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10/1〜11  12〜31  

2008/10/31 修学旅行の体験ダイビングのお手伝いしてました。

Date

2008/10/25  天候 晴れ
気温 28℃ 若潮

水温

27〜29℃

北東から東

透明度

1〜5M

2.0〜2.5M
うーん・・・・・。まだ昨日は穏やかだったな。昨日の午後から少しずつ波が高くなってきてはいたものの、そんなに荒れないであろうと油断していた。今朝、海を見るのに車を走らせてみるとけっこう荒れている。どこも潜れないじゃーあーりませんか。

昨日ボートに乗っといて良かったなー・・・と安堵もつかの間、今日はどこで潜りましょうか? って問題にぶち当たるのだが、この季節、ポイントに困ったら流れる先はほぼ決まっている。今日もレッドでどっぷりドロ三昧って感じ。もう少し透明度が良かったら、言うことないのだが、かなり濁った状態なのだ・・・・。早く回復しないかなー。

マクラーでもあるお2人なので、小さい生物をガンガン紹介していく。アカククリygはまだいるし、赤色のパロンシュリンプも健在でした。

     

こちらはハゼ科の1種その6の大人ですな。子供の方がたくさん見られます。ここまでしっかりした大人はあまり見ない。季節も関係しているのかなー?

     

おや? これは・・・・。ヤツシハゼsp6ではないか。一度発見して目が慣れてくると、2匹目、3匹目と見つけられる原因は、いつまでたっても自分で解明できないが、事実見つけられてしまった。英名はゴールドバーシュリンプゴビーと言うそうです。余談だが屋久島にはたくさん生息しているとお客様から聞きました。

     

ツマジロオコゼです。特大です。

     

私のサンダルと比較してみるとこんな感じ。比較対象にペンではなく、サンダルを持ち出してしまえるぐらい大きいのだ。

     

えーと・・・・、誰?

     

マイヒメエビでしょう。東海岸側ではたまに見られる。いつでも見られるエビではないが、スンゲー稀種ってわけでもない。

     

あれ? 変なハゼ? ハゼ? とにかく撮っとこう・・・・と撮影したこの魚。図鑑で調べるとジャノメハゼというのに合致する。ネットで調べてみると、絶滅危惧II類(VU)というのに属している生物だった。どんな生物かというと、

沖縄県では絶滅の危機が増大している種

沖縄県では、現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧T類」のランクに行こうすることが考えられるもの。


と、いうことです。

     

つまり絶滅の危険が増大している種ってことですな。・・・・・・。
いや、最新のレッドデータを調べてみると、もう1ランク上がっているね。
絶滅危惧IB類になっている。詳しいことはこちらのHPに。

     

濁っていたけれど、いろいろ見られたダイビングでした。
西側は荒れ荒れでしたが、東側はペタペタだったしね。
しばらく暇だ。みんな遊びにおいでね。


Date

2008/10/24  天候 晴れ
気温 28℃ 長潮

水温

27〜28℃

透明度

3〜20M

1.5M
夏に来ていただいたリピーターご夫妻が再び遊びに来てくれました。ありがたいです・・・・。初日はボートで出かけました。理由はなかむらそばが食べたいから・・・・ということではないのだけれど、なかむらそばは食べたいです・・・・とリクエストされていたのでまぁーちょうどいいかな・・・・と。

で1本目は深場に潜入し、アケボノハゼ、スジクロユリハゼなどを観察、撮影。他のボートともポイントがかぶってしまったので、ハゼエリアの深場には私たちのほかにもダイバーがたくさん。こりゃーアケボノハゼも全部引っ込んでいるかなー・・・と心配していたら、全然出ていた。けっこうこのエリアには個体数いるのかもしれないです・・・・。我々は狭い範囲で2個体を観察できました。しかも全然隠れませんでした。スジクロユリハゼも隠れなかったのだが、不思議とスジクロユリハゼにはピントが合わない私のデジカメ。今回もピンボケ写真量産でした。

     

ハクセンミノウミウシに出会えました。アドバイスしていただいたケラマの小野さんどうもありがとうです。

     

クビアカハゼはシリビレもけっこういい色になっていたのだが、写真に撮るとイマイチでした。

     

キンチャクガニもゲット。正面顔はお客様がバッチリ撮影しておられるはず。

     

今日も見られたハゼ科の1種14yg。2個体見られましたが、こちらは大きいほうの個体。子供はたくさんいるのに、大人は見られない・・・・。どこにいるのだ?

     



     


Date

2008/10/20  天候 晴れ
気温 29℃ 中潮

水温

26〜28℃

北東から東

透明度

1〜10M

2.5〜2.0M
リピータさんの最終日はまたもやマンツーになってしまった。これからの季節いつもに増してマンツー率が高くなってしまうので、みんな遊びにおいでね。

ちょっと前に降った雨が海に多大な影響を与えてしまったようでどこに行っても濁っている。西側は北よりの風で風波。東側は小笠原付近で渦巻いていた台風からのうねりが入ってきて、底揺れ+濁り。行くところがないなりにもいろいろ潜ってきた。

ウミウシ好きというお客様だったので、ウミウシもいろいろ見てきました。この季節なので珍しいウミウシは全然出てこなかったけれど、普通種はたくさん見れました。まずは普通種のくせに和名のない学名クロモドーリス・プレキオーサ。

・・・・・・・・。

うん? ・・・・・・。なんか・・・・、違うような・・・・・。

図鑑を見てみよう。ウチナミシラヒメウミウシというのに見えなくもないな・・・。プレキオーサに決まっていると高をくくっていたので何枚も撮らなかった。後悔。だけどお尻の方の縞々の部分にはプレキオーサの特徴である白色線も見えるように思うが・・・・、写真が悪いぞ。断定できずに終わるがあしからず。

     

セトイロウミウシは3個体。

     

フジナミウミウシも3個体。

     

ホシゾラウミウシは通年見られるチョー普通種。

     

キカモヨウウミウシは大小2個体。

     

マダライロウミウシでしょうな・・・・。

     

ヒブサミノウミウシも普通種。探せばまず見つかる。目まで撮ってあげたいウミウシ。

     

シラナミイロウミウシは西側でも東側でも普通種。

     

モザイクウミウシはゴージャスですねー。お客様も何枚も撮影されていました。

     

こーいう季節だ。つまりカミソリウオのペアが見られる季節になりました。卵を持っていましたよ。

     

モンツキカエルウオは狭い範囲に3個体がいました。1番子供の個体を撮影してきました。

     

キリンミノygはまだまだ見られます。

     

ハマクマノミygの3本線個体。かわいさにかけてはどんな生物にもひけを取らない。カメラ派の絶好の被写体でしょう。撮るだけでかわいい写真になります。

     

浅瀬で群れていたゴンズイ。正面から顔だけのアップを狙いたいが、時間切れ。

            

ロープに住み着いているハタタテギンポyg。ホヤとの大きさ比較が容易な写真になった。

      

今年は全然見られなかったピグミーシードラゴンが今頃、10月になって登場。2個体いました。写真は去っていく後姿しか撮れませんでした。しばらくいてくれるかな?

             

体にいろんなものを付着させたカサゴの仲間がいました。

     

そして真っ赤かなカエルアンコウの仲間がいました。かわいいねー。

     

さて、11月はまだまだ暇だし、10月後半も暇なのでみんな潜りにきてね。


Date

2008/10/19  天候 晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

27〜28℃

北から北東

透明度

3〜15M

2.5M
やっちまったな!! クールポコでなくったってそう叫ばずにはいられない。デジカメは現場に持ってきたのだが、中にメディアを入れるの忘れてしまった。水中で撮ろうと思ったら「メディアを挿入してください」の赤文字を読むはめになってしまった。

こーいう時に限って、いろいろ見られるのだ・・・。やばいなー・・・・・・と思いつつガイドしていたら、ホソフウライウオは出るし、お化け級の大きさのアオフチキセワタに出会うわ、イロブダイの1センチくらいを見たり、マダラタルミの3センチサイズに遭遇したりしてしまう。極めつけはこの初見のウミウシ。こんなのなにの仲間かも見当がつかないぞ。早速名前は調査中。写真提供はお客様のKさん。どうもありがとうございます。

      

その後もいろいろ出てしまった。ニシキフウライウオ、フリソデエビ、オランウータンクラブ、ウルトラマンホヤ、タヌキイロウミウシ、ウミテング、ジョーフィッシュ、泳いで移動中の真っ黒けのオオモンカエルアンコウ、ハゼ科の仲間14yg、ひとつのオオイカリナマコに4個体のウミウシカクレエビ、タツノハトコ、カイメンカクレエビsp、ギンポハゼspなどなど。

デジカメで撮って紹介したかったです・・・・・。マニアックな写真ばかり載せてしまうと、それはそれでログの華やかさも失われたりして、マニアックも一般受けもしたいスピッツなのでした。普通にも潜れるぞ。私は。幅広いダイバーのお越しをお待ちいたしております。どうぞよしなによしなに。


Date

2008/10/18  天候 曇りのちに晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

28℃

北東から東

透明度

1〜12M

2.5M
昨日と今日は本当にマニアック。ドロハゼ求めてドロドロダイブばっかり。透明度は問題外。濁っていようが、クリアーだろうが・・・、そりゃークリアに越したことはないけれど、濁っていてもドロ場に潜入するのだ。そして潜入した我々を待ち受けていたのは我々の体の半分ほどにも腕を伸ばした巨大なスナイソギンチャクだった。透明度は1Mくらいだったので、写真もクリアーには当然撮れないが、撮らずにはおれない迫力でした。

・・・・・・。

なにが写っているか、よく見えないね。特に変わった生物がいたわけではないのだが、こんなイソギンチャクあったんだー・・・・という事実が衝撃的でした。またここに来れるかどうかは私にもわからない。

     

ハナミノカサゴygがまだ見られました。

     

なんだ? この人は?

     

そして波にもめげず、濁りにも負けず、遠い道のりにも辟易せず、ロブストリボンゴビーも見てきました。昨日も見に行っているので2日連続だ。昨日は濁っていて、今日は晴れていた。晴れた日の方が彼らの敏感さも疎くなるかと思えば、さにあらず。今日も敏感、敏感。ストロボを一発光らせれば巣穴に隠れてしまうのだ。でも子供の個体がちょっとだけ頑張ってくれて、救われました。

     

イソコンペイトウガニ特大と言っても言い過ぎてないサイズです。

     

アカククリygはまだ見られます。

     

赤色のパロンシュリンプ。Tさんに教えてもらった場所以外でも発見。やっぱり赤色が被写体としてはいいですからね。

     

そしてここから地味なハゼの写真が続く。現場では判別つかないものが多いので、とりあえず撮って、PCで大きく写して判別していかねば。

こいつ。背びれに薄く黄色が入っているし、背びれのどのトゲも見た感じ長く伸びていなさそう。ってことはハゼ科の1種の6番かな。この番号は図鑑「日本のハゼ」に掲載されている生物の名前タイトルを拝借しています。

     

こちらが6番の大きくなった姿かな。

     

こいつはミッキーマウスと俗に呼ばれているキララハゼの仲間ではなかろうか? 以外にこのハゼは本島に多い。地味なのでみんな素通りしているのか? まぁー確かに地味だ。尾びれ基底部のミッキーマウス模様の黒点が目印です。

     

ここから下の3枚はよくわからない。瀬能先生にまた聞いてみるつもりです。

     

ヒメカザリハゼ?

     



     

ホシカザリハゼかな・・・・。ちょっと開いた背ビレに

     



     



Date

2008/10/17  天候 晴れ
気温 28℃ 大潮

水温

28℃

北東

透明度

3〜8M

2.5M

うーん・・・・。オニサルハゼなのかな・・・、こいつも・・・・。違うような気がして撮影したのだが、図鑑で見ても他のサルハゼの仲間の写真とは異なる。

      

キララハゼ属の1種と「日本のハゼ」で紹介されているハゼ。尾びれ基底部にあるミッキーマウスのような模様が判別のポイントになる。

      

かねてからスピッツで紹介しているこの図鑑未記載種。背びれの模様が特徴的で綺麗に撮れるとかなり格好いい。今日のお客様は西表島のダイブサービス矢野さんのところのリピーターでもある人なので、このハゼの写真を矢野さんに見てもらってきたという。するとピンコハゼの仲間ではないか・・・と推測されていたとのこと。ピンコハゼとは図鑑「日本のハゼ」でいうところのハゼ科の1種12番です。私は春に沖縄本島でもこの仮称ピンコハゼを観察していたので、今回も探してみたのだが、今回は空振りに終わりました。

ピンコハゼも仮称だが、そのピンコハゼのspということで、謎は深まるばかりなのだ。

      

リボンゴビーを見に行ったり、トロトロのドロドロダイブ3本でした。明日もドロドロでしょう。間違いない。


Date

2008/10/15  天候 晴れ
気温 28℃ 大潮

水温

28℃

北東

透明度

3〜8M

2.5M
今日は近隣の某ダイブショップのオーナーさんとミミックオクトパスの取材がらみで2ダイブ。ご希望のミミックは頭だけ出している状態の個体がかろうじて見られたぐらいで撮影としては0点に等しい内容で、ガイドとして大変申し訳ないのだ。

またミミックが安定して見られる状態になったら、改めて撮影してもらいたいものだが、このオーナーさんは大変忙しく世界中を飛び回っているので、そのときに沖縄にいるかどうかは運任せなのかな?

イッポンテグリygが見当たらなくなりましたが、アカククリyg、パロンシュリンプ、イトヒキハゼyg、オニサルハゼ、ハゼ未記載種、イソコンペイトウガニなどは見せられました。


Date

2008/10/14  天候 晴れ
気温 28℃ 大潮

水温

28℃

北東

透明度

3〜8M

2.5M
リピーターのマクラーな方とのんびりじっくりマンツーダイビング。10月の平日ともなるとポイントは大変空いている。ほぼ貸切状態だ。いろいろ見られたのだが、名前のよくわからない奴も多い。

瀬能先生の返事がいただけました。「ハクテンヨウジの可能性が高いですが、それ以上はわかりません」とのことです。ハクテンヨウジか・・・・。

      

こちらは常連さんのタツノハトコ。

      

そして名前のわからない小さなウミウシに出会った。こんな黒い尻尾がちょろんと出ているのは、知っている限りこいつしか知らない。

      

小野さんに問い合わせてみたら早々に返事を頂けた。ありがたい。この場を借りてお礼を。いつもありがとうございます。「これは尾の形状や斑紋の入り方、頭部の形状や体の斑紋がまるで異なります。別種ですね。ま、属は同じと思います。ミニハムの1種ということで」という返事をいただきました。ラドマンサイトに小野さんが登録している種と同一のものか伺ったのだが、別種であろうとのご意見でした。

      

カラスキセワタのカラーバリエーションは頻繁に見られます。

      

こんなサイズは初めて見たぞ。カラッパの子供。私の掌のくぼみに隠れようとしているところをパチリ。砂地に落とすと小さすぎてすぐに見失いそうになります。

      

なんでも背負ってしまう、背負わねばならない宿命のこのカニ。キメンガニです。枯葉を背負っています。下の写真は正面顔。

      

後ろから葉っぱを持ち上げてみると、葉っぱをつかんでいる後ろ足の様子がよく見てとれました。こんな感じに支えているんですねー。

      

こちらはヒラツノモエビの仲間としか言えないな。

      

綺麗なソメンヤドカリがいました。全然隠れないし、隠れてもすぐに出てくる。

      

ウミウシカクレエビがウミウシにでもなく、ナマコにでもなく・・・・。なんだ? このホストは?

           

そしてナマコにもペアでくっついていました。ナマコは体の部分部分が砂に隠れていて、肛門の部分が露出していたのですが、そこからナマコマルガザミが顔を出していました。写真で撮れているのか心配でしたが肛門から隠れながらこちらを見ているマルガザミ君を確認できました。

      

カイメンカクレエビspは探し方がわかったら、けっこういるのだということもわかった。と、いうかたくさんいるんだねー。びっくりしたねー。ためになったねー。

      

最近これも探し方がわかって見つけやすくなったハゼ科の仲間14yg。ぴこぴこ動く様子がとてもかわいいです。

      

以前にも出会った黒いマッチ棒にしか見えない魚。ハゼなのかなんなのかもよくわからない。ただいま問い合わせ中です。

      

スジモヨウフグもいました。

      

オキスズメダイが少し見られるこのポイント。婚姻色が出ていました。

      

フチドリカワハギが八方サンゴと一緒に。先日一緒に潜った八方サンゴの学者さんはこの黄色の八方サンゴを初めて見る種類で貴重だと言っておられました。この黄色い八方サンゴは私が沖縄本島で潜り始めて時からずっとあるのだが、やはり段々痛んできている。なくならないように、潜るたびにドロなどが付いていたらマメに取る様にしている。その取り方とか、これは取ってもいいものなのか? とかよくわからないまま取っていたがとりあえず今も元気に生きているので、今までの私の取り方が間違っているということはなさそう。みんなで保護しながらいつまでも観察し続けたいものです。

      

うーん・・・・。オオモンハゼの仲間だと思うんだけれど、こいつもただいま問い合わせ中です。結果が届きました。「オオモンハゼ属のようですが、わかりません。初めて見るものかも知れません。未記載種の可能性が高いです」とのことで、やっぱりオオモンハゼではなかったか・・・・。未記載種か・・・・。またしっかり撮り直しに行ってこないと・・・・。

      


Date

2008/10/13  天候 晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

28℃

北東

透明度

1〜8M

2.5M
2名のお客様とのんびりビーチダイブで行ってきました。水面直下の岩場に見慣れないギンポ? カエルウオ? が・・・・。模様はロウソクギンポに似ているけれど、顔つきが違うように感じる。だいたいこんなところにロウソクギンポがいるのだろうか? という環境だったので、また謎になってしまった。

追記、アオモンギンポでした。

      

先日教えてもらって、ありがたく拝見しているイッポンテグリyg。これを書いている今日、17日も見つけられなかった。また探さないとだめなんだけれど、なかなか難しいのだよねー、これが。

      

オニハゼのygかな・・・・。

      

セダカカワハギygは場所を変え、いろんな個体がいます。

      

ウミショウブハゼ属の1種−2という奴ではないだろうか? 第一背びれの基底部に赤色があるし、白点も散りばめられている。図鑑「日本のハゼ」では西表島のみの分布となっているので、もしそうであるならば沖縄島でも観察できたと言う証拠になりますね。

      

これまた素晴らしいネタだ。アカククリygです。背景を水で抜いてあげられる素晴らしいポジションなのだ。

          

特大のイソコンペイトウガニ。

      

小さいのもいました。

      

お客様が頑張って撮っておられる間にヨコシマエビと格闘。縦に並んだ瞬間があったので撮影。背景にボケたヨコシマエビが入れられました。

      

ウミウシではクロモドーリス・ヒントゥアネンシスが出てきました。

     

コモンウミウシもいました。

     

そして稀種だろう。洋物の臭いがプンプンするぜ!! と水中で直感的に感じてしまったこのウミウシ。日本の図鑑は見ないでラドマンサイトに直行しました。ふむふむ。トラパニアの仲間ですな。
Trapania scurra という学名のようです。

     

翌日も見に行ったのだが、もういませんでした・・・・。残念。


Date

2008/10/12  天候 晴れ
気温 28℃ 中潮

水温

28℃

北東

透明度

1〜8M

2.5M
今日のお客様は全部で4名。マクラーな人もいればそうでない人もいて、なかなか効率よくガイドしていくのが難しかった。加えて北から押し寄せるうねりが大きくて、ボートに乗ってもなかなか透明度のいい海に潜れず・・・・、これまた大変。

西海岸がレッドビーチのように濁っている海況なんて・・・・。過去にそんなの記憶がない・・・・。だけど本当に濁ってた。レッドビーチの方がましかも? って思ってしまったぐらい濁ってしまっていました。

昨日も濁っていたけれど、今日の午前中もかなりニゴニゴでした。同じニゴニゴならば、うねりのない海の方が潜りやすいので東側に回ってくると・・・・・、近隣のダイブショップさんからイッポンテグリygの情報を頂き、嬉々として覗きに行くと、まだ同じ場所にいてくれました。ありがたいネタでした。Tさんどうもありがとうです。

ミニサイズのジョーフィッシュも見つかりました。

     

こちらがイッポンテグリyg。まだシッポの色など、綺麗な色彩が残っていて、ギリギリセーフの個体でした。
もうすこし大きくなるとかわいい色が消えていくからねー。

     

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