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6月1〜10日ログ  11〜20日ログ  21〜30日ログ

Date

2007/6/9 

天候 晴れ
気温 27℃ 小潮

水温

25〜26℃

透明度

15〜20M

2.0M
久しぶりのお客様2名とダイビングの予定が、一名は飲みすぎで午後からにまわり、一名は波酔いで1ダイブにて終了。私は3ダイブしたけれど、ずっとマンツーマンでした。なんてちぐはぐ・・・・。

水中では黄色のジョーが素晴らしく愛想がいい。全然隠れません。

     

たまたま隠れない・・・、いや、逃げない個体に出会えたアオギハゼ。こんなに寄れて撮れたのははじめてかも。

     

ツマジロオコゼもいましたよん。

     

カマスがちょっとだけ群れていました。

     

ゴルゴニアン・ピグミーシーホースも見てきました。

               

エリグロギンポが穴に入って動かなかったら、今の季節は卵を守っているケースが多いので、くまなく穴まで見てあげましょう。この個体は守っていませんでしたけれど・・・・・・。

     

ウミウシでは巨大なブッシュドノエルウミウシがいました。

     

ヒメコモンウミウシです。最近頻繁に見かけるようになりました。

     

シロハナガサウミウシがいました。けっこう大きくて7センチぐらいありましたよ。

     

うーん・・・。撮りやすい場所にいるパンダダルマハゼだ。ペアでした。もう片方はけっこうすぐ隠れるのですが、こいつだけは全然隠れなかったので、よくよく見てみると卵を守っていました。ハゼの奥に卵の目玉が光っているのが写っていますねー。

     

今年の梅雨は長そうですね・・・。


Date

2007/6/8 

天候 曇りそして雨
気温 25℃ 小潮

水温

24〜25℃

透明度

10〜25M

2.0M
リピータの方とダイビング。このお客様、スピッツで潜った後、那覇に移動し、一ヶ月ほど滞在される。沖縄暮らしを体験してみたい・・・とのことです。何事もチャレンジしてわかることがあるので、ぜひともいろんなことを吸収して充実した沖縄ライフを送っていただきたい。

あいにくの天気でしたが、頑張って3ダイブしてきたのだ。デジカメのバッテリーがなくなってしまい、撮れなかった生物もあるが、撮れた奴で紹介していこう。

アカテンイロウミウシはリーフトップの浅瀬を徘徊していました。

     

チギレフシエラガイは砂地をのそのそ移動していました。この色と、白黒バージョンもいましたよ。

     

現場ではよくわからなくて、モヤモヤしたウミウシだなーと感じながらシャッターを押していました。図鑑で見ると、フジタウミウシ属の1種1でした。サイズは5ミリくらいでした。

     

泳いでいるヒラムシにも遭遇。

     

ジュッテンイロウミウシにも今年は頻繁に出会う。

     

キイロウミウシはお客様が見つけてくれました。

     

シンデレラウミウシかと思ったけれど、どうやらラベンダーウミウシのようです。

     

サフランイロウミウシはとても綺麗なウミウシ。これまたお客様の発見です。素晴らしい。

     

でかかった・・・・・。タヌキイロウミウシ。なんでこんな名前なんだろうか? っていつも思うウミウシです。

     

チョウチョウミドリガイというそうな。図鑑「本州のウミウシ」に出ていました。稀種ではなく、よく見られるそうですが、そんなに見たことないなー・・・・・。

     

これまた図鑑「本州のウミウシ」に出ているクダタマガイではなかろうか・・・・。

     

キリンミノの子供がいたのだが、すでに寄生虫に体を蝕まれているのでした。いと、かなし。

     

そうそう・・・。ピグミーシーホースも見たんだった。ちょっとお腹の膨らんでいる個体ですね。

                     

なんだろうか? 初めはウミウシだと思ったのだが、触覚が見当たらない。少し指でツンツンしてみたものの、あまり動きもない。とりあえず撮影してみましたが、なんだろうか?

                  

ミヤコイシモチの子供が増えてきました。

     

アジアコショウダイの子供かな・・・・、コロダイの子供かな? 微妙なんだよね。

                

アカツメサンゴヤドカリです。足先が赤いのでわかりやすくって、ヤドカリ初級の私にはちょうどいいヤドカリだ。

     

キカザリサンゴヤドカリといいます。なかなか素晴らしい名前。黒点と赤点の配色が着飾っているということか・・・・。こんなヤドカリもいるんだねー・・・。ちょっとヤドカリ好きになってきた。

     

他にはフジムスメウミウシ、オトヒメウミウシ、ユキヤマウミウシ、イガグリウミウシ、コンペイトウウミウシやフリソデエビがいましたよー。


Date

2007/6/7 

天候 曇りのちに晴れ
気温 27℃ 中潮

水温

24℃

透明度

15〜20M

2.5〜2.0M
午前到着のお客様を空港まで迎えに行けたので、出迎え、そのままダイビング直行。あいにくの雨でしたが、曇ったり、たまに晴れたり、ややこしい天候でした。

まずは頭の青いベニハゼを紹介。

     

このごろいつでも見ているぞ。ゴルゴニアン・ピグミーシーホース。

                    

ニシキフウライウオも定位置。ペアでなかなか移動しません。ありがたい限りだ。

     

大きい。こんなに大きなリュウキュウフクロウニは初めて見た。当然あいつへの出会いの予感を感じて、マグネットペンでツンツンしながらいろいろ探してみるが、いなかった。まぁーいつか出会えるだろう。

     

アップで棘を撮ると・・・、けっこう綺麗なんですよねー。

     

6月にまた生き延びていたウルトラマンホヤを発見。よくぞご無事で・・・・。

                 

まったく隠れない黄色のジョーフィッシュ。画面いっぱいに撮れたのでノートリミングで載せてしまおう。

     

ウミウシも紹介。左からシロウサギウミウシ、シモフリカメサンウミウシ、イガグリウミウシ、トルンナ・ダニエラエです。

     

良く似た2種が並んでいるので、撮っておこう・・・と撮影。図鑑で調べたら、まず右の個体、ボンジイボウミウシというらしい。ウミウシの縁周辺が黄色くなっている。じゃー左の個体は? 調べていくと、合致するものがあまりない・・・・。フリエリイボウミウシ属の1種1かとも思ったし、実際よく似ているけれど、正中にあるという縦のうねがない。と、いうことは・・・、個体変異が多いというボンジイボウミウシなのではないか? この場面はこれから交接しようとしているようにも見えるし、同種同士が隣り合っているほうが話の筋が通っているようにも感じるので、ふたつともボンジイボウミウシでいいんじゃない? どうよ。

     

ヘリシロイロウミウシです。最近メレンゲウミウシ見ないな・・・・。ヘリシロイロウミウシの方がよく出会う。

     

ヒメコモンウミウシです。西海岸で潜ってて、頻繁に出会うのはこのヒメコモンウミウシですね。東海岸だとコモンウミウシの方が多くなるように感じるが実際はどうなんだろうか?

     

レモンウミウシ。体の後ろ半分が短くなっていました。

     

ミゾレウミウシはどこにでもいるし、大きいし、紹介しやすくって、撮りやすいくせに、触覚、二次鰓のミゾレ模様が派手で実に使えるウミウシです。使えないアシスタントを雇うよりも助かる。

     


Date

2007/6/4 

天候 曇りのちに晴れ
気温 29℃ 中潮

水温

24〜25℃

北東から東

透明度

3〜25M

1.5〜1.0M
今日はウミウシを探しましょうぜ!! という感じに2本潜ってきました。そしていきなりはボケボケのアカメハゼ。今までいなかったところにボコボコとアカメハゼが出現し、ホバリングしていたので嬉しくなって撮ったのだが、全部ボケていた。でも証拠として載せてしまう。許してください。

             

なんだろうか・・・・・? と思いながら撮ったのだが、オキナワベニハゼのようです。

     

スカシテンジクダイが突然湧いたかのように大発生!! 透明度もそこそこ良かったので、ワイド的に撮ってみました。ハタンポもこんなにいたかなー・・・・。なんか夏らしい海でした。

     

そんな夏らしい中でも下ばかり見てウミウシを探すのは、お客様がウミウシを好きだからだ。ウミウシを見たいのだ。どれどれ・・・・・、ババイボウミウシから行ってみよう。

     

トルンナ・ダニエラエは最近、本当に最近になって頻繁に見かけるようになった。今が季節のウミウシなのかな?

     

エレガントヒオドシウミウシもいました。

               

ヒメコモンウミウシも移動していました。

     

うーん・・・・。ヒョウモンウミウシかな・・・。東側でも西側でも見られるウミウシですね。

     

イボヤギミノウミウシ、大きいなー。あんまり移動しないのか、狭い範囲をちょこまかと移動しています。

     

ジュッテンイロウミウシは今年よく見られるウミウシですね。いつ見ても綺麗なウミウシです。

     

モンジャウミウシも大きい・・・・・。

     

ウミウシかな? と思って撮影したのだが、違うな・・・・・。なんだこれ?

     

綺麗な・・・・、パスタチゴミノウミウシですなー。

     

サラサウミウシも大きかった・・・・。なんか大きいウミウシが多かった日なんだな・・・・。

     

シロタスキウミウシ。図鑑には稀種と書かれているが、ふーん・・・・、そうなのか・・・・という感じ。あまり貴重だ!! というイメージはなかったな。大きくて3センチぐらいありました。

     

おおおおおぉぉぉぉ。シロタスキウミウシのすぐ近くから出現したこのウミウシ。なんと綺麗。図鑑にまだ和名はない。学名で載っている。シフォプテロン・クアドリスピノーサム。絶対憶えられない微妙なカタカナの乱列だ。では、例によって早口言葉言ってみましょう。赤シフォプテロン・クアドリスピノーサム、青シフォプテロン・クアドリスピノーサム、黄シフォプテロン・クアドリスピサム。言えるわけないか・・・・。

           

触覚が出ていない個体なのかと思っていたら・・・、触覚の部分が欠損していますね、このシンデレラウミウシ。どうしたの? あなた・・・・・。

     

タテスジイボウミウシですな・・・。アンナイボウミウシによく似ているけれど、触角が黒色じゃないから、タテスジイボウミウシでしょう。

     

さてさて、ミズタマウミウシか、ツノザヤウミウシか微妙な個体が続くが、触覚がつるんとしているのでツノザヤウミウシであろう。

                  

こいつは・・・・、きっとツノザヤウミウシを背後から撮ってしまったのでこのようになってしまったのだろう。

               

これもツノザヤウミウシかな・・・・・。

             

さてここから名前のわからないウミウシが出てくる。画面中央に長く伸びて右下を向いているのがウミウシなのだが、動きはさながらシャクトリウミウシのよう。で、細さはあたかもピグミーシードラゴンのよう。で、結局正体不明。もっとしっかり撮れればよかったんだけれど、うねっていたのよねー・・・・。

     

・・・・・・。ミカドウミウシ子供? 多分そうだろうけれど小さかったよー・・・・・。3ミリぐらいでした。お客様が発見。素晴らしい。

              

おぅ!! こんな緑系の色彩を放っているミノ系ウミウシが生存していたなんて???? 名前は調べているけれど、なかなかヒットしないのよね。もう疲れちゃった。誰か教えてくださいませ。

     

白い・・・・。そしてシロミノウミウシではない。トラパニア系だ。図鑑「沖縄のウミウシ」に載っていた。ツガルウミウシ属の1種その3だ。きわめて稀種のコメントも見られ、ニヤリとほくそ笑むに十分なウミウシ。しかも大小並んでペアでした。

          

うーん・・・・。何度探してもよくわからないので、もうこのまま載せる。こいつも誰か教えてください。

     

最後はわかるウミウシです。ウスフジイロウミウシ。

     

いろいろ見れました。


Date

2007/6/3

天候 大雨のちに曇りそして晴れ
気温 29℃ 大潮

水温

24〜25℃

南から西

透明度

3〜5M

1.5〜1.0M
さてさて、朝から怒涛の大雨となった日曜日。お客様のダイビング意欲も萎えているかと思ったら、けっこう潜る気満々でやってこられました。頑張って潜りましょうー。

今日はそんなにウミウシを見ていないのだが、極めつけの変な生物に出会った。それがこのウミウシ。なんだこれ? アメフラシ系というのは一見してわかるのだが、名前がよくわからない。図鑑を見てみたけれど、わからなかったです・・・・・。そしてでかい。20センチぐらいあるように見えました。

    

正面から顔がわかるように撮ってみた。なんで、こんな・・・、なんで・・・、こんな模様なのだろうか?

     

クロフチウミコチョウにも出会えました。

                      

ミナミニシキウミウシは数個体いました。

     

交接中の奴らも・・・・。

     

ムラサキウミコチョウが大小並んでいました。

             

レンゲウミウシもいたし、

     

シロウサギウミウシもいました。

                      

触覚下部が黒くなっているところからツノクロミドリガイであろう・・・・。多分。

                    

けっこうどこのポイントにでもいて、誰でもみんな見ているけれど、よくわからない生物として認識されているはず。カニの幼生とのことです。大きさはたいてい2〜3ミリぐらいです。

     

ハダカコケギンポが全身を出していました。

     

この個体、穴に入ってしばらくは口をパクパクさせていたので、撮ってみたのだが、なかなか大口開いているところまでは撮れませんでした。次第に口を開かなくなり、普通のフサフサ君に戻ってしまった。

         

名前のわからないハゼに遭遇。図鑑で調べてみたら、ニセツムギハゼというのが当てはまりそう。ツムギハゼにもニセがいたのかー・・・・。奥が深いなーハゼワールド。

    

いっぱいいるけれど、目に付いてしまうレモンスズメダイ。

                  

普通種の普通種、ナガサキスズメダイyg。普通種でもこんなに綺麗。

     

浅瀬にはスミゾメスズメダイygもいました。

     

それらによく似ているが、ちょっと違う。八重山諸島などでは普通に見られるというオジロスズメダイspのようだが、それとも口先の感じが違うらしい。・・・・、らしい・・・・とは、私も人から聞いたから。スピッツのお客様でスズメダイ好きの人に聞いてみたらそのようなお返事をいただきました。また近隣ショップのTさんもそのように感じて観察されています。ブルーバックダムゼルというのにもよく似ているそうです。しかしどちらにしても綺麗なスズメダイygであることに変わりはなく、稀種のわりにたくさん見られるので、これまたびっくりです。

     

そしてこちらがオジロスズメダイygです。上の個体とは全然違うのに、なんでオジロスズメダイspと間違われるのか? きっと親の姿が似ているのでしょう。

     

これまたスズメダイ。今日はスズメダイを頑張って見ていたのだ。こいつは、クロソラスズメダイygです。お客様に教えていただきました。Yさんどうもありがとうです。そんなに個体数はいなくて、こいつと他に1個体いただけでした。

     

今日も見られた変な生物。君は誰?

     

クモガニの仲間のような生物もお客様が見つけておられました。

                

ニシキエビだろうと思われる個体を発見。砂地に点在する隠れ根の下に入っていました。

     

ヤエヤマギンポはたくさんいる。逃げないし大きいし、撮りやすい被写体ですね。

     

えーと・・・・・。なにヤドカリっすかね・・・・。ヤドカリはまだ全然わかりましぇん。暇な時に探します・・・・と書いて、実は全然探せていません。すんませーん・・・・。

     

初めはハダカコケギンポかと思ったのだが、ニジギンポygかな・・・・。

     

あ、終わった。いろいろ見られた日でした。スズメダイygは楽しいね。


Date

2007/6/1

天候 晴れ
気温 29℃ 大潮

水温

24〜25℃

透明度

25M

1.5〜1.0M
暇だ。でも晴れている。ネタの確認にでも行ってみようか・・・・と朝からダイビング。
海は想像以上に凪いでいて実に平和だ。素晴らしい。

ウロコベニハゼだと思われる奴がいました。

               

ウミタケハゼの仲間がいました。こいつはいつもいます。撮りやすくっていい個体。

    

ベニキヌヅツミガイです。

    

ホシゾラワラエビもここにはたくさんいるので、綺麗なホストにいるところを選んで撮れますよ。

    

大きいバブルコーラルシュリンプもお腹に卵を抱えていました。

    

ウミウシはまだまだ゜たくさんいました。キスジカンテンウミウシ。

    

オトヒメウミウシは3個体。

    

なんか傷ついている個体がやけに目につきました。

    

サキシマミノウミウシは普通種ですな・・・・。

            

センテンイロウミウシはいろんな色彩で出てきます。

    

こちらが1番一般的な色合いかな・・・・。

    

鮮やかな発色。シンデレラウミウシのペアです。交接しておられました。

    

ユキヤマウミウシも普通種。

    

久しぶりの出会い、トルンナ・ダニエラエです。すぐそばにもう1個体いました。

    

上のダニエラエを撮って、デジカメのバッテリー終了。その後も安全停止しながら探していると、アラリウミウシ、トウモンウミコチョウ、シロスジヒオドシユビウミウシ、シノビイロウミウシ属の1種などが見れてきて、ダメだ、撮れないストレスがたまりまくる・・・・・。と、早々にエキジット。

深いほうでは、ロングノーズピグミーシーホースを見てきました。

    

黄色いピグミーシーホースもいましたよん。

    

梅雨だけれど、雨が降らない・・・・。断水にならなければいいけれど・・・・・。