■2012/12月ログブック
12/31 晴れ 気温 18℃ 水温 22℃ 北北東風 波高2.0M 透明度 5〜10M
今日で終わりかー。大晦日だというのに、まったく大晦日だという気がしないのはお仕事をさせていただいているからだ。感謝。寒くなったけれど、レッドビーチの新しい施設でお湯のシャワーを浴びながら風の当たらないところで休憩してたら回復力はマックスですよ。みんなで3本も潜れるほどのパワーです。
みんなウミウシが好きなので、ウミウシを探して探して・・・、アカボシウミウシなのかな?
そしてそして、ラッキー。ノアルダ属の一種に出会えました。ずっと出会いたかったので、自分が一番嬉しかったのだと思います。
コネコウミウシかな? でも触覚がコネコにしてはモコモコしすぎているようにも思うけれど・・・。
ワモンキセワタに、
アカボシウミウシ、
センテンイロウミウシ、
トゲミノウミウシ。
ヒメキンチャクフグでした。
トモエミノウミウシ属の一種かな・・・。
卵の中にたくさん入っていました。
出ないねー・・・と言っていたクロモドーリス・ヒントゥアネンシス。
ツノクロミドリガイ?
サンカクウミウシに、
ニンジンヒカリウミウシ、
なんだ? 写真が悪いですね。コネコウミウシかな・・・。
コチョウウミウシかと思ったけれど、ミドリガイの仲間ですね。
うーん・・。これもミドリガイの仲間?
キイロウミウシ、
トンプソンアワツブガイ、
ウズラカクレモエビに、
ゴクラクミドリガイ属の一種−2かな。
3本目にチョイスしたポイントは去年はけっこうウミウシが出たんだけれど、今年は少ないね。まぁー多い場所もあれば少ない場所もあるっしょ。しょうがない。
2012年、ありがとうございました。今年に出会えなかった皆さんとは来年、2013年にスピッツでお会い出来て、一緒に潜れたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
12/30 曇りそして雨 気温 16℃ 水温 23℃ 南西から北風 波高2.0〜5.0M 透明度 5〜8M
朝は南西の風だったので、夏のポイントに行けるかとドライブして各ポイントを見て回るが、なかなか穏やかな場所はありません。うねりが消えない。ぐるりと風が回っている近況なので、どこのポイントにもうねりが残るのはしょうがないよね。
スミゾメキヌハダウミウシがガオッーと吠えていました。
ニシキリュウグウウミウシの一種。
おぅー。パイナップルウミウシ。
オキナワフグもいました。すぐ逃げちゃったけれど。
ソメンヤドカリに、
ヤマンバミノウミウシに見えますね。そうじゃない?
ヨコシマエビは定番でいつも出会えます。
タマミルウミウシに、
センテンイロウミウシ、
貝持ちのウミウシ・・・ではなく、貝なんじゃないかな・・・。
キヌハダウミウシの仲間だろうね・・・。変わった模様のウミウシです。初めて見ました。
でかっ。ここのポイントでは定番化しつつあります。ムカデメリベかな。
大きなと網のような口でご飯を漁っています。
これも多かったウスバネウミコチョウ。
カスミミノウミウシ属の一種です。
あああ、貝付きのウミウシかな・・・・。でも潜られてちゃんと見れませんでした。
シロモウミウシかな・・・。
別カットも。
もうひとつ。
うむ。やっぱりウスバネウミコチョウだね。
フウセンウミウシもいました。
いろいろ見られて楽しかったです。
12/29 晴れ 気温 22℃ 水温 22〜23℃ 北東から東風 波高2.0M 透明度 3〜20M
今日は午前到着のお客様が午後から合流されるので、午前中はウミウシ好きのリピーターさんだけであります。ウミウシをいっぱい探すぞ!!
午前中の透明度は特筆に値するぐらい素晴らしかった。水面から米軍の堤防がクリアに見えます。
ヒョウモンウミウシに、
イボヤギミノウミウシ。ここでは本当にたくさんのイボヤギミノウミウシを見ることができます。
ハラックサウミウシかな、
アカエラミノウミウシ属の一種に、
ハラックサウミウシ属の一種、
クロモドーリス・プレキオーサに、
シロミノウミウシ、
フジナミウミウシ、
サラサウミウシ、
イチゴジャムウミウシも出ました。面白い名前ですね。
キャロットシードミノウミウシかな、
赤色のパロンシュリンプもいました。
スミゾメミノウミウシは探しやすいですよね。
ツノクロミドリガイではないでしょうか?
ホシミゾイサキという魚たち。今まで見たことのない姿。どこに潜んでいたのかわからないが、今シーズンになって数匹の群れでレッドビーチに登場している。あんまり撮影対象にはならないかもしれないが、レア物のひとつではないでしょうか?
ヒナコダマウサギはかわいくて綺麗な貝です。
そしてそして、どどーんと出てきたトラパニア・ミルタブランカ。好きなウミウシですが、こんなに黒っぽいのは初めてかもしれない。私は現場でコネコウミウシと間違ってしまったぐらいですから。
ヒョウモンウミウシに、
ホシゾラウミウシ、
イボヤギミノウミウシは潜るたびに出てきます。
セトイロウミウシ、
ヒブサミノウミウシ、
なんだろうか? ウミウシなのか?
コトヒメウミウシはお客様の発見。
ブドウガイ科の一種2でしようね。
イッポンテグリはここのアイドルですし、
モンジャウミウシや、
マダライロウミウシの子供サイズ、
ニシキリュウグウウミウシの仲間は今シーズンたくさん見られます。
ホソスジイロウミウシに、
ミドリリュウグウウミウシ、
フジタウミウシ属の仲間、
ミドリリュウグウウミウシとムカデミノウミウシ、
貝持ちのウミウシです。
コモンウミウシに、
コヤナギウミウシ属の一種はお客様の発見。やったね。
いろいろ見られるなー。今年はウミウシ多いんじゃないかな。
12/28 晴れ 気温 22℃ 水温 22〜23℃ 南から北風 波高3.0〜2.5M 透明度 15〜25M
年末年始のお客様がスタート。今日から10連チャンです。嬉しいなー。午前到着のリピーターさんを空港まで迎えに行って、ポイントを相談。南風だし、行ける時に行くべし・・・ってことで、昼ごはんも食べずに西側の海へ。
最初に出たのはシロミノウミウシ。お客様はメキシクロミス・マリーイを撮影していました。
モザイクウミウシに、
ケラマミノウミウシか、なんだ・・・。
これも? でもちと違うような気がするね。
オトヒメウミウシ。
ネアカミノウミウシ、
ノウメア・ワリアンスはお客様の発見。
うーん・・・。なんだろうか?
西側はすぐに荒れてきたので2本目は東側に移動。オハグロツバメガイに、
コナユキツバメガイ。
ホシゾラウミウシ、
シライトウミウシ、
モンジャウミウシ、
フジナミウミウシ、
タマミルウミウシ、
マツカサウミウシspってことで、
イボヤギミノウミウシに、
イボヤギを食べる貝、イボヤギヤドリイトカケがまさにイボヤギを吸い尽くしているシーンに出会えました。
セトイロウミウシに、
フリソデミドリガイだ、久しぶりに見ました。お客様の発見です。
なんじゃ? こりゃー?ツノクロミドリガイかな?
あら、これで終わった。なかなかの透明度でした。
12/26 晴れ 気温 18℃ 水温 22℃ 北北東風 波高2.0M 透明度 5〜10M
今日は地元のリピーターさんとのんびりダイビング。2本なので、集合も遅めにしてじっくり行ってきました。収穫は多かったですよ。
まずは、・・・・。いきなりよくわからないです。赤い点々が見られるところはアカボシミドリガイのようだが・・・。また詳しくは後ほど。
えーと・・・。また調べます。
セトミノカサゴですね。この尾びれのしなやかさは・・・。
ゴクラクミドリガイの仲間。
これもモウサンウミウシなのか? そうなんだ。ふーん・・・。そうなのか・・・。いや、図鑑を見たら・・・、ツガルウミウシ属の一種-1扱いになっていますね。ちょっとわからないので、また後日談を書きます。
最初はアオボシミドリガイかと思っていた。でも図鑑を見てみると、触覚の感じとか・・・違う。次にアズキウミウシを疑った・・・が、違うよなー・・・。で、・・・あなたも・・・ナニモノ?
おやおや。フウセンウミウシじゃありませんか。やっとわかりやすい奴に出会えました。ほっ。
うーん・・・。難解だ難解だ。こいつが一番びっくりした。水の中でうぉっ!とうなってしまった。最初はオヨギイソギンチャクの仲間だと思った。それぐらい泥に埋没していました。で、チョイチョイと掘り出してみたら・・・、こんなん出てきました・・・・。びっくりクリクリー。間違いなく初見でしょう。一期一会な出会いだろうけれど、また出会えるといいなー。コヤナギウミウシの仲間でしょうね。
正体不明のヨウジウオの仲間もいました。
おや? さっきのウミウシの子供個体ですね。うーん・・・。わかりそうで、わからないなー。
こ、これは以前に見たことがある。私のHPのウミウシの不明種リストにも掲載してある。ハダカモウミウシの仲間。久しぶりに出会いました。2008年に出会っていますね。今年はたくさん出会えるといいなー。目がキュートです。
そして、ツノザヤウミウシもいました。
最後の最後に出てきた不明種。黒い体に白いミノ。すごくシンプルな配色なんだけれど、こーいうのって見たことないと思う。これもまた後日、追記しますね。
今日はいろいろ名前のわからない奴らが多くて楽しい一日でした。
今日はお客さんよりも私のほうがエアーが早くなくなってしまって、水中でオクトを貸してもらいました。情けなし。加齢とともに空気を吸うスピードがとても早くなった。このダイビングでは他にも要因があったとはいえ、やっぱり呼吸のスピードが早いという現実は否めない。40歳を越えるといろいろ面倒なことが増えてくるなーというのを実感。老眼といい、呼吸の速さといい。自覚して過信せず、安全にダイビングできるよう肝に銘じて努めますので、今後共よろしくお願いいたしますです。
12/24 晴れ 気温 16℃ 水温 22℃ 北東風 波高2M 透明度 5〜10M
午後からリピーターさんと2本。今日はクリスマス・イヴだね。
まずは浅瀬にイッポンテグリ。
ワモンキセワタがいたり、
ミドリリュウグウウミウシがいたりしました。
久しぶりに見た・・・って感じのウロカディラ・ウロカディラ。和名のないエビです。
ずっといればいいのになー。2本目は夕方になってしまったのだが、コガネシマアジの大きいのが2個体砂泥地を徘徊して、底を掘り返していたりしたので、全体的にハゼたちも姿を隠していたようです。
12/23 曇りたまに雨 気温 18℃ 水温 16〜17℃ 北風 波高3M 透明度 −−M
今日はリバートレッキング。こんな寒い日に? と思うなかれ。寒くても楽しめるのがリバートレッキングなのだ。
もちろん入水直後は、「寒いぃぃぃ」、「冷たいぃぃぃぃ」の声が聞こえるが、すぐに慣れちゃいます。もちろんウェットスーツ、マリンブーツを着用しているからですけれどね。
12月なので、川辺の昆虫たちは少なめでした。ツワブキが綺麗に咲いていたり、小便の木の実がなっていたり、そーいう植物も紹介しながら進みます。
もちろん滝壺では水行。参加するしないはお客様の意思のまま。やりたい人はするし、見てたい人は見ている。やりたいように遊びましょう。
こちらのご家族は魚すくいも実践。思ったよりも楽しかったのか? とても長い時間川の中で遊んでおられました。
滝壺ジャンプだって、飛べちゃうし、道中にあるブランコは子供心ばかりか大人の童心も蘇らせ、みんな笑顔になっちゃいますよ。
着替える時はお湯をウェットスーツの中に入れて、一人温泉状態を体験。これがまた気持ちいいのだ。
いろんな経験をしてもらって、冬の沖縄、山の沖縄、川の沖縄を楽しんでいただけたらとても嬉しいぞ。
冬でも喜んでガイドするので、みんな遊びにきてね。
思ったより寒さは苦にならないのだ。意外なことにね。
12/22 曇りたまに雨 気温 19℃ 水温 22℃ 北風 波高2.0〜3.0M 透明度 3〜20M
リピーターさんとマンツーでじっくりダイビング。お客さんが潜ったことのないポイントを選択し、遊んできました。
まずはハゼゾーン。カスリハゼsp。尻ビレの黒線がやや湾曲して描かれております。
こちらがカスリハゼ。尻ビレの黒線の入り方を見ていただければ、判別可能かと。カスリハゼは上の写真のと比べて、黒線がストレートに入っていますね。
ヤツシハゼsp4も常連。
おっ。spか? と思ったけれど、ヤツシハゼ。ザ・ヤツシハゼですね。
こちらはクロイトハゼsp。この年末年始のネタとして活躍してください。逃げないし、観察、撮影しやすいのだ。
ホタテツノハゼsp3のペアはいますけれど・・・、オスはすぐに隠れてしまいます。メスは大胆。水温が低くなった昨今もけっこう寄れます。
お、シングルのオスがいました。でも、背びれがボロボロ。オス同士の喧嘩に負けてしまった個体なのかな?
ハダカコケギンポはいっぱいいますが、超浅いので、撮影中に体が揺すられることは避けられません。石にかじりつく意思で・・・とはまさにこのこと・・・と思いながら撮影してください。
そして、ニセアカホシカクレエビの大きいサイズもいました。
アティスの仲間で、ヨワタマゴガイもよく見られます。
なんだろうか? と思ったけれど・・・・、ヤツシハゼsp4でしょうかね。子供個体だな。
おやおや。久しぶりの出会い。フウセンウミウシです。海水を飲み込み、それを吐き出すことで移動するのですが、撮影時も自分でパフパフと吸い込み、吐き出しを繰り返していたので、跳ねるように底で踊っていました。着底して落ち着いたところを撮影。目が可愛いですね。
うーん・・・・。初見。なんだ、こりゃー?
もう一枚貼っておきましょう。
楽しい一日でした。・・・って、いつでもこんな締めの言葉で終わってしまうが、それが一番。楽しいなーと思えるダイビングがなによりで、それ以上はないよねー。
12/16 晴れのち曇りたまに雨 気温 22℃ 水温 19〜24℃ 北風 波高1.5M 透明度 5〜20M
川リクエスト二週連続のご夫婦の二週目ラストデェイ。雨が降るかも・・・と心配したが、杞憂に終わった。よかった・・・。でも河口域は透明度がイマイチ・・・、いやいや、イマサンぐらい。昨日のサーモクラインのこともあるし。やっぱり河口域はやめとこう。なので、アカボウズハゼ探索に出かけました。
で、アカボウズハゼ。すんなり見つけられました。けっこう色が出ていました。体の後ろ半分上部に出る黄緑色も出ていました。
アカボウズハゼを撮影するご夫婦のビデオとカメラ。ライトも強力です。
そのライトの恩恵にあやかって私も撮影。アカメハゼのオスが並んでいました。
ここの川にいるクロヨシノボリ。背びれがとても綺麗です。だけど・・・、なかなか背びれを広げてくれない。移動するときは広げるんだけれど・・・、そんな時にはピントが合うはずもない。ヨシノボリを撮影するときは、強流の岩陰にいる奴が狙い目。流されないようにヒレを広げて体を固定しようとするから止まっているけれど、ヒレは開いている・・・って状態になりやすいんだよね。この写真はそんなとき・・・・じゃなくて、たた単にヒレを広げて止まっていた個体がいました。こーいうラッキーに巡り会えるかどうかも重要ですよね。
名前なんだろうか?
ここの川原には・・・というか、やんばるの山にはたくさんいる。もっと言うなら家の近辺、つまり真栄田なんかにもたくさんいる。「やんばる虫」と呼ばれているヤスデです。これはヤンバルトサカヤスデという種類で、お客様もかなりひいておられましたが、ムカデなんかとは違い毒はありません。見た目がグロテスクなので、気持ち悪いですけれどね。
当然、水中にも落ちている、落ちてしまった個体がたくさん川の中でうごめいています。上の写真は陸上写真。下の写真は水中写真です。
ヤンバルトサカヤスデが大量にうごめいている川の風景写真にお客様の撮影風景をプラスして・・・、こんな感じ。
今日の川の水温は19度でした。
今日は午後からお客様が入れ替わって、地元のリピーターさんがご来店。ボートで真栄田に行ってきました。
ツバメウオがまとまりを見せてくれ、かたまって浮いていました。夏にはあまり見られない風景で、なんか・・・、懐かしかったです。昔はこうやってまとまって群れていたからね。
そこの横でグルクマも通過。
底ではタツノハトコが6個体ほどかたまっていました。なにしてたんだろうか?
地味だけれど、ライトアップすると派手。ヤミスズキです。
ウミウシも探してみたけれど、全然探せなかった。そーいう日もあるよね。
12/15 晴れ 気温 24℃ 水温 18〜19℃ 南から南西風 波高2.0〜1.5M 透明度 0〜5M
素晴らしい。凪いだね。実にダイビング日和だ。こんな日にダイビングしないでどうするわけ? という文句のつけようのない快晴とベタ凪に恵まれた今日のお客様はとてもラッキー。そして我々は川に向かう。なんでやねん? だってお客様の趣味趣向が川に向いているのだからしょうがない。好きなエリアで心ゆくまで楽しんでほしい。
今日はまずヒスイボウズハゼの婚姻色の変化を観察。先週も見に来ているので、一週間でどれほど変化があったのか・・・が、見ものだった。
お客様がコンテリボウズハゼに刺さっておられる間に私は下流を点検。後で話を聞くと、その間にコンテリボウズハゼがラブラブしていたそうで、オスがメスを誘って岩の下に潜り込む場面をビデオで撮れたそうです。いいなぁー。お客様のブログにアップされていたのでリンクを貼っておきましょうね。
相変わらずヨシノボリの類、色が綺麗です。
シマヨシノボリに見とれるなんて、今の季節ぐらいですよね。メス2個体の真ん中にオスが割り込んできました。きれいだなー。
ツバサハゼもいましたよ。
お目当てのヒスイボウズハゼはヒスイ色があまり出ていませんでした。こちらはどちらかというと普通色の個体。
こちらは黒っぽい個体。
場所を変えて、河口域にやってきました。が、今日はサーモクラインがひどかったです。ヒトミハゼを撮影するのだが、サーモクラインにて撃沈。
比較的水の流れているところはサーモクラインの影響が少なかったです。ゴクラクハゼたちを撮影。
撮影しやすい場所を探して、そこで生物を探す・・・というサイクルを繰り返しながらいろんな場所を覗いてきました。こちらはノボリハゼかな。
背びれがギザギザしている個体にも出会いました。
クルマエビみたいなのがいました。
ミツボシゴマハゼが木の上に止まっていました。
普段はこんな感じで浮かんでいます。
ヒナハゼに翻弄された一日でした。体の色が濃い奴が多かったです。
エビもいっぱい。名前がわからないですけれど・・・。
こちらはクチサケハゼ。目の下の黒線は薄くなっていますけれど、クチサケハゼでしょう。
おや? なんだ? こいつは? と思ってS先生に聞いたのですが、スナゴハゼだそうです。あああああ、そう言われて図鑑と見比べると・・・、なるほど、たしかにスナゴハゼだ。とわかるんですけれどね。現場で見たときは、スナゴハゼだとは理解できませんでした。場所によって体の濃淡が激しいですね。
こちらは上の写真のスナゴハゼと同一個体。色が薄くなっています。頬の縞々なんか消えかかってるしね。
お客様が見つけたボウズハゼ属の仲間の子供。
お客様の撮影風景です。マングローブの根元、水深30センチ以浅での撮影を繰り返す一日でした。
地味なハゼが多いけれど、楽しいですよー。窒素たまらないしね。波酔いしないし。
12/14 晴れ 気温 24℃ 水温 23〜24℃ 南東から南風 波高2.5M 透明度 20M
リピーターのお客様とマンツーでダイビング。コンディションが良いので夏のポイントを攻めてきました。が、ウミウシはまだまだ少なかった。もう少し見られるかなーと思っていたんだけれど。
サキシマミノウミウシ、ケラマミノウミウシだけは多かったです。あ、ウミウシだ! と思ったらたいていケラマミノウミウシでした。
まだ和名のついていない稀種との遭遇はこの子ぐらいかな。Cuthona sp.33とゴスライナーさんの図鑑ではにっていますね。インドネシアのみから報告があるみたいです。
キスマークミドリガイはたまーに見られます。
センテンイロウミウシは青色も、
赤色も見られました。が、センテンイロはいつでもどこでも見られるね。
浅瀬にはモンツキカエルウオがいました。
いつもウミウシがたくさんいる場所にいってみたが・・・、いないねー。キスジカンテンウミウシ。
スミツキイボウミウシの小さいのかと思っていたのだが、図鑑と見比べると・・・、違うな・・・。また後ほど調べるってことで、今は保留。
シボリイロウミウシに、
ツノガニの仲間なのはわかるけれど・・・。
フジムスメウミウシに、
オショロミノウミウシ属の一種その4でしようね。
セトイロウミウシに、
シロウサギウミウシ。
こんなもんでした。うーん・・・って感じでしょ・・・。
12/13 晴れ 気温 21℃ 水温 24℃ 北から東風 波高2.0M 透明度 20M
今日はみんなでポイント探し。宜野座という東海岸にやってきました。ここは去年から少しずつ開拓している太平洋側の海です。西海岸は冬の北風にとても弱いので、冬でもペタペタの東海岸はこれからの季節お勧めです。
まずはワレカラ。太平洋側の海のワレカラはとても大きくて見ごたえがあります。
今日はサラサラの砂地を探索したのですが、ヒレナガネジリンボウがいましたよ。
ユビエダハマサンゴがたくさんありました。透明度もむっちゃ綺麗でしたよ。
クマノミの仲間も6種類全部見られました。ハナビラクマノミです。
イソカクレエビspもいました。
名前が正確にわかりませんが、カイカムリの仲間の子供でしょうか? サンゴのガレを背負っています。
砂地に埋まって隠れていますが、出てきてもらいました。エビジャコの仲間です。
ウミウシも少々。ホシゾラウミウシです。
ヒラムシがいました。
セトイロウミウシに、
チゴミノウミウシかな・・・。触覚とミノの感じで・・・。
サザレハゼかと思ったハゼは違うようです。じゃなにか? といえば、なんでしょうか? サンカクハゼの仲間の子供かな・・・。うーん・・・。
最後に体験ダイビングに向いていると思われる場所をみんなに見てもらいました。ボートの下にカクレクマノミもいます。
2Mぐらいにユビエダハマサンゴ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミが。
魚もたくさんいます。
うう・・・。特徴的なカニなので、すぐに図鑑で見つけやすいだろうと思っていたのだが・・・、例によって見つけられなかった。流してざぁーとカニのところを見ただけなので、見落としていたらごめんなさい。
トビギンポと教えてもらいました。名前がわからなかったので、すっきり。Tさんありがとうです。ちょっとした砂地の岩の周りなどにたくさんいますよ。
ボンボリイロウミウシは小さかったです。
今年は宜野座でたくさん潜りたいなー。リクエストお待ちしております。
12/11 くもりのち雨 気温 18℃ 水温 22〜23℃ 北から北東風 波高2.0M 透明度 5〜20M
地元のお客様とマンツーでガイドダイビング。これからのシーズン、マンツーが増えていく・・・。内容的にはいいことでもあるし、利益的には悪いこともある。しかしベストを尽くして、がんばるってことは一緒だ。日々全力投球なり。
お客様がお気に入りの場所で刺さっておられる間に周囲をフラフラ。ヒメオニハゼがいました。
ホタテツノハゼsp3は相変わらず多いです。でも、オスはすぐに隠れちゃう。
前回見た白い斑点のエビを探しにきたら・・・、サイズが小さくなっていた・・・。むむむむむ? 早くも世代交代?
冬に向けて増えてきたウルトラマンホヤ。
コールマンウミウシかな。いっぱい見ました。本当にいっぱいいます。
こちらも多いぞ。シモフリカメサンウミウシ。背中にカメの紋所を背負っているなんて粋なウミウシですね。
ミルクオトメウミウシはいっぱいはいないけれど、よく探せばたいてい見つかる。そんな種類です。
ヤマンバミノウミウシもよく見かけます。ホストが決まっているので、ホストを見つけたら注意して探すようにしているとたいてい発見できます。
ブドウガイの仲間もいました。ちいさかった・・・。
名前のわからぬエビさん。黄色が綺麗でした。
こちらも名前のわからないエビさん。岩の隙間にごろぉーんと寝転がっていましたが、見つかったことに気づくとそそくさと逃げていきました。なにしてたんだろうか?
ネコジタウミウシsp2ですね。
おお。コンペイトウウミウシも。
センテンイロウミウシに。
カロリアの仲間かと思ったけれど、普通のヒブサミノウミウシだね。
ヒオドシユビウミウシもいました。まだ小さかったです。
ミカヅキコモンエビには少々刺さっていただけました。
ミドリリュウグウウミウシも。
このポイントにはモウサンウミウシが多いです。たくさん見ました。
おや。久しぶりの出会い。ホムラダマシ(通称)ygですね。図鑑だとハゼ科の仲間14になります。
オオ。クロコハゼの仲間もいました。楽しいね。
なんだろうか? トンガリハゼsp3かな。うん。きっとそうだね。
ミズタマウミウシだ。ラッキー。
おお。コヤナギウミウシ!! やったね。
ヤラセではなく、自然的にお並びになられておられました。お似合い・・・。
おおお。ツノザヤウミウシですなー。嬉しい、嬉しいぞ!!
キララハゼの仲間かな? しっぽが撮れていない・・・。
ゼニガタフシエラガイだね。
シロタエイロウミウシはまったく動いていませんでした。
クロスジアメフラシ。
ふぅーいろいろ見られて楽しかった。また潜りたい。潜ってすぐにそう思えるのはいいダイビングをした証ですね。今日はそんな日でした。よかよか。
12/9 曇りのち雨 気温 17℃ 水温 18℃ 南西から北風 波高2.0M 透明度 M
今日も昨日に続いて川。雨が降りそうな天候でしたが、なんとか午前中は大丈夫でした。そんな中、マニアックなご夫婦と探索してきました。
まずはスナゴハゼ。ヒナハゼに混ざっていると、けっこう見分けるのがまぎらわしいです。
木の上に止まっていたのは・・・、ミツボシゴマハゼでしょうね。マングローブゴマハゼとの区別のポイントって・・・・、図鑑を読んでもよくわからないぞ。
ヒトミハゼの登場。最初、現場で見たときはハゼの仲間ではなく、コチの仲間なのかな? と思ったのですが、海外いろんな場所で潜っておられるお客様の予想がドンピシャリでした。素晴らしいぞ、お客様。
こんなタイプも。よく見ると、けっこういるんです・・・。
なんじゃ? こりゃ? お客様に「ウ○コ」と呼ばれていたこの魚。オカメハゼというそうです。S先生に教えていただきました。ありがとうございます。
こちらは、最初に出てきたスナゴハゼと同じだそうです。
そして、ブログにも載せたあごひげのあるこのハゼは・・・、アゴヒゲハゼです。図鑑にも載っていない稀種とのこと。またもやS先生に教えていただきました。水中写真は奄美大島で撮影されたもの以来だそうで、たいそう珍しい魚のようです。レギュラーメンバーになればいいなぁー・・・。
こちらはクチサケハゼ。
あや、またもやスナゴハゼが出てきました。
チチブモドキかな・・・。
テングヨウジでしょうか・・・。これも確認が必要ですね。
こいつもクチサケハゼですね。目の下の黒線が、口元で後方に曲がっているのが特徴のようです。
テンジクカワアナゴかカワアナゴか・・・。区別がよくわからないです。
セスジタカサゴイシモチなのかな?
チチブモドキだそうです。S先生に教えていただきました。図鑑のチチブモドキと全然違うな・・・。こりゃー・・・・、いよいよますます・・・、区別がつけられませぇーん・・・。
こいつは、目の下の線がまっすぐ下に伸びている。ノボリハゼでしょう。
ニセシマイサキの子供なのかなー・・・。速すぎて撮れなかった。リベンジあるのみ。
お客様のテンションが1ランク上がったクロホシマンジュウダイ子供です。かわいいねー。
別の場所でもいた。ヒトミハゼ。目の上にまぶたみたいな模様があるのが特徴です。
ああああああぁぁぁぁぁ楽しかった。ここはまた来るぞ。楽しすぎる。水温18度に、2.5時間、ウエットスーツのお客様はつかりっぱなしでした。私はドライでした。すみません。
12/8 曇り 気温 19℃ 水温 19℃ 風 波高 M 透明度 M
川好きのお客様ご夫婦が先月に続いてリピートしてくれました。ありがたいことです、そして来週にも予約を入れてもらっている。これまたありがとうございます。
今の季節はヨシノボリたちも綺麗なので撮ってもらえた。こちらはアヤヨシノボリ。頬の青点が目印。
シマヨシノボリは頬のシマシマが特徴。これまた色が出てきています。
クロヨシノボリのお中には卵が。そしてこんなに色が付いています。蛍光ブルーの卵はクロヨシノボリのこの季節のチャームポイントです。
ボウズハゼたちも行ってみよう。青色が濃いのはナンヨウボウズハゼのオス。
飛んでいる瞬間がたまたま写っていた。ヒスイボウズハゼの黒い個体。背びれが長く突出しているのが、ナンヨウボウズハゼの仲間だとわかる大きな特徴です。
こちらが止まっているヒスイボウズハゼ。
大きなコンジンテナガエビもいました。っていうか、いっぱいいます。
コンテリボウズハゼもいました。
お腹のペパーミントブルーが最大の特徴。ヨロイボウズハゼ。
こちらは少し赤くなっているヨロイボウズハゼ。
ツバサハゼもいました。
おお。タメトモハゼだーと思って撮影していたのだが、PCで見てみると・・・。ホシマダラハゼのような気がする。確かにタメトモハゼはその横にいた。いたので、その隣のこいつもタメトモハゼだと勝手に決め付けてしまったかもしれない。また要確認ってことで。
ヒスイボウズハゼのちょっと色が変わっている個体もいたので付け加えておきましょう。
お客様たちの撮影風景です。水深がくるぶし上ぐらいのところに這いつくばって撮影しています。もう少しで・・・、スノーケルの先端が水につかってしまう・・・・・。この水深で溺れたら洒落にならん・・・・と笑いながらの撮影でした。
寒くても楽しい。楽しいから撮ってしまう。川も奥が深いねぇぇぇぇぇ。
12/7 晴れ 気温 20℃ 水温 23℃ 南東風 波高2.0M 透明度 10M
ネタのチェックに行ってきました。ここにはターゲットはいないかもしれないな・・・。
ナガセハゼに・・・、
クロヒラアジの子供でしょうか?
カスリハゼsp、
不明種。
サルハゼの仲間はたくさんいます。
クサハゼもどっさり。
ニシキフウライウオも定位置にいました。
そしてやんばるに移動。まずはなんだ? こいつは!!
おお。憂いのぉー。ヒメツバメウオygだー。
正体不明のエビがホバリングしたままこちらを凝視していました。
ミツボシゴマハゼに、
テングヨウジかな・・・。
うん。
この人が本物のミナミホタテウミヘビ。綺麗なダイブポイントでよく見る奴は、ホタテウミヘビです。私も当初は誤解していました。普通のダイバーがミナミホタテウミヘビを見られる確率はとても少ないです。
ゴマフエダイ子供は赤色がチャームポイントです。
うんうん。テングヨウジ?
おや? 巣穴から出ているこのハゼは? クチサケハゼでした。
こちらは別個体。外に出ている個体もいました。クチサケハゼ。
またもや海に逆戻り。ホワイトアイこと、イトヒキハゼspです。
ヤツシハゼはいい色になっていました。
最後の海はこの冬にデビューさせようと思っていたポイントなのだが、ここに来て、ちょっとパワーダウン。顔ぶれがほかのポイントと同じだな・・・。レッドビーチも潜れるようになったし、ここはこのままお蔵入りになる可能性高しですな。
12/5 曇りのち雨 気温 19℃ 水温 23℃ 南東から北風 波高2.5〜4.0M 透明度 5〜8M
リピーターさんといろいろ相談しながらポイントを決定して探索してきました。楽しかったですよー。
まずはアティスの仲間。ヨワタマゴガイ(仮称)です。
イソカクレエビspもいました。
ニセアカホシカクレエビは大きかったです。
おお。久しぶりに出会いました。フィロデスミウム・リザードエンシス。和名のないウミウシで、学名をそのまま読んでいます。
ピンコハゼspの子供だと思います。
見慣れないエビが砂泥地をうろうろしていました。
モウサンウミウシがいました。
コソデウミウシ登場。よしよしもっと増えろよ。
まだまだ小さいけれど、ウミウシも増えてきました。よしよし。
12/4 晴れ 気温 20℃ 水温 19℃ 北風 波高3.0〜2.5M 透明度 20M
リピーターの男性とマンツーでガイドダイビング。
いろいろ相談してターゲットを決める。お客様にはそちらに刺さって頂いて、私は・・・・。
その周囲でヤシャハゼ。
ヒレナガネジリンボウ、
クロイトハゼsp。久しぶりに見ました。嬉しい出会いだ。最近はサオトメハゼの方が断然よく出会う。目から鼻先にかけてオレンジ色のラインが短く入っているのがサオトメハゼ。クロイトハゼspにはそれがありません。そして背びれも長くない。アオハチハぜとはそこで見分けられます。
そして川も好きなお客様なので、川にも潜入。午前に海。午後に川。塩も落とせるし、午後の窒素のことを考えずに午前のダイビングでは攻められるし。いいことも多い。
狙いはこのヒスイボウズハゼ。ヒスイ色が少し出てますね。
綺麗なハゼです。