2002/1/11
☆早朝出発
ここでゆっくりと就寝できるかと思えば、翌朝のホテル発は早朝5:40というではないか。
うーん。ばたばたしているなー。よって、4:40にモーニングコール。
5:00から朝食である。
こーいうのは予め旅行会社によって決められているようで、到着と同時に
スケジュール表が配られました。
エアポートホテルの朝食はブッフェスタイルで、なんと白米やお味噌汁、お漬物なんてものまで
用意されていました。もちろんパンやモルディブの朝食らしい黒人卵焼き職人
もスタンバイされていましたが。
で、今から振り返ってみると、面倒くさかったのが、これからのルートである。
ようするにこれから水上飛行機に乗りに行くわけで、
そんなことはみんなわかっているのに、
一度バスで空港まで送られます。荷物も一緒に。
そこで荷物と一緒に降ろされて、待機します。
何を待機するのかというと、
旅行会社のねーさんが水上飛行機搭乗の手続きをしているのを待っているのである。
で、それが終わったら、荷物にタグをつけて、もう一度別の車に乗り込み、
水上飛行機の飛び立つ桟橋まで向います。
ホテルから直で水上飛行機乗り場まで行ってくれれば楽なのにね。
そしてそこで水上飛行機にチェックインします。
普通のチェックインと同様です。
飛行機は定員16名。

飛行機の機内預け荷物のキャパ重量は20キロらしい。
でもスリランカ航空がダイバーには30キロまで多めに見てくれているんだから、
我々日本人ダイバーの荷物のほとんどはかなりヘビーである。
超過料金はとられませんでしたが、荷物だけ後便で行くことになるかもしれない・・・、
と言われました。でも、しょうがないよね。落ちるよりましだから。
結果的には全員が乗り込めて、荷物も載ったのだが、
本当にぎゅうぎゅうに詰まっているのだ。荷物も人も。
かなり重そうで、果たして、これはいいのだろうか?
と強く強く不安に思ったことを鮮明に憶えているのだ。
初めての水上飛行機。
かなりの緊張である。
言い忘れていたが、写真のとおり、天候はダダ曇りである。
時にこのダダ曇りという言葉はたまに耳にするのだが、
みんな使っているのだろうか?
私もよくわからない言葉なのだが、
よーするにこれはウルトラマンに出てきたダダ星人のような曇り空
という意味なのだろうか? それにしてもよくわからない言葉である。
っていうか、こんな言葉あるのかい?
どうなんよ?
噂どおり、パイロットは裸足で運転している。
実に南国らしい。

たまたま前の方に座っていたので、
撮影しちゃいました。
でもよく写っていないね。
フライト時間は約20分。快適と言えば快適。
でもかなり怖かった。デジカメのバッテリー切れにより、
写真はない。帰りに撮れたので、そこで載せます。
☆ヴィラメンドゥ
水上飛行機が着水するまではどこを飛んでいてもいいのはわかる。
水に触れるときに岩がなければいいのはわかる。
しかし、リーフの浅瀬をなめるように低空接近し、チャネルに着水する様は
わかっていても恐怖である。
ぼこぼこと岩の出ている浅瀬を眼下に・・・・、ほんとにすぐそこの下に
見ながらの低空飛行・・・・。いやいや、怖かった。
アリ環礁南東部の浮き桟橋がそこだけなのかはわかりませんが、
到着したのはヴィラメンドゥのまん前に浮かんでいた浮き桟橋。
いや、浮き桟橋とは言えなくて、なんて言うのかな・・・、
筏、そうイカダである。
お迎えのドーニ乗って揺られること数分でヴィラメンドゥ到着。
チェックインしたのがだいたい朝の7:00くらいでした。
早いよねー。でも、エアポートホテルでだらだら過ごしているよりも
こっちのスケジュールの方が断然いいでしょう。
いくら早起きしても・・・・、違う?
で、チェックダイブは10:00からということで、
まだまだ時間があります。
その時にみんなで行ってもいいのだが、大人数なので
現地スタッフに前フリをしといた方がいいだろうなーと思い、
私だけ8:00ごろにショップに。
って、ショップの開店が8:00なのだが、
行ったらまだ閉まっていたので
店の前のベンチで座っているモルディビアンと
少し話していると、イェンさんだったかなー・・・、
イャァンさん? ちょっとどっちか忘れたけれど、
話し掛けてきて、挨拶を交わし、その後のスケジュールを打ち合わせ。
マンタやジンベェが見たい、見れる? と早くもリクエストしてみると、
たぶんね・・・と簡単にあしらわれたのだが、けっこういい奴・・・、
という印象でした。マンタポイントにも連れいていってくれると確約してくれたし。
で、1本目のログはこっちです。
ヴィラメンドウで驚いたのは、波が・・・、海が穏やかだ・・・。
ということです。
けっこうな曇り空。それに付け加えての北東モンスーン。
これぐらい吹けば、ウァドゥーではエンブドゥ方面、
つまり風の当たる環礁の東側はかなりの波とうねりで
潜ることは大変困難だったと記憶していたのだが、ここアリ環礁南東部の
海はとても穏やかである。波がないことはないのだが、わずかである。
ぜんぜん潜れる。
やっぱり南北マーレ環礁が遠くから押し寄せる巨大なうねりを遮っているからで
あろうか? たぶんそうでしよう。なんか風波だけのような感じでしたから。
本当にそうなら、いいねー。
なら乾季の風の吹き止まないこの季節、12月から1月にかけてここの環礁に遊びに
来れば、ほとんどの海に出かけられることになります。
いやいや、ちょっとした発見でした。
あと、ハウスリーフのリーフエッジまでの距離は
ログでも何回も言っているのだが、驚きの近さなのだ。

この写真がヴィラメンドゥの桟橋です。
写真の奥にビーチが見えると思います。
で、3人が見ているところがもう
ハウスリーフのリーフエッジです。
すぐでしょう?
そこからもうドロップオフなんです。
シパダンよりも、ウアドゥーよりも
ほんまに短い。すぐというのはこーいうことを言うのです。
たまげました。

この写真でもちょっとわかりますよね。
で昼食を食べて、初めてのボートになったわけだが、
リゾートが我々日本人専用でドーニを一艘出してくれました。
我々のほかにもうひとつ北海道からショップツアーが来ていたので、
スピッツと北海道組だけが乗り込むドーニが一艘できあがりました。
ガイドはこれまた専属でアリさんというモルディブ人です。
日本人ガイドのマキさんは休暇中ということで、
こうなったのかどうかはわからなかったのですが、
結果的には満足でした。
ヨーロピアンにガイドしてもらうよりは私的には良かったです。
と言うのも、私はせっかくディベヒ語が話せるので、それを使うことによって、
アリさんと、より仲良くなれますからね。
ポイント選択なんかもリクエストを聞いて、
よくやってくれました。感謝。
で、夕食時にモルディブの流れについていろいろと説明したのだが、
かいつまんで書くとこのようになります。
流れの速い水路を潜るときは、やっぱり大変です。
ゆっくり魚を見る余裕がない場合もありますし、
ガイドについていくので精一杯というときもあります。
で、こんなコーナーがあるとします。

モルデイブではよくあるコーナーですよね。
コーナー部分はストンとしたドロップオフではなくて、
沖合いに向ってだらだらと深くなっています。
流れは外洋からインリーフに向って流れています。
こーいう場合、Aの部分の流れはほぼリーフと平行に
流れているだけで、簡単です。場合によっては
この部分ではほとんど流れていない場合もあります。
が、ここのリーフが凸凹している場合はまた話が
ややこしくなるのですが、それは置いておきましよう。
で、Bの部分まで潜っていくと、水路に流れ込もうとする水が
リーフの壁斜面に当たってきます。
壁に当たった流れはどこに行くかというと、上にあがります。
上の浅瀬を乗り越えて水路内に入り込もうとします。
またはさらに流れの下流に逃げて、
水路内に入り込もうとします。この部分ぐらいから
ダイバーの乗っている流れが加速していきます。
同時にダイバーの体は上方に運ばれてしまいます。
そこで、潜るべきコースはどこかと言うと、
リーフ斜面に当たった水が上に上がり、ダイバーはそれに運ばれてしまうので、
流れが斜面に当たる手前のポイントに位置します。
で、リーフから離れるように頭を向けて、少し沖に、
さらに深い方に向ってフィンキックしながらリーフに沿って
流れていきます。
Cの部分は大変流れています。
逆らって泳ぐことはほとんど不可能でしょう。
止まるとすれば、何かにしがみつく以外方法はないと思われます。
ここはスムーズに流された方がいいでしょう。
次に・・・、D。図から行くと、
この場所はすでに25Mほどの水深です。
Cは10Mほどでしようか。
で、問題はCD間です。
C地点の流れに乗って流されていくと、
再び、底が深くなっている部分にさしかかります。
これは水路内のドロップオフの始まりの場所です。
ここで流れに乗って流されてしまうと、青色しか見えなくなる
ブルーウォーター中をドリフト安全停止して浮上するしかなくなるのですが、
そうしないで潜るには・・・・。

これはコーナー部の断面図です。
Cから流されて、底が深くなってきたら、
自分もその傾斜に沿って流れの下に潜り込みます。
図にもあるとおり、インリーフ側で流れているのは、
リーフより上の部分のみとなります。
その下はまったく流れがないのかと言うと、そんなことはなくて
流れていることは流れているのですが、たいてい弱い流れになっています。
なので、その弱い流れの部分の浅瀬を選んで潜って、
徐々に水深を浅くしていき、ワンダイブ中の平均水深を浅くしたいものです。
で、お客様がしんどく思っているのは、なにがしんどいかと言うと、
ガイドについて行くのがしんどいのではないでしょうか?
たとえば下のような地形を潜る場合、水路内の1,2の岩にも魚が
たくさん集まっていることが予想されるので、ガイドは1,2の岩まで
行こうとします。そこを見せたいと思います。

そこで、そこまで行くためにはどうするかと言うと、C、悪くてもBの流れに
乗らなければ、目的の岩まで行けないわけです。
Aの流れに乗ってしまったら、絶対に岩までは辿り着けないほどの流れの場合の話です。
そんなときは点線のようにリーフエッジのちょっとリーフから離れた場所を
流れに負けないように泳ぎつつ、Cの地点まで行ってしまうことが大切です。
別にA地点での流れにそのまま流されても、B地点でそうしても
普通に潜ることはできます。
ただそのポイントの1番きれいな風景を見せたいと思うのがガイドでして、
できればたくさんの人にベストな景色を見せてあげたいと思って、
いつもガイドしているわけです。
だから、理想としては、
とりあえずC地点までは流れに押されずにリーフエッジをキープしたいのです。
でもみんながみんなついて来れるか・・・・というとそうではなくて、
当然個人のレベルにはばらつきがありますから、ついてこれない人もいます。
そーいうときはある程度はがんばってもらうのですが、もう安全上無理だ・・・、
と思ったときは、その人のいる場所まで全員を連れて集合します。
で、その人の乗っている流れに全員を乗せて、流されます。
そうしないと、それぞれの場所の流れの速さが違うので、
グループがばらばらになってしまうからです。
一般的にリーフから離れるほど速くなっています。
つまりAよりもB、BよりもCの方が流れが速いわけです。
そんなわけでガイドについていくのがしんどいぃぃぃと思っている
ダイバーの方々。ガイドもそのポイントのいい場所、きれいな風景を
見せようとがんばっているので、ついていければ、
ついていってあげてください。
きっときれいでエキサイティングな風景が広がっていることでしょう。
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