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8/1〜10 11〜20  22〜31

Date

2008/8/31 天候 晴れ
気温 31℃ 大潮

水温

28〜29℃

北西

透明度

1〜5M

1.5M
うーん・・・・・・。北西の風が続いている。なんたろうね・・・・。西側に波が立ってしまい、真栄田岬も入れない。干潮時を狙えば行けそうなのだが、階段下の出入り口を真栄田の管理組合がロープで開け閉めするようになったので、ガイドの判断だけで潜れる、潜れないが実行できなくなってしまった。

観光地なので一般の人もたくさん出入りする真栄田岬。そーいう人たちが安全に遊泳できるような海峡にならないと「遊泳可能」の判断には到らないらしい。と、いうわけでここ数日はクローズが続いている。ダイバーと一緒に潜水ならば可能そうな海況でも、やはりロープは張られているわけで、まぁーしょうがない。

東側に逃げて潜ってきました。幸い沖縄南方海上に台風の影はなく、うねりも届いておらずペタペタな東側でした。だけれど、やっぱり濁っている。少人数じゃないと潜れせんな・・・、こりゃー。

最近エントリーする場所にはナンヨウツバメウオのygがプカプカ浮かんでいる。

           

なんとかウミヤッコだろうけれど・・・・、なんだろうか?

     

トガリモエビの仲間を発見。全部で3個体いました。学名はTozeuma lanceolatum。早く和名がついてほしいぞ。

     

そしてこんなところに・・・・・???? と見つけた自分でもびっくりしたトゲツノメエビyg。かわいかったです。

     

そして・・・・、なんだこれは??? お客様が見つけました。なんでも砂地に頭を突っ込んでシッポだけ出ていたとのこと。つまんで引っ張ったら・・・・、こんなん出てきました・・・って、なんだこれ?

     

全長は7〜8センチ。見るからに深海魚の幼魚っぽい顔つきしているけれど・・・・・、こりゃーまた瀬能先生に聞いてみないと・・・・。

     

全部で4本も潜ったので、他にもギンポハゼsp、セダカカワハギyg、ハタタテギンポyg、カスリハゼsp、ササハゼ、クロオビハゼ、カスリハゼ、フタホシタカノハハゼ、イソギンチャクもエビ、イソギンチャクエビ、ニセアカホシカクレエビ、クマノミ、トウアカクマノミ、ヘコアユyg、チョウチョウコショウダイyg、アカククリ若魚、コロダイ、マダライロウミウシ、フジナミウミウシ、キカモヨウウミウシ、パロンシュリンプ、トラフシャコなど。

4本も潜れば、どこかでサラサハタygに当たるかなーと楽観していたが当たらなかった。残念。もういないのかなー・・・・。ハゴロモハゼspも見つけられなかったな・・・・。


Date

2008/8/30  天候 晴れ
気温 31℃ 中潮

水温

29〜30℃

北西

透明度

5〜8M

1.5M
女性のリピーターの方2名が再びリピートしてくれました。ありがたいことです。感謝。リクエストは川でのダイビングだったのだが、一昨日にけっこう雨が降ったので、海も濁りがちだし、果敢に攻めずに無難に海で潜りましょう。と海にて遊んできました。

まずはコウイカの仲間。まだ若者的サイズの個体が少し底から中層に浮いてくれたので、すかさず下に回りこんで水面をバックにストロボをモロ光らせて撮ってみました。

     

そして先日、私が目をつけておいた和名のないイボオコゼの仲間。
学名をアカントスフェックス・レウリニス(
Acanthosphex leurynnis)といいます。誠実よりも幾分大きめの姿で登場してくれました。だけどやっぱりツマジロオコゼに似ている形の魚だね。

     

フジタウミウシ属の1種1ですな。図鑑「沖縄のウミウシ」の写真そのままですな。

     

そしてオイランハゼも見てきました。オイランハゼの周囲をイッポンテグリ若魚がウロウロしていたので、同時に写せるポジションでパチリ。2大アイドルの競演ですな。イッポンテグリはボケてしまっているけれど・・・・。

     

なにやら・・・・、砂地を歩いているぞ?

     

タコでした・・・・。ワモンダコではなくて、なんだろうか?

     

シマウミスズメもいましたよ。

     

オイランハゼたちの行動がなにやら一回りした感じがする。ちょっと前まで一つの巣穴に入っていた画面手前のオスと左側のメスなのだが、このカップルはどうにもうまくやれていないみたいで、見ていると、いつもメスは巣穴の外にいるし、巣穴に戻ろうとしないんだよね。手で巣穴に戻そうとしても、巣穴に入らない。絶対、ここにだけは戻るの嫌・・・・って感じで巣穴の手前で止まってしまうことのなんと多かったことか。

今日ははじめ、メスがいませんでした。オスが2個体だけ。あれ? メスは? と思っていたら、しばらくして私の見ていないときにどこからか現れた。ペアの巣穴から出てきたのかどうか見ていなかったので確証はないのだが、なんかこのペアはもう別れてしまったような気がする。以前のペアになりたての頃は、こんなに手前のオスがこのメスに対してディスプレイしなかったもの。自分のオンナなんだっていう安心感なのかよくわからないけれど、ペアになりたての時は、画面手前のオスはほとんどディスプレイしなかったからね。画面の奥でかすかに写っているオスはずっーとディスプレィしていましたけれど・・・・。

     

と、いうわけで状況としては7月前半の関係に似てきた。一匹のメスを巡って二匹のオスがディスプレィしてくれるって感じ。デジカメの画角の関係で3個体一緒に入れるのは無理だと思い、ずっーとシングルでペアになれていないオスが接近したときに写した写真です。このときペアになっていたオスは素早く自分の巣穴に逃げ戻ってしまっていました。そーいうところも7月前半の状況と一緒だ。魚にも性格ってやっぱりあるんだろうな・・・・ってこーいう場面を見ると思っちゃうよね。

     

他にもミミックオクトパスがいたり・・・(すぐに隠れちゃったけれど・・・・久しぶりに見られた)、ハダカコケギンポ、マウデスシュリンプゴビー、フタホシタカノハハゼ、セダカカワハギyg、ヘコアユなども見てきました。


Date

2008/8/29  天候 晴れ
気温 31℃ 中潮

水温

29℃

北西

透明度

10〜15M

1.0〜1.5M
地元在住の高校生との講習の最終日。ボートでの講習を希望されていたのだが、あいにく風が強い。ボートは出ないかなー???? と半ば諦めかけていたが、出してくれるってことで、勇んで出港。一昨日の雨のせいで透明度は悪かったけれど、サンゴに群れる魚たちは変わらず元気でした。

     

講習していると・・・・、コンゴウフグに出会った。しかも2個体。そしてその色が・・・・、今まで見たことのないような色になっていた。婚姻色? とにかく講習生を落ち着かせて観察してみた。

尾びれもビンビンに広げていました。相対する姿勢。

     

そうかと思ったら噛みつきはじめた!! 喧嘩?

     

この写真が色加工していないそのままの写真です。前後のものは加工してしまっています。噛み付きながらアップダウンを繰り返していました。

     

離れてはくっついて、・・・・、

     

そして噛み付く。

     

そしてまた離れる。

     

噛みつく。

     

何回ぐらい繰り返したかなー・・・・。私たちが去った後も繰り返していたかもしれません。初めて見る光景に講習生以上に私が興奮。バシバシ写真撮っちゃった・・・・・。

講習も無事に終了。これまた上手な講習生でした。


Date

2008/8/28  天候 晴れ
気温 32℃ 中潮

水温

28℃

北西

透明度

5M

1.5M
久しぶりの来店となるリピーターの女性と午前中に2ダイブ。どこに行きましょうか・・・・・・と相談しながら結局オイランハゼを見に行ってきました。今日も元気に飛んでいましたよ。

             

クロオビハゼはなかなか隠れないハゼ。ドロハゼ初心者でも十分に寄れるし、撮れるハゼなのだ。それでいてハゴロモハゼの仲間なので、ヒレにはおごそかな色彩が入っており、いろいろ楽しめるハゼです。

      

うん? ギンガハゼ? と思ってしまったが、やっぱりフタホシタカノハハゼyg。どこかにギンガハゼはいないかなー?

      

最近よく見かけるチョウチョウコショウダイ子供。

            

トラフシャコかな・・・・。これもよく見かける。

     

ケショウハゼが珍しく警戒心を持っていました。巣穴からなかなか出てこなかった。ケショウハゼはいつも巣穴からバンバン出てきて、右往左往するハゼなのだが、今日はずっーと止まっていました。

     

ネタを求めていろいろ探して回ったけれど、結局出会えませんでした。ミズクラゲが多かった・・・・。


Date

2008/8/27  天候 晴れ
気温 32℃ 若潮

水温

30℃

西から北西

透明度

20〜25M

1.5M
昨日までの講習生が今日はファンダイブで参加してくれました。午後からはやんばるの山に遊びに行くってことで午前中にサクサク2本潜ってきました。洞窟を見て、ツバメウオとも遊んできました。水面近くで群れるダツらがうようよ写っているのだ。

     

今日も見られたクマドリカエルアンコウ。

               

相談し2本目もビーチにてダイビング。リングアイジョーを見ていたら・・・・、

               

いなくなったと思っていた黄色のジョーを見つけました。

     

指を近づけたら、急に色を変えて、こっちをすごい顔でにらんできました。怖っ!!

     

アカメハゼも見て・・・・・、

     

アカククリygも定位置でした。

     

講習生は明日から石垣島に移られる。楽しまれていることを願うのだ。


Date

2008/8/26  天候 晴れ
気温 32℃ 長潮

水温

29〜30℃

西

透明度

1〜25M

1.0M
昨日から始まったOW講習の続き。今日は講習だけなので、私が担当。昨日聞いたとおり非常に上手な講習生で、最終ダイビングではデジカメ(講習生が持ってきた)を持ち込んで撮影してもらったりしました。西風の続く海況が続いているが、風力自体が弱いのでなんとか潜れている。真栄田の階段下は相変わらず黒山の人だかりですな・・・・。

     

上手なお客様、デジカメを向けるとダッシュのポーズをしてくれました。中性浮力も綺麗に取っているなー・・・・。

     

昨日は見れなかったクマドリカエルアンコウ・・・・。今日はあっさり見つけられました。

     

講習生はスノーケリングも大好きで、川も大好き。話しているとヨシノボリとかテナガエビとか実にいろいろ知っている。講習の最後はマニアックに東側で潜って、マニアックな生物を紹介してきました。またアドバンスを取りに遊びにきてくださいねー。


Date

2008/8/25  天候 晴れ
気温 33℃ 小潮

水温

27〜30℃

西から南西

透明度

15〜30M

1.0M
今日は昨日まで講習してくれていたご家族が全員集合で洞窟スノーケリングに参加してくれました。日中はどうしても混雑するので早朝6時半ピックアップで行ってみました。さすがに六時半だと洞窟には誰もいませんでした。

スピッツチームだけで独占できました。ハタンポの子供たちも出入り口付近に大きな群れとなってたまっていて、みんな早起きした甲斐があったねー・・・・と感動する洞窟スノーケリングになりました。外洋はちょっと波があったので、外洋側は長く泳いでいられなかったけれど、最高にコンディションの良い洞窟に入れたので、みんな満足そうでしたー。早起きして良かったですねー。

その後ファンの人を迎えに行き、3ダイブ。いろいろ見たけれどかいつまんで紹介。タテジマキンチャクダイygはこの根にずっーとついています。段々成長している様子を観察できます。


      

先日お客様が見つけたアカククリygは今日も定位置をキープ。

      

先日、初めて見たこのウミウシ。和名がなく学名をデルマトブランクス・ゴナトフォラと言う。ウミウシ大好きイントラのIさんと一緒に潜っていたので紹介。先日とまったく同じ場所にくっついていました。

      

お客様のリクエストだったニシキフウライウオ。ここのポイントにはこいつに会いに来たのだ。

      

ついでに見とこう。バイオレットボクサーシュリンプ。綺麗なエビですね。

      

他にはアカメハゼがいたり、ユキンコボウシガニを見たり、トウアカクマノミ、ヤシャハゼ、オドリカクレエビ、アカハチハゼなどを見てきました。そうそう、今年は出が悪かったゼブラハゼがようやく子供ですが群れで見れました。

そして別のスタッフは今日から始まるOWの講習を担当。以前ライフセイバーをしていたという講習生はとてもお上手で、とんとん拍子に講習は進んだようでした。水慣れしているとやはり進みが速いですね。


Date

2008/8/24  天候 晴れ
気温 32℃ 小潮

水温

29〜30℃

南西から西

透明度

3〜25M

2.0M
今日は講習もファンも私1人でこなしていく。朝一で講習し、次にファン。また講習で、次にファン。昼食をはさんで午後からファンで、全部終了後に講習のログ付けと申請手続きなどをしてきました。うーん・・・、たまに忙しいとよく働いた気になってしまうが、人数はそんなに多くないので、特別忙しかったわけではないのかな・・・・・。

ファンではお客様といろいろ探しながらのダイビング。深場でヤノダテハゼ、ヒレナガネジリンボウを観察。ヤマブキハゼやホホスジタルミyg、パンダダルマハゼ、オドリハゼ、ミヤケテグリ、ミナミハコフグyg、イロブダイyg、モンハナシャコなどを観察。

講習の2本目のときにスピッツ講習卒業生のMさんよりとっておきのクマドリカエルアンコウネタを教えてもらう。人気の魚だけあって周囲には撮影待ちしているダイバーの姿がちらほら・・・・。遠目に姿を確認し、場所を頭に入れときました。

講習生は上手に中性浮力を取っていましたよー。

                



ファンの2本目でクマドリカエルアンコウに会いに行ったら・・・・、もういなくなってしまっていて・・・、どこにいるかわからなくなってしまった・・・・。お客様、申し訳ない・・・・。

ハダカハオコゼを見たり、

           

穴の中からミノカエルウオかな・・・・。

     

そしてお客様が見つけたアカククリyg。とても小さくてかわいいアイドル登場。こうやって見ても、目が体色に混ざってどこにあるかわからないね・・・・・。

     

明日はなにが見られるかな?
   


Date

2008/8/23  天候 晴れ
気温 33℃ 小潮

水温

28〜30℃

西

透明度

1〜5M

1.5M
今日はいろんなメニューをこなしてきました。昨日から始まった講習のお客様と午前中はコンファインドをたんとう。午後からの講習は別のスタッフにお願いして、私はファンダイビングのお客様とダイビング。那覇在住のリピーターさんと1ダイブ後、東京から来ていただいたリピーターさんと合流しさらに1ダイブ。

オイランハゼのリクエストだったので、オイランハゼを観賞。無事に飛んでくれたので、良かった。お客様がオイランハゼにかぶりついている横にタコがいたので私はタコと遊んでいました。なにタコなんだろうか? タコもいろいろあって区別が難しいよね。

     

全員揃ってからサラサハタygも探しに行きました。が、さすがに手ごわい・・・・・。今日は見つけられませんでした。と、いうか・・・・・・、透明度が悪くて捜索を早々に断念しました。手前のまだまし・・・・と思えるエリアでカスリハゼspやセダカカワハギyg、トガリモエビsp、ササハゼなどを見ていました。ホソスジイロウミウシやハタタテギンポygもいました。ハゴロモハゼspもいたのですが、すぐに隠れてしまいました。ハブクラゲを1個体見てしまったのは非常に残念。
ミズクラゲはとてもたくさんいて、たまにクラゲウオを同居させているクラゲもいて、なんとか撮ろうと思うのだが、上手に撮ってあげられませんでした。あららら・・・・・・。


Date

2008/8/22  天候 晴れ
気温 33℃ 中潮

水温

30℃

透明度

20〜25M

1.0M
地元の高校生とOW講習の3日目。半日もらったり、全日もらったりしているので、3日間では終わっていないけれどスキルの実力はとても上手なので、大変スムーズに進んでいる。水慣れもしているので、深い場所も怖がらないし、水泳もできる。

イントラにとってこんなに楽でいいのだろうか? と非常に喜ばしい講習生でした。講習生の笑顔がとても印象的な日々でした。

     

ね? クマノミと楽しそうに写っているでしょ?

また続けて潜ってもらいたいものであーる。そして午後からは別の講習が始まる。同郷の滋賀県からやってこられたご家族のお父さんと娘さんのOWを担当させていただけることとなり、頑張ってやっていくのだ。午前中に来沖されたので午後から学科をしていました。