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ひとりごと

スピッツ

 

2003/9/30

1週間空きました。

その間に台風が発生し小笠原方面に行ったり、

北海道で地震があったり、

小泉さんが再選したり、

いろいろあったのだが、

先日放送されたさんまが主演した

沖縄戦のテレビドラマは見られただろうか?

ところどころさんまが明るすぎて鼻についたのだが、

やはり涙無くては見られないドラマでした。

沖縄戦のことは沖縄に来るまで

ほとんど知りませんでしたが、

生活していく中で知り合ったおばぁー、おじぃーたちが

いろいろ教えてくれました。

防空壕に避難した話や

アメリカ軍に投降したときの話、

食べるものがまったくなかったときの話など、

話しながら目頭を赤くしていたおばぁーたちの顔が

思い出され、いろいろな思いがあり、いろいろ考えてしまうドラマでした。

視聴率も良かったようです。

ドラマに出てきた地名は

今住んでいるエリアでもあり、

仕事に向かう車中で思いにふけることも。

 

戦争か。

ほんま、嫌ですね。

平和な時代がいい。

だけれど、終戦が1945年でしょう?

今から約60年前か。

ドラマに出てきた青い海を見るたびに、

たった60年・・・と思いました。

たった60年で沖縄本島の海はこんなに荒れてしまったんだ・・・。

開発の波はすごすぎる・・・・。

・・・・・・・・。

 

さて今日は悪口と陰口についてであるが。

2つとも私は嫌いである。

私を知っている人ならばわかると思うのだが、

私は人の悪口とか陰口をできるだけ言わないようにしていますし、

実際言わないです。

 

なぜかというと、

まず悪口も陰口も他人のことだからであります。

言っても、何も変わらないし、何処にも行かない。

本当に言いたい時は、陰で言わないで、

その人に向かって言うべきです。

そうすればまだなにかが変わるかもしれない。

その人が変わるかもしれないし、自分が変われるかもしれない。

まぁーこの場合に変わるという言葉を使うのは

誤解を生みそうなので、

気付くという言葉に代えましょう。

村上龍風に考えると、人は変われない。

何かに気付いて、成長するだけである・・・・とこうなるのかな。

 

まったく自分と関わらない人のことはなんとも思わないはずであるし、

自分と関わるから、反する点が生まれて悪く思ったりするのであろうが、

他人にその部分の改善を求めるよりも、

自分がその部分をカバーできるようになる方が

手っ取り早いし、ストレスもたまらないはずである。

自分の問題というのは自分次第であるが、

他人に何かを求めるとかなり疲れてしまう。

 

このように考えるようになったのは、

やはりモルディブでの生活が深く影響していることは否めない。

文化も価値観も違う人たちと接して

ケンカもせず日々を穏便に暮らしていくには、

陰口なんて言っている暇はないのであるし、

言ったって、本当になにも変わらない。

 

「なんでそーいう行動になるんだい?」

とか、

「どうしてそんな風に言うの?」

「どのようにしたくて、あんな風に言ったの?」

など、その人の意図を知ることが大事。

行動や発言の意図がわかれば

彼らを理解するヒントにもなりました。

 

日本人は国内に他の文化や民族があまりにも少ないので、

あたかもみんなが同じ価値観を持っていると思っていて、

少しわかりあえないと、陰で悪態をつかれたりするのだが、

人間というのはみんな違うわけで、

同じ民族でも理解しあうのはとても大変なはずである。

それにもかかわらず、理解しているような雰囲気が

国内のあらゆる部分にはびこっているのは嘆きの一言であります。

 

しかし、ここで思うのだが、

この理解という言葉は非常に難しい。

コミュニケーションの前提として、

「人は理解しあえるはずだ」という考え方があるのでは?

私にはない。

他人のことが理解できる瞬間などまったくないのではないだろうか?

大事なのは理解しようという姿勢ではないだろうか?

理解できないことを前提とし、それでも理解しようという試みを止めないことが

1番コミュニケーションでは重要であると私なんかは思うのですが・・・・。

ちがいますかね?

 

自分の理解を超えた行動や発言。

それらにとまどうのは当たり前であるが、

それらを理解しようと努めるべきである。

しかし理解できなくても焦ることは無い。

だって他人なんだから。

そんなに簡単にわかりあえるはずがない・・・、とも思う。

 

ずっと何にも理解できなかったらどうなるのか?

って?

うーん・・・。

でも理解しようと努力していれば、

なにかの反応が返ってくるだろうし、

そのひとつひとつから少しずつでも何かを感じることはあるはず。

それの積み重ねなんじゃないのだろうか?

人と人の付き合いって?

 

そーいう考え方が基本にあれば、

陰口なんか言わずに、

本人に直で言いたいことを言えば、

少しでもわかりあえるいい機会だと思うのですが・・・。

もちろん言い方って大事だから、

言い方でけんかになることもあるだろうし、

そのへんは配慮しないとだめだと思うのですが。

 

いかがなものでしょうか?

 

2003/9/23

今日が秋分の日で休日だということを

知っていた人はきっと多いのだろう・・・・。

私は知らなかったぞ。

まだ連休だったのか?

そうとは思えないお客様の数。

しかも台風の影響が残り海は荒れている。

何も言うことはない。

閉口。

無言ではなく沈黙。

この現状を嘆く言葉など皆無。

 

今日の仕事は講習がお2人。

体験の問い合わせも入っていたのだが、

結局お流れ。

 

今日は趣を変えて、

私の好きな名言ということで書いていきたい。

私は子供の頃から名言集の類が大好きだったので、

そーいう本をけっこう見ていました。

まぁー、手ごろなタイミングで、

ビシッ! と簡潔な言葉で決めてみたい・・・という

計算があったことは言うまでもないのだが、

それらをきっちり決められたかといえば、

なかなかうまくはいかなかった。

 

今日の名言は、

「風で飛ばされた帽子を取りに行く必要はない。

きっと誰かが拾ってくれる」

というものです。

 

初めて見たときは、ふーむ・・・。

なるほど。

と思ったものです。

私はどう考えても取りに行く側の人間です。

だからこの言葉が私のアンテナに引っかかったんですね。

飛ばしたままで追いかけない側の人間たちには

ピンと来ないセリフかもしれない。

 

私はいつも誰かの帽子を追いかけながら、

どうしてあの人は自分で追いかけないのだろうか?

と疑問に思いながらも、放っておけなくて追いかけてしまっていたんです。

いわゆる世話焼きとか、じっとしていられないタイプの人間ですね。

じゃーやっぱりサービス業って向いているってことなのかね。

 

最近は体が老いてきた為か、

若い頃ほど動かなくなりましたが、

やっぱり自分で動いてしまう。

というか、自分で動きたい。

それはつまり、

突き詰めると、自分が1番信用できる・・・となるのかな?

いかんなー。

こーいう性格って職人っぽいじゃないか・・・。

私は職人なんてものになりたくはないのだ。

 

もっと他人を信用して・・・、いや、信用は無理か。

信頼して、いろんなことを幅広くできたらいいなぁぁぁ・・・。

そうすればスタッフを雇っていろいろできるかもしれない・・・。

 

ふむ。

ひとつの言葉からいろいろ考えられるものだ・・・。

ちなみに今日の名言を書いていたのは、

ドイツの詩人ゲーテでありました。

ゲーテの名言集はけっこう読みました。

あの人、ホンマ、うまいこと言わはりますわー。

 

では、次回は悪口と陰口について・・・。

 

2003/9/20

9.20.03.4.JPG (38857 バイト)9.20.03.3.JPG (57345 バイト)

・・・・・・。

まぁーこんなもんだ。

週末ごとに襲ってくる台風に沖縄本島地方の海は荒れ荒れであります。

これでも昨日はまだ穏やかだったのだが・・・・。

今日は西海岸も東海岸もどこもクローズ。

9.20.03.2.JPG (34128 バイト)

 

9.20.03.1.JPG (49374 バイト)

真栄田のエントリー付近もご覧のありさまである。

 

宮古島ではいまだに停電している地域も多く、

この台風が本島に来て、本当に良かったです。

さほど大きな台風ではなかったが、

やはり二週連続での直撃はつらすぎるだろうし、

夜間断水の続くケラマ諸島には恵の雨となるであろうし、

なかなかベストなコースを北上していったように思うこともできるのだが、

9月の連休をことごとくつぶされたやるせなさは、

いったいどこにぶつければいいのだろうか?

 

先週の台風でもそこそこ海は荒れたのだが、

潜り始めてみると、生物が散った形跡は見当たらず、

むしろいろいろな新ネタも発見できて、

内心、「これは楽しそうな秋になるなー」

とほくそえんでいたのだが・・・・、

今回の台風通過後の返しの風で荒れる海を

見ていると・・・・、けっこう心配になってきます。

 

今、ログブックを書き終えて、ひとりごとに戻ってきました。

けっこう毎日フリソデエビ見てたな・・・。

キンチャクガニやコガラシエビもいたし、

いい感じの海だったのに・・・。

荒れちゃいましたね。

 

最近はけっこうHPを見て遊びに来てくれる人が増えました。

開店当初はモルディブの頃に一緒に潜った人ばっかり

だったんだけれど・・・・。

で、そーいう人たちがよくするコメントに、

この「ひとりごと」のイメージと違う・・・というのがあります。

スピッツのイメージが違うというより、書いている私が

この「ひとりごと」のイメージとかみ合っていないようなのです。

むむむむ・・・・。

 

そんなこと言われても、実際に書いているのは私なんだし、

・・・・・・。

うーむ。

もっとおしゃべりな奴・・・というイメージができるのだろうか?

ふむふむ。

確かにそんなにペラペラ話すタイプではないと自分でも思う。

 

ふむ。

でも、よくよく考えてみると、

「ひとりごと」のイメージ通りの人ですね・・・という

コメントの方がどうなのよ?

という感じもする。

 

イメージと違って当然である。

HPだけを通して繋がっている方も多いようだが、

ぜひともご一緒にダイビングできれば、

そこそこやれると思うので、

また遊びにきてほしいものであります。

 

2003/9/14

ふむ。

潜れた・・・・。

海水温は29℃。

台風前とほとんど変わらない・・・・。

けっこううねうねしていたし、波もあったから、

もっと水温は下がるかと予測したのだが、

なかなかどうして・・・・、難しいものである。

 

内地の皆様は昨日のフェーン現象にやられて、

暑さでダウンしている人も多かろう。

37度台の気温と言うのは、ちょっと想像しにくい。

体温よりも高い気温である。

沖縄は風が吹いているので、

そこまで気温があがることはないし、

35〜6度あっても、日陰にいれば、

そんなに暑さも苦にならない。

 

ハタと忘れていたが、今は連休である。

たくさんのキャンセルが出て、

のんびり過ごしていたので、連休という現実を忘れてしまうところでした。

ビーチポイントの人手の多さや国道58号線の渋滞状況で実感してしまいます。

 

来週の連休もそんなに予約は混雑していない。

でも10月の連休はもういっぱい、いっぱいだ。

なんかあるのかな?

 

2003/9/13

まだ、まだ・・・・。

荒れています。

今日は趣を変えて、

瀬良垣ビーチの画像をお届けいたしましょう。

9.15.03.1.JPG (64912 バイト)

これはインリーフに面したプールの画像ですが、

なんか・・・、全部海水に浸かっています。

満潮と異常潮位が重なったところに

台風14号の巨大なうねりがウネウネと伝わってきて、

プールの中までも、うねうねである。

体験ダイビングの予約が入っていたのだが、

事情を説明し、ダイビング不可とお客様にはご報告しました。

9.15.03.2.JPG (66343 バイト)

なにしてくれんねや・・・、台風14号め。

と思いたいところだが、

いまだにライフラインの復旧していない宮古島や、

こんな猛烈な台風が来たと言うのに、

ほとんど雨が降らずに断水が継続しているケラマ諸島に

比べれば・・・・、直撃をまぬがれただけでも、

運が良かったと思わねば、罰があたると言うもんです。

ちなみにアウトリーフの画像はこんな感じである。

9.15.03.3.JPG (70401 バイト)

とてもじゃないけれど、

ダイビングなんて・・・・。

9.15.03.4.JPG (59473 バイト)

こーいうときに

カエルウオやギンポたちは、どこでなにしているんでしょうね?

 

一日も早く海況が静まることを願ってやまないスピッツでありました。

 

2003/9/12

9.12.03.6.JPG (39184 バイト)

うーん・・・。

彼方で回転している14号の気配が

まだまだ残っているお昼の真栄田岬であります。

うねりもすごいが、水の濁りもすごい。

きれいそうな青い水は陸から遠く・・・。

9.12.03.4.JPG (51803 バイト)

風波はそうでもないが、海面の盛り上がりが大きく、

うねりの大きさを示しています。

 

9.12.03.5.JPG (59082 バイト)9.12.03.1.JPG (66351 バイト)

エントリー付近は波がザブザブでダイビングどころではありません。

9.12.03.3.JPG (48652 バイト)

まぁーこんな感じが今日の恩納村であります。

当然、ダイビングショップはどこも暇そうである。

スピッツもレンタル器材の点検などに時間を費やし、

明日以降に備えるのでありました。

 

夕方には太陽も出てきたし、

台風は速度を上げているし、

早く凪ぎに戻らないかなーと思うのだが、

これで水温がどこまで下がったのか、

内心ちょっとひびりまくりである。

 

きっと今の季節から水温が上昇していく要因はないだろうし、

徐々に冬の海ができあがっていくことであろう。

台風後、26℃ぐらいあれば、

まぁーバンバンザイかな・・・・。

 

明日から仕事ができることを祈りつつ、

今日はお疲れ様でした。

 

2003/9/11

むかつく・・・・。

なぜ?

マエミーの奴・・・。

最近30年で最大級とは・・・。

そして最大瞬間風速70Mを記録するとは・・・。

 

なんたる発育の良さであろうか?

中心気圧は910ヘクトパスカル・・・。

910?

冗談でしょう?

と聞き返したくなるぐらいの数値である。

直撃した宮古島や先島諸島の被害は尋常でなかろう。

沖縄本島が暴風圏内に入る可能性は少なくなりそうである。

私のリクエストどおり、ちょっと遠くに来たわけだが、

こんなに発育してほしいなんて思いもしなかった。

 

しかしいったん東シナ海海上に出てしまったと言うことは、

そこで起こった波が巨大なうねりとなり、

今後沖縄本島西海岸沿岸に押し寄せ、

うねうねの海がハイ! お待ち! ドン!! 

でっきあがりー・・・・である。

天気図を見ると13日にはすでに内地に上陸するということなので、

13日以降の海の回復力に期待しましょう。

 

しかし期待を見事に裏切り続けるのが

沖縄の民放各社であります。

昨晩のサッカー日本代表対セネガル戦の

テレビ放送がまたもやなかったのであーる。

おいおい。

いい加減に学習してほしいぞ。

敗戦と言う結果はもちろん腹立たしいが、

ゲーム内容をまったく知る手立てがないという現実は

もっと歯がゆくて、やるせなさもここに感極まれリ・・・という感じである。

せっかく台風14号も来たし、

家でゆっくりゲームを楽しもうと思っていたのに・・・・。

 

はぁー・・・・。

 

しかし、今日、明日、明後日とぽっかり空いた時間。

器材のオーバーホールや税務処理などでもして、

過ごしましょうか・・・・。

 

ところで、「あいのり」って番組、まだやっているんだね。

先日、久しぶりにちらっと見ましたが、

くだらないこと山の如し。

暇な人たちがいるもんだ。

他人の恋愛も失恋もどうでもいいのだ。

どこのだれそれが失恋を引きずって、出家しようがなにをしようが、

そんなことわざわざテレビで放送するべきことではない。

そんなことを放送する枠があるのなら、

どうして昨日のセネガル戦を流さないのだ?

 

またそれを見て涙している司会者も鬱陶しい。

あーいう働きもしないで、通訳に頼って、

外国をフラフラしている日本人を見るのは

それだけでムカツく。

外国語の習得は確かに大変だけれど、

それを少しずつ獲得しいく過程にコミュニケーションが生まれていくという

とても簡単でシンプルで大事なことを日本人は知る術がない

(日本国内には日本人がほとんどだからね・・・)のだから、

あーいう番組でこそ通訳を取っ払って、

他民族との交流の大変さ、しんどさ、面倒くささとそれ故のおもしろさを

伝えていかなければならないと思うのだが、

そこまでやってくれる番組はゼロである。

 

そのくせ、セネガル戦のテレビ放映だけはいっちょまえにカットするし、

深夜に録画放送もしないのだから、

怒れてくるのも当たり前。

誰の怒髪が天をついているのか、全国の皆さんに教えてあげたいくらいなのだ。

 

あああぁぁぁぁ・・・。

台風通過後の西寄りの風がどれほど吹くのか?

そして波はどこまで立つのか?

海はいかほど荒れるのか?

水温はいかように変化するのか?

沖縄の民放テレビ局のサッカー日本代表に対する考え方は変わるのか?

憤り、心配することはたくさんあるが、

今は被害が少ないようにじっと我慢の2日間なのだ。

 

HPもできるだけ更新するので、また見てね。

最後に今朝の真栄田の海況です。

けっこう潜れてる・・・というか、波はあるんだけれど、

みんな潜っているね。

9.11.03.4.JPG (78753 バイト)

9.11.03.5.JPG (66164 バイト)

 

ではでは。

 

2003/9/9

ちょっと遠くに来い!

と書いたのに、えらい接近してきたじゃーないか!!

台風14号め!

沖縄本島沿岸もけっこう荒れてしまうんじゃないか?

キャンセルしたTさんは英断だったかもしれないねー。

 

今朝はまだまだ穏やかな恩納村地方でしたが

午後になるにつれ、風はアップ。

海面にも白波が目立つようになってきました。

とほほほ・・・・。

 

明日の海況はどうなることやら?

明日は特になにもない1日となりそうである。

たまっている仕事を片付けましょう。

 

特になにもないが、今日はこれにて終了。

台風の進路に一喜一憂するスピッツであります。

 

2003/9/8

来たね・・・。

14号がやってきましたよ、先輩。

今しがた、お客様から連休のキャンセルの連絡が入りました。

早くも泣かせてくれるぜ、14号め!!

 

しかし微妙な位置を北上してくる台風である。

もっと台湾の方に行けばいいのに・・・。

ぶつぶつ・・・。

 

前回のひとりごとから早くも1週間が経ってしまい、

時の速さに我が身上の歳の速さも実感する始末。

やれやれ。

三十路とはかくもむなしいものなのか・・・。

などと書いているのは、書くべきことが見当たらないことに他ならず、

台風14号の存在が気が気でなりませぬ。

高水温を下げてほしい気もあるのだが、

仕事もしたいし・・・・・。

しかし早くも1組(しかも5人・・・・)キャンセルが出た以上、

どうせなら直撃して高水温を下げてほしい!!

と願ってしまうのはイントラとてし当然であり、

人間として上等であり、

社長として甘ちゃんであり、

海を愛する男としては、心からの叫びである。

「サンゴが生き残りますように」

サンゴが生き返って、恩納村近辺でも

再びサンゴ礁が見られますように・・・・、

と夢見るのではなく、現実的な目標になるように。

そう。

夢なんてーのは子供のときに見るものであって、

大人になったら、それは夢ではなく、

ちゃんとした目標とならなければならないでしょ?

え? 先輩、どうなんスか?

 

末永く、ダイビングと関わりながら海とも関わっていきたいと

思うスピッツでした。

さぁーどこに行く? 14号!!

来い、俺は逃げないぞ。

来い。来てみやがれぇぇぇぇ!!

でもやっぱり直撃は嫌だな・・・・。

 

ちょっと遠くに来い!!

 

 

2003/9/1

はやっ!!

8月が終わってしまった。

もう9月だ。

「ひとりごと」あんまり更新しなかったなー・・・。

HP自体の更新もそんなにできなかったし、

忙しかったのかなー・・・と思って

スケジュール帳を見るが、そんなに忙しかったという憶えはない。

 

洞窟スノーケリングとかが合間に入って

動いていたので、更新する暇がなかった・・・ということにしましよう。

先日は風邪もひいたし。

前回のひとりごとは病院後

事務所に来て書いていたのだが、

その後家に帰って薬を飲んで寝ていたら、

熱がぐんぐん上がって38.9度まで到達しました。

 

こりゃーいかん!!

ということで、知り合いのお医者さまに連絡し、

すぐさま点滴をしてもらい、

熱さましももらって、明後日からの仕事に備えるのでありましたが、

翌日の仕事はキャンセルしてしまいました。

ご迷惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした。

 

さてさてところで、みなさんは1日に何度ぐらい

「お疲れ様でした」という言葉を言っているのだろうか?

 

何気なく言っている人の中には

「おはようございます」的に挨拶の一部として

使っている人も多々いるんだろーね。

 

でも、「おつかれさまです」は、なんかおかしくないかい?

モルディブで働いていた時、その違和感はマックスになりました。

ダイビングから帰ってきた日本人に、

「おつかれさまでした」

外国人に、

「・・・・・・・・」

英訳するとどんな言葉になるんだい?

 

普通、エキジット後の外国人に言葉をかける場合、

「Good dive?」 良かったかい?

「How was the dive?」 どうだった?

「Any big fishes?」 なんか大きい魚はいた?

「Everything‘s fine?」 すべて順調だった?

などといった言葉になります。

もうおわかりだと思うのですが、

その言葉から会話の始まっていく言葉であります。

 

決して、日本のように、

「お疲れ様でしたー」

「はい、お疲れ様」

で会話が終わるような甘っちょろいシロモノではないのだ。

 

「Good visibility!!」 透明度良かったよー!!

なんて言葉だけで済むのは短い返事で、

たいていのダイバーが水中の様子がどんな感じだったのか

身振り手振りで伝えようとしてきます。

いいから・・・・・、喋るのは後でいいから、タンクを下ろして。

ボートの上は揺れるから・・・・、座ってから喋れよ・・・・。

などと思ったりもするのですが、とびきりの笑顔で、

こんなサメがいたんだとか、エイがどうのこうの・・・、

ナポレオンを見たかい?

きれいなソフトコーラルだった、ウープス、ビューティホー・・・。

など、とどまることがありません。

 

日本人は静寂を好む民族であるそうだが、

四方を海で囲まれた単一民族国家は

その母国語までをも会話の手間を省く方向で

改良してきたのでしょうか?

 

そのように思ってからのモルディブ生活では

できるだけ「おつかれさま」は使わないようにしていましたし、

日本人に言葉をかける時も、

「おかえりなさい」や、

「どうでした?」とか、

「ご苦労様でした(流れが速かった場合など)」を

使っていました。

だいたい仕事ならまだしも、遊びでダイビングしてるんだから、

お疲れ様・・・って、おかしいやん・・・。

 

で、日本に帰ってきてもそのように思っているんですが、

あまりにも周囲で記号のようにみんなが

「おつかれさまでしたー」を使っているので、

私も使ってしまうことが多いのですが、

やっぱりこの言葉は嫌いだ。

 

・・・・・・・。

ふぅー・・・・。

 

まぁーその言葉を聞き取る側も

「おつかれさまでした」に慣れているので、

現代にはびこる洪水のような「おつかれさまでした」に

特に興味も無く暮らしているのでしょうが、

まぁー私のようなこーいう人もいるということで、

言葉が与えるニュアンスと言うものは恐ろしくもあり、おもしろくもありますよね。

 

と、いうことで、

現在の沖縄本島。

南海上でぐるぐる渦巻いている台風の影響で

北東の風が強くありますが、

台風はそれて台湾方向に行くと言うことで、

本島地方にはそんなに影響は出ないと思われます。

浅瀬での海水温度はついに30℃になり、

サンゴの白化が進行しつつあります。

よくよく見ると、恩納村の浅瀬には五年前の白化以降に

復活した子供サンゴが多々あるのだが、

それらの先端も確実に白く変色しております。

このままそれらのサンゴまでもが再び死に行くさまを

ただ見ているだけなのか・・・・と思うと、

歯がゆい思いはつのるばかりだが、

これは未来への前兆にすぎないのかもしれないね。

 

フロンガスの増加でオゾン層が破壊され

南極の氷が溶け、沈没する都会が増えていく・・・、

という未来予想が数年前に出されていましたが、

南極の氷が溶けるほど気温、海水温が高くなるということは、

その前にサンゴなんて全部白化して死んでしまっている

ということになるんだろーね。

 

戦争で使うお金があるのなら、

環境保護、いや、環境維持でもいいので、

できるように世界各国が協力してほしいものです。

あまりの無力さにせつなくなるスピッツでありました。