スピッツログブック
Date |
2003/12/31 |
天候 | 曇りたまに雨 |
気温 | 20℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
南〜北 |
透明度 |
8〜25M |
波 |
1.5〜2.5M |
生物 |
グルクマ、スジクロユリハゼ、ピンクダートゴビー、バルタンシャコ仮名、コンペイトウウミウシ、オドリハゼ、シモフリカメサンウミウシ、ニシキイトヒキベラ、モンツキカエルウオ、トガリモエビの仲間、ヘラヤガラ子供、シマカスリハゼ、ホタテウミヘビの仲間、イッポンテグリ、コロダイ子供、ツバメウオ、クロホシハゼ、タカノハハゼ、ニシキフウライウオ、カスリハゼ、イトマンクロユリハゼ、ヒメイカ子供、オニハゼの仲間など |
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コメント |
大晦日である。2003年の最後を飾るダイビング。天候は微妙で午後から雨が降るかも・・・・・という予報でしたので午前に深場に消えていくパターンで潜りました。 写真のバルタンシャコは最近ずっと定位置ですね。ただあまりうごいてくれないので面白みにはちょっと欠ける。 おや? という感じで視界に入ってきたニシキイトヒキベラ。ゴマコレイトヒキベラの子供かな? と思ったのだが、デジカメ映像を見る限り、ニシキイトヒキベラだね。 深い場所でラッキーなことにピンクダートゴビーにも出会えました。もっと上手に写真に撮りたかった。 大きなコンペイトウウミウシもいました。 またシモフリカメサンウミウシにも出会えました。 海草にくっついていた1センチほどのエビ。名前はよくわらないです。茶色の体に白色の目が光っています。 ホシゾラウミウシもいましたし、 ホタテウミヘビの仲間が砂から顔を出していました。目がいつ見てもまん丸なのが気にかかる・・・・・。 今日もいたよイッポンテグリ。間違いなく常連である。いったん見つけると逃げるスピードはそんなに速くないので、みんなでゆっくり見られる嬉しいネタである。 またイトマンクロユリハゼが大人も子供も確認できました。シヤシンは子供が3個体。大人をお客さんが撮影していましたが、びっくりするくらい逃げなかったです。 そしてお客様のOさんが見つけたニシキフウライウオ。赤色であーる。かわいいなー。ありがとうOさん。ずっといればいいのになー・・・。 2003年も無事に仕事を終えられました。みなさんどうもありがとう。来年もよろしくお願いいたします。 |
Date |
2003/12/30 |
天候 | 快晴 |
気温 | 23℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
東 |
透明度 |
10〜25M |
波 |
1.5M |
生物 |
ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、オランウータンクラブ、ミヤケタグリ、シモフリタナバタウオ、アマクサヨウジ子供、ミゾレウミウシ、カサイダルマハゼ、ヤエヤマギンポ、スミゾメキヌハダウミウシ、ツバメウオ、ハタタテシノビハゼ、オドリハゼ、クビアカハゼ、チョウチョウコショウダイ子供、アカマツカサ、ハタンポ、ナミダテンジクダイ、ツマジロオコゼ、パンダダルマハゼ、タンザクハゼ、ニュウドウダテハゼ、イトヒキハゼの仲間、シマカスリハゼ、コロダイ、サバヒー、オオモンイザリウオ、シマウミヘビ、ロクセンフエダイなど |
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コメント |
今日も穏やかな天気になりました。あまり逃げない魚をゆっくり撮りたいというリクエストに従い、今日ものんびり潜りましょうねー・・・・、と3ダイブ。2ダイブのお客様も多い中、いつも3ダイブしてくれるリピーターのお客様には感謝であります。 1本目ではヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウなどを激写大会。ゴロタではあわよくばフリソデエビなんぞを・・・・と狙っていたのだが、ミヤケテグリやオランウータンクラブに出会えることに止まりました。 アマクサヨウジもいましたよ。あとセスジスミゾメミノウミウシが卵を産んでいましたよ。また各種サンゴにはパンダダルマハゼやカサイダルマハゼが多く見られ、冬でも生きている姿に私も嬉しく思いました。 3本目ではお客様の数はお一人だけに減ってしまったが、リクエストのリボンゴビーを見に行きました。 カスリハゼが見やすい場所にいたので、ついパチリ。 またオオモンイザリウオがカイメンの横で逆立ちしていました。赤系のイザリウオで大きさは20センチくらいありましたよ。 そして泳いでたどり着いたタンザクハゼエリア。透明度が比較的良かったので、ハゼだけでなく周囲の環境も写しこんだ写真をアップしましょう。 クレーターのような穴ぼこがたくさん開いており、月面を髣髴させる。タンザクハゼはたくさんいたのだが、巨大なサバヒーかなー・・・・。ちょっと違うような気もするが、サバヒーのような!Mクラスの魚が底に近い場所をビュンビュン泳いでいました。速すぎて写真にはとれませんでしたが・・・・・・。 そいつらのおかげでいつもよりタンザクハゼの出は悪かったようにも思う。お客様の写真の出来はどうかな? |
Date |
2003/12/29 |
天候 | 快晴 |
気温 | 22℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
東 |
透明度 |
12〜20M |
波 |
1.5M |
生物 |
カスリハゼ、シノビハゼ、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、バブルコーラルシュリンプ、シマオリハゼ、ゾウゲイロウミウシ子供、カゴシマオコゼ子供、ニジギンポ、オイランヨウジのペア、ヒレグロコシヨウダイ子供、モンツキカエルウオ、グルクマ、ミナミハコフグ子供、ジョーフィッシュ、コブシメ、アンナウミウシ、シロタエイロウミウシ産卵中、アカククリ若魚、ヤイトギンポ、ニセアカホシカクレエビ、オランウータンクラブ、クロスジギンポ、スミゾメキヌハダウミウシ付ヒメダテハゼ、ヤシャハゼ、ムカデミノウミウシ、ゴイシウミヘビの仲間、オドリカクレエビ、テンテンコノハミドリガイなど |
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コメント |
あああああぁぁぁ・・・いい天気だ。気温も20度を越え、ダイビング日和なのは言うまでもないが、洗濯日和なのも言うまでもない。洗車日和でもあるが、お客様が4人いるので、しっかり潜らせていただき、洗車も洗濯もやっている暇はないのであーる。 うららかな陽気に心弾むように3本のダイビングをポンポンポーンと終了。 海中生物ではレギュラーメンバーの紹介に終始。そんな中でもシロタエイロウミウシ産卵中の個体に遭遇できたことはラッキーの一言。シマオリハゼは大きい個体がなかなか隠れずに露出してくれていたし、ゾウゲイロウミウシの子供もかわいかった。 ジョーフィッシュはご機嫌最高!! とまではいかなかったが、そこそこ顔を出してくれて、お客様のカメラにおさまってくれました。ありがとうジョー君。 |
Date |
2003/12/28 |
天候 | 晴れ |
気温 | 22℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北東〜東 |
透明度 |
10〜20M |
波 |
2.5M |
生物 |
チドリミドリガイ、クサイロモシオエビ、ハナミドリガイ、セムシカサゴ、ミドリガイの仲間、ヤツシハゼ、オキナワフグ、ミミックオクトパス、イッポンテグリ、ヘラヤガラ子供、チョウチョウコショウダイ子供、サザナミヤッコ子供、モンダルマガレイ、トウアカクマノミ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、スミゾメキヌハダウミウシ付ヒメダテハゼ、ニシキフウライウオ、ハマクマノミ、ヨスジフエダイ、ニセゴイシウツボ、コンゴウフグなど |
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コメント |
うーん・・・・。風のおさまらない沖縄本島。年末に向けて例年通りの海況が続いていく。まぁー晴れただけでも良しとしましょう。 ダイビングでは、まずオキナワフグに遭遇。海底深くに入り込み、寝ているのかよくわからなかったがみんなで取り囲んでもまったく砂から出てこなかったです。 ホシゾラウミウシもいました。ログには名前が書いていないが、デジカメの写真が残っていた。どこで見たのだろうか? 自分でももうわからないぞ。 おや? なんだこれは? 海草の隙間に・・・・、オオイカリナマコのような物体がひしめいているぞ? みんな集まってくれーぇぇぇぇぇとお客様を呼び、謎の物体を確認してみると・・・・・、 お、およよ、およよよ・・・。オオイカリナマコの集合体かと思われた物体の中心から2つの突起物がニョコニョコとせりあがってきました。 おおおおぉぉぉぉぉぉ・・・・。見惚れていると、オオイカリナマコが真ん中に集まってきて、盛りあがり、タコの姿になってしまいました。 その様子をお客様ともども興奮しながら眺めていると、するする移動し始めました。うーん、この模様といい、移動の仕方といい、まさにこれがミミックオクトパスって奴ですな? 先輩!! ミミックっすよ。ミミック。年末に素晴らしいプレゼントではないか? しかもこんなまる見えーミミックですよ。 おおおおおぅぅぅぅぅぅぅ!! 徐々に体は下の写真のようになっていく。これはテレビなどで見たことのあるカレイの擬態をしている場面だろうか? 逃げるコースを塞ぎ、再びみんなで囲む。するとカレイの擬態を止め、今度は下の写真のようなポーズを。むむむむむむむ・・・。これはイソギンチャクの擬態かな? そのままの姿でするする移動。 ちょっと引きながら眺めていると、イソギンチャク擬態のままで自分の巣穴まで移動。 巣穴に足からスルスル入りこんでいきました。 おっと、そうかと思えばイッポンテグリの登場だ。実はミミックオクトパスのすぐ横にこのイッポンテグリは隠れていました。 両者の位置関係を1番引いた場所から写真に撮ったのがこの場面。なんとか接近した場面を1枚の絵にしようと努力したのだが、なかなかそうは問屋がおろしてくれなかった。下の写真を説明すると・・・・・いや、説明させてください。説明するのだ!! 左側でカレイのように移動しているのがミミックオクトパスであーる。そして右側ほぼ中央にいる黒い物体がイッポンテグリである。なんと接近していることか!! クローズである。うーん・・・・。なんてゴージャスなんだ。これをゴージャスと言わずして、叶姉妹もレアルマドリードもニューヨークヤンキースもゴージャスとは言えないし、言わせない。言ってはならないのであーる。いやー・・・・。めでたい!! 素晴らしい。 ワンダフル。 イッポンテグリだけでもそこそこのスターではあるが、そのポイントは背びれだけではない。この尻ビレの蛍光ブルーの美しさを見ずしてイッポンテグリを見たと言わないでほしい。ぜひ、ここまでじっくり見てあげてほしいものであーる。 そして波がおさまってきた午後はポイントを変えてダイビング。すると知り合いのイントラから「ニシキフウライウオがいるよん」情報が入り、水中でもガイドしてもらい、見ることができました。この下の写真ではわかりにくいが、ニシキフウライウオ、ちゃんとペアでいましたよ。黒い個体で隠れられるとちょっとわかりにくいですけれどね。 深場ではヤシャハゼやヒレナガネジリンボウも確認。お客様からのリクエストにも入っていたので、見せられて良かったです。浅場ではコンゴウフグも確認。 ここからはお客様Tさん撮影の写真です。黒色ニシキフウライウオ、お客様のカメラにはこのように写っています。 そして奥からこちらを見ているサザナミヤッコ子供。ばっちりのカメラ目線を頂いたTさんの写真。手前に写っているイシモチの仲間をトリミングで削除してサザナミヤッコ子供だけをアップする・・・という手段もあったのだが、あえてイシモチを残したままで登場。懸命に奥に隠れようとしているサザナミヤッコ子供の必死な思いがそのまなざしの迫力と共に伝わってくるようなワンカットである。すばらしい。 北風に泣かされた今回のお客様でしたが、滞在最終日に素晴らしいシーンに出会え、終わりよければすべて良し・・・・・ということで、年末の素晴らしい思い出になっていればいいなぁー・・・。 |
Date |
2003/12/27 |
天候 | 曇り |
気温 | 17℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21℃ |
風 |
北 |
透明度 |
8M |
波 |
3.0〜4.0M |
生物 |
テンクロスジギンポ、トガリモエビの仲間、オキスズメダイ、カスリハゼ、イトヒキハゼの仲間、ムカデミノウミウシ、チョウチョウコショウダイ子供、ハナミノカサゴ、サザナミヤッコ、白いヨウジウオ、ツバメウオ、オオモンイザリウオ、カミソリウオ、キタマクラ属の一種、ホシゾラウミウシ、キカモヨウウミウシ、ヒョウモンウミウシ、ゴマヒレキントキ、ミヤコイシモチ、フタホシタカノハハゼ、ロクセンフエダイ、キスジフエダイ、キミシグレカクレエビ、ニュウドウダテハゼ、コロダイ子供など |
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コメント |
わぁおー・・・・。昨日よりも強くなった北風に波高は4Mまで上昇。お客様の1人はあまりの寒さにキャンセルとなり、ヘビーリピーターのご夫婦のみとなってしまいました。昨日のダイビングを挽回すべく、2本のダイビングをがんばって終了。 ガンガゼの棘の隙間から隠しきれないかわいいボデェーを見せているのはチョウチョウコシヨウダイ子供であります。少しずつ移動しながらも確実に見られるネタとして定着しており、ガイドさん大助かりな生物です。 真弓が見つけたウミウシ。名前がちょっとわからないねー。 お客様はウミウシ好きの方たちなので、ウミウシもがんばって探しました。キカモヨウウミウシに、 チータウミウシもいました。 チータウミウシが2個体集まっている場面のすぐそばに下の写真の奴がいたのだが、てっきり同じ奴だと思っていたが、帰って図鑑を見ていると、中の斑紋がリング状になっている奴でヒョウモンウミウシというのがいるのだが、こいつの体中央付近の斑紋はリング状になっているのだ。でもその他の部分は果てしなくチータウミウシに似ている。・・・・・。どっちかな・・・・。 砂の上でおとなしくしていたオキナワフグ。みんなで囲むと、面倒くさそうに移動しはじめました。 そしてここでは初めて見たフグの仲間。初めはキタマクラ属の一種という奴かな? と思ったのだが・・・・。まずは正面の楽しげな顔を見ていただきたい。おもしろいほどにシンメトリーな模様である。 そして横からの撮影である。この模様。ラインの入り方。・・・・・。ヒメキンチャクフグのようにも見えるが・・・・・・、 2003年6月8日に撮影した下の写真のフグと良く似ている。が尻尾の最後で光っている蛍光グリーンが違うようにも見える。 明確な名前はちょっとわからないですね。 またコロダイ子供はここでは常連さん。かわいくて逃げないので大好評なのだ。 ニュウドウダテハゼは煙の中からのご登場であーる。初めて見るお客様にはあまりにも強烈な大きさなので、心構えしとかないと、水中で驚きの声が漏れてしまうぜ。 今日は真っ黒けのオオモンイザリウオにも遭遇。大きさは15〜20センチとけっこう大きい。しかし移動する個体で、この日以後は発見できていません。どこにいることやら・・・・。 そしていつも定位置に居るカスリハゼ特大。テッポウエビの大きさとあわせてダブルでびっくりのこと間違い無しであーる。 そしてここからはお客様Tさん撮影の写真を拝借して紹介していく。久しぶりに見に行ったキミシグレカクレエビ。ムチカラマツエビに比べると尖っている感じ。でも大きさはけっこう大きくて1.5センチほどです。 スザクサラサエビと思われる個体もここにはいっぱいいるのだ。 北風がおさまることを祈りつつ、願いつつ明日を待つお客様であーる。 |
Date |
2003/12/26 |
天候 | 曇り |
気温 | 18℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21℃ |
風 |
北から北西 |
透明度 |
10M |
波 |
3.0M |
生物 |
シマウミヘビ、コブシメ、バブルコーラルシュリンプ、ヒトスジギンポ、ミナミホタテウミヘビ、トゲダルマガレイ、ナマコマルガザミ、ツマジロオコゼ、テンス子供、スカシテンジクダイ、ソリハシコモンエビ、ホウセキキントキ、ハマクマノミなど |
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コメント |
うーん・・・・。昨日までの燃えたぎる太陽はどこかに隠れ、北風の強さに波高は3Mまでにアップアップ。潜れるポイントも限定される過酷なコンディションにお客様の潜る気力も萎え、本日は2ダイブにて終了。 写真はお客様、Tさん撮影のコブシメ。 海中はうねりがひどく、どこにいても落ち着けない環境で、なかなかマクロ観察も難しく、後に書かれたお客様のログを拝見させていただいても、かなりマイナスイメージだけが残るログになっており、あっちゃーという感じ。 猛省し、以後挽回したいとかたく心に誓うスピッツでありました。 |
Date |
2003/12/25 |
天候 | 快晴 |
気温 | 22℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
21〜22℃ |
風 |
北 |
透明度 |
15〜25M |
波 |
1.5M |
生物 |
モンツキカエルウオ、グルクマ、モンハナシャコ、オランウータンクラブ、ジョーフィッシュ、クマノミ、ニセアカホシカクレエビ、コホシカニダマシ、マガキガイ、カゴシマオコゼ、オニヒトデ、アカテンコバンハゼ、ハナミドリガイ、アカククリ若魚、シラナミイロウミウシ、コガネスズメダイ、コシオリエビの仲間、キャラメルウミウシ子供など |
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コメント |
よっしゃー。今日も快晴だ。だが風向は北になり、悪い予感は年末に向けて高まるばかり。毎年年末は荒れるので、今年こそ穏やかでいてほしい・・・・・という願いはどうなることだろうか? お客様は自称初心者ということで、無理せずのんびり2本を潜りました。浅場ではモンツキカエルウオやジョーフィッシュを観察。ジョーはご機嫌斜めだったようで、あまり顔を見せてくれませんでした。 グルクマがとても近くでゆっくり見られたのでお客様も良かったのでは? 3本目はお客様が入れ換えになり、ハゼを狙って深場に消えましたが、ここではハゼがすでに姿を隠しており、おろろおろろと涙のちよちょぎれるハクション大魔王状態で、明日からの海況に不安が残る3本目でした。 |
Date |
2003/12/24 |
天候 | 快晴 |
気温 | 22℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
東 |
透明度 |
5〜25M |
波 |
1.0M |
生物 |
ツバメウオ、チョウチョウコショウダイ、カスリハゼ、コロダイ子供、パープルチップドシャノラス、ヒメコガネハゼ、クロオビハゼ、イッポンテグリ、トガリモエビの仲間、ヘコアユ、サバヒーなど |
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コメント |
クゥーリィスマァスが今年もやって来る・・・・・・。と竹内まりやが歌っても歌わなくても、クリスマスはやってくるだろうと思っていたし、当日になればやはりやってきましたが、特に何の変化もなく、那覇在住のヘビーリピーターゲストとのダイビング。お客さんの話によると去年のクリスマスも一緒に潜っていたとのこと。毎年ありがたいことクリスマスの如しなのだ。 そして今日の海況は非常に穏やかでペタペータな恩納村界隈であります。1本目では深い方にハゼを見に行ったのだが、一瞬で隠れてしまい、写真はなーい。お客様も見れた人と見れなかった人に分かれてしまい、申し訳ないっす。 2本目ではじっくりとハゼ観察。まずカスリハゼの特大をゲット。 テッポウエビが2匹も連なって、ブルドーザー状態でお客様の眼前に登場。まったく隠れないご機嫌なブルドーザーにお客様のカメラもストロボがパシュパシュ光りまくり。 エビのアップまで撮れてしまうほどの接近具合であります。お客様の記憶にもディープインパクトで残る場面だったに違いない。 泥の中に埋もれていたヒメオニオコゼにも遭遇。 イッポンテグリもまたまたいました。もう常連ですな。 そしてずっと定位置から動かないコロダイ子供。いつも2匹で仲良さそうです。 クロオビハゼはわりと高くホバリングしてくれていて、なかなか隠れないです。 お客様が見つけたパープルチップドジャノラス。ここで見られる代表的なウミウシであーる。とても綺麗なので、見られた人はほんまにラッキーなのだ。 浅瀬で群れていたツバメウオ。お客様の写真にも陽光が入り、天気のよさを物語っているが、今日も快晴。ポカポカと暖かい環境でダイビングを迎えられ、クリスマスなのに非常に快適でした。 |
Date |
2003/12/23 |
天候 | 快晴 |
気温 | 22℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
15〜20M |
波 |
2.5〜1.5M |
生物 |
カミソリウオ、ハナハゼ、ヤシャハゼ、カビラヌム、クロスジギンポ、ヒメコモンウミウシかな?、オレンジミノウミウシ、ミナミハコフグ子供、グルクマ、クロオビハゼ、スミゾメキヌハダウミウシ付シノビハゼ、カスリハゼ、ミカヅキコモンエビ、ソリハシコモンエビ、シマオリハゼ、バブルコーラルシュリンプ、カゴシマオコゼ子供、オイランヨウジのペア、カミソリウオのペア、ヒレグロコショウダイ子供など |
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コメント |
はぁー。ついさっき、ここのログを書き終えたところだったのに、PCの調子が悪くてまたもや消えてしまった。いったい何度目の書き直しだろうか? ほとほと嫌になって来る。 しかもこのログはかなり前のダイビングなので、私のすばらしい忘却力をもってすれば、ほぼ完璧に忘れていてもいい記憶であるが、スピッツにはそれぞれのダイビングのログが残っているので、それらをたよりに今にも消えてしまいそうな記憶の糸をたどってみることにするのだ。すべての写真はお客様のHさんが撮影したものです。 まずは背中にスミゾメキヌハダウミウシを乗っけたシノビハゼと思われる個体から。冬になるとこーいう場面は大変よく見られます。全然珍しくない。 そしてこいつも冬になると珍しくなくなってしまうカビラヌムというウミウシ。微妙な色合いがかなりいい味を出している。暖かい海ばかりでふやけていると、こーいう獲物はゲットできないので、寒さにも負けずビシバシ潜っていただきたいものです。 そしてお客様のYさんが見つけてくれたカミソリウオ。初冬のような数の多さではないが、まだまだいろんな場所で見られます。 そしてクロオビハゼ。バックでうごめくテッポウエビの仲間はハゼよりも後ろに位置しているにもかかわらず、なんだかハゼよりも大きいように見えませんか? そう。ほんまに大きいんです。プリプリッのエビです。国分太一に食べさせてみたくなるほどのプリップリッ感です。 岩穴の中から覗いているのはクロスジギンポ。ギンポの中ではかなりとぼけた顔の方で、私はけっこう好きである。 ヒメコモンウミウシと思われる個体にも遭遇。けっこう見られます。そんなに珍しくはない・・・・と思います。 珍しいということならば、この後に見たオレンジミノウミウシの方があまり見ないなー・・・・。小さすぎて写真に撮れなかったのだが、かわいさと色の派手さでとてもディープインパクトなウミウシなのだ。 他にはカゴシマオコゼの子供。大人を最近見ないことがちょっと気になりますが・・・。 |
Date |
2003/12/22 |
天候 | 晴れ |
気温 | 19〜20℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21℃ |
風 |
北東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.5M |
生物 |
グルクマ、オランウータンクラブ、ニセアカホシカクレエビ、リユウグウベラギンポ、モンダルマガレイ、イソバナカクレエビ、ヤシャハゼ、ハナハゼ、クマノミ、オドリカクレエビ、ジョーフィッシュ、ミナミハコフグ子供、モンツキカエルウオ、ヤイトギンポなど |
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コメント |
荒れた海が少し落ち着いて、いろいろ潜れるようになりました。明日からに備えてちょっと潜ってきました。底の様子を見てみると、砂の移動はけっこうあるかな・・・・。砂紋がきれいに整えられていました。ハゼたちが元気に活動するまでにはもう少し時間がかかりそうかなー・・・・と思っていたら、ヤシャハゼなどは元気に泳いでいました。 オランウータンクラブ、冬の風物詩。夏も普通に見られるけれど、やっぱり冬の方が数が多くなります。 ジョーフィッシュ。無事に生き残っていました。でも色は黒っぽくて、おもしろみにはパンチが足りない。けれど好奇心はそこそこあるみたいで、あまり隠れませんでした。 ミナミハコフグ子供がふらふら漂っていました。 モンツキカエルウオは定位置で元気にしていました。今日はさぁーっと見ただけなのですが2個体を確認しました。 大きなオドリカクレエビがかしこまった様子で踊っていましたよ。撮影しやすかったです。白いハサミが目印です。 そしてけっこうきれいに撮ってあげられたヤイトギンポです。目玉の模様がキュートですね。 そして元気に泳いでいたヤシャハゼのペア。ヒレもよく広がっていて、なかなかよろしい。ただヒレナガネジリンボウの姿が見えなかったです。 うねりが少し残っていましたが、明日からはもっと落ち着いていくでしょう。さぁー年末に向けてがんばりましょう。 |
Date |
2003/12/20 |
天候 | 晴れ |
気温 | 16℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
21℃ |
風 |
北 |
透明度 |
8M |
波 |
4.0M |
生物 |
ガンガゼ、ハナミノカサゴ、ダツ、バブルコーラルシュリンプ、ヘコアユ、トガリモエビの仲間、シマウミヘビ、コノハガニ、ハリセンボン、イトヒキハゼの仲間、ニュウドウダテハゼ、ムカデミノウミウシ、ゴマヒレキントキ、コロダイ子供、ツバメウオ、ワモンダコ、ミミックオクトパス、チョウチョウコショウダイ子供、ニジギンポ、ヨスジフエダイ子供、ムレハタタテダイ、コロダイ大人、ヒョウモンウミウシ、キカモヨウウミウシ、コクテンフグなど |
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コメント |
寒い!! 気温はなんと16度だ。ものすごく寒い。うううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・。ううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・。車から外に出ても着替える決断をするまでに、数分かかってしまう。その間に漏れる言葉は、ううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。寒さをこらえる、うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅのみである。 潜ってみると水温はさらに1℃下がって、私のダイコンでは21℃を記録。しかし陸上の16℃という気温よりも暖かく、水中にいる方が温かいと感じられてしまう始末・・・・・。そんな過酷なコンディション・・・・・、まぁーこれで過酷といっていては、伊豆で潜っている皆様に怒られるのでありましょうが・・・・・、はい。まぁーそんな中で2ダイブを無事に終了いたしました。 いろいろ見られたのだが、トガリモエビの仲間もしっかり確認。とある情報でいなくなったと聞いていたのだが、なんや、まだいるやん・・・・という感じ。2個体両方はいなかったのだが、小さい方は健在でした。がんばって生き残ってくれー。ニュウドウダテハゼをじっくり見物。テッポウエビの活動も盛んでした。 コロダイの子供は定位置でピンピン跳ねていました。チョウチョウコショウダイ子供も定位置に戻ってクネクネしていたし、ニジギンポはパイプの穴からピョコンピョコン出たり入ったりしていました。 1番のヒットはミミックオクトパスを確認できたことかな。ワモンダコもいたし、タコずくしである。2度見たのだが、多分同じ個体でしょう。けっこう敏感な奴で、巣穴から出てこなかったです。 イッポンテグリは見れませんでした。残念。ウミウシではヒヨウモンウミウシとキカモヨウウミウシ、ムカデミノウミウシを確認。あと、ヒョウモンウミウシ風のちょっと変わった奴もいたのだが、デジカメを携帯していなかったので、写真はなーい。これまた残念。 |
Date |
2003/12/15 |
天候 | 晴れ |
気温 | 19℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
北 |
透明度 |
8M |
波 |
2.5M |
生物 |
スカシモエビの仲間、タイワンマトイシモチ、アオセンミノウミウシ、パープルチップドジャノラス、ミヤコイシモチ、スミツキアトヒキテンジクダイ、 |
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コメント |
ふむ。行ってきました。確認ダイビング。一昨日のダイビングでちらりと見たかのようなイナズマヒカリイシモチ。ぜひ確かめたい・・・・・と潜ってみました。まずその場所の特定に西へ東へ。そんなに透明度のいい場所ではないし、砂地の上にポツンとある場所だったので、苦労はしたのだが、まずパープルチップドジャノラスに出会いました。一昨日も目指しているポイントの近くにこいつが2個体いたのだ。うむ。目指す場所は近い!! 私は確実にその場所に接近しつつある、という手ごたえをビンビン感じながらさらに泳ぎました。 おっとそうかと思えば、アオセンミノウミウシがいるではないか!! 私は初めて見るウミウシです。図鑑で見ると稀種と書いてある。よっしゃー。なかなかきれいなウミウシでありました。 そしてミヤコイシモチと一緒にいるのは、なんだろうか? クロホシイシモチのようだけれどね。 それらと一緒に群れていた、ひときわきれいな個体。きっとスミツキアトヒキテンジクダイでしよう。明瞭な尾びれ付け根の黒点、エラ付近の赤点が目印ですね。 うーん・・・。名前不明のカニ。なんだろうか? 大きさは4〜5センチでした。 そして多分カクレクルマエビと思われる個体。ほんまにたくさんいます。 アワツブアケウスでしょう。こいつも今年はたくさんいるのだが、これ!! という感じには撮影できなかったが、この写真は「海の甲殻類」の写真とほぼ同じではないか。よかった。 そして名前のよくわからないコシオリエビの仲間もいました。 で、じゃーぁぁぁぁぁぁぁんんん!! てっきりイナズマヒカリイシモチかと思い込んでいた奴らは以前にも見たことのあるタイワンマトイシモチでした。チャンチャン。 いろんな色、薄いのや濃いのがいます。 でも必ず、上の色の薄いタイプと、下の写真の色の黒いタイプが一緒にいます。 見た中では黒っぽい方が大きくて、体長は5センチくらい。小さい方の白っぽい方は2〜3センチでした。 そしてここで初めて見たスカシモエビの仲間。仲間・・・としたのは、「海の甲殻類」でのスカシモエビの写真は尻尾の両サイドに黄色の線が入っているのだが、こいつは白色のラインが入っています。だからきっと別物でしょう。 でもその他の模様は限りなくスカシモエビにそっくりです。 住んでいる環境も入れて撮影してみました。カイメンの穴の中に隠れています。 そこをアップで撮影してみるとこんな感じです。 いちおー山立てして、場所は憶えたはずなので、見たい方はリクエストしてね。ただしちょっと・・・、いや、かなり泳ぐぜ。 |
Date |
2003/12/14 |
天候 | 曇りたまに雨、最後に晴れ |
気温 | 19℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
北 |
透明度 |
10M |
波 |
3.0M |
生物 |
イッポンテグリ、ヨスジフエダイ、コロダイ、ツバメウオ、ムレハタタテダイ、クロオビハゼ、ニュウドウダテハゼ、トガリモエビの仲間、カスリハゼ、ガンガゼ、バブルコーラルシュリンプ、キミシグレカクレエビ、ニジギンポ、グルクンなど |
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コメント |
沖縄の石川市在住のお客様とダイビング。北部方面のボートは荒れていて出ないそうなので、今日もビーチでのんびり潜りました。 そんな中で、トガリモエビの仲間をじっくり観察し、クロオビハゼの共生生活を覗き、ニュウドウダテハゼの大きさにびっくりし、ツバメウオと戯れ、ヨスジフエダイ子供に弄ばれ、コロダイ大人のたらこ唇をあざ笑い、透明度は良くない物のそこそこ楽しんで2本のダイビングを終了。 最後にはイッポンテグリも見られて、バンバンザイだったのだ。
正面から撮ったらブレちゃいましたね。ごめんなさい。晴れたり、曇ったり、雨降ったりでしたが、全体としてまぁー暖かかったです。 |
Date |
2003/12/13 |
天候 | 晴れ |
気温 | 19℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
北 |
透明度 |
10M |
波 |
3.0M |
生物 |
カスリハゼ、トガリモエビの仲間、アワツブアケウスかな? ナガレモエビかな? もしくはヒラツノモエビの仲間もしくはコシマガリエビ、カクレクルマエビかな? イトヒキハゼの仲間、ヒメコガネハゼ、ニュウドウダテハゼ、ツムギハゼ、クロオビハゼ、オキスズメダイ、コロダイ子供、イトヒキフエダイ、チョウチョウコショウダイ子供、白いヨウジウオ、ホホグロギンポ、ツバメウオ、ヨスジフエダイ、ムレハタタテダイ、アカスジモエビ、イソバナガニ、カニダマシの仲間、トウアカクマノミ、オオモンイザリウオ、タンザクハゼ、パープルチップドジャノラス、タイワンマトイシモチ、スカシモエビの仲間、コブシメ、グルクンなど |
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コメント |
前日にお電話があり、急遽今日のダイビングとなりました。マクローなお客様なので、じっくりねっとり潜りました。写真も撮ったので、それらを見ながら話をすすめましょう。 まずツムギハゼの登場。地味だが背びれのピロローンが気に入って、見つけると紹介してしまう。 カスリハゼ。他の個体はみんな小さいのだが、こいつだけはどかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんという効果音が出てもいいくらいに大きい。態度もでかいし、あまり隠れない。もっとエビが出てきてくれるともっと良かったけれど。 他の小さい個体はこんな感じ。黒っぽいのや黄色っぽいのやら、いろんなのがいます。 うーん・・・・・。カザリハゼかなー・・・・。ちょっとわからないです。 ・・・・・・・、名前のわからないハゼが続く。こいつは体長が3〜4センチ。小さくて、あまり他では見ないタイプ。名前はなんだろうか? ウスケショウハゼでしょう・・・・。早く図鑑に載らないかな・・・。 うーん・・・・・。フタホシタカノハハゼの黄化個体かと思い写真を撮ったのだが、図鑑で見てみると、ちょっと違うか・・・・・。ヒメコガネハゼというのはどうだろうか? しかし図鑑を見ると石垣島・西表島に分布・・・と書いてある。生息環境としては同じような場所なので、いてもおかしくはないのだが、はたしてどうなのだろうか? フチドリカワハギでしょう。・・・・・、でしょう・・・・という予測の話が続いていますね。あまり見ない魚ですが、忘れた頃に見るんですよね。 ここのポイントの常連ですね。パープルチップドジャノラス。今日は2個体を確認。 あいかわらずいるトガリモエビ君。いつまでいるのかなー? 今日はなんとイザリウオもいました。きっとオオモンイザリウオでありましょう。 エビがいる・・・・。そのように見えないかもしれないが、いるのであーる。目玉が白くて体が緑色です。わかる? きっとヒラツノモエビの仲間でしよう。正確なことはちょっとわからないです・・・。 うん。やっぱりカクレクルマエビじゃないかな? 個対数はけっこういます。 そしてロブストリボンゴビーことタンザクハゼです。今日は透明度が良かったので、楽勝で見られました。 ね? きれいでしょう。 上のように横から見ると魚らしいのだが、正面から見るとほんまにタンザクのようにペラペラであります。 ちょっとわかりにくいかもしれないが、その写真もアップしておきますね。他にもトウアカクマノミがいたりしましたが、イナズマヒカリイシモチのような奴もいました。あとスカシモエビのような奴もいましたが、ちょっと未確認。 お客様のデジカメ映像があります。 また後日確認に行ってきましょう。 |
Date |
2003/12/12 |
天候 | 晴れ |
気温 | 20℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
北 |
透明度 |
10M |
波 |
2.5M |
生物 |
ニュウドウダテハゼ、トガリモエビの仲間、ヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、ムレハタタテダイ、フタホシタカノハハゼ、カスリハゼ、ヤツシハゼ、タカノハハゼ、コロダイ大人と子供、ヒョウモンウミウシ、ムカデミノウミウシ、ツバメウオ、ミヤコイシモチ |
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コメント |
北風が強い沖縄本島地方だが、潜れるポイントは何箇所か残っているので、今日もダイビングは続いていく。 ますタカノハハゼかな? と思い撮影したのだがここで図鑑を見てみるとヒノマルハゼのようである。この2種はけっこう混乱してしまう。 きれいに撮れたのはニュウドウダテハゼ。尻ビレのなんと美しいことか!! ハゼ自体はそんなに大きくなくて、若者サイズでした。 今日のニュウドウダテハゼはストロボに敏感でシャッターを切ると反転したり体の向きを変えたりするので、こんな写真が撮れました。動いた時の砂の動きが画面に写っているのだ。 またイトヒキハゼの仲間。他の場所ではあまり見ないけれど、ここのポイントにはたくさんいます。背びれ前方の黒点が目印です。 中層で元気に泳ぐオキスズメダイ。ほんまに、ほんまにたくさんいる。 カクレカニダマシ属の一種がしっかりとヤギにしがみついていました。なんか細い白糸のような触角のようなものが見えるね。 うーん・・・・。ムチカラマツエビのようだが、絶対そうじゃないなー・・・・。と思いながら撮影したこの被写体。図鑑で見てみると、キミシグレカクレエビという奴のようである。ムチカラマツエビに比べると突起が2つあることで区別するようなのだが、そこまで見えないなー。また今度見てこよう。 まったく名前のわからないこのエビ。カクレクルマエビというのはどうだろうか? まったく的外れな意見かもしれないし、ピタリ的を得ているのかもしれない。ちょっと不明。もっとはっきりした写真がほしい。いよいよハウジング持って入らないとだめかなー。面倒くさいぞ。 ヒョウモンウミウシはここのポイントでは頻繁に見かけます。今日も1個体を確認。ゆっくり移動していましたよ。 そしてフウライイシモチと思われるイシモチの仲間に出会いました。なんてことのない魚なので素通りしてしまいそうだが、こーいう魚にもちゃんと名前はついているし、図鑑にも載っている。どんな魚もちゃんと調べられているんだねー。先駆者に感謝。 トガリモエビの仲間は最近のヒット。同じ場所にずっといます。どこかに流れてしまわないように大事に観察したいものです。 |
Date |
2003/12/11 |
天候 | 晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 大潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
南から北 |
透明度 |
25〜5M |
波 |
2.5M |
生物 |
アケボノハゼ、スジクロユリハゼ、リングアイジョー、オドリハゼ、クビナガアケウス、アカククリ若魚、シマウミヘビ、ハリセンボン、エリグロギンポ、モンツキカエルウオ、ロウソクギンポ、スミレナガハナダイ、モンガラカワハギ若魚、ヤイトヤッコ、トサヤッコ、マダラエイ、コバンザメ、ベニヒレイトヒキベラ、イシガキカエルウオ、クマノミ、レモンスズメダイ、ホホグロギンポ、ヤイトギンポ、ヒメギンポ、チョウチョウコショウダイ子供、パンダダルマハゼ、カサイダルマハゼ、ハタンポ、アカマツカサ、クビアカハゼ、ナミダテンジクダイ、モンハナシャコ、センテンイロウミウシ、ヒボタンウミウシなど |
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コメント |
午前中は南風。午後から北風に変わるという予報なので、風向と競争するように3本潜ってきました。お客さんはウァドゥーで一緒に潜ったことのある女性で、久しぶりの再会となりました。 まずアケボノハゼとスジクロユリハゼの観察。両者とも元気にホバリングしてました。 ベニヒレイトヒキベラもいましたよ。だが逃げ足は早く、撮影は大変。 コブシメが岩の上で休憩中でした。 なにがいるのかよくわからないかもしれませんが、写真中央に位置しているのはクビナガアケウスのペアである。折り重なっているのでとても見にくい・・・・・。撮りながら、どこになにがあるのかよくわかりませんでした。 そして珍しくマダラエイが2匹のコバンザメを連れて底で休憩していました。とても大きなマダラエイで、私よりも大きかったし、真上で両手を広げても全部を覆えないほどの大きさでした。最近ヒットの大物だ!! またモンガラカワハギの大人になりたての個体がリーフ沿いをふらふらしていました。もう少し早く見つけたかったなー・・・・。 ヒボタンウミウシ。初めて見た。図鑑にあるとおり、ほんまにカイメンそっくり。触覚が出てくるところが普通のウミウシよりも大きくて、その穴の中にカイメンと同じ模様がありました。むむむむ・・・。完璧な擬態だ。移動のスピードは速かったです。大きさは2〜3センチでした。 うーん・・・・。モチハダウミウシかなー・・・・。ちょっとわからない。大きさは1センチぐらいでした。小さい!! ずっーといるチョウチョウコショウダイ子供。かなり大きくなりました。場所もほとんど移動しません。ここまで大きくなると、もうあまり腰は振らずに泳いでいます。ようやく完全燃焼ですなー・・・・。おめでとう。お赤飯でも炊いてあげよう。 バルタンシャコの巣穴がしっかりと砂でかためられて、蓋されていました。もう冬支度なのかな? リングアイジョーも巣穴に蓋している奴らが多かったです。 |
Date |
2003/12/7 |
天候 | 晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
北 |
透明度 |
3〜5M |
波 |
2.5M |
生物 |
ヤツシハゼ、カスリハゼ、クロオビハゼ、フタホシタカノハハゼ、ツムギハゼ、ウスケショウハゼ、ニュウドウダテハゼ、コブシメ、ツバメウオ、シマウミヘビ、ヨウジウオ、ミヤコイシモチ、オキスズメダイ、ロウニンアジの群れ、イケカツオ、イソバナガニ、イッポンテグリ、ツノモエビの仲間かな? トガリモエビの仲間、ハチマキダテハゼ、カクレエビの仲間、コシマガリエビの仲間など |
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コメント |
今日はどこに潜れるかなー・・・・と家の玄関の戸を開けた瞬間に感じる冷たい北風。海を見ずとも想像のつく風速と方向であります。悲しい。しかし今日のお客様はマクロの好きな方なので、まぁーよかろう。潜れる場所でいろいろ探しましょう。今日は那覇からのお客様も飛び込み参加して頂いて感謝でございます。 透明度のなかなか良くならないここのポイントであるが、ちょっとましな透明度だったので、そのままちょっと深い方に探索に出てみました。ふんふんとコンパスを見ながら快調に進んだのだが、途中で最高にニゴニゴのエリアに出くわしてしまい、そこから先に進むことを断念。しかし、ちょうどそのニゴニゴとクリアーの境目付近でロウニンアジの群れに出くわして、これまたびっくり!! 全部で20匹ほどのロウニンアジと数匹のイケカツオがぐるぐると私達を取り囲み、あっという間に消えていきました。うーん・・・・。怖かったなー。 透明度のいい海で出くわしたのなら、喜べる場面だったのだが、透明度5Mほどの海中でそんな群れに出くわすと、嬉しいよりも怖いという感情が先走るのは実際体験してみないとわからないことであーる。 写真があればよかったのだが、写真はない。撮る暇がなかったのか、撮る気がなかったのか、迫り来る濁った海水に恐怖を感じていたのか、ロウニンアジの群れにびびっていたのか・・・・、今となっては後悔先に立たずと言う奴である。 泳いだわりにはあまり収穫もなく、まるで先日のK−1の武蔵のようである。中途半端に決勝ラウンドまで進出してしまったが、たいした収穫もなく、負けてしまい、結局これならノーマルコースで潜っていた方が良かったかも。。。と私が思ったように武蔵も思っているかなー・・・・。判定で勝たれてもたいしておもしろくなかったぞ、武蔵。ボヤンスキーの試合の方がおもしろかったよねー。関係ないけれど。 2本目は気を取り直していつものコースである。カスリハゼ・・・・、こいつはでかかった。やっぱり大きい奴の顔はふてぶてしいねー。背びれの前方に黒点がないので、シマカスリハゼかな・・・。 そして浅瀬でかわいく群れていたツバメウオ。こんなとこにもいるんだねー。 そして久しぶりに見たイッポンテグリ。サイズは10〜12センチぐらいの大人だったのだが、ほんまに久しぶりに見たので嬉しかったです。 嬉しかったので、背びれを立てた写真もアップしてしまうのだ。かっこいいね。 トガリモエビの仲間やフタホシタカノハハゼ、ヤツシハゼにコブシメなどもいました。 しかし最近ウミヘビが多い。いや、多いというか、活動が盛んになっている。冬場に向けて食いだめでもしているのか、とにかくニョロニョロ泳いでいる場面にたくさん出くわす。私は最高にウミヘビが嫌いである。冗談ではなくほんまに苦手で嫌いで、気持ち悪いのだ。小物を探しつつ下ばっかり見ながら潜っていると、ふと横にウミヘビの体が見えるときがある。視界の横の隙間からニョロニョロと私の視野に侵入してくるのだが、これがまた気持ち悪い。目がマクロモードになっているときは、そんなに遠くを見ていないので、私が接近しているウミヘビを゜認識した時は最短接近距離になっている場合が多く、私は悲鳴を抑えることができません。昨日も叫んでしまい、お客様も驚かせてしまいました。申し訳ない。 ウミヘビ、ついてくるな!! |
Date |
2003/12/6 |
天候 | 曇りそして大雨 |
気温 | 22〜23℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
23℃ |
風 |
北 |
透明度 |
20〜5M |
波 |
2.5M |
生物 |
スミレナガハナダイ、ハナゴンベ、トサヤッコ、ヤイトヤッコ、ベニヒレイトヒキベラ大人と子供、モンキキンチャクフグ、クビナガアケウス、ハナキンチャクフグ、タマギンポ、モンツキカエルウオ、グルクマ、ネズスズメダイ、カミソリウオ、シマウミヘビ、ヘラヤガラ、バルタンシャコ、オドリハゼ、カメンカクレエビかな? ミヤケテグリ、アカヒゲカクレエビ、アカククリ若魚、クビナシアケウス、ヤツシハゼ、カスリハゼ、クロオビハゼ、ツムギハゼ、シマウミヘビ、ミヤコイシモチ、オキスズメダイ、ツノモエビの仲間かな? トガリモエビの仲間、ウスケショウハゼ、カクレエビの仲間、など |
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コメント |
曇っているね。2本目の途中から土砂降りの大雨になりました。あららら・・・・。当然、言うまでもなく寒い。そんな中で3本のダイビングを無事に終了。昨日は穏やかで暖かかったのになー・・・・。でも午前中の海は穏やかでしたよ。 生物では久しぶりに見に行ってきましたバルタンシャコ(仮名)。以前いなくなっていたので、いるか不安だったのだが、今日はすんなり確認できました。大きさもほぼ以前のままなので、きっと同じ個体なのでしょう。 また細ーいエビもいましたけれど・・・・、この写真はひどいピンボケだな・・・・。名前のわからないエビにたくさん出くわしました。 こいつは・・・・、エビ・カニ図鑑で見ると・・・、ツノモエビ属の一種というのに1番似ているな・・・・。大きさは5mmぐらいかなー・・・。 そしてさっぱり名前のわからないカクレエビの仲間・・・・。5〜6匹はいましたよ。 またカミソリウオもいました。久しぶりに会ったような気がする。 アワツブアケウスのようにも見えるが・・・・、写真が鮮明でないので、なんともいえない。うーん・・・・。 黄色のカスリハゼの仲間。もちろん黒色はいっぱいいますが、黄色もたくさんいます。かわいいですよ。 そしてお客様のリクエストでもあったモンキキンチャクフグ。リクエストされて無事に見せられたし、お客さんにも喜んでもらえたので、同じ個体なのだが写真も2枚アップしてしまうのだ。 ブルーと黄色が散りばめられていてけっこうきれいなキンチャクフグなのだ。生息水深は15Mぐらいだったかな・・・・。 そして昨年の今ごろも見られたトガリモエビの仲間。こいつは大きな方で7〜8センチぐらいありました。 もう1匹は小さくて4〜5センチぐらい。大事に観察して、長い間見られているといいなー。 またここのポイントではたくさん見られるツムギハゼ。カスリハゼが奥でホバリングしていますが、そう。ここはこのカスリハゼの巣穴だったのだが、さも私の巣穴ですと言わんばかりの大きな顔で巣穴の入り口付近に構えていました。おまえ態度でかすぎ!! そしてお客様に教えてもらったこの魚はウスケショウハゼというらしい。ケショウハゼは図鑑にもよく載っているのだが、ウスケショウハゼはあんまり載っていないんだよねー。 いろいろ見られて楽しいダイビングでした。明日は晴れるが、風が強くなるとの予報でした。 |
Date |
2003/12/5 |
天候 | 晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 中潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
東から南東 |
透明度 |
8M |
波 |
2.5M |
生物 |
ヤツシハゼ、カスリハゼ、クロオビハゼ、フタホシタカノハハゼ、ツムギハゼ、ニュウドウダテハゼ、コブシメ、コロダイ、ツバメウオ、ヨスジフエダイ、ムスジフエダイ、ムレハタタテダイ、シマウミヘビ、オトヒメウミウシ、ヨウジウオ、アカククリ、ミヤコイシモチ、オキスズメダイ、コシマガリエビの仲間など |
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コメント |
うんうん。今日は穏やかだね。昨日のサッカーも勝ったし、清々しい目覚めだ。まぁーゲーム展開は快心のものではなかったけれど・・・・、これはひとりごとでぼやこう。 で、ダイビングであります。いつもは濁っているこのポイントも今日はわりと透明度が良く、なかなかのコンディション。うねりがまだ残っているのが困ったものである。 はじめに白いヨウジウオを確認。ちょっと見ない模様というか・・・、背中にオレンジのラインがすうぅぅぅぅっと伸びているこんなタイプはあまり見ないので、とりあえず撮影。図鑑で見ると、どう見てもやっぱりヨウジウオの色の薄い奴かなーとも思うのだが、図鑑写真とは大きく異なっている。まぁー例によって名前わからないけれど、かわいいからいいやん・・・というありふれた結論にまとまってしまうのだが・・・・。 ヨスジフエダイやムスジフエダイの子供がわんさか増えていました。濁った海中でもよく目立つ奴らだ。 いつもおじぃーさん顔のワカヨウジがのそのそしていました。まだ子供のサイズでしたよ。 そしてこいつはツムギハゼというらしい。こうやって見るとけっこうきれいな魚だなー・・・・。背びれもぴろろんと伸びているし・・・・、などと思えるのだが、海中で見ている限りはほんまに、ほんまに、ほんまに、ほんまに地味である。砂の色と同化していて、紹介してもきっとノーリアクション間違いなしという風貌である。だけど、こーいう魚もこうやって日の当たる場所に紹介してあげると、これを見た誰かは、「おっ! 見てみたいなー・・・」などと思うかもしれない。そう思ったあなたには私のスルーパスが通じていることになる。あとはあなたが昨日の久保のようにゴールを決めるだけであーる。 いっぱいいたスザクサラサエビ。こいつはひときわ大きな個体でした。 ぽつんとたたずんでいたシラナミイロウミウシ。いい色しているね。 このポイントにはたくさんいる・・・・、でもここでしか見たことのないオキスズメダイ。おっと。手持ちの図鑑で調べてみよう・・などと思った勉強熱心なあなたにアドバイスだが、この魚はまだ図鑑に載っていないので、調べられないのですよ。少数で群れているのですが、遊泳性が濃く、岩の周囲にはなかなか止まってくれません。中層をふらふら泳いでいます。よってこんな写真しか撮れなかったぜ。さも私が発見し、調べたんだぜ!! という感じで書かれているが、スピッツのスズメダイ好きのお客様から教えていただいた情報です。感謝!! そしてここの定番。ニュウドウダテハゼ。大きい奴は20センチくらいあるんじゃないかな? と思えるダテハゼの仲間では並外れたサイズ。その威圧感もかなりのもので、発見した時の感情は喜びというよりも驚きの方が勝ってしまいます。 その点、その子供はいかにもハゼらしい面影が残っており、なかなか憂い奴である。大人も子供もたくさんいるよ。 ガンガゼの棘の隙間に隠れるミヤコイシモチたち。もっと出てこいよ。 クロオビハゼもたくさんいましたし・・・・、アカククリの子供がきれいな色でくるくる回転していました。 また1番目立っていたと感じたフタホシタカノハハゼ。黄色もいましたが、すぐに隠れてしまいました。・・・というか、私が隠れさせたのですけれどね。腹ビレの色ってきれいだね。 カスリハゼの仲間、ほんまにいっぱい。いっぱいいるけれど、みんなが敏感なので、自分で見つけて遠くからにじり寄らないとなかなかいい写真は撮れないです。はじめの一・二匹をガイドに教えてもらったら、アトは自分で見つけられるようになりましょう。そうすれば、きっといい写真が撮れる事でしょう。 コブシメ。・・・・・・。こんな砂の上でもコブシメ。うん。それだけっす。 そして群れていたコロダイたち。コショウダイの仲間はみんなたらこ唇でかわいいですね。大好きっすよ。 大人になりきれないサイズも確認。だけれどほんまの子供はいなかったな・・・・。 全体に透明度が良くて潜りやすかったです。しばらくこの水が続けばいいんだけれど。明日からまた北風の予報です。海はどこまで荒れるかな? |
Date |
2003/12/4 |
天候 | 晴れ |
気温 | 24℃ | 潮 | 小潮 |
水温 |
22℃ |
風 |
北東から東 |
透明度 |
15M |
波 |
2.5M |
生物 |
クラカオスズメダイ、カスリハゼ、シマオリハゼ、バブルコーラルシュリンプ、カゴシマオコゼ、オイランヨウジ、カマス群れ、ゴンズイ、ヘコアユ、ヤツシハゼ、ムスジコショウダイ子供など |
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コメント |
いやー・・・、久しぶりに潜った。台風明けの海はようやく凪いできました。うねりが少々残っているものの、明日にはいろんなポイントが潜れそうである。明日からマクロ系好みのお客様が来るので、いろいろネチネチ探せれば嬉しいかな・・・。 さてさて久方の海。左手首のダイコンが示す水温は22℃を記録。ヒュゥゥゥゥゥ・・・・。予測していたこととはいえ、実際に直面するとブルーになってしまう水温にとうとう突入してしまった。これから長い冬のはじまりであーる。 水中ではカマスが大きな群れを作っていました。 また空き缶の中にはニジギンポが隠れていました。 ホシゾラウミウシものこのこ登場。これからはウミウシが増えてくる季節ですね。 台風のうねりで浅瀬の砂の移動はかなりのものだったようで、カミソリウオ、ホソフウライウオなどのフラフラ漂い系のお魚は姿が見えませんでした。どこかに流されたのだろうか? そんな中でも底にぺたりとはりつき系のカゴシマオコゼ子供は数個体確認できました。 ムスジコショウダイ子供もかなり大きくなりました。以前は五ミリくらいの子供がたくさんいたのになー・・・。時は過ぎているねー。 岩穴の中ではオイランヨウジがペアで漂っていました。私が発見した時は大きなヘラヤガラをクリーニングしているところでした。尻尾の模様がとてもかわいいような華やかなような、艶っぽいような本島の海の定番であります。 外にもカスリハゼ、シマカスリハゼ、シマオリハゼ、ヤツシハゼなどはいっぱいいました。 |