2000 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 10 11 12

 

ひとりごと

スピッツ

 

2004/9/29

ザブーン、ドブーンか。

西風に荒れる海め。

台風21号め。

なにしてくれてるねん。

停滞だけならまだしも、リバースって、どーいうこと?

迷走するなよ。

駆け抜けろよ。

 

しかし昨日は潜れたんだよね。

台風が久米島のすぐ西側でグルグルとぐろを巻いていたあの状況で

真栄田は潜れる海況だったんだよね。

すごいもんだ。

デジカメがなくて映像がまったくないのが辛い。

台風のときは海の映像をたいてい流していたので、

今回の台風のときはえらく手持ち無沙汰だった。

潜れるといってもそこそこのうねりが入ってきていた真栄田。

ベテランを引率してのファンダイビングならまだしも、

体験ダイビングを決行していたシッョプがあったことにはかなり驚いた。

真栄田にいた同業者もけっこう驚いていた。

 

うーん・・・・。

私なら無理であーる。

そこはまぁー大きな名の通ったショップだったので、

昨日潜っていたスタッフの中には店の代表者はきっといないのであろう。

スタッフの誰かが海を見て、潜れると判断し、潜っているのだろう。

私には無理である。

私も昨日真栄田で潜っていたが、自分で海を見て、自分で潜るから、

潜ったということであり、そこのショップとは全然違う。

Aさんが海を見て、潜れるよと電話してくる。

Bさんが準備して出発。

私はそれを見送り、お店で事務を・・・・。

というのは絶対無理。

 

自分でやらないと気が済まない質なのであろう。

自分で海をチェックしたいし、自分の選んだエントリー方法で入りたい。

自分が楽しいと思う進路を進みたい。

とかく自分で決断したいのである。

 

こう書くと格好つけているようにも受け取れるが、

反対から書くと、それは仕事の幅を狭めるデメリットにすぎない。

荒れた海に潜れるかどうかの判断を誰かに委ね、

潜れるスタッフをたくさん集め、大量のお客さんをさばければ、

それ相応の収入も得られるのであろう。

 

スタッフを雇って信用に足るまでに育てるには

どれくらいかかるのかな。

これは潜る海にもよる。

モルディブでは数多くのスタッフを

ベースリーダーとして雇い入れていたけれど、

信用に足るスタッフはたくさんできた。

みんながんばってくれた。

 

はじめはガイドのアシストについて潜って

ポイントを憶える。

3回ぐらい潜ったら、もうガイドしてもらっていたからね。

モルディブでのガイドって難しくない・・・っていうと、語弊があるが、

沖縄に比べると難しくない。

ガイドの難しさからいうと、沖縄の方がはるかに難しい。

まず元の場所に戻らなければならないし、

魚を探さなければならない。

モルディブでは浮上すればボートが迎えにきたし、

潜っていれば大物がどんどん出てきた。

ガイドがグループコントロールできていれば、

お客さんはそれぞれで楽しめる。

沖縄ではそうはいかない。

いろいろ探して、説明したり、

かわいい部分を紹介したりしないと

ホンマにただ潜っているだけになってしまう。

しかしモルディブのような流れがないということを考えれば、

沖縄本島でのガイドの方が事故の可能性は低いかもしれない。

モルディブはホンマに流れるからね。

 

さて、

まぁーガイドにどこまでのレベルを要求するかで

この話の論点は変わっていくけれどね。

 

とにかく、真弓と2人でやれる範囲の仕事しか取れないし、

無理はしたくないけれど、

その範囲の中でたくさんのダイバーやノンダイバーを楽しませてあげたいと

考えているので、また遊びに来ていただけると大変嬉しいのだ。

 

昨日はどこのショップも事故がなくて良かったね。

ではでは。

 

2004/9/26

ふと気付けばまたもや台風である。

21号。

沖縄に到達するまで速かったなー・・・・。

昨日まではけっこう穏やかでのんびり潜れました。

前線の影響で起こっていたと思われる変なうねりも消えかけて、

むしろ一昨日や昨日よりも穏やかといってもいいぐらいの海況でした。

今朝は東から南東の風。

砂辺は穏やかだったが、沖合いには白い波がバシャバシャ跳ねていました。

雨水による濁りで透明度はあんまり良くなさそう。

隣の街に住んでいるお客様の予約が入っていたのだが、

まぁー無理をせず、今日は中止ということにしました。

台風通過後の風の変化も不安だが、

台風情報を見るたびに予想針路が微妙に変わっているのがよりおどろおどろしい。

停滞する・・・とか、迷走する・・・・とか。

いろんなコメントがニュースでも聞かれる。

ふむふむ。

なんとかしてほしいもんだ。

 

今年はホンマに台風多いね。

ダイビング業者は泣かされっぱなしであーる。

そしてもうひとつ泣かされてしまうことは、

デジカメが壊れてしまったことであーる。

電源も入るし、シャッターも下りるのだが、

液晶画面や撮影した画像に微妙なかげりや太線が入り、

まるで呪われたカメラのような、

誰かがどこかで念写しているかのような画面になってしまう。

たしかに胸の高さから落としてしまったが、

それぐらいでこんな故障が起きてしまうとは・・・・。

とほほほ・・・・。

しばらくログに写真の掲載はできません。

ごめんなさいね。

 

台風、いつまでいるのかなー・・・・?

 

2004/9/21

また空いたな・・・・。

最近更新が滞っていますな・・・・。

大変申し訳ありません。

台風が来ないと、潜るのに忙しくって、

やっぱり更新できない日々が続いてしまうのだ。

今日はちょっと時間ができたので、更新、更新。

 

プロ野球がストになってしまったが、

個人的にはあまり興味がない。

古田、ガンバレとも思わない。

だいたい野球選手の年棒なんて高すぎるぞ。

中村が自分の給料の半分も近鉄に返せばいいのではないだろうか?

 

サッカー選手の年棒を見たまえ。

みんなそんなに高くないぞ。

ジダンやベッカムなど世界の一部の選手だけだ。

もっとみんなの給料を下げればいいだけだろう?

チームを運営する方に金がないって言うんだから、

維持できない・・・・って、子供でもわかる話だよね。

理不尽なのは、ライブドアや楽天の参入を認めないという点。

せっかく経済力のある開始やが運営してやろうと出てきたのだから、

それはそれで認めればいいのに、認めないんだなー・・・・。

そのへんは情けないし・・・・。

 

しかし2人の社長、若いよね。

私と同年代だ。

同じ社長という冠を有していても、

レベルはとんでもなく離れている。

ダイビングであんなに巨万の富を築いている社長さんっているんだろうか?

成功していそうな人は・・・・、いる?

でもみんな大変そうよ。

 

そんなに金の儲かる仕事ではない・・・・

というのはちょっと冷静に考えればわかることである。

大量生産できるモノはなにひとつない。

手を抜けば安全性が犠牲になり、

ミスが起これば、それは致命的な事故につながる。

ひとつ、ひとつ、気を抜かないで家内制手工業で売っていくしかないのであります。

単価の値上げというのも、この不景気のご時世にあっては明らかに時代外れ。

価格競争はいつも低価格を巡って起こっている。

削れるコストはめいっぱい削って、しわ寄せは若手のスタッフに押し寄せる。

給料もらえないのならまだしも、潜水過多で減圧症になってしまってからでは、

ホンマに後の祭りである。

 

ただ救いは、私がダイビングを好きだったということ。

今の世の中、いやいや、

いつの時代も生きるのはきっとしんどいことなのでありましょう。

楽なはずはない。

ならば、好きなことやってしんどい思いしている方が、私は良いな。

私もいつか潜れなくなる日がやってくる。

それは絶対やってくる。

それまでになにがやっていけるのか?

会社勤めも、自営業も、尽きぬ不安はこの世のサダメ。

悩んで老いましょうぜ。

 

そこで私の好きな言葉。

「運が悪けりゃ、死ぬだけさ」

小学生の時にやっていたテレビドラマ「俺たちは天使だ」の決め台詞であります。

そりゃー結婚したら子供もできるだろうし、家族も増えるだろう、

死んだらいろいろ迷惑もかかるだろうが、

基本は、やっぱりこれじゃない?

個人の基本は自立にあると思うし、

自立している人が集まった時にこそ、

助け合う行為も有効だと思う。

それぞれが自立し、死ぬまでやりたいようにできるよう、

頭を使ってがんばるのだ。

頭をそーいうことに使うのが人間らしいと思うのだが、どうなんでしようかね。

では、したっ。

 

2004/9/16

10日も空いてしまった。

台風が去った沖縄本島地方。

はじめは曇りの日が多かったのだが、

最近は毎日よく晴れている。

恩納村の海は、遅れていた夏を取り戻すかのように

懸命にベタ凪ぎであります。

しかし透明度はイマイチ・・・かな。

もうちょっとブルーになってほしい。

 

台風が過ぎれば陸上は穏やかになっていくが、

海面が穏やかになるには時間がかかる。

その下の海底で生物が台風前の賑わいを見せてくれるまでには

さらに長い時間がかかる。

去年はこんなにでっかい台風がこなかったので、ここまでの被害はなかったが、

18号は別格でありました。

5Mぐらいから、15Mぐらいまでかな・・・、

いや、もっと深くまで?

とにかくそれぐらいの幅の水深に生息している生物層が

薄くなっていると感じられる。

普通ならばなんらかの新ネタも一緒に流されてくるはずなのだが、

今回のは強すぎたのか、あまり多くの新ネタは飛んでこなかった。

とほほ・・・・。

 

まぁーでも、台風通過から10日。

ようやく海中が落ち着いてきたと感じられるようになってきました。

これからだね。

がんばっていろいろ探してみよう。

 

時に昨日。

仕事は那覇んちゅのお客様の講習最終日でした。

講習は無事に終了。ダイバーがまた新たに1人誕生したわけだが、

休憩の時に、お祭りの話を聞きました。

なんでも、嘉手納にある米軍のベースで今日フェスティバルをしているとのこと。

先日、トリイステーションのフェスティバルをひやかしてきたところであーる。

イマイチ物足りなさを感じていた我々は、仕事が終わってから、

このフェスティバルを体験してみることにしました。

 

那覇んちゅのお客様も帰りに行ってみるとのことで、開催していたら

電話をいれてあげるよ・・・とのこと。

仕事しながら、電話を待っていると、携帯が鳴る。

ふむふむ。ふむふむ。

むむむむむむむむ・・・・。

けっこう大変なんだな・・・・。

 

私の家は嘉手納のベースのすぐそばである。

車で5分ほどの距離にある。

しかーし、今日、そのフェスティバルには自家用車では入園?

なんていうのかな?

入場できないそうである。

行きかたはこうである。

まず車で読谷村役場付近まで行く。

そのそばの旧空港道路から嘉手納ベース行きの臨時バスが出ているので、

それに乗らなければならないとのこと。

ふむふむ。

テロ対策なのだろうか?

勝手にベース内には進入させませんぜ!!

という米軍の思惑が如実に感じられる手段である。

 

実際、行ってみた。

読谷村役場付近にはバスがウヨウヨしている。

サトウキビ畑の間を広々と敷かれた旧滑走路の横にハイエースを置き、

バス乗り場に向かう。

 

乗り場にはテントがあり、軍服を着た米兵の男女が談笑している。

テントは屋根だけがある非常にオープンなものでした。

テントに入ると机の上で荷物を開けろと言われる。

荷物の中にはデジカメも入っており、

なにか言われるかな? と思ったが

何も言われなかった。

次に両手を広げ立ちます。

大きな虫眼鏡のようなモノを全身に当てられ、

金属物を所持していないか検査されました。

 

そしてようやくバスに乗り込むことができました。

バスは普通の日本の市内バスでした。

きっと今日だけ貸しきっているんだろうね。

 

バスにはD−4と書かれていました。

「この場所にはDと書かれているバスが帰ってくるので、

帰るときは、Dのバスに乗ってください」と

日本人のにーちゃんに説明される。

ふむふむ。

 

で、バス移動。

だいたい10分ぐらいかな・・・・。

いつも通っている国道58号を那覇方面に南下していく。

 

おや?

 

いつも通っている通勤道路のはずだ。

ここは毎朝、毎夕、何度も通っている。

しかし・・・・、

なんか景色が違うように感じる。

たかがバスに乗って、目線が上になっているだけのことなのに。

どうしたことだろうか?

日常の風景の中を走っているだけなのに、

なにか異国にきたような変な感覚でありました。

バスって、ちょっと旅行気分を盛り上げるのかな・・・・。

 

そしてゲートに進入。

楽しそうな笑顔の米兵がこちらを見て笑っていた。

手も振っていた。

やっぱりこーいう場所には、優しげな米兵が配置されているのだろうか?

 

バスはベース内部にどんどん進入していく。

ように思えたが、内部ではないな・・・。

ベースの外側をまわっているようだ。

バスの右側にはベース内の建物を見、

左側にはフェンスを見て移動する。

左側に延々と続くフェンスや高い壁を目にすると、

何気に「ここはフェンスの中なんだなー・・・・」という

思いが起こってくる。

「初めて見る風景だね・・・」と真弓、さらに続ける。

「日本国内なのになー・・・・」

ふむふむ。

確かにそのとおりだ。

日本国内なのになー・・・・。

 

バスは滑走路の一角・・・かな?

とにかくとても広いフラットなスペースで停車する。

その先にはトリイステーションのフェスティバルの時のような

屋台が並んでいる。

ステージも設置してあり、バンドが演奏している。

日本語で唄っている。

 

屋台の数はトリイステーションのときよりもはるかに多い。

生ビールも売られている。

生中で200円だった。

屋台の顔ぶれはトリイステーションとほぼ同じ。

違う屋台はあるものの、売っている内容物はそんなに大差がない。

リンゴ飴が売っていたので、嬉しかった。

お土産に購入しました。

 

ウインナーを食べ、スペアリブを食べ、

焼きそばを食べ、ハンバーガーを食べてみました。

スペアリブが美味しかったかな。

ビールも美味かったぞ。

 

トリイステーションとの大きな違いは、ココが空港であるということ。

飛行機が展示してあるのだ。

戦闘機や旅客機、輸送機など、

また日本の自衛隊の飛行機も展示してありました。

中に入れるものもあれば、外からしか見られないものもありました。

中を見られるものは全部見てきたのだ。

 

飛行機マニアの人と見られる人もたくさんいましたし、

子供もたくさんいました。

 

デジカメを持っていったのだが、

バッテリーアウトで撮れなかったのだ。

残念。

 

滑走路なので路上もきれいである。

いたるところで、路上に座っている人々がいる。

我々も路上に座り、花火を待ち、

15分間ほどの花火を楽しみ、

ピザを土産に購入し帰ってきました。

とても大きなピザは1500円。

花火終了間近に購入しようとしたため、

かなりの時間並びました。

30分ぐらいかな・・・・。

 

家に帰ったときは、もうヘトヘトでした。

だけれど、トリイステーションのフェスティバルよりも楽しかった。

行くのならば、嘉手納の方がお勧めであります。

 

2004/9/6

長いなぁぁぁぁぁ・・・・。

まだ暴風域だ。

只今、時刻は正午。

昨日から暴風圏内に入った沖縄本島地方、

昨夜はずっーと南よりの暴風が吹きまくり、

現在になっても吹き続けています。

雨も降りまくり。

当然海の浅瀬は茶色に濁っている。

 

順に海の様子を写真で紹介していこう。

まずは9/4の真栄田岬であります。

台風は沖縄の南海上、強風圏に入っている状態。

風向きは北東。

9.4.2.jpg (66906 バイト)9.4.3.jpg (39864 バイト)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.4.4.jpg (40511 バイト)

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに海は荒れているが、すんげぇーというほどではない。

まだまだこれからでっせーという波とうねりであーる。

そして翌日、9/5の真栄田岬である。

すでに台風は沖縄本島、名護近辺に上陸している。

北東から北の風がとてつもなく強かったお昼頃であります。

9.5.3.jpg (31481 バイト)

吹きまくる雨・・・・というのはおかしな表現だが、

現場を体験するとその言葉がしっくりくる・・・。

雨が降ってくるのではなく、

吹いてくる感じである。

正確には風に吹かれた雨が上からではなく、

横からやって来るのだが、

雨に濡れるというよりも、雨が刺さるという感じで、

真栄田の展望台の横に車を停めて、海を見ているのだが、

フロントガラスが渇くまもなく濡れてしまう。

その隙間から見える海面の盛り上がり方はハンパではない。

今まで見た中で最大級である。

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雨で視界を遮られ、なかなか遠くのうねりまで写っていないが、

荒れ方の片鱗に触れるには十分な写真である。

ホンマ、すごかったでー、昨日は。

砂辺もこんな感じでした。

9.5.1.jpg (33470 バイト)9.5.2.jpg (39146 バイト)

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今日、台風が上陸し、海に抜けたあとの真栄田岬である。

風は返しの南風となっており、

風波が水面から消えています。

だから予想以上に穏やかに見えます。

しかし南風は強烈・・・、だってまだ暴風圏なのだから・・・。

9.6.1.jpg (69767 バイト)9.6.2.jpg (60471 バイト)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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どうでしょうか?

もっと荒れていると思っていました?

風波が消えると、それほどすさまじくは見えないですね。

南から押し寄せる巨大なうねりが残波岬に遮られ、真栄田岬には押し寄せてきません。

残波から回り込んだうねりが届いているぐらいです。

ここから先、北側の万座毛周辺はすごいことになっているのであろう。

後でちょっと見てこようかな・・・・。

 

とにかく海は今日もクローズ。

明日から風は徐々におさまってはいくが、

風向きはなんと西風。

最悪の台風に最悪の風向きを付け加えて、

最悪の海況はいつまで尾を引きずるのだろうか?

これじゃー商売あがったり。

泣いているダイビング業者はここにも、あそこにも、あちらにも、

あんなところにも。

沖縄本島じゃー、石を投げれば、泣いているショップ経営者に当たりそうなほどである。

しかし、まぁー、なるようにしかならんし、

台風19号もできているし・・・・。

けれど、こいつは沖縄には来ないで、

そのまま本土に向うようですけれど・・・・。

 

みなさん、気をつけてねー。

 

2004/9/5

すごい台風になっています。

ダイビングなんてとんでもない。

風雨のおどろしさよ。

 

ニュースによると沖縄返還後、

最も強い暴風になる予定との事。

なんたることか。

真栄田岬はとんでもないうねりになっていました。

今まで見た中で、最高のうねりです。

写真も撮ったので、後日アップしますね。

 

では、台風対策して、早めに帰ります。

こんな日はおとなしくしていないと、危ないからね。

 

2004/9/4

てぇーへんだ、てぇーへんだ!!

沖縄本島の南を通過していくだろうとすっかり楽観していた台風18号の進路が

予想よりもはるかに早く北上してきたではないか?

なんたるハプニング!!

このままではいかん。

いかんいかん!!

おい、キミ、いかん、言うてるやないか。

なんやその態度は?

なんなんや、その笑顔は?

なにもおもしろいこと言ってないぞ。

真剣なんよ。

シリアスなんよ。

今までの台風は微妙にそれていたのよ、

だから、海への被害はそれほどでもなかった。

が、こいつはいかん。

いかんいかん、いかぁぁぁぁぁぁんんんんんん!!

今年の中では1番接近してきたよー・・・・。

どうする?

どうする?

 

ふふふふふふふ・・・。

どうにもならんのだよ、諸君。

我輩はただ待つだけだ。

ヤマトの諸君よ。

いきなり現れたデスラー総督も気が気ではないようだが、

努めて平静を装っている始末である。

 

明日の海がどうなっているかはもう明日になってみないとわからない。

また早起きだぜ。

 

時に今日は潮焼けということでなにか書いてみようか・・・・。

潮焼け・・・、と聞くと、だいたい茶髪を連想される方が多いでしょう。

私も若い頃はパツパツの金髪にーちゃんでした。

そう・・・・、20歳、21、22ぐらいの頃。

正直に書くと、金髪に憧れていたのだ。

しかも自分で染めない金髪。

つまり自然に黒色が抜け、金髪に、最終的には白色になってしまうのだが、

そーいう先輩ガイドさんの髪型を羨望のまなざしで見つめていたのだ。

その頃は、まだまだ今のように金髪ファッションが巷にありふれていない世情だったので、

あからさまに金髪なんかにしてしまうと、

不良に見られてしまっても文句の言えない時代だった。

うーん・・・・、遥かなる90年代。

って、そんなに昔じゃないんだけれどね。

 

でも、ちょっと金髪には憧れてしまっていた。

何故だろうか?

アメリカかぶれしていた?

(うん? 金髪ってことで、すぐにアメリカという国の名前が出てくることが

だいたいアメリカかぶれしているよね。ヨーロピアンだってほとんど金髪なのに・・・・)

確かに洋楽を聞いていたし、洋画も見ていたが、

それだけで?

うーん、今となってもよくわからないが、

金髪に憧れていた時代が確かに存在したんだよね、私の昔に。

 

で、イントラになって初めて働きに出た、サイパン。

休憩の時などは、海水を頭からかぶり日焼けである。

その頃は美白なんて言葉すら存在していなかった時代なので、

日焼けだってガンガンである。

戒める言葉は、せいぜい「あんた皮膚ガンになるよ」ぐらいだったし、

あるある大辞典のような健康番組もなかったから、

安心してバンバン日焼けできたのだ。

だいたい日曜の夜は花王名人劇場のはずである。

いつからあるある大辞典なんて出てきたのだろうか?

日曜日は裸の大将であり、漫才であり、やすし・きよしである。

あ、脱線・・・・。

 

で、海水をくまなくふりかけた毛髪をじっくり日に焼き、

アパートに帰って浴びるシャワーは完全な水ではなかった(塩っぽい水)し、

脱色していく要素は揃えられるだけそろえて数ヶ月を過ごしました。

すると、日に日に黒色が消え、金色に・・・・。

うーん・・・。素晴らしい。

「それって、染めてないんですか?」

「天然なんです」

「嘘?」

「海の潮と太陽で焼けちゃうと、脱色しちゃうんですよね・・・・」

というゲストとの会話すら実に楽しい。

 

どうだ、潮焼けなんだぜ!!

とガラパンの街中を颯爽と歩いたものでした。

 

が、価値観というものは実に変わりやすい。

あの頃にあれだけ素晴らしいと思えていた潮焼け金髪が、

別になにがあったわけではないけれど、

どうでもよくなってしまうんですね・・・・。

 

モルディブで働いていた時もはじめの頃は、

伸び放題の頭髪が望む望まざるに関係なく金髪になっていたのだが、

滞在数年を過ぎると、髪の毛の存在自体が面倒くさくなり、

毛の色なんてどうでもよくなり、

一度はスキンヘッドにしたこともありました。

もちろんスキンヘッドになることはリゾートの支配人の了解を得ていましたけれど。

モヒカンになったり、矢印になるように刈り込んでもらったり、

いろいろ髪の毛で遊んでいた時代も今となっては懐かしい。

 

最近はどうか? というと、

やっぱり海に潜っていると色は抜けてくるのだが、

別に・・・・・。

黒でも金色でも、白色でも、なんでもいいなー・・・という感じ。

身なりにこだわらなくなってしまった。

悪く言えば、ファッションに無頓着。

「悲しい時ぃぃぃぃぃ・・・・、

もう洋服なんてどうでもよくなってしまったお父さんを見たときぃぃぃぃ」

という「いつもここから」のネタを見ると、ドキッとしてしまうようなあなたは

私同様にかなりおじさんであります。

 

まぁー洋服や外見にほとんど興味がなくなってしまった

今の私だが、昔は潮焼けた髪の毛にこだわっていた時代もあったわけで、

人の価値観というものは、ほんまに移ろいやすいのであります。

 

金髪のガイドさんって、最近はあまり見ないね。

いや、見ているけれど、目が金髪の人に慣れているので、

印象に残らないだけかな?

 

まぁー金髪のありふれている今の時代となっては、どうでもいいこと。

海は今日もおもしろかったし、

とにかく、明日、

明日の海が心配なのでした。

チャンチャン。

うまく落ちなかったな・・・・・。

と、いうか落とせなかった。反省。

 

2004/9/1

ふぅー・・・・。

ようやく穏やかな海になってきましたよ。

今日は那覇まで所用で出かけ、海を見ながらスピッツまで

戻ってきたわけだが、今日はいろんなポイントで潜れそうでした。

明日はちょっとネタチェックにでも行ってきましょうかね。

 

明後日ぐらいからお客さんが続いていく。

まぁーいいことなんだけれど、ね・・・、台風がね。

今日のネットの予報のままで行くと、

東風のままでそんなに海は荒れないと思われるのだが、

高気圧のがんばり次第ということになるのかな・・・・。

がんばれ、高気圧!!