スピッツログブック

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Date

2007/12/31  天候 曇り
気温 21℃ 中潮

水温

21〜23℃

北西から北

透明度

2〜5M

3.0M
12月大晦日のダイビングも予想通り、寒いぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・。理不尽なほどの北風に休憩中の寒さは本当に身に応える。・・・・・。加えて波も高い。潜せるエリアが少なすぎるぞ。そんな中で波にもまれながらやっぱり3ダイブしてきました。

綺麗なホストの上で止まっていてくれたビイドロカクレエビ。もう少し斜め上からエビの模様がわかるように撮ったほうがベターだったと今さらに思うのだが、撮影時にはなかなかそんな余裕はない。なぜならビイドロカクレエビはすぐに着底してしまうからだ。このときも1枚撮ったらすぐに飛び立って、底に下りてしまいました。

     

エビ・カニガイドブックの久米島編に載っている、マイヒメエビというのに似ている。多分、こいつなんだろう。マイヒメエビ・・・・。けっこう憶えやすそうな名前だ。

     

今日も健在だった黄色系のシャコ。でもまだまだ敏感。なかなか出てこないのだ。

                 

そしてなんと、タイマイも現れたのだ。

     

ヒメコモンウミウシですな。

     

ネムブロータ・リビングストンイという学名のウミウシ。年に一度は出会っているかな・・・・。けっこうレアものだと思う。小躍りするぐらいではないが、十分嬉しくなれるウミウシだ。

     

ここ最近ずっとパンダツノウミウシが見られている場所に来て見たら、やっぱりいたのだが・・・・・・、どうやら3匹が寄り添いかたまっているような場面に遭遇してしまった。画面手前を向いた2個体におしりを向けた個体がはさまれているって感じの構図になっています。パンダツノウミウシとの出会いはこの日が最後で、次に行った時は探せませんでした・・・・・・・。

     

モヨウフグだと思われる個体。大きかったです。動かなかったし。・・・・、寒いから動けなかったのかな?

     

エキジット寸前に砂に化けたミミックオクトパスを発見。夕方になって活動時間に入ったのだろうか? 全身を巣穴から出していまして、我々の突然の来襲に逃げる間もなく、砂の上でかたまってしまったのでしょう。

     

みんなで囲んで近寄っていくと、ぶわっ!! と体色が変化し、いつものミミック色というか、ミミック模様になってしまいました。

     



Date

2007/12/30  天候 曇り、そして雨も
気温 21℃ 中潮

水温

21〜23℃

北西から北

透明度

2〜5M

3.0M
毎年年末に遊びに来ていただけるご家族が集まってくれまして、ワイワイ潜ってきました・・・・が、今日から冷え込んで寒い寒い・・・・・。しかし3本潜ってしまうところが素晴らしい。みなさんダイビング好きなんだなー・・・・・・。

今日はオイランハゼ、ハゴロモハゼを見に行きました。いたことはいましたが、やはり水温の低下でみなさん過敏になられているようで、引っ込みまくりでした。

そんな中で撮影できた引っ込まなかったハゼたち・・・・。まずは久しぶりに撮影できたハラマキハゼ。白い引っかき腹巻模様が印象的ですがヤジリハゼたちにもこーいう模様が入っていたりして、そのヤジリハゼはヤツシハゼと混同されていたりして、このあたりの分類はかなりマイッチング。

     

ホシハゼ。岩場ではなくて、カスリハゼやヤツシハゼのように巣穴の上であたかもテッポウエビを見張っているように止まっていたので、なにか別の魚に思えて撮影したのだが、こうやって見てみると・・・・、ふむふむ、やっぱりホシハゼだろう。

                  

こいつもヤツシハゼだとは思わないで撮影していたのだが、やっぱりどうして・・・・、ヤツシハゼなのだ。

     

イカの子供が枯れ枝に寄り添って隠れたつもりになっていました。

     

レンゲウミウシはドロ地の常連さんですな。

     

最近浅場を闊歩しているタツナミガイのペア? なのかな? とにかく大きいので、そのサイズにまずびっくりしてしまいます。

     



Date

2007/12/29 天候 曇り
気温 21℃ 中潮

水温

21〜23℃

北西から北

透明度

2〜5M

3.0M
リピーターのお客様とマンツーで始まった今日のダイビング。午後からリピーターのご夫婦が合流する予定だったのだが、風邪を引いたらしく、今日はパスという連絡が入ったので、ずーっーとマンツーマンでねっちりこってり潜ってきました。

まずは定番となった赤のハダカコケギンポ。浅くて撮り難いけれど、その色には誰もが感嘆するほど。綺麗な赤色に放心しろ。

    

非常に良い場所に住み着いてくれたハダカコケギンポノーマル色。ちょっと下からあおって撮れるナイスポジション。

          

コブシメは最近いつも同じ場所にいます。

     

ニジギンポもここが好きなんだろうね。いつも定位置。寒い朝に布団から出てこない子供を想起させる絵だな。

     

オオウミウマは2個体をゲット。この写真の個体はお腹が大きいです。子供産むの? こんな季節に?

     

けっこうな個体数がいるシマギンポ。西側でも東側でも見られます。

     

テンクロスジギンポもだいたい同じ穴で見られます。

     

以前から見られていたヨコシマエビ。私はつい最近から見始めました。なるほど。本当にたくさんいる・・・・・。ヨコシマエビパラダイスじゃないか・・・・。って感じ。しかしこれまた撮りづらい。足場がなにもないからね。それにしても・・・・、相変わらず「千と千尋の神隠し」のかまじぃーに似た風貌ですなー。

     

ツマジロサンゴヤドカリもいました。けっこう普通種。

     

うーん・・・・と、またゆっくり調べさせてください。

     

二匹で仲良くじゃれあっていたこのヤドカリも上の写真のものと同じ種類ですね。

     

黒いお目目のオイランヤドカリは岩の上からこちらを見ていたので、驚かせないようにそっと撮影。背景を水面にしてあげてちょっと綺麗に撮ってあげました。

            

テッポウエビの仲間かな・・・・。名前のわからない奴が続く。

     

大きかった。カレイの仲間としか言えない・・・・・・。

     

ジャノメハゼという名前のハゼだろう・・・・・。多分そう。数個体を確認。

     

このへんのハゼは瀬能先生に聞いて、また追記します。

     

これも。

     

これも・・・・。

     

ヒブサミノウミウシだ。正体のわかる生物との出会いはほっとするね・・・・。

     

ヒョウモンウミウシもレギュラーメンバー。

     

イレギュラーに登場してくれるロマノータスsp。どうやらこの個体、産卵中だったようです。下のツブツブは卵のようですね・・・・・。2個体いましたよ。

     

瀬能先生にメールしないとな・・・・。


Date

2007/12/28  天候 晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

23〜24℃

南西から北

透明度

1〜20M

3.0〜2.5M
12月の、この年末に・・・・、こんなにいい海況になることが果たして今まであっただろうか? と自問するほど素晴らしい海況に恵まれました。海はペタペータ。空はアオゾーラ。陽だまりはポカポーカ。エキジット後、上半身裸のままで座ってられるなんて・・・・・、今から思えば、この日が最後の楽園だったなー・・・・。明日以降は急激な寒波に見舞われた日本全土。沖縄も例外なく寒かったです。

お客様と相談しながらポイントを決定し、いろいろ撮ってきました。ヤシャハゼにもご挨拶。

                   

あいかわらず生息してくれていたホタテツノハゼ。実に長生きで、動かない個体だ。素晴らしい。2008年もよろしくお願いしたい。

     

ニシキオオメワラスボがペアでゆらゆら。

     

暗がりの中でホバリングしている近年和名のついたハゼ。ヒメアオギハゼです。

     

ハダカハオコゼは定位置でした。

     

人面に見えるワモンツツボヤ。たまにこーいう個体が見られます。泣き顔のようにも見えるけれど、それはあなたの受け止め方次第なのだ。

                

サンゴの隙間を覗くと・・・、オオアカホシサンゴガニがお腹に卵を抱えていました。しかもサンゴの枝がちょっと広くて、写真に撮れそう・・・・・・・。惜しい。もう少しでライトが当てられたのにねー・・・・。

     

赤色のパロンシュリンプは最近のマイブーム。現場で見ても、その保護色は完璧なのだ。

           

イソコンペイトウガニも定位置。

             

イソバナカクレエビの綺麗な個体がいました。黄色の模様がいいですねー。

     

ビイドロカクレエビはたくさん見られるのだが、なかなか絵に出来ないカクレエビだ。イソギンチャクの上に本当に乗らない。嫌いなのかな? って感じるほどに乗らない。結果、こんな写真になってしまう。

     

ウミウシも普通種がちらりほらり。キカモヨウウミウシはぼやけた色彩がなんとも言えないウミウシ。普通種だけれど評判はジョウジョウ。

     

サキシマミノウミウシに似ているなーと思いつつ、なんか違うよなーと感じつつ撮影。図鑑で調べてみたらオショロミノウミウシの仲間その4という奴でしょう。触覚の色彩がポイントになりました。撮れててよかったー。

     

シロミノウミウシもいました。

     


Date

2007/12/27  天候 曇りそして雨
気温 24℃ 中潮

水温

22〜23℃

東から北西

透明度

10〜15M

3.0M
年末年始のリピーターさん攻勢が始まりました。ありがたいことです。今日はお1人の方とダイビング。6半を新調されての沖縄ダイビングはことのほか快適だったようで、うららかな天候にも味方され、今日明日と連続の3ダイブとなりました。

ハゼの仲間が好きだということだったのでアオギハゼを撮影。真剣に撮りたいと思うと、かなり難しい被写体です。

     

同じようなシチュエーションで見られる、ツバメタナバタウオ、暗がりを好むのでコンデジのピント合わせに四苦八苦。でも色彩は本当に美しいので、もっとたくさんの人に撮られればいいのに・・・・といつも思ってしまう。

            

今日は比較的おとなしかったセダカギンポ。

      

そして3ヶ月ぐらいずっと同じ場所にいるオビテンスモドキ子供。今日は2個体を確認。こんなに綺麗に撮ってあげられて私も嬉しい。

      

メギスの体色が鮮やかだったので、お客様と囲んで撮ってきました。

      

モンツキカエルウオも定番。今日は2個体の確認にとどまりました。

      

その近くにはホホグロギンポの姿も見られましたが、敏感で撮らせてくれません。

            

クマノミ子供のついているイソギンチャクにはニセアカホシカクレエビの子供も。

      

ジョーフィッシュは茶系が1個体のみの確認。

               

きれいなホヤがあったので、撮ってしまいました。無理やり顔にも見えたりして・・・・・。

     

ヘビギンポの仲間です・・・・。

     

ハダカハオコゼはずいぶん長く見られます。

     

冬はグルクマの季節。中層を常時旋回中。

     

ニセアカホシカクレエビも定番。

                   

バサラカクレエビも定位置。

     

キヌハダモドキだろうか・・・・。多分そうだろう・・・・。フィンを履くような浅瀬をウロウロしていました。

     

クチナシイロウミウシの子供個体が岩の狭い隙間に隠れていました。
 
         

サキシマミノウミウシの綺麗な個体。

     



Date

2007/12/23 

天候 晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

23℃

北から北東

透明度

3〜15M

1.5M
地元在住の女性二人が遊びに来てくれました。一本目は綺麗な水を求めてダイビングしましたが、予想が外れて、ハゼたちはあまり出ていませんで、ちょっと寂しいダイビングになってしまった。私もちょっと迷ってしまったりして、申し訳なかったです。

2本目はクダゴンベが見たいというリクエストにお応えしてきました。ウミウシはまだそんなにいないけれど、小さいウミウシがいまして・・・・、図鑑沖縄のウミウシでは見当たらなかったけれど、本州のウミウシに載っているアカボシミドリガイの内湾型個体によく似たウミウシに出会えました。

     

サイズはとても小さくて、下の写真は私の左手親指です。その爪の部分に乗っかっているのがアカボシミドリガイ内湾型と思われるこたいです。3ミリぐらいだったかな・・・・・。

     

対照的にとても大きかったイソコンペイトウガニ。お腹が大きいのは卵を抱えているからなのかな?

     

クダゴンベはクリスマスのシーズンにはありがたい冬らしい模様の魚。もっとクリスマスチックに撮影できたのだろうけれど、私の望む場所では止まってくれませんでした。

     

センネンダイは大小2個体が比較的近くで泳いでいました。

     

ずっと見られている英名パロンシュリンプ、学名ゲラストカリス・パロナエ。今日はいつもの茶色系の奴はもちろん。下写真の茶緑系の個体。しかもこいつはかなり大きかったです。

     

反対にとても小さかった赤色の個体にも遭遇。どこにエビがいるかもかなりわからない写真だが、ちゃんと中央にいるのだ。サイズは5ミリぐらいでした。

     

やっぱり赤色は見栄えがするし、お客さん受けもいいのだ。透明度がイマイチでした・・・・・。あんなに綺麗だったのになー・・・・。昨日、一昨日と降り続いた豪雨のせいでしょう。しばらくまた濁ってしまうのかな・・・・。冬の北風に期待するしかないが、そうなればなったで寒いだろうし、いやいや、うまいこといかんもんだね。


Date

2007/12/22 

天候 晴れ
気温 24℃ 中潮

水温

23℃

西から北

透明度

5〜25M

1.5M
12月にしては珍しく穏やかな海況。お客様の日ごろの行いが良かったのだろう。前夜の豪雨が嘘のようでした。海も濁りがさほどなく、快適に楽しめました。お客様はそんなに寒くない海中と暖かいと言っても過言ではない陸上に大喜び。ダイビングの合間にはごろんと横になって昼寝できてしまうぐらい暖かかったです。素晴らしい。さすが沖縄。

今日は仲良しグループの貸しきり状態でした。2本目でメンバーの1人が50本ダイブになるということで、みんなが持参してきたサンタクロースの格好に着替えてのダイビングを希望されたので、私に断る理由もなく、真栄田の階段をサンタクロースがタンク背負って歩いている楽しい写真が撮れました。

            

もちろん水中でもそのまま潜る。記念写真を撮り、生物も撮りー。すれ違うダイバーの反応を見ているのがとても楽しかったです。周囲の苦笑いを受けつつも、仮想しているスピッツのお客様みなさんがそれぞれとても楽しそうだったのが、とても印象的。こーいうのは照れて恥ずかしがるよりもやってしまったモン勝ちだよね。

     

誰に迷惑かけるでもなし、楽しいダイビングでした。

生物はヤノダテハゼ、ホタテツノハゼなどのアイドルを見つつ、リングアイジョー、ハダカハオコゼ白、こげ茶、黄色の3色。アオリイカやコブシメもいたし、ピグミーシードラゴンは今の季節でも見られます。トウアカクマノミやハナビラクマノミ、タツノハトコにキャラメルウミウシ、キスジカンテンウミウシなどを観察してきましたよー。

ほぼ全員デジカメを携帯していたので、私は撮らないでガイドしていました。撮ったのはサンタクロースの写真だけです。すみませーん。


Date

2007/12/21 

天候 晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

23℃

透明度

8〜25M

2.0M
明日からお客さんだし、あんまり潜らないのもどうかなーと思って、肩慣らしをかねて潜ってきました。明日以降のことを考えて、今日ベストのポイントではなくて、明日、明後日ベストになるであろうポイントに潜って現状を調査。

が、デジカメを持ってくることを忘れてしまい、途方に暮れるエントリー。もったいない・・・・・、せっかく1人でゆっくりフラフラできるのに・・・・・、もったいない・・・・。今の私のもったいない気持ちを代弁できるのはSONYのブルーレイのCMで「もったいない」とつぶやいている矢沢えいちゃんぐらいだろう。

とにかくそれぐらいもったいない・・・・・。

このまま帰ろうか・・・とも考えたが、メインは撮影ではなく、ポイント調査なので、そのままデジカメなしで潜ることに。結果、広い範囲を泳ぎ回るダイビングになり、調査としては良かったのではないだろうか?

特にたいしたものは見つけられなかったが、今もいる生物と、もういなくなってしまった生物とが把握できたことはガイドの一歩なので、OKとしましょう。


Date

2007/12/15

天候 晴れ
気温 23℃ 中潮

水温

23℃

透明度

3〜8M

1.5M
なんと暇な一週間だったのだろうか・・・・。前回のログで一緒に潜った地元のリピーターのお客様と今日も一緒に潜っている。ほんまに暇だぜ。モルディブツアーもキャンセルが出てきて・・・・、あららららら・・・つて感じ。今日は天気も良かったし、気を持ち直していろいろ見て回るのだ。

お客様からのリクエストは明確だったので、今日はそいつを探す。

そいつに到るまでに・・・・、名前のわからないエビがいたり、

     

ハタタテギンポの子供がいたり、

     

ウスゲショウハゼがいたり、

     

オニサルハゼはたくさんいました。今日は20匹以上は見ているはず。

     

ホホベニサラサハゼなんて普段はあまり撮らないけれど、時間が余ったので撮ってみた。意外に赤いラインが綺麗なことに撮影後気づく。

     

まだお客様は例の奴に釘付けなので、私はドロ地で食べ物を探していたコバンヒメジを撮影。透明度が良かったからこそ撮影できるブルドーザーぶりだ。

     

お客様のお目当てだった、ウシオニハゼも無事に撮れたようでなによりでした。お客様に撮ってもらっていたので、私が撮影した画像はありません。またいつか撮ってきますね。

ニシキフウライウオは少し刃なれてペアでいました。

     

こいつは前からいる奴かなー?

     

ホシゾラウミウシは普通種ですが、まだそんなにたくさんはいない。

     

うーん・・・・・、ヒョウモンウミウシかな・・・・・。

     

パンダツノウミウシは最近頻繁に見られます。

     

サキシマミノウミウシspだと思われるウミウシ。去年はたくさんいたけれど、やっぱり今年もたくさん見られるのかな?

     

ツマグロモウミウシはいつ見ても小さい。こいつで3ミリぐらいです。

              

名前のわからないミドリガイの仲間がいました。2匹いるのわかる?

     

こいつもわかりません・・・・・・・。目があるね・・・・。

       

ヤマンバミノウミウシ。図鑑には通年見られると書かれているけれど、本島ではあまり見かけない生物のひとつ。

     

よく潜り、よくドライブし、いろいろ探せた日でした。また今週も暇だけれど、がんばりましょー。


Date

2007/12/8

天候 晴れ
気温 22℃ 中潮

水温

23℃

透明度

3〜10M

2.0M
毎度遊びに来ていただけるリピーターの方とマンツーマンでダイビング。これからはこんなのが増えそうだ。透明度もいいし、晴れているし、風も弱いし・・・・、けっうこうなダイビング日よりです。

定番メニューもひととおり押さえつつダイビングは続いていく。アカククリの若魚がいたり、

                          

浅瀬ではヒナヨウジらしい個体がいました。

     

赤色のハダカコケギンポは本当に人気者。見た人、みんなに受けが良い。

                

こちらは先日見つけた別色のハダカコケギンポ。黒系の顔は本当にヒールだ。

                

イッポンテグリもいました。

     

浅瀬ではカマスが大きな群れを作っていました。例年見られる場所より少しだけずれています。

     

クダゴンベもまだまだ元気に泳いでいました。

     

ずっと見られているセンネンダイが今日はサザナミフグと仲良く寄り添っていました。

     

センネンダイだけ撮るとこんな魚。

     

今日は他に子供の個体がいました。ガンガゼの隙間で泳いでいまして、こんな写真になりましたけれど、元来こーいう場所を好む魚なので、こーいう写真も撮りたかったから、それなりに嬉しい。やっぱり子供の方が顔の面積に対して目が大きくて、あどけない顔つきに見えますね。

     

シマギンポがトサカを立てつつ、こちらを見ていました。戦争していた頃の日本国旗を思い出させる目の模様ですね。

     

ハゼたちはたくさん見られるが、水温低下に伴ってだいたいがかなり敏感。その中でこの黄色いカスリハゼのみが鈍感でした。

     

ドロドロエリアの水もクリアーで、サルハゼの仲間たちも見ることができました。オニサルハゼですな・・・。

           

こいつもオニサルハゼだ。

          

そして黄色のシャコも確認。ただ全然出てきてくれなかった・・・・。色がいいのでいい被写体だと思うのですが・・・・・。場所はピンポイントで覚えたので、また見に行ってきます。

              

けっこういろんな場所でウロウロしているビイドロカクレエビ。ただイソギンチャクの上になかなか止まってくれないので絵にはしにくいカクレエビです。砂の上にポツンといても・・・・、ねー・・・・。

                

パロンシュリンプこと、学名でゲラストカリス・パロナエ。前回見つけた場所のものがそのまま同じ場所にいました。いつまでもいることを願いましょう。

     

ウミウシはまだまだ本調子ではないが、パラパラ普通種ならば確認できるようになってきました。

     

ホソスジイロウミウシの子供個体。サイズは5ミリほど。2個体見られました。これからもっと増えるでしょう。写真がボケてて申し訳ない。

     

キカモヨウウミウシは夏でも冬でも見られます。

     

モンジャウミウシもそうですね。

     

1番外側の外縁周囲に白線が明瞭ではないけれど、触覚の色なんかを見ていると、やっぱりこれはクロモドーリス・プレキオーサなんだろうな・・・・。和名のないウミウシですが、本島では普通種で、特に冬場はとてもたくさんの数を見ることができます。

     

スミゾメミノウミウシのとても立派な個体がいました。

     

シャクトリミドリガイはだいたいいつもこれぐらいの大きさのものしか見ません。これでサイズは1センチほど。

     

名前のわからない貝がついていました。貝は苦手だな・・・・・。

     

しばらくこの透明度が続くと思われるので、西も東も楽しめる本島ですよー。でも暇だ。特に今週はなにもない。みんな、潜りにおいでよ。


Date

2007/12/6 

天候 晴れ
気温 22℃ 中潮

水温

23℃

北東

透明度

3〜15M

2.0M
潜って、潜って、潜ってナンボ、潜ってナンボの商売だあぁぁぁぁぁ・・・・。と、娘の好きな「おしりかじり虫」の歌でも歌いながらダイビング。今日は午後から修学旅行の体験ダイビングのお仕事だったので、午前中、時間があったため、1人でフラフラ潜ってきました。

ヒラツノモエビらとは一線を画す、まっすぐな姿勢の見慣れないエビがいました。

     

こいつの名前もよくわからない・・・・・・。

     

こちらはたくさんいるフィコカリス・シムランス(もちろん学名で和名ではない)。もうすぐ名前がつくみたいですよ。楽しみに待ちましょう。

         

ウミショウブハゼだと思われる個体。

     

イッポンテグリもいましたよん。

     

ウミウシはやっぱりまだまだ少なくて・・・・、クロスジアメフラシの発見だけにとどまりました。

     

特筆すべきは水深2Mのなにもない砂地にポツンといるトウアカクマノミ。水はそこそこ綺麗なので、ワイドで撮ったらきれいかもねー・・・・・。今度暇な時にまたやってみよう。

     

底はドロになっていたけれど、あまり珍しいハゼはいなかった。カスリハゼ、シマオリハゼ、クロオビハゼ、クサハゼ、ヤツシハゼ、ケショウハゼ、ウスゲショウハゼ・・・・といった普通の面々。
オキスズメダイがいたことはヒットだけれど、逃げられて全然撮れませんでした。

ある一定の距離を保って接近してくるシマヒイラギが数匹。私を常に取り囲んでいました。撮影を試みるも、素早くてこんなのしか撮れませんでした。

        

午後からの修学旅行、体験ダイビングは難なく終了。中学生50人でした。まだ子供って感じでかわいかったですよー。


Date

2007/12/4

天候 晴れ
気温 22℃ 中潮

水温

24℃

北東

透明度

5〜10M

3.0M
遠く北海道からリピートしていただけるお客様と午前中に2本。マンツーでじっくり潜る人なので、私もゆっくり写真を・・・・・と思っていたら、デジカメを持って出かけることを忘れてしまった。よって写真の撮りようもなく・・・・・、写真なしログであります。申し訳ない。

初めはエビがたくさん見られました。ビイドロカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、アカスジカクレエビ、オシャレカクレエビ、ムチカラマツカクレエビなど。ハダカコケギンポは赤色に加えて普通色もいたし、マツバギンポ、シマギンポ、ヘコアユ、ニュウドウダテハゼ、カスリハゼ、クロオビハゼなども見られました。

2本目はクダゴンベ、センネンダイのレアモノを筆頭に、ホシゾラウミウシ、キカモヨウウミウシなども見られたし、ヨコシマエビ、ムチカラマツカクレカニダマシもいました。が、今年は一時、あんなに大漁だったはず・・・・の・・・・、ゴルゴニアンシュリンプはついに一匹もいなくなってしまいました。

悲しい・・・・・。この冬はこれで乗り切れるなーと甘く見ていました。

クマノミが何箇所にもいて、ビイドロカクレエビも何箇所にもいました。パロンシュリンプも新たな場所に確認。サイズは小さかったけれど、なかなか良い発見でした。問題は継続性。今度行っても見られるかどうかは不明。けっこうすぐに移動してしまうエビのようです。あんなにずんぐりむっくりの体型で・・・・・・。

ホホグロギンポもいたな・・・・・。けっこうなんでもいる。

透明度が回復してきたのが良い兆し。このままがんばれ。


Date

2007/12/2 

天候 晴れ
気温 22℃ 小潮

水温

23〜24℃

北東

透明度

10〜12M

2.0M
地元のお客様たちが潜りに来てくれました。一人は先日講習を終えたばかりのお客様。ずっとビーチで潜っていたので、ボートで行って見ましょう・・・・・と、初ボート。

それに加えて、デジカメも購入されたとのことで、初デジカメでもありました。バックロールエントリーにドキドキし、水面で息を整え、実にゆっくりと時間をかけてエントリー。初めてだらけで息が上がってしまうのは人の常。だけど経験してしまえば、不思議と慣れていくのも人の常。2本目はスムーズに潜れました。

水中ではソフトコーラルたくさんの風景に出会い、その隙間にコブシメが漂っていました。

     

ウミウシでは、シライトウミウシや写真下のタヌキイロウミウシがいました。

     

他にはバサラカクレエビやカクレクマノミ、ハマクマノミなどの人気者、モンハナシャコ、ハリセンボンなど大きくて比較的撮りやすそうなものを紹介。ナマコマルガザミやハタタテハゼなどを撮って帰られました。

天候も晴れて、休憩中に陽だまりに座っていればとても温かくて、昨日までの天候が嘘みたい。ずっとこんな天気だったら潜りやすいのになー・・・・。


Date

2007/12/1 

天候 曇り
気温 22℃ 中潮

水温

23〜24℃

透明度

5〜20M

3.0M
昨日から潜っていただいているリピーターのお客様に那覇からのお客様も加えて潜ってきました。あまりにも昨日の透明度では不憫なので、今日はボートで綺麗な水に潜りましょう・・・・と提案したらOKしていただき、ボートに乗ってきました。

ハゼ好きのお客様なので、ハゼ三昧。写真はハチマキダテハゼ。シリビレが綺麗なのだ。

     

浅い水深、15Mぐらいにたくさんいたヤノダテハゼ。

     

それ以上にたくさんいたオニハゼも。

     

ハゼでは他にハラビレに赤線の入っているダテハゼspもいました。

     

もちろんヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼも当然のごとくおさえてきました。

写真は名前のわからないヘビギンポの仲間。

     

ホソフウライウオも登場。

     

トウアカクマノミは大家族でした。

     

オイランヤドカリでしょう。

     

うーん・・・・・・。ちょっとボケているな・・・・。バサラカクレエビじゃないし、・・・・・・・うーん・・・・。エビカニガイドブック、久米島編に載っているリュウキュウウミシダエビに合致するのではないだろうか? 線の入り方、目尻が尖っていない点などから推測できますが、どうですかね・・・・。

     

ウミウシもちらりほらりと出てきています。シラナミイロウミウシ。

     

そして和名なしのウミウシ。学名をクロモドーリス・ヒントゥアネンシス。綺麗です。

     

パンダツノウミウシもいました。

     

大きなウミウシカクレエビもいたし、ハタタテギンポの赤ちゃん、オビシノビハゼ、イロブダイ子供、ハタタテシノビハゼ、ハタタテサンカクハゼもいました。


Date

2007/11/30 

天候 曇り
気温 22℃ 小潮

水温

23〜24℃

北東

透明度

1〜3M

3.0M
うーん・・・・・・。台風崩れの熱帯低気圧からのうねりにまだまだ翻弄されるスピッツ。今日もうねうねだ・・・・・。この季節にうねうねはきついなー・・・・・。

透明度もうねりに砂を巻き上げられ、正直厳しい。なんにも見えないぞ。うねりは10M以上深場に行っても体を揺すられるほど大きく、底もののハゼたちも大半は姿を隠しており、ドロハゼたちに出会うことすら困難なありさま・・・・・。なんてこったい。

やれやれ。

そんな中で見られたのは、ハダカコケギンポの赤色です。

                     

シマヒメヤマノカミの子供がガレの間でじぃっとしていました。

     

イソカクレエビspは今年・・・というか、前からいたんだろうけれど、・・・・・、どこででも見られるようになってきた。

     

ウミウシではワモンキセワタがのっそりと砂地を移動していました。図鑑を見たら、稀種とのコメントがありびっくり。けっこう見ているので、珍しいとは思いもしなかった。

     

そして名前のよくわからないウミウシに出会いました。サイズは3〜5ミリほど。うねりの中で必死になって撮って戻り、ウミウシ好きのIさんと話していると、けっこう珍しいらしい。図鑑で調べたけれど、わからなかった。一見、クロモドーリス・プレキオーサに似ているが、触角の色が違うしね。また調べます。