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9月1日〜15日ログ  9月17日〜25日

Date

2007/9/15 

天候 晴れ
気温 30℃ 中潮

水温

−−℃

透明度

−−M

6.0〜4.0M
昨晩のうちに速足で通過した台風11号。目覚めてみたら、青空が広がっている。ずっと南風だったし、真栄田は案外まだ行けるんじゃないか? と予測し早朝から車を走らせ海のチェック。
6時半に真栄田を眺めると、案の定ペタペタ。台風は東シナ海に出たものの、真栄田にまでうねりが届く場所までは出ていないのだろう。やっぱり早朝で潜ればよかったかな・・・・と後悔しつつも、お客様に連絡し8時にピックアップし、真栄田へ。

ところがこの数時間で真栄田までうねりが届くようになってしまった。
ちょうど満潮は9時ぐらい。エントリーポイントにはザンパ岬をまわりこんできたうねりがどっしゃーんと波飛沫を上げていた。潮が干くまで待つか・・・・・と一時ホテルに戻る。宿からポイントが近いということはいいことだ。みなさんしばしのお昼寝ならぬお朝寝。11時半に再びピックアップし、真栄田へ。

ところがおっと・・・゛どっこい。

     

こんな看板が出ているではないか!!

階段を下りると、

     

エントリー付近がトラロープで通行止めになっている!!いかに阪神タイガースファンの私といえど、このトラ印にはやるせなさありあり。確かにうねりはある。

     

波はないが写真のようにうねりがビーチに届いていた。でも時は干潮間近。今なら行けるのに・・・・という思いはきっとこの状況を見たダイビング関係者はみんなが思ったことでしょう。

確かに波浪警報は出ていたし、久米島に観測史上最高の風力をもたらした台風がすぐそこでぐるぐる渦巻いている状況を思えば、完全クローズにしたい管理側の気持ちもわからぬではないが、全然ダメなら、ダイビングもハナから諦めるってもんだけれど、この海じゃーねー・・・・。
もうちっと柔らか頭で対応していただけると今後は大変助かるんだけれどね・・・・・。

12時でゲート自体がクローズになってしまいました。

     

お客様はそば食べて、ちゅら海水族館に観光に出かけていかれました。あああぁぁぁぁぁ、だったのになー・・・・・・・・・・・・・。


Date

2007/9/14 

天候 曇りそして雨
気温 30℃ 中潮

水温

29℃

東から北東

透明度

10〜20M

3.0〜6.0M
今まではたまっていたログの最後から書いていたのだが、記憶が鮮明な方から書いていくことにした。で、書けたとこからアップするようにしよう。

突然発生した台風におびえながらも、ポイント選びは慎重に・・・・。初めは北部ボートに出かける予定だったのだが、朝に台風が暴風圏を持ったため、北部ボートから緊急電話が入り、ボートを陸揚げするので出港できませんとのこと。

ではビーチでどこかに・・・・とお客様と相談。結局、いろいろ走っていろいろ潜ったのだが、結果的には15日は潜れなかったので、14日の努力が実を結んだ形となった。連休に来るな、台風め!!

朝からはモンツキカエルウオやヒレナガネジリンボウ、オドリカクレエビにハダカハオコゼ白色やニセアカホシカクレエビ、ナデシコカクレエビ、ミナミハコフグ子供、ジョーフィッシュ、バブルコーラルシュリンプ、カクレクマノミ、ヤイトギンポ、イロブダイ子供、カミソリウオなどのアイドルを一通り押さえることができ、まずまず。

浅場のジョーはなんと触れるほどに出てくる。指先を近づけても全然逃げないどころか、その指腹に口をポコンと当ててくる。今日だけの行動か? いつもこうしてくれるのか? よくわからないけれど、また今度行ったらやってみますね。

ルリホシスズメダイの子供から大人になりかけの個体がいたので撮ってみたが、なかなかうまく撮れません。

                   

午後からは風と波の心配をしつつもポイントを変えて、アデヤカゼブラヤドカリなども見つつ、黄色ジョーやリングアイジョー、ニシキフウライウオ、アジアコショウダイ子供なんかの定番アイドルをしっかりちゃっかり紹介し、つぼを外さないガイドを展開。

     

ハダカハオコゼの黄色は最近いつでも見られる。2個体いたけれど、1個体は現在行方不明。こげ茶色の個体も今日は姿を見せてくれませんでした。

     

そして潜っていたら知り合いのショップさんに教えていただけたヒットなネタ。アカククリyg。とてもかわいいのだ。ショップさん曰く、五日間でもう倍くらいに成長しています!! とのこと。このまま台風を乗り切ってほしいのだが、日々、潜れない間もどんどん成長していって、見栄えのしない黒いアカククリに成長するのももう間もなくか・・・・。子供って成長するのが早いねーと我が娘ともかぶらせながら思いをはせつつ、ガイドは進んでいく。Iさんどうもありがとうでした。

     

オドリハゼも敏感に隠れちゃったし、まだまだ見せたいものはあったけれど、15日が台風に潰されてしまうとは・・・・。みなさーん、また見に来てね。


Date

2007/9/11 

天候 曇りそして雨
気温 29℃ 大潮

水温

29℃

南東

透明度

15〜20M

2.0M
昨日潜っていただいたご主人が今日も潜りたいと言って下さり、一緒に潜ってきました。午後から名護のネオパークに行かれるということなので、サクサク午前2ダイブです。東北でイントラされているご主人なので、お客様を引率してくることがこれからあるやもしれないので、ポイント全体をぐるりと見渡すようなコース取りでガイドしてきました。

ヒレナガネジリンボウ、オニハゼ、モンハナシャコ、ジョーフィッシュ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ナデシコカクレエビ、ハナミノカサゴ、カミソリウオ、カクレクマノミ、セダカギンポ、モンツキカエルウオ、オランウータンクラブ、ソリハシコモンエビ、ミカヅキコモンエビ、クサハゼ、クロスジギンポ、コブシメ、コノハミドリガイ、ヨゾラミドリガイ、シライトウミウシ、パンダダルマハゼ、オドリハゼなどを見てきました。写真はない。ガイドに専念していました。

そんな中で出会った名のわからないカクレエビ。カイメンについていました。

      


Date

2007/9/10 

天候 曇りそして雨
気温 31℃ 大潮

水温

29℃

南西

透明度

20M

2.0M
今日はご家族のご予約で、子供さんはまだ一歳。うちよりも年上だが、よく似た感じの家族構成だ。夫婦で子供の面倒を見ながら代わりばんこに2本ずつ潜りたいとのこと。他にお客さんがいたらなかなかかなえられないリクエストもマンツーだったら大丈夫。

まずはホタテツノハゼを観察し、抱卵中のリングアイジョー、黄色ジョーなども紹介。バブルコーラルシュリンプやニシキフウライウオ、ルリホシスズメダイyg、コブシメ、ピグミーシードラゴン、イロブダイyg、ツバメウオ、ニセアカホシカクレエビ、モンハナシャコ、ダルマハゼ、カミソリウオ、アジアコショウダイ子供、イソギンチャクエビ、フリソデエビyg、ミヤケテグリ、カサイダルマハゼ、パンダダルマハゼなどがいました。

写真はよく見るけれど、名前のわからないベラの子供かな?

                

セムシカサゴの子供だと思われる奴です。

      

ハダカハオコゼは黄色に加えて、こげ茶色も登場してくれました。

     


Date

2007/9/9 

天候 曇りそして雨
気温 31℃ 中潮

水温

29℃

透明度

3〜15M

2.0M
雨だ。ずっと雨だ。たまに止んで曇るが、空の彼方には次の雨雲が見えている。やれやれ。

お客様は3名。ビーチがいいということで、のんびりだらだら潜ってきました。例によってホタテツノハゼを攻めて、リングアイジョー、黄色ジョー、アジアコショウダイyg、ニシキフウライウオ、イソギンチャクエビのペア、ハダカハオコゼ、オドリハゼ、イロブダイyg、ミヤケテグリ、ピグミーシードラゴン、シモフリタナバタウオ、パンダダルマハゼ、ルリホシスズメダイyg、ホシゾラワラエビ、フリソデエビなどを見てきました。

写真は、ダルマハゼだと思われる個体。いろんなダルマハゼ系が増えてきた。サンゴが戻ってきた証拠だね。

              

高確率で抱卵しているリングアイジョー。この卵にはまだ目が出ていませんね。いつぐらいまで見られるんだろうか?抱卵行動は。

      

ナミスズメダイの子供たちが群れていました。微笑ましくってつい撮ってしまった。

     

東風のため、いろんなゴミや枯れ枝、枯葉が漂着していた。大きなビニール袋もあり、ゴミとして回収しようと思ったのだが、よく見ると・・・・・、オキウミウシが数個体付着していた。あまりにも大きな袋だったので、このまま放置するのも気が引ける。オキウミウシだけ取って、放流し、回収しようかと思ったのだが、さらによくよく見てみると、生物の卵がけっこういたるところに産んであった・・・・・。うーん・・・・・。無理だ。そのまま水中に放置してしまった。ウミガメなどが見つけないことを祈ろう。

     

なんか雨が多いね。9月・・・・。


Date

2007/9/8

天候 晴れのちに曇りそして大雨
気温 31℃ 中潮

水温

29℃

北から北東

透明度

5〜10M

1.5〜1.0M
昨晩に到着されたお客様2名と午前到着のお客様が午前と午後で入れ替わって、私は4本。午前中はあまり写真を撮らなかったので、以下写真は午後に撮影。

午前中はけっこう晴れていて、なかなかやるやん・・・・という沖縄本島地方も午後からは下り坂。夕方には大雨となりました。

写真はここのポイントの定番だが、どこにでもいるヤイトギンポ。ここのポイントはひとつの岩にたくさん住んでいて、見せやすいので、つい紹介してしまう。

     

イシガキカエルウオも紹介。穴に隠れてしまうと、どうしても色を黒く変えてしまうのであまりかわいく撮れた試しがないので、頑張ってみたけれど、やっぱりかわいく撮れないぞ。

     

ワモンダコがいるなー・・・・と見ていたら、タコの手前でヒバシヨウジがうごめいていました。ペアで、一匹は抱卵していました。なんとか撮影したいなー・・・と頑張って、下の写真になりました。もう少し寄って撮れたら良かったけれど、そうするとピントがなかなかなかなかなかなかなかなか合わないのよ。

     

ヒメダテハゼがヒレを広げていたので撮ってみました。

     

お客様にも撮影してもらったヒレナガネジリンボウ。あまり隠れない個体です。

                  

ヒレグロコショウダイ子供はとてもたくさんいました。いろんなサイズが見られたのも楽しかった。

     

モヨウキカイウツボです。なんかこのごろよく見るなー・・・・。

     

ヒラムシでしょう。初めはおっ、初見のウミウシかな? と心躍ったのですが、ヒラムシでした。チャンチャン。

     

午前中にミドリリュウグウウミウシがいた場所に午後も行ってみると、ミドリリュウグウウミウシはいなくなっていて、ブチウミウシがいました。

     

よく潜ったし、いろいろ見られました。他にはセアカコバンハゼもいたし、ヤエヤマギンポ、エリグロギンポ、パンダダルマハゼのペアが育卵していました。
そしてそして珍しいことにマダラトビエイが飛んでました。

オニハゼはまだまだ多いし、モンジャウミウシ、ウルトラマンホヤ、モンツキカエルウオ、イガグリウミウシ、モンハナシャコ、セダカギンポ、ジョーフィッシュなどもいましたよん。

Date

2007/9/7 NEW 

天候 晴れ
気温 29℃ 中潮

水温

29℃

南東

透明度

15〜20M

2.0M
スピッツで講習してくれたお客様が体験ダイバーを連れてリピートしてくれました。ありがたや・・・・・。講習の方も久しぶりでしたが、少し潜ればカンが戻ってきたのか、上手に潜れていました。体験の人たちも落ち着いていましたよー。


Date

2007/9/5 NEW 

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

29℃

南東

透明度

15M

2.0M
4名の体験ダイバーと一緒にダイビング。4名ぐらい1人で・・・・とも思ったのだが、けっこううねりも入ってきてたし、なんかあったら大変だ・・・ってことで、知り合いのショップにヘルプをたのんで二人で4人の体験をやってきました。おかげで安全に終われました。


Date

2007/9/4 NEW 

天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

29〜30℃

南東

透明度

8〜15M

1.0M
京都の大学生さんとラストダイビング。ビーチがいいというので北部のビーチで遊んできました。

一本目はハゼ、ハゼ、ハゼ。写真はダンダラダテハゼです。

      

ハチマキダテハゼもいましたし、

     

ヒレナガネジリンボウもいました。

     

他にはクサハゼ、ヤシャハゼ、ホホスジシノビハゼ、クビアカハゼもいました。

イトヒキテンジクダイとウスモモテンジクダイが混ざって一緒に泳いでいました。

     

ムチカラマツエビのオレンジバージョン。

     

他にはホシテンス見たり、フィコカリス・シムランスで遊んだり、ソリハシコモンエビにクリーニングされたり、ウコンハネガイ眺めたりしてきました。


Date

2007/9/3 NEW 

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

29℃

南西

透明度

20〜30M

1.0M
黄色のピグミーシーホースを狙ってダイビングしたものの、あらららららら・・・・。もういなくなっていたのねん・・・・・。残念。ロングノーズピグミーもいなくなってしまっているし、一気に寂しくなってしまった感が強いぞ。

モヨウキカイウツボかな・・・。ちょこっとしか見られなかったので、よくわからない。

     

肌の質感などはゴマウツボのようだが、目に黄色が少なすぎるという気がする。なんだろうか? このウツボは・・・・・。

     

カクレクマノミの子供がいたのでお客さんと一緒にがんばってみました。

     

おっぱいのようなイソギンチャクがあり、そこに子供のクマノミがいたので、撮ってみた。おっぱいに寄り添う子供・・・・・みたいな絵にしたかったのだが、なかなかうまくはいかない。

     

綺麗なイソギンチャクがあったので、ハマクマノミと一緒に写してみた。

     

他にはスミレナガハナダイ、オドリハゼ、セアカコバンハゼ、カノコイセエビ、カミソリウオ、アオギハゼ、テングカワハギ、セソコテグリ、クダヤギクモエビ、キスジカンテンウミウシ、ミゾレウミウシ、センテンイロウミウシなどがいました。


Date

2007/9/2 NEW 

天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

29℃

南西

透明度

0〜20M

1.0M
去年も遊びに来てくれた京都の学生さんとマンツーでダイビング。程よく上手で体力もあり、なんでも興味があるのでいろいろ見せられました。

アカスジカクレエビはホストのポリープが全開だったこともあり、非常に華やかな写真になりました。抱卵中の個体を狙って撮影。

     

エビがらみでフリソデエビも紹介。まだ子供の小さい個体でした。

     

またもやエビでヒメイソギンチャクエビです。

     

クリイロサンゴヤドカリだと思われる個体がいました。目のブルーが特徴でしょうか。

     

一箇所にいろんなウミウシが集まっていたので撮ってみました。

     

定番となっていたニシキフウライウオも・・・・、これを書いている9/26の現在では見られなくなっている。どこかに隠れているのか? もう旅立ってしまったのか・・・・・・。

     

ありふれているけれど好きな魚。シリキルリスズメダイ。びしっと撮れるように時間があれば狙ってみたい被写体です。

     

久しぶりに赤いハダカコケギンポを撮ってみました。頭上のフサフサが短髪ですね、この人・・・・。

          

明日もマンツー。


Date

2007/9/1 NEW 

天候 曇りそして雨
気温 29℃ 大潮

水温

29℃

南東

透明度

15〜20M

2.0M
泥地のリクエストに応えるべく、マンツーマンで地元のダイバーと潜ってきました。お目当ての生物には出会えなかったのだが、なかなかいろいろ楽しめました。
まずはハゴロモハゼ。メスしかいないので、寂しい限りだが、綺麗なことに変わりはない。

      

クロオビハゼの黄化個体がいました。私は初めての出会いです。

      

オイランハゼもいました。