スピッツログブック

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8/1〜10  11〜21  22〜31

Date

2008/8/10  天候 晴れ、曇りそして雨
気温 31℃ 小潮

水温

27〜29℃

透明度

10〜25M

1.0M
最近リクエストの多いナカモトイロワケハゼを今日も見てきた。横からも正面からもかわいいので、いろいろ遊べる。ちょっと写真がボケてますね。

     

綺麗なビンがあったので、ライトで照らしてフラッシュなしで撮ってみた。柔らかい感じに撮れるね。

     

ビンの壁にはナカモト君の卵がありました。もう目玉ができてますね。ってことは、また子供がドカンと増えるのかな?

     

ウミテングもいました。ペアでいたのだが、大きいほうの個体の尻尾が・・・・、なんかおかしい。寄ってよく見てみたら・・・・、ない・・・・。シッポがない。不憫だな・・・・。

     

キリンミノygとネッタイミノカサゴygが並んでいたのでパチリ。

     

どこかで見たことのあるウミウシだ・・・。また名前を調べないとな。

      

別カットも載せておこう。

      





Date

2008/8/9  天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

26〜31℃

北東

透明度

2〜25M

1.0M
午前中に到着して午後から潜りたいリピーターさん2名と地元在住のリピーターさん2名と一緒に3本潜ってきました。スピッツにしては朝をのんびりスタートして、じっくり1本。

黄色のジョーはいなくなっていました・・・・(後に別の場所に移動していたところを発見できました)。ユキンコボウシガニも紹介。お客さん、初めて見ました・・・との弁。そりゃー見せといて良かったです。浅瀬ではスズメダイygなどで遊ぶも、セイシェルズ・ブレニーの成体にはお目にかかれず。ミヤコキセンスズメダイの子供たちが成長して体色が黒くなってきました。

これぐらいのサイズのミヤコキセンスズメダイはちょっとワルの雰囲気が漂っていて、とても格好いいのだ。

      

カスリハゼspも紹介。こいつは隠れないいい奴です。

      

イッポンテグリもいました。

      

泥ハゼ大好きなリピーターさんなので、ヤツシハゼのペアも紹介。けっこう色が出ているペアでした。

      

そして最大のヒット。サラサハタyg。かわいいぞ。実はこのとき、地元在住の2名はほぼセルフダイビング的スタイルで私たちと離れて浅瀬で潜っていたのだが、水中でホーンをいっぱい鳴らして、集まっておいでぇぇぇぇぇぇと連呼。なかなか集まってこないので、私だけ水面に浮かんで、浅瀬まで戻って、地元の2名を連れてきてお見せしました。そこまでするネタなのか? と問われれば、はい。そうなんです!! と応えるしかないほどの飛び切りのネタです。
特に特筆すべきはこの個体のサイズ。3〜4センチのサラサハタには私も初めての出会いです。

      

いつまでも残ってくれて、定番のねたになってほしいーなーという切なる願いを裏切るかのように帰りに覗いたらもうもとの場所にいなくなってしまっていた。速い、速いよ、セイラサン・・・・・とガンダムのカイ・シデンのような台詞をはけてしまうぐらい一瞬の出会いだったこのサラサハタyg。二度目の出会いは訪れるのか? 追跡調査にこうご期待。


Date

2008/8/8  天候 晴れ
気温 33℃ 小潮

水温

28〜29℃

透明度

20〜25M

1.5M
那覇在住のリピーターさんとマンツーでダイビング。ナカモトイロワケハゼが見たいぃぃぃぃぃというリクエストに従って見てきました。まだまだたくさん出ていて、何十人一緒になって潜ろうがみんな余裕で見られる・・・ってほどいっぱいいました。なんでここだけこんなに繁殖できるのだろうか?

      

浅瀬のトウアカクマノミ。まだ子供ですな。

      

砂底に目を這わせば、少し浮いてホバリングしているので嫌でも目に付くクロエリオオメワラスボ。

      

名前がわからないけれど、特徴的な模様のカニが出てきました。誰だ君は?

      

このリピーターさんと一緒に潜るのは久しぶりだったので、いろいろ話せて楽しかったです。


Date

2008/8/6  天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

26〜29℃

東から北東

透明度

20M

1.0M
リピーターさんからの紹介で潜りに来ていただいた方とマンツーでダイビング。ご家族旅行ってことで、午前にサクサクと2本潜りたいという要望だったので、ホテルに近い港を選択し潜ってきました。

いろいろ話していると、昨日はタイドプールでイノー観察などをしながら遊んでおられたそうなのだが、子供さんたちがなにかの海の生物を誤って触ってしまったらしく少しかぶれてしまったとのこと。それならば・・・・・と一本目はマンツーだし、海の危険な生物を紹介しながらガイドしましょう・・・・・と、ガヤを教えたり、イラモを教えたりしながら潜ってきました。

二本目は生物を紹介。砂地を歩いていたこのウミウシ。私は初めての出会いかもしれない・・・・るヒョウモンツバメガイです。図鑑には稀種とのコメントはないので、ケラマにはたくさんいるのでしょう。本島ではあまり見ないな・・・・。

      

ムチカラマツエビのオレンジバージョンです。

      

ここは浅瀬にユキンコボウシガニがたくさんいます。今日も見つけられました。

      

浅瀬のサンゴが見られたことを喜んでおられました。よかった・・・・。


Date

2008/8/5  天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

29〜31℃

透明度

1〜6M

1.0M
今日のお客様はスピッツ初参加となる地元のダイバー。オイランハゼとハゴロモハゼspが見たいというリクエストだったのだが、オイランハゼエリアでハブチェックをしたら、顔をつけるなりすぐに2個体のハブクラゲがすいぃぃぃぃぃぃぃと横切っていったので、即棄権。クラゲに刺されては楽しいダイビングもなにもあったもんではない。

で、ハゴロモハゼspに絞ってじっくり潜ってきました。
夏ならではの魚、インドカエルウオygも見られました。

      

セダカカワハギygは何個体も見られます。今が旬ですな。

      

こちらは・・・・、本当に小さい。3ミリぐらいの個体。きっと・・・・という範囲を超えないがセダカカワハギの子供でしょう。

      

ヤジリハゼかと思っていつも見ているけれど、この仲間は判別が難しくって、・・・・・、多分ヤツシハゼsp4でしょう。

      

きっとこいつもヤツシハゼsp4だと思われます。

      

ササハゼ今年多いです。

      

フタイロサンゴハゼですよー。こんなのも出てくるのは夏ならでは。

      

なんだ? この黒い剛毛は? 瀬能先生に訊いてみた。「ガラスウシノシタのようです。撮影記録の多いサザナミウシノシタによく似ていますが、寸詰まりで吻長が長いですね。ただ、初めてみるものなので、今後、この途中段階を探してつなげていきたいですね」

ふむふむ。

で質問をひとつしてみました。 ウシノシタの仲間の黒いひげのようなものは特徴的なのですが、種判断の材料になりますか?

またまた返事がきました。「サンゴ礁域ではこのような斑紋を持つものは今のところガラスウシノシタだけ
なので、判断材料になる可能性が高いです。同様な斑紋を持つものにササウシノシタがいますが、沖縄のサンゴ礁にはいません。ただし、上述のように本当にガラスウシノシタにつながるのかを確認する必要があります」とのことです。

      

チョウチョウコショウダイ子供がヒラヒラしていました。

                 

コマチガニにはちょくちょく出会えるようになっています、

      

ゴクラクミドリガイの仲間かな・・・・?

      

ミガキブドウガイに似ている、ハミノエア・オバリス。たまに見かけます。

      

ホソスジイロウミウシは冬でも夏でもたくさん見られるウミウシです。

       

テンセンウロコウミウシだと思います。目が写っているのが見えますか?

       

セトイロウミウシygです。

                   

ネコジタウミウシsp、まぁー普通種って感じかな・・・・。

                   

タツナミガイygかな? 多分そうだと思います。

       

そして久しぶりの出会いだった、Durvilledoris lemniscata。最近更新したスピッツの名前不明種にもリストアップしたこのウミウシ。そこから抜粋すると・・・・、日本の図鑑では見当たらずに諦めていたらラドマンサイトで見つけた。日本のウミウシサイトではこちらで発見。石垣島、屋久島から見つかっていました。

       

ウミウシも好きなお客様だったので、ウミウシも探してみました。夏だけれどまぁーいろいろ見られるものだ。それにしてもハブクラゲか・・・・、怖いね。


Date

2008/8/4  天候 晴れ
気温 33℃ 大潮

水温

25〜29℃

透明度

15〜30M

1.0M
やっとこさいつものスピッツに戻ったようで、今日はリピーターの女性一名とマンツーでダイビング。黄色のピグミーシーホースを見てきました。

                   

水底にはシンデレラウミウシが歩いていたし、

     

ウミシダには黒いニシキフウライウオまでいました。ついてるぞ・・・・っていうかネタ多い。

     

と、喜ぶ私の前に・・・・、ハナゴンベygも登場。

     

スミツキベラyg・・・・・というのも変ですが、あまりにも小さかったので・・・・。1センチないぐらいの個体でした。

     

浅瀬ではイシガキカエルウオがいっぱい。良いポジションにいる奴を選んで撮ってほしい。

     

ヒナギンポですな。顔にたくさんある白点ですぐに判別可能。

     

ピカチューウミウシも見てきました。ウデフリツノザヤウミウシといいます。本島ではこの時期に高確率で見られます。

     

コホシカニダマシが撮りやすい場所にいましたので、背景を水にして・・・・、トウアカクマノミの子供を入れてみました・・・というのは嘘でたまたまこんな写真になったのでした。

     

オオイカリナマコにはウミウシカクレエビがついていました。

     

ウミウシでは真っ黒けが特徴的なホンクロシタナシウミウシが見られました。

     

ずっと成長を見届けているルリホシスズメダイyg。すっかり育ってしまい、もう子供らしくもないけれど、まぁーまだ綺麗だ。移動スピードは変わらず速くてこんな写真しか撮れませんでした。

     

ハマクマノミの子供がいたのでかわいく撮ってあげたかったのだが、なかなか手ごわい相手でした。

     

ボートの上はまさに夏の海!! って感じの風景でした。

     

夏だね。


Date

2008/8/3  天候 晴れ
気温 33℃ 大潮

水温

27〜31℃

東から南東

透明度

3〜25M

1.0M
ずっと一緒に潜っていた4名とは今日で最後。ここでまたナカモト君のリクエストがあったので見にいってきました。相変わらずたくさんいて、ゆっくり見てきましたよ。

そして図鑑に稀種とのコメントがあるムラクモウミウシと初めての出会いをすることができました。ほとんど撮ることはないけれど、常にデジカメは携帯すべき・・・・と改めて感じた瞬間でした。今度出会えるのはいつになることやら・・・・・。岩に張り付いたこの風貌に、お客様にはウミウシと思えなかったようで、みんなの顔には?マークが・・・・・。でも、図鑑と合致するタイプで間違いなくムラクモウミウシなのだ。

     

最後の泥地では地元のお客様が参加してくれて、じっくり潜ってきました。いつも見ているサガミツノメエビがヒトデを捕まえて食べていたので、撮影。

     

何度も何匹も出会っているサガミツノメエビ。捕食時間に出くわしたのは初めてでちょっと嬉しかった。こんなヒトデを食べているんだねー。

     


Date

2008/8/2  天候 晴れ
気温 33℃ 大潮

水温

27〜30℃

南東

透明度

5〜20M

1.0M
昨日から遊びに来ていただいたスピッツヘビーリピーターの女性一名とスピッツに初参加していただいたご家族と潜ってきました。このご家族、スピッツでは初めてお会いするが、本当の初めては私がまだ20歳ごろのモルディブ。モルディブでは何度かリピートしていただき、娘さんが2歳ぐらいのときにお会いしたのが最後なのだが、光陰矢のごとしで、その娘さんがすでにカードを取得してダイビングしているってんだから、私も歳を取るはずだ。ご夫婦の風貌が最後にお会いしたときと変わっていなかったことに1番びっくりしたのだが、ご家族仲が良くて微笑ましい空気が流れていました。

そんな久しぶりのお客様はダイビング経歴のほとんどを海外でこなしておられて、沖縄は何度か・・・・という程度。そんなお客様の事前承諾を得て私の好きな泥地にも連れて行ってみた。楽しかったとの感想は聞こえたけれど、本当に楽しんでもらえたかは・・・・・、どうだったかなー?
もちろん泥地は一本だけで、後は水納島まで遠征。綺麗な海でのんびり潜りたかったのだが・・・・・、ちょっと流れのあるポイントもあり、娘さんは疲れてしまい3本目はパスになったのだが、その3本目がハゼいっぱいのポイントでみなさんのツボにはまったようです。

下の写真はみんながハゼ三昧してて、することがないときに撮影したカンザシヤドカリspです。

     

下の写真が普通のカンザシヤドカリ。ハサミの模様が上のspとは違うでしょ?

     

他にもいろいろいたのだが、4人もいると私の撮影チャンスはゼロに等しいので、あまり撮らなかった。見たものを紹介するとヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、メレンゲウミウシ、チンアナゴ、ナンヨウハギyg、ホワイトソックス、ミヤケテグリ、タテジマキンチャクダイyg、ミナミハコフグyg、パンダダルマハゼ、サンゴテッポウエビ、マツバギンポ、ハダカコケギンポ、オオウミウマ、泥ハゼ各種(クサ、ヤツシ、クロオビ、カスリsp、ササ)、タツノハトコ、セダカカワハギyg、サガミツノメエビ、ムレハタタテダイyg、ミヤコイシモチygなどです。


Date

2008/8/1  天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

27〜30℃

南東から東

透明度

15〜40M

1.5M
リピータさんたちの最終日。かねてからのリクエストだったナカモトイロワケハゼに会いに行った。すると今までにない最高の透明度に出会い、素晴らしいの一言。30M以上はスコンとぬけていました。透明度がいいと、エキジット後、誰も魚のことを語らないということを久しぶりに現場で痛感。

ただ浮いているだけで気持ちいいーーというダイビングでした。

でも見るべきものはしっかり見てきました。ナカモトイロワケハゼです。

     

そしてこちらはスピッツログ初見となるベニハゼ。西表島の矢野さんの図鑑「日本のハゼ」ではベニハゼの仲間7扱いになっている奴。最近(2008/5/31)名づけられて、シリウスベニハゼという。かっこいい名前がついたねー。シリウスベニハゼかー・・・・。これからちょくちょく紹介することが増えるかもね。

     

オオモンカエルアンコウはずっと見られたのだけれど、これを書いている8月中頃では見れなくなってしまった。きっとどこかにいるのだろうけれど・・・・。

     

透明度がいいのでトウアカクマノミを撮っても気持ちいい写真にしかならない。

            

ヨスジフエダイだって撮ってしまう。

     

お客さんたちをからめて撮ってみたくなる・・・・。

           

こんなのも撮ってみたくなる。本当に透明度良かったんだから。

     

こんなのも・・・・・。

           


綺麗な海にも潜るが、泥地にも潜るのがスピッツ流。次は泥ハゼ三昧で、クロオビハゼ、カスリハゼsp、ヤツシハゼ、クサハゼ、ササハゼ、ケショウハゼ、ウスゲショウハゼ、ヤツシハゼsp4、ハゴロモハゼsp、ツマジロオコゼyg、セダカカワハギyg、ミヤコイシモチ、イッポンテグリyg、トガリモエビspなども見てきました。午後からはお客様が総入れ替えで午前到着の4名様と2ダイブ。そう、今日の私は4ダイブなのだ。

青の洞窟に入ったり、ツバメウオと遊んだり、ミナミハコフグygを見たり、イナセギンポのタラコ唇を見たり、ピカチューウミウシを探したり(見つかりました)、ブッシュドノエルウミウシがいたり、オオモンカエルアンコウの緑色がいたり、トウアカクマノミにも出会えたし、いろいろな出会いがあった一日でした。