2000 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

 

ひとりごと

スピッツ

 

2003/7/31

全然書けてないね。

ごめんなさい。

気付いたら、もう7月も終わり。

明日でサマージャンボ宝くじも発売終了である。

今回は当たるかな?

 

梅雨明け以降、

ほとんど晴天が続く沖縄本島地方。

ダイビングにも絶好のシーズンかと思えば、

今年は予想以上に強い南西風に悩まされる日々であります。

西風になったり、北西にもなったりする。

西海岸方面は文字通り、西側に面しているので、

西よりの風には弱く、波が高くなります。

 

潜れていないのか?

と言われれば、そんなこともなく、

どこかで潜れている実情です。

イザリウオやハダカハオコゼ、

ミヤケテグリにシモフリタナバタウオ、

ミナミハコフグの子供もかわいいし、

ピグミーシーホースもたくさん増えてきた。

 

そして一昨日はチョウチョウコショウダイの幼魚も

やっとこさ確認。

 

海の中はけっこう賑やかで、

夏! という感じである。

ウミウシはあまり見られなくなってきました。

 

海が荒れないと言うことは、

水がかき混ざらないということで、

浅瀬の水はほんとうにぬるま湯という感じである。

その浅瀬に生きているのがサンゴたちなので、

コトは深刻である。

普段は台風など望みはしないが、

今年は切望してしまう。

ほんまに・・・・、なんとかなってほしい・・・。

 

7月はほとんど休みなく、潜り続けた一ヶ月でしたが、

8月はどうなることやら・・・。

まだそんなに予定はつまっていない。

まだまだ遊びに来てもらってOKである。

 

時に、今回は「がんばれ」という日本語についていろいろ

考えてみたい。

日本人が好んで使う、この言葉だが、

英訳すると・・・・、

どうなりますか?

 

モルディブで働いていた当時、

流れの速いポイントのブリーフィング時などに、

「インリーフに入ると、流れが複雑になりますから、

ガイドを見失わないようにがんばってください」

などといったブリーフィングをそのまま英語に

しようとすると・・・・。

 

考えてしまう。

 

がんばる?

 

和英辞書で調べてみると、

(持ちこたえる) hold on

(主張する) persist in

(固守する) stand firm

 

(競技などで)頑張れ Hold out!

 

とあります。

なんかニュアンスが違うんだよね。

わたしがブリーフィングで伝えたいガンバレという意味が

hold out という言葉では伝わらないように思う。

 

We always dive together.

とか

Never dive alone.

 

という具体的なアドバイスになってしまう。

 

うん?

 

そうか。

日本語のがんばれ・・・

というのは非常にアバウトな言葉なんですね。

英語にもがんばれ! という言葉はあるが、

使う場面が日本よりももっと限定されている・・・

ということなのでしようか?

 

例えば、

もうどんなアドバイスも聞いていられないほど疲れている

とか、

それらを聞けても、実際に行えるほどの体力、

または精神的余力がない・・・・とか。

そこまでの状況に陥った時に初めて、

Hold on!!

と使うのでは?

 

それまでは、より詳しい助言を相手に投げかけるのが

英語での励まし方なのかな?

 

リラックスとか、

take it easyとか、

他にもいろいろ。

 

日本語の「がんばれ」というのは、

ある意味とても投げやりである。

相手の親身になって考えていない言葉のようにも感じる。

相手をその困難から抜け出させるためのアドバイス。

それを考えないために、または教えないために

「がんばれ」と。

 

いや、違うな・・・。

教えたいよね。

日本語の「がんばれ」というのは、

英語で言う、

Do your best

というのに近いと思う。

 

何事においても、ベストを尽くせ・・・と。

 

モルディブで働いていた当時は

この「がんばれ」という日本語がとても嫌いだったのだが、

日本に帰ってきて、

国内で「がんばれ」を使っていると、

けっこう好きになりました。

 

サッカーを見ていたり、

オリンピックを見ていたりするときに

実感します。

 

自分はプロじゃないし、競技のことはよくわからないけれど、

勝ってほしい。

切実に勝ってほしい。

ナカータの笑顔が見たい。

シュンスケに勝利を。

などと思って、テレビに向かっていう言葉は

いつも「がんばれ」である。

 

難しいことはよくわからないけれど、

選手のみんなにベストを尽くしてほしい。

がんばってほしい。

 

だから「がんばれ」である。

 

自分が相手に対して何もできない状況の時、

「がんばれ」という言葉はそのパワーを

最大限に発揮してくれるような気がする。

そうか・・・、

ある種、この言葉は祈りなんだね。

 

信仰の問題にもなっていくのか・・・。

うーん・・・、奥が深いなー。

 

がんばれ! スピッツ!

 

みんなの祈りが伝わってくる・・・・。

いや、来ない・・・。

 

祈りたもれ。

祈りって、よくわからない行為だよね。

また難題にぶちあたる「ひとりごと」でした。

 

2003/7/22

海の日を絡めた連休が終わり、ちょっと一息。

ふぅーぅぅぅぅぅぅ・・・・。

 

全然更新していませんでしたね。

申し訳ない。

忙しいと、どうしても後回しになってしまう。

 

そして台風が2つ。

南方海上で発生しましたが、

台湾の方をとおり、こちらには来ないもよう。

ラッキーであることは・・・、そうなんだけれど。

梅雨明け以降、まったく荒れない恩納村海域。

海の中を1回かき混ぜないと、水温が上がり過ぎるのでは?

今日も29〜30℃近い水温を記録。

ケラマもそうかというと、そうではなく、

ケラマの水温は26度近辺で低いままである。

 

連日の南よりの風。

穏やかなことは、海の水が移動しないことでもあり、

このままではちょっと心配でもある。

 

7/19だけ少し雨が降ったが、

それ以外は快晴である。

7月いっぱいは仕事が続く。

でも8月前半はまだまだそうでもないので、

恩納村に遊びに来ようと考えている人は、

ぜひともスピッツにコンタクトを取ってほしい。

 

海は小物もいろいろ増えて、

とても楽しい状態だよん。

 

潜りましょうぜ。

 

2003/7/14

暑い。

やっぱり暑い。

ちょっと雨が降って、涼しくなるのかなー?

と安易に考えていたら、とんでもない。

暑い。

いいですか?

何度も言うようですが、

暑いんです。

暑いんです。

暑いんです。

 

おでこにじわりと汗が浮き出るんです。

腋毛がしんなりと湿ってくるのです。

胸の汗腺から汗が湧き出るのです。

まるでよく冷えたビールを日向に置いておいた時に

湧き出る水滴のように。

 

そんな暑さの中、潜る日々は続いている。

今日も3ダイブ。

昨日も3ダイブ。

明日はスノーケリングと午後から2ダイブ。

忙しい。

暑いから忙しいのか、

忙しいから暑いのか?

いやいや、夏だから暑いんだろ?

そう、夏なのだよ。

内地の皆さん。

まだ梅雨でじめじめしている内地の皆さん。

夏がもう来ているのだよ。

 

知らない人のために大きな文字で書くと、

 

沖縄は夏なんだよ。

 

ということなんです。

 

とにかく・・・・、

 

暑いんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。

 

・・・・・・・・・・。

 

いいでしょ。

 

羨ましいでしょ。

 

でも日焼けしてしまうのは、ちょっと憂鬱。

なぜなら時代は日焼けではないから。

 

美白というらしい。

でも私は自分がそうだから・・・というわけではないが、

日焼けした肌の色、好きなんですよね。

あと何年したらシミが目立つようになるのか?

多分、目立ち始めたら、

「ああああぁぁぁぁ、若いときの日焼けが・・・、

後悔アトにたたず・・・・」

と悔恨し、苦悩するのだろうか?

 

いやいや。

そんなことはあるまい・・・。

私に限って、そんな・・・。

滅相もない。

・・・・・・・。

 

いや、・・・・・・。

 

やっぱり思ってしまうのかなー・・・。

 

なんせ私なんてこの仕事ばっかり。

20歳からずっーーーーと日焼けの人生。

悪名高き紫外線を我が物顔で取り込んできた自分の肌が、

どれほどのシミにむしばまれるのか?

ちょっと興味もある。

 

皮膚がんで早死にしたとしても、みんな納得すると思うし。

 

反対に全然シミが出なかったら、それもすごいことだし。

 

そーいう目でガイドの皮膚を見てみると、

楽しそうなガイド生活の裏に秘められた

苦労がシワとなり、脳天気さがシミとなり、

この世のはかなさを思い忍び、

憂いを帯びれば、

ああああぁぁぁぁ、いとをかし。

 

うーん・・・。

疲れているときに書くと、あいかわらず支離滅裂になるが、

それもまたそれで趣となるべし。

 

何事も流れるままに流すべし。

我、前に道はなし、我、跡に道はある。

 

うーん・・・。

明日もがんばりましょう。

 

2003/7/11

スコールか・・・。

最近はお昼過ぎにスコールのような雨が降ります。

暑くないのかい?

と問われれば、「暑い」と答えますし、

涼しいのかい?

と聞かれても、「暑いよー」と答えます。

 

一昨日かな?

昨日?

けっこう土砂降りの雨が降ったのだが、

いつ降ったのか? もう忘れてしまった。

何故にこんなに忘れっぽくなったのだろうか?

変化のない日常がいけないのだろうか?

それとも刺激を求めない私自身がいけないのか?

 

だめだ、だめだ。

生活とはもっと変化に富み、刺激に溢れ、

記憶に残るイメージの羅列であるはずなのに・・・・。

などとは決して思わない。

もう私は33歳になろうとしている。

十代のティーネイジャーではないのだ。

生活とは日々繰り返されるもので、

そこにある悲喜こもごもはいつも日常的なものであり、

決して突飛な出来事ではない。

が、不景気の続く今のご時世、

普遍的喜怒哀楽を甘受できるこの身の上の幸せさよ。

 

世界に目を向ければ向けるほど、そう思う。

イラク戦争、SARS、テロリズム、

北朝鮮問題、増加する少年傷害事件、

 

凡庸としたイメージに埋もれていく日常の

どこがいけないのだろうか?

忘れてしまうほど平凡な生活に潜り、

日々を素直に暮らす・・・・。

 

確かに、じじぃー臭いことを言っている・・・。

という感じは否めない。

私はこんなことを言う人ではなかった・・・、

という感じもする。

 

大事なことは、日常に快楽はない。

ということなのだろう。

幸せと快楽は別物だし。

 

みんなどうやって気持ちよくなっているのかなー?

 

日常での快楽か・・・・。

難しいねー。

 

こっちの海楽は、まだお手軽だね。

スピッツにおいで。

とりあえず海楽気分で気持ちよくなりましょう。

 

2003/7/8

ふぅぅぅぅぅ・・・。

疲れた。

名護までの2往復。

別にダイビングで移動しただけでなく、

税務処理に追われ西へ東へ・・・。

移動中の車内は西日に照らされ、

とても暑い。

今日の気温は33度。

昨日も33度。

連日HPで繰り返して悪いのだが、とにかく暑い。

そして湿気も高い? 多い?

なんと言うんだい?

とにかくジメジメもしている。

 

夏バテの要素がてんこもりである。

ゴーヤを食べ、ゴーヤ茶を飲み、

メカブをズルズルと食し、もずくも食べ、

焼肉にも行き、栄養を取らなければホンマにやってられないってもんですぜ。

 

しかしおかげで冬場の体脂肪率が徐々にダウン。

若い頃の体にはなかなか戻らないが、

とりあえずこの夏場の感じを維持できるように

がんばっていきたい。

 

ゴーヤ茶が今ブームのようで、お客様のお土産リストにも

頻繁にその名前が出てきます。

もちろん我が家のお茶もゴーヤ茶である。

なんでもダイエット効果が高いと言うことで、

かれこれ一ヶ月ぐらいは飲んでいます。

苦い・・・・という味ではないと思います。

むしろ美味い。

定価は1000円ぐらいですが、安い価格では680円ほどで

購入できますので、ぜひお土産にお選びくださいませ。

その際にはお茶葉だけのものより、

ティーパックタイプのものの方が便利なようです。

 

渡嘉敷、粟国でダイビング事故が相次いでいますが、

無事故でがんばりましょう。

では、したっ。

 

2003/7/7

暑すぎる。

なんだ? これは?

晴れているのはわかる。

いいことだ。

こんな仕事をしている以上、

快晴は喜ぶべきことで、悲しむことでは決してない。

それもわかる。

 

が、暑いじゃないか?

暑すぎるじゃないか?

今日、明日で沖縄に遊びに来よう・・・なんて

考えているみなさん。

最高に暑いです。

日焼け対策も万全に。

あっ!! という間に焼けてしまうから。

そのつもりで。

 

水着で泳いでもほんと快適。

皆の衆、沖縄は夏だぜ。

海に入ろうねー。

待ってるよ。

 

忙しいので、これだけ。

 

2003/7/2

もう7月か。

夏だね。

内地はまだまだ梅雨のど真ん中だと思うが、

沖縄地方はずっと晴天。

水温も27〜28℃までアップ。

この一週間の上昇レベルは予想以上である。

潜っていてもとても快適。

反対に陸は熱い。

ダイビングのあいまの休憩時間に日陰をキープするのが

重要事案になってきました。

 

スピッツオープン以来5年目の夏になるのだが、

だんだん新しいお客様も増えてきました。

この新しいお客様・・・という言い方も変なのだが、

数多のダイビングショップが次々とオープンする昨今。

どうやってお客様を呼んでいるのかというと、

やはり当初は顔見知りというか、知っているお客様が

遊びにきてもらってナンボ? というレベルであります。

なかなかまったく知らないお客様というのには来てもらえません。

 

ネームバリューないし、実績もないし、

旅行会社とつながりがあるわけじゃないし・・・・。

 

そうやって1年、1年乗り越えてきて、

古くからのお客様も変わらずについてくれて、

新しいお客様も遊びにきてくれて・・・とミックスされてきて、

ようやく普通のシッョプになれるというか、

なんとか形になってくるというか、

まぁー当たり前のお客様構成になれるのです。

 

で、スピッツとしてはもっともっと新しいお客様を

増やしていきたいなー・・・と考えているわけでして、

沖縄本島に遊びに来たときは、1日、いや1本でもいいので、

スピッツと一緒にダイビングしてもらいたいなー・・・と。

体験ダイビングでも洞窟スノーケリングでもいいのだ。

人と人が触れ合うことで、新しいつながりが生まれるし、

一緒に潜ってもらえれば、絶対に楽しくさせる自信はあるのだ。

 

うーん・・・。

言い切ってしまった。

自信はあるのだ・・・・、か。

 

自信があるか、ないか?

と問われれば、「ある」と応えます。

なぜならプロだから。

自信というのはなければいけないが、

ありすぎるのも困りもので、ほどほどがいいですよね。

 

海という自然環境の中で、

事故を回避することをベースにして、

いかに楽しいダイビングを提供できるのか?

 

少人数なスピッツならではの楽しみ方というものを模索し、

それぞれのシチュエーションでベストなダイビングを

心がける自信がある・・・・ということかな。

 

うーん・・・。

自信という言葉にエクスキューズは不必要ですね。

よっしゃ。

 

みんな遊びにおいでよ。

完璧なる自信をもって、ベストな選択を。

一緒に潜りましょうぜ。