ログブック

■2009/7月ログブック

★7/22 晴れ 気温 32℃ 水温 28〜29℃ 南東から南西風 波高2.5M 透明度 10〜20M

皆既日食に騒いだ一日でした。まずはその喧騒を逃れるように早朝スノーケル。真栄田の洞窟は早朝故か、人も少なくて綺麗でした。ライブで見ると、この写真の青さよりももっと綺麗な青が見られるので、ぜひ見に来てください。

ただし早朝がお勧め。日中は人だらけであまり楽しくなさそう・・・・なさそう・・・・というのは、日中は私、洞窟にそんなに入らないので・・・。入りたくなくなるぐらい、人がたくさん洞窟に向かっているのを見ているのでね・・・。狙うなら早朝ってことで・・・。HPのメニュー欄にも早朝の時間帯を加えておきますかね。

スノーケリングの後、知り合い夫婦が家族で遊びに来たので、アキ船長の取り計らいもあり、皆既日食をボートで見ながら、ダイビングもしてきました。昨日であったモンガラカワハギygは今日もいました。すぐ隠れたけれど・・・。

久しぶりに潜る・・・ってオクサマもやっぱりイントラさんだけあって、お上手。

皆既日食も上手に撮影しようと思ったけれど、なかなかうまく撮れないもんだ。しかし日中は沖縄もかなり薄暗くなってしまい、太陽の偉大さを感じずにはいられない一日でした。

頑張って悪なんとか島まで見に行った人は不憫だが、天候だけはなんともしょうがないよねー・・・。沖縄の晴れマークはまだまだ続きそうだ・・・。暑い日が続くぞ。そして明後日からはいよいよねっちりマクロの日々が始まってしまう。明日はまだ体験ダイビングだよん。

徐々にログもいつものマニアック路線に戻っていくと思うので、どうぞまたよろしく。

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★7/21 晴れ 気温 32℃ 水温 27〜29℃ 南西から西風 波高2.5M 透明度 10〜20M

今日も団体さんたちは午前が2ボート。午後からみんなでスノーケリングと海を満喫するスケジュールで動かれる。

宿に近い港から出発して2本潜ってきました。ヒットはモンガラカワハギの子供。まだ白点が体全体にあるサイズで実にかわいかった。

あとはピグミーシードラゴンや、ピカチューウミウシ、シラナミイロウミウシ、ニシキフウライウオ、ユキンコボウシガニ改めオガサワラカムリなどを見てきました。

海道楽のみなさん、ありがとうございました。また遊びにきてくださいねー。今回来れなかったSさんや、Dさんもぜひまた遊びにおいでくださいませー。

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★7/20 晴れ 気温 32℃ 水温 26〜30℃ 南西風 波高2.5M 透明度 10〜20M

懐かしいお客様たちとのんびりボートで2本潜ってきました。今回のお客様方は総勢だと・・・・、何名だったかな? わからないけれど、子供やノンダイバーもおられるので、午後はみんなでスノーケリングに行かれるのだ。

私はその午前のダイビング部門を担当させていただいた。今日のお客様は全部で4名。みなさんなにかしらの調査を仕事とされている方々で、いろんな仕事があるのだなーとそのお話もとても楽しかった。

海では見たいとおっしゃっていただいた、ナカモトイロワケハゼを観察。まだまだたくさんいましたし、写真の個体はお腹にオレンジ色の卵を抱えていましたよ。あいかわらずけっこう敏感。

ナカモトイロワケハゼ

その他にはいつものオオモンカエルアンコウを見たり、トウアカクマノミ、ニシキフウライウオ、オドリカクレエビ、コロダイの子供など。

2本目ではホールを潜ったり、コンペイトウウミウシを見たりしてきました。

明日は真栄田周辺かな・・・。風がけっこう強いのだ。

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★7/19 晴れ 気温 33℃ 水温 29℃ 南風 波高2.5M 透明度 15〜25M

今日のお客様は・・・、午前が6名。午後から入れ替わって、それでも7名。けっこう多い。

午前の4名はモルディブ時代の同僚、中川からの紹介のお客様で、お客様曰く「かなりの初心者」って自己申告があったので、ヘルプのスタッフをお願いして、慎重にコトを運びました。

1本目を体験ダイビングのように潜ると、2本目ではけっこう余裕が出てきました。同船したマーベラスさんにもポイントの配慮をしていただき感謝でございます。

おかげで、事故もなく終了。海ではホタテウミヘビや、キメンガニ、カクレクマノミにツバメウオなどと遊んできましたよ。

午後からは4名のお客様が入れ替わる。海道楽という名が入ったコンテナ7個を送ってきた団体さんだ。スピッツ開業当初からのお付き合いだが、昨今はご無沙汰していた。久しぶりに出会う人の顔もちらほら見られる。

そこにいつも来る地元のリピーターさんも1人加わり、昨日から一緒に潜ってくれているリピーターご夫婦も3本目に突入し、全部で7名になりました。

特に新しいネタもなかったのだけれど、ゆっくりまわれたかな・・・。

明日からはまた4人です。

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★7/18 晴れ 気温 32℃ 水温 28〜29℃ 南東風 波高2.5M 透明度 8〜20M

実に2年ぶりのリピーターさんが訪れてくれました。嬉しい。ブランクもあるのでじっくり、ゆっくり潜ってきました。

砂地でテヌウニシキウミウシに出会えました。

テヌウニシキウミウシ

シロハナガサウミウシの小さい個体にも遭遇。

シロハナガサウミウシの小さい個体

おおおおお・・・。トゲトゲウミウシの小さいのだ。触角が変わっている・・・。

トゲトゲウミウシ

大人にも出会えました。

トゲトゲウミウシ

ハイイロイボウミウシがいました。

ハイイロイボウミウシ

オハグロツバメガイも発見。

オハグロツバメガイ

カンザシヤドカリがイバラカンザシのすぐ横にいたので、絵作りしたかったのだが、コンデジじゃー変化をつけにくいな・・・。

カンザシヤドカリがイバラカンザシのすぐ横

Tさんに教えてもらったチョウチョウコショウダイ子供。3ミリぐらいの極小でした。

チョウチョウコショウダイ子供

クマノミの子供がたくさん見られます。

クマノミの子供

ニシキフウライウオもいました。これまたTさんから教えていただきました。ありがとうございます。

ニシキフウライウオ

そしてコールマンピグミーシーホースもいました。

コールマンピグミーシーホース

暑い沖縄にもうすぐ連休がやってきます。ちと忙しいのだ・・・。

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★7/17 晴れ 気温 32℃ 水温 28℃ 南東風 波高1.5〜2.0M 透明度 10〜20M

5日間続いたリピーターさんとのダイビングも今日が最終日。体験ダイビングも連日繰り返していただいて、実にこなれてきた。

魚を見て楽しむ余裕も十二分。楽しんで潜っていただけるのが、私にとっても一番で、実に嬉しい。もちろん安全に無事故で終わるのが第一目標だが、それは基本の当たり前なので、喜んでもらえて私も嬉しかった。

Mさんたち

また9月に遊びに来るような含みのある言葉を残して帰られたが、どうなることやら・・・。

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★7/16 晴れ 気温 32℃ 水温 28℃ 南東風 波高1.5M 透明度 10〜15M

今日もお決まりのコースだが、いろんな出会いは日々異なる。

今日は大きなオオコノハミノウミウシに出会えました。

オオコノハミノウミウシ

他にもツバメウオ、ピグミーシードラゴンホホスジタルミygなとせにも出会えましたよ。明日はずっと潜っていただいているお二人の最終日。スノーケリングしたり、いろいろ楽しみたいなー・・・。

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★7/15 晴れ 気温 32℃ 水温 27〜28℃ 南東風 波高1.5M 透明度 12〜15M

三日目。かなり水中生活も慣れてきたみたいで、潜水時間も徐々に長くなってきた。

リピーターさんは私が体験ダイバーのMさんと面しているときにハマクマノミと遊ぶ余裕の表情。去年のダイビングからは格段の進歩だ。嬉しい・・・。

教えた人がやっぱりうまくなっていると、嬉しいもんです。

Mさん

明日も潜ります。

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★7/14 晴れ 気温 32℃ 水温 28℃ 南東風 波高1.5M 透明度 15〜20M

今日からデジカメを携帯。スキあらば記念写真的なものでも撮っておこうと思いまして・・・・。

ここにはその中で撮った生物の写真を。

まずは定番の特大オオモンカエルアンコウ。

特大オオモンカエルアンコウ

そして・・・、ブリモドキかと思って撮影した魚は、ツムブリの子供でした。最近ずっと見られます。

ツムブリの子供

ハマクマノミの子供はかわいいですねー。今の季節、苦もなく見られます。

ハマクマノミの子供

だんだん慣れてきて、写真に写る余裕も見せ始めたお二人。リピーターさんは調子が良かったのか、4ダイブしていました。素晴らしく元気だ。

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★7/13 晴れ 気温 32℃ 水温 27℃ 南東風 波高2.0M 透明度 15M

今日から去年に講習したリピーターさんとその友人さんとのダイビング。5日間もゆっくりと潜っていただける。嬉しい限りだ。お二人とも少々お年を召されているので無理せずゆっくり進めたい。無事故が一番なのだ。

友人のMさんは体験ダイビングなので、今日は無理しない。浅い場所で10分ぐらい頑張った。レギュレーターを噛んでいるのが疲れてしまうらしい。長時間だと水が口に入ってくるみたい。無理せず、慣れることからはじめましょう。

リピーターさんも久しぶりのダイビングなので、体慣らしの一日でした。今日は私もデジカメを携帯しませんでした。

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★7/11 晴れ 気温 32℃ 水温 27〜28℃ 東風 波高2.5M 透明度 10〜20M

今日は3名のお客様とリクエストに従い、潜ってきました。天気はいいんだけれど、やっぱり東風が強くて、水面は少し波がありますね。

リクエストとはナカモトイロワケハゼ。近隣ショップのHさんの情報などからたくさん出ているようだってことで見に行ってきました。Hさんと電話で話したら63匹いるからねーと言っておられた。お客様にそーいう話をしつつ、ダイビング。

まぁーそんなにたくさんいるわけはないよねー・・・・と言いつつ潜ってみると・・・。本当にたくさんいるぞ。いつもよりビンがたくさん置いてあって、そこにペアで入っていたり、3個体で入っていたり、みんなまだ小さくてかわいいナカモト君でした。

ナカモトイロワケハゼ

たくさんいるけれど、けっこう敏感。すぐにビンの中に隠れちゃう。待ってもいいんだけれど、あまりにもたくさんいるし、すぐ隣でピロピロ動いている様子が横目に入るものだから、ついつい隣のビンに移動。そして引っ込み。また移動・・・。それの繰り返し。

で。結局、移動ばっかりして、愛想のいい個体には出会えなかった。かろうじて残ったのが上の写真ぐらい・・・。あっちゃー。

ずっと同じビンの前で待っていたお客さんの個体はすぐに出てきて、けっこういい写真が撮れたみたいで、・・・・・・・。私も前で待っておけばよかった・・・・。こーいうのって性格が出るよね。

私と同様に隣に目移りしたお客さんもあまりいい映像は撮れなかった模様。Tさん、今度はちゃんと待ち構えて撮りましょうね。

そして移動しつつも他に楽しそうな生物がいないかチェック。するとスカシモエビがいました。

スカシモエビ

そして・・・、うん? ミスジススメダイ? こんな大きいのあんまり見たことがなかったので別のスズメダイかと思って撮影してしまった。図鑑で見たら、やっぱりミスジズメダイですね。

ミスジススメダイ

ニシキフウライウオのペアもいました。ナカモト君も撮りたいし、ニシキ君も撮りたい。お客様のジレンマが手に取るようにわかるのだが、無常にも潜水可能時間は刻々と短くなってしまうのだ。

ニシキフウライウオのペア

浅場に帰りがけにオオモンカエルアンコウの特大を2個体ゲット。

オオモンカエルアンコウ

2個体ともに汚かったです。

オオモンカエルアンコウ

ハマクマノミyg。別に珍しくもないけれど、かわいいので紹介してしまう。

ハマクマノミyg

なんだろう? 眼が黄色いぞ。

ヤドカリ

ピグミーシードラゴンもいました。

ピグミーシードラゴン

ヒトスジモチノウオの子供でしょうか・・・。

ヒトスジモチノウオの子供

スソヒダウミウシ、大きかったです。

スソヒダウミウシ

うおっ! と大きな声を出してしまった。それというのも、こんなに派手な尻尾のヒバシヨウジょ見たのが初めてだったからであーる。こんなに斑点があるものなの?

ヒバシヨウジ

だいたいが、下の写真みたいな感じですけれどね・・・。

ヒバシヨウジ

今日もがっつり3本潜れました。

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★7/10 晴れ 気温 32℃ 水温 28〜29℃ 東風 波高2.5M 透明度 1〜20M

今日も那覇へ早朝ピックアップ。起床は5時だ。那覇のホテルでお客様を拾って、うるま市へ。恩納村に泊まっているお客様もピックアップして、2名でダイビング。

いろいろ見られたので、紹介していこう。

久しぶりに見られたトゲトゲウミウシ。綺麗でしたー。

トゲトゲウミウシ

お客様が頑張って撮影していたこの物体。ヒクヒク痙攣するように移動していたのだが・・・・、よく見ると、サカサクラゲの体の一部でありましょう。そりゃー動くよね。

サカサクラゲの体の一部

ウミウシでは、マドレラ・フェルギノーサに出会いました。久しぶりだ。そして相変わらずキモイ。

マドレラ・フェルギノーサ

クマノミの仲間たちは子供がたくさん。いろんな場所で見られます。

クマノミ

ナガレモエビspでもついていないかなー・・・・と探していたら、透明の魚が止まってこちらを見ていました。あなたは、誰? どこにいるのか見えますか? 画面中央から右上を向いてて、尻尾をくるりんと折り曲げています。

透明の魚

そして・・・・、こいつだ。初めはヒメイソギンチャクエビかな・・・と思った。だが、なんか模様が違うように感じた。図鑑を読んでみる・・・・。ふむ。なるほど。紋のない奴もいるのか・・・。そうか・・・。じゃー・・・、やっぱりこいつもヒメイソギンチャクエビなんだね・・・。バリエーションって感じですかね・・・。ちなみにこの写真には2匹写っています。わかる?

エビ

オオウミウマ子供。全部で3個体いました。

オオウミウマ子供

ウミウシカクレエビは特大がペアで。

ウミウシカクレエビ

かわいいフグだなー。3センチないぐらいでした。眼が大きくて子供らしい顔つき。お客様にも人気者でした。ただ名前がわからない。

フグ

先日、見かけたこの魚。テンスみたいだけれど、違うような気がして、瀬能先生に聞いてみた。「テンス属のホシヒラベラですね。種自体は珍しいものではありませんが、画像としては貴重です。今回の画像の個体は成魚ですが、幼魚がどんな形態と色彩をしているのかはわかりません。おそらくこれまでに蓄積されている未同定の画像の中にいくつかあると思うのですが・・」とのことです。ホシヒラベラかー・・・。まだまだ知らない・・、その存在すら知らない、いや、存在じゃないな、名前すら知らない魚のなんと多いことよ。やれやれ。本当にやれやれって感じですね。

ホシヒラベラ

先日、見つけたウミショウブハゼsp−2。こいつはどうだろうか? 現場ではきっと別種ですよ・・・とお客様と話していたけれど、図鑑と見比べてみると、やっぱり同種に思えてきた。色彩に個体差がけっこうあるんだなーと実感。先日は綺麗な個体に出会えたってことか・・・。

ウミショウブハゼsp−2

なんだ? これ・・・・。画面左上を向いて魚がいます。

透明の魚

カスリハゼの黄色個体。

カスリハゼの黄色個体

今の季節、クサハゼの色が本当に綺麗なのだ。お客様も頑張って撮影しておられました。

クサハゼ

そしてヤツシハゼたちは恋の様相・・・。

ヤツシハゼたち

ヒレを拡げてくるくると回っていましたよ。

ヤツシハゼたち

そして、おー、ビンゴ!! ハゴロモハゼspの登場だ。しかも個体の色がかなり綺麗・・・。素晴らしいねー。

ハゴロモハゼsp

シャープアイピグミーゴビーはスピッツのHPに初登場です。去年辺りはけっこうな数が出ていたようだが、私は見ていない。今回、Iさんに教えていただいた。ありがとうございます。眼の模様がかわいいですね。和名はヒメニラミベニハゼと名づけられました。

ヒメニラミベニハゼ

いろいろ見られて楽しい3本でしたよ。

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★7/9 晴れ 気温 32℃ 水温 27〜28℃ 東風 波高2.0M 透明度 10〜20M

今日は早朝に那覇ピックアップがあり、それから準備してダイビングでした。

福岡からのリピーターさんらと奈良からのリピーターさん、3名で潜ってきました。3名だし、久しぶりのダイビングの人もいたので、私はデジカメを携帯せず潜りましたので、写真は一枚もありません。すみませーん。

1本目はアケボノハゼ狙いでしたが、流れが速く撃沈。

2本目は流れの穏やかな場所で、トウアカクマノミやヤシャハゼ、バイオレットボクサーシュリンプなどを見ました。

3本目は大人気のピンク系カミソリウオやゴルピグなどで遊んできました。

お客様のデジカメが壊れてしまったことは残念でございました。またデジカメを新調してリベンジしにきてくださいませ。お待ちしておりますぜ。

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★7/8 晴れ 気温 32℃ 水温 30℃ 東風 波高1.5M 透明度 1〜3M

週末に来ていただけるリピーターさんからオイランハゼのリクエストをいただいている。そういえば去年の今頃はオイランハゼばっかり見に行っていたような記憶もあるぞ。時間があったので、ちょっとだけ偵察に行ってみた。

うーん・・・・。いない。オイランハゼ、ゼロなのだ。今年はここのポイントではオイランハゼに出会えないかなー・・・。砂質が変わっている・・・。台風でも来た後に潜ってみたらまた変化があるかもしれませんが、今のままではオイランハゼはちょっと見込めないな・・・・。

諦めきれずに近場で見られないか、ウロウロしていたら、かわいい模様のハギの仲間の子供に出会えた。真横からも撮ってあげたかったけれど、波も強くて身体も海藻も揺すられていて、早々に断念。

ハギの仲間の子供

貝の仲間がうろついていました。

貝の仲間

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★7/7 晴れ 気温 32℃ 水温 26〜29℃ 南から東風 波高1.5M 透明度 15〜20M

あららら・・・。東風に変わってしまった・・・。ずっと南風が続くものだと思い込んでいたら、どんでん返しだ。しかしこれで西側の海の透明度はアップしていくだろう。東側には最悪な風だな・・・。まぁーしょうがない。台風が来ないことだけでもありがたいと思いましょう。

今日もリピーターさんとマンツーマンで潜ってきた。真栄田なんかで潜っていると、大勢のスノーケリング客を引率している同業者と出会う。お客さんの数の差に自分でも呆れてしまうが、やっている仕事の内容が違うんだからしょうがない。こちとら少人数で潜ってナンボの商売だ。

そんなわけで濃い内容にしていかないと、私自身もお客さんも切なくなってしまうので、いろいろじっくり見てしまうのだ。まずは定位置のモンツキカエルウオ。

モンツキカエルウオ

ピンクのカミソリウオは今日も仲良しでした。

ピンクのカミソリウオ

ハシナガベラがけっこう隠れずに頑張ってくれていました。

ハシナガベラ

ヒレナガネジリンボウも見れたし、

ヒレナガネジリンボウ

うーん・・・。名前のわからない魚がいたので撮影したのだが、寄らせてくれなかった。よって、写真でもっても・・・・、わかりません・・・。

名前のわからない魚

ササハゼが今年も出てきましたよ。ただ逃げ足はすばやかった。全然寄らせてくれませんでした。

ササハゼ

冬から見られるジョーは夏になってだいぶ警戒心が薄れてきました。こーいうのはこの季節ならではのこと。

ジョー

ちびジョーもいましたよ。

ちびジョー

うーん・・・。なんだ? これ? というヘビギンポに出会った。出会った瞬間から背びれビンビン。あまり見たことのないタイプだ・・・。うーん・・・・。また調べよう。

ヘビギンポ

そしてこのヘビギンポ・・・。なんだろうか? こいつも初めて見るような・・・、見たことあるような・・・。で、近くをいろいろ見ていたら、

恩納ヘビ

お。こいつは。先月に私が見つけた俗称恩納ヘビではないか!! こんな場所でも生息していたとは!!

恩納ヘビ

もう一枚貼り付けておきましょう。するってーと、二枚上の写真は恩納ヘビのメスになるのかもしれないね。こいつは大きくてでっぷりとしたオスですから。

恩納ヘビ

下の写真が6/7に撮影した恩納ヘビですが、比べてみると・・・。うんうん。今日のも確かに恩納ヘビだ。

恩納ヘビ

お客様が30分以上は刺さっていたであろうクロスズメダイ子供。帰りがけに二枚ほどシャッターを切ったらこんなのが撮れていた。コンデジは簡単に撮れるけれど、本当に撮っているだけなんだよねー。ちゃんとはやっぱり撮れないよ。

クロスズメダイ子供

お客様がクロスズメygに刺さっておられる間にベニワモンヤドカリと遊んでいました。

ベニワモンヤドカリ

あとはケヤリとベニハゼでなにか綺麗な場面を創造できないか・・・・と試行錯誤・・・・しようと思ったら、この写真撮ったら、ベニハゼ君消えてしまいました。

ケヤリとベニハゼ

ムラサキトゲテッポウエビがゴロタから出てきました。

ムラサキトゲテッポウエビ

ツマジロサンゴヤドカリも機嫌よく遊んでくれました。

ツマジロサンゴヤドカリ

学名をPagurixus haigae。最近よく会います。

ナガレモエビspは久しぶりの出会い。去年もここにいたなー・・・・と思って探したら今年もいました。やっぱり好きな場所ってのはあるんだろうね。

ナガレモエビsp

イソコンペイトウガニはとても大きい個体でした。

イソコンペイトウガニ

アデヤカゼブラヤドカリは綺麗ですなー。撮っていて楽しい。

アデヤカゼブラヤドカリ

ほほほほ・・・。ユリヤガイだ。久しぶりの出会いだ。目があんなところにあるんだね。撮影している時は目の場所を探せなかったけれど、運よくなんとか写っていた。サイズは全長で3ミリぐらいです。

ユリヤガイ

そして青いカイメンかと思ったけれど、じぃーーーーっと見ていたら触角が伸びてきました。アオクシエラウミウシです。

アオクシエラウミウシ

アカクセニアウミウシは先日、リクエストをいただいていて、必死に探したのに全然見つけられなくてけっこうショックだったウミウシ。特に探していない今日のような日の方がたくさん見つかる。ふぅー。やれやれ。人生とは実にやれやれであーる。

アカクセニアウミウシ

そして、アオセンミノウミウシかなー・・・と思いつつ撮影していたこのウミウシ。「沖縄のウミウシ」でカロリア属の1種と書かれているタイプであろう。

カロリア属の1種

別カットも載せておく。「本州のウミウシ」ではヒブサミノウミウシ属の1種と書かれているが、同じであろうと思います。学名は両者カロリアspです。

カロリア属の1種

そしてこのヒオドシユビウミウシ。2匹のウミウシたち。初めはこんなに接近していなかった。でも、近くにいるし、どうせなら・・・・と私がつんつんと移動させて、隣に並べてしまった。そしてシメシメ。これで二匹一緒に写せるぞーと思って撮影していたのだが・・・・、

ヒオドシユビウミウシ

この2個体、よっぽどお互いでウマが合ったのか、すぐにじゃれあい始めた。評判のいい出会い系サイトでだって、これほどの出会いはないんじゃないか? ってぐらい濃厚にからみだした。すごいすごい。ネタに刺さりっぱなしのお客さん、早く来ないかな・・・と呼んでくる。その間、ほんの15秒くらいだったと思う。お客さんに教えて、次に私が見た瞬間には・・・、

ヒオドシユビウミウシ

あっという間にお互い交接器を出して、ドッキング!! フェラーリーだってこんなに早く給油口とはドッキングできないぞ!! というぐらい驚くべき速さで交接していました。いやはや、最近のウミウシときたら・・・、とぼやいてしまいそうな、なんというか、ちょっと初めて見る光景でした。今度から他の種類でも試してみたくなってしまった。或いはこの二匹がもう子孫を残したくて残したくてしょうがないよぉぉぉぉぉぉと切羽詰っていたからかもしれないけれど・・・。

ヒオドシユビウミウシ

いやはや、楽しい3本でした。

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★7/6 晴れ 気温 32℃ 水温 26〜27℃ 南風 波高1.5M 透明度 15〜20M

今日は・・・・。いや、今日もリピーターさんとマンツーマンなのだ。夏だというのに、こんなのでいいのかな? 海はいい青色で絶好調って感じですが、透明度はイマイチ。梅雨の濁りが南風が続いているため、なかなか出て行かないみたいです。東風になるといいんですけれどね。

まずはシモフリタナバタウオ。なんか久しぶりに見た気分。

シモフリタナバタウオ

カサイダルマハゼが覗きやすい場所から顔だけ出していました。黒くない胸ビレも上品ですなー。

カサイダルマハゼ

クロイトハゼです。これまた久しぶりに見た感じぃぃぃ。

クロイトハゼ

たくさん出てきたのはクサハゼたち。

クサハゼ

それらに混じって出てきたこの子供は・・・。ヤツシハゼ属の1種その6です。英名をゴールドバーシュリンプゴビー。大人は去年に見られたけれど、こんな子供が見られるとは嬉しい限りだ。これもこの季節ならではの特権ですな。淡い横じまがとてもキュートでかわいいのだ。

ヤツシハゼ属の1種その6

うーん・・・。たくさんいるんだけれど、名前がわからない。瀬能先生に聞いてみた。「とりあえずヒメハゼ属としておきます。シラヌイハゼ属の可能性もありますが、はっきりしません」とのことです。

ヒメハゼ属としておきます。シラヌイハゼ属の可能性もあり

そしてこの子供のハゼ。全然逃げなかったので、撮影はしやすかったけれど、何モノかは全然推測できなかった。よってまたもや瀬能先生に尋ねることに早々に決定。で、もらえた回答が・・・、「フタホシタカノハハゼだと思いますが、あまりに小さくて自信ありません・・」とのこと。たしかに小さすぎるよね。全長2センチほどでした。

フタホシタカノハハゼ

おっ。初めて見るハゼだ・・・。ダテハゼの仲間か? と思いつつ寄っていって撮影。うう、ううん? なんだヤツシハゼか・・・。黒い模様が濃くてわからなかったです。ヤツシハゼは個体差で色がとてもよく変わるので、時々何者なのかわからなくなってしまうのだ。

ヤツシハゼ

おお、セボシウミタケハゼかなー・・・なんて書きながらお客様に紹介してライトアップ・・・・。・・・・・。・・・・・・。んんんんんんん・・・。セボシウミタケハゼのわけないな・・・、こいつ。綺麗過ぎる。この子は綺麗過ぎるじゃあーりませんか!! なんだ? これ!! 初めて見るぞ!! というわけで図鑑で調べてあたりをつけて瀬能先生に訊いてみた。「ウミショウブハゼの仲間その2です」とのこと。おおおお。予測どおりだった。しっかし・・・、綺麗なハゼだねー。図鑑では生息場所が西表島としか書かれていないので、沖縄本島での発見は初になるのかな? 嬉しい限りです。

ウミショウブハゼの仲間その2

そして大発生していた・・・というか、毎年この季節になると大挙して散見するコロダイyg。

コロダイyg

もう少し大きくなったコロダイyg。

コロダイyg

うーん・・・。テンスでいいのかな・・・。また聞いてみよう。

テンスでいいのかな

アオヤガラの子供でしょうね。

アオヤガラの子供

そして・・、おやおや。なんか見たことのないスズメダイにも出くわしたぞ・・・とシメシメ顔で寄って行くと、カイメンソウに隠れて動かなくなった。真っ黒だ・・・、なんだこれ? と思っていたら、逃げ去り泳いでいったのだが、そのとき、みるみる体色が変わり、普通のオキスズメダイになってしまった。

オキスズメダイ

そして、またもやオキスズメダイに出会ったのだが、こちらの個体はもう成熟しすぎでしょう? といいたくなるほどお色気ムンムンのオキスズメダイAd。いやー・・・、大きいわ。

オキスズメダイ

そしてフチドリカワハギらしき奴にも出会いました。

フチドリカワハギ

日本ではやや稀種とコメントがあるセホシテンジクダイのこれまたAdです。

セホシテンジクダイ

トウアカクマノミの赤ちゃんもいました。

トウアカクマノミの赤ちゃん

マルスズメダイの子供にはいつも目を奪われてしまいます。

マルスズメダイの子供

ナミスズメダイygでしょうね。

ナミスズメダイyg

オイランヨウジygがいました。

オイランヨウジyg

ヘリシロイロウミウシも発見。

ヘリシロイロウミウシ

久しぶりの出会いだ。ネコジタウミウシ属の1種その1です。

ネコジタウミウシ属の1種その1

なんだろうか?  でいろいろネットでサーフィンしてみたら、タマガイ科のフロガイというのがそれっぽい。フロガイ? 初めて聞く名前だ。

タマガイ科のフロガイ

クサイロモウミウシはたくさんいたし・・・。

クサイロモウミウシ

ヒョウモンツバメガイもちらほら見かけました。オオクロネズミかと思ったのだけれど、図鑑の解説を読むと、オオクロネズミは頭部前縁の無色部に眼が認められないと書かれているので、ヒョウモンツバメガイで間違いないでしょう。

ヒョウモンツバメガイ

ウサギモウミウシもたくさんいました。

ウサギモウミウシ

名前のわからないカニさん。枝の朽ちた残骸に隠れていました。

名前のわからないカニさん

ヤドカリ・・・・えっと、また調べます。

ヤドカリ・・・・

ワライヤドリエビの眼が赤いタイプ。かっこいいので、また撮ってみた。けど、なんかピンボケしている。

ワライヤドリエビの眼が赤いタイプ

そして以前から見ている泥地のジョーフィッシュだが、いまだかってない大きい個体に出会えました。最初は敏感でなかなか寄らせてくれなかったのだが、お客様がクサハゼに刺さっておられる間にじりじり慣らしてここまで寄れました。独特な風貌なのだ。かわいいぞ、

ジョーフィッシュ

そしてこのサイケデリック野郎!! と声をかけたくなるフグに遭遇。瀬能先生に尋ねたところ、「モヨウフグの子供」だそうです。もっと珍しい奴かと思ってしまいました。

モヨウフグの子供

いやいや、マンツーだといろいろ見られて楽しいねー。

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★7/5 晴れ 気温 32℃ 水温 26〜27℃ 南風 波高1.5M 透明度 15〜20M

リピーターが二名集まってくれて潜ってきました。午後から二本。

深い場所でホタテツノハゼにご対面のはずが、やる気のないホタテ君で残念。

ホタテツノハゼ

ダンダラダテハゼは反対にやる気満々でした。が、ストロボが当たっていないのか?

ダンダラダテハゼ

エンネオパグルスの仲間にも出会えました。

エンネオパグルスの仲間

ケフサゼブラヤドカリでしょ。

ケフサゼブラヤドカリ

なんだろうか? 真っ白けのヤドカリ。

真っ白けのヤドカリ

ワライヤドリエビはお眼めが赤い個体でした。

ワライヤドリエビ

サンゴモエビの子供ですね。

サンゴモエビの子供

コブヒシガニでしょうね。

コブヒシガニ

そしてお客様が見つけて、かわいいぃぃぃぃと水中で叫んでいたノコギリハギygです。たしかに・・・・、かわいいよね。

ノコギリハギyg

暑くなってきて、いろいろ見られるようになりました。みなさんぜひライブで見に来てくださいね。

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★7/1 晴れ 気温 32℃ 水温 26〜27℃ 南風 波高1.5M 透明度 15〜20M

地元のリピーターの方とのんびりビーチダイビング。梅雨明けしてからこれでもか!! という快晴が続いている。海も青いし、空も青い。気持ちいい沖縄です。

アイドルたちのリクエストをいただき、それらを繋ぎながらいつくかの新顔も見つつ、楽しい3本でした。

まずはたくさん見られるホシクズベニハゼ。が、これはお客様には紹介していない。他のアイドルに刺さっておられたら、もう時間オーバーでした。

今年はいろんな場所で見られるパンダダルマハゼ。ここのサンゴが隙間が大きくてとても見やすいので、いつも紹介してしまう。

アオギハゼもいたるところで見られるので、お客様がなにかに刺さって動かないときに暇つぶしにカメラを向けてしまう・・・。

そしてベンケイハゼだと思われるペア。いつも暗がりにいて写真もろくに撮れないし、模様がはっきり見えないから、もしかしたらベンケイハゼではないかもしれない。

オキナワベニハゼ。夏になるとあまり逃げなくなってくるベニハゼたち。ついついカメラを向けてしまいます。

オドリハゼもいろんな場所で出てきました。夏ですなー。

イガグリウミウシみたいだけれど、なにか違う・・・・という思いで撮影していた昨日とは変わり、今日は完全にイガグリウミウシじゃない姿を拝ませてもらった。場所は昨日とほぼ同じ場所で観察できました。本州のウミウシに載っていたイバラウミウシ属の仲間その3です。

シロスジヒオドシウミウシもいました。

タヌキイロウミウシは大きかったー。

レッドビーチじゃなくても見られる・・・、だから撮ってみた。マダライロウミウシ。

よく見るヤドカリなんだけれど、名前がわからない。和名はなくて、学名だけがあるとのこと。ヒメホンヤドカリ属の一種で、学名をPagurixus haigaeというそうです。

カザリサンゴヤドカリたちがなにやらしていた。なにしてんだろうか?

なんだ? 初めて見ると思われるエビに出会った。また調べます。しかしあっという間に飛んでいってしまい、お客様には見せられなかった。なにかに刺さっておられる間になにか見つけても見せられないことってよくあります・・・。

カザリイソギンチャクエビがいましたが、こいつもそそくさと隠れてしまった。

ヤドカリ。また調べます。

特大のイソギンチャクエビはペアで。定位置から動かない素晴らしいネタです。

ベニワモンヤドカリは綺麗ですねー。

キンチャクガニは数個体確認。赤い卵を抱えている個体もいました。

ウルマカサゴだと思われますが・・・。

オレンジ色のオオモンカエルアンコウもまだいました。

そして穴の中を覗いていたら、おおおおお・・・、オイランヨウジの子供? まだ3センチぐらいでした。

クマノミの子供がいたら、ついつい撮ってしまう。それだけかわいいのだよ。

ピグミーシードラゴンもいました。

特大のオオモンカエルアンコウ。汚い色でお客様もスルー。せめて私が・・・ってことで撮ってきました。

もっと時間をかけてじっくり撮ってあげたい、ありふれた被写体だが、とても綺麗なクレナイニセスズメ。

踊っていたのはムスジコショウダイygでしょう。

うーん・・・。多分ミヤケテグリygだと思います。

大きい、そして真っ白のオニダルマオコゼがいました。岩場から浮き上がるように目立っていました。なんであんなに白くなっちゃったのかなー?

明日からちっょと休憩。次の日曜日からしばらくずっーと潜るので、息抜きしとこう。

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