スピッツログブック

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7/1〜10  11〜20  21〜31

Date

2008/7/21 天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

27〜30℃

南西から西

透明度

2〜15M

1.5M
連休の最終日。お客様の数は5名。今日だけ参加の人もいてくれたし、3連休全部一緒に潜っていただいた人もいたし、嬉しい限りだ。海況もなんとかかんとか・・・って感じで大きく崩れることはなかった。天候も晴れたし、まずまずの海の日だった。例年、荒れることの多いこの連休だが、今年はまずまずでした。

連休で人が増えると、私はデジカメを携帯しないのでまったくこの期間の写真がなーい・・・・。海もベストシーズンだし、デジカメを携帯したいのはヤマヤマだが、私が撮影している時間があったらその分なにかを探し見つけ出して、暇そうにしているお客様に紹介してあげたいというガイドの鏡のような心構えが邪魔をしてデジカメはショップに置き去りでした。

よって私はいろいろ探すことや、暇そうにしているお客様になにかを教えることに翻弄していたのだ。ログは寂しくなるけれど、まぁー遊びに来ていただいた方が、楽しんでいただくことが何よりなので、しょうがないのだ。

今日はホタテツノハゼをまずじっくり。バサラカクレエビ緑色、ハナミノカサゴyg、イロブダイyg、ミナミハコフグyg、などを見つつ、話題のユキンコボウシガニもリクエストされていたので、紹介。かなりの確立で見せられるようになってきた。

浅場ではツマリギンポを紹介。セイシェルブレニーのオスを探すが見当たらない。今度じっくり探さないと・・・・・・・・。

次に泥ハゼ探索を開始。先行者に「最高の透明度・・・・・」と言わしめたクリアーな海水は私たちが潜る頃には白濁してきており・・・・、いつもの透明度での散策でしたが、ハゴロモハゼspを筆頭にヤツシハゼ、ヤツシハゼsp−4、カスリハゼsp、クサハゼ、ササハゼ、セダカクロハギyg、タツノハトコ、サガミツノメエビなどを紹介。

昼食をはさんで再び泥三昧。泥ハゼをじっくりねっとり。特筆すべきはその透明度。先ほどの白濁海水が姿を消し、クリアーな水が戻ってきました。びっくりするぐらいの透明度でハゴロモハゼspを撮っていただけました。2ペアと1シングルを確認。かなり寄っても隠れない。100ミリマクロではペアの全身を綺麗に入れるのは困難なほどに寄れます。

みなさんそれぞれに楽しんでいただけたようで、ホッとするスピッツでした。またちょっと暇になってしまう。ありゃりゃ・・・・。まぁー窒素抜きと骨休めだ。


Date

2008/7/20 NEW  天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

28〜32℃

透明度

2〜10M

2.0M
うーん・・・・。連休中日。今日は人数が多い。全部で7名。お客さん自身がびっくりする人数が集まっちゃった。でもみんな200本ぐらいから多い人は1000本超えている人たち。1人だけ40本前後の女性がいたが、マクロ開眼中のこの女性がデジイチ持ってるようなゲストよりも長い時間潜っていました。やっぱりダイビング・・・・というか、お魚や生物が好きな人が集まってきてくれるんだねー・・・・。嬉しい限りだ。

今日はヘルプも頼んでいないし、7名のゲストを私1人で回すことになっているので、ちゃんと写真つきのブリーフィングシートを準備して、海にポイント、ポイントを作って、ガイドしながらもフリーで潜れるような環境を整えようとやってみた・・・・・。

結果・・・・、まぁーみなさん楽しんでいただけたようで、何よりなのですが、私の苦労はあまり実を結んでいなかったようです。透明度の良い水と豊富な生物層に助けられました。

今回は泥ハゼ大好きなゲストも参加してくれていたので、ぜひともオイランハゼのディスプレーを紹介したかったのだが、なんせ人数が多いし、こんなのでどうやって見るんだろうか? といろいろ方法を考えたけれど、結局2チームに分けて時間差で見てきました。1チーム40分ぐらいで観察。2チーム目も40分ぐらい観察。オイランハゼはバンバン飛んでくれたし、喧嘩が見られたと喜んでいたゲストもいました。

人数が多いわりにはみんなにじっくりねっとり、たっぷり潜って撮っていただけたようで、みんなの笑顔が見られて安堵したスピッツ世古でした。

見られた生物は・・・・、オジロスズメダイspもどきのスズメダイyg、アイスズメダイygなどスズメダイyg各種。ギンポハゼsp、ワカヨウジ、イトヒキヌメリ属の仲間、カレイyg、イッポンテグリ若魚、イボオコゼの仲間、マツバギンポ、ハダカコケギンポAd,yg,赤、黒、ノーマル色、マウデズシュリンプゴビー、ダンダラダテハゼ、フタホシタカノハハゼなど・・・かな?

ヒットはやっぱりオイランハゼのディスプレーに見たことのないコチの仲間なのかなー? ちょっとわからないけれど初見の生物をお客様が見つけていました。全員には見せられなかったけれど・・・・。無事に終わってなにより。

あ、東海岸でもハブクラゲが出始めましたので、マニアックに潜りたい人たちは気をつけてね。


Date

2008/7/19  天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜29℃

南西

透明度

10〜20M

1.0M
ボートに乗る予定が二転三転して結局お目当てのボートではなかったけれど、北部のボートに空き枠があり乗ることができました。やっぱりこの時期どこのボートも満タンなのだ。満タンとは燃料のことではなく、お客さんが満タンってことね。言うまでもないけれど・・・・。

で水納島で3本。台風のうねりがざぶざぶと西海岸沿岸に届く様を眺めながらのドライブで北部に。南風の当たるゴリラチョップなどはひどいもんだ。2ボートで午後から北部のどこかのビーチで・・・・と思っていたのだが、全然ビーチはダメだ。ボートで正解。ビーチだったら、真栄田ぐらいしか選択肢はないような海況でした。

しかし台風の影響は水納島にも色濃く出ていました。まずハゼが出ていない。台風で飛ばされた海藻類が海底を動く絨毯のように埋め尽くし、ハゼじゃなくったって、隠れたくなる気持ちは理解できる。ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウがたくさん見られるポイントでも全然出ていませんでした。ミナミハコフグyg、タテジマキンチャクダイyg、キンチャクガニ、ヨスジフエダイ、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、フタイロハナゴイなどをぼんやり眺めつつ潜ってきました。

帰路の追い波はとても大きくて久しぶりにちょっと怖いぐらいでしたよー。


Date

2008/7/18  天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜29℃

南西

透明度

10〜20M

1.0M
午前中にスノーケリングをやり、午後からは到着後のお客様3名とダイビング。今が旬でいつまでやっているかわからないオイランハゼのディスプレーを早速見に行く。バンバンやっていました。みんなかぶりつきでそれを堪能。その後、ポイントを移動。

ニシキフウライウオやホホスジタルミ、ジョー、オドリハゼなどを見つつ、話題のユキンコボウシガニも発見。


Date

2008/7/17 天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜29℃

南西

透明度

10〜20M

1.0M
体験ダイバーの女性の最終日。本来ならばダイビングにあてる予定の日ではなかったらしいが、楽しかったようで最後まで続けて潜っていただけた。

今日もボートで行ってきました。
少しずつ底から離れて今日は中性浮力を取った浮遊感という奴も感じていただけのではないでしょうか? ダイビング後話していて、次回はライセンス取得に向けてがんばっていくってことになり、俄然やる気の出ているお客様でした。これを書いている今ですでに次回の予約を頂いてしまい、なんと敏速な行動!!

ゆっくり丁寧に、かつ大胆に・・・・。講習したいと思います。予約カレンダーも更新しないとな・・・・。けっこう埋まってきたぞ。みんなありがとうね。もっと遊びにきてねー。いろいろ見つけて待っていますぜ。

そして付き添いのお客様とはオイランハゼのディスプレー見学に行ってきました。何度もオイランハゼは見ているという泥地大好きダイバーの女性でしたが、やっぱりディスプレーには縁がなかったってことでかなり・・・、かなり・・・・喜んでいただけました。そしてみんなの共通の感想は。100ミリクラスのマクロレンズでは被写体が大きすぎるぅぅぅぅってことでした。まぁー確かにね・・・。

飛ぶ前の体は黒くなります。

     

そしてディスプレー。綺麗なのだ。

     

クサイロモウミウシはずっーといます。だけど成体を見たのはこれが最後でした。次回見に行くと、成体がいなくなって、子供がたくさんついていました。卵が孵化したってことなのかな。

     

ナミダテンジクダイがいた。こんな穴でもサンゴでもなくて、ガレバの上にポツン・・・といるんだ・・・・とびっくりして撮影してしまった。目の下の涙跡がかわいい魚なのだ。

     

体験で乗ったボートの下ではツムブリの子供だと思われる奴らが群れていました。

     



Date

2008/7/16  天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜29℃

南西

透明度

10〜20M

1.0M
体験ダイバーの2日目。体験2本と娘さんが単独で1本潜る合計3ダイブパターン。まずは体験ダイビング。今日はカクレクマノミと遊んできました。

     

そしてリクエストの生物を見にいってきました。
オオクロネズミが砂地を歩き・・・・、

     

アカクセニアウミウシの大きい奴がいたり・・・・、

     

リクエストされていたナカモトイロワケハゼです。本当に逃げないのだ。

     

黄色ジョーの子供もいましたが、かなりシャイで寄らせてくれませんでした。

     

こいつは寄り放題です。

     

モンツキカエルウオもここの定番。

     

その横でヤイトギンポが体色を変えている。なんだろうか? と思ったら巣穴を巡る喧嘩だったみたいです。

     

婚姻色ってわけじゃないし、単にちょっと興奮しただけなのかな・・・・。

     

うーん・・・・。何回撮ってもこのままだ。

     

ハブクラゲがいなくなっていました。よかったー。


Date

2008/7/15  天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜29℃

南西

透明度

10〜20M

1.0M
体験ダイバーとその付き添いの親子と今日から3日間の予定でダイビング。付き添いの方はかなりマクロ仕様の一眼フィルムカメラを持参してこられた。最近はデジイチばかりであまりフィルムカメラを見なくなったけれど、あそこまでお金をかけたセットにしてしまったら、なかなか時代の流れと共にすぐにデジタルに移行する・・・ってわけにはいかないだろうに・・・・。

スズメダイの子供などが好きな方だったので、ナミスズメダイygとヤマブキスズメダイygが群れている場所を紹介。

     

ウミウシではウスフジイロウミウシがいましたねー。

     

アオフチキセワタは久しぶりの出会いでした。

     

体験ダイビングは1本目、最小限の移動で楽しみまして、二本目にちょっと遠征したらやっぱりしんどかったみたいです。明日からは無理せずに最小限の移動で楽しめるダイビングにしましょうね。

Date

2008/7/12  天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜29℃

南西

透明度

10〜20M

1.0M
急遽、地元のお客様からご予約頂き、潜ってきました。午後から用事があるということで午前中にサクサク2本行ってきました。

ホタテツノハゼを狙って深場に行ってみたものの、今日は出ていませんでした。けっこう隠れている日が多いなー・・・・。卵を持っていたリングアイジョーも隠れていたし、今日はイマイチな出足だ。ずっと見れていたユキンコボウシガニも定位置から動いてしまい、行方知れず。自分で動いたのか、誰かに動かされたのか? ダイバーのマナーとして、見た生物はもとの場所に戻してほしいものです。そうすれば、けっうこ長く見られるはずなので・・・・。

浅場のモンツキカエルウオは少しだけ巣穴を移動してしまいましたが、まだまだダイバーの喧騒からは逃れられそうにない場所です。

     

緑系色のバサラカクレエビはけっこう珍しいかもしれない。
ペアでいました。

     

クサイロモウミウシが2個体いました。ツブツブは卵なんでしょうね。

     

グルクンの子供がたくさんいましたよー。

     

黄色系のオオウミウマが浅瀬でかたまっていました。

     

狙った生物には縁のなかった一日でしたが、子供の多さはそれらをカバーし、楽しさは損ねられることなくがっかりしないダイビングでした。このいい季節に潜らないで、どうするのだ?


Date

2008/7/11  天候 晴れ
気温 32℃ 大潮

水温

27〜29℃

南西

透明度

10〜20M

1.0M
長く滞在していただいた北海道のお客様の最終日。結局滞在期間のほとんどでマンツーマンでのダイビングとなり、心行くまでデジイチで遊んでいただけたと思います。今日はリクエストに応えて深場のハゼを攻めてきました。リクエストのアケボノハゼはお客様が撮っていたので、私は横のスジクロユリハゼを・・・・。全部で10個体以上のスジクロユリハゼが見られて、何個体か撮影したのだが、不思議とスジクロユリハゼにはピントが合わないというジンクスがある私。何枚も撮ったけれど見られた写真は遠くから撮影したこれだけでした・・・・・。とほほほほほほ・・・・。

                

オキナワサンゴアマダイも4個体を確認。その沖にはアカオビサンゴアマダイの姿も見えました。行かなかったけれど・・・・・。

     



     

ハナヒゲウツボはここの定番となりつつあります。

     

イッポンテグリのオスは大きかったー。

     

夏になるとその数も飛躍的にアップするギンポハゼsp。今日は顔だけしか見せてくれませんでした。

     

テナガエビ科の仲間のエビの子供がいるのだが、あまりよく見えない写真になっていますね。ロングクロウシュリンプかオシャレカクレエビだと思います。

     

そしてこの写真・・・・。なにがどこにどうなって何個体写っているかわかる人は、かなりのエビマニアと見た。登場しているエビの名前はサガミツノメエビ。全部で6個体写っています。一箇所にこんなに集まっていることは珍しいと思うし、初めてこんな場面には出会ったし、私は喜んで撮影していたのだが、お客様にはあまり好印象ではなかったみたい。たしかに地味なエビだからね。

     

Darbanus属ということしかわかっていないヤドカリの仲間。

     

泥ハゼ三昧してきたので、ここに紹介。ヤツシハゼでしょ・・・・、

     

オニハゼyg。

     

ササハゼは2個体いました。

     

ハゴロモハゼはペアだった巣穴にたどり着いたと思っていたのだが、ペアではなかった。そのすぐ隣にシングルの巣穴があったので、もうペアリングの季節は終わってしまったのかもしれない。いと哀し。

                  

ヤジリハゼ? ただいま調査中。

     

イトヒキハゼspの黄色個体。たくさん見られます。

     

こちらはちと色が濃くなっていますが、イトヒキハゼspの普通色と考えていいでしょう。

     

うん? ギンポハゼspが巣穴の外に出ているのかと思いましたが、よくいるヤツシハゼsp−4だと思います。

     

こちらはウスゲショウハゼかな・・・・。

     

コウイカのygが2個体いました。あまり逃げないです。

      

暗がりではヒメアオギハゼを探してしまう・・・・・。

      

お客様のリクエストだった、バックを水で抜けるカンザシヤドカリ。いろいろ探してみたが、なかなかベストな個体には結局最後まで出会えませんでした。申し訳なかったですー。

      

クビアカハゼもリクエストのひとつ。ありふれたハゼだけれど、ヒレを広げたその姿はなかなか美しいのだ。

      

ナガレモエビsp。一時期はこの場所に3個体見られましたが、今は小さいのが1個体いるのみになってしまいました。こいつもいつまでいるかなー・・・・・・。

      

思ったより綺麗に撮れてびっくりしてしまった・・・・。カスリヘビギンポの婚姻色。お客様には紹介できずに逃走。お客様はクビアカハゼ撮影に集中しておられたのでした。

      

リクエストだったアオギハゼもためて、固めて撮影してきましたよ。

      

たくさん潜っていただいてありがとうございましたー。またいろいろ撮りに潜りましょう。お待ちしております。