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ひとりごと

スピッツ

 

2004/2/25

雨です。

降ったり、止んだり。

繰り返しながらけっこう続いている。

 

風はあまりなくて、海は穏やかそのものである。

観光客のレンタカーはそれほど多くないのに、

国道58号線は今日も渋滞している。

内地に帰っているときはあまり渋滞に巻き込まれなかったので、

久しぶりの渋滞だ。

那覇ならまだ我慢できるが、

最近の恩納村内の渋滞はけっこうひどい。海岸線を走る一本道なので、

他に逃げる道路も限られているため、巻き込まれると

村上春樹ではないが、やれやれと言いたくなってしまう。

 

それを解消するために、恩納村の山を切り開いて只今バイパス建造工事が

進んでいる。大学院大学も建てられるし、新しい野球場も建造されるらしい。

そんで阪神タイガースは冬のキャンプでそこを使い、一軍も二軍もずっと沖縄で

キャンプがはれるようにしていくらしい。

高知県の安芸市とはもうバイバイということなのかな?

新聞にそのような計画が書かれていました。

 

ふむ。

 

山が切り開かれています。

 

一ヶ月しか沖縄を留守にしなかったのに、

けっこういろんな場所で、

あれ?

という感じに見通しが良くなって、丘や山肌がなくなっている。

便利になるということはこーいうことなんだろうけれど、

「ほどほど」というレベルはどのへんにあるのだろうか?

 

今のご時世ほど、ほどほどの境界線があやふやになってきた時代は

過去になかったんじやないだろうか?

それはいろんな価値観を認め合うようになってきたからだよね。

いろんな人間がいろんなことを思って、信じて、生きているんだ。

ということをわかりあおうとした結果だと思うのだが、

 

どうだろうか?

 

同性同士の結婚? バカモノ!! と怒鳴っていた時代は過ぎて

認め合おう・・・という考え方が出てきたし、

携帯電話はどこまで進歩するのだろうか?

もうここらあたりでほどほどだとも思うんだけれど。

 

ほどほどにしないと、誰かが怒っていた一昔前。

オヤジが怒り、行政や国や社会やモラルが一線を引いていた昔。

ふむ。

そーか。こーいう分野においては、いいことに違いない。

ほどほどのラインが消えていくことは。

被害者の立場が認められていくことだよね?

 

ただ地球は怒れないし、何も言わないから、

全部ツケがまわってくるということか。

自然環境問題の基本に立ち返ったところで、

笑点、これにてお開き。

明日は仕事だ。

笑点ってまだやっているんだぜ、知ってた?

あれこそほどほどを越えてがんばっているね。

 

2004/2/24

休暇中、真弓の実家に行きました。

信州ですな。

山なわけですよ。

山岳地帯というとオーバーだが、

海ばっかり見てきた私に言わせれば、かなりの山である。

真弓のおとーさんに山を見にドライブに連れて行ってもらったのだが、

とんでもない場所にもちゃんと人は住んでいたのだ。

 

初めは北アルプスが見渡せる高原に行こうということで、車を走らせたのだが、

そこまでの道路が通行止めになっていたため、断念。

すると、日本のチロルに行こうとおとーさんが言い出された。

チロル?

チロルと言われても私にはチロルチョコレートのチロルぐらいしかイメージはない。

スイスにある小さな村の名前をチロルと言ったような言わなかったような・・・・という

おとーさんの話を聞きながら、車は走る。

ところどころ残雪の残る山道は部分部分でかなり細くなる。

2車線道路が1車線道路になり、「チロルの里」という看板がありました。

 

生徒がいるのだろうか? と思えるような辺鄙な場所に建つ学校の横を

スルスル入っていくと、車1台が通れる道路が山頂に向けて続いている。

花粉症の人は絶対に住めないというような杉林をどんどん車は登っていく。

途中で林業に携わっているのであろうと思われる人が働いている。

真弓が「きこり」だと言うが、実に「きこり」という言葉を聞いたのは

どれぐらいぶりだろうか? もしかしたらはじめてかもしれない。

きこり?

「きこり」というのはあーいう人のことを言う言葉だったのか・・・。

山に来てみなければわからないこともたくさんあるものだ。

ところどころのカーブ、日陰になっている部分の雪はまだ凍っているようにも見える。

実に怖い。

スタッドレスタイヤだから大丈夫ということは頭では理解しているのだが、

実感としてはなかなか安心できない。

左側に壁、または杉林を見つつ、右側にはガードレールもない崖が見える。

最高に怖い。

こんなところをずっと登っていかねばならない

日本のチロルにはいったい何があるのだろうか?

おとーさんの話によるとなにもないが、ちっぽけな村があるだけとのこと。

ただアルプスがきれいに見える・・・らしい。ふむ。

 

10分以上、そんな道路を通り、ほんまに田舎な場所だなーとか、

なんて自然だけなんだ・・・とか、素晴らしい山並みだ・・・とか

思っていると、いきなりどかぁぁぁぁぁぁぁんんんと現れ、

私を驚かすのは巨大な鉄塔である。

電線をつなぎ、いろんな場所に電気を供給している立派な施設が、

とんでもない山の中にもしっかり設備されているのだ。

はぁーぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・。

しかもその巨大な鉄塔はこの今走っている車の横に建っているわけではない。

道なぞ見つけられないような山腹にどっしりと腰をすえているわけで、

どのようにしてあれを建てたのだろうか? と考え出すと、

建造した人々の努力は底が知れない。

そして山から隣の山に張られているあの電線にもびっくり。

鉄塔を建ててから、どうやって張るのだろうか?

こーいうのわかったらトリビアの泉のいいネタになるんじゃないだろうか?

どうしてあの電線は切れないのだろうか?

台風が来たら簡単にいつも切断される・・・という話は聞いたことがない。

謎だらけの鉄塔と電線を横目で見つつ、感嘆のため息を漏らしていると、

車はチロル村に到着した。

 

むむむむむむむむ・・・。

ほんまに人が生活している。家がある。

しかしそこだけ平地になっているのではなく、

山の斜面のちょっとした平地に家が建っている。

日本の家屋のイメージからは程遠い。

ペルーとかの山岳民族なんかの映像が思い出される。

家の前では畑作業をしている人もいるが、その畑も平地ではなく、

かなりの斜面である。常に踏ん張っていないと滑ってしまいそうな斜面が

お茶畑になっていました。

なんでもやろうと思えばやれるんだなー・・・・。

人間ってすごい。

 

隣に家はあるのだが、隣にはない。

必ず少しは高低差があったように思う。

つまり同じ標高に家2軒を建てられるほどの土地はないということである。

そのチロル村の最頂部に展望台があり喫茶店があるということで、

お茶して帰ろう・・・と行ったのですが、2月はまだまだ営業期間ではないらしく、

どこも閉まっていました。

たまたま今年は暖かくて雪が溶け、車でここまで来られたけれど、

本来の2月のチロル村は豪雪に閉じ込められ、訪問者の訪れない

冬の時期なのだろう。

そんなときにチロル村に来られた私たちは大変ラッキーだったのだろうが、

何より山のでかさを今年も味わえたのは素晴らしい経験でした。

信州の山々を車で走っていると、ほんまに山ばっかりで、

川があり、田んぼがあり、リンゴ園がある。

日本ってまだまだ自然がいっぱいあるんだなーと思ったし、

日本って小さいみたいに思っていたけれど、なにをおっしゃるうさぎさん・・・、

けっこう大きいやん・・・と思いました。

海を見るときとは違うよね。

沖縄なんかで海を見ていると、水平線がビシッ! と

見られるわけでそーいうときには、地球って丸いな、大きいなって感じる。

山は国土で国のもの。

海は誰のものでもなくて、ただ地球を覆っているだけということなのか。

 

きこり・・・か。

ここで私の好きなムラカミハルキの小説の言葉。

「良いきこりは体にひとつだけ傷を持っているものさ」

世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの中の言葉であるが、

これまたいろんな分野に当てはまる言葉である。

 

ふふふ。

良いガイドやイントラになれるようがんばりましょう。

 

2004/2/23

さて、なにから書こうか?

まずサッカーから。

U−23日本代表。強かったね。

韓国の中盤をはるかに上回る運動量、激しいプレス。

つながるパス。平山のポストプレー、田中のドリブル。

A代表よ、がんばってくれ。

まぁーサッカーはここまで。

 

そしてようやく「ニモ」を見ました。

ようやく・・・です。日本語吹き替え版しかもう上映していなかったので、

しかたなく、それで見ましたが、いやー、いろんなこと考えました。

いい映画だと思います。

そりゃーうーん、設定に無理があるなーという部分もあったけれど・・・、

そんなもの別にどうでもよくなってしまうよね。

映像が文句無くきれいだよね。

実際の海中よりもはるかに美しい。

魚の姿しているけれどみんな表情豊だね。

マリーンが心配している顔やニモが泣き出しそうな顔とか、

ちゃんとわかるもんな。

ほんま絵がきれいで上手だね。

 

そしてストーリーは親が子離れしていくときの映画だと思ったんだけれど、

どうでしようか?

自分が親から離れていった時のことも考えられるし、

これから親になったとしたら・・・としても考えられたし、

いろいろ考えました。

泣けてしまったし。

困ったものだ。

 

モルディブツアーレポートはようやく3日目に突入したところ。

まだまだ先は遠い。

 

そして今日の沖縄本島は昨晩から吹き続けた北風のために、

かなりご機嫌斜め。海も荒れている。午後からは晴れてきましたけれどね。

明日は風も北から東にまわっていくとのことで、どこかで潜れそうだったら

久しぶりに、ほんまに久しぶりにちょっと潜ってこようかな。

 

では、したっ。

 

2004/2/21

よっしゃー。

帰ってきましたね。

ほぼ一ヶ月ぶりの沖縄は暖かいことこのうえなし。

風の強さが気にかかるが、まぁーまだ2月なんだから、

こんなもんだろう?

 

休暇中にいろいろ思ったことは、ほんまにたくさんあるのだが、

まぁーゆっくり書いていきたいと思う。

当面は海に潜ってのネタチェックと、

モルディブレポートの執筆、写真チェック、

予約の手続き処理に追われることでしょう。

 

地元のお客様にも、帰還を報告し、

また一緒に潜っていただけるようお願いしなければ。

 

では、とりあえず、これにて。

あ、オマーン戦勝ってよかったですね。

これから平山が出る韓国戦があります。

仕事しながら見ないと・・・・。

 

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