2000 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

 

ひとりごと

スピッツ

 

2002/11/29

いい天気だなー。

海もペタペータである。

そしてやっぱりというか、

なんというか・・・・、

こーいう日にはお客様はいません。

 

お客様がいないときは歯医者に通う日々なのだが、

歯医者の椅子に座りながら見える空は

いつも青いのであーる。

お客様がいるときに晴れてくれればいいのになー。

 

12月はまだまだガラガラなので、

どしどし遊びにきてほしいものだぜ。

 

明日はまたポイント調査で潜ってくるのだ。

いつでもいろいろフレッシュなネタを取り揃えられるように

がんばらせていただきたいものですぜ、親分。

 

時に、昨日のひとりごとで、日本語は難しいぜベイビー

と書いたのだが、なぜそうなのかということを

つらつら書いていくのだ。

 

英語で相手とコミュニケートしていると・・・・、

特にモルディブのような国で英語を使っていると

ことさらそう思うのだが・・・・。

 

ほとんど誰もが英語を第二言語として使っているのだ。

つまり母国語を持っていて、それらとは別に英語を

コミュニケーションの道具として使っているのだ。

(もちろんイギリス人やアメリカ人にもたまに会ったので

そーいう彼らは除くとして・・・・)

モルディブ人もベルギー人もフランス人も

ドイツ人も日本人もシンガポール人も

みんなそれぞれ母国語を持っている。

 

そしてみんなで話すときは英語を使って会話していました。

なぜ英語を使うのかというと、やっぱりみんなが使えるほど

普及しているからだろうし、簡単なんだろうな。

そしてみんながみんな100%の英語を使いこなしているかといえば、

そんなことはなくて、経験的にフランス人やベルギー人は

英語が苦手だったし、英語が話せないおじさんおばさんも多かった。

 

そーいうときに大事なのはコミュニケートできるか否かということなので、

言葉のニュアンスというものはほとんど無視されているといっても

いいんじゃないでしようか?

でも日常会話で用いるさりげない言葉の選び方や微妙なニュアンスなどから

その人の心の奥底が伝わったり、人間どうしが深く交われたりする機会が

芽生えたりするんじゃないでしようか?

 

だからそーいう細部にまでこだわった英語を

使いこなせればどんなにコミュニケーションの幅が

広がるだろう? と

けっこう勉強したり自分から会話に参加したり

していたのだが、そーいう英語を習得するまでには

いたりませんでした。

 

で日本に帰ってきて、日本語で会話をしていますが、

うーん・・・・と思うことがちらりほらり。

それのポイントは誰もが日本語を話しているという

当たり前のことに問題が隠れているように思うですよ。

 

日本語でいろんな言葉を使って私たちは会話をしていますけれど、

みんなが話せる言葉だから、この言葉を言えば

きっとこう伝わるだろうと自分勝手に思い込んではいないだろうか?

 

自分が使ってきた言葉をそのままの意味合いで話して

本当に相手に伝わっているのだろうか?

 

例えば「限界」という言葉があります。

限界という言葉の意味を日本人は

よく理解していると思いますが、

その人が限界という言葉にどのようなイメージを

持っているかまでは(話し合わなければ)絶対にわからないですよね?

 

とてもマイナスのイメージを持ってるかもしれないし、

あるいはプラスのイメージかもしれない。

 

こーいう、言葉が本来持っている意味とは別に

その人が持っている言葉の印象というかイメージ、

またはその人なりの意味合い。

そーいうものが母国語同士の会話だと

やけに気にかかるのは・・・・、当たり前か・・・。

 

みんな気にかかっているのかな?

 

英語での会話だとそーいうところまで

気が回りませんでした。

ちょっとだけ怒っているんだけれど、

怒っている・・・・なんて英語は

angryぐらいしか知らないから

全部アングリー。

どんなニュアンスで怒っていてもアングリー。

 

でも・・・・、それでも・・・・、

私は話し相手のシンガポーリアンや

モルディビアンの心の些細な動きまでもをわかろうとしていたし、

語彙量の少ない英語から

どのようなニュアンスで物事を伝えたいのか読み取ろうとしていた

と思うんだけれどね。

 

母国語を話すのなら、やっぱり言葉を的確に使って

自分の言いたいことをよく理解してほしいし、

自分も相手のことを理解したい。

 

第二言語ではそのようには行かないけれど・・・・、

うーん・・・、どうやってコミュニケートしていたのかと言えば

やっぱり時間をかけて話して話して、話して・・・・

いろんなことを話して理解を深めていくしかないんだろうな・・・。

 

すぐに理解し合えると勘違いしてしまうところが

母国語の怖いところで、

人間同士というのは

そんなにすぐに分かり合えるはずがないと思うので、

ゆっくり時間をかけてたくさん話しをしないと

誤解の多い人間関係になっちやうんでしようね。

 

うーん・・・・。

1人で納得してしまった。

 

私の納得したことが

みなさんにも伝わりますように・・・・。

 

書き忘れていたが

昨日行ったなんでも50円の居酒屋は

ワインのボトルまで1本50円だったのだ。びっくりでしょう?

たらふく食べたのだが、テーブルチャージが

男性600円、女性300円もしたのには

もうひとつびっくりしたのだ。

 

そんなこと先に言っとけよ。

 

でも、ほんまに安かったから、まぁーいいか・・・。

 

2002/11/28

はろー。

お元気ですか?

やっとこさ11月の仕事も

終わろうとしています。

今のところ事務仕事に追われる日々となりました。

 

それにしても年末調整やお客様の住所登録、

年賀状の準備、経理作業と

仕事がたくさんあるのだ。

またそれにも付け足してポイント調査ダイブも

しないとだめだし、冬だといっても

なんだかんだで忙しいスピッツであーる。

 

時に久しぶりに英語での講習依頼を受けて

講習を済ませたのだが、けっこう単語忘れている。

でもまだスラスラ喋れる部分もある。

やっぱりブリーフィングや体験ダイビングなどで

普段よく話していた英語はそんなに簡単に

忘れないもんなんですね。

 

英語でたまに話すと、日本語って

ほんまに難しい・・・・と痛感するあるね。

 

なにが難しいのか?

ということを明日にでも書きます。

 

今日はこれまで。

なぜなら、今日はとある居酒屋が

飲み物食べ物全品50円になるからであーる。

味見してくるぜ。

じゃね。

 

2002/11/21

見ましたか?

負けちゃいましたね。

2-0か・・・・。

キーワードは精度でしょうか?

 

ナラハシがサイドを攻めあがれるのはよくわかりました。

でもセンタリングの精度が・・・・。

 

前半はよく攻めていたようにも見えたけれど、ゴール前での

プレーはほとんどなかったのだ。

サイドまで攻めさせても、センタリングだけ注意しとけば大丈夫。

というアルゼンチンの声が聞こえてきそうな前半でした。

 

後半、2点を取ったペースでアルゼンチンが攻め続けてきたら、

いったい何点取られたのだろうか?

 

シュンスケも高原もよくやったと思うけれど、

なんかやっぱり足りないなーと思うのは私だけでしょうか?

 

あとサントスはやっぱりサイドの選手なんだなーと思ったし、

中山はやっぱりおもしろいなー。

 

戸田が見たい気がする。しない?

中西とナラハシの精度ではいいボールが真ん中に来ないんじゃないかな?

 

まだ市原と服部の方がいいんじゃないかな?

服部はそんなに攻めあがらないかもしれないけれど、

攻めあがって変なセンタリングですぐに相手のカウンターをくらうより

いいんじゃないだろうか?

 

ジーコ監督はどう修正していくのだろうか?

 

2002/11/20

お客様がいない。

ゼロです。

暇になった。

でも明日からお客様に来てもらえる。

嬉しい。

でも今日はゼロ。

良かった。

見られる。

ライブで見られる。

アルゼンチン強いだろうねー。

ジーコ監督帰っちゃったよ。

シュンスケ帰ってこなくても良かったのに。

調子を崩してしまいそうで、心配です。

 

小野、調子いいですねー。3試合連続ゴールとは!!

すばらしい。

夏木マリ夫も絶好調でしたね。

かみまくり。

悔しがりまくり。

 

軟式グローブはイマイチパンチに欠けましたね。

 

時に今の沖縄本島、ひえひえであーる。

まぁー冷えているといっても、

私は短パンだし、靴下も履いていないし、

室内ではTシャツなのだが、

外は冷えている。

 

体感温度として最高に寒いのだ。

 

水温は23度であーる。

11月は海やプールに入っていない日がたったの7日ほどに

なってしまいそうであーる。

その反面12月はとても暇であーる。

どしどし遊びにきてほしい。

そう書いているからといって、

別にダイビングに適した時期なのかと

問われれば、もちろん、

「そんなわけないでしょう?」

と逆に聞き返してしまうぐらい、

みんなが考えているとおりに、寒いのだ。

だけれど2月や3月よりは暖かいぜ。

 

ツアー料金も下がるし、安いツアーを見つけて

ぜひともまだ2.3月よりも暖かい沖縄に

遊びにきてほしいのだ。

 

では帰ってゲームを見よう。

高原がんばれ!!

 

2002/11/18

ハロー。

みなさん、寒い内地でお元気ですかー?

10日以上も更新をさぼってしまったのだ。

と、いうのは嘘で、とても忙しくって

更新している暇なんてなかったのだ。

どうだ、すごいだろう?

 

11月にこんなに忙しいなんて、

働いているスピッツ自身がびっくりであーる。

なぜ夏場よりも忙しいのだ?

夏場に忙しくって、冬場に暇な、

普通のお店になりたいぞ。

 

と、いうのはいじっていただきたい私の下心でありまして、

夏も冬も忙しいことが嬉しくないはずがございませんではありませんか、

え?

お代官様。

 

もちろん春にも秋にもしっかり実っていただいて、

四季を通してお客様で賑わっていただけてこその

税金であります。

お代官様、なにとぞお見知りおきを・・・・。

 

と、いうわけで、明日は年末調整の説明会に

行ってくるのだ。

こんなもの個人事業でやっていたときは関係がなかったのだが、

有限会社にしたもんだから、面倒くさい仕事ばかりが増えて

たまりませんわ・・・・。

 

だいたい有限会社にするときに、

有限にするメリットとかよくわからずにしたからなー・・・。

相談した税理士さんにも、

「この規模なら有限にしなくてもいのでは?」

と疑問に思われたし・・・・・、

まぁー人生いろいろ経験である。

こーいう経験もいいでしょう。

儲かってなかったら個人に戻せばいいし・・・。

 

時にまたもや英語の講習の予約が入ってしまった。

ちょおぉぉぉぉぉ久しぶりに英語を話すぞ・・・。

忘れてしまっている単語がいっぱいあるんだろーなー・・・。

 

どんなにアタフタしてしまうのか考えると

ちょっとおっかなびっくりだが、

がんばるしかないのだ。

 

そして年賀状の準備もしないとだめだし、

モルディブツアーのことも考えないとだめだし、

ログの更新がぴしゃり止まってしまっている。

これからやらないと・・・。

 

写真もけっこうあるし、

時間が足りないぜ。

 

そんなわけで、だらだら書いていられない

ひとりごとでした。

 

また明日書くぜ。

 

2002/11/7

どうも、どうも。

今日は南の風が吹いていて、

とても暖かい。

猫と一緒に昼寝をしたい暖かさであーる。

 

しかしそうもいかない。

私が虫歯になってしまったのだ。

よって朝から歯医者さんに通院したのだが、

つくづく歯医者さんという職業はこの世に不可欠であり、

医者に中で特殊だと痛感するのであった。

 

風邪なんてほっとけば治ることも多いけれど、

虫歯は絶対に治らないしね、

手術のようなことをするのかといえば、

それに似ているのだけれど、

詰め物の加工する場面なんかを見ていると、

医者というよりも職人という感じであーる。

 

私は歯周病も併発しているので、まずはその治療をしましょう。

ということで、歯と歯茎の隙間を埋めていただいたのだが、

それだけで冷たい水がしみなくなったのだ。

最近の医学はすばらしい・・・・。

 

なんでも私の歯磨きのやり方がとても悪いようで、

柔らかい歯ブラシを鉛筆を持つように持って、

1本1本の歯を小刻みに磨く・・・・、

というのがベストのようである。

 

横にスライドする私の磨き方は

非常にいけないらしい。

 

で、そのとおりに磨いてみたら・・・・、

ものすごく疲れるのであーる。

1本1本小刻みに磨くたびにハネ水が口外に飛び出てくる。

こんなことでいいのだろうか?

 

洗面台を覗き込むように顔を倒さなければ、

大ヒンシュクな歯磨きであります。

よって、そのようにして歯を磨きました。

みんなそうやっているのだろうか?

 

歯磨きしながら、テレビとか見てたいよね?

どうやれば、ハネがなくなるのだろうか?

まだ私のブラッシングテクニックに問題があるのだろうか?

最善は難しい・・・・。

 

時に掲示板に、講習生から大物が見てみたい・・・・との

書き込みがあったのだが、

ふむふむ。当然であろう。

 

私も講習終わりたてのころは大物が見たかった。

カメとかマンタとか・・・。

 

で、サイパンやモルディブでさんざん大物を見たわけだが、

今ではあまり見たいとは思わない。

別に大物に飽きたのか?

と聞かれれば、決して飽きたわけではないし、

今でもチャンスさえあれば見たいと強く思う。

 

ただそのチャンスに楽に出会いたいだけであーる。

沖縄本島周辺ではなかなかそーいうチャンスがない。

楽に出会えないのならあまり見たくないというか、

別にそこまで苦労するのなら・・・・、

そんな流れの中を逆らって泳ぐのなら・・・・、

・・・・、

別に見なくてもいいかな・・・・と弱気になっているのであーる。

 

大物を見るのなら、

簡単に見られる海域に行って、

簡単に見たい。

エントリーして流されてる間に、ホイホイ出てきてほしい。

 

私と同じような思いのダイバーも

多いのではないだろうか?

少なくとも私がモルデイブでガイドさせていただいた人たちの

何割かはそのように考えているはずであろう。

だってモルディブでいっぱい一緒に見たしね。

 

そーいう人たちと沖縄本島で潜るときに、

ほとんど出ない大物に期待を寄せてガイドできるほど、

私は厚顔ではない。

 

大物になかなか出会えないけれど、

流れはないし、底もあるので、

普通にいる魚をゆっくり見られる海域なのである。

モルデイブではそーいうことは無理でした。

流れが強くて、スズメダイなんて教えてられないからね。

ハゼだって難しい。

だいたい止まる事が難しい海だったから・・・・。

 

マクロガイドもやってるぜ!!

とサザンクロスのしょーへいさんは言っているが、

どうやってやっているのだろうか?

 

流れの緩やかなポイントのみで行っているのだろうか?

 

強流の中でのマクロガイドは自然環境に与える

ダメージがひどいので私は遠慮していました。

カエルウオとか見るたびにホヤやサンゴやカイメンを破壊してしまっては、

大問題であーる。

 

そこで1番ショックなのはそれを壊してしまったダイバー本人の

気持ちの問題でもある。

 

ガイドがそこで止まりましょう・・・・、

というサインを出したから何かにつかまったら

サンゴだった・・・、流れが速くて掴んだら、折れちゃった・・・。

 

よく起こりそうな場面だが、

そーいうときにガイドがお客さんに怒るのは間違っている。

「サンゴを折らないようにしてください」

と怒られたダイバーの人もいるかもしれない・・・。

 

でも、ガイドがそーいうところで

「止まれ!」

というサインを出さなかったらそんなことは起こらなかったのだ。

 

流れを見て、

お客さんの技術レベルも考慮に入れて、

カメラマンダイバーの性格も見抜いて、

初心者の慌てぶりも予測して、

魚の集まり方もよくチェックして、

排気バブルの行方も横目で確認して、

しっかりとしたコースを考えていれば、

ドリフトダイブなんだから、

・・・・、

あ、モルディブでのドリフトダイブだけに限って

今わたし、話していますね。

 

うん、そう。

そうしていれば、どこを掴むこともなく、

何かに触ることもなく、

中性浮力を操って、

崖を切り抜ける戦闘機のように

どんなに流れの速いポイントだって

無事みんなを連れて生還できるのだ。

 

私はそーいうガイドをしていました。

昔ね。

 

それはけっこう自信あります。

そーいうガイドをしないとダメだ・・・と思わせてくれたのは、

やっぱりお客さんであーる。

 

「サンゴを折っちゃった・・・、どうしよう・・・」

「どうしてあんなところで岩を掴んでしまったのだろう?」

 

自分が自然を壊してしまったことに対して、

ものすごく真剣に悩み、嘆くお客さんが

なんと多かったことか。

 

泣いてしまう女の子もいましたし、

反省して怒りに震えるヨーロピアンもいました。

 

こーいう思いをさせてはいけない。

ガイドがしっかりとガイドしなければ・・・・。

とお客さんにいろいろ学ばせてもらいましたですよ・・・。

 

うーん・・・・。

いいこと書いてるなー。

ちょっと久しぶりにだらだら書いているけれど、

ちょっとエエこと書いてるんとちゃう?

 

そんなわけでガイドはダイブマスター以上のカードを

持っていれば誰にでもできるお仕事なのだが、

ベストなガイドというのは、

際限なく広がりがあり、とても奥の深いお仕事なのだ。

 

しかし世界中のダイビングで共通している

1番の価値は「無事故で生存する」ということであろう。

それが1番。

 

ダイビングとは未知なる海中に進入する

唯一の手段であり、

そこは人間の生息できる環境ではありません。

 

お客さんが初めて潜るポイントであっても、

無事に生還していただくことがガイドの使命であります。

そしてそこに楽しさのアトラクションが付随すれば、

言うことなし。

 

それでこそお金をいただけるというものであーる。

 

沖縄でもがんばって日々ガイドしてるよん。

 

冬でも潜るぜ、あほだぁよぉー!!

2月に海パン1チョで寒いよぉー。

 

と軟式グローブにも歌われたいもんだぜ。

パークマンサーおもしろいね。

大好きだぜ。

 

よくわからない人は「学校へ行こう」

というテレビ番組の

Bラップハイスクールというコーナーに出てくる、

軟式グローブを見てくれ。

 

マンネリのはずなのに、洗練されていて、

見事だぜ。

 

 

2002/11/6

お客様の口からも、

「寒いね、寒いよ」

という言葉が聞かれるようになりました。

 

いよいよ本格的な冬の到来かと思うと、

かなりブルーになってしまうのだが、

四季ある国のならわしゆえ、いたしかたあるまい。

 

砂辺や崎本部海岸で潜っているダイバーのスーツも

実にバラエティー豊である。

ドライスーツもあれば、シーガルもいるし、

もちろんワンピースもツーピースもいるし、

米兵のように半袖半パンで潜っている元気という言葉

そのもののようなダイバーもいる。

 

が、みんなの顔はやはり寒いと言っている。

 

いいかい。

本当に寒くなってしまったのだ。

嘘ではない。

決してない。

誇張しているわけでも、

大風呂敷を広げているわけでもなく、

事実として寒いのだ。

それを事実として聞いておくれ。

 

今朝はフリースを着てしまったぞ。

むむむむむむ・・・・・。

水温も24度という数値をコンスタントに記録するようになり、

寒い場所では23度を記録する始末・・・。

暖かい場所に引っ越したいよー・・・・、

なんて書くと北海道に住んでいる方などには

怒られてしまいそうだが、

慣れてしまうと、こんなもんであーる。

 

モルディブツアーは思案はしているが、

いまだ形は見えてこない。

どうなることやら・・・・。

 

2002/11/1

本日の沖縄地方、北西から北の風が強く、

海はシケシケ、ドブンザブンで、

とても潜れる状態ではありません。

明日からお客さんだというのに、

なんともせつないお話であります。

快晴なお空がまたまた無常感をあおり、

感無量でございます。

 

時に本日、先日ダイビングされて帰られたお客様からの

デジカメ映像が送られてきたのだが、

「メガネウマヅラハギ」なんていうお魚を撮っているのだ。

 

普段、教えもしなかったし、あまり探しもしなかったような魚である。

そーいう魚はたくさんいます。

あまりにも姿かたちが平凡すぎて紹介していない魚。

これといった特徴がないので、教えても、どれを教えているのか

わかってもらえないような魚たち。

 

そーいうものにもカメラを向けてちゃんと撮影してもらっている

ということはガイドとしては実に嬉しい限りでございます。

 

まぁーお客様としては、撮りやすそうなお魚にかたっぱしから

カメラを向けていたら写っていた・・・・という感じなのかも

しれないが、それだけでも私は嬉しい。

 

地味な魚だと思っていたけれど、

こんなところが青色で、

こんな角みたいなのがあって、

とぼけた顔している・・・・と、

自分の写真からいろいろ感じるところもあるでしょう。

 

今度海中で見たときに、また探し出せるかもしれないし、

見つけ出そう・・・という気が起きるかもしれません。

 

そーいう気のひとつひとつが嬉しいっす。

 

もっと普通種も見て欲しいぞ。

 

しかし普通種を紹介するのって、けっこう度胸がいるものであーる。

レモンスズメダイなんかを教えて、

まったく興味がない・・・・という顔をされたら、

もうヒレナガスズメダイもヒレグロスズメダイも、

ネッタイミノカサゴも教えられなくなってしまう。

しかし、そんな素振りにも負けずに、

がんばってくじけずに紹介していると、

たまにお客様の感受性にぴたりと当てはまる

ホームラン的なお魚や生物がいたりするもんで、

それに向けて、ガイドは耐える日々の連続である。

 

ゴールを狙うストライカーにも似ている。

イングランド代表、リネカーの言葉。

「ストライカーの人生の99%は忍耐である」

ボールが来るのを前線で待つフォワードのように、

私たちガイドも動き回ってスペースを作り、

ボールをもらい、

お客様の感受性がびんびん震えまくる

シュートを決められるように、

日々努力精進、邁進の日々である。

 

寒さに負けていては、沖縄で潜れないぜ。

防寒対策を施して、冬の海でも

シュートを決めまくろうね。