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7月1〜10日ログ  11〜31日ログ

Date

2007/7/10

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

27〜28℃

透明度

5〜30M

1.5M
3日間ほど潜っていただいたお客様の最終日。いろんな生物との出会いを求めてあっちにフラフラこっちにフラフラしてきました。

きれいなウミシダが多かったポイントにきれいなバサラカクレエビがいました。

     

キカザリサンゴヤドカリは最近よく出会います。

     

浅瀬をうねりに翻弄されるように揺れていたフィコカリス・シムランス。学名をそのまま読んでいるだけの呼び名しかまだないエビです。

                 

そしてコマチコシオリエビの子供だと思われる個体がウミシダの根本ではなく、腕の部分にヒシッ!! としがみついていました。

              

トゲミノウミウシだと思われます。浅瀬を徘徊していました。サイズは1センチぐらいです。

     

ヤマトワグシウミウシというのが1番しっくりくるかな・・・・。

     

別カットも載せておくが、見えにくい写真だ。うねっていたのよねー・・・・。ここではまだウミウシが少し見られましたが、台風4号でもう全部飛ばされちゃったかなー・・・・。

     

シンデレラウミウシもいました。

     

その昔ヒャクメウミウシと呼ばれていた今はサラサウミウシと呼んでいます。

     

クチナシイロウミウシです。夏でも見られるんですねー。

     

ジャノメアメフラシだと思われる個体がいましたが、とにかくでかかった・・・・・。

     

顔には小さいながらも目があるのだが、みなさんには目が見えるかな? 

     

赤いカイメンに溶け込むようにして擬態しているヒボタンウミウシです。本当にカイメンそっくりな色合いですね。

     

ダンダラダテハゼのあまり隠れない個体がいたので撮ってみました。

     

こちらはフタホシタカノハハゼ。ハラビレの色が綺麗に出ていました。

     

黄色個体もいましたが、上の写真の個体に比べると敏感ですぐに隠れちゃいました。

              



     

マウデズシュリンプゴビーに久しぶりに出会えました。

     

こちらはゼブラハゼ。個人的に好きなので、いると必ず紹介するしジリジリ寄って見てしまう。

                  

マツバギンポの子供個体が穴の外でのんびりしていたので撮影。

                  

モンキキンチャクフグもいましたが、お客様には紹介できず。

        

ハダカコケギンポは数個体いました。

        

台風の足音が聞こえるぐらいになってしまった。


Date

2007/7/9 

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

28〜30℃

南西

透明度

5〜25M

2.0M
今日もご夫婦のお客様が2名いるのみ。要望にあわせてのんびり潜ってきました。

アカメハゼは今年ヒット。多いです。台風後、どうなっているかはまだ未確認。

     

頭の青いベニハゼもたくさんいます。まだ名前はないけれど・・・・・。

     

多分サラサハゼの子供だと思うのだが、もしかしたらサザナミハゼの子供かもしれない。

     

アカスジウミタケハゼかな・・・・・。

     

あまり・・・、いや、全然逃げないオドリハゼでした。オドリハゼも最近増えてきた。夏を実感。

     

名前のわからないヤドカリが出てきました。また調べますね。

       

こちらは頻繁に出会えるキカザリサンゴヤドカリ。

     

おー・・・・・。図鑑を見つつ、見てみたいなー・・・・と思っていたヤドカリだ。パクリステス・ジャルールという学名読みでしか図鑑には載っていませんでした。フランス人みたいで格好いいねー、旦那。

     

えーと・・・・、よくわかりません・・・・・。

     

ホシゾラワラエビがいました。ホストのポリープが咲いていると撮っても綺麗さ倍増なのだ。

     

大きなイソギンチャクエビのペアです。

     

ニシキフウライウオのペアもいましたが、このペアは抱卵していまして、

     

こんな感じでもう卵が溢れんばかりになっていました。しばらくお客様と観察していたら・・・・というか、撮影していたら、一匹、このお腹からパフッ! と飛び出してきました。親が産んだのか、間違って出てしまったのか? とにかく出てきた生物はミニチュアのニシキフウライウオ・・・・・・ではなくて、透明で普通の魚の形をしていました。ニシキフウライウオの子供って、ピグミーシーホースみたいにそのまんまニシキフウライウオの形で産まれてくると思っていたのでかなりびっくりしました。
こりゃー出産場面が展開されていくのか・・・・・と期待して見ていましたが、それ以降は産みもせず。やはり間違って一匹産んでしまったのだろうか? 未熟児? 完熟した卵からはニシキフウライウオの形で産まれてくるものなのか? どうなんだろうか? 台風後、このペアはすでに行方知らず。

                 

ふむふむ。濁っていたわりには綺麗に撮れているな。リボンスズメダイの産卵シーンにも出くわしました。ちょうど白い貝殻にメスが卵を産み付けているところで、しばらくこの行動は観察できました。

      

その後、しばらくしてからまた戻ってみると、産卵はすっかり終わっており、白い貝殻に産み落とされた卵がついている・・・・という普通の景色に変わっていました。親のリボンスズメダイもどこかに行ってしまったようで、近くには見当たりませんでした。

      

と、いうわけで出産関係の場面を二つも見れてしまい、ラッキーな一日でした。


Date

2007/7/8 

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

29〜31℃

南西

透明度

3〜25M

2.0M
今日のお客様は4名で、みんな3ダイブしていただき、どうもありがとさんです。スピッツに潜りにくる人は本当に潜るのが好きな人が多くて、だいたい3ダイブしていただけます。ありがたいことだ。

さてヤドカリからスタートするのだが、まだ名前を探しきれていない。おいおいわかったら報告していくからね。

     

こちらはアカツメサンゴヤドカリでしょう。

     

冬によく見られるウルトラマンホヤが今の季節でも複数個体見られました。が、これを書いている今はもういなくなっていました。やっぱりすぐいなくなる・・・・・・。食べられちゃうんだろーな・・・・。

                     

最近頻繁に出会うタヌキイロウミウシ。大きいのだが、地味なのであまりお客様受けは良くない。せつないのぉー、タヌキ君。

      

反対にどのサイズが出てきてもお客様に大喜びされるピカチューウミウシことウデフリツノザヤウミウシ。今日も大人気でした。

     

お客様が見つけたハナミノカサゴ子供です。

     

アオリイカの立派なサイズが数個体ダイバーに動じることなくたむろしていて網を巣として産卵していました。けっこうな数のダイバーが周りを取り囲んでいるのに、もう産みたくて、産みたくてどうしょうもないよーって感じでびしばし産卵していました。

     

他にはハダカハオコゼやピグミーシードラゴン、エリグロギンポにオランウータンクラブ、ニシキフウライウオ、ホタテツノハゼ、リングアイジョー、黄色ジョー、アジアコショウダイ子供なども見てきましたぜ。


Date

2007/7/7 

天候 晴れ
気温 28〜29℃ 大潮

水温

25〜26℃

透明度

2〜20M

2.0M
当初の予定では今日のお客様は7名。忙しくなるスピッツの予定だったのだが、ずっと潜ってくださっていたお客様が耳の不調でキャンセルとなり、6名で北部ボートに行ってきました。ヘルプのスタッフもお願いして、のんびり青い海で癒しのダイビング。ヨスジフエダイを見たり、フリソデエビを見たり、キンギョハナダイ、ケラマハナダイなどに囲まれてほげぇーと潜り、伊江島では流れがあったため、のんびりとはいかなかったですが、地形を楽しみました。

ただけっこう海が荒れていたので、大半の方が2ダイブで終了しまして、午後からは2名様だけになりましたので、リクエストにあわせて、ビーチで潜ってきました。定番の生物を巡ってきましたが、楽しんでいただけたようです。
この日はカメラを携帯していなかったので、写真がまったくないのだ。


Date

2007/7/6 

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

25〜28℃

南西

透明度

10〜25M

2.0M
今日は午前到着のお客様がいるので、午前に2ダイブ。午後からもお客さん入れ替えになって2ダイブ。私はあわせて4ダイブしてきました。

真栄田の洞窟の中ではハタンポの子供がかなりの数になってきました。が、台風後は群れがばらけてしまい、穴の外にたくさん群れている状態。穴の出入り口付近にかたまってくれたほうが見ているときに綺麗なんだけれどなー。

     

紛れもないアジアコショウダイ子供。例のごとくくねくね・・・・・・・。いつ見てもくねくね・・・・・。

     

ハダカハオコゼ・・・・。台風後は確認していないなー・・・・。

     

えーと・・・。名前不明っす。また探します。

     

カミソリウオ・・・。今年は出てくるの早いんだよなー・・・・。あなたたちの季節はもっと秋じゃない?

     

ペアのクビアカハゼがいたので撮ってみた。普通種だけれど、とても綺麗なハゼなのだ。

     

増えてきたニシキフウライウオの黒色。

     

オドリハゼ。台風後は巣穴のようなもは確認しているが、ハゼ自体はまだ未確認です。飛ばされちゃったかな?

                 

台風後に1番ショックだったのが、このパンダダルマハゼの行方不明。たしかにサンゴは浅い場所にあったし、隙間も広かったけれど・・・・、まさかいなくなってしまうとは・・・・・。大変見やすい個体だったのになー・・・・・。切ない。

      

今も燦然と輝く黄色のジョーフィッシュ。台風後も健在です。

     

あっという間にいなくなってしまったフリソデエビ。見たらちゃんと戻そうよ。環境も整えて。ならばしばらくいてくれるはずなんだから・・・・・。本当にマナーの悪い人って多い。

     

干潮時の水溜りに取り残されてしまったロウソクギンポが切なそうにこちらを見ていたので撮ってみたら、なんか笑っているようにも見える。タイドプールってけっこう居心地いいのかもね。

             

よく潜った一日でした。


Date

2007/7/5 

天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

25〜28℃

南西

透明度

5〜25M

1.5M
北海道から遊びに来ていただいたお客様とマンツーで3ダイブしてきました。このお客様との関係は古く、私が22〜3歳でモルディブで働いていた頃からのお付合い。今回久しぶりに遊びに来ていただき、感謝でございます。モルディブとは海も魚も違いますが、いろいろ紹介できました。楽しんでいただけているといいんだけれどなー・・・・・。

穴の中にいた綺麗なヤドカリはアデヤカゼブラヤドカリといいます。

      

アカホシカクレエビかな・・・・と思って撮影したのだが、なんだか自信がなくなってきた。ちょっと問い合わせてみますね。

      

こいつも・・・・・。

      

タツノハトコがいましたよん。

      

カミソリウオのペアもいました。なんで7月にカミソリウオなんだろうか?

      

ニシキフウライウオもフラフラしています。

               

ゼブラハゼは毎年ここのポイントに現れる。かわいくて綺麗な奴らです。

             

オオモンカエルアンコウもいましたよん。大きすぎて私のデジカメでは撮れません。

     

こいつはさらに大きかったです。もう顔しか写せません・・・・・。

                     

やっとこさ全身撮れるサイズのイロカエルアンコウだと思われる個体に出会えた。

     

キスジカンテンウミウシの子供サイズのものに出会えました。

     

こちらはモザイクウミウシの子供。子供サイズのウミウシが増えてきたのかな?

     

そしてついに増え始めたナカモトイロワケハゼ。先日、ポイントの修復を手伝いに行ったときはまだ全然出ていなかったのに、今は子供がわんさかいます。かわいいよー。

     

いろいろ見られた日でしたね。


Date

2007/7/4 

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

24〜30℃

南西

透明度

1〜20M

2.0M
今日は5名のお客様とダイビング。みんなバラバラで着ていただいたお客様だけれど、みんなリピーター。ありがたい限りでございます・・・・。感謝。

3ダイブしたのだが、最後は二人になってしまいました。いろいろ見られたのだが、さすがに5名もいると私が写真を撮る隙はほとんどない。限られた隙間を見つけて何枚か撮った写真を使って紹介。

今年の冬・・・・と言わず、通年頻繁に見られるようになってしまったサキシマミノウミウシspかな? とも思ったのだが、

     

この種の特徴であるつるんとした触覚がそうではない。こいつはギザギザしている。ミノの感じもサキシマミノウミウシspとは異なるように感じる。これは撮影しとかねば・・・・。いろんな特徴をあわせていくと・・・、どうやらこいつがセスジミノウミウシではなかろうか? という疑問系結論に達した。と、いうことであなたはセスジミノウミウシでよろしく。

     

最近頻繁に見られるようになったナガレモエビsp。サイズはいつも小さい。以前一度だけ大きいのを見たけれど、そいつとは二度と出会えていない。場所自体をロストしてしまった。赤く光る目がいつも印象的なのだ。

       

キヌハダウミウシの仲間だということはわかるけれどね・・・・・。詳しくはあまりよくわからない。

      

赤色のハダカコケギンポ。思いっきり威嚇してくれました。ぷはっー!!

      

他には、ツバメウオ、アカメハゼ、リングアイジョー、イソギンチャクモドキカクレエビ、アジアコショウダイ子供、カクレクマノミ、オランウータンクラブ、アオリイカの産卵現場、ウデフリツノザヤウミウシ、ピグミーシードラゴン、ヨスジフエダイなどがいましたよーん。


Date

2007/7/3 

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27℃

南西

透明度

20M

2.0M
今日は講習の最終日。上手な生徒さんだったので、後半は少し魚を楽しめる余裕も出てきました。パンダダルマハゼがペアで卵を守っていたので撮ってきました。

     

明日は初ファンダイブしてきましょうねー。


Date

2007/7/2 

天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27℃

南西

透明度

5M

2.0M
午前到着のお客様と午後から講習。浅瀬で練習しただけですが、順調に終われました。明日もいい天気だし、ほぼマンツーの講習だし、きっとうまくいくことでしょう。


Date

2007/7/1 

天候 晴れ
気温 33℃ 大潮

水温

28〜29℃

南西

透明度

20M

1.5M
毎年来ていただけるリピータの方とダイビング。のんびり2本潜ってきました。

アカツメサンゴヤドカリはお客様が他の生物を撮影中手が空いたので撮ってみました。

      

ヒオドシユビウミウシの顔のアップ。目がちゃんと写っていますね。

      

キンチャクガニはお客様に正面から撮ってもらっていたので、私は背面をパチリ。

      

サザナミヤッコの成魚はたくさんいますが、綺麗なので、つい見とれてしまいます。

     

最近ずっと卵の世話をしているヤエヤマギンポ。この卵が孵化した後、ここは巣穴ではなくなってしまい、今ではナガウニがでぇーんと居座るただの穴になってしまいました。

     

フチドリスズメダイ子供が最近ずっと見られていますが、写真に撮るのは大変難しい。すばしっこすぎるのだ。

                    

昨日見たリングアイジョーが口に卵を頬張っていたので、そいつをチェックしに行ったら、もう普通のリングアイに変わっていました。あららららら・・・・。で、他に卵を頬張っている奴、いないかなー・・・・・と探していたら、まだ産み落とされて日もあまり経っていないだろう・・・・という黄色の卵を頬張っている個体を発見。

        

今後も見守っていくつもりでしたが、見守れないままスケジュールが消化され、次に見に行ったときにはもう卵はありませんでした。チャンチャン。