2000 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

スピッツログブック

 

スピッツ

 

Date

2002/6/30

天候 晴れ
気温 30℃ 中潮

水温

27℃

透明度

15-18M

1.5M

生物

イワシ子供群れ、シモフリタナバタウオ、アマミスズメダイ子供、シロイソハゼ、ウミシダウバウオ、エリグロギンポ、レモンスズメダイ、キイロウミウシ、ハタタテハゼ子供、アカハチハゼ、コクテンフグ、ツバメウオ、ユキヤマウミウシ、ワレカラ、リングアイジョー、イシガキカエルウオ、名前不明のカニ、ハダカハオコゼ、オランウータンクラブ、ワモンダコ、タツウミヤッコなど

コメント

晴れている。素晴らしくいい天気。でも台風が近づいている。なんとかならんものか・・・。今週末はけっこう忙しいのになー。台風につぶされると言うことは毎年あるんだけれど、やっぱりやるせないものである。

で1本目。ほんとうに久しぶりに潜るポイント。年に数回しか潜らないと思う。で久しぶりに行ってみると、シモフリタナバタウオが堂々と姿を見せてくれてお客様もゆっくりと見られました。きれいなウミシダが多くて覗いていると、ウバウオやエビの類をたくさん確認できました。またヒメスズメダイ子供やハタタテハゼ、レモンスズメダイの子供などとにかく子供がたくさん出てきていて、そんなに魚は多くないポイントだと思っていたのだが、けっこう楽しかった。キイロウミウシが2個体で寄りそっていましたし、アマミスズメダイ子供のおでこのVサインも確認できました。

そして2本目ではリングアイジョーを確認。けっこう大きめの個体でしかもそんなに敏感ではなかったので、助かりました。タツウミヤッコやハダカハオコゼもいたし、お客様には紹介できず、逃げられたんだけれど、インドカエルウオ子供の黄色個体もぴょこぴょことリーフの上を駆けずり回っていたし、ユキヤマウミウシが盛夏の沖縄でかわいく雪を残していたのだ。

 

Date

2002/6/29

天候 晴れ
気温 30℃ 中潮

水温

26℃

透明度

15M

1.5M

生物

ツバメウオ、コクチフサカサゴ、メレンゲウミウシ、クマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、ウミシダウバウオ、イソギンチャクエビ、オトヒメエビ、コクテンフグ、アマミスズメダイ、ハリセンボン、ヒトデヤドリエビなど

コメント

講習が終わってのファンダイブです。なるべくわかりやすい生物の紹介となりました。こーいうときのツバメウオは本当に助かる。ウミシダウバウオはとても見やすかったのだが、講習生の反応はちょっと薄かったかな・・・・・。やっぱりクマノミとかの方が反応がいい。メレンゲウミウシはちょっと好反応でした。

 

Date

2002/6/28

天候 晴れ
気温 30℃ 中潮

水温

26℃

透明度

15M

1.5M

生物

ハリセンボン、ハナヒゲウツボ、ハタンポ、アンマツカサ、クマノミ、セムシカサゴ、ニセアカホシカクレエビ、クロスズメダイ、ハマクマノミ、レモンウミウシなど

コメント

去年の12月に中途半端に途切れていた講習のお客様がリピートしてくれました。ありがたいことです。12月のときはあまりの寒さに断念したのですが、今回は暑くって、日焼けが心配な講習となりました。間隔があいていたわれにはたくさんのスキルを体が憶えていてくれて、とても助かりました。レモンウミウシも自分で見つけていたし。ただそれがウミウシだということには気付いていなかったけれど・・・・、でも見つけられるだけたいしたもんだ。落ち着いていると言うことですもんね。

がんばってダイビングを続けてほしいです。

 

Date

2002/6/23

天候 晴れ
気温 29℃ 中潮

水温

27℃

南西

透明度

20-15M

2.5M

生物

ハタンポ、アカマツカサ、キホシスズメダイ、イソマグロ、カクレクマノミ、キンチャクガニ、ハナゴイ、カスミチョウチヨウウオ、グルクン、ウミウシの卵、イワシ子供、コガラシベラ、ツバメウオ、ハダカハオコゼ、タツウミヤッコ、クマノミ、オウゴンニジギンポ、アジアコシヨウダイ子供、ハナヒゲウツボ、モンハナシャコ、レモンスズメダイ、カクレクマノミ、タマギンポなど

コメント

さぁーさぁー、たまりにたまったログを書き続けなければならない。今書かないと、さらにたまって、とんでもないことになりそうであーる。

だいたいが記憶容量に乏しいのだからねがんばってアップせねばなるまい。

まず1本目。久しぶりにキンチャクガニがいました。しっかりとポンポンを左右に振ってくれてあまり小物に興味のないお客様にも好評だったもよう。もよう・・・。本心は不明。カスミチョウチョウウオがリーフエッジにぐわぁぁぁぁぁと群れていて、その向こうにグルクンがまたたわわに群れていて、実に南国らしい風景でありました。水面近くにはイワシの子供が群れを作り始めており、梅雨も終わった沖縄本島は盛夏に向けて着々と準備をしているのであーる。あ。あと2-3センチのアジアコショウダイ子供もくねくね出現。かわいかったぞ。

そして二本目ではたくさんいるハダカハオコゼをじっくりと観察。最近頻繁に見かける寄生虫だらけのオウゴニニジギンポは実に気の毒なのだが、見るたびごとの気持ち悪さはまったく衰えず、慣れることがないのだ。ハナヒゲウツボ黒色は絶好調である。あんまり引っ込まずにシャァァァァァァァァと出ています。先日見たタマギンポは同じ場所で観察できました。卵でも持っているかもしれませんね・・・・。

「珍しい奴ではなくて、普通にいっぱい見られる魚を教えて欲しい」というお客様のリクエストにお応えしてレモンスズメダイを教えると大好評でした。確かにかわいいし、私も大好きな魚であるが、そーいうものを気に入ってくれたことが私としてもとても嬉しかったのだ。

特に今の季節のレモンスズメダイはとてもかわいいぜ。みんな見ておくれ。

 

Date

2002/6/22

天候 晴れ
気温 29℃ 中潮

水温

25℃

南西

透明度

12-15M

2.5M

生物

ネムリブカ、コガラシエビ、クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、トウアカクマノミ、セジロクマノミ、ワモンダコ、コガラシエビ、エリザベスウミウシ、オトヒメウミウシ、ウミシダウバウオ、アンボンクリノイドシュリンプ、モンダルマガレイ、クマノミ、オトヒメエビ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、マガキガイ、モンジヤウミウシ、モンツキスズメダイ、シモフリタナバタウオリングアイジョー、カザリイソギンチャクエビ、イシガキカエルウオ、ミゾレウミウシ、ヤマブキハゼ、イソマグロなど

コメント

今日も3本のダイビングを無事にこなせました。ほっ。とりあえず無事故で日々を終えることが第一の目標であるので、それにまず安堵するのであります。

今日のヒットは、ネムリブカかな? 岩の下でぐるぐるまわっていました。ダイバーが寄っていくと着底してエラをパフパフ動かしていました。そこそこの大きさのコバンザメもスリスリしてました。

ウミウシを見たがっていたお客様だったのだが、昨日、今日とあまり見つけられません。水温もめきめきと上昇しているので、ついにウミウシシーズンも終了かなーと思わせる海でしたが、でっかいオトヒメウミウシが現れて救われた世古でした。そしてコガラシエビの1.5センチサイズもいたのだが、お客様には認識できなかったようであーる。これもまた残念な世古であーる。

オドリカクレエビが踊っている様をじっくり観察して、マガキガイのメンタマもじろじろと覗き込んで、ナマコの放精シーンをまじまじとくい込むように凝視し、ばかでかいイソギンチャクエビにウミシダウバウオ、そして多分そうだと思うのだが、アンボンクリノイドシュリンプで締めたのでした。

って、なんやねん、その名前は? もってわかりやすい名前にしてほしいぞ。アンボンクリノイドシュリンプって・・・・。たのむで、しかし。

 

Date

2002/6/21

天候 晴れ、梅雨明け
気温 29℃ 中潮

水温

25℃

南西

透明度

12-15M

2.5M

生物

ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ハマクマノミ、リングアイジョー、ハダカハオコゼ、オランウータンクラブ、ヒラムシ、イソギンチャクモエビ、タマギンポ、イガグリウミウシ、カクレクマノミなど

コメント

よっしゃー。梅雨があけました。ふふふふふふ。夏の到来だぜ。内地はこれから梅雨ですね。じめじめに悩んでおくれ。そして沖縄に脱出しておいで。しかし沖縄の暑さも並々ならぬものがありますが、気温は内地よりも低かったりして、これ都会の不思議ですね。

で、本日は正午に到着されるお客様だけだったので、午後からのんびり1本潜りました。

久しぶりに見たのはタマギンポ。けっこうな大きさのわりに逃げずにずっとこちらを見てくれていて、しばし見詰め合ってしまった。ずっといてくれることを願う。ヒレナガネジリンやヤシャハゼはいっぱいいて、あまり隠れません。観察するには嬉しいことです。

リングアイジョーもたくさんいる。

たくさん見られるハダカハオコゼ。今日も普通に3個体を確認。茶白にこげ茶色。イガグリウミウシはよく見られますし、オランウータンクラブもいまだにいます。夏の間もずっといるかなー。

 

Date

2002/6/20

天候 晴れ
気温 28℃ 小潮

水温

25℃

南西

透明度

12-15M

2.5M

生物

寄生虫まみれのオウゴンニジギンポ、タツウミヤッコ、ヘコアユ、アカマツカサ、ハタンポ、ゼブラウツボ、ハナヒゲウツボ、キンチャクガニ、ハダカハオコゼ、ハナゴンベ、ワレカラ、オランウータンクラブ、モンハナシャコ、ハマクマノミ、ウミシダヤドリエビ、リングアイジョー、フリソデエビ子供など

コメント

本日はお客様の都合もあり午前と午後にお客様入れ替えで私は4ダイブとなりました。お客様はそれぞれ2ダイブでしたけれど・・・。でも午前に見つけたネタをほぼそのままの状態で午後にも使えるので、ある意味楽なダイビングでもありました。

まず珍しいと思われるゼブラウツボが穴の中からずっとこちらを見てくれまして、ライトで照らしても、じっくり見つめても逃げませんでした。ハナヒゲウツボも終日見れたし・・・・・、あんなにダイバーが通っているのに出ているなんて、素晴らしいサービス精神であーる。

タツウミヤッコは本当に動かないし、ハダカハオコゼも同じような場所にいますが、今年はほんまに多い。とても多い。本日は全部で6個体を確認。色も白茶、こげ茶、黒、黄色と様々、そして見つけやすい場所にいますので、今が旬であります。

そして久しぶりにキンチャクガニも確認。フリソデエビの子供もいましたが、お客様はあまり興味がなかったようで、私ほどの喜びはなかったようです。あっちゃー・・・・・・。

 

Date

2002/6/19

天候 晴れ
気温 28℃ 小潮

水温

25℃

南西

透明度

15-20M

2.5M

生物

レモンウミウシ、タヌキイロウミウシ、モンジヤウミウシ、ジョーフィッシュ、オイランヨウジ子供と大人、オランウータンクラブ、ミドリリュウグウウミウシ、エリグロギンポ、コクチフサカサゴ、ハマクマノミ、クロスズメダイ、ハリセンボン、ニセアカホシカクレエビ、トウモンウミコチョウ、イガグリウミウシ、ヒレナガネジリンボウ、オドリカクレエビ、ミナミウシノシタ、シマウミヘビ、フトユビシャコ、ハナハゼ、ハチマキダテハゼ、オニハゼ、リングアイジョー、ムカデミノウミウシ、イトヒキアジなど

コメント

今日は久しぶりに風が穏やかになってくれました。潜れるポイントも幅広く安堵のスピッツ世古でした。

ウミウシはもういないだろうなーと思いながら潜ってみると、イガグリやタヌキイロやモンジャにレモン、ミドリリュウグウウミウシと、けっこう見つけられました。ジョーフィッシュもぜんぜん隠れません。ほんとうに隠れないぜ。真上から覗き込んでも隠れないぜ。そしてそのちょっと横にまたビミョーな色違いで別のジョーが・・・・・・、こいつも隠れないぜ。隠れないジョーの二連チャンでトントン、ハネマンなのだ。色は白黄茶色と黒茶色かな・・・・・。ビミョーな色でした。リングアイジョーとはぜんぜん種類が違うのさ。見たいでしょう? そうだろうにそうだろうに。ぜひ、ぜぇーひ、見にきていただきたい。

あと、たまたまかもしれないのだが、ひとつの巣穴にハナハゼとハチマキダテハゼとオニハゼが同居している珍しいと思われる場面にも遭遇。ちょっと初めて見たような気がしてお客様にも教えてしまいました・・・・・が、なんか前にも見たような気もする・・・・、けっこうありふれた場面のような気もする・・・・・うーむ・・・・。

あと、自分は初めて見ました。トウモンウミコチョウ。とてもアバンギャルドなカラーコーディネイトでウミコチョウらしい移動の速さでそそくさと逃げていきました。

あと全体的にとても大きなシマウミヘビがのそのそと泳いでいて大変気持ち悪かったです。ヘビは嫌いだ。

書き忘れていたのだがね最後エキジット寸前の浅場にイトヒキアジがスイーと泳いできたのだ。大きさは80センチぐらいかなー。もうちょっと小さかったかな・・・・。でも嬉しかったぜ。ロウニンアジよりもイトヒキアジの方が珍しいと思うけれど、どう?

 

Date

2002/6/18

天候 曇り
気温 27℃ 小潮

水温

25℃

南西

透明度

15-20M

2.5M

生物

コンゴウフグ、トウアカクマノミ、ニセアカホシカクレエビ、ハマクマノミ、クマノミ、ハナビラクマノミ、オトヒメエビ、セジロクマノミ、イロブダイ子供、ロクセンスズメダイ、セムシカサゴ、クビナシアケウス、ハダカハオコゼ、オランウータンクラブ、ヘコアユ、モンジャウミウシ、タツウミヤッコ、クマドリイザリウオ、ゾウゲイロウミウシなど

コメント

天候はイマイチパッとしてくれない。雲の多い天候だ。しかし潜ってみるといきなり現れたぜ、コンゴウフグ。頭の先の2本の角が闘牛のようで、向かってこられるとちょっと怖い。扇子のように開いた尻尾も迫力があり、フグの中ではかっこいいほうだと思います。イロブダイ子供、久しぶりに見たぞ。

最近はどこのポイントに潜ってもカクレエビの子供がわんさかいます。初夏であることを実感できるシーンであります。

そして久しぶりに見たのはクマドリーイザリンであーる。あいかわらずかわいい奴でした。

6.20kuma.jpg (33676 バイト)

この日は運命の日。日本代表対トルコのワールドカップ決勝トーナメント一回戦があったので、ダイビングは早々に切り上げて、お客様とテレビの前でサポーターと化しました。頬にフェイスペイントで日の丸を書き込んでの応援・・・、いや、祈りをささげていたのですが、みなさんご承知の結果となり、涙したスピッツでした。その夜、夕食を食べながら韓国の強さを見せつけられ、心中複雑な気分でしたが、それを吹き飛ばすほどの強さと体力が韓国代表には感じられ、共済国として立派に思いました。

一緒にサッカーを見ていただいたお客様のYさんに感謝。ダイビングしに来てたのにねー・・・・・。ごめんね。

 

Date

2002/6/17

天候 曇りそして雨
気温 26℃ 小潮

水温

25℃

南西

透明度

15-20M

2.5M

生物

ハダカハオコゼ、フリソデエビ、タツウミヤッコ、フジムスメウミウシ、イチゴジャムウミウシ、イシガキカエルウオ、ヒョウモンウミウシ、リングアイジョー、メレンゲウミウシ、ニセアカホシカクレエビ、ウミシダヤドリエビ、ウミシダウバウオ、ヒトスジギンポ、イソギンチャクエビ、アマミスズメダイ大人と子供、ミゾレウミウシ、オルトラマンエビ、ヤマブキスズメダイとその卵、コンペイトウウミウシ、オトヒメウミウシ、アカマツカサ、ハタンポなど

コメント

曇りと雨の続く梅雨空満開の本島。しかし今日も元気にダイビング。

1本目ではオルトマンワラエビやコンペイトウウミウシ、オトヒメウミウシなど非常にわかりやすいネタでお客様を満足させ、2本目ではメレンゲウミウシをお客様が発見。やるではないか・・・・と思いつつ、リングアイジョー畑でジョーを次々に見ていき・・・・・・、でも・・・・、お客様は見れていたのだろうか? あと、またまた私ではなくお客様が大きなウミシダウバウオを見つけていたので、すぐさま横でスラスラとウバウオの絵を書いて、他のお客様にもそれを紹介。他人のネタをあたかも自分のネタのようにしてスピッツのダイビングは続いていき、3本目では昨日見つけておいたフリソデエビを堂々とお客様に披露。2センチぐらいはあろうかという大きなもので、お客様がシャッターをびしばし押せるすばらしい環境も手伝い、それだけでご満悦のダイビングでしたが、ヒョウモンウミウシやハダカハオコゼも後半にばしばし出てきてくれたし、フジムスメウミウシやイチゴジャムウミウシまでも確認。

しかしイチゴジャムウミウシというのは、名前はかわいいが、実物は普通の赤いカイメンのようであまりかわいくなかったと思うのは私だけ?

お腹いっぱいの6/17でした。

 

Date

2002/6/16

天候 曇り
気温 26℃ 中潮

水温

25℃

南西

透明度

15-20M

2.5M

生物

シマウミヘビ、コンゴウフグ、トウアカクマノミ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、ヒトデヤドリエビ、ハマクマノミ、オトヒメエビ、シロブチハタ子供、セジロクマノミ、カクレクマノミ、ハナビラクマノミ、ゴマモンガラ、ロクセンヤッコ、ロクセンスズメダイ、デバスズメダイ、ワモンダコ、ユビノウハナガサウミウシ、ヒトスジギンポ、ゾウゲイロウミウシ、レモンウミウシ、ハダカハオコゼ、マガタマエビ、フタイロカエルウオ、オランウータンクラブ、ヒオドシユビウミウシ、など

コメント

今日も曇りである。いつになったら晴れるんだろうか? やるせない。

1本目ではお客様がヒオドシユビウミウシを発見。泳ぐ様を見たり、顔を絵に描いて教えて見てもらったり、じっくり遊ばせてもらい、フリソデエビもいたのだが、すぐに逃げられたので、あまり追いかけず次回にかけることにしました。あまり荒らしてしまうとそこから逃げてしまうだろうし、そのままそっとしとくと同じ場所にいてくれることも多いのです。でマガタマエビやハダカハオコゼ、オランウータンクラブなんかを見て、2本目に突入。ここではなんと珍しいと思われるユビノウハナガサウミウシを発見。とてもきれいな奴だったが大きかったので、みんなでじっくり見れました。そして最近多い・・・っていつもよく見るのだが、最近特に目に付くゾヴゲイロウミウシ。ワモンダコなどを見て2本目が終了。

3本目ではトウアカクマノミを観察。シロブチハタの子供がかわいくてお客様にも見せたかったのだが、隠れてしまいました。ここでは他にコンゴウフグもいました。透明度が悪かったのが残念です。

 

Date

2002/6/15

天候 曇りそして雨
気温 26℃ 中潮

水温

25℃

南西

透明度

20M

2.5M

生物

ヤシャハゼ、スカシテンジクダイいっぱい、キンギョハナダイねカシワハナダイ、ムレハタタテダイ、ワニゴチ、チンアナゴ、オニハゼ、オトヒメエビ、タテジマヘビギンポ、ヤッコエイ、ウミウシカクレエビ、ナンヨウハギ、クロハコフグ、アカマツカサ、ハタンポ、パスタチゴミノウミウシが赤いウミウシの卵を食べていました、モンジヤウミウシ、オランウータンクラブ、オニカサゴ、ゾウゲイロウミウシ、ナミウツボ、ダンゴオコゼ、キカモヨウウミウシ、ハナビラウツボなど

コメント

雨の降る中でのダイビング。梅雨真っ最中の沖縄本島。雨は降れどダムに貯水はですぎ、深刻な水不足は悩みの種であーる。

1本目、赤色のウミウシの卵の中にパスタチゴウミウシ二匹を確認。速いはやい。ウミウシの赤い卵の隙間を移動するする。そいつらの横にまた別のピンク色のウミウシの卵が。赤色の卵の上にらせん状に産んでありました。パスタチゴウミウシの卵がどうかは不明。そこにいたから・・・・・・という安直な理由で、これはパスタチゴウミウシの卵であろう・・・・・と推察するのは簡単ですが、私は嫌いです。わからない・・・・・という結論は時に非常に前向きであーる。安易な断定こそが情けない結論であーる。しかしたまに「安易なわかりません発言」もあるが、それらを使いこなすのが社会人の社会人たるゆえんである。生きていくのは大変なのだ。

そして2本目ではヤシャハゼが・・・・・・、いっぱいいるではないか。お客様は写真に撮れたのだろうか? スカシテンジクダイの群れている岩があり、そこにはキンギョハナダイやカシワハナダイが群れていて、ムレハタタテダイもほんわかとたまっていて、非常にきれいな風景でありました。小物では砂に隠れるワニゴチのような奴や、ナンヨウハギにウミウシカクレエビ。遠くをヤッコエイが通過。透明度も20Mはあり、南国ムードは雨にもめげず、風にもめげず、海中のみで花盛りだったのであーる。

 

Date

2002/6/14

天候 曇り
気温 27℃ 中潮

水温

26℃

南西

透明度

15M

1.5M

生物

クロヘリイトヒキベラ、ツバメウオ、リングアイジョー、コウワンテグリ子供、カクレクマノミ、キツネウオ属の一種、アオギハゼ、ウコンハネガイ、モチハダウミウシ、ヒトスジギンポモンダルマガレイ、ハナビラクマノミ、セジロクマノミ、ゴマモンガラ子供、ヘコアユ、トウアカクマノミ、ニセアカホシカクレエビ、オドリハゼ、ヒレフリサンカクハゼ、コブシメの卵など

コメント

6/14が来てしまいました。これまた運命の日である。日本代表が決勝トーナメントに行けるかどうか? まさしく運命の日。これをそう呼ばずしていったいぜんたい何をそう呼べばいいのだろうか? こんな日は家に閉じこもって、身を清めて、白装束でロウソクを立てて、凛とした態度で応援せねばなりますまい・・・・というわけではないのだが、あんたはテレビを見てなさい・・・という優しい阿部様の一言に甘えつつ、ガイドは阿部に頼んで、私は午後からのキックオフに備え、短気キャンプをスピッツ内で行い、心してお客様と阿部の帰りを待っていました。

ところがおぉぉぉぉぉぉっとどっこい、お客様も大のサッカーファンでサポータユニフォームや公式球まで持っておられるという。サッカーが気になると言う、見たいとのこと。うーん、それならば15時半のキックオフに間に合うようにダイビングを終了しましよう。ということでお客様同意の元に2本でダイビングを終了し、テレビ観戦だったのだ。

チュニジアのフィジカルに負けるのではないか? と心配していましたがFWの鈴木の体をはったプレイを拠点にナイスゲーム。私がひとりごとでさんざん大事なプレイヤーだと絶賛しまくりだったモリシーこと森嶋選手の素晴らしい得点。そしてヒデの加点。すばらしい。このような成績で予選リーグを突破できるとは・・・・・。楽しいぜ。こんなに楽しいワールドカップは初めてだ。フランス大会もアメリカ大会もそのほとんどをがんばって見たけれど、やっぱり母国ががんばっているワールドカップが1番おもしろいぜ。

絶対、絶対今度生まれ変わったら男に生まれて、サッカーやって日本代表になって、ワールドカップに出たいなーと思ってしまった。きっと数多くの子供がそう思ったに違いない。素晴らしいことだぜ。ダイビングにもそんな大会があったらよかったのになー。・・・・って、あ、これログでした・・・。ひとりごとではなかったですね。

えーと・・・・・・、まぁーとにかくめでたいじやーあーりませんか。ばんざーいばんざーい。

ばんざーぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!

 

Date

2002/6/13

天候 曇りそして雨
気温 27℃ 大潮

水温

25℃

南西

透明度

12-15M

1.5-2.0M

生物

モンハナシャコ、オドリハゼ、カクレクマノミ、ハダカハオコゼ、シモフリタナバタウオ、オニカサゴ、タツウミヤッコ、ハナミドリガイ、ユキヤマウミウシ、ハタタテシノビハゼ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ハナハゼ、リングアイジョー、ワレカラ、マガタマエビ、コノハガニ、オランウータンクラブ、ワモンダコなど

コメント

また、まぁーた雨である。最低だ。なんてこったい。

空の一部のわずかな雲の隙間だけを見つけて、「あ、なんか晴れてきたような・・・・」とつぶやくお客様の「晴れてほしい・・・・・」という気持ちは痛いほどに理解できるのだが、空全体を見れば晴れるどころか、後々またもや雨が降るであろうことが明白な、この梅雨空はお客様を意気消沈させたようで、いつもは元気な今日ののお客様も心なしかトーンダウン。しかし切り替えが早く海中ではびしばしと果敢に攻めるシャッター攻撃でまるで日本代表の中盤のプレスのようなカメラワークに私はボールをインターセプトされ、慌てふためくロシアのディフエンスのように次々と秘めておいたネタを足元からこぼし、やはりアグレッシブな中盤がダイビングを支配するというのは本当なんだねーとお客様と納得しました。と、いうのはまったくの嘘で、何を書いているのかよくわからないけれど、とにかく果敢に攻めるカメラだったと言うことなのだ。

実は今は6/26なのだ。10日以上も前のダイビングの内容を事細かに記憶できているほど私の内臓メモリは最新版ではないので、ワールドカップを利用してごまかしているというのが本音なのだ。

まぁーゆるしておくれ。31歳の日本人男性インストラクターの記憶量なんてこんなものであーる。

 

Date

2002/6/12

天候 曇り
気温 27℃ 大潮

水温

25℃

南西

透明度

12-15M

1.5-2.0M

生物

忘れてしまいました。映像だけが残っていました。

コメント

お客様がいなかったので、スタッフだけでふらふら潜って写真を撮っていました。どんなダイビングだったか、ほとんど憶えていないのだが、記録で残っているので載せときましょうね。

6.20umiushi.jpg (22549 バイト)

まずはチョー大きかったスソヒダウミウシです。ウミウシ図鑑によると深い場所にいるそうなのだが、見つけた水深は8Mほどでした。

6.20umi2.jpg (15864 バイト)

ヒョウモンウミウシもいました。こいつは移動のスピードがとても速いです。

6.20aoumiushi.jpg (13095 バイト)

名前不明の青いウミウシもいましたが、大きさは5ミリぐらいでした。なんでしょうか?

6.20kouwan.jpg (18941 バイト)

コウワンテグリの子供と思われる個体がぴこぴこ移動していました。大きさは1センチぐらい。

6.20youji.jpg (10003 バイト)

なんだかよくわからないけれど、ヨウジウオの仲間だということはわかる。大きさは1-2センチの極細で正体不明。なんでしょうね?

 

Date

2002/6/10

天候 晴れ
気温 28℃ 大潮

水温

25℃

南東

透明度

15M

4.0M

生物

ハナゴンベ、オランウータンクラブ、リングアイジョー、ヒオドシユビウミウシ、イガグリウミウシ、ツバメウオ、カマス、モンガラカワハギなど

コメント

台風接近中の沖縄本島。すでに宮古島や石垣島は暴風雨圏内をぬけているこの時間にまだ潜れるポイントがありまして、そこでダイビング。ここしか潜れる場所がないようで、大変な混雑振りでした。

透明度はそこそこで水温もそこそこ。生物もそこそこと、すべてに平均的なダイビング。でもまだウミウシが多いということが救いかな。

 

Date

2002/6/9

天候 晴れそして曇り
気温 28℃ 中潮

水温

25℃

南東

透明度

15M

2.0-2.5M

生物

コロダイ子供、アジアコショウダイ子供、ベラの子供、ヤシャハゼ、ヒメオニオコゼ、ヤッコエイ、ムレハタタテダイ、スカシテンジクダイ、ナンヨウハギ、セムシカサゴ、ハナミノカサゴ、コブシメ、アカマツカサ、ハタンポ、ナマコマルガザミ、カクレクマノミ、ユキミノガイ、ハナゴイ、グルクン、イソマグロ群れ、カスミチョウチョウウオ、カスリフサカサゴなど

コメント

透明度がすばらしく良くて、潜っているだけで気持ちのいいダイビング。コシヨウダイやコロダイの子供も見られて、マクロもおもしろい。ムレハタタテダイなんかも群れていて、南国ムードは高まるばかり。ヤッコエイやヒメオニオコゼも出てきてくれて、実に素晴らしい。

他のポイントではグルクンがたわわに群れていて、それらは、小ぶりだが20-30匹はいるイソマグロに追いかけられており海外ダイビングのようなシーンがゆっくりと展開されて、実に満足のいく内容でした。

よかよか。

 

Date

2002/6/8

天候 曇りそして雨
気温 28℃ 中潮

水温

25℃

透明度

15M

1.5M

生物

ハナビラクマノミ、カクレクマノミ、コンゴウフグ、ゴマモンガラ子供、トウアカクマノミ、ニセアカホシカクレエビ、ハマクマノミ、ヒメダテハゼのスミゾメキヌハダウミウシ付、シモフリタナバタウオ、コブシメ産卵中、サザナミヤッコ子供、アマミスズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、トゲダルマガレイ、ヤイトヤッコ、ムラサキウミコチョウ、シノビイロウミウシ、アカマツカサ、ハタンポ、ウミウシの卵、チゴミノウミウシ、エリグロギンポ、イソギンチャクモエビなど以上阿部グループ

モヨウハタ、コクテンフグ、キホシスズメダイ、アサドスズメダイ、ロクセンヤッコ、グルクン、イソマグロ、カスミチヨウチョウウオ、ギンガメアジ、ナンヨウハギ、キンキョハナダイ、ハマクマノミ、ハナゴイ、カスリフサカサゴ、ハタタテハゼなど以上世古グループ

コメント

私世古はケラマに行って来ました。けっこうサンゴのきれいな場所をダイビング。枝サンゴもテーブルサンゴもたわわに残っていて本当にきれいです。ほとんど何も紹介していなかったのだが、きれいなサンゴをのほほほーんと見ているだけで、実に幸せなのだ。

別のポイントではイソマグロやギンガメアジの10数匹の群れもいました。こーいう回遊魚のまわってくるポイントもケラマにはあるということだが、まだそのパワーを見せてもらっていません。まぁーいつか見られるのだろう。

阿部のグループはコブシメの産卵に遭遇できて、ゆっくり見られたようです。あとゴマモンガラ子供やコンゴウフグ、ウミウシの卵を食べていたチゴミノウミウシなどもいて、ちょっと水温の低い場所もあったのだが、のんびり潜れたのだ。

 

Date

2002/6/7

天候 曇りそして雨
気温 28℃ 中潮

水温

25℃

透明度

15M

1.5M

生物

エリグロギンポ、黄茶色のジョーフィッシュ、ハナミノカサゴ、オイランヨウジ、リングアイジョー、バブルコーラルシュリンプ、ヒレナガネジリンボウ、ミナミウシノシタ、オドリカクレエビ、ハリセンボン、オランウータンクラブ、ハマクマノミなど

コメント

よく見るとぼこぼこ出てきたぞ。何が出てきたのかと言うと、黄茶色ジョー君であーる。4個体ほど確認できました。でも雑誌に載っているようなまっ黄色の奴はなかなかいないです。

ヒレナガネジリンボウはけっこう隠れずにゆっくり眺めさせてくれます。オドリカクレエビもいろんな場所で踊っています。オランウータンクラブはこれから数が減っていくかな・・・・・?

 

Date

2002/6/5

天候 曇りそして雨
気温 28℃ 小潮

水温

25℃

透明度

15M

1.0M

生物

ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ハナハゼ、オドリカクレエビ、ニセアカホシカクレエビ、リングアイジョー、オイランヨウジ、バブルコーラルシュリンプ、イシガキカエルウオ、ハナイロウミウシ、カクレクマノミ、ゴンズイ、ミナミホタテウミヘビの子供?など

コメント

日本勝ち点1をゲットの朗報に踊らされるように潜りに来てみると、まだまだあいにくの梅雨空満開の沖縄本島なのだが、透明度はまぁー青いかな・・・・。水面はペタペタのようでもけっこう波長の大きなうねりが入ってきていて、カエルウオなどを撮ろうとすると、ちょっと・・・・、いや、かなり不安定。

ヤシャハゼはすくすくと成長している様子で、ヒレナガネジリンボウも大きくなっています。ミナミホタテウミヘビの子供サイズなのかまったく別種なのかわからないが、シャーペンぐらいの頭が砂底からによっきりと顔を出していました。

 

Date

2002/6/2

天候 晴れ
気温 28℃ 小潮

水温

24℃

透明度

15M

1.5M

生物

リングアイジョー、ハダカハオコゼ、オランウータンクセブ、オイランヨウジ、ヒバシヨウジ、オトヒメエビ、アジアコシヨウダイ子供、ヒレボシミノカサゴ、ヤライイシモチ、モザイクウミウシ、アカテンイロウミウシ、シノビイロウミウシ、ゾウゲイロウミウシなど

コメント

ちょこちょこと移動するハダカハオコゼ。だけれど、そいつたちが同じ個体なのかは結局よくわからない。同じような色で大きさだけれど、やっぱしよくわからない。

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もう出てきたよ。アジアコショウダイ子供。くねくねと体を躍らせて実にかわいい。もうすぐチョウチョウコショウダイ子供も見られることでしょう。いっぱいいっぱい出てきてくれることを願ってやまない生物なのだ。

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そしてヒレボシミノカサゴにも初対面。出会ってみるとなんてことのない魚だった。きれいなんだけれどね。かわったアゴしてるんだけれど。やっぱりミノカサゴっぽい姿はそのまんまなのだ。出来れば正面から撮りたかったのだが、常に穴の奥に顔を向けているのでそれは無理な話だったのだ。

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あと、ウミウシがまだまだいっぱいいるのだ。まずアカテンイロウミウシ。これを見たがっていたお客様がいたのだが・・・・、Mさーん、見れましたよー・・・・って私が見てもしょうがないんだよね。

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そしてこいつは1センチにもみたなかったモザイクウミウシ。小さくても模様がそのままですごくきれい。

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そしてたぶん、こいつは、シノビイロウミウシでは?

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そしてイシモチ類の口の中には卵がたわわに入っているのだが、溢れんばかりに頬張っている奴にはあまりお目にかかれません。写真のようによーく見ると卵が透けて見える・・・・・というのなら、けっこう見られます。

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