2000 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 10 11 12

 

ひとりごと

スピッツ

 

2004/7/23

あら、まぁー、もう23日かよ・・・。

全然書いてないぞ。

たしかに忙しかったし、

書く暇はなかった。

良いことに違いない。

ところが8月は全然暇なのだ。

例年通りの航空チケットの値上がりにより、

ダイバーは皆、8月を回避する傾向がある。

たしかに8月の沖縄というと旅行費用は高くつくだろう。

ところが、おっと、どっこい。

 

海はやはり素晴らしいのだ。

いろんな生物の子供がわんさかいるんだぜ。

水温高いぜ。28−29度はあるだろう。

透明度もいいし、海も凪ぐ。

ノンストレスなダイビングにあなたの心も身体もトロトロ間違い無しなのだ。

 

サッカーの試合、最近多いね。

素晴らしい。

沖縄だけゲームが見られないような状況でも

日本代表の試合が組まれていることじたいが素晴らしいのだ。

ぜひ実戦でレベルアップしてほしい。

ヒデ、稲本、小野のいない中盤に加えて、

福西も怪我をしたらしいし、楢崎も久保もいない。

これでアジアカップで優勝できれば、

日本代表ってほんま、選手層が濃くなったということだよね。

ぜひがんばってほしい。

 

先日お客さんと話していて、利き目という言葉を

私は恥ずかしながら初めて知りました。

両目を開いているにもかかわらず、

普段あまり使っていない目があるという話は実に信じがたい。

どちらの目が利き目か調べる方法を教えてもらって、

試してみたが、どうやら私はいつも両目で見ているらしい。

利き目というのがないということなのかな・・・・。

 

片目を閉じているので片方では見ないというのならわかるが、

両目開いていて、片目ではあまり見ていない状況って、

どんな風に見えているのだろうか?

どのような理由で片目をだんだん使わなくなったのだろうか?

 

いや、別にこのトピックに答えなどない。

ふと思ったことを書いただけである。

 

そこで私の好きな一言。

「うまく進みたかったら、目を上げて先を見ろ」

村上龍さんのエッセイだったかな・・・、とにかく村上龍さんが書いていました。

 

しっかり両目を開いて、見えるものは全部見てやるぜ!!

という貪欲な心意気を持っていた10代の頃の私だったが、

今もこの両目は健在である。

不確かなこの世の中で、

自分に見えるものぐらいはせめて全部、ほんまに全部、

全部が全部、見てみたいものであります。

まずそこから信用するものが始まる気がする。

 

そーいう意味ではガイドという仕事は

見えるものすべてを信用しないと、成り立たない職業だな。

風向き、波の様子、流れの向き、方向、強さ、

潮位、太陽の位置、底の砂質、お客様のレベル、

透明度の行方、生物の行動など、

見忘れると、命取りになりかねないぜ。

気をつけるべし。

 

2004/7/14

うーん・・・。

暇な夏になるのかなー・・・と憂えていたら、

バタバタ予約が入ってきて、

けっこう忙しく過ごしている。

 

と、いうことでひとりごとの更新は滞りまくりであーる。

明日はナイトもあるし、

講習も入ってくるし、

けっこうてんやわんやだ。

 

他のダイビングショップもけっこう忙しそう。

瀬良垣なんぞで潜っていると、

隣の海水プールで講習や体験ダイビングの実習をやっている姿を

頻繁に見かける。

午前と午後でお客様を入れ換え、潜りっぱなしのスタッフも多いのだろう。

 

スピッツもそーいう感じで潜る日もある。

が、他のショップからすると圧倒的に少ないのだろう。

ファンでのんびり潜っていることが多い。

 

一言でダイブスタッフといっても、・・・・・、

余談だが、英語ではダイブスタッフと言う。

ダイビングスタッフとは言わない。

同様にダイブショップという。

ダイビングショップとは言わないのだよ・・・、

と昔誰かに教えてもらった。

誰だったかなー・・・・。

 

そう、で、ダイブスタッフといっても、

仕事の内容はまったく異なる。

体験ダイビングではお客様の安全管理がすべてだし、

ファンダイビングでは安全管理は当たり前として、

いろんな楽しみを紹介、ガイドせねばならない。

どちらが簡単か? ということではなく、

どちらにもそれぞれの楽しさがあり、難しさもあるということ。

私なんぞもそれぞれの仕事の前では心構えが違う。

マンツーマンのファンダイブの時などは、

よっしゃー、しっかりねっとりなんか獲物を探したるでー。

という感じだが、

体験ダイビング3人などの仕事の前には、

どうかお客様、みんなの耳がうまくぬけますように・・・・とか、

水慣れしているお客様だったらいいのになー・・・とか、

まだ見ぬお客様のレベルを想定し、

いろんなレベルに合わせて、そのコースをシュミレーションしたりする。

 

モルディブなどでは、

第一段階で、何人かな?

という問いがあり、

次に何語を話すのだろうか?

という問いもある。

英語でコミュニケーションできたら、よっしゃーって感じだった。

フランス語のみで、英語もカタコト・・・・とか、

スペイン語のみ・・・とか。

そーいう状況はかなり強敵であーる。

 

私の英語による説明がほとんど理解されず、ただ見よう見まねでマスククリアや

レギュレータークリアなどをこなしていくフランス人などを見ていると、

私の師匠が言ってくれていた言葉を頻繁に思い出してしまう。

 

「背が立つほどの浅瀬の水中でな、講習している時にな、

もしお客さんがパニックになったとするやん、

レギュレーターを口から外して浮上しようとするお客さんは

絶対に深いところに連れて行ったらあかん」

 

ふむふむ。

イントラ成り立ての頃はあまりよく理解できなかった言葉だったが、

今となってはまさにそのとーりだと思う。

どんだけ慌てて浮上しても、レギュレーターをくわえたまま浮上するお客さんは

けっこう落ち着いているもんなんですよね。

 

スピッツでの仕事は日本人相手がほとんどなので、

最近では英語をほとんど使わないが、

また外国人を相手にダイビングしたいなー・・・・と

時々思ったりする。

時々ね。時々。

 

では、チャオ。

今日はオリンピック代表の試合だね。

 

2004/7/9

うーん・・・・。

忙しく働いていたら、

七夕も終わり、いつのまにか7月9日か。

速いねー。

 

日本代表のスロバキア戦は日本テレビでの中継ということで、

例によって沖縄での放送はない。

いったい何試合のゲームが見れないのだろうか?

しょうがないから、女子バレーでも見るか・・・・。

もう怒る気力もなくなって当然なのだ。

 

台風7号のうねりもようやく消えかけた沖縄本島地方。

夏も本番だが、梅雨ど真ん中の本土は昨日、今日とひどい猛暑のようで

大変ですね。

沖縄は30℃前後。

暑いといっても海風が涼しく吹き抜け、木陰にいれば、

そんなに暑くは感じない。

今日は午後からのダイビングであります。

 

久しぶりに書くので、なにかウダウダ書きましょうか。

先日、久しぶりにガイド中にお客様をロストしました。

結果的に無事だったので、何事もなかったのだが、

私は一人でドキドキしていた。

ボートでのダイビングだったのだが、

台風がもたらした豪雨により山の土砂が流れ込み透明度は5Mくらい。

引率していたお客様は全部で3名。

みんなが200本以上潜っているベテランダイバーだったので、

ある程度ほったちらかしにしておいてもそれほど心配ではなかったのだが、

それはやはり潜っている様子が見えているからで、

見えなくなってしまうと、不安はいきなりふくれあがる。

 

クサハゼをじっくりみんながそれぞれで観察していたのだが、

ふと気付くと一人だけ見えなくなっていた。

かなり水中を探したのだが、見当たらなかった。

浮上し、ボートの上から泡を捜してもらうが、

それらしい泡は見当たらないとキャプテンは言う。

 

うーん・・・・。

 

そんなに波のある海面ではないし、

そんなにボートから離れているとは思えないので、

この状況で泡が水面に出ていないというのはけっこう・・・・。

想像できる結果としてはやばい方向に傾いてしまう。

 

とにかく探すわけだが、

こーいう時、他のガイドさんは、どんなことを考えながら

探しているのだろう?

まぁー長くガイドしていれば、誰でも一度や二度のこーいう経験は

あるわけで、実際のところ、私なんかは、

これ・・・・、もしかして、

見つからなかったらどうなるんだろーなー・・・・とか

考えながら探していることが多い。

お客さんは今、どのような状態だろうか?

ということもよく考える。

お客さんとしては、

生物見ていたら、知らない間にみんながいなくなっていた・・・。

みんなを探して泳げば泳ぐほど、ロスト現場から逆に遠ざかったり

することも考えられるわけで、

ロストしたら、お客さんはそこから動かない方がいいことが多い。

 

ロストしてしまうのは、初心者よりもベテランダイバーの方が多い。

まぁーなんとなくわかるよね。

ベテランは慣れているし、

いざとなったら浮上すればいいや、と思っている人も多いだろう。

ガイドさんもベテランをガイドする時は、ある程度フリーに動いてもらっていると思う。

しかし、ちょっとしたことでパニックになったりすることは

十分考えられるわけで、

透明度の悪いポイントで1人残されたダイバーが

パニックになるのに特別な理由はいらないのであーる。

それは200本も500本も経験は関係ないのであーる。

私なんて8000本以上の経験があって、

ほぼ毎日潜っているのだが、

その私にしても、1人で透明度の悪い場所に取り残されたりするのは

けっこう怖かったりする。

 

なにが言いたいのかかというと、

ロストという状態は、ガイドさんにしても

きっとお客さんにしても不安なものなので、

できるだけなくしたいし、

もしそのような状況になったら、

セオリー通り、浮上して再び合流するのが得策であろうということであーる。

 

透明度の悪いところで潜る時は、私も気をつけるし、

みなさんも気をつけてね。

ではでは。

 

2004/7/1

全然書いてない。

忙しい。

控えめに言っても忙しい。

ログもたまる。

撮った写真もたまる。

作業はよりわずらわしくなる。

更新は滞る。

・・・・・。

 

うーむ・・・・。

 

一週間分のログを書くというのは、

かなりの作業であります。

撮影した画像の色彩処理もわずらわしさに拍車をかける。

3ダイブ後、パソコンに向かうパワーはほとんどない。

睡眠の方が大事である。

ちょっとずつなら更新もできようものだが、

ちょっとずつ書くのは嫌いなのだ。

書くときは、ドカッ! と盛りだくさんな内容でアップしたい。

フリソデエビやキンチャクガニ、イザリウオにマガタマエビ、

セッパリハギにジョーフィッシュ。

忘れちゃならない、ピグミーシーホースにモンツキカエルウオの定番。

ツマジロオコゼもいるし、名前のわからないハゼもいました。

 

画像もたくさんあるぞ。

ぜひ楽しみにしていただきたい。

しかし更新できるのはいったいいつの日か?

 

台湾付近でグルグルまいている台風。

そのまま大陸に逃げていくかと思ったら、

なんと北上してきた。

そしてちょっと東に向いてきた。

なんてこったい。

オーマイガッ!!

 

せっかくいろいろネタが出てきたのに・・・・。

台風よ大陸へ去りなさい。

 

砂辺にあたるうねりの大きさが台風の接近を物語っている。

しかし恩納村近辺はまだまだ穏やか。

いつになったらあのうねりがここまで届くのかかなり心配だが、

潜れる海を探して、潜り続けるのみである。

 

では、チャオ。

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