼですな。ドロの普通種。

     

ツムギハゼ。こいつもドロでは普通種。しかも大きい。あまり逃げない。撮りやすさでも特筆に価します。

     

カイメンの上にいたハゼ。なんだろうか? 

     

キララハゼの仲間だと思われる個体。

     

こっから下の4枚はよくわからない。ゆっくり調べますね。

     

上の写真と同種かな・・・・。

     

こいつは?

     

こいつは上の写真と同種かな・・・・。

     

ハゴロモハゼもいましたが、なかなかオスに出会えませんねー。メスばっかり。

            

ウミウシではレンゲウミウシ。

     

そして初めて見るちょおー綺麗なウミウシに出会った。なんじゃーこりゃー? この色彩は素晴らしいじゃーあーりませんか?

               

嬉しくてもう1枚載せてしまおう。図鑑で調べたけれど、合致するものが見当たらず、現状では不明種。誰かわかる人がいたら教えてくださいね。

           

水温が最低の場所で22度を記録。寒いよー。温かい場所はまだ24度でした。この2度の差はとてつもなく大きいのだ。


Date

2007/11/24 

天候 曇り
気温 23℃ 大潮

水温

23〜25℃

東から北東

透明度

8〜30M

2.5M
ウミウシが好きなお客様となんでも撮ってくれるありがたいお客様。2人のお客様とのんびり潜ってきました。

やはりウミウシを探してしまうが、まずはお客様が見つけたボンボリイロウミウシ。白い触角にピントが合って、とてもきれい。背景の貝はマガキガイ。目のある貝として有名です。写真ではマガキガイの目とウミウシがくっつきそうになっていますねー。

     

和名のないウミウシ。学名をクロモドーリス・ヒントゥアネンシスといいます。とても綺麗でそこそこ稀種かな? いや、けっこう見られるか・・・・・。

     

こちらはきわめて普通種のサキシマミノウミウシ。どこのポイントで見られても不思議ではない。

        

サキシマミノウミウシに似ているけれど、ちょっと違う。なんだこいつは? 色が微妙だけれど、ハクテンミノウミウシというのが当てはまるのではないだろうか?

         

サラサウミウシは大きくてわかりやすいウミウシです。撮りやすいサイズだしね。

     

ちっょと珍しいシロタスキウミウシ。図鑑にも稀種とのコメントがあります。

     

テヌウニシキウミウシも発見。いろいろ見つかるもんだ。大きくて派手。被写体にうってつけのウミウシです。

     

みんなが見たがっていたパンダツノウミウシ。けっこう人気のあるウミウシだ。お客様は大喜びでした。

     

そしてカイメンの上に今年の冬、1〜2月にたしか見た憶えのあるトラパニア系のウミウシにも遭遇。サイズは小さくて5ミリぐらいです。

                     

お客様が見つけたニシキフウライウオ。しばらくいてくれるといいんだけれど。

     

背びれの模様が見えにくいけれど、セボシウミタケハゼかなー? ちょっとあやふや。

     

ハタタテギンポの子供がドロ陰からこちらを見ていました。手振れしてますね。反省。

      

いろいろ潜ったし、いろいろ見られた一日でした。楽しかったぞ。


Date

2007/11/23 

天候 曇り
気温 23℃ 大潮

水温

24℃

北東

透明度

3〜10M

2.5〜3.0M
今日からウミウシ好きのお客様も参戦。3本の日々だ。まずはオオモンカエルアンコウ。けっこう砂が付着していて見栄えはしないけれど、その手のようなヒレやエスカなどを観察するのには十分なサイズでした。

     

最近のクロヘリイトヒキベラはとても美しい。だから撮りたくなってくる。もっと本物は美しいので、びしっ!! と撮ってあげたいけれど、なかなか難しいよねー。ベラは。

     

そしてセンネンダイにも出会えました。広範囲をぐるぐる泳いでいたので、撮影はしんどかったけれど、・・・・・・、お客様、とれたのかなー????

     

ヒラツヅレウミウシかな? と撮影したのだけれど、ただのヒラムシだったみたいです。

     

名前不明なウミウシがまた出てきました。
図鑑で調べたけれど、あまり合致するものに出会えなかった。沖縄のウミウシに載っているアリモリウミウシ属の1種その2ではないでしょうか?

     

稀種とのコメントが図鑑にあるが、私も初めての出会い。でもこいつを見つけたのはお客様でした。すげーぇーなーぁぁぁぁぁ、お客様。サイズは小さくて・・・・、5ミリぐらいです。小せぇー・・・・・。

     

段々海が悪くなりそうだよ。


Date

2007/11/22 

天候 曇りたまに晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

24℃

東から北東

透明度

10〜12M

2.5M
9月に来てくれたお客様が゜早くもリピートしてくれました。ありがたい限りです。のんびりじっくり3本をお客様のペースで潜ってきました。

リーフエッジの撮り難い場所にあるウミシダでいるのはバサラカクレエビ。

     

目つきが不気味なキンチャクガニ。

     

セグロサンゴヤドカリというそうです。派手なヤドカリだっけどぉよぉー。

     

ヤイトギンポは隠れないし、撮りやすい被写体。

     

オビテンスモドキ子供はずっーといます。ここんとこ絶対見られます。

                    

ハダカハオコゼもよく見られるなー。

     

やや普通と図鑑に書いてあるトゲミノウミウシ。

     

メレンゲウミウシも普通種だい。

     

ヘビギンポは捜査続行中。

     

こちらも捜査続行中。

     




Date

2007/11/20 

天候 曇り
気温 24℃ 小潮

水温

23〜25℃

北東

透明度

3〜10M

2.0M
那覇のリピーターさんたちとじっくり3本潜ってきました。朝から冷え込んだ沖縄本島。地元の人だから、キャンセルになるかも・・・って心配したけれど、にこやかに登場していただき、結局3本。1人は2本でリタイアしてましたが・・・・・・。ありがたい限りです。この季節、寒さに負けないよう頑張りましょう。

まずはウミウシが・・・・、全然多くないけれど、それでも散見してきた。白い触角がかわいいボンボリイロウミウシ。。

    

セトイロウミウシは2個体いました。

    

ヨゾラミドリガイが早くも交わっていました。こんな季節から? 季節感を問わない輩め。

    

簡単に判別つくだろう・・・・と思っていたこのヤドカリもよくわからない個体だ。オイランヤドカリのような目なのだが、黒い部分にあるあの白いラインは汚れ・・・・ではないよね・・・。左右均等についてるから・・・・。ふむ。

    

うーん・・・と、これもゆっくり調べます。

    

これも、ゆっくり探します。

    

でっかいウミウシカクレエビが数個体見られました。

    

そしてお客様も見たがっていたトゲツノメエビに遭遇。ラッキー以外のナニモノでもない。私のデジカメではちょっとぼけてしまったけれど、お客様のデジイチでは撮れていたことを切に願う。まだ子供の個体でした。サイズは2センチぐらいだったでしょうか。かわいかったぞい。

    

4センチぐらいありそうなこいつは、ヒメイソギンチャクエビ。

    

そして初見のエビに出会った。どこかで見た。水中ではなくて、図鑑か、ネットか・・・・、どこかでとにかく見た。でもそれがわからない。どこで見たんだろうか? うーん・・・・・。昨日から探していたけれど、わかりませんでした。

    

シモフリタナバタウオにも遭遇。全部で3個体いました。

    

そして名前のよくわからないハゼ。図鑑で見たらタネハゼって奴によく似ている。これが大きくなったら・・・・・、

    

多分こいつになるんだろうな。上の写真の個体から少しはなれた場所で見つけました、一回り大きい個体。これが3センチぐらい。上の写真の個体は1センチぐらいでした。

    

こいつも名前がわかりませーん・・・・。

    

インコハゼは複数個体確認できました。大きすぎてカメラにおさまらないので顔のアップのみ。

    

サザナミフグがいました。まだ子供。サイズは8センチぐらい。

    

シッポにウミウシのようなものがついていました。もしかしたら寄生虫かもしれませんけれど・・・・。

             

真っ黒けのゴミが移動している・・・・・と思ったらフグでした。とにかく全部真っ黒で、写真に撮っても黒い塊にしか写らない。サイズは1.5センチぐらいで、これまた小さい。お客様のデジイチには撮れていたのかな? なんの子供かはまったくわかりません。こんな黒いフグ知らないぞ。

     

そしてまたもやわからない生物。なんだ? このオタマジャクシは? 大きくなったらフグになるのかなー? 全部で2個体見つかりました。

     

寒くなってきました。天候もさることながら、水温も下降の一途。1番寒い場所では23度を記録。温かい場所は25度。幅が出てきましたよ。寒い水温にあわせたスーツ選びで潜りましょう。


Date

2007/11/18 

天候 曇りのちに雨
気温 24℃ 小潮

水温

25℃

北東

透明度

10〜12M

2.5〜2.0M
沖縄市のお客様の講習最後。最後に潜ってから一週間ぐらい空いているけれど、今月になってからスタートした講習なので、生徒さんもけっこう覚えている。セッティングなんかもちゃんと記憶している。やっぱりあんまり間隔が空くと全部忘れちゃうので、トントンと取得できればそれにこしたことはないよね。

水中でも余裕十分。今日はツマジロオコゼにハマクマノミ、バサラカクレエビ、バブルコーラルシュリンプなどを見てきました。耳があまり抜けないようだったので、無理しないで潜ってきました。これからいっぱい潜れるからね。とにかくダイバーが1人誕生したのだ。めでたし、めでたし。


Date

2007/11/17 

天候 晴れのちに曇り、ついには雨
気温 25℃ 小潮

水温

25℃

北東から東

透明度

20〜25M

1.5M
北部ステイのお客様と一緒にダイビング。去年はヤクシマイワシの大群に囲まれて怖い思いをしたお客様で、今年はナンヨウハギの集団をのほほほーんと眺めるのんびり系ダイビングになりました。

     

周囲は砂なのに、ここにだけ集まっているナンヨウハギ。ここのポイントのメインです。

     

他にもキンギョハナダイ、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、フタイロハナゴイなどカラフルな魚がたくさん。ヨスジフエダイも岩の周囲にまとまっていたし、実に綺麗なダイビングでした。小物ではフリソデエビもいたし、モンハナシャコ、コマチコシオリエビ、カサイダルマハゼにカスリフサカサゴ。あとお客様には教えられなかったけれど、イトヒキベラspやトモシビイトヒキベラ、ニシキイトヒキベラなんかもビュンビュン泳いでいてじっくり写真を撮りたいなー・・・・・って思っちゃいました。フリソデエビもいましたよん。

透明度も良くて、素晴らしいのだが、天候が曇りでちと残念でした。


Date

2007/11/15 

天候 晴れ後に曇り
気温 24℃ 中潮

水温

25℃

北東

透明度

20〜25M

1.5〜2.5M
スピッツで講習を受けていただいて、その後も頻繁にリピートしていただいているリピーターさんと一緒にダイビング。綺麗な海がいいというリクエストを受けて、透明度ビンビンの海に潜ってきました。

そんな海ではワイドな風景を眺めつつぼけーとするのだが、やはり小物も見てしまう。写真のベンケイハゼは撮りやすい場所にいて、全然隠れませんでした。

     

チビハナダイを久しぶりに見ました。以前見たときも同じ場所だったので、きっと同じ個体なのでしょう。生きてたんだな・・・・・、あなた。

          

なんだろうか・・・・。サンゴが徐々に復活してきているポイントなのでサンゴの隙間にダルマハゼ系が多く戻ってきている。

          

いなくなったときは、どうなるんだろー? と思っていたけれど、こうやってサンゴが復活してきたら、どこからともなく流れてきてちゃんと住み着くようになるんだなー・・・・。自然って本当によく出来ている。

     

ここのチンアナゴはまったく逃げません。寄り放題のウヨレイヒー。

        

ハナミノカサゴも多い。好きな角度から、好きなように撮っていただける絶好の被写体です。

           

うーん・・・・・、あいかわらずワイドの撮れないデジカメだ。こんなのでモルディブに持って行って大丈夫かな? と心配になる・・・・・。撮ったのはキンギョハナダイの群れなんですけれど・・・・・、もっと綺麗なんだよねー・・・・、肉眼で見ていると・・・・・・。

     

反対にこーいうマクロ撮影は本当に得意なデジカメだ。私の持っている機種は・・・・・。コマチコシオリエビもビシッと撮れました。

     

メガネスズメダイですね。尾鰭基部が白いからね。

     

ミヤケテグリですな。撮れたと思って油断してこの後撮らなかったら、・・・・・、撮れていないじゃーあーりませんか?? あららら・・・。

     

サンゴモエビもたくさん見られました。見やすいってのがここのポイントのいいところ。

     

いろんな角度から撮れちゃいます。

     

それに加えてたくさん見られるスザクサラサエビ。このエビが1番いっぱいいる。

     

ショウグンエビはピンボケになっている・・・・。うーん・・・・・。

     

ウミウシはそんなにいなかったのだが、サキシマミノウミウシは見つけられました。夏でも冬でも通年見られるウミウシです。

     

ワイドな風景に挑戦。ヨスジフエダイ・・・・・、ダメだこりゃ・・・・。

          

ずっとここのポイントで見られているフリソデエビ。もうかれこれ1年くらいになるかもしれないですね・・・・。

         


Date

2007/11/14 

天候 晴れ
気温 25℃ 中潮

水温

25℃

北東

透明度

10〜15M

1.5M
午前到着のお客様とダイビング。久しぶりに空港送迎もできたので、ピックアップ後そのままポイントに移動して潜ってきました。

最初はベニワモンヤドカリからスタート。

     

イトマンクロユリハゼを数匹従えていたダテハゼが口をガンガン開けてなにやら言いたそうにしていたのだが、もちろん私にその本意は伝わらない。なにを吼えたかったのだろうか? このダテハゼ君は・・・・。

            

久しぶりに見た、ダテハゼの仲間。ハゼ図鑑ではダテハゼsp−3となっています。

     

エリグロギンポの襟元の黒点が撮りやすい場所にいたので撮ってみた。なるほどなるほど、エリグロだ。

          

白いハダカハオコゼも健在。長くいますねー。

     

イシガキカエルウオは定番だけれど、やっぱりどの角度から捉えるかで全然印象が違う。正面でなおかつカメラ目線をいただいているときが1番かわいいと思うので、そーいう場面があったら、迷わず撮る。迷っている間に警戒されて、体色がどんどん黒くなってしまうと途端にかわいさは半減どころか、台無しになってしまうので、本来の白肌のときの正面カメラ目線をぜひ撮ってもらいたい。だけど、ガイドに教わってから撮っているようでは時間がかかりすぎて、もう体色が黒いんですよね・・・・・。銃を決して肩にかつがないプロのハンターのように見つけたら即射抜く気合と精神力で海中を散策しましょう。

     

カクレクマノミもいました。こいつの正面顔はかわいいのかな?

     

いたるところにたくさんいて、ダイバーを追いかけてくるクロスズメダイ。

     

モンツキカエルウオもやっぱり見てしまう。アイドルとは避けられないものだ。

                   

クラカケモンガラです。カメラの確認に撮っただけなのだが・・・・、このクラカケ君、いったい何にクリーニングされているのだろうか? まったく憶えていない。なんかクレナイニセスズメっぽいけれど、そんなのがクリーニングするわけないし、なんだろうか・・・・。気になる。

      

ドロ場ではカスリハゼ、ヤツシハゼ、シマオリハゼがいましたが、こいつは度胸のあるシマオリハゼ。だいたいどこのポイントのシマオリハゼも度胸があるので、教えやすい魚です。

             

シロイソハゼも久しぶりに撮ってみた。たくさん見られますよ。

     

ツマジロオコゼの特大。以前最後に見た場所から全然動いていなかった。

     

モザイクウミウシがいました。綺麗なウミウシです。

     

うーん・・・・・。コネコウミウシかなー・・・・。あまりにも小さくて判別不可だな。サイズは3ミリぐらい。

          










Date

2007/11/11

天候 晴れ
気温 25℃ 大潮

水温

25℃

北東から北

透明度

1〜12M

3.0〜2.5M
うーん・・・、波が落ちないなー。依然として高いまま。よって潜る場所の選定に一苦労。リピータさんが3名集まっていただき、だらだら潜ってきました。

透明度は良いとは言えない。悪いなら言える。底に沈んでもそんなに回復せず。
やれやれ。
しかしマクロをするのにはまぁー許せる限界の透明度。
そんな中から何を探しましょうか・・・・・・。

ヒメイソギンチャクエビは小さいのもいたけれど、大きいの・・・・・、最高に太っている個体がいたのでそいつを紹介。

     

そしてヒトデやナマコについていたこのヒラムシのような生物。

     

たくさん見られたんだけれど、いったいなんだろうか?

     

今日のヒットはピカチューことウデフリツノザヤウミウシの子供。サイズは3ミリぐらいでした。このサイズのピカチューがこんなとドロ地にいるなんて・・・・・・。うーんんんんんん、トレビアーンンンンンン。

     

そして今日のヒットその2。ルリホシスズメダイ子供。その小ささ(だいたい2センチぐらいでした)もさることながら、その見つけた場所が特筆に価すべきほど観察しやすくて、撮影しやすかった個体。通常、これぐらいのサイズのルリホシスズメダイygは、岩の間やサンゴの隙間を右往左往して撮影はおろか観察すら難しいのが当たり前なのだが、この個体は奥行きのないくぼみに生息していて、楽勝で観察、撮影できました。片手間に撮って、こんなの撮れました。いつかじっくり撮ってあげたい。

          

さて平日はそろそろ暇になってきた。みんな潜りにくるんだ。しかし水温は今季初の25度を記録。下降線はまだまだこれからだ。


Date

2007/11/10 

天候 晴れ
気温 25℃ 大潮

水温

26℃

北東から東

透明度

3〜20M

3.0〜2.5M
ほぼ2年ぶりのダイビングというご夫婦と那覇のリピーターの方が遊びに来てくれて、全部で3名で潜ってきました。ご夫婦には私のとことほぼ同い年の息子さんがいて、そのことが原因で少しダイビングから遠ざかっておられたようですが、潜ってみたら2年のブランクを感じさせない潜り方でした。ある程度潜り込んでおくと、やっぱ体がダイビングを憶えているんでしょうか・・・・。

那覇の人はデジイチを持っているし、ご夫婦もデジカメを持っていたので、私は紹介する人及びライティングする人ってことで写真はあまり撮りませんでした。

アカメハゼ、リングアイジョー、イソギンチャクモドキカクレエビ、ホソフウライウオ、チョウチョウコショウダイ子供、ミナミハコフグ子供、ハダカハオコゼ、ハマクマノミ2本線、コノハガニ、ツバメウオ、カクレクマノミ、イソギンチャクエビ、オランウータンクラブ、ウミウシカクレエビなどがいましたよん。

そのご夫婦は2本で終了だった(子供とおじぃー、おばぁーがホテルで待っているからね)ので、午後からはリピータさんだけとなり、どんな環境でも楽しめる方なので、あえて冒険して久しぶりに潜るポイントに潜ってみたら・・・・、大はずれになってしまった。ごめんなさいねー。

あんなに生物を見なかったダイビングも珍しいなー。ってぐらい何もいなかった。
まぁー海はいろいろってことで。また懲りずにいろいろ探すのだ。


Date

2007/11/9 

天候 曇り
気温 25℃ 中潮

水温

26℃

北東から東

透明度

10〜12M

3.0〜2.5M
一昨日に続いて地元の方の講習2日目。天候は少々曇っていたものの、ウミはかなり穏やかになって、講習するにはベストな海になってくれました。

波もなく、水面での講習もはかどります。水中もマンツーマンなのではかどる、はかどる。カクレクマノミやロクセンスズメダイ、ウミヘビなどを眺めつつの講習でした。ラストは来週。


Date

2007/11/7

天候 晴れ
気温 25℃ 小潮

水温

26℃

北東から東

透明度

1〜3M

3.0〜2.5M
今日から地元の方とマンツーで講習。寒さも少し穏やかになりつつあるので頑張っていきましょう。午前に学科、午後からコンファインドをこなしてきました。ドロ場の浅瀬で講習したのだが、濁りは少しだけ、ほんの少しだけましになっていたけれど、まだまだよどんでいました。やれやれ。


Date

2007/11/4

天候 曇りたまに雨
気温 25℃ 小潮

水温

26℃

北東

透明度

15〜20M

3.0〜2.5M
3日連続で潜っていただいているご夫婦の最終日。なんとか綺麗で楽しいダイビングを提供したいといろいろ情報を集めた結果、結局近場で潜ることになりました。

ウミシダの中には、ウミシダヤドリエビであろう・・・個体。

     

ハナヒゲウツボの成魚もいるよーと聞いていたのだが、本当にいた。久しぶりに見たな・・・・。

     

ジョーもいるよーと聞いていたので探してみたら、チビの黒いジョーがいました。指で巣穴をツンツンするとひょっこり威嚇のためか顔を出す動作を数回繰り返していただいたおかげで私もお客様も写真に撮ることができました。手前は私の人差し指です。

     

クマノミのチビも発見。これぐらいの大きさがかわいくていいですねー。

     

そしてカレイだ・・・・と思ってみていたら、頭の先から刀のようなものが出てきた。なんじゃーこりゃーっ!! マツダユウサクも天国からびっくりですな。以前に見たことのあるセイテンビラメかな・・・・と思ったのだが、気になったので瀬能先生に訊いてみた。返事には、「セイテンビラメの方はいわゆるセイテンビラメではなく,同属の別種,Asterorhombus filiferに同定されます。日本からは写真記録しかなく,正式に報告することができずにおります」と書かれていた。ふーん・・・・。写真記録しかないのかー・・・・。採集して登録したいなー・・・・。と思うが、ダメダメ・・・・。取ってはいけない・・・。

     

カミソリウオもソフトコーラルの陰に隠れていました。

     

すると砂地の上にホソフウライウオも出現。お客様には「カミソリウオに似ているけれど、ちょっと違うホソフウライウオ」とボートに書いて紹介したのだが、見せていくうちに自信がなくなり、帰路のボート上では、「やっぱりカミソリウオだったかもしれませんねー」と話していた。が、帰って写真を見てみたら、やっぱりカミソリウオとは全然違う。ホソフウライウオでしょ!!今年はけっこう見ているぞ。

     

そしてうーん・・・・。綺麗なベラだなー・・・・と紹介し、撮影したこの魚。イトヒキベラってことはわかったけれど、なになにイトヒキベラかまではわからなかった。でも綺麗なんだから撮影、紹介。これ、ガイドの基本。帰って図鑑で調べてみたけれど、合致するものに当たらない。ネットでも調べてみたけれど・・・・・、いよいよわからない。やっぱ、こーいうのは瀬能先生に訊いてみないとねーってことで送ってみた。すると帰ってきた返信には、「イトヒキベラはいわゆる沖縄のイトヒキベラで,おそらく別種になると思います。現時点では学名が未確定です。新種の可能性が高いですね」という返事。し、し、新種? いわゆる沖縄のイトヒキベラって言葉もなんか謎だ。うーん、やっぱ臭い生物は撮影、紹介、検索が基本なのだな・・・と改めて痛感するスピッツなのでした。

     

クマノミの仲間はいっぱいいたし、ハゼは今回見つけられなかったけれど、たくさんいそうだし、また潜ってみたくなるポイントでしたよ。冬場でもけっこう潜れるので、また潜りに行きましょうねー。


Date

2007/11/3 

天候 晴れ
気温 25℃ 小潮

水温

26℃

北から北東

透明度

1〜15M

4.0〜3.0M
昨日のドロ地ダイブを受けてのお客様のリクエストは透明度のクリアーなところでなるべく穏やかな場所。北風がまだ強く、なかなか凪いだ海には潜れなかったけれど、なんとかクリアーな海で潜ってきました。昨日も一緒に潜ったご夫婦に那覇からのリピーターも追加されて全部で3人で潜ってきたので、私はガイドに専念し、デジカメはあまり撮りませんでした。

ご夫婦が2本で終了されたので、那覇リピーターの方と相談して、3本目に突入。リクエストがゴルゴニアンシュリンプなどドロ地生物だったので、昨日に続いてドロ場に潜入。

まずはクダゴンベをゲット。

     

IさんのHPに出ていて、見てみたいなーと思っていた綺麗な貝。名前をネットで調べたけれどなかなか出てこなくて、もう嫌気がさした。わかる人がいたら教えてねー。伊豆大島では見られているようです。写真が載っているログをネットで見ました。

     

なんてことのない普通のイソギンチャクもエビですが、撮ってみた。シンプルに綺麗で好きなエビです。撮りようで美しくも平凡にもなりえる。撮影者の感性が問われる被写体でしょう。

     

ドロ場をさまよっていたらなんとカクレクマノミに遭遇。去年まではいなかったのに、どこかから流されてきたんだろうね。クダゴンベといい、カクレクマノミといい、いろんなものが流れてきますねー。

     

そして最近いろんな人に見られているハダカコケギンポの赤色。いろんな人に教えられてようやくたどり着いてきました。あんなところ素通りしていた・・・・ってとこにいました。

     

そして今年は普通色のハダカコケギンポに出会っていないなーと思い、探していたらようやく出会えた。そしてこいつ。けっこうマメに口を開けて威嚇してくれた。たまたま撮れたこの大口。

     

そして昨日、6個体もいたゴルゴニアンシュリンプの大きい奴らが今日、いなくなっていたことは最大のショックだ。透明度も悪くて、見えないところはほんとに何も見えなかった。あんなに悪い透明度も久しぶりでした。


Date

2007/11/2 

天候 曇り
気温 25℃ 小潮

水温

26℃

北から北東

透明度

1〜3M

3.0〜4.0M
朝からレンタカーを借りてスピッツまで潜りに来ていただいたお客様と今日から3日間ダイビングです。あいにくの寒波。今年一番の冷え込みと北風。潜るところも限定されました。初日ではありますが・・・・、ドロ場に突入させていただきました。

一本目は浅場をじっくり。シマギンポ、ハタタテギンポ、ツマジロオコゼ、バブルコーラルシュリンプ、キリンミノ子供、コロダイ子供などを見ながら進む。キサンゴカクレエビ属 Pontonides かエボシカクレエビ属 Dasycaris の一種だろうと思われる個体はまだ複数見られたし、オドリカクレエビ、カニダマシの仲間もいました。が、トガリモエビspが行方不明に・・・・・。早い・・・・・。ううううぅぅぅむむぅぅぅぅぅ・・・・。

2本目では、もう少し足を伸ばしてドロ地のほうも探索。ウミウシにも出会えました。スイートジェリーミドリガイかなー・・・・という個体。触覚がはっきり出ていなくて、判別しにくかったです。

     

そして、久しぶりの出会いは去年他のショップさんのHPでロマノータスspという名前で載っていたウミウシ。スピッツでは去年見ていなかったのだが、一昨年は頻繁に見れていました。そいつと比較してみると・・・・、ふむふむ。このロマノータスspというので間違いないでしょう。一昨年は一ヶ月ほどずっーと同じ場所にいたと記憶しています。今回も動かないのかな?

                  

ゴルゴニアンシュリンプも6個体に増えていて、さらにびっくり。どこまで増殖するのだろうか? と思っていたら翌日、悲しいことになっていた。


Date

2007/11/1 

天候 晴れ
気温 25℃ 小潮

水温

26℃

北東

透明度

10M

2.5〜3.0M
修学旅行の体験ダイビングのお手伝いに行ってきました。北東の風が吹く中、ちょっと波はあったけれどまぁー大丈夫だろう・・・・ってコンディション。あまりいいとは言えない。

でも水中に入ってしまえば、全然大丈夫でした。
私が担当した生徒さんもスムーズに潜れて楽勝なお仕事でした。